最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
たまには書きたい、第6話。この作品、私はアニマックスで追いかけてるので、放送休止も挟んで2週遅れなんですよ。おかげであんまり感想を書く気も起こってなかったのだけども……やっぱり1回くらいは触れておきたいので、特に気に入った今回だけ記事あげ。
実は、今期は割と「色々書きたいんだけども」と思う作品は多かったりするんです。「坂道のアポロン」なんかはかなり気に入ってるし、実は「アクセル・ワールド」も安定して見てられる品質だったりする。「クイーンズブレイド」のアホさかげんは言わずもがなだし、「これゾン」の調子の良さも密かに注目したい要素だ。でもなかなか追いつかないので、結局習慣付いた作品の感想しか書けないという。何とももどかしい。そして、そんな作品群の中でも特にお気に入りがこの「黄昏乙女」なわけだ。今期は本当にゾンビやら幽霊やら名状しがたいものやら、人外ヒロイン花盛りですよね。 今回6話は、小清水演じる敵対(?)ヒロイン有子が登場し、ちょいとばかり怪異調査部に危機をお届けしてみよう、というエピソードなのだが、普段から出していた絶妙な「ユルさの中にシリアスの欠片が混ざる」というバランスを大きくシリアス方向に振った話数になっている。普段は怪異である夕子さんが最終的に小此木の手によってギャグとしてしめられるのだが、今回は夕子さんが基本的に見ている側、そして、桐島有子が珍しく本当に「怖いこと」を目撃してしまう。 そして、この「怪談」の演出がいいあんばいで決まっている。まぁ、小清水のナイス演技に助けられる部分も多いのだが、大沼さん率いるSILVER LINKの演出は、元々「曰く言い難いもの」を描いてきた新房流の傍流である。そして、今や新房シャフトは人気に後押しされて、次第に毒気が抜けつつある。現在、シャフト魂を受け継いで変わらずエッジの効いた演出で見せてくれるのは、ひょっとしたらSILVER LINKの方なのかもしれない。もちろん「化物語」みたいな突き抜けたレベルまで行くわけじゃないが、今回のエピソードにおいても、自分が生み出してしまった怪談のせいで追い込まれ、行き場を失う桐島の焦りや恐怖がじわじわと募る様子が本気で作り込まれていて、先週までの軽いノリの延長線上にあるはずだったのに、しっかりと「怪談」として怖いという立派な仕上がり。もちろん、要所要所で小此木さんがブレイクして引っかき回してくれる部分も面白いので安心だ。 演出が見ていて面白く、メインヒロインはきっちり存在感があって可愛らしく、その脇の福圓先生が活き活きとしている。更にオープニングとエンディングも良い。欠点が無いアニメ。今期のヒロイン大賞は夕子さんと礼弥ちゃんのどちらのものになるのか。いや、小此木さん対わんこでも良い試合になるけども。ただ、実は最近ハルナやトモノリも捨てがたいんだ。……ほんとに人外しかいないな! PR
結局忍者ってなんやねん、第9話。まぁ、楽しそうだから別にどうでもいいんだけどさ。星座、小宇宙、属性、忍術……どんだけ色んな要素がまざっとるねん。
前回の黄金聖闘士ショックから一週間。今回はとりあえず手に手を取っての脱出回ということになるわけだ。シナリオとしては実にまっとうな流れで、そのこと自体には突っ込み要素はあまり無い。ゲキ先生がおっさん独自のかっこよさを追求してくれていたのが最高にCOOLで、裏切り者の校長の下で働いてなけりゃサンクチュアリでの要職も務められたんじゃねぇか、っていう英雄っぷりだ。でもパライストラが壊れちゃったら明日から無職になるのかなー。あんな山ほどいた学生たちが全員光牙達みたいに志を持って動いてるわけじゃないだろうし、路頭に迷った有象無象の学生の面倒見るのだけで手一杯になりそうだけどね。しかし、パライストラの規模って結局どれいくらいだったんだろう。今回見た限りじゃ、客席スタンド埋め尽くすくらいに学生がいた気がするんだが、あれだけの人数を限られた手勢で押さえ込もうとしたマーシアンたちの気骨には感服する。どう考えても多勢に無勢だったと思うんだけど……。 一方、パライストラを闇結界で覆って満足したイオニアさんは、マルスのところに戻って立ち上げ式を行っていた。