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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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86 -エイティシックス-(第2期)」 ー→6

 まるまる1クール分の休みを挟んで何とかゴールインできた。返す返すもスケジュールの破綻はもったいないとは思うが、まぁ、おかげでこうして隙無くゴールに到れたのだからこれはこれで良しとすべきか。きちんとスケジュール通りに放送して一気に2クール目を走り抜けて欲しかったとは思うけども、散々待たされた最終回が綺麗にハマりすぎたのでちょっと下駄履かせちゃう。

 まさかこの設定、この展開で一応それなりに希望の見える終わり方になるとは思ってなかったな。1期の終わりとか、「こんな世界でどんだけ頑張ったってバッドエンド以外ないやん」と思っていたのだが、そこを思い切りひっくり返して綺麗な落し所を見つけた。いろいろと覚悟していた分だけ、この結末は意外だったしありがたかった。シンとレーナの2人がどちらも満足行く終わり方があるってのはご都合主義と言われてもしょうがないレベルではあるのだが、そこまで持っていくためにひたすら86の連中が鬱々と戦い続けてくれていたわけで、害意も敬意も敵意も善意も、きちんと納得できる結末だ。1期ではシンの立場とレーナの立場で視点が2つに割れるので視聴者目線でもその板挟みに苦しむことになったが、2期は基本的にシン目線でのドラマが続くので、1期の時よりも話題はシンプルになって見やすくなったというのも結果的にはプラスだっただろう。シンの物語に視点を固めるおかげで戦争描写にグッとスコープを寄せられるようになり、映像部分でも持ち味を活かせる展開が多かったのもありがたかった。超低空飛行巨大戦艦の絵面とかは見てて笑ってしまったが、1期の頃から延々無人機多脚戦車の戦闘ばかりではどうしても飽きちゃうし、ド派手な兵器での大馬鹿炸裂戦争シーンはアニメ的に大いにあり。チームの面々がそれぞれに居場所を見つけて「生きる」場面が増えているのも嬉しかった。なんだか、終わってみればどのシーンも良い思い出になってる気がするな。あとは久野ちゃんとおっちゃんの父娘コンビ好き。あいつらがいい人らだったおかげで2期を見続けられたからなぁ。ありがとう、善人な大人。

 

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