最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「絆のアリル」 4→4 「案外観てて退屈しなかったな」というのが率直な感想。そう、思ってたよりもアニメとしては成立してたと思う。いや、面白かったかと言われたら数秒の逡巡ののちに首を横に振るしかないとは思うのだが。 「VTuberを題材にしたドラマ/アニメ」と言われて、最終的にこのデザインになったのは割と間違ってない判断だと思う。Vの者が信仰にも近い絶対的な人気を集め、その頂へと辿り着きたい若者たちの奮闘記。そこには現実とリアルの狭間で奇妙な活動を続ける夢追い人の姿があり、それを何となくぬるっと受け入れる民衆がいる。変な世界には違いないのだが、よくよく考えてみりゃ受けて側としての客層は現実のそれとほとんど変わらない。数年前までは単なる夢物語だった「バーチャルの皮をかぶった人間」があっという間に市民権を得て爆発的に数を増やしている現代、この世界の何がおかしく、異質なのかもよく分からなくなっているのが現状。だとするなら、この設定ももはや「変なアニメ」ではなくて「現実と地続きの青春ドラマ」と受け入れることもできてしまうのかもしれない。どうしてもヘンテコなガワにばかり目がいって色眼鏡で見てしまいそうな作品ではあるが、シナリオ部分の骨子だけを取り出したら、すんげぇ普通の「友情・努力・勝利」の物語だったのかもしれない。 その上で、テーマである「VTuber」要素もしっかり異物感として残してあり、あの「なんかV が動いてるだけで別段面白いことやってるわけでもない」という生温い妙な質感。決して気持ちの良いものではないが、「こういう奴、今いっぱいいるんだよね」という妙な説得力や切迫感も出ている気がする。そして、私自身があんまりVの者に肯定的でないが故にこうした感覚を「生温くて背中が痒くなるようなキモさ」と受け取ってしまうのだが、Vの文化がすっかり日常に定着し、愛好している人たちから見たらもしかしたらゴテゴテの「作り物」のアニメよりも、「奥の人」が見えるVをイメージしたこちらのアニメの方が自然体で受けいられる可能性すらある……というのは言い過ぎか? まぁ、何にしても私から見たら「別に面白くはない」文化であるし、相変わらず「別にアニメで見んでもよくない?」と思っちゃうので大きく得点をあげようなどとは思わなかったが、これはこれで責任を果たした作品作りだったような気はするのだ。多分、これのベクトルがちょっとズレるとダテコー作品みたいな方向性になるんだと思う(それは違うよ!)。
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