「イオニアは教皇の座を約束されたからマルスについた」って、随分俗っぽい理由な気もするけど、マルスさんがやろうとしてるのが「新たな十二宮の創造」だったとなると、確かにその教皇職っていうのは面白い。全く新しい体制を作って切り盛りしようってんだから、むしろ名誉欲とかじゃなくて、ベンチャー企業を立ち上げてみたいっていうフロンティアスピリットに近いのかもしれん。そのためにわざわざアテナまで新設してるんだし、マルスさんたちも結構努力家だ。でも、それなら別に十二宮を踏襲せんでも、単に新しいポジションを作れば良かったんじゃないかって気もする。黄金聖衣っていう権威を利用したかったんだろうか。それなら「新たな十二宮」じゃなくて、現存する(既に形骸化した)十二宮に改めて着任した方が楽だし……謎だ。 そして、今回最大のトピックは、仲間聖闘士の最後の1人、忍者聖闘士の栄斗だ。光牙の入学以前に既に投獄されていたって、なんでマーシアンたちはわざわざ長らく養ってくれていたんだろう。光牙もそうだけど、「捕縛」→「拘留」→「コスモ吸い取ってポイ」っていう流れだとして、「拘留」はいらないんじゃなかろうか。わざわざ牢屋まで準備してぶち込んでおく必要は無いと思うのだが……まぁ、順番待ちとかあったのかな。普通に考えたらアテナの欺瞞を看破した光の聖闘士なんて真っ先に処分しとくべきだったはずだけどな。マルスさんは優しい。 栄斗は忍者だ。だから属性は土だけど火も水も使える。なにそれずるい。あれか、「本当は放出系だけど操作系も強化系もそこそこ使えます」みたいなやつか。はやくも属性システムが揺らいでる気がするけど大丈夫か。ま、でも思ってたよりも取っつきやすい性格の奴みたいだったので、キャラとしては悪くないかな。今回見せてくれた狼座の聖衣装着シークェンスはなかなか面白くて、あっさりめのペガサスなんかと比べると物々しくて良かった。ウルフも出世したもんだ。ちなみに中の人はこれの放送30分後からウサダだ。たっつぁん、日曜朝の顔みたいになってるやん。 そういえば、今回エデンが一切登場していないわけだが、それはきっと中の人がチューバロイド役でゴーバスに出演してて忙しかったからだ。もちろん嘘だ。エデンは一輝ポジションだろうからつるまないのは構わないが、結局一切光牙と接点が無いまま終わってしまったので、今後本格的にサンクチュアリ決戦が始まった後で助けにくる理由がないんだよなぁ。なにしにくるんだろうか。ポジションを先代と対応させると瞬=ユナということになるので、エデンが助けにくるのはユナに惚れているから……ではなさそうだなぁ。キャラ対応をまとめておくと、星矢→光牙、ユナ→瞬、龍峰→紫龍、エデン→一輝なので、当然栄斗→氷河ということになるのか。……蒼摩ェ……。 次週、性懲りもなく更に黄金聖闘士登場? それって星矢のことなのか、それともまた別の誰かなのか。もう、期待しないで待つことにするが、ここで一発ミラクルを見せて欲しい。「まさか! あのジャミアンが黄金聖闘士に!?」
雁夜さん……………………第21話。散々理解してきたつもりではあったが、改めて確認しよう、このシナリオを書いた奴は、外道だ。
2極の戦い。その「清々しさ」は全く逆の様相を呈している。綺礼によっていいように使われたバーサーカーが一芝居打ったため、予想以上に早く訪れたセイバーとライダーの直接対決。その幕は、まず壮絶なカーチェイスによって開けられた。高位の騎乗スキルを有するセイバーの手にかかれば、単車も弾丸を超える。もう、どう見てもこっちの方がクラスとしてはライダーじゃねぇか、という恐ろしいスピードで、空飛ぶライダー戦車に迫る。対するライダーは剛良く柔を制する、とばかりに力業で潰しにかかるが、そんな手で参るようなセイバーさんではない。結局追いつかれることになり、正面からの真っ向勝負に。流石にそうなってしまうと、セイバークラスとライダークラスでは勝負は明らかってことか。まぁ、ライダーさんは魔力供給が完璧でないっていうビハインドもあるし、最終兵器はアーチャー戦に取っておかねばならないという制限もあったので、この一敗は先の問答の意趣返し、ということで受けておかねばならないものだったのだろう。