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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
スーが全く我関せず可愛い、第9話。ちっちゃいのによく食べる娘やなぁ。まぁ、それに輪をかけてくってる藪崎さんがどうなんだ、って話だけど。今作のオタク女(の一部)は容赦無くデブキャラなのでなんかホッとする。大野さんがデブじゃないのはおかしい。ゆかな、太ろう。 波戸君成長物語もまもなくクライマックスを迎えようとしている。学園祭という大きなイベントに向けて、げんしけんの各メンバーが自分なりの準備を進めており、その中でも一番のステップアップが求められているのが波戸君だった。そのわきでは色々と自己投影して悶々としている荻上さんもいるわけだが、彼女の場合は彼氏が何とかしてくれるからね(ケッ)。今ひとつ頼りにならない感がぬぐえない笹原であるが、まぁ、彼はあのヌルッとした空気が愛される理由の一つであるので、尖りまくった面々ばかりで気の休まる暇の無いげんしけん生活に疲れた荻さんにはちょうどいいんだろう。この作品、「常識人」を探すのってなかなか難しいから。まぁ、笹原だって学生時代のあれこれを思い出せば決して善良な一般市民とは言い難い気もするのだが。 そんな先輩の指導を受けて、ようやく一つのノルマをクリアすることが出来た波戸。創作活動もサークル活動も、とりあえず別人格として仮の名前を冠することで、2つの人格の間で揺れ動いている問題は一時棚上げだ。本人たちは意図していないのだろうが、「男の自分」「女装の自分」でメンタリティが違うことに悩んでいるのだったら、ひとまず女装している状態を「完全に違う他人」にしてしまうっていうのは面白い解決法かもしれない。責任の所在が変わってくるし、こうして別人格を少しずつロールプレイとして乖離させていけば、いつの日かノイズの除去された2つの人格の合一が行われることもあるのかもしれない。まぁ、残念ながら問題はそんなに簡単には終わらないみたいだけども……波戸君の煩悶については、基本的に共感は一切出来ないので、あとは面白人間の珍事件として見守っていくしかないね。 そして、学園祭というビッグイベントを迎えたことで、ここに来て大量に登場する新キャラクター。それも全て女の子である。地味にキャストの多い現場なんだよねぇ。矢島の友達が1人、吉武のところが2人(キャスト表が出てるのは1人)、そして波戸君のとこが2人。それぞれの高校時代の生活が垣間見えてなかなか興味深い。そして、今作はキャラの描き分けとキャストの使い方が割と面白い。特に波戸君の知り合い2人はデザイン的にも非常に分かりやすいキャラクターになってて、目の大きい方の子はなんかちょっと違和感があるのにどこか可愛い。ちなみにCVはチョイちゃん役でお馴染みの山岡ゆり。なるほど可愛い。ちなみにお供の黒目っ子は種田梨沙。相変わらずどこにでも出てくる種田マジックである。 こうしてたくさんの女性キャラが登場して場が華やかになっているはずなのに、何故か斑目がメインヒロインというスタンスだけは微動だにしないという……波戸君、BL妄想をしながら「僕たちみたいに」って言ってたけど、別に斑目はホモじゃないからな(多分)。 PR 封切り日直後にムービーデイってことで、さっさと見に行きました。しかし……封切り直後+安い日+日曜日のコンボを舐めてましたね。普段は割と落ち着いてから観に行くことが多い上に、そもそも私が観に行くような映画ってそこまで人がなだれ込むもんでもないので油断してたのだが……1時間前に行って既に最前列以外は埋まっているという状態。待つのも癪なので、せっかくだから人生初、劇場の一番前で映画を観てきました。最初は首が痛くなるかと思ってたのだけど、そうでもなかった。問題はどっちかというと、画面が視野に収まりきらないことだね。そこまで動きのある作品じゃなかったのが幸いだったが、これでディティールやアクションで見せる作品だと、多分情報処理がおっつかなかっただろう。実際、この作品でも画面の全部を常に意識に入れるのが無理だったので、ところどころ情報が散漫になってしまった気がする。つまり、また今度空いたあたりで見に行った方がいいってことで……うん、考えておく。 というわけで劇場版「あの花」である。事前情報では総集編的な立ち位置で再編集された作品とのことであったが、内容をうっすら忘れたくらいの状態で行ったところ、割と新鮮な部分が多かったように思う。実際の尺ではどうだか分からないが、体感的には編集と撮り下ろしで半々くらいのイメージかな。多分これは、物語を再構築して見せた構成の巧さによる新鮮さが大きいのだと思う。今作で最大の(?)焦点となるのは「泣くか、泣かないか」だった。ほら、だってさぁ、人がいっぱい入ってる劇場で、小汚いおっさんがぐずぐず鼻すすってるのもみっともないじゃない。家で地上波版を見てた時は最終回で号泣してたわけなんだけど、出来ることならスッとスマートに観て帰ってきたいな、と思ってたんですが……まぁ無理ですわ。やっぱりクライマックスで同じように泣きますね。いや、別にいいんだ、どうせ会場中でみんな鼻すすってたわけだしね。地上波でちゃんと観てたファンの人なら、今一度あの世界に立ち戻って心のデトックスになること請け合いですわ。 具体的な内容については、上記のような物理的な理由とメンタル的な理由であまり詳しく思い出して書くことが出来ないのだが、この劇場版で最も評価出来る部分は、「あの夏の出来事から1年後」という絶妙な舞台設定だと思う。