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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「錆色のアーマ-黎明-」 3→3

 1話目で抱いた第一印象を超えるでもなく、裏切るでもなく、本当にそのまま続いたアニメ。まー、流石にあの1話目でこういう作品だってことは分かってるよなぁ……。

 いや、でも印象はそこまで悪くないっちゃ悪くないんですよ。お手軽低コストCGキャラデザも慣れればそこまで見辛いもんでもないし、シナリオラインは非常に分かりやすい少年漫画なので可も不可も感じようがない。映像クオリティのせいでとてもじゃないが戦国時代に見えないという大きな難点は抱えているものの、雑賀の孫一という謎多き歴史上の人物を描くにあたり、「好きに描いていいならこういうキャラもありじゃない?」という1つの可能性を見せてくれている。どうせ戦国武将なんてこれまであらゆる媒体で好き放題いじられてるもんで、戦国BASARAに至っては女体化までこなしているのだから(中の人のおかげで私は好きなんですけどね)、こちらの舶来孫一だって割と面白いキャラにはなったんじゃなかろうか。

 ただ、そうしてシナリオは成立してはいると思うが、残念ながらアニメ作品としては私が全く求めないものになってしまっている。やっぱアニメなんだから、画を見て楽しくないとダメだよ。戦闘シーンなんかが本当にプレステ2くらいのクオリティだし、下手したらキャラの動きで何してるかもよく分からんところもある。動きに重みを与えることもできないので「アニメ」というより「3Dモデルをなんか動かしてる再現VTR」のレベルでは、アニメとして評価するのは難しい。そしてやっぱりアニメに向いてなかったキャスト陣。色々とダメを重ねる要素が多すぎて、点数をあげるわけにはいかなかったのだ。

 ただ、こうしてダメと並べた要素は本当に「アニメだと大事な部分」なので、もしかしたら今作の出自となっている舞台の方は普通に面白い可能性はあると思う。実際、番組後のメイン2人の顔出し番組はふつーのバラエティになってたし。何事も適材適所。メディアの違いを理解しましょうって話で、アニメにするなら、きちんとアニメにする意義を与えてくれ。

 

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