セイバーはセイバーで、真正面からぶつかり合ったライダーに、やはり人質を取るような卑怯な手管など無いことを悟り、双方納得ずくの状態で再びの休戦へ。命の取り合いの割になんだかなぁなぁで終わるのはどうかと思うが、今更セイバーにそれを言っても仕方あるまいな。「より質の悪い害悪」が潜んでいることはほぼ確定しているわけで、現時点でライダーを潰すのは得策ではない、という打算もあったのかもしれない。 しかしまぁ、前半パートのカーチェイスシーンは凄まじいものだった。これぞufotable、というスタイリッシュかっとびアクションである。考えてみりゃ「バイクと空飛ぶものとの追いかけっこアクション活劇」って、ufotableの金字塔である「フタコイオルタナティブ」の1話目と同じシチュエーションだな。あれもすごかったが、今回は全く別ジャンルでやっぱりすごい。10年近く経つのにあの遺伝子はきっちり残っているものなのだなぁ。ちなみに「フタコイ」の時の中の人はイリヤとかアーチャーだ。恋太郎もすっかり金ぴかになって。 閑話休題、もう1つのトピックは、そんな派手で分かりやすい対決を尻目に巻き起こる、ドブ臭い外道どもの饗宴。まず、水を得た魚のような活き活きとした表情が印象的な綺礼さんによる、雁夜さん引っかけ・どっきり大作戦。一応「琴峰教会のアンパイア役」っていう肩書きで近づいたってことでいいんだろうか。雁夜さんは時臣の名前を出されて冷静じゃなかったっていうのもあるんだろうけど、突然琴峰の人間(しかも元々アサシンのマスターだった奴)に妙な相談持ちかけられて不審に思わなかったんだろうか。しかも理由も聞かずに令呪使い潰してるし。前に命を助けられた恩義でも感じてるのかしら。でも、あのとき助けたのが綺礼だって知ってるのかしら? そんな綺礼さんに同じ臭いをかいで寄ってきたのが、妖怪ジジイ、臓硯。鬼畜対決は年の功でジジイに軍配があがったのだろうか。いや、正直どうでもいい対峙ではあるんだが。「どっちが上手に雁夜をいじめられるか勝負しようぜ!」って、小学生みたいな発想だよなぁ。まぁ、人間ってのは富も地位も飽いてしまうとどこかおかしくなるもんだとは思うが……この人、声のせいか妙に福本キャラっぽいイメージになっちゃうよね。くじ引き強いだろ、絶対。あんなジジイを見たら一気に興が冷めそうなもんだけど、この期に及んで綺礼さんはまだ楽しそうにしているのも本当にひどい。アーチャーさん、あんたがわざわざマスターを取り替えてまで見たかったものは、こんな外道劇場だったのか。 というわけで、雁夜さんだ。一言で言うなら、完全にピエロでしかない。訳も分からないうちに綺礼の陰謀に荷担しており、その綺礼は最大の敵である臓硯の同類。そして唯一の報酬として提示された時臣との対決は永久に叶わぬままに終わった。手に入れたのは、唯一の生きる意味であった最愛の人のぬぐえぬ怒り。失ったものは、それ以外の全て。既にみまかったケイネス先生も相当ひどい死に様だったが、彼の場合は一応「愛するソラウのために頑張った」という免罪符が与えられていたのだが、雁夜の場合、「目的」「義侠」を含めた全てを、生きながら剥奪されたのである。本当にどうしようもない。そして、このどうしようもない状況を作ったのは、基本的に雁夜自身なのがまた情けない。あの局面で、限界状態とはいえ、愛する葵に手をかける心理は、正直理解の及ぶものではない。結局彼は、情けない自分に対する負い目を背負い続けて生きてきただけで、「葵のため」「桜のため」というのは方便でしか無かったということなのだろう。だからこそ、葵に認められていないという事実を受け止めることが出来なかった。どこまでも哀れな男だ。 そして、そんな雁夜の極限状態を演出するコンテワークがまた恐ろしい。放送コードの問題なんかもあるのかもしれないが、なんと、「黒」である。あの化物語の「黒齣」とはわけが違う、本当に何も無い、ただの黒い画面。それをストロボ風に止め絵で繋ぐことによって、これ以上無い状態で雁夜の独白の白々しさ、空しさを演出する。あおきえいは、よくもまぁこういう恐ろしいことが出来るもんだと思う。普通に描いてくれれば、まだ雁夜さんの必死の訴えを和らげることも出来ただろうに、「絵で描かない」ことで完全に逃げ道をふさいでしまうってのは……もう、これに関わってるスタッフもみんな鬼畜だ!