めんまの発見・喪失が行われてから、5人がどのような人生を生きて、どのように成長したかを、改めて「めんまへの手紙」の形を借りて描出していく。そこには、本当に明るくて前向きな「成長」の物語だけがある。作中では辛く苦しい思い出もたくさんあり、胸を締め付けられるような事件、傷つけ合う人間関係がたくさんあったわけだが、それら全てが成長の糧となり、この1年の間ですっかり顔つきの変わったお馴染みの5人の表情が丁寧に記録されている。この、「前向きな未来」というテーマが一番の朗報である。めんまが残していったものは、やはりとびきり明るく、とびきり綺麗なものであって欲しかった。そうした未来への願望が、きちんと作品の形で一つにまとまったのである。それだけでも、シリーズのファンには至上の喜びではないだろうか。 具体的に書いていくと、男の子3人は、それぞれグッとイケメンになった。薄汚れた引きこもりニートとして渦中にあった仁太はすっかり「リーダー」としての力強さを取り戻し、ぽっぽはどこか精悍さを備えて一回り大きくなったように見える。ゆきあつはクッソいけ好かないイケメンぶりが板について、どこをつついても二度とあんなボロなんかでない、完璧なリア充ぶりである。1つ1つの場面でいちいち奴がドヤ顔をするだけで、なんか知らないけどにやけてしまう。僕らのゆきあつは、もうワンピースで着飾って深夜徘徊する不審者ではないのだ。 そして、そんな男連中との関係性で一喜一憂している女性陣2人の可愛らしいことといったら。まー、ぶっちゃけ、作品の質の6割が彼女たちの成長記録の満足度で支えられていたと言っても過言ではない。すっかり素直になった知利子は、ゆきあつとの関係性をあまり内に隠すこともなくなり、真っ直ぐに自分の好きなものに打ち込めるようになった。そのおかげで鳴子とも気楽に話せるようになり、女友達と普通の女子高生らしい生活も楽しめるようになっている。ゆきあつとセットでいじられるといちいち頬を赤らめるのが本当に甲斐甲斐しい。いや、元々つるこは可愛かったけどね! テレビ版でもずっと可愛かったけどね! そして鳴子である。わたしは個人的に最初から知利子派なのであるが、今回の映画ではあまりに真っ直ぐなあなるの魅力に転げてしまいそうであった。知利子のようにしっかりと現状を見据えて成長を続ける可愛らしさではなく、まだまだ成長過程で、自分の気持ちもなかなかまとまらないような、とても拙い可愛らしさ。もう、彼女の1つ1つの情動が何とも一途で愛おしい。どんだけ良い子なのよ! 仁太はまだ彼女をほったらかしにしているようだが(そして鳴子もそれを望んでいる節があるが)、高校2年の夏も終わりましたし、そろそろ2人にも新しい季節が来てもいい頃かもしれませんよ。 そして、そんな5人の記憶を支え、新しい一歩を踏み出す礎となったのが、めんまであった。今回の劇場版ではあくまでも思い出の中にのみ登場した彼女だったが、回想のみの登場でも、圧倒的存在感で今作の中心として機能している。幼い頃の思い出も新規でいくつか挿入され、本間芽衣子がどのようにして超平和バスターズを結成する原動力となり、更に「ずっとなかよし」であり続けるために力を尽くしたか。彼女の「死後の人生」が、どれだけ思いに満ちたものであったかが、じわりじわりと染みこんでくる。本当に、彼女がいてくれて良かったと、回りにいる人間全てが思える、そんな存在である。一度たりとも新しい時代には姿を見せない彼女が、新たな物語を紐解き、結んでしまったというのは、驚くべきストーリーテリングの妙であった。 やはり「あの花」というのは凄まじい作品だ。わずか11話の中にぎちぎちに詰め込まれたあの怒濤の物語もさることながら、そこから生まれた全ての可能性が、こうして何とも不思議な形でまた新たな作品として生み出され、そこでもまた、あの時の思い出がフラッシュバックしてくる。今回の劇場版、基本骨子は当然総集編としての立ち位置であるが、それだけでは留まらない、新たな広がりとしての「あの花」の世界も十二分に堪能出来るものだった。これだけストイックな作品作りが実現したのも、やはり長井監督による綿密な世界作りの賜物であるし、このような変則構成ながらも、見事に舵取りをこなしてみせた岡田麿里女史の類い希なる手腕の集大成といえる。是非とも、劇場で「もう1つの夏の日」の思い出をたっぷりと味わってみてほしい。 私は、多分もう一回地上波版をリレーすることになると思いますのでね。 Chained to the Rocks (岩への封鎖) (W) R エンチャント・オーラ エンチャント(あなたのコントロールする山) 〜が戦場に出たとき、対象の、対戦相手のコントロールするクリーチャー1体を、〜が戦場を離れるまで追放する。 なんと、1マナ軽くなった「未達への旅(ZEN)」。自分のクリーチャーが対象に取れなかったり、書式がM14以降のものになっていたりするが、まぁ、およそ使い方は「未達への旅」と同じわけで、構築での採用実績を持つ万能除去が更に軽くなったのだから、そりゃ強いに決まっている。一番大きな変化は、当然妙なかたちで与えられた使用条件である。イラストを見れば分かる通り、このカードは敵をふんづかまえてどこぞの山奥に拘留するカードなので、自分の領地に山がなければ使えない。一応のデメリットとして「山を壊されるとこれも壊れる」なんて違いもあるが、そんな心配はほとんどなかろうから、一応「ボロス限定でしか使えないよ」ということだと思えばいいだろう。まだまだギルドランドは元気なのだし、デッキ次第では充分有用な白除去として運用出来るはずだ。どうせだったらうら若き女性クリーチャーをふんじばって悦に入りたいカードである。ラヴィニアさんあたりが「くっ、殺せ!」って言ってる薄い本が出るかもしれないぞ。
