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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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見事にマミられました、第6話。あの構図は多分後世まで「マミられ」と呼ばれ続けることになるんでしょうね。巴マミ、こんなところに名を残した人物であった。

 さておきそんなこんなで開始数分で友人をマミられてしまった小夜。ショックに瞬間覚醒してねねを喰い殺した「古きもの」については瞬殺に成功したが、そのままショックで寝込むことに。そして1日学校を休み、再び登校するまでにしばらくの期間が空いたり、親父さんが意味深に小夜を眠らせて記憶を断絶させたりと、色々と怪しげな行動が多かったおかげで「さて、ねねさんのことはクラスでどのように処理されるのか……」と期待の高まるAパートになっていた。

 予想その1,「ねねさん? 誰それ?」とか言われる。この町の人は、古きものに消された存在を記憶から無くすとか。予想その2,ねねさん、元気に登校。「私は悪夢でも見ていたの?」と小夜が思い悩むも、脳天気なねねさん2号に絡まれて困惑する展開。予想その3、ののさんごと消失している。「あの双子は2人で1人の存在だったんだ……」。など、色々と妄想は膨らんだのに、残念ながら普通に行方不明として処理されていた。行方知れずになっているということは、親父さんは道場内に転がったねねの死体をそのまま秘密裏に処分したということである(ついでに娘の服を着替えさせたりしてる!)。また、あれだけ境内で大騒ぎしたのも無かったことに。なんとも中途半端ではあるのだが、やはりどこか「不穏な」おかしさは漂っている。

 一番気になるのは、普段から怪我の治りが早い小夜だが、あれだけ深々と突き刺さった両肩には全く痛みをうったえないのに、ちょっとすりむいただけの膝の怪我だけがはっきり残っていること。これまでの戦闘経験から考えると、彼女は「古きもの」によって付けられた傷のみがやたらと早く治る傾向にある。普段あれだけ血まみれバトルを繰り広げているのに、クラスメイトに気づかれないのもそのためだ。しかし、戦闘前に転んですりむいた膝だけは治っていない。これは、「古きもの」との戦闘だけが、彼女の肉体にも特殊な影響を及ぼしていることを暗示しているように見えるのである。

 そして、ねねが居なくなったことに心神喪失状態のののさんによる訴えと、そこから連鎖した新たな「古きもの」とのバトル。まるでクロウカードの「影(シャドウ)」のごとき不定形の化け物は、これまで登場した奴らと比較すると圧倒的多数の被害者カウントを弾き出した。そりゃまぁ、昼日中の市街地での戦闘だし、死にまくるのは当然のことであろう。そして、当然のようにののさんも犠牲に。更にクラスメイトが減りました。しかし、今回のことも、どうやら次回には「大量失踪事件」として処理されそうに見える。つまり、事象として残されたのは「古きものの襲来」ではなく、単なる「町の人間の消失」。小夜の見ている景色は壮絶なバトルであるが、他人の目から見れば単なる「町が消える準備段階」になる。

 「早く気付け」と訴える謎の犬や、「痛いのは頭だけ?」「気をつけて」などと意味深な発言を連発する担任の先生、更にギモーブ店長に親父さんなどなど、どうやら大人サイドには共通した怪しさラインナップがそろい踏みしているようだ。優男の方の同級生も何だか怪しいか。さて、一体どんな結末が待ち構えているやら。

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雨降って地固まる、を分かりやすく説明してる第7話。これを別の言葉でいうと、「いつも通りの話」というのである。分かりやすさは時に武器にもなるのです。

 シナリオを簡潔に書くと、「またクロードと揉める」→「風邪を引く」→「幼女が倒れちゃったもんだからクロードがなんか罪悪感に苛まれて勝手にツンデレぎみに謝ってくる」→「Happy end」という流れ。うむ、分かりやすいし、阿漕だな。でも、これでいいな。今回もちゃんとアリスは大活躍してくれたし、特に言うことはありません。「おかゆの作り方は知ってるくせに臼や筆はしらんのかい」とかは、当時の情報網がどのようなものだったのか分からないので突っ込まないでおきます。