お話進展、第8話。いよいよもって風紀委員会編に突入。あとはここから現在の流れに繋がる展開になっていきますわな。
今回の最大の注目ポイントは、まとめて登場する風紀委員会のキャラだろうか。顔見せだけの雲仙・呼子はおいとくとして、ほぼメインでしゃべりっぱなしの鬼瀬が今回のキーパーソン。個人的なキャスト希望は、以前も書いた通りに植田佳奈だったりする。「理屈をこねるキーキーうるさい眼鏡チビ」は何故か植田佳奈のイメージだ。現在、ちょっと趣は違うけども「アクセル・ワールド」でも植田佳奈が眼鏡チビの役やってるでしょ。そういう感じ。門脇舞以・植田佳奈・牧口真幸で個人的3大眼鏡声なんだけど、中の人的には舞太だけだな。 で、そんな舞太の話から無理矢理繋げてみたが、鬼瀬の中の人はなんと大橋歩夕だった。正直、あゆたっちゅうのはちょいとがっかり気味のキャストではある。あんまりキーキーうるさいイメージじゃないし、実際にこの作品に必須の要素である「とにかくまくし立てる」台詞回しになると、やっぱりあゆたは拙いのである。でもまぁ、これでも昔に比べたら随分達者になったもんだよね。初期のナンダヨーっぷりは本当にひどかったから。そんな歴史を振り返れば、この鬼瀬役も1つの道標として暖かく見守ってもいい気もする。正直、そこまで悪いもんではないし、多分何回か聞いてればそのうち馴染むだろう(少なくとも阿久根よりは)。あぁ、でも「あんまりだぁぁ!」はもう少しキメて欲しかったかなぁ。 そして、最後のCパートでちょろっと登場したのが、今回のラスボスである雲仙と、その愛人(?)呼子先輩である。雲仙は「まぁそのあたりのキャストだよね」という予想通りの配置。個人的には朴璐美姉さんだとちょっと低すぎるだろ、という気もしてたんだけど、実際に聞いたら「これかな」という気がしてしまうから現金なもんだ。来週の殺戮劇場に期待したい。そして風紀委員ハーレムの統率役である呼子先輩だが、ここで使ってしまっていいのだろうか、小清水がキャスティング。良い配置である。まぁ、あみっけを配置して問題のあるキャスティングってあんまり浮かばないんだけど。あとは……木金コンビとかはどうでもいいか(知らんし)。キャストクレジットが「木」と「金」だったのは笑った。まぁ、そうとしか言いようがないけども。実は地味に作中で唯一(唯二)九州の地名が関係無いキャラクターである。 さて、作品自体はまだユルい空気をまとわせつつも、少しずつシリアス方向へ進んでいる。ノベルス版を読んだ後だと、めだかちゃんがこのタイミングで風紀委員会相手に軽率な挑発行為に出ているのはなんだかおかしな気もするのだが、その辺は後付け設定の妙だと思って気にしないことにしよう。アニメになって目を引いたのは、鬼瀬が使っている手錠メリケンが割と面白い武器だった、という部分。漫画だと全然気にしてなかったけど、実際にやられると「どんな武器やねん」って思うな。あれ、自分の手も痛いだろうに。そして、今回地味に原作からの台詞カットが多い。このあたりからだんだん原作のペースが積め気味になっているのでアニメの枠に収めるのに苦労している様子が確認出来るが、主に生徒会と風紀委員の不仲について言及する台詞が無くなっていただけなので、本編に大きな支障は無いだろう。ただ、尺がきついはずなのに、何故か原作には無い鬼瀬の眼鏡が外れるという謎のシーンが挿入されていた意味はよく分からない。眼鏡キャラなら一度はやっておかなきゃ、ってことなんだろうか。個人的には十二町先輩でそれをやって欲しいけどな。 最後に、今週も半袖は可愛かったな! アニメになって改めて気付くのは、実は各キャラクターには細かく「持ち台詞」が決められているっていう部分。善吉の「カッ!」とかね。「そいつは上等」とかもよく言うかな。で、そういう「固定された台詞回し」って、どうしても不自然になってしまうことが多いんだけど、半袖の「あひゃひゃ」笑いだけは一切不自然にならないんだ。不自然きわまりないはずなのに。すごいことである。