Elspeth, Sun’s Champion (太陽の英雄、エルズペス) (4)(W)(W) M プレインズウォーカー・エルズペス <+1>:1/1で白の兵士・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。 <-3>:全てのパワー4以上のくリーチャーを破壊する。 <-7>:あなたは「あなたのコントロールするクリーチャーは+2/+2の修正を受けるとともに飛行を持つ」という紋章を得る。 【4】 早速登場、毎度お馴染みセットの目玉、プレインズウォーカー様のご登場だ。今回は2年休んで3バージョン目のお披露目となるエルズペスさん。愛する終の棲家(予定)であったアラーラのバントはニコルさんの慰みものにされ、応援要請を受けて駆けつけたミラディンはあえなくファイレクシアの手に落ちた。数あるプレインズウォーカーの中でも「頑張ってるけど報われない」ランクの高い彼女に、今度はどんな物語が待っているのだろうか。 さて、見ての通りの6マナプレインズウォーカー。重たくなるとブーイングというのがこの業界のお約束であるが、書いてあることは当然きな臭さが止まらない。まず、プラス能力がかつての小マイナスである。この変更はガラクが4マナから5マナになったときにも起こったもので、「1マナ追加しただけでその変化はどうなのよ!」と驚きの声が。確かに6マナはキツイが、一度出してしまえば、そこからは自前の防衛線がいともたやすく張れてしまうのだから、それだけで期待感はムンムン。更に驚くべきことに、普通なら最終奥義に認定されるべき全体除去が、登場直後に起動出来る小マイナスになっている。巨大な怪物と殴り合う世界観を反映してか「大物潰し(ISD)」風の味付けだが、出てきた直後にアドバンテージをかっさらい、相手のプランをガタガタに出来るの6マナソーサリーは充分使えるラスゴである。しかも、即起動でも死なずに生き残るあたりがどこぞの闇の領域の人とはものが違う。 基本的に、この2つのモードさえあれば完結している存在といえるだろう。相手側に大物がいればいったんリセットを起動、それ以外の時は手軽に増員。これを繰り返していけば、いつかは1/1の大軍勢が相手を押し潰すことが出来るのだ。流石にそれだけでは悠長すぎるという場合のために、ゲームを早く終わらせる最終奥義の紋章モードも搭載しているので、そこは各人自由に使ってくれて構わない。こうしてみると「迷える民衆を率いて巨悪を打ち倒す孤高のヒロインエルズペス」のイメージが実に見事な絵になっていることが分かる。困った時には彼女の背中を追いかければいいじゃない。ちなみに、隣にギデオンさんを置いておくと彼もエルズペスにどつかれたりする。まぁ、彼の場合は殴られても死なないからいいんだけど。仲良く仕事しようぜ。
Gift of Immortality (不死の贈り物) (2)(W) R エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされたクリーチャーが死亡したとき、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。次の終了ステップの開始時に、〜をそのクリーチャーにつけた状態で戦場に戻す。 「まやかしの死(MMQ)」「不浄の契約(AVR)」など、色を転々としている「死んだら復帰」オーラの豪華版。ただ、先輩たちは青や黒の特性を持っていたのでクリーチャーが死んだ時に持ち主のいかんを問わずにパクってくるという能力を持っているが、このカードはあくまでも白の不死性を表すものなので、純粋に自分のクリーチャーを保護する目的のためにしか使えない。破壊不能を与える「不滅」に近い効果になるわけだが、大きく違うのは殺されることによって戦場に出入りするという点。どこぞの天使の例を見ずとも、世界は常に187能力を中心に回っている。そういうクリーチャーにこれをつけることで、永続的にムーヴが楽しめるという寸法だ。リミテッドレベルだと殺しても殺しても帰ってくるクリーチャー+オーラに対処する方法は限られているのでとてもやっかいである。一応、オーラが戻ってくるタイミングがクリーチャーとずれているのが抜け道なので、どうしても処分したい場合は2回分の除去をまとめてたたき込むしかないだろう。まぁ、「オーラを割る」とか「張られるのに対応して殺す」っていういつも通りの方法が一番の答えなんだろうが。
こいつが海星かぁ、第9話。ここまで全然姿を見せなかったし、今回も思わせぶりなカット割りでなかなか顔が分からないようになっていたので、このまま最後まで正体不明のままでいくのかと思っていたのだが、なんか、すげぇ半端なところでへろっと出てきた。うん、ぱっつん可愛い。まぁ、久米田絵だけども。 前回までで父親との記憶については一区切り。後は物語の終盤に向けて、偽右衛門選挙が物語の焦点になっていくことになるだろうか。争う勢力は、総一郎の直系である下鴨矢一郎、そして、弟であり、事実上下鴨家に離反した夷川早雲。一体何を巡っての争いなんだろう、とこれまではぼんやり見てきたものだが、今回、選挙前の会合が行われ、そこには京都の山から多数の狸が押しかけていた。なるほど、確かにあれだけの数を取り仕切る元締めともなると、大切な役職なのは間違いなさそうだ。