 さて、今回はいつも以上に湯音とクロードの間のギスギスっぷりが加速しており、一時はクロードが「湯音を強制送還するか……」まで考え始める始末。湯音も一人で抱え込んで悩むタイプだけど、クロードもよっぽどだよね。個人的には、あんまり一緒に生活したくないタイプである。ただ、今回の問題については、一概にどちらが間違っているとも言い難く、人種や国籍を別にしてもなかなか難しい問題だ。大ざっぱに言えば、性善説を信じる日本人と性悪説を唱えるフランス人の諍い。

 客観的に見れば、流石に湯音の態度は不用心が過ぎる上に一介の使用人としては出過ぎたまねをしていると思うし、クロードはクロードで、ちょっと物言いが粗雑すぎる気もする。最初のうちは「まぁ、今回のことは湯音の方がちょっと悪いかな……」とか思って観ていたのだが、クロードが「子供は野獣」だの「あいつから悪い病原菌をうつされた」だのと言い始めた時には、「ちょっと偏見が過ぎるんじゃないか?」と思ってしまった。これも日本人的な考え方なのだろうか?

 そもそも、「子供は理性のない野獣」という考え方にびっくりだ。日本人ならば、普通は湯音がいうように「子供とは純真無垢の象徴」という認識が一般的であり、子供に対して慈愛を与えろ、というのが当然。いかに浮浪者の子供とて、それを迫害せよ、という教えは出てくるはずもない。おそらく日本にも貧しい子供、盗みを働く社会層の子供もたくさんいたであろうが、それでも一般的には「子供を信じる」方に傾く。しかし、こと生活がかかった商売人目線からすれば、それだって理想主義の安易な物言いであるのは確かなのだ。ふむ、やはり道徳という概念は難しいものである。ただ、この作品の場合にはただ1つの大前提、誰もが守らねばならぬ金科玉条がある。それは、「湯音は正義」。うむ、それなら仕方ない。

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8月15日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM)

ピック順 【Alessi】→【Serra】→【Thraxi】→【Mei】→【Metallica】

 コミケ・お盆休みなどが絡んだために変則日程で行われた今回のドラフト。変則過ぎて、うっかりこの記事を書き忘れるところでした。忘れてて思い出した時に「ピック表……書かなあかんのか……」と思った時の面倒くささは異常。普段よくこんなことをやってるもんだな。

 さて、今回もこの欄で日程のアナウンスをしておきます。前回お伝えした通り、今週末は私が郷里に帰省しているため、ドラフトは発生しません。そして、その翌週(26日)ですが、私が「次の日に終日予定があるんだよね」と言ったら、「じゃ、さっさとドラフトだけして帰ればいいじゃん」という至極もっともなコメントを頂いたため、人数が揃えば開催される運びとなりました。というか、今回の面子は全員顔を揃えそうなので、普通に発生しそうな気がします。みんなクソ暑いのに元気だなー。

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 そういやシリアルとか最近全然食べてない気がする第6話。子供の頃は無闇にああいうのに憧れてたもんです。お気に入りだったのはケロッグのチョコクリスピーだった。主にチョコが溶けた牛乳目当てで。

 さておき、今回のお話も、あらすじだけを見れば「りんちゃんが小学校に登校しました。一緒に木を植えました。楽しかったです」というだけなのだが、きちんと1話1話の中で描かれるテーマが示されており、それをちゃんと立てようとする構成が整っているおかげで、何気ないシーンでもじんわりと伝わってくるものがある。今回は「繋がっていくもの」というのがメインテーマとなっており、それが具現化したのが、「生誕のたびに木を植える」という宋一じいちゃんが残した鹿賀家(河地家)の文化であった。大吉も、そのお袋さんも、そしてりんも、宋一じいちゃんの作り上げた「育て方」の中では同じく「子供」であり、偶然にも大吉とりんはその木の種類までが一緒。2人は「半年前までは知りもしなかった」間柄だったにも関わらず、1本の木によってつながれた人生の道程は、はっきりと2人の絆を示すものになっていた。

