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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 2日連続での劇場、今日はこちらの作品でした。一応観とかなきゃいかんとは思っていたので。ただ、振り返ると俺、鬼滅の感想もろくに書いてないし、どうもあまりに人が入ってる映画の場合は「別に俺がうだうだ言う必要もないな」ってんで興味が薄れてしまうみたいだ。どんだけ天邪鬼やねん、とも思うが、まぁ、鬼滅にしろ呪術にしろ、テレビシリーズでそこまで入れ込んでたわけじゃないからなぁ。

 

 ただ、個人的には鬼滅よりもこっちの「劇場版」の方が好きかもしれないですね。わざわざ主人公を挿げ替えて1本のフィルムにしているおかげで、起承転結の収まりがよいというのが最大の要因だろうか。キャラの描写もビギナーに配慮して丁寧にやってくれているし、新しい主人公である乙骨の人となりを見る成長譚として手堅くまとまっている。その上で、テレビシリーズで見た2年生チーム(作中ではまだ1年生)が程よく活躍するというのですんなり入っていきやすい。画面の大半にパンダが映っているというのも、考えてみりゃとんでもない話だが掴みとしては上出来ではなかろうか。

 あとはまぁ、やはり劇場クラスの作画・作劇部分が最大の見どころ。例によって「テレビシリーズの時からかっとんでたからそこまでパワーアップしてるわけでもないけど」という贅沢な悩みを抱えてはいるものの、今作のアクションパートの迫力はやはり頭一つ抜けている。それぞれのキャラの流派というか、バトルスタイルの違いがはっきりとモーションからわかる上に全員格好いいというのは素直にすごい。個人的にはマキちゃんの棒術のモーションが好きだったし、何と言っても劇場ならではの大迫力になったのは夏油の三節棍。なんでまたそんなマニアックな武器を使うんだよ、という疑問もあるが、その曲者ツールをきちんと使いこなした上でめちゃ格好いい構図とアクションが決まっている。あの三節棍バトルシーンだけ延々眺めてたいくらいだ。

 ま、そうしてアクション部分さえ見てればあっという間に時間が過ぎていく作品なので、あんまりシナリオの細かい部分とかは気にならんわね。後になって気づいたが、「なんかすげぇ怨霊が憑いてて強いぞ」っていう乙骨の設定って、虎杖と本質的には変わらんのだよな。里香との共闘シーンを見ながら「この構図、最近よく見てる気がするんだが……」ってしばらく考えてたんだけど、そうか、リバイスや。

 

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