最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
嵐の前の穏やかさ、第11話。絶対来週は一波乱あるのが確定なので……今回くらいは、各方面からの温かみを享受しようではありませんか。 さて始まった文化祭。相変わらず忙しそうにパタパタと動き回る美津未は、普段は見えない色んな友達の「周りの環境」が見えてしまってちょっとブルー。仲のいい友達には違いないが、自分以外はほとんどが東京出身者で、すぐ近くの手が届くところに「中学までの輪」がある。外面の良い江頭さんは当然だし、誠にだって中学時代にずっと付き合っていた濃い友達がいるのだ。もちろん美津未だってふみちゃんみたいな大親友がいることはいるが、残念ながらそれも遠く石川の地。今回の文化祭ではどこか疎外感を覚えてしまっていた。 しかし、そんな美津未の面倒なブルーも、今の友達グループはしっかりとフォローしてくれている。一番のきっかけになったのは「中学時代の人間関係で色々あった」という村重さん。彼女はほぼ中学までの友人関係を切り捨てており、さらに現在進行形で(特に異性との関係性で)他人には分からない悩みを多く抱えている。その分、気兼ねなく付き合える美津未たちのグループが本当に大好きなようで、いわば美津未と同じ「高校デビュー」の変形版なのかもしれない。誠意を持っての関係性なら年月なんて関係ない。そう言ってくれた村重さんの一言に、美津未は心が軽くなったのを確かに感じた。まだ半年しか経ってないけど、江頭さんとの距離感は随分変わったし、もしかしたら一番ずけずけものを言い合えるのは彼女かもしれない。相変わらずコミュニケーションが下手な誠だって、今の友達である村重さんや美津未のことを大切に思ってくれている。この関係性は、間違いなく美津未が東京に出てから手に入れた財産であろう。 もののついでではあるが、兼近部長もなんだか報われていたようである。久しぶりに会った知り合いに演劇の内容を絶賛されてタジタジの部長。直前で村重さんの言っていたように、きちんと自分の作った作品と向き合って評価してくれる人間というのはそれだけで貴重なものである。ましてそれが絶賛の嵐だったりしたら、そりゃぁ嬉しいに決まっているさ。彼の大願も、ここで1つ叶えられたのかもしれない。そして、兼近はそんな結果を出したこの度の演目も「ゴール」だとは全く思っていない。「食事とか睡眠みたいな日常の当たり前の行為に、ゴールなんて見えるものか」というのはなかなか的を射た発言な気がする。もちろん夢や目標を大きく掲げることは大事だが、それが終わってしまって人生に意味がなくなるようでは話にならない。ただ高みを目指したいという青臭い向上心は、まだまだ先の長い高校生の人生を考える上で、単純なエネルギーにしていただきたいところ。小難しいことを考えすぎる聡介の場合は特にね。 というわけで、さまざまな「救われた」関係が先に描かれ、さて、物語の焦点はいよいよ聡介へと絞られていく。まず登場したのは動物園の時にちょっと触れた弟くん。志摩家の複雑な事情のせいで聡介はこれまでこの3歳児に面と向かって対峙したことがなかったらしいが、学校という(弟君にとっては)非日常の空間で、ついに兄弟が本音でぶつかり合うチャンスが生まれた。弟君、3歳児とは思えないくらいに分別があってお利口さんやったな……今回の描写からしてママンもやっぱりいい人のようで、かつて色々と苦労をしていた分が、現在は少しずつ報われている段階なのだろうか。ここでもう一波乱起こってこのお母様の顔が曇るのが一番辛いところだが……。 奴が来るんだよなぁ……聡介は部長先輩の演劇とその評価を見て、おそらく「演じること」への引け目が幾らか払拭されて前向きになっているタイミングだと思われる。弟との関係性がちょっと前進したことも、彼にとっては大きなプラス。この文化祭で何か殻を破れるタイミングかと思ったのだが……頑張って欲しいね。色々とややこしい事情を抱えているので、美津未が単純な力業で乗り越えてくれるかどうか……聡介、もうクラス全員に助けてもらうくらいのキャラでもいいと思うのよね。悪い奴じゃないんだしさ。
PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/22)
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|