 この「木による時代の蓄積」の見せ方がいかにもアニメらしい見事なもので、例えば大吉の母、幸子を象徴するギンモクセイを大吉が見上げるシーンでは、幸子本人は単にちっちゃくてお茶目なおかあちゃんでしかないのに、長い年月を刻んできた樹木は、立派に年輪を重ね、あの大吉が見上げるまでの勇姿を誇っていることが緻密なCG処理を施した群葉によって描かれている。しかも、大吉目線だとものすごい大きさに見えるのに、カメラをうつすと実はそんなでもないあたりが丁寧(ギンモクセイはそこまでの大木じゃないからね)。あくまで大吉から見れば、「母の歩んだ人生の年輪」が大きなものであることが示されているわけだ。もちろん、大吉のキンモクセイはりんのものに比べれば圧倒的に大きいものであるし、その差はそれぞれの間に等しくある。そうした、「1本の血脈」としての繋がりが、見事に画面にフィードバックされているのである。吹き上がったキンモクセイの花による「人生の道行き」の図は、シンプルながらも実に分かりやすい演出である。

 また、樹木単体の成長というのも個々に人生を表すツールとして用いられている。大吉とりんが植えたびわは、まだ芽すら出ていない種でしかないが、りんが生まれた折に植えられたキンモクセイは、いくらか育って「飛び越えるのは無理」なくらいになっている。りんが歩んできた6年間は、宋一の見ている環境で、着実に枝葉を付けていた。そして、大吉との新しい関係性は、これから芽を出して、新たに育まれていくものとなるであろう。

 サブイベントとしては、大吉がコウキとちょいちょい絡んでいるシーンがなかなか面白い。おっさんになってからちっちゃい男の子と絡んでも、何故か男の子同士だとどこか同じ目線になってしまうようなところがあって、大吉の場合、コウキとのコミュニケーションが普通に悪ガキ同士の会話に見えるのが楽しい。こればかりはりんには分からない「男同士」の対話であるが、大吉がりんだけの時には見せない子供っぽい部分がたくさん現れるので、りんのお姉さん属性も加速していきそうである。正直、りんは大吉のことを「親」だとは見てないみたいだしね。あくまで対等な立場の同居人なんだものな。

 そして、毎回書いてるのでいい加減飽きてきたが、やっぱりりんちゃんが可愛いのである。最近は気分が落ち込むようなイベントも減り、楽しそうな様子が多く見られるおかげで、目がちょんちょんと落書き風に描かれたデフォルメ顔がよく出てきます。これがまた可愛い。びわの上をぴょんぴょんと跳びながらはしゃぐシーンが小憎らしい演出になっており、わざわざカメラアングルをちょっと上に置いてりんが飛び上がった時にだけちょろっと見えるようになっている。おかげで小さいりんが精一杯飛び跳ねている図がよく分かり、愛らしくて仕方ない。眼福。

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 良い話だと思っていたのに、次回予告で出てきた次のサブタイトルで全部吹き飛んだ第20話。「蘇る、死ね」。……何それ! 蘇るノ? 死ぬノ? どっちナの?! 実態……

 簡潔にまとめると、「女子高生がよってたかってきゃっきゃうふふしながら料理するだけのお話」。さらにまとめると、結名姫の言葉をお借りして「青春やね〜」というだけのお話。うむ、簡単だ。前回あれだけきな臭い状態になっていたというのに、今回それが一切火種として機能していなかった。菜子の方については勝手に菜子がお目々ぐるぐるさせてただけなので幸せな結末を迎えても何の不思議もないが、あれだけ険悪なムードで決裂した連中があっという間に仲直りして食事を共にするのは、外野から見てたら「どないやねん」というお話。民子に怒鳴られてたお前、「てっきりオムライスが嫌いなのかと思ってた」って、どんな判断だ。ちゃんと話を聞け。アホってレベルじゃねぇぞ。

 というわけで、特に今回は大きく動いた事柄もなく。菜子に良さげな友達が1人出来たこと、民子がずっと自分を貫き通して、結局それが曲がらずに万事解決しちゃったから民子が正義みたいに認識されちゃったこと、そしてそれを女将たち大人軍団が暖かく見守っていること。まぁ、それくらいが分かれば良いのではないでしょうか。ハプニングばかりが人生じゃございませんからな。あ、でも緒花の翌日の体重が少し心配にはなったけど……オムライスを大量に押しつけられた時の緒花の顔がやたら可愛かったのが印象的です。民子流のオムライスの作り方は初めて見たなぁ。

 もう、来週の話をしようよ。どうなるんだ、ホビロン封印か? ……そういや、結局豆じいの息子って、なに?

