最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
オギャァン! 助けて! 第12話! もう、何もかもが繋がっちゃう……。私、嬉しかったり悲しかったりしてアニメ観て泣くことはしょっちゅうなんですが、悲しくもねぇのに訳も分からず涙出たの初めてかもしれん。 どこがやばかったかって、そりゃもう、田中よ。どのキャラも際立ちまくる今作において、やっぱり俺の中のオンリーワンは田中。こいつだけキャラの造形がおかしくて、彼が動くだけでなんか俺の中の情動がヤバい。今回、いよいよ10億を巡る策謀が幕を開け、ヤノが先手、そしてドブが後の先を取る白熱の攻防。全てが狙い通りに進行して、軍配はやはりドブ側にあがる。そりゃそうだ、情報量も人数も完全にドブが上をいっていたのだから、どれだけヤノがしたたかだとて、この状況をひっくり返すのは難しい。大門兄の登場から、ヤノの化けの皮が剥がれるところの勢いがなんとも痛快で、登場から数週が経っているというのに、初めてヤノが韻を踏み忘れて取り乱してしまう様子が実に生々しい。いや、「普段から韻を踏み続ける奴」の時点で生っぽさはないはずなのだが……こんな無茶苦茶なキャラ造形が、この場面のためにあったのかよ、っていうだけで爆笑してしまった。どうせだったら関口の「韻踏めてません!」の台詞もいらなかったと思うんだけどね。視聴者目線からも「韻踏まなくなってる!」っていうのはかなりの衝撃だったから。こんな簡単に、「あ、ヤノは負けたんだ!」って分かる造形、意味わからない。 そうしてドブが勝ちを確信し、小戸川の必死の「他人のふり」もさらりとかわして勝利宣言をあげる。しかし、そこで出てくるのが田中! そう、このシーンで待ち構える田中を見て「ここでの田中かぁ!」と飛び跳ねてしまう。そうだね、あのGPSは田中のものだね(入れた時にはすっかり忘れてた)。もう、田中が出てきて錯乱状態でものを言うだけでも緊迫感がヤバい。ドブが冷静に残弾数をカウントしていたというのがドブの狡猾さを下支えしている(彼にとって、銃の所在とその扱いは誰よりも重要なファクターだったのだろう)のに、我々視聴者は「埠頭での狙撃は田中じゃなかったこと」を知っているので、「ドブ! 違うねん! 撃てるねん!」とハラハラしながら見守る。 その後の丁々発止のやり取りで、どうやら田中は錯乱しながらも自分の置き所が分からなくなっている様子が描かれ、ここまで「なんか半端に小戸川を付けねらってた割に致命的な行動とってなかったなぁ」という謎の答えがさらりと明かされている。小戸川もヤベェ奴の扱いは常識的に心得ており、「とりあえず謝ればなんとかなりそう」ってんでそれっぽい謝罪に臨み、「これで田中もおとなしく銃を収められる……」と思ったところでの呑楽消しゴムである。 「ここで田中かぁ!」の上をいく「ここで消しゴムかいぃぃぃ!!!」という怒涛の連鎖。多分、私この辺で泣いてる。もう、何もかもが綺麗に並びすぎて泣いてる。その後の丁々発止のやり取り、流れるように進むせいでスルーしそうになるんだけど、ドブがけろっとした顔で「ゲームとかやってないし」って誤魔化そうとする手管とかあまりにもドブっぽくてエグいし、そのドブのばっくれをキャンセルしちゃったのが例の小戸川の能力っていうのも「どこまで伏線繋げてくんだ!」って気持ち悪すぎて気持ちよくなってくる。ドブさん、そんな昔から小銭稼ぐ商売してなければこんなことにならなかったのに……。今更ながら英語の「ditch」を調べたらまんま「溝・どぶ」って出てきて絶望したわ。 全ての感情が煮詰まって文字通りに「引き金を引いた」田中。そしてドブも退場することになり、最後の一幕は小戸川とヤノの後始末となるか。いやいや、まだ小戸川についての謎は一切解決してないもんな。剛力先生がここにきて何を伝えてくれるのだろう。白川さんの未来はどうなるのだろう。そして今回急転直下、あまりに切実なホモサピエンスの行く末、それに連なるミステリーキッスの将来、そして大門兄弟の未来……。次回のタイトルは「どちらまで?」。ねぇ、このタクシーはちゃんとお客を目的地まで連れて行ってくれるかい?
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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