作画班んんんんん!!! 第8話。今まで散々作画がアカンとは言ってきたけど、今回はほんまにあかんやろ。中盤以降は多少盛り返したけども……序盤のええかげんさは多分トップだぞ。仕事してくれサンライズ! どこに労力裂いてるんだよ! AGEか! AGEが悪いのか! それなら私はベイガンを絶対に許さない!
というわけで、序盤は完全に作画ギャグ劇場。キャベツなどと同様に作画崩壊キャプなんかでしばらく盛り上がれそうな見事な画面のおかげで、ろくすっぽ中身も入ってこないような状態。せっかくの修学旅行だというのになぁ……。これが御石様の起こした奇跡ということなのか……でも、何故か凛子のカットだけあまり崩れない謎。お勧めのカットは、船の予約をする夏海のシーンだ! あと電車の中。記念写真はホラーレベル。 中身は悪くないんですよ。田舎の中学生による、思い立っての集団旅行。視点が面白くて、特に盛り上がるようなものがあるとも思えない東京への旅路でも、ほんとに些細なことから盛り上がれる優香の才能のおかげでなんだか楽しそう。初めて見るフェリーの中でのサプライズの連続なんかは、いかにも子供っぽい様子が実に微笑ましい。ここに来てようやく紗季の引っ越しに関する心情面にもスポットが当たったのはドラマとしても真っ当だし。ここからしっかりハッピーエンドに持って行って欲しいもんだよ。多分、ある程度思い入れを持って見られているんだから、視聴開始時よりもこの作品は好きになっていると思うんだ。ほんと、勿体ないよなぁ…… やっぱり4人が含むところなく和気藹々としているを見るのが一番楽しいです。中の人的にもね。冒頭、ローソンのベンチで相談してるシーンでの、優香の「カカカカカ」っていう笑い声がすごく好き。
夢オチ回にしてNTR回。第7話。今回の完全に脱色されたみたいな色彩は最終的に「ここまで夢」と分かるように作られていたんだと思うんだが、ず〜っとそれが続くもんだから最初はテレビがおかしくなったのかと不安になった。大丈夫と分かった後も、今度は目がおかしくなってきた。人間の感覚ってのは恐ろしいものです。
鳴り物入りで登場したトゥルースだったが、なんと今週はあっさりとゲネラシオンブルの中枢に食い込み、あまりにあっけなくアオやニルヴァーシュとの出会いを果たす。更に滑空するニルヴァーシュ上でも平気でアオをこけにし、そのまま撃墜、更に郷里の女の子をかっさらっていくおまけ付き。一応今回のエピソードの大半はアオが見た夢、ってことになっているわけだが、ナルがトゥルースと一緒に消えてしまったいきさつに関しては、大体あの通りだと思って間違いないだろう。つまり、ナルはときめく少女の憧れを持って、トゥルースと駆け落ちしたということだ。 現段階では相手方の目的はさっぱり分かっていない。トゥルースも青髪であることを考えるとコーラリアン絡みの存在であることは間違いないと思われるが、エウレカとの関係性も謎のままだし、当然彼がナルにモーションをかけた意味も分かっていない。現時点ではっきりしてるのは、「チート級に強い」ということだけである。ここまで好き放題やられて、果たしてアオたちはここから逆転の手があるのだろうか。いや、まず敵対する理由があるのかどうかもよく分からないけど。個人的には、今週は井上モードオンリーだったのが非常にご不満である。おねーさんモードにも変身しなさいよ。でないと盛り上がらないでしょー。今期の井上和彦は、やたらと青髪の悪役が多いよね、こいつ然り、フリット然り……(あれ?) アオが苦悩していた夢世界は、現時点では一応「嘘」ではあるのだが、ナルが突如覚醒してトラパーにのって飛行可能だったり、スカブコーラルの力を利用してトゥルースと2人で飛びそうだったり、色々とミラクルである。