最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
くま茶、第10話。何が何だか分からない世界だが、まぁ、マルテが飲んでるならしょうがないかな……。 さて、ここ2話くらいで一気にセカイ系な雰囲気が増してきた本作だが、セカイ感が出て来れば、当然それをぶっ壊す展開になる。これが10話目の展開というのは至極真っ当なものだ。……と感じるのは1クール無茶苦茶アニメに調教されすぎなんでしょうかね。ついにエクアの口から語られた逃がし屋の真実。それは依頼先となっていた「M」の正体の話であり、これまでの逃がし屋稼業で使ってきたあれこれの話であり、そしてエクアの能力・フェイタルラックの話でもある。全ては超越存在が仕組んでいたことであり、エクアはその中で駒のように使われていただけ。でも、「何故逃がし屋をやっていたのか」という部分だけはエクアの本心なので、その1点だけで、ガラガラと崩壊した世界の中でエクアはエクアたりえている。しかしそんな人間性を除けば、これまでみんなしておちゃらけ笑顔でヤベェことをホイホイこなせていたのは全部神の御業。それを取り上げられたら、急激にシリアス度数が高まり一切のギャグがなくなるのも仕方のない話である。 万能と思えたフェイタルラックについては、「とにかく運がいい」とかいう能力ではなくて「数秒先の未来が見えていた」という説明がなされたが、まぁ、どっちにしろ世界の条理を曲げる力には違いない。一応真面目に考えてみると、これまで何度も何度も行われたゲートコードの切断みたいな状況下では、エクアは「答えを知らずに適当に切った」ではなく、「とりあえず切ってみて間違った未来だったらキャンセルできた」ということになる。具体的に彼女からどう見えていたかは分からないが、例えるなら「十二大戦」のネズミみたいな能力をいっぺんに処理してたビジョンなんだろうか。例えば今回は「8本のコードのうち1本が正解」だったが、端から切っていく未来を探り、当たりを引くまでそれを繰り返す感じ。……まぁ、よく分からんがそういう使い方だったのだろう。なんにせよ、それは「未来が分かる超越存在」がいなければ貸与だってされないわけで、ザ・マネージャーは確実に「未来を見せるくらいのこと」ができるってことだ。現実世界であると仮定すればそれは不可能であり、この世界はなんらかのシステムにより監視・操作された一定秩序の中の「閉じた世界」であると考えるのが自然。まぁ、ラプラスの悪魔であれば現実世界でも同じことはできるが……どうも作品の空気からしてそういう方向性ではなく、何かエクア達の世界には「制御可能なツマミ」が付いてる感じがあるのよね。 今回のお話で疑問が残ったのは2つ。1つは、お茶の水脱出に際してのエクアのコード切断の結末。結果的に秋葉原にいたのだからあの選択は1/8を成功させたとみるのが自然なのだが、それが偶然だったのか、なんらかの理由があったのかが分からない。そしてもし偶然だとしたら、何故そのようなシーンが入るのかも分からない。普通に考えると、「エクアは完全に能力を失った」ことを見せるなら偶然コードを選べたのはノイズでしかないわけで、今回わざわざあのシーンでコードを切らせたのは、彼女の中にザ・マネージャー以外の超越存在の意志が介入しているか、もしくはザ・マネージャーはやっぱり彼女の能力を剥奪していなかったかのどちらかである。少なくとも今週のラストまでにそうした展開の片鱗が見当たらなかったのだが、果たしてどういう展開になるのか。 そしてもう1つの分からなかったこと……というか深読みできそうなポイントは、冒頭のスマホを落としてマルテとごっつんこしたシーン。よくあるアニメ的な展開なら、あのシーンでマルテと人格が入れ替わりそうだと思ったのだがそんなこともなかった。あれは単に「エクアのフェイタルラックがなくなったので、マルテと頭ぶつけちゃったんだよ」というだけのシーンなのだろうか? それにしちゃぁなんか思わせぶりだった気もするし、フェイタルラックの喪失は他のシーンでも散々言及されてるので、わざわざあそこで描く必要もなかった気がするのだが。マルテとぶつかったことがプラスかマイナスかどっちかは分からんが、ザ・マネージャーの意図を越えるなんらかの偶発的展開に繋がったらちょっと面白そう。こっそりエクアの脳内にノーパン派議員だけ移り住んだりしてないかな……。
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