しかし、司会の人物(狸物)も含めて、集まったお歴々には割と年配のお客もいたように見えるのだが、偽右衛門の座に矢一郎のような若造が就任するのは構わないものだろうか。海星の言葉じゃないが、流石にまだ「器じゃない」と言われても仕方ない気がするが。父親の死が早すぎた影響は、こういうところに出てしまっているのかもしれない。 今回、矢三郎に与えられたミッションはざっと分けて4つ。1つ目は、久しぶりに登場した淀川先生への見舞い。どうやら次の金曜倶楽部のための狸が見つかっていないとかいうお話で、わざわざそれを聞きに行った矢三郎が、母上に心配されていた。流石に旦那を食われただけじゃなくて息子まで食われてしまっては、いくら自然の摂理とはいえ、人間を恨まないわけにもいかないだろうからね。淀川先生は狸を前にしても相変わらずのマイペースぶりで、なんだか困っていることまで含めて楽しそうだった。憎めないおっさんである。この人はなんで金曜倶楽部に参加してるんだろうなぁ。あの会合、何が楽しいのかよく分からんのだけども……弁天様かぁ。じゃぁ仕方ないかぁ。 2つ目のミッションは件の選挙前会合であり、相変わらずの夷川のこすっからさが素直にイラッと来る。今回、早雲という人物が下鴨家にとっては因縁浅からぬ「敵キャラ」であることが語られ、今後の対立構図も分かりやすくなった。おそらく総一郎の弟である早雲は一角の人物なのではないかと予想されるが、どうもあの馬鹿息子どものせいで小物の印象が強い。アニメではまだあんまり活躍してなくて、船合戦の時にちょろっと出てきたくらいだからよく分かりませんね。 そして、そんな早雲との選挙にかり出されそうになって駄々をこねている薬師坊を説得するのが、3つ目のミッション。……このじいさん、駄々こねて面倒かけるの何回目だよ……いや、なんか可愛いから憎めないんだけども。どうも、我々視聴者目線だと矢三郎の見た赤玉先生ばかり印象が強いので、矢一郎を含む他の狸どもが怯え敬っている「大天狗」としての薬師坊が全然ピンと来ないね。今回も単に構って欲しそうにしてるだけだったし。狸どもは大事な偽右衛門選挙の決定権をあんなじいさんに与えてしまっていいのだろうか。ただでさえ下鴨家の三男とつるんでることが知られているのだから、どう考えても中立のオブサーバーにはならないと思うのだけどね。まぁ、天狗はアンフェアなジャッジなんかしない、っていう判断なのかね。ちなみに、今回は姿が見えなかったが、先生よりもえらそうな天狗になってしまった弁天様ならば、その力は存分に見せつけている。既に「薬師坊を上回る」という話もあったし、あの下鴨総一郎が射すくめられたように化けの皮を剥がしてしまうというのも衝撃的なエピソードである。山1つに化けられるほどの、文字通りの「化け物」すら飲み込んでしまう弁天という存在。一体どこまでの器だというのだろう。 そして、4つ目のミッションが、今回のサブタイトルにもなっていた、海星との銭湯対話である。今作では2度目の「お風呂回」ということで、時間をたっぷり取ったサービス回(?)だ。前回はお風呂回にも関わらず野郎でジジイで相撲取りだったが、今回はちゃんと女の子の入浴シーンも描かれてます。まぁ、あんまり色気とかエロとは繋がらないお話でしたが、意外に「可愛らしさ」は出てたんじゃないでしょうか。そういや一体何歳なのかはさっぱり知らなかったわけだけど、あの阿呆兄弟よりも確実に年下なのだから、実は案外ロリっ子だった。矢三郎と同い年くらいの勘定か、それよりもちょっと下くらいか。夷川の家の中では明らかに良識派の海星は実の兄を「馬鹿」と呼んでいるが、それでも他人に罵られるとかちんとくる部分もあるという。その上で、何となく矢三郎のことも悪くは思っていないことも伝わってくる。なかなか複雑な乙女心である。今後の展開で、彼女が選挙戦にどのように絡んでくるのかは気になるところだ。矢三郎に対してもう少しあからさまにデレてくれると可愛らしさも増すんだろうけど、この作品ではあんまりそういう露骨なシーンが見たいというわけでもないし、バランス感覚が難しい。今くらいの「触れられない」立ち位置が丁度良いのかなー。 ちなみに、前にも一度書いた気がするが、海星のCVが佐倉綾音というのは個人的にお気に入りのキャスティング。あやねるはデビュー直後の見事な棒っぷりの印象がまだまだ強いが、最近は落ち着いてきて、役によっては非常に良い物を見せるようになってきている。そして、個人的にはとても「いい声」だと思っている。ちょっと強めに出したときの何とも言えない「強さ」と「幼さ」の配分が良い。海星も、そうした二面的なあやねるの良さが出ている声だと思うのです。中の人の残念さはいったん忘れて、海星の良さを今後も探っていきたいところだ。 ばっきばき! 聖衣がバッキバキやぞ! 第70話。一週空けての再開ですが、久しぶりになかなか濃いキャラクターがてこ入れされてきました。事ここに及んで、物語のカオスっぷりが増し増しです。 前回が蒼摩とユナのお話だったので、今回は残った面々のお話。あれだけ「昴を観察する」って言ってた割にはエデンがいないのが気になるけど、パラスベルダに入ってからの聖闘士側の動きの不可解さはどうあがいても説明出来るようなものじゃないので、細かいことを気にするのは諦めた方がいいだろう。なんでこんな長いこと適当なマッチングで戦い続けてるのかが本当に謎だからね。どうせ目的地は一緒なんだからみんなで固まって突っ込んだ方がいいと思うんだけど、何故か三々五々に(目視出来るくらいに近い)ゴール目指して延々行きつ戻りつしてるんだよなぁ。