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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ルパン三世 PART6」 5→5

 飽きもせず、と言ったら失礼になるのだろうか。ただ、本当に飽きもせず、飽きさせもせずにこれだけ続いてるシリーズってのは素直にすごいと思うんだけどね。

 わたしゃそこまでルパンフォロワーではないので、それなりに見始めたのは第4シリーズからだし、間は割と長いこと空くので毎回前作の記憶はリセットされた状態で「なんとなくルパンだよなぁ」と思いながら観る程度のスタンス。そのせいで、今回みたいに過去シリーズから続投してるキャラがちょこちょこ出てきたりすると割と困る。特に前半のホームズ編(?)あたりは色々と関わり合いが大きく、ちょっと腰が引けてしまった部分もあっただろうか。まぁ、最終的には「レストレードはそんなこと言わない」みたいなところが引っかかったけども。

 転じて後半戦はなんと「ルパンの母親」というとんでもない要素に切り込んだ意欲作で、ルパンのオリジンが分かるやら分からないやらという謎でストーリーを引っ張ったおかげで割とみやすかった。「騙し騙され」のバトルってのは視聴者側も「どこまでが虚構なんだ?」というのが分からず、全部ふわふわと浮ついた状態で見守る必要があるのでどうにも身が入らないという難点があるのだが、幸いルパンはベタでもいいので王道的な展開を、という意識が持てるのである程度邪推は押さえ込んで楽しむことができるというのはありがたい。ま、結果的にはそれでも「分かったような、何も分からんかったような……」みたいな終わり方になってしまったわけだが、それもハナから織り込み済みだったので問題はないだろう。総じて見れば、長期シリーズで色々触れにくい領域も出てきそうなところを、攻めの姿勢で新しいことをやろうと挑戦している姿勢は悪くなかったと思う。ベタでレトロなのにどこかに新鮮さ。これがルパンの良いところ。

 ちなみにそんな時代の変化の中で一番頑張ってるのって多分ルパン本人なんだよな。シリーズが進むごとに、時代のニーズに合わせて毎回泥棒スキルの修練を重ねている。前作時点でドローンの操縦とかも全部こなしてたけど、最近は電子セキュリティばかりを突破しなきゃいけないからほんと大変。今や一流のクラッカーとしても活躍できるレベルのスキルを持ってるルパン、下手したらもともとのファンとは解釈不一致かもしれんな。

 

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