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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「英雄教室」 4→4

 細かいことを気にしてもしょうがない作品。でも、類似作品が多いもんだから細かいところでしか差別化を図れない。俺のせいじゃなくて業界の歪みです。

 なろうじゃないのになろう的文脈で作られた飽き飽き作品なのは間違いないのだが、今作の場合には魔王との対決とか、巨悪を前にした大冒険なんてものは存在しないので、どちらかというと目指したのは「ファンタジーバトルもの」ではなく「学園ドタバタコメディ」の方なのだろう。一応、なろう的クソチート設定なんかは本当に無神経に使っているというよりかは、ちゃんと「ダメなもの」と理解した上でギャグとして使おうとしている意識は感じられる。つまり、結果的な落としどころは「ふざけることに舵を取り切ってない半端なこのすば」みたいなポジションだったのかもしれない。……いや、「異世界かるてっと」をコラボとかの概念を一切抹消した上で平坦に描こうとした、という方がしっくりくるかな?

 そう考えれば一応存在意義は理解できるし、他(なろう)作品との差別化はある程度できていた作品だとは思うのだが……ただ、だからと言って面白かったかと言われると疑問符は残る。個人的にはメインヒロインでも容赦なくデブにするところとか、キャラデザで振り切って遊んでるあたりは嫌いじゃなかったのだが、その流れをよしとしすぎたのだろうか、野放図にキャラの数ばかりが増えていって次第に統制が取れなくなっていったのがやっぱり「考えてないのかなぁ」とは思ってしまう。学園ものなのだから「クラスメイト」の数が多いのは当たり前なのだが、ハーレムものの構図を中心に置いちゃうと途端に胡散臭くなるのは何故なのだろうね。そんでこの設定で主人公が魅力的に映るビジョンが見えないわ。

 多分1ヶ月後にはもう他の有象無象に埋もれて忘れてしまうくらいの結果。特に今期は「七つの魔剣」「実は俺、最強でした?」あたりと同時に放送しているせいで、いろんなところがごっちゃごっちゃ。こういう連中でニュー「異世界かるてっと」を作ったらどうなるかな。

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