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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「半妖の夜叉姫 弐の章」 ー→5

 終わってみれば存外いい話だったんじゃないかという気もする。まぁ、古くからの犬夜叉ファンにどう見えたかは分からないけども。

 犬夜叉ファンじゃなかった私でも1期の時に不満だったのは「これ、別に犬夜叉の新作として作る意味なかったやん」という部分だったのだが、終わってみればあの1期は2期目のクライマックスに持ってくるための盛大な「溜め」の期間だったのだと理解できる。まずはとわ・せつな・もろはの新世代トリオのキャラをしっかりと確立させ、それぞれの関係性も手堅く構築しておく。そうして3人が充分に視聴者に伝わったところで、いよいよ「犬夜叉と殺生丸の子供」という属性を活かすために「先代」とのつながりを描いていく。満を辞しての犬夜叉・かごめの登場、そして殺生丸・りんの関係性がどうなっていたかに改めて触れ、それぞれの親子が子供世代とどのように接しているかで対比も描く。当然、ライバルである麒麟丸もりおんという娘との関係性に色々と問題を孕んでおり、そちらとの対比も見どころとなっている。

 まぁ、クライマックスの事件規模が無駄にでっかくなっちゃった上にキリン先生とかいうイロモノ臭あふれるキャラがフル回転で面白くなっちゃったので狙ったのとはちょっと違う方向性で愉快になっちゃった気もするのだが、どこか間抜けな雰囲気も残しつつの二世代協力バトルが白熱したのだから、終わりよければ結果オーライの精神でいいんじゃなかろうか。個人的には「犬夜叉に娘ができたら、確かにこういう関係でわちゃわちゃする愉快な家族でいいなぁ」とか「りんが二児の母になった今、改めてキャスティングの意味が出て実に罪深くて良いな」とかがお気に入りポイント。声優業界の世代交代も順調に進んでるんでしょうかねぇ。

 

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