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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「可愛いだけじゃない式守さん」 5

 阿波連さん、古見さんに続く3人目のヒロインが登場だ(社畜さんはノーカンな)。高木さんや長瀞さんとかも全員集めて「○○さんアベンジャーズ」みたいなのを結成したら最強は誰になるんだろう。検討したことは無いが、最強候補の1人となるのは、この式守さんだろう。

 原作は無料配信分があったので数話分くらい既読。おかげでおよその雰囲気はわかった上で視聴を開始できたが、アニメ化に際して一番注意を払ったのは、もちろん式守さんのイケメンっぷり、規格外のスペックをどれだけ神々しく描けるかという部分だろう。制作は動画工房なので作画クオリティは無問題だが、普段の動画工房とはちょっと雰囲気が違うデザインになっているのは、過去のいわゆる萌え系の作品よりも頭身が高く、「可愛い」だけじゃなく「格好いい」を見せる必要があるための措置だろうか。キメのシーンの表情なんかも理想通りにキマっており、作品の持ち味は100%で発揮できていると思う。キャラデザとの合わせを狙ったものだろう、背景もすべてCGモデリングで構築されている部分がちょっと浮き立っている部分は気になるが、まぁ、これも全体の整合性を考えた上でのものだろう。ちゃんと「ならでは」を作れるというのは良いことだ。

 ただまぁ、そうして描きたいものは100%で描けているとは思うが、やっぱり出オチというか、シチュエーションラブコメなので「多分今後もこの調子で続いていくだけだよなぁ」という諦観めいた気持ちはあり、そこまで上にハネることは無い気はする。実は監督が「先輩がうざい後輩の話」と同じ人なのだが、あの作品もまさに「画面は完璧だし作品の魅力は100%発揮できているだろうけど、それが延々続く」というデザインで、そこまで熱心に見守るようなものでもなかった。式守さんは、ここから第2形態、第3形態と我々を驚かすような進化を見せてくれるだろうか。

 あと、これは完全に外的要因なのだが、せっかくこのクオリティを提供してくれている動画工房がコロナの影響で一時スタジオ閉鎖という残念なニュースも飛び込んできている。どうやらダイレクトに今作に影響を与えてしまうようで……いかんともしがたいところだが、可哀想な話である。

 

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