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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 すげぇ、ふつーのホラーみたい、第11話。現代アニメでこんだけ尺を使って雰囲気だけ伝えようとする展開はレアかもしれん。

 というわけで前回からスタートしました「全国制覇」編の第1幕。いや、この調子でどんだけ続くのかは知らんけども。とにかく「神殺し」の決意と共に夜宵と螢多朗が名実ともに「パートナー」となって強力な怪異をねじ伏せようと決まったわけだが……あんだけいい雰囲気の2人乗り状態から「ほな、とっとと動こうか」ってんで真っ直ぐ怪異スポットに行っちゃう夜宵ちゃんマジ夜宵ちゃん。東京はちょっとチャリを走らせただけでも全国クラスの怪異スポットまみれで素晴らしいですね(そんなとこに住みたくないぞ)。

 というわけでやってきた謎の城跡。色々といわくはあるようだが、現時点で理解しておく必要があるのは「とにかくパワーは強く、夜宵基準でSクラス」「特性としては時空間を飛び越えて永遠に捉え続けることすら可能な呪力」「でも、今のところ人に害意を持っているわけではなく、あくまでもエリア内での悪さを罰する程度」といったところだろうか。これまでの悪霊と違って、わざわざ接触を求めなければ殺意まで発展しないというのが新しいところ。普通に考えりゃ、そんな怪異は放っておいてもいいはずなのだが、今回は目的が目的なので夜宵ちゃんはもはや臨戦体勢。強力な怪異を捉えられれば、将棋の持ち駒のように次のバトルで使えるようになるとあっては、相手が善かろうが悪かろうが関係なく収集していくという夜宵ちゃんの信条がはっきり示された形。なるほど改めて今作のタイトルを確認する必要がある。「ギャザリング」が目的。いわばどこぞのギャザリングに象徴されるように、TCGのごとく強い手札を集めて最強のデッキを作るのが夜宵ちゃんの目指すゴールなのだ。相手の都合なんか知ったこっちゃねぇや。

 そうして「略奪者」に回った夜宵ちゃんと、未だ腹を決めかねている螢多朗。相手陣営は力も強ければ狡猾さも兼ね備えており、一番手っ取り早い始末手段としてまずは2人を引き離す作戦。そしてそこからは螢多朗視点での「なんか分からないけど迫り来る怪異」の恐怖をたっぷりと。これまでのように物理中心のバトルは一切なく、トラディショナル・ジャパニーズホラーな見せ方で螢多朗の恐怖心を煽る。最終的には夜宵ちゃんの亡骸との対面という一番ショックな結末を迎えるわけだが……まぁ、次回予告でも死んでないことは明かされているしね。そう簡単に死ぬような幼女じゃないんよ。

 とはいえ、早見沙織ボイスの怪異は確かに強そう。なんとなく思いつきで来ちゃった感があるこの場所に、夜宵ちゃんはどの程度決戦兵器を持参しているんだろうか。……何でも持ってる便利幼女だからなぁ……。

 

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