このまま立て続けにアニメを見ると実は御石様ってスカブで出来てるんじゃないか、って仮説すら出てくるレベル。ただ、空飛ぶ女子中学生に実害は無いが、唯一心を通じ合えるはずだった幼なじみに手ひどく裏切られることになったアオはキセキの一言じゃ片付かないショックであろう。ここまで見事なNTRは久しぶりに見た気がします。最終的には「姫の奪還」がこの物語の1つのテーマになってくるとは思うのだが(ナル=前作のエウレカポジションだろうし)、右も左も分からない現在のアオに、はたして何が出来るのだろうか。先の見えないアニメだ。
また女性キャラ増えた! 第7話。不思議なもんだよね。むちゃくちゃ癖が強くてお世辞にも可愛いとか綺麗って感じの絵じゃないんだけど、なんだか愛嬌があって憎めない奴らが多い。まぁ、大体が人殺しに噛んでるわけだけども。
Dr.マイアミを巡っての2極の戦い。山中の銃撃戦では、私怨をフラッシュバックさせて飛び出しちゃうという死亡フラグまがいの行動に出たバルメだったが、この手の作品では強いやつはどれだけ近くても銃弾が当たらないのはお約束。二丁銃剣を使いこなす女兵士カレンを相手に白熱の近接戦を繰り広げる。バルメから見たら過去の古傷を抉る怨敵のようにも見えていたのだが、カレンの方はそんなこともない。最終的には一方的に嬲られてしまい、新たな恨みの連鎖へと繋がる結果に。今回も2話の時同様、なかなか面白いぐりんぐりんなアクションを見せてくれたバルメさん、もうこの作品は彼女の体術にかかっていると言っても過言ではない。あとキマシ要素。でも彼女の百合要素って、萌えるとかエロいとかじゃなくて、なんかアホっぽい……。 可哀想なのはカレンさんである。先週までは「おっそろしく強くて非情な部隊長」みたいなキャラだったのに、今回はバルメを前に良いとこなし。あっさりと深手を負い、あげく命まで救われるという屈辱を味わうことになってしまった。しかも突如襲われた理由が自分には無いっていうのもね。今のところ、本作で唯一ギャグ要素を発揮していないシリアス女性キャラなので、今後も必死にバルメを追いかけるターミネーター的な活躍に期待したい。 ところ変わって、もう1つの対決が行われていたのは土師孝也ボイスの社長さんとココのタヌキどうしの会食の席。同じような世界に生きる2人であるが、あの歳で立派に仕事が出来ちゃっていることからも分かるように、基本的にココのスーパースペックばかりが際だつ対決である。美味いもの喰って、相手をコケにして、満足して帰っただけなんですけどね。しかしどうやってCIAの存在を見抜いたやら。微弱電波でも受信出来る機能を持ってるんだろうか。それにしても「酒を飲んで悪のりしてるココ」っていうのは本当に似合うよね。主に中の人的に。声を聞いているとだんだんキャラが中の人の顔に見えてくるから不思議なものである。 そしてもう1人、今回初登場なのがスケアクロウとコンビを組んでいた大食いのねーちゃん、ショコラーデである。中の人は小清水だが、これがまた小憎らしくて面白いキャラだ。小清水ボイスは軽快な馬鹿っぽさを出させたら天下一品。こういうぽっと出のサブキャラでも、脳天気さが際だつと色々と美味しい。そういや「ダンタリアンの書架」の時も似たようなセッティングだった気がする。なにげに、初登場回だというのにナチュラルに放尿シーンが描かれるという可哀想なキャラでもあったな。うんこ声優の面目躍如だな(ひでぇ)。今回はDr.マイアミとの共演なので、もうちょっと頑張るとプリキュアが結成出来そうである。 女性キャラが全員顔芸装備で、しかもやってることは殺し合いという、何とも贅沢な(?)この作品。今回はバルメも感情が高ぶり過ぎて変な顔になってたし。ひと味違った新たな萌えの次元が見えてくるかもしれない。次回予告でも既にココが例の隈取りじみた変顔で頭を抱えることが確定している。もう、そのシーンだけでも楽しみ。