一応、途中で鋼鉄を助けながら進軍してる場面もあったから、「きっと光牙たちは回りのサポートをしながらゆっくりと道を切り開いて進んでいるから時間がかかるんだろう」と思ってたんだけど、今回栄斗の働きのおかげで「誰にも見つからずに進めたぜ!」とか喜んでやがったし。まさか、がむしゃらに目的地を目指しているのに単にたどり着けないだけなんだろうか。それで一晩かかっても到着できないって……どんだけ広いんだパラスベルダ。神の力で結界みたいなものでも施されてるんでしょうかね。 さておき、そんな謎の強行軍のさなか、光牙達3人を迎え撃つのは謎の新キャラ・ミラーさんである。前回の予告時点で「はぐれパラサイトって何?」「正体は何者?!」と色めき立ったわけだが、どうやら、本当にぽっと出の新キャラのようである。「はぐれ」というのもほぼ文字通りの意味だけで、単にパラサイト軍の中でも素行が悪くて問題児なだけらしい。でもまぁ、パラサイト軍って割と自分勝手な奴も多いし、全員が全員パラスに忠誠を誓ってる風でもないので、この程度の問題行動なら支配下登録から漏れるほどではないみたいですね。タイタンさんも存在を認識しつつ黙認してたみたいだし、あれだけの強さがあるなら迷惑さえかけなければ何をしても良い、という特権階級みたいなもんだろう。世が世なら2級どころか1級クラスの昇段試験だって受けられそうなもんだが(少なくともエウロパにため口なんだから2級相当の実力はあるだろう)、本人に出世欲とか支配欲が無いのであんな状態。タイタンさんもそうした異端分子の扱いは心得ているようで、「触っただけで聖衣をぶっ壊す」という破格の必殺武器、アルケミィ・グローブなんてチート兵器を渡して好き勝手させているわけだ。ちょっと待て、なんやねんその武器。凄すぎるやないか。今までの歴史でどれだけの聖衣がぶっ壊れたか知らんが、「聖衣を壊すことに特化する」っていう属性は初めてである。そして、実際に壊せるのは初めてである。新生聖衣とは何だったのか……。 「触っただけで聖衣が壊せる」「生身でも余裕で戦えるくらい肝っ玉が太い」「とにかく速いから一切攻撃が当たらない」「気配読みで相手が見えなくても位置が分かる」「殺気を消せるので位置を認識するのが困難」「CVがいい感じにキチガイじみたうえだゆうじ」と、とにかく無茶なステータスがてんこ盛りのミラーさん。3人がかりでの攻防だが、久しぶりに全く手が出ない絶望感に充ち満ちている。気まぐれで享楽主義の性格がイカれた設定に拍車をかけており、一切出自の分からない適当な新キャラのくせに、かなりエグい存在感がある。そして、そんなトンデモな新キャラを相手に一体どんなシナリオを展開したらいいんだ、と思ったら、意外や意外、なんと今回は栄斗のメイン回であった。ミラーさんの戦術が何となく忍者風なことに加えて、未知の敵キャラと戦う時に栄斗の「忍者としての実戦経験」という胡散臭いものが役に立っているらしいし、小宇宙に加えて「殺気」という(すげぇ今更感満載の)新概念を取り入れることで、栄斗が過去に師から教わったレベルアップの新たな一歩を模索している。クライマックスの一撃を入れるシーンもなかなか様になっており、非常に珍しい「真っ直ぐに栄斗が恰好いい回」だったのである。良かったな忍者、変な敵のおかげで出番が増えたぞ。今回出来た因縁は、物語終盤に解決すると思われるが、その時はミラーVS栄斗の一騎打ちになるんですかねぇ。 ちなみに、気まぐれやのミラーさんはうっかり栄斗に一撃を入れられた後にも当然ぴんぴんしている。ちょっとイラついたので口約束を反故にしてフルボッコ体勢に移行しようとしたが、なんやら思わせぶりなエウロパさんの横やりで拳を引っ込めてしまった。「まだ聖闘士を殺さない方が後々楽しい展開になる」というのがエウロパさんのお言葉だったわけだが、一体どういうことなのだろうか。どう考えてもタイタンやバラスの意向には反しているように見えるのだが、やっぱりエウロパさんは見た目通りの悪い人なのかしら。そして、そんなエウロパさんの企み(?)もミラーさんはツーカーで分かっているようなのも気になる。この2人、仲いいのかな。レアさんもミラーのことは当然知ってたみたいだけど、今後彼はどういう絡み方をしてくるのか、なかなか気になる幕引きであった。まぁ、聖闘士たちを殺さずに残したとは言っても、栄斗は聖衣がほぼ全損、光牙は背中部分が砕かれ、龍峰は頼みの綱のシールドが大破している。聖衣依存度の高い連中にとって、今後の展開はかなり厳しいものになるんじゃなかろうか。 そういえば面白かったのは、冷静に聖闘士連中を観察して楽しんでいたミラーさんが、「聖闘士は1対1で戦うと聞いてたけど、チームワークを使って戦うんだね。新世代やな」とか言ってたこと。確かに、元々聖闘士星矢シリーズってのは、頭を使わないタイマンバトルを描く漫画だったはずなのだが、Ωになってからというもの、ブロンズ軍団は1人の相手に徒党を組んで襲い掛かる展開が多い。別に悪いことじゃないのでそれこそ「世代が違う」ということで説明がつく変化だが、わざわざ作中のキャラがそのことに言及しているのは、製作スタッフの方でも「チーム戦が1つの見せ場ですよ」ということをアピールしたいが故なのかもしれない。まぁ、チーム戦と言っても、1人ずつ殴りかかっていってKOされるだけの展開ですけどね。今回は昴が早々におねんねしてしまっていたので、光牙がその分アホみたいになってたのが痛々しくて良かった。栄斗「アブねぇ、昴が起きてたら怒って突っ込んでたところだぜ」→光牙「うわあああああああ!」(特攻)の流れが酷かったわ。 さて、今週もラストが思わせぶりな引き方で、暗がりに隻眼のおっさんが現れたところでエンド。「あれは……ひょっとしてモーゼス?!」とか思ったけど、どうやら全然関係無い新キャラの模様。しかも多分ミラーさんみたいな鮮烈な新キャラではなく、せいぜいケリー先輩くらいの立ち位置だと思われる。小馬座て。相手役は永遠の悩める管理職、テーベさん。彼だけは何故か幸せに生きてほしい気がする。 8月30日 ドラフト模様(DGM,GTC,RTR) ピック順 【Mei】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→
