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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ヴァニタスの手記(第2クール)」 ー→6

 色々と綺麗な作品だった。純粋に画面もそうだし、構成も、物語も。

 これにてひとまず、去年1年やたらと続いていた「吸血鬼アニメ」の流れが一段落……だと思う。いろんな吸血鬼が画面狭しと活躍してくれていたが、その中でも一番背徳的で、インモラルな吸血鬼模様が描かれていたのがこちらの作品だったんじゃなかろうか。まぁ、純正の吸血鬼扱いしていいのかどうか微妙な連中も多かったが……。

 正直、2期に入ってジェヴォーダン編になってからはストーリーが脇道に逸れたんかなぁ、と思ってちょっと心が離れた時期があったのだが、そこでのけじめをつけた上でちゃんと軸に戻ってきてたっぷりとヴァニタス・ノエの物語を展開してくれた。2人して生い立ちがとにかくエグいもので、互いの不幸自慢をぶつけ合いながらも傷を舐め合うような関係性はなんともなんとも。そんな生き方してたくせしてこいつらちょいちょいかわいいことやってたのかよ、っていうギャップも魅力になってます。この「かわいい」が突き抜けたのがジェヴォーダンから帰ってきた後のジャンヌ話(20話)の時。この話数のジャンヌがマジでヤバかった。圧倒的なラブコメパワーに満ち満ちているのだが、特にジャンヌは1期からの蓄積があるもんだから、ほんとチョロ可愛くなっちゃってまぁ……それに引っ張られるヴァニタスについても「諦めろ! さっさと堕ちるがいい!」と精一杯応援しちゃいますよ。ほんとにね、カップルが男女揃ってかわいい。ドミニクも最初は単に「かわいい」だったんだけど、ラストでのノエたちとの地獄の生い立ちを見せられると、それはそれでギャップというか、かわいそかわいさが増すというか。どこの人間関係をつついてもヒドくて素敵。そんな血濡れのロマンスでございました。

 こういうタイプの作品って、少女漫画とか読まないと摂取しにくいので、なかなか漫画原作を拾いにくいんだよね。アニメ化された時にはなんとか取りこぼさないように気をつけないと。

 

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