圧倒的わんこ回、第7話。すごかった。恐ろしく濃密な幼なじみっぷりだった。我が心の金字塔である「俺妹」6話に迫る勢いだった。そして……メインヒロインが1度も出ないという衝撃の回でもあった。こういうのを見ると、「酢めし疑獄」の「マサオがいない!」っていうネタを思い出します。ホントどうでもいいですけど。
さておき、わんこと千紘の出会いから現在までを一気に描いた、ある意味非常に重要なエピソード。彼女が何故あそこまで千紘に気を向けているのか、というのが(実はあんまりよく分かってないはずなんだけど)しっかり伝わってくる。この丁寧さは、やっぱり今作の最大の特徴だと思う。今回は「手」という部分が大きくフィーチャーされており、2人の出会いが「手を繋ぐ」ことから始まり、最後にわんこが千紘に迫る際にきっかけとなったのも「手を振ること」だった。わんこが千紘とのつながりを実感するためにしばしば繋いできた「手」が、二人の距離感をよく表している。2人が並んで歩く、という実にどうでもいいシーンが多く挟まれており、その構図も、木立を挟んでなんだか舞台演劇のように見せたり、同じ構図で過去と現在を行き来して2人の「変わらなさ」を見せてみたり、大人しい画面ながらも気が利いている。特別なことなど何もない2人だが、ただ歩いているだけでもそこに積み重なったものがある、ということが伝わってくる。 そして、そんな「手」の関係をこれまで満喫していたからこそ、新たに表れた礼弥というライバルの「唇」の関係性に、どうしようもなく鬱屈してしまうのである。いやー、いじましい。ここまで見せられると、礼弥には申し訳ないけどやっぱり千紘はわんこと幸せになるべきなのかな、とも思える。親公認だし、お互いよく分かってるしね。せっかく壁ドンやったんだから、そのまま押し倒しちゃえば良かったのに。ちなみに、今回わんこが実に見事な壁ドンを見せてくれたわけだが、同じアフレコ現場には声優界でも壁ドンの第一人者と言われる(?)新谷良子氏がいたのである。何の気遣いだ。 さて、そんなシンタスが演じていたのが幼い頃の千紘君だったわけだが、もう、正直言って心配しか出てこない。5歳の子供が全力でゾンビ映画って……しかも単に見た目に盛り上がるんじゃなくて、ちゃんと中身を理解した上で(しかも吹き替え無しで見て)、ゾンビに愛が芽生えているわけだ。すげぇ子供だ。秀才以上の素材なのは間違いないはずなんだけど……知育よりも情操教育をした方がよかったな……突然死体を求めて桜の木の下を掘り始める5歳児はちょっとなぁ……見た目は可愛いんだけどなぁ。5歳の頃からずっとあんなに猫々してたんだなぁ。ロリわんこも可愛かったし、今回のロリショタは普段とは違った別な破壊力がありましたよ。 まぁ、ロリでなくてもわんこは可愛いですけどね。普段和装っていうのもなかなかのポイントだけど、考えてみりゃ「軽めの茶髪・幼なじみ・矢作紗友里声」っていう組み合わせは、バクマンの香耶ちゃんと同じ組み合わせなんだ。良いな。そりゃぁ次回予告も萌路から譲り渡されるってもんだ。プロデューサーは気をつけような。
エエエエエエェ(´A`)ェエエエエエエエ 第8話。なんやねん、黄金聖闘士が出てくるっていうから楽しみにしてたのに……誰だよ……