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 いなくてもネタになる名越アナの存在感も恐ろしいが、最近は秦ちゃんが可愛くて困る。さておき、いよいよ残り10県をきってきましたよ。
 【山形】【千葉】【東京】【和歌山】
 【広島】【香川】【徳島】【長崎】【沖縄】
 

 そうそう、別に宣伝する必要も無いんですが、公式ページの壁紙・アイコンが、これまではレギュラーキャラだけだったのが一気に増えました。これであなたもお好きなキャラと毎日一緒に! ……パソコン起動して画面いっぱいの愛知犬って、結構怖いもんがあるんだぜ。そういう意味で、お勧めは秋田かな。絶妙に反応に困るビジュアルが素敵。
 

 #37「30秒クッキング神奈川犬」 (CV:日笠陽子)
 愛知があの扱いだったんだから「よこはまけ〜ん」っていうネタがあるかと思ったけど、そんなことはなかった神奈川。モチーフ的にも中の人的にも激戦区となったと思われるこの県を制したのは、なんとあのぴかしゃこと日笠陽子であった。これで宮城(しゅが美)・埼玉(竹達)・兵庫(美奈子)が並ぶと綺麗に軽音部員が揃っていることになる。ということは残された徳島は……あとは分かるな。

 そして、モチーフとなったのは横浜中華街名物のシュウマイ。知名度充分だしキャラとしてもそれなりにいじりやすそうなので、納得のチョイスといったところだろうか。そして、この何気ないシュウマイが、日笠のおかげで絶妙なウザさを伴ったイケてるキャラクターに仕上がっている。ほっこりドリンクコンビを従えての3分ならぬ「30秒」クッキングは、安心のグロオチになるという気配りを忘れていないぞ。まぁ、30秒っていってるくせに30分蒸し器に入ってる時点でなんか間違ってる気もするけど。3分クッキングらしく「こちらに完成したものがあります」っていうのをやってくれれば、「神奈川犬は2人いたんだよ!」「なんだってー!」が出来たのに。

 さて、神奈川は調理過程を得意げに見せていることから、「積極的に食べてもらいたい」方の指向性があることは想像出来るのだが、この世界特有の謎として、「さて、どこまでが神奈川犬の本体なのだろう」という謎が残されている。加工食品のキャラクターは数多いが、神奈川の場合、登場直後の姿はいわゆるシュウマイの中身、「あん」だけの状態。そこに皮を装備し、さらにグリーンピースをのせることで蒸し器に入場した。ってことは、本体は「あん」だけということになるんだろうか? それとも、全て装着した時点で1体の「神奈川犬」という存在になるのだろうか。過去の事例を紐解くと、例えば大阪は体内のたこを失った時点で自我を崩壊させた。逆に、兵庫は頭からサクランボが落ちても生命活動に支障はきたさずすんだ。また、微妙な例ではあるが、お茶によって体組織を崩壊させた愛知は、衣の部分から断末魔の声を上げる様子も確認されている。全体的に、コアとなる部分(たこ、えびなど)が生命活動を規定するが、実際の活動基盤は外側(皮、衣)に与えられていると見るのが自然であろう。となると、人前で堂々と皮をまとったこの神奈川は異端の存在ということになるが……

 うん、真面目に考えることじゃないのは知ってる。ちなみにどうでもいい話だが、外野でやんややんやと盛り上げている静岡と愛媛、客のように見えるが、神奈川がグリーンピースを装着する際にさりげなく鏡を出してサポートしている様子から見るに、おそらくサクラである。いや、何がしたいのかはよく分からないけどさ。
 


 #38「ぐぎぎぎぎ岐阜犬」 (CV:立花慎之介)

 サブタイトル考えるのがめんどくさくなってる気がするのは、中部地方最後の1人となった岐阜犬である。モチーフは枝豆なのだが、残念ながら岐阜に枝豆のイメージは全く無かったのは、私が無知なだけなのだろうか。実際に調べてみると、生産量では千葉が断トツであり、岐阜はギリギリベスト10に入れるかどうかのレベル。山深い土地柄もあり、そこまで大量に生産しているというわけではなさそうだ。ただ、岐阜市の広報ページによれば、市町村単位でなら岐阜市が「トップクラス」とのこと。なかなか難しい扱いだ。ちなみに、wikiで「枝豆」の項目を見ると、曖昧さ回避でお笑い芸人に飛ばされるリンクが張ってある。大きなお世話である。

