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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ビルディバイド -#000000-」 4→5

 オープニングがピーク。いや、でも本当にこのOP好きでしたね。京都ファンは是非(?)。

 というわけで今期No. 1のトンチキ京都作品(ライバルがいないが)。当初からクソ怪しすぎた新京都という概念、京都を好き放題にいじる設定としてはなかなか面白かったし、ぐちゃぐちゃの京都がちゃんと意味のある存在だったのはちょっと嬉しい。まぁ、ぶっちゃけその部分は作品の本質とはあんまり関係ないのだが……そうして「設定見てたらなんか楽しかったよね」という感想になったのだから一応及第点をあげてもいいんじゃなかろうか。トンチキSF設定で文字通り「カードゲームが世界を作る」っていう形になったのも一応説明がついたし(???)、「カードゲームでバトルをやりたかったらこれくらい世界を犠牲にしなきゃいけないのか……」という残念な納得感があった。いや、WIXOSSだったらカード単体で世界に影響を与えられたんスけどね。でも憧れない? 「カードゲームが強い奴がこの世界を支えるのだ」って言われたらさ。

 あと、根元となった主人公VS妹の構図がクッソみっともないのも好きでしたね。「妹と一緒にカードゲームしてたんだけど、気づいたら妹の方が上達してて、負けんのが悔しくて一緒に遊ばなくなったら妹が歪んだ」ってどんだけ情けねぇんだよ、って話じゃないですか。才気あふれる妹に好き放題される世界線は幸せですよね。

 唯一の難点は、やはりその製作コンセプト上、どうしてもカードバトルをちゃんと取り扱わなければ行けなかったという部分だろうか。実際にプレイしたことないから定かじゃないが、今作の対戦シーン、多分割と実際の商品での対戦に近い、現実でも起こりうるプレイ状況を意識して作られているように思う。このアニメを見ただけでもなんとなくルールが分かり、そのままプレイにも移行できるように頑張った販促の結果だ。ただ、そうしてなまじ「ちゃんとした」デュエルを描こうとしてしまったが故に、あんま興味がない人間からすると「ピンと来ないし、あんまり長くなくてもいいのでは?」みたいな感想しか出てこない。いや、カードゲームのアニメでカードゲームの要素を取り除いちゃダメなんだろうけど、そこを面白いシーンに仕立て上げられなかったというのが惜しい点。まー、WIXOSSだって対戦シーンが面白かったかと言われれば多分NOなのだが、そうなると、他の部分のシナリオでどれだけ引っ張れるかの勝負になってしまうので、それなら試合シーンは短い方がいいという……本末転倒と言われたら申し訳ないが、それが素直な感想である。

 ま、ガタガタ言うたところで最後まで観ちゃってある程度楽しめたから良し。BLACKが終わって次にWHITEに続くようですしね……禍々しさの象徴になった京都タワー、笑ってまうな。

 

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