最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
キーワードが「笑顔」、第22話。どうしてもみっくボイスと「笑顔」が絡むといろんな文脈が……今週はこれの前に「takt.op」でタイタンが「笑顔」に関する話をしていたものだから……まぁ、方向性は真逆のお話だったけども……。 「覚悟の帰還」という仰々しいサブタイトルではあるが、単にちょっとおさぼりしてた職員が仕事場に戻ってきただけである。しかも無断欠勤して小旅行で充電しての帰還。普通に考えたら「なめんな」って言われるだけの案件なのだが、幸いにしてくくるはとにかく周りの人脈の恵まれている。わざわざ駆けつけてくれた風花は言わずもがなだが、同僚たちはみんなくくるに気を使ってくれるし、特に欠勤中に仕事に穴が空いた様子もないので、多分部署のみんながサポートしてくれているのだろう。人手が少なくて大変だと言われている職場にしてはかなり恵まれた扱いである。 加えて「副館長→やっぱ予想通りにいい人」、「プランナーの三浦さん→なんだかんだで結果いい人」と、キーとなるプレゼンに関係してる2人も問答無用でいい人だった。これだけ恵まれた状況でお仕事ができるのだから、くくるはもうちょい職場に感謝しなきゃいけないかもしらん。まぁ、取引先の人が話のわかる人物だったのは偶然だけども。副館長は案の定特にサボりについて叱責するでもなく、なんと逆に転部の話まで持ってきてくれるという大サービス。前回のプレゼンで精彩を欠いたくくるについても「やれと言ったことはやれてたんだからお咎めなし」というクレバーな判断を下していたし、「もともとこいつは館長の謎指令で営業部に来ただけだし……臨時で飼育部に出向するくらい問題ないんじゃね?」という考えでの推挙なのだろう。結果さえ出されば文句は言わないし意向も汲んでくれるのだから、実は理想の上司だったんじゃなかろうか。 ただ、展開として気になるのは、この先くくるが本当に飼育部の方に異動するのかどうかということ。まぁ、その原因がカイにあるとわかったので、そこからの縁を考えれば自然な流れではあるのだが……正直、ここで営業部におさらばして飼育部に転がり込むのは、なーんか逃げてるように見えちゃうのよね。そりゃま、これまでのくくるの考え方なら万々歳なのだろうが、せっかく「営業での実績が出来た!」という記念すべきタイミングなわけで、ここから「営業の仕事でも水族館の魅力は発信できるし、自分に与えられた仕事から間接的に生き物を支えられるんだ」っていう気づきから新しい方向性を模索する方が成長譚としては収まりがいいのよね。すでに飼育部には向上心の塊である風花がおり、そっちはそっちで成長譚として成立しているので……ここで安易に2人が同じ部署に落ち着いちゃうだけでは物足りない。 そして、そんな懸念を感じ取ったかのように名乗りを上げる夏凛ちゃん。一瞬くくるに遠慮して手を下げようとしていたが、彼女のバイタリティはやはりこんなところではおさまらない。いわばライバルとしてくくるの前に立つことになるわけだが、もう、現時点でくくる側がちょっと迷ってるようにも見えるし、飼育部行きは夏凛ちゃんのものになりそうな気がする。長年の夢を優先させ、カイとの関係性を重要視するのか、それともここまでのティンガーラでの仕事の実績を重要視するのか……むしろこっから先が「覚悟」のパートなのかも。
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