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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 イカちゃんの裏番組でイカをむさぼり食う第7話。おい、今期のアニメはどうしてこんなにイカ推しなんだ?

 今回はいわゆるサービス回……のはずなんだが、この作品の場合、水着だろうが全裸だろうが全てネタに見えてしまうため、サービスの方向性は別なベクトルになってしまう。そもそもアルセーヌなんかは普段から露出度の高い衣装を着てるし、他の連中は普段から一切セクシャルなイメージが無いからな。ナイスバディで全裸を披露したはずなのにエロさが感じられずに哀れみすら感じられるコーデリアさんがマジ不憫。

 今回のみどころは、なんといってもG4やアルセーヌなど、メインとなる女性キャラ総出演による賑々しさであろう。普段なら一番やかましいトゥエンティたちがちゃっちゃと退場し、画面を埋めるのはところ狭しと駆け回る9人の女性キャラクターたち。普通、これだけの人数でドタバタギャグなんかやった日には訳が分からなくなって収拾が付かない気がするのだが、この作品のすごいところは、9人が9人とも、ちゃんと見せ場を作ってキャラを立てているというところである。エリーは少し影が薄かった気もするが、G4の面々まで画面上で楽しそうにしているのが見えるのはすごい。

 序盤の海辺のシーンはよく分からないテンポで、「お、今回はハズレ回か?」と身構えた。カニをとられるくだりとか、別に面白くもないのにやたらと尺を引っ張って、あまりこの作品らしくないダラダラしたシーンになってしまっていた(エラい引っ張るから何かの伏線になるのかと思ったのに、特に何も無かったし)。なんだか作画の状態も怪しくて、「これはギャグとしてうけとめればいいのか、それともあっという間に製作体勢が限界に来たのか……」と悩んだものだが、シャロの頭が叩き割られ、つづけて洞窟に入った後からは、真骨頂であるせわしなさが存分に発揮されるエピソードとなった。

 9人全員だと流石に多すぎるってことで、まず落とし穴トラップでチームを二分したわけだが、この4人と5人の組み合わせが意外。今回は一応「ネロのトイズ復活の糸口」っていうのがメインプロットだっただろうからネロ・シャロ・アルセーヌが一緒の組なのはいいのだが、ここにもう一人ついてきたのがG4の遠山咲である。何とも妙なご一行。一方、落とし穴の下に転落したメンバーはG4メインの組み合わせだが、ここに全力全開のコーデリアが加わることで、上も下も終始ミルキィホームズ主体で進んでいる印象になる。つい最近まで特に区別も付かなかった面々なのだが、気付けば随分濃いキャラになっていた。

 ふざけまくったトリックハウスと格闘するドタバタっぷりも相変わらずテンションが高く、強引にエロにもっていく流れなんかも無茶苦茶でフォローの仕様がないくだらなさ。いや、これが全てだと思いますけど。ところどころ入ってくるさりげないパロディ要素は露骨すぎないので逆に病巣が深く見えるし、前半から通してちょっと微妙な作画状態も、なんだかかえって味があるように見えてくる。この作風はずるい。ちなみに今回一番気になったのは、こころのスク水に書かれた「Gの4」っていうネームタグ。いや、それ違うだろ。

 今回は福田道生のコンテ回だったよう。残念ながら見てる間は気付かなかったのだが、相変わらず大ゴマの使い方とか、テンポの作り方が上手い。次はどんなクリエイターのどんな悪ふざけが待ち受けているのだろうか。あかん、気付けば完全にミルキィのペースだ。

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