 さておき、そんな隠れた名産品のアピールのために現れたのがこの岐阜犬である。例によっておこぼれに与りたくて現れた愛媛に自らの中身を振る舞おうとするが、枝豆にありがちなのが、取り出す際にポーンと飛び出しちゃう例のアレ。岐阜犬の場合はその飛距離も並々ならぬものがあり、はるか彼方への大遠投である。地面に落ちただけなら洗って食べられたかもしれないのだが、まず1粒目は、いつものように野球をやっていた静岡の湯飲みに綺麗にイン。これがほんとの茶豆……って、いうてる場合じゃない。流石にこれじゃ食べられない。

 続いて2投目。ポーンと飛び出した豆粒は、今度は通りすがりの愛知が見事にお口でキャッチ。そのままムシャムシャとごちそうになりながら通り過ぎた。愛知よ、お前は突如空から降ってきた枝豆を食べる勇気があるのか……相変わらず無駄な運動神経を見せ付けてくれるな。そして、2粒も失敗した岐阜は、背に腹は代えられぬとばかりに最後の1粒を差し出そうと我が身を絞り始める。その壮絶な様子に思わずとめようとした愛媛だったが、救いは間に合わず、最後の一粒は遠くへリリースされる前に、内部で粉々に砕け散ってしまったのであった……あれ? これも死亡オチ? でも、岐阜生きてるっぽいけど。

 今回のポイントは、背景でおこぼれを頂戴した2人が何やってたんだろう、という部分。静岡はいつも通りに野球の外野をやっていた模様。いつぞやのように「オーライ、オーライ」と言っていたので、フライを捕ろうと後退していたであろうことが分かる。まさかボールじゃなくて豆がふってこようとは思いもしなかっただろうけど、本人は気づいてないみたいだ。あのままお茶の中で少しずつ枝豆がふやけてぐちゃぐちゃになる図を想像すると……怖い。そして愛知。現れた方向が逆だし、手ぶらであるところを見ると、静岡と野球をやっていたのは愛知ではなかったらしい。静岡は誰と遊んでいたのだろう? そして、豆の存在に気づかなかった静岡と異なり、愛知は積極的に豆を食べに行き、「デリシャスー! ヤッター!」と歓声を上げている。うむ、どこまでも美味しい役周りの奴よ……

 あ、ちなみに中の人はBLやら何やらでナヨナヨした男役には引っ張りだこの立花慎之介。よく聞く声なんだけど、あんまり顔のイメージが浮かばない、(私にとって)珍しいタイプの役者かもしれない。岐阜出身とか、また絶妙に反応に困るステータス持ってるんだな……

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綺麗に最悪、第20話。一部では予想されていた展開ではあるんですが……やっぱり実際に見せられると胃がキリキリするお話ですね。エロジャンルなら催眠ものとか結構好きなんだけど……ごにょごにょ。

 前回マーベリックの悪行が明らかになったことによって、今回は一転して倒叙物の趣。罠を仕掛ける悪辣なマーベリックを訪れた虎鉄がギリギリで睡眠薬入りのコーヒーを回避したり、ピンズを拾ったことで一抹の真実に近付いたり、その思わせぶりな態度はいっぱしのコロンボか古畑を思わせる……にはちょっとお馬鹿だけど。でも仕方ないよなぁ、流石に作中人物視点でマーベリックを疑うのは無理があるし。一番無理なのは、マーベリックさんの計画自体が無謀だっていうのが最大の理由なんだけどね。まさか社長があんな理由で悪の組織と仲良しとは思わんだろ。

 偶然が重なって出来た新たなる虎鉄抹殺計画。サマンサおばさんは思いつきだけのマーベリックのシナリオのパーツとなり、本当に亡き者にされてしまったようだ。そして、虎鉄があれだけ綺麗に回避した薬物→催眠の流れに、召集されたヒーロー軍団があっという間に全員はまるという無茶な展開。すげぇなウロボロス。あれだけのお膳立てが一瞬で出来て、マスコミともずぶずぶなのにこれだけでかい秘密がこれまで一切漏れ出さなかったという完璧な管理体制が見事。今回からマーベリックの手先となって動く黒服みたいな連中がたくさん出てきたわけだが、これまでもずっとあいつらが暗躍してたんだよね。どこかできな臭い噂とか出そうなもんだけどなぁ。

