最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
少年よ、コアリクイを抱け、最終話! 想像以上にハッピーエンド、これがアオハルかぁ……。 というわけで、恐れていたような修羅場はほぼ訪れなかった。それどころか、今回美津未が積極的に介入した行動はコアリクイのみ。まー、美津未の立ち位置を考えればそれだけでもだいぶブレイブな行為ではあるのだが、今回の問題はあくまでも聡介のもの。彼自身が気づき、向き合い、乗り越える必要があった。そこに関わった聡介の母親、そして梨々華など、聡介が一回り大きくなることで関わり合う人たちにも変化を与えていくことになる。そして、そんな聡介が変化したのは、やっぱり美津未のおかげ。何か直接の働きかけがあるわけじゃなくても、そうして少しずつ影響を与え合い、良い方向に成長していける。これこそが人と人との繋がりってことなのだろうなぁ。 梨々華との問題は、聡介が自分自身と対話することでブレイクスルー。自身が本当に「他人のことしか気にしていなかった」という何とも破滅的な状況にあったことに気づいた聡介。これまでの人生は、ただ周りに合わせることだけを目的として、そこに居心地の良さを覚えてすらいた。まぁ、そうして合わせようと思えば何でも合わせられる万能選手の聡介だからこそ選べた道であり、ずいぶんと贅沢な話ではあるのだが、高校に進学して岩倉美津未という見たこともない珍奇な生き物と出会ったことにより、そうして「合わせる」だけの人生への疑問が浮かぶようになった。そこにあるのは間違いなく「自分」であり、生きている意味、友達と関わり合う意味を考えていたら、聡介は素直に「そっちの方が良くない?」と思えたのである。そこには大きな目標を達成した兼近部長の影響もあったし、やはり「見たことのない人たち」との交流が嫌でも聡介を変質させたのだろう。 「他人が羨ましい」。そんな当たり前の感情が初めて芽生える聡介。合わせる対象としてではなく、憧れる対象としての他者に出会ったことで、初めて自分の意思でやりたいことが出来た男の子。そりゃま、一度決めたら強い子だから。梨々華との関係性は、別にここでバチっと切れるわけでもないし、切る必要もない。互いに足を引っ張り合う関係も、かつての聡介には心地よい部分もあっただろうが、今はもう不要のものだ。どうやら梨々華さんも決して単なる下衆ではなかったようだし、1つの拠り所を失ったとて、また改めて前を向く努力はできるのだろう。ハンカチは洗って返せよ。 聡介の成長、それは高校生男子としてはごく普通の、何の変哲もない日常の1ページ。そして、そんなたくさんの代えの効かない日常が詰まっているのが、青春時代なのでしょうね。美津未の学園生活もここからが本番だ。さぞかし刺激に満ちた、楽しい2年間になるに違いない。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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