最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ぽっぴーにゅーいやー。今考えた挨拶です。作品とは関係ありません。とりあえず新年1発目の劇場作品はこれに決めてました。正直、「Roseliaはそりゃ劇場作品観に行くが、ポピパが海外旅行に行くだけの映画が面白いものかどうか……」と訝しんでいた節はあったんですが、安心してください。ちゃんと面白いですよ。ポピパファンが一番楽しいのは事実ですが、バンドリコンテンツ全般のファンは観に行って間違いないかと思います。お気楽に楽しめる、いわば「FILM LIVE」の延長線上だと思ってもらえればいいんじゃないでしょうかね。
<ということだけ伝えておいて、あとはネタバレ注意>
とはいえ、まず最初に言及しておかなきゃいけないことが1つある。そこだけはどうしてももんにょりしてしまっていたので先に言っておく。多分同じことを感じた人は大勢いると思うのだが……シナリオ上でのマスキングの扱いである。そこだけ不憫! そこだけピエロ! 「劇場アニメだし、一応なんかピンチっぽいことやっとかないとなぁ……」くらいの要請で生み出されてしまったマスキング&ナマコという禁断の取り合わせからの鬱展開。まぁ、そのおかげでRASのステージで劇的な展開になるわけだが……「なんかカンキワマっちゃったから海に出て、たまたま足を痛めた結果ステージの大半を飛ばした上で関係者一同に多大な迷惑をかける」って、本当にマスキングはいいとこなしで可哀想。しかもその理由がシリアスになりきれないナマコっていうのもどうにも……その流れで沙綾がとった行動もちょっと無茶なものだったし、あそこの2人の流れだけは、どうしてもそのあとに引きずっちゃうマイナス要因。せっかくのいい展開も、「いや、でも完全にお前らが悪いし……」みたいな気持ちが湧いちゃうと興ざめである。そこだけは本当にもったいなくて、私としてもどう処理したものかと悩みながら観ていたのだが……。 まぁ、いいか! というのでそこは割り切りました。怪我しちゃったものはしょうがないし、たまたま変な病院に行って、たまたま連絡取れなくなったのも事故だと割り切ろう(一応、連絡がつかなくなる伏線はあったわけだし)。そんで、そこさえ割り切ってしまえば、あとは素敵要素満載の映画なんですよ。これは本当に。 というわけで色々とピックアップしたいのだが……本当にネタがいろんなところで散りばめられているので、ファンだとその1つ1つの情景を切り取っていくだけでもお腹いっぱいになってしまうし、全部書き出すのは無理っぽい。とりあえず総体を確認しておくと、結局今作は「Roseliaが単体で映画化されたのがずるいので、残りのリアルバンドがFILM LIVEにつづいて合同でフェスやろうぜ」みたいなノリの作品である。がっちりライブシーンも描かれており、モニカ、RAS、ポピパのそれぞれのファンにとっては非常に嬉しい構成。モニカが突如乱入してきたのは唐突感もあったのだが、最終的な形を見れば、「ま、こうして先輩バンド達と絡んで大きくなる彼女たちの様子が見られればそれでいいか」という気持ちになる。突如グァムに出現するモニカ、普通に考えればおかしいのだろうけど、どうにもこの世界の女子高生達はいいとこのお嬢ばっかりなので……香澄がパスポートとるのにあれだけ苦労してたわけだが(付き添っちゃう有咲が尊すぎたな)、多分モニカの連中はみんなして事前にパスポート持ってたやろ。あ、ましろだけは分からんけども。 ライブシーンを先に抜き出しておくと、まず一気に引き込まれるシーンとなった「走り始めたばかりのキミに」。なるほど、これをやるために香澄とおたえは居残りと称してアコースティックライブで全国回ってたわけか……。スッと入ってくるりみりんのベース、そして堂々と歌い出す有咲。武道館を経たポピパは素体がすでに強い。モニカは「金色へのプレリュード」1曲だったが、グァムのお客さんも、1発目に登場したヴァイオリンバンドには目を奪われたことだろう。夕焼け空にリンクして画面が金色に輝く演出は当たり前のものだがやはり神々しい。RASは「!NVADE SHOW!」が画面外で演奏されてしまったのが惜しいが、何と言ってもクライマックスとなったドラクレ。このシーンはリアルRASを追っかけてる人間からは垂涎ですよ。ライブで何度も何度もぶち上げられたあの演出が、見事アニメに逆輸入されてピークになっている。こういうことができるからバンドリプロジェクトのメディアミックスは目が離せないのよね。その後のマスキング・レイヤのワンチームっぷりも必見。個人的にはやはり野獣のごときかかり方でキーボードに打ち付けるパレオが毎回好き。 そしてポピパ。ここで「Breakthrough!」がかかるってのはまた斬新な。パンフを確認すると、そもそもリアルポピパがグァムでBreakthrough!のMVの撮影をしたことから、この映画の舞台がグァムに決まったとかなんとか。こちらもリアルからの逆輸入での新しいエピソードが追加され、曲に文脈が付与された。今後は海外ライブで必須ってことになりますわな。そしてこれまたリアルともリンクするが、野外ライブの夕暮れ時の「Time Lapse」は反則級のエモがあるのよ。去年のコニファーも最高だったし……何より曲が格好いい。誰がなんと言おうと、現時点で一番格好いいポピパ曲はこれだと思っとる。そしてロック曰く「アガる曲縛り」ってことで、ラストは星の演出からスタビかと思わせての「ときめきエクスペリエンス」という。この締め方も全部わかった上でやってますからね。ずるいわー。奇しくも3バンド合同ライブの趣となった今作、それぞれの個性も引き立った良い映像になったんじゃないでしょうか。 そして、やっぱり「ポピパの映画」ということで「戸山香澄とは、ポピパとは何者か?」という部分にもしっかり焦点が絞られているのも良かったですね。単に旅行に行って演奏しましたーでも一応映画としては成立すると思うが、それだけでは意義が欠けてしまう。今回の映画の大テーマは、「ポピパの目指すもの」だった。確かに言われてみれば、明確な目標が定まっていないバンドってのは(完成間もないモニカを除けば)ポピパだけ。頂点を目指すRoselia、世界をぶっ壊そうとするRAS、逆に世界をハッピーで満たそうとするハロハピ、芸能界での大成を目論むパスパレ、インディーズバンド業界で並み居る敵をなぎ倒し続けることを決めたafterglow。5つのバンドはそれぞれに目指すところがあるが、果たしてポピパは? なるほど、そこを見定めるためのグァム旅行。もともと「星の鼓動」からスタートしたこのバンドが、遠い異国の空を観て、あらゆる人種、あらゆる言語を乗り越えて、ただみんなで同じ空を仰ぐ。そこには変わらず星が瞬き、誰の目にもそれは美しく映る。ポピパの目指すものは、まさにそれなのだろう。普段、バンドリ作品ってぇとおっそろしいくらいに観客席には女性しかいない。しかし、今回の映画ではかなり早い段階から男性客の存在も確認されており、あらゆる多様性を受け止めた「人々」がそこにいる。みんなの夢を一身に受けての「キラキラドキドキ」こそがポピパの本懐。その魂は世界を渡るのであった。 ということできちんと芯の通った良いシナリオ、良いライブ。今後とも、バンドリプロジェクトの末長く続きますよう。 というので感想は終わりだが、残りは色々と気に入った部分を羅列する形で。 冒頭、とにかくなんでもいいから35キャラ全部喋らせるぞパート。これ、ガルパピコでも毎回節目の話数でやってるやつで、あれだけの人数がひしめいているのに、誰1人かぶるタイミングもなく、綺麗に割り振られて一言ずつ喋っていくという芸術的な流れ。中には1人だけガルパピコと変わらんことしか言うてない奴がおったな(ヒント・どこぞのブシドー)。 今回Roseliaはほぼ出番無しなんですが、グァムに行かなかった理由がFWFのコンテストと日程が被ってたからっていう。なるほどそりゃしょうがない。港友希那が飛行機乗るとき平気かどうかだけでも知りたかったです。ちなみに「武道館直後」という時系列になっているためにシナリオ上でもちょっと前の時代に設定されていることが確認できて、正月にRASの面々が山登りしてたのって、多分舞台版で登ってたの時の山ですよね。 グァム到着後の個別のメンツについての話。モニカの面々、ましろだけ海外であたふたしてるのに、残りの連中が割と鉄の心臓。広町、南アフリカとか行っても同じテンションで活動できそうな気がする。そういやライブパートでの広町の髪が細かく揺れる描写がすごく好き。あとアコースティックライブパートで他の面々が素直に聞き入ってるのに、「ポピパの真髄、見定めさせてもらうッ!!」ってんで射殺すような眼力を向けてた八潮怖い。八潮&若菜さんの「PTAの保護者」コンビ、水着きてても人妻ものにしか見えない。 RASの面々、パレオはこういう時にとことん賑やかしだが、あのトランクの中身は自分の着替え……なんだろうなぁ……チュチュはいつも通りすぎるが、冒頭パートで美竹に煽られてカチンときてたシーンがツボ。今のところ「蘭チュチュ」って絡みはほとんど無いのだが、今後はそこでもすげぇ空気の悪い対立とかがあるんだろうか。あってほしいですね。レイヤさんは何と言ってもおたえとのげんこつコツンが凄まじい。この子、花ちゃんが絡んだ時だけ色々おかしすぎる。そしてマスキング。演奏を観てて泣きながら海に向かった時には「なんかあったのか!?」と身構えたが、あれ、単に感動して泣いちゃっただけなのね。ほんとこの狂犬は……。ちなみに最初に宿についたシーンで荷物あさってるますきさん、しゃがみ方がほんとヤンキーなの好き。 そしてポピパ。沙綾が旅行だってのに一切写真をとる様子がなく、主に撮影はりみばかりだった。ってことはまだ沙綾の趣味発見エピソード前ってことになるんだろうか……時系列覚えてねぇや。まぁ、2年生に進学してからは時空が色々歪んじゃってるのでしょうがないね。そして流石に気になったのだが……飛行機の機内でチョココロネはセーフか? 搭乗時にOKなのか? ……もしかしたら手から無限にコロネが湧き出る能力者なのかもしれない。 最後、おい市ヶ谷、なんやそのどちゃくそエロいネグリジェは。 以上です。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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