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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「大正オトメ御伽話」 5→6

 今期の「こっそり好きだったかもしれない作品」。終わった後に少し寂しくなっちゃう感じは、まさに前クールの「死神坊ちゃん」と同じ感覚。

 やっぱり男子たる者、甲斐甲斐しく支えてくれる可愛い女の子は夢なわけですよ。ユヅの献身的な姿勢、家事を全てこなせる才媛っぷり。尽くしてくれる精神性の中に、ちょっと混ざっちゃう嫉妬にこじらせちゃう素直さ。全部ひっくるめて、なるほど理想のお嫁さん。そして、その相手をする珠彦に関しても、当初の印象よりもずっとまっすぐでいい奴だったな、と思えるようになった。というか、「ペシミストを自称してうじうじしやがって、なんでテメェがこんなデキた子に尽くされるんだこんチクショウ」と思ってたのも最初の数話くらいだったんじゃなかろうか。そもそも出自の不幸からふさぎ込んでいたという外的要因があったのだし、正しい環境で、肯定感を持って育てられればまっすぐに立ち直れるのも当たり前だったのかもしれない。

 そんな「応援したくなる」2人のイチャイチャをゆっくりと描いていくだけのお話。最初は珠彦のせいで周りに敵が多かったようにも見えたが、ユヅの献身と珠彦の成長に伴い、実際はほとんどのキャラが根っこではいい奴だったことがわかり、幸せが伝播していく。リョウちゃんのキャラは強烈だったが、クセが強いだけに味方になってくれた時の心強さも人一倍である。そして物語的なクライマックスとして扱われたのはまさかの震災。「大正っていう舞台設定はそこまで重要でもないなぁ」と思ってたら、まさかの史実トライアル。急激に事態が現実感を帯び、2人の愛情冒険譚も熱がこもった。いつの時代だって、ボーイミーツガールで熱い物語は良いものだ。

 強いて不満点を挙げるなら……ユヅの巨乳設定くらいでしょうかね(個人の感想です)。やっぱりあの歳で、あのキャラだったらぺったんこの方が理想に近いでしょう(個人の感想です)。そこまで欲望を増し増しな設定にせんでもよかったのではないか(個人の感想です)。まぁ、時代背景を鑑みて、「この時代だと巨乳がむしろ恥ずかしくって必死に隠しちゃってるのよね」っていうのがさらなる萌えポイントとして加算されている部分もあるのだろうが(一般的な感想です)。今後の2人の生活を考えると、そりゃもう色々えらいこっちゃ。

 こういう素直なお話が、素直なアニメになってるのも価値がありますわね。原作も大して長くないみたいなので、機会があったら読んでみたい。      

 

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