というわけで、パライストラ自体が実は衝撃の悪の組織だったことが判明するという、急転直下のエピソード。そもそも火星軍っていう存在がなんなのかよく分かってないのでどこから突っ込めばいいのかよく分からないのだが、とりあえずこの世界全体として聖闘士が格好悪いってことは何となく分かった。いまんところ「おぉ、恰好いい!」って思ったこと無いよ。敢えてあげるとしたらコンパス座の彼の発動モーションぐらいだよ。 順を追って考えていこう。まず、アテナが来たってんで辛抱たまらなくなって出待ちどころか楽屋に押しかけることにしたミーハーな光牙君。しかし予想に反し、アテナを守っていたのは火星仕込みの謎の三連星。あいつらどういう扱いなんだよ。3人で1つの星座の聖闘士なの? それとも単なる雑魚扱いか。蜘蛛座て。そしてご丁寧に「闇の糸が!」って自分が闇属性であることをアピールしてから死んでいってくれたぞ。なるほど、具現化系の能力なら闇だろうがなんだろうが大差なく使えるから楽だね。そのうち「闇の炎が!」とか「闇の雷が!」みたいな本末転倒な使い方も出てくる気がするけど。そしてなんと言ってもやられ方が実にスタイリッシュ。まるでコマ送りのように閃光拳で浮かび上がって順繰り倒されていく3人の姿を一言で表すなら、「ギャグ」以外の何物でもなかった。相変わらず噛ませは本当に噛ませでしかない作品。 そして、いざ光牙がアテナにモーションをかけてみると、そこにいるのは案の定、沙織ではなく能登麻美子であった。……しょこたんよりは麻美子の方がアテナっぽい気もする。もうエウレカ似の彼女が新しいアテナってことでいいんじゃないだろうか。彼女を選んだという点だけを見ればイオニアさんもセンスがあるといえる。 そう、イオニアじいさんだ。確かに、登場時から「声が大友龍三郎の時点でこいつわるもんだよな」と思っていたら、やっぱり素直に悪かった。しかし……何故山羊座?! 一番使い潰してもいい星座だからか? シュラさんはどこにいってしまったん? あんなじいさんがアテナのお墨付きで襲名してるってことは、ひょっとしてイオニアさんはシュラよりも以前に山羊座を担当されてた方なのかもしれない。「ちょっと担当がいなくなってしまったので、現場復帰してもらえませんか」みたいな。しかし、何故かその手には山羊座の象徴たるエクスカリバーは握られていない。光牙を手玉に取った能力は謎の本によるギアス効果だ。そんなの僕らの知ってる山羊座じゃない! そんなこすっからい戦い方見たくない! どういうことなのさ。「ペンは剣よりも強しってな」って、やかましいわ! シュラさん、こんなじいさんに山羊座任せておいていいんですか? 今再び冥界から帰ってきて下さいよ。最悪エルシドさんでもいいから。 結局、ただでさえ少ないはずの黄金聖闘士のうち1人が離反者というとんでもない逆境に陥った青銅聖闘士達。あげくパライストラが闇結界に飲み込まれ、次回は火星軍団(主に雑魚)との大決戦になる模様。……うん、イオニアさんは何でこのタイミングで全部ぶっちゃけちゃったんだろうな。今まで高潔な聖闘士を育てる教育してきたんだから、突然力業で「忠誠を誓え!」って言っても無理に決まってるじゃんね。今まではもっと絡め手で聖闘士を取り込んできたんだと思うんだが、光牙の乱入で全部めんどくさくなったのかな。まぁいいや、おかげでゲキ先生にも活躍の場が与えられるみたいだし。次回はあの必殺技も炸裂するぞ! そういや、結局エデンとの戦いはうやむやになったな。いつかどこかでいっぺん殴り合っておかなきゃいけない相手だとは思うんだけど。そしてどさくさに紛れて最後の青銅であるウルフの栄斗も登場。「忍者聖闘士」っていう響きだけで既に面白い。概念としては吸血忍者とかと同じカテゴリと考えていいんでしょうかね、このクソ虫。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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