 そして、誰もがみな首をかしげるだろうポイントは、「マベさん、あんた無茶な選択肢を取りすぎじゃないか?」と。今回の問題も、ひょんなことからバーナビーが記憶の齟齬に気づいて破綻したことをきっかけとしている。マーベリックの能力は強力なようだが、それに見合ったリスクも抱えているのだ。これまではバーナビー1人だけが対象であり、常にべったり張り付くことで記憶を上手くコントロール出来たわけだが、今回はマスコミや研究所などの関係者も含めた大人数一斉催眠にチャレンジしている。人数分だけ、破綻が起こる可能性も倍の倍の倍である。とりあえず全力で虎鉄さえつぶせれば何とかなると考えたのか、あまりに向こう見ずな作戦ではないか。いや、これだけの規模でも、マーベリックの能力とウロボロスの組織力があれば成立させられるということなのか……うーむ、探せば色々とぼろが出そうな気もするんだけどなぁ。

 とにかく、マーベリックさんはそこまでのリスクを背負ってこの一大演劇を立ち上げた。あとはもう、最終的にバーナビーと虎鉄が友情パワーを使って能力を打ち破って逆転ホームランを打つのを待つばかりである。うむ、これまでのベタさ加減のおかげでオチは100%の精度で予測できるのが潔いな。ただ、その間に「他のヒーローとの確執」「ルナティックの絡み」という2つの要素が入ってくるのが今後の見どころですね。バーナビーが虎鉄と殴り合うのは一向に構わないのだが、牛角さんと険悪な仲になる方が見ていてキツいっていうね。いっそ友情パワーで記憶を打ち破る役周りを牛角さんにお願い出来ないもんだろうか。

 今回一番辛かったのはもちろん虎鉄だろうが、一番不幸なのは謀殺されたサマンサおばさん。そして地味にキツいのが、散々裏切られ続けてとどめを刺された楓ちゃんたち虎鉄の家族。現状、虎鉄には味方が1人もいない状態なわけで……いっそネクスト能力持ちの楓ちゃんが助けに来る流れだったら最高なんだけど……無いなぁ。

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 いやぁ、これは来ましたな。久し振りのビッグニュースじゃないでしょうか。つい最近も大浦冬華の結婚報告がちょっと話題になったし、このブログでも過去にヘッドラインを含めて何人か結婚報告をいじったりもしてきたんですが……現役で、それなりの活躍を続けている2人の結婚報告ってのは、実は私がこの道に足を踏み入れてから初めてのことだったりします。あ、何はともあれおめでとうございます。

 結婚報告はガンガンして欲しい、ファンに隠して汲々とする位なら、おおっぴらに報告してきちんと祝福を受けてほしい、というのが私の基本的なスタンスで、おかげで過去に何度か軽いダメージを喰らったりはしているんですが、今回の報告は、本当に感心してます。特に、一定以上の「そっち系」の支持を受け、本人もそうした意識が強いであろう鈴村健一の報告は、おそらく本人や事務所も揉めたり悩んだりしたんじゃないでしょうか。かつて宮野真守の結婚報告で色々と荒れたなんて事実もあるし、こういう時に男性声優も大変なことは少なくないはず。宮野事件の時は相手が一般人ということもあったけど、今回は2人とも名前が知れ渡った状態での報告。きちんと決断して発表できただけでも、すごいことだと思います。

 いや、こんなコト書いてておかしいとは思うんですよ。「結婚報告をすることが偉い」なんて、そんな世界は世の中にあるはずもないですから。でも、歪んだファン層が広がっている状態だと、こんなことでも一大決心なんじゃないかと思うのですよ。悩んだと思うのですよ。でも、この2人だと「何となく黙っておく」っていう選択肢は存在しなかったんでしょうね。いやー、実に素晴らしい。めでたい。

 ちなみに当方、坂本真綾の結婚報告については、おめでとうが純正10割です。年齢も丁度いい具合のところだし、ファン目線からすると「鈴村×真綾」って、なんだかすごく「良さそう」に見えるんですよ。楽しそうだし、長続きしそうだし、お互いに刺激も多そう。仕事にも張り合いが出るんじゃないかと思いますね。今後は鈴村が出るラジオとかでみんな一斉にいじってやりたくなるしね。実際、あっちこっちで「シンとルナマリアがくっついたのか」って騒ぎになってるのが面白くