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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 女の子が取っ替え引っ替え部屋に来てるのに頭の中は先輩のことばっかり、第11話。この構図、「アスナとかアリスとかいっぱいいるのに思い出すのはユージオのことばっか」なキリトくんとめっちゃかぶるんですよ。結局この2人の関係性に女人の立ち入る余地が無い……。

 いつものネタはさておき、変なサブタイトルだと思ったらお話の中身が「善哉」だったというお話。一応気になってぜんざいの語源をググってみたが、はっきりとはわかってないみたいですね。少なくとも今作は「善き哉」という解釈だったということで。まー、このアニメはどのお話を見ても最終的には「善き哉」となるんですけどね。いや、どうだろう、どこをどういじったところで、やっぱり一果が親父さん(巴)にやられたことはほんとのほんとに畜生の所業なので、今後再会する展開がきたときには、どう足掻いてもそこに言及する必要はあると思うのだが……まぁ、あんだけ長いことほったらかしだったお母ちゃんとの再会でもそこまでピリピリした展開にはならなかったのだから、案外親父相手にも丸く収めることができるのかしらね。ここまでずっとクールにキメてきた一果ちゃんが、唯一の弱点(?)である父親の顔を見て揺らいで壊れる姿は、見たいような見たくないような……まぁ、そうして壊れないようにするためにあんだけクール系リアリスト小学生を演じているのだろうけども。彼女の内面にどかどか土足で踏み込んでくる和はある意味で人の心がないのかもしれないな。

 Aパートは病床の和が先輩との過去を夢を通して思い出していく展開。夢と現を行ったり来たりするお話ってのはアニメにおいては幻想的なモチーフを扱ったりするものなのだが、今回の夢に関しては単なる回想シーンでしかないので、そこに想像が絡む余地はあまりない。むしろこうして現実から切り離されたところで回想されるにとどまったが故に、和の口からフワッとした情報しか出てこず、「和の話す先輩=一果の親父」という視聴者目線では明らかな事実が作中人物たちにとっては明確でないという、ある種の叙述トリックみたいな状態になっている。でもさ、今回の記憶を見るに、緑松の親父さんと女将さんは一果の親父のことを認識してるはずなんだよね? 和の先輩として何度も店に顔を出してたんだから顔見知りなはずだし、ちょっと会話してたような描写もあるし……でも、和に対して「一果の親父、お前の先輩やで」という話はしてないという。巴が一果を店に連れていくまでに疎遠にはなってたようなので、その間につながりが切れてしまってたのかしら? よくわからんけど、本当にギリギリのバランスでつながりそうなところが繋がってないのはアンジャッシュコントみたいでハラハラするわね。

 そんな状況でも一果ちゃんは気丈に生きているが、今回は「雪」という記憶トリガーに心を揺さぶられてちょっとアンニュイ。普段から不機嫌そうにしてることは多いけど、今回はどっちかというと「不安」かな。意外だったのはそんな一果の変化に、和がきちんと気づいていたということ。朴念仁に見えて、そういうとこで意外とポイント稼ぎにくるんよな。美弦ちゃんも佳乃子さんも、そういうところにやられてしまったのだろうか……今回のリアクションを見る限り、彼女にしたときに危険度が高いのはむしろ美弦ちゃんの方な気がするよ。

 

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