最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
突然のセカイ系、第8話。いや、私は「セカイ系」の正しい概念を理解してないのだが……こういうことではないか? 前回はエクアの過去に迫るようであんまり迫らない始まりのお話。そして今回は一転、この世界の在り方を見せて一気に核心に迫ってるようであんまり迫らないお話である。まぁ、これまでも充分に頓狂な世界が繰り広げられてきたのだから、その「セカイ」そのものに何か大きな力が働いていたとしてもそこまで驚きはないのだが(むしろ、ここまで各クラスタ独立して異形を形成していたことを考えるなら、強力な外的要因の存在があった方が自然だが)、どっちかっていうと作品世界の変質よりも、番組そのものの空気感の変質の方が驚くべきところである。今回はほとんどおふざけ無しで、最後は泣かせにくるという、あるまじき事態である(今作に何を求めているかによるだろうが)。まぁ、突然こんな風に振られたところで泣けるわけはないのだが、今まで散々おちゃらけてきただけに、ぼちぼちラストに向けて襟をただして見守っていく必要もあるのかなぁ、と気分を改める次第。 逃がし屋稼業に関してはAパートであっさり解決。史上最も何もない虚無の逃がし屋業務である。ただ、そうしてクラスタとクラスタを繋げる貴重な存在としてエクアたちがいることを確認しつつ、「まぁ、そのクラスタってのも、超越存在によって定義される一つの箱でしかないんだけどね」という無情を少しずつ掻き立てていく。なんと言われようとこれまで見てきたアホらしいクラスタの姿が霞むもんでもないのであんまり虚無感や無常感は感じないのだが、今後「逃がし屋」というお仕事を見続ける上で、一つのクラスタから人を逃すというのがどういうことか、という部分について多少考えを改める必要はありそうだ。「逃げたい人を逃すのが仕事」であり、そこに関してフェレスから「逃がしたことで他人が不幸になるのはいいのか」という問いかけがあった。仮にこれが人間対人間の関係性であるなら、別れさせ屋みたいなもんなので別に構わないと思うのだが、「逃がしたことでそのクラスタの人口が減る」→「クラスタの存在が認められずに消滅する」という構図があるのだとすれば、逃がし屋というのは実質的にクラスタの削除人みたいなものだとも言える。エクアはどこまでこの世界のことを理解した上で、逃がし屋という過酷な仕事を始めようと思ったのだろう。 まー、真面目に考えても意味はない作品な気もするのだが……ここから一気にシリアス固めが来て、驚天動地の世界観が開陳されたりしたらそれはそれで面白そうだ。
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