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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」 6

 ブタの逆はシャケだぜ!! さぁ、始まりました。始まってしまいました第6部。あらゆる意味でジョジョという作品の転換点であり終着点。まさか、ここまできちんとアニメ化されるなんて、10年前には思ってもみなかったことなので本当に感無量だ(ちなみに1部アニメの放送がまさに10年前の秋である)。

 ネトフリ先行放送ということで、地上波放送は後追いの形になる。すでに1クールでサヴェジガーデン作戦あたりまでということが判明している状態なので、「どれくらいのペースで進むんだろう……」みたいな心配もしないで済むし、すでに完全製品として納入済みであることが確定しているため、途中で万策尽きることを心配する必要もない。ネトフリで先に視聴こそしないものの、こういう形態だからこそのメリットみたいなものはある(まぁ、完全納品でも作画がグダる可能性はあるかもしれないが)。地上波組は地上波組でのんびり追いかけさせてもらおう。どうせ周りにネトフリユーザーはそこまで多くないので先行かれても気にならんな。

 さて6部。ちょっと気になる部分があるとすれば、今回からこれまで総監督名義でクレジットされていた津田さんの名前が外れているということ。とはいえ今回から担当する鈴木健一氏もこれまでのシリーズで事実上の監督業務を務めていた人だし、これだけ長いシリーズになれば多少出入りがあるのは致し方ない部分だろう。少なくとも製作自体をdavidが担当していることに変わりはないし、画のテイストはしっかり守られているので大きく持ち味を損なうということもないはず。まぁ、そもそも6部は原作時点でいろいろと「おかしい」作品なのは間違いないし……。

 ねー…………。シリーズ中でも賛否が大きく分かれ始めるのがこの辺からっていう認識なんですよね。3部4部5部はトリッキーな部分こそあれ、やはり少年漫画という土台からは外れてない王道作品だったと思うんだけど、6部からは老練の域に近づいた荒木先生が好き放題に無茶をやり始めるタイミング。まぁ、5部のラストあたり(ローリングストーンズとか)ですでに片鱗は見えていた気もするが、6部からはスタンドの概念がかなり曖昧になってきて、これまでの持ち味だった「頭脳戦・心理戦の入り乱れた超絶バトル!」というハラハラドキドキの部分に、「なるほど!!!……ん!わからん?!」みたいな要素が増えていく。もちろんファンはそれも込みでキャーキャー言っちゃうので、我々は6部も本当にリアルタイムでめっちゃ楽しんでいたのだが……いまだに忘れられない、ミューミューの初登場シーン。「これ、どっちがスタンドだか分からんやんけwwww」で一晩盛り上がったあの日の思い出。それ以外にもジャンプ本誌の1ページ1ページを舐めるように読み直し、爆笑していた懐かしき日々。あの時の興奮が、改めてアニメとして蘇るのである。果たしてこれはノスタルジーを満たすだけの内輪向けのカルト作品なのか、それとも、ジョジョという大看板にひとたび幕を降ろす記念碑になるのか……アニメスタッフの覚悟やいかほどか。

 とりあえず楽しませてもらいましょ。何と言っても徐倫役のファイルーズよ。現役プリキュアにオナニーさせる作品を許すな(デスボイスで叫ぶ現役プリキュアを許すな)。

 

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