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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 CV伊藤美来のキャラは基本的に一般企業勤めに向いてない、第20話。過去の履歴を遡っても、普通に働けてる人間がいないような……一応、公務員扱いのろこどるがいるが……。

 というわけで、来るべくして来てしまったくくるブレイク展開である。野生がモットーのくくるをデスクワークに放り込むと死ぬ、というのが非常に分かりやすい顛末で積み重ねられていく。こうしてみると、やはり企業勤めってのは何かをガリガリ削ることを代償にお金をもらうことなのかなぁ、と恐ろしくなってしまう。私の周りの社会人連中も満遍なく精神を壊す連中が多いし、おそらく人類に労働は向いていないに違いない。まぁ、実際には大半の社会人はそれでもうまく生活に折り合いをつけていくものだが……。

 今回の流れ、誰がどう悪いということを一概には判断出来ないのが難しい。基本的には「くくるの自己責任」ではあるのだろうが、ここまで来るとさすがにティンガーラの経営体制に問題が無いのかと言われたらちょっと悩ましくもなる。若手の職員1人が残業に残業を重ねても終わらない仕事を任されているとなると、それはタスクの分配ミスではあるのだろう。「開業からまだ間もないせいでどこも人手が足りていない」というのが本当だとしても、同じ部署の人間(少なくとも夏凛ちゃんと朱里ちゃん)はまだ精神的に余裕があるようなので、もしキツいのだったらそちらに仕事を振って同じ部署でシェアしていくべきである(まぁ、朱里ちゃんはバイトなのでどこまで回せるか分からんが)。少なくとも副館長に打診してその検討がなされないのなら、それは間違いなくブラックだ。

 ただ、問題はくくるがそうして誰かにSOSを発信したのか、という部分である。冒頭で副館長にぶーぶー言っていたシーンはあるが、副館長はあくまで「出来る範囲でやれることをやれ」と言ってるだけだし、「仕事が出来るなら構わない」とも言っている。そこに「くくる一人で全部やれ」という制約は設けられていない。であるならば、くくるは目的達成のためにもうちょっと上手くやる方法があったはずなのだ。実際にプレゼンは完成したのだし、結果的に失敗気味に終わったといっても「やったこと」自体に副館長は文句をつけていない。彼はあくまで「プレゼンが1回終わったから、それを経て次の仕事に移れ」と言っているだけであり、くくるが仕事をしたことについては認めているはずだ。だとしたら、そこで壊れてしまうならくくる自身の限界である。まぁ、どう考えても「精神に限界が来てるタイミングで廃墟を見に行っちゃう」は愚行でしかないのだが……やっちゃう気持ちは分かるからなぁ。本当に重なったタイミングが狙ったかのように下へ下への流れを作っていて、「愛梨ちゃんに会えなかった→仕事のせいで見たいものを見逃している→そういえばがまがまも……」っていう連鎖が勝手に形成されちゃったのはどうしようもない。あとはもう、なんとか負の連鎖を止めて、どこかで「仕事をする意味」を自分から見つけるしかないのだ。

 ほんと、なんでアニメ観ててノルマに押しつぶされる社会人のもがく姿を見なきゃいかんのだ、とは思うのだが……お前は働く、俺はアニメを見る。そういう分業ができることに、私は幸せを感じるのです。

 

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