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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 俺はいったい何を見せられているんだ……第10話。いや、このアニメの感想はだいたい毎回そんな感じだけど……シリアスとギャグ……というかトンチキの温度差が激しすぎてどこを食べたらいいか分かんなくなるタイミングがしょっちゅうある。

 序盤は圧倒的シリアスパート。前回暴走してしまったトースマン親玉はヘルクでさえも苦戦するようなとんでもない相手かと思っていたが、まだそこまでの強敵ではなかった模様。多分本気で相手してたらヴァミリオも1人で対処できただろうし、放っておいても暴走の代償として自壊していた可能性もある。とりあえずヘルクがワンパン入れて勝利だ。個人的にちょっと驚いたのがヴァミリオの炎が敵の腕を薙ぎ払ったところ。「質量を持つ火炎」ってあんまりみない概念だよな。焼き尽くすんじゃなくて切り落としたり吹き飛ばしたりできる炎使いって案外珍しい。いや、ヴァミリオクラスの強さだったら自分の得意種目で何でもできる可能性はあるが。

 そうしてトースマンを撃破し、想像以上に可愛らしかった呪われた民を救ったところまでが一応今回のシリアス。呪いから解放されて喜んでた村人たちの中でも姫様だけ明らかに種族が違うくらいの美少女だったのをみてヴァミリオがなんか突っ込みたそうにしてたけど、あそこで余計なことを言うのも野暮だってんで飲み込んでたようにも見える。結局なんだったんだあいつら。

 そうして更なる旅路を進む3人(2人と1羽?)だったが、どうにも世界の変容はヴァミリオが想像する以上に進行していたようだ。ヴァミリオも魔王喪失後は多分魔界の復興に全力を尽くしていただろうし、領土から外の状態ってのは何も知らなかった様子。まぁ、元々魔族が外界の情勢に興味がなかった可能性もあるが。帝国の領土外っててっきり人間の世界が広がっているものだと思っていたが、今回の村のように、どっちかってぇと亜人(と言う概念がこの世界にあるかどうか分からんが)の人口の方が多そうではあるね。これまで「魔族VS人間」てのが世界を二分する勢力図なのだと思い込んでいたが、「魔族」同様に「人間」もこの世界においては数多ある種族の1つにすぎないのかもしれない。そして、その人間だけが天使に覚醒できるのだとしたら……面倒臭いなぁ。

 後半はもう、ほんとに何してるかよく分かんないパート。いや、分かるよ。いわゆる「味っ子」的料理バトル漫画のパロディを全力でやってるだけなのだが……いや、あの前半戦からそのノリにいきなり合わせるのは無理だって。あれよあれよと不条理が進行し、終わってみれば「そうなれば、そうなるやろ」というだけの話。面倒ごとはすっ飛ばしてさっさと地図渡せや。今回のくだりが実は伏線になってて、後からあのレシピ本が意味を持ったり、アージカバが後半に再登場したらどうしよう(いらん心配だ)。

 アージカバはどうでもよくて、どっちかというと重要なのは路上で歌っていた吟遊詩人の子。ちなみにCVは愛美。歌う役だと最近ちょこちょこ出てくるようになったな。さて、次の流れはどこにつながっていくのかな? もう、ずっとこのヘルク・アンちゃんのぶらり旅編を続けててもいいけどね。(ピウイも大事だよ!)

 

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