テーロス発売まで残り一ヶ月を切りましたが、ここで予告通りにM14ドラフトが乱入してきます。年に4回もドラフト環境が変わるなんて、贅沢なことやで! ……まぁ、別にいらないって意見が多数あるわけだけども……正直、今回は異議が多かったら大人しくラヴニカにしようかと思ってたくらいなんだけど、割と積極的に協力してくれていたので、少なくとも去年のM13よりはすんなり基本セットドラフトを行うことが出来た。みんな一応それぞれに楽しさは見いだしてくれてたみたいだし。まぁ、ちょっとした気分転換だと思えば。シーズン終盤のこの時期に気分転換してんじゃねぇよ、って話もあるけど。ちなみに、来週も引き続きこちらのドラフトを行う予定です。高いレアは今回割と出ちゃったので、来週はなんか地味になりそうな気がする。
最後で全部吹っ飛んだけど、流石に今週の展開はどうかと思った、第9話。いや、なんかもう、色々ありすぎて何からまとめていいのかよく分からなくなってるわ。まぁいいや、とりあえず1つずついきましょう。 まず、先にどうかと思ったところからつっこんどくけど、流石にこのシナリオ展開の中での突然の中華風修行は空気読めなすぎだろ。突然のおっさん絶唱に始まり、未来のことを一端忘れたように笑顔を見せる響、そんなことしてる場合じゃないはずなのに真面目にのっちゃう翼さん、そして、最後にフラグにしか聞こえない独白を漏らすクリス……あのシーンだけ完全に浮いてたんだよ。いや、古式ゆかしい(?!)中国映画風修行を繰り返す面々の構図は面白かったが、ホント、全員が全員「そんな場合でも無いしそんなメンタリティでもないやん!」っていう気持ちばかりが先行するわ。なんであのくだり入れたんでしょうか。まぁ、多分一番の理由は、クリスちゃんに最後の一言を言わせることだったんでしょうけど。 というわけで「今週のクリスちゃん」だが、久しぶりに戦闘シーンで大馬鹿活劇を披露してくれたところが1つ目の見せ場。キャラソンの発売日も間近に迫ったのでもう一回くらいてこ入れしておく感じだろうか。しかも、とんでもサイズのミサイルで飛行型のノイズ(1期では3人の共闘で初めて倒せたサイズな気がする)を問答無用の一撃殺。ホントに凄まじいぞイチイバル。もう、なんでおっぱいからミサイルが出ないのかだけが不思議でしょうがない。見せ場その2は、何故か突然訪れたファミレスでの翼との対話。序盤の戦闘中に「こんな嫌な現状を誰が作ったんだ?!」と自問した結果、「私がソロモンを呼び覚ましたせいだ」と一人でテンションを下げてしまったクリスちゃんは、誰かとの温かい繋がりを求めてとりあえず翼さんに声をかけてみることにした。傷心の響をいじらなかったあたりは彼女なりに成長したところだと思うが、それにしても空気が一切読めない翼さんを相手に選んだのは大失敗。ホントは仲良くなれているはずなのに、お互いの目的が噛み合わずに喧嘩別れみたいな形になってしまった。学園祭のくだりのあの穏やかな空気はどこへ行ってしまったのか。まぁ、ご飯を美味しそうに食べるクリスちゃんが実に愛らしかったので、あのシーンは良しとするべきだろうか。「私がソロモンを目覚めさせてしまった」「話し合おうとしてもすれ違ってしまう」、そして「この場所は私にはあったかすぎる」と立て続けにサヨナラフラグを急増で乱立しだしたクリス。はたしてどうなってしまうというのか。なんで制作陣はこんな無理矢理な形でクリスちゃんに試練を与えようとするのか。ギブミー笑顔。 謎修行のくだりのせいで響のテンションもよく分からなくなってしまったので、とりあえず敵側に視点を移そう。前回のタワーの一件で、完全に間違った方向に吹っ切れてしまったのがマリアさん。米国政府との和睦は完全に失敗に終わり、その会見の場では相手の悪意をまざまざと見せつけられてしまった。マリアさんはただでさえ「自分のせいでナスターシャが守れなかった」という負い目を持っているところに、更なる追い討ちをかけられた形であり、「米国政府は頼れない」「とは言ってもマムはもう手を失った」という状況で、「じゃぁ変態博士に全てを賭けるしかない」という短絡的かつ絶望的な選択肢である。大義名分を半分失ったような状態なので切歌・調コンビともそりが合わなくなるし、自然に非人道的な挙動になってしまうので、本人の精神状態はますます悪い方へと傾いてしまう。今まで先頭に立ってた人間が突然寄る辺を失い、転げていく様子が実に痛々しい。初登場時の凜とした勇姿はどこへ行ってしまったものか……。 もちろん、そんな味方の惨状に黙っているわけではない仲間だっている。突如ヒールに転げだしたマリアたちに、予想もしていなかった事実をぽんぽんと告げられて動揺する切歌・調コンビ。どうやらウェルの発言からすると、彼女たちが「月の落下から人類を救う」という目標を第一に掲げていたのは事実のようである。しかし、目的が正しくても手段は当然吟味する必要があるわけで、彼女たちはこれまで、ウェルとは違った「正しい方法での世界秩序」を目指していたのである。しかし、まずマリアが現実を突きつけられたことによって転げ、そんな彼女の窮状を見て、セレナのことで負い目もあり、一番にマリアのことを考えていたナスターシャも折れた。こうなってしまっては、幼い2人はどのように現状を判断したら良いのかが分からなくなってしまう。辛うじて、調は自らの正義を奮い立たせ、今回単独でのシュルシャガナ歌唱からのバトルへ突入。今期新規ギアの中でも一番の変わり種、面白い挙動を見せるシュルシャガナ、その無茶苦茶な暴れっぷりを、南條愛乃の生歌込みでたっぷりとお届けである。考えてみれば今回はクリス、司令(!)、調と、なかなか贅沢な歌パートが多かった。 しかししかし好事魔多し。調のようにシンプルに「自分の思う正義」に身体を委ねられないのが切歌である。フィーネの真実を知ってしまった今、彼女が自分の中にフィーネを宿していることはほぼ確実。そうなると、彼女に課せられた最大の呪縛は「時間」である。次第に自分が失われていく恐怖は、これまでマリアのものとして外から眺めていたものであったが、それが突如自分の身体に降って湧いたのだ。彼女の恐怖はいかほどのものか。そのために、彼女は判断力を失い、ウェルの魔の手にかかってあのような行動に走ってしまう。「すぐに何とかしないと」という焦りは、詐欺師にとっては恰好の餌になってしまうわけだ。 更に更に、そんな修羅場に何とか翼とクリスが間に合い、アンチリンカーを使用された調がいない状態では当然ワンサイドゲーム。このまま2人も押さえ込めるか、と思った直後に、ウェルから送り出されたのはなんと4体目の適合者。歌う起動キーはなんとあの神獣鏡(シェンショウジン)である。なるほど、聖遺物なのだからギアとしてまとうことも可能だったということか。そしてそのギアをまとっているのは未来である。もう、何がなにやら。完全にレイプ目だったので洗脳状態だったのは間違いないだろうが、ウェルの手にかかればなんでもありだ。多分、どこかでネフィリムの心臓も噛んでるんだろうな。そういや、一応ウェルって未来が響たちの関係者だってことは知ってるんだっけ(もう面倒なので確認しないけど)。未来の生存を素直に喜びつつも、更なるどん底展開にはたしてどうしたものか! はぁぁぁあ、突っ込みどころ、いじりどころが多すぎて本当にしんどい作品である。よくもまぁ、これだけ色々とやろうとするもんだ。今週分をまとめると……ご飯を美味しそうに食べる女の子は可愛いな! 栄養が全部胸に行くのは素晴らしいな! はいっ、終わりましたよー、ここ、今作のハイライトですからねー(あくまで個人の感想です)、第9話。やっぱりこのオシオキが一番クるなぁ、と思ったけど、流石に何回もギャラリーで見直してたせいかアニメはそうでもなかった。というか、アニメだとアルターエゴとの交流がそこまでたっぷり描かれてないってのが一番大きいのかもしれない。ちなみに、私のオシオキベスト5を選ぶなら、2まで含めるとこの1−4が一番で、順に1−6,2−2,1−5,1−3,2−3になると思います。まぁ、2−3は好きな理由が全然違うけども。 さて、相変わらず「未プレイ組はどうなんだろう」がさっぱり想像もつかないエピソードになっております。何しろ事件の手がかりなんてないに等しいわけで、ぽんぽんと飛び出して来る見知らぬ手がかりに戸惑うことだらけなのじゃなかろうか。毎回詰め込みなので「手がかりが足りなすぎる!」ならばもう慣れたんだけど、今回珍しく「それいらないやろ」があったのは違和感があった。具体的には「書棚の逆さまの本」ね。もちろん原作では重要な手がかりになっていたわけだが、アニメでは葉隠→ジェノサイダーのくだりがほぼ自供オンリーであっという間に進行したため、さくらちゃんが殴られた回数や場所はほぼ流すだけ、そして葉隠の無駄な努力については完全カットであった。おかげであの手がかりは一切語られることなく、触れる必要が無かった。ほんの一瞬のこととはいえ、このアニメで完全に切り捨てたはずのものの残滓が残っているのは珍しいことである。 そしてもう1つ余波として影響が出たのは、我らがエース十神君の挙動である。まず「毒瓶を飲む」意味がさっぱり分からなくなっているので、アニメを見ると単なる自殺願望の若者である。また、朝日奈ちゃんを犯人と決めつけて悦に入るあたりのくだりが非常に短いために、彼特有のヘタレ感もそぎ落とされてちょっと勿体ない(まぁ、あそこで朝日奈さんを犯人だと思うのは当たり前なのだが)。そして、「俺様はゲームを楽しんでいるんだ」感もこれまであまり描かれて来なかったので、今回のさくらちゃんの犠牲によって得られたものの実感も湧きにくい。隣のジェノサイダーさんが短い時間のなかでもがっつりとキャラを打ち立てて良い仕事をしているのと比べるとちょっと物足りないか。ジェノさんと腐川さんの早変わり芸はいつみても惚れ惚れするよね。 他方、今回の主役である朝日奈さんは割と頑張っていた。というか、彼女の場合は実は「さくらちゃん好き」ぐらいしか属性が無いので、あんまり視点がぶれないままでこのエピソードに突入出来たのが良かったのかもしれない。過剰な愛情も伝わってくるものになっていたし、暴走して自暴自棄になるくだりも、(原作でもなんだか無理がある気がした部分なのだが)それなりに見栄えがするようになっていたのではなかろうか。もちろん、中の人の相変わらずの熱演もあってのことですけども。千和といえば泣き、っていうのはすっかり定着してるね。泣き以外でも存分に良い仕事が出来るんだけどね。今回は十神・霧切が言い合いをしているあいだずっとオフで泣き続けなきゃいけないっていう面倒なミッションもありました。お疲れ様です。 あとはモノクマの挙動だけども、原作の時も突っ込んだけど、「ボクの美声で」って言ってるのに途中からくじらボイスになっちゃうのってどうなのよ、という。そこまで含めてのネタなのだろうか。いや、やっぱりあそこはさくらちゃん本人に読んでもらわないといけないので、これが正解なんだけどね。お手紙書いてるさくらちゃんもラブリー。モノクマは裁判中に寝ててもいいんかい、という突っ込みもあるのだが、まぁ、多分中の人は起きてる設定なんでしょう。や、でもマジで寝てる可能性もあるかも……中の人のーーーーーーーな性格を考えると、モノクマがずっとーーーーーーなままなのっておかしいしな。 今更ネタバレとか気にする必要ないのかしら? やっぱり今作の主人公はアサギ! 第20話。第1話の時は何の先入観も無いはずなのにアサギが主人公だと思っただけのことはあるわー。まぁ、搭乗機がブルーワンだったっていうのと、中の人が浅沼兄ぃだったっていう理由なんだけども。お、つまりメインヒロインはアンナちゃんってことになるんだな。良い組み合わせじゃないか。……まぁ、ピンチになったら本当のヒーローであるイズルがいいとこ全部持ってくのは確定事項だけどさ……結局作中でアサギがいいとこ見せたシーンってほとんど無いんだから、もう少し恰好いいターンを継続してほしいネ。 サブタイトル通り、一切戦闘シーン無し、衝撃の新事実もほとんど無しで、ジリジリと緊張感が高まり最終決戦に向けての準備が進む様子が淡々と描かれていく。どかんと行く前の非常に重要なエピソードであることは監督がコンテ演出を担当していることからも分かり、静かな画面の中にもグッとインパクトが増すように、今回はかなりライティング強めの画作りが意識されているようだ。キーワードとしては前回から引き続いて「遺伝子の繋がり」、つまりは「家族」という言葉が重みを増しており、アサギは執拗に「血のつながり」についての述懐を繰り返していた。まぁ、残念ファイブ内では全然緊張感が無いのであんまり重要なテーマに見えないのはナニだが、代わりにアンナちゃんが家族を前にして初めてのだだっ子っぷりを披露し、アサギに「家族とは」ということを伝え、学ぶ役割を果たしてくれた。イズルよりも年上のアサギは「弟を守る」という新たな大義名分を手にし、気の逸るイズルをなんとしても押しとどめる重要な役割を務めることになる。まぁ、どう見てもピンチを招きまくる準備段階だし、必要に応じて死亡フラグになりかねんスタンスではあるのだが……これで最終的にアサギが死んだらあまりに不憫過ぎるから勘弁してくれよ。シモン司令が死ぬ、は普通に有りだと思うので、どうせならお父さんの方を犠牲にしよう(提案)。後任には優秀なアマネさんがいるから大丈夫。 それ以外の面々についても、本来ならば緊張感が満ちて最高にシリアスが高まるはずのシーンなのに、一切そうは見えないのがマジェプリ流。「兄弟であることが発覚」なんて一大イベントだったはずなのに、ラビッツの6人にかかれば単なる笑い話でおしまいである。今までずっと寝食を共にしてきた人間のうち2人が兄弟だなんてものすごい事件のはずなのだが、タマキはともかく、スルガやケイまで落ち着いたもんである。まぁ、ここまで深い間柄だと、もう血のつながりとか、どうでもいいのかもしれませんが。 擬似的に家族と記憶を失っている面々がどこで思い出を残していくのかといえば、あとはピットクルーしかいない。それぞれ個性的な面々との最後の絆の確認作業は、全員お笑い調である。アサギに関しては無事に良い話としてまとまったが、いつも通りのテンションのタマキ、ついに最終兵器であるケーキを投入してしまったケイ、「兄貴」という単語を誤解されてウホッが高まるスルガあたりは、久しぶりにこいつらの残念さが堪能出来る掛け合い。一人ハンガーに佇むアンジュを見て、一瞬すごく寂しそうに見えたが、彼(彼女?)が思い悩むのは家族のことなどではなく、「暴言に気をつけなくちゃな」という至極もっともな心配ごとであった。まぁ、確かに……世界連合が形成されて最前線に配備されたってことは、いつものテンションだとあのイカレモードが全世界に無修正生中継されることになるのか……そっちの方が「やっぱりアッシュ乗りって頭おかしいわ」って思われて、他国からアッシュの情報開示を迫られなくて良さそうな気もするよね。 一方のウルガル軍も、そんな地球の最終決戦の空気を察知してか、王様中心に総力戦の構え。幹部クラスが2人も欠けちゃったので謁見ルームが何とも寂しく見えるが、あんまり戦力が減ったことを気にしてる人もいないみたいだ。ドルガナさんは地球のラマタに対して何か思うことも出てきたみたいだが、ことここに至っては、もう個々の逡巡など関係無い段階なんだろう。地球人との「遺伝子の振る舞い」について語ってくれていたが、やっぱり相変わらずウルガル人の考えていることはいまいち分からんしな。多分このおっさんとルティエルさんが戦闘中に適当に死ぬ役目になるだろうから、最終的にはジアート様が死ぬか生きるか、そしてお兄ちゃんをどう扱うかが今後の見どころ。また、テオーリアさんもいよいよ前線に出張ってくるみたいだが、冷徹なジアート様が唯一気にかけている妹を見た時の反応も見ものである。CVが御前で妹キャラなんて、きな臭いにおいしかしないんだけどな(某ヘクマティアル家的に)。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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