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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ヴィジュアルプリズン」 5→4

 今期3本が居並ぶ吸血鬼アニメの最後の一柱。そして、ある意味で「吸血鬼すぐ死ぬ」をも超えるトンチキ吸血鬼たちの宴。

 まぁ、最初からこんな感じだろうな、という気はしていたが、とにかく「ヴィジュアル系」なバンドマンたちが自分たちの気持ちのいいお話を続ける展開。なんとなくオシャンティーな雰囲気は醸し出しつつ、冷静になった途端に恥ずかしさで憤死してしまいそうな、そんな世界である。ま、バンド活動なんてもんは遍くそういうものだよね……だからあんまりキャラクターの心情自体に意味を求めては行けない気がする。こいつらは永久の命を謳いながら一瞬の刹那を生き続けているのである。本人たちとそのファンが幸せならばそれでいいんじゃないだろうか。

 残念な点をあげるとするなら、今作は全てが上松さんプロデュースであり、基本的にどのバンドも通底したコンセプトがあるというか、最終的に全部上松テイストに染まってしまう。もちろんそれぞれのユニットに差別化は図っているのだろうが、どうしたってクリエイターを分けている作品(つまりはバンドリ)よりもマンネリ気味になる。だってどのユニットも全部吸血鬼だからね。まぁ、「ヴィジュアル系」なんだからそのビジュアルで差別化が図れればそれでいいと言う話なのだろうが……あんまりガチで見ようと思わない層からすると、「だいたい同じやな」くらいの認識になってしまい、そうなっちゃうとお話の方も上滑りし始めるという負のスパイラルに陥ってしまった。現代の水準で言えば歌唱パートのCGもちょい硬めで引きが弱かったしなぁ。

 ただまぁ、こうして気になった点をあげつらっていくと、どうしても「いや、ファンじゃない人間から見たらお前が応援しとるバンドリも似たようなもんやぞ」と言われる気がしてどうにも後ろめたい。こればっかりは贔屓目というか、入れ込んできた時間の差があるのでしょうがないよね。上松さん、シンフォギアの新作やってくださいよ。

 

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