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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「髭を剃る。そして女子高生を拾う。」 5→5

 女の子が可愛ければそれでいい。そういうアニメである。ということは、沙優ちゃんがかわいいのは間違い無いのだから、それはそれでよかったんじゃなかろうか。一ノ瀬ボイスで貞操観念のユルい女子高生が可愛く無いわけがない(今期2度目)。

 「そもそも犯罪じゃねーか」と言われればもちろんそうだし、それを擁護するような展開になるならそりゃ恋と呼ぶには気持ち悪かろうが、考えてみりゃ世に溢れる娯楽の中の空想ファンタジーには犯罪行為など溢れかえっている。人は罪を犯してはならぬと知っているからこそ、フィクションの中にその代償行為を求めるのだ。ミステリだってそうかもしれないし(まぁ、別に人を殺したいわけではなかろうが)、エロもグロも、現実ではお目にかかれないものをフィクションで見るからこその刺激である。本作はそんな「やっちゃいけない行為」を焦らしプレイのごときエロ方向にチラつかせて展開するお話であり、いわば「超薄めて気を持たせるエロ漫画」である。18禁マークがついたエロ漫画だったらあんなことやこんなこと、それこそ犯罪にも異常行為にも平気で手を伸ばせるが、そこまで行かずとも充分に「代償行為」は行えるだろう、ってんで寸止め状態にし、「女子高生、拾えたらいいのにな」を実現してみせた吉田さんのお話なのである。そりゃ、俺だって家に帰ったら可愛い一ノ瀬ボイスの女子高生が味噌汁作って待っててくれたら嬉しいよ。当たり前だよ。そんな可愛い子を家に置いときながら、「順法精神にしたがって手をださない俺かっけー」って悦に入りたいよ。性欲よりも何よりも、優しさを見せるお前カッケーって言われたいよ。……まぁ、多分そんな願望よりも「女子高生に手を出したい」の方が勝つとは思うけども。そんな絶対に現実には起こりえないタラレバを満たしてくれる作品。別に、それは他の娯楽と大差ないではないか。

 あとはまぁ、そうしたタラレバにどれくらいニーズがあるかって話でね。今作の場合、禁忌であるという感覚を強めるために吉田さんが「真っ当な社会人」であることをことさらに打ち出し、そのせいで「真っ当な刺激」として追加ヒロインが2名も登場する。そして、こっちの2名の方がよっぽど「手ェ出しときゃいいのにね」っていうキャラになっているのである。結局吉田ハーレムやんけ。マウントの取り方が雑だなヲイ。まぁ、この尺、この中身で3人っていうのはヒロインの濃度としてはバランスが取れてるほうじゃないんでしょうかね。それにしてもキャリさん可愛かった。なんか、どのアニメを観てもだいたいキャリさんは不憫ポジになるな。

 ちなみに、個人的に今作で一番業が深いな、って思ったのは「市ノ瀬加那が傷心の旅に出る理由を作った自殺少女が石見舞菜香」っていう点。なんだその世界線。

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