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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「最果てのパラディン」 6→5

 今期なろうもこれにて閉幕。まぁ、1つ終わったところで第2第3のなろうが次々と襲いかかってくるわけだが……。ついでに今期の番組感想も一旦区切りかな?(もう、どのタイミングで何が終わるかよくわかってない) 今期感想は37本。いうてまだ頑張ってる方やろ。

 さておき、こいつは割とちゃんとしてる方のなろう。序盤は本当に嫌味なく観ることができて、なんとも複雑なウィルの家族模様は普通に面白く、時には涙を誘うようなシーンもあった。タイトルの通りに、そのままずっとヘンテコファミリーが「最果て」で生活していたら、それはそれで面白かったんじゃないかという勝手な想像もできる。ただ残念ながらそれではお話も進まないので、ブラッドとマリーの2人に別れを告げ、ウィルは人里へと降りてしまった。

 現代の人間と接している間も、メネルのキャラなんかは案外悪くないのでしばらくいい具合に「それなりにファンタジー出来てんなぁ」と思いながら見ていたし、神殿長の物言いなんかはなかなか含蓄に富み、ありきたりな異世界ファンタジーで終わらせてなるものかという意識も見て取れたように思う。ただ、そこからウィルが「強さ」について考える段になると、やはりお約束のオレツエー要素からのイキりが発生してしまい、ウィルの場合はそれが「自分は普通じゃない」というよく分からんネガティブ方向に進んでしまった。一応「自分基準で周りの人間を引っ張り回すと迷惑だから」という理由なのでキャラとしてはブレていないんだろうが、視聴者側としてはそもそもウィル目線で物語を追いかけていたものだから、あんまりウィルが特別すぎる存在だという認識がない。「いきなりそこまで思い詰められても……」という困惑が先に来てしまい、ちょっとラストの展開は飲み込みにくくなってしまった。まー、「つえー」の扱いってのはポジティブ過ぎてもダメだしネガティブなのも嫌味に映るし……なかなか難しいお題であるな。

 とはいえ、少なくともなろう的な嫌悪感があったわけではない。まぁ、そもそも「転生」要素がほぼゼロだったし、途中からどうでもよくなってふつーのファンタジー作品になったのだから、なろうがどうこう言う意味もあんまり無いのよね。ほんと、なんでみんなスタート地点だけは揃えようとするのだろう……。自信を持って自分オリジナルを出せばいいのにね。

 

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