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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「セスタス -The Roman Fighter-」 3→3

 最初から最後まで印象は変わらなかったアニメ。やっぱり、このデザインでアニメが観たい層っていないんじゃないかなぁ……。

 今作が狙っているとしたら、多分お届けする層は「原作ファン」なのだと思われる。私のような初見のアニメファンが、このぬるっとしたCGボクシングに愛着を持つとは思えなくて、新規層に作品を届ける力はかなり弱い。キャラCGの出来自体は決して悪いものではなく、例えば「エクスアーム」みたいな悲惨さがあるわけではないのだが、どうしてもCGモデルによるボクシングの試合シーンが軽すぎるせいで、今作で一番見せなきゃいけない「血で血を洗う拳闘バトル」が全く魅力的に見えないのである。同時期に「メガロボクス」があるのもなんだかかわいそうな話で、わざわざ泥臭い画面ですごく嫌な「痛み」を出してくるメガロボクスに対し、こちらはCGモデルどうしのふわふわ拳闘。この辺りの作劇技術は、年々進化しているとはいえ、やはり目指すべきゴールはまだまだ遠い。

 そして、今作で一番よく分からなかった要素は、やたらめったら尺を引き伸ばした構成だった。具体的には、中盤で一気に量が増えた「前回のおさらい」パート。まるで全盛期のドラゴンボールアニメのごとく、「先週の映像」で冒頭3分くらい繋いじゃった回が何回かあり、あんまり真面目に観てなかった俺なんか「あれ、この話、何処かで見たことが……」ってマジで困惑した。わざわざこんな作りにしたってのは、おそらく単純に「1クールにするには量が足りなかった」ってことなのだろうが……そんな半端なシリーズ構成で製作されては、多分原作ファンも困惑してしまうんじゃなかろうか。

 なんか、2期目作りたくてしょうがないみたいな終わり方だったし、ここからキャラが増えて最大トーナメントみたいな展開になったらシナリオラインに面白みは出てくるかもしれないが……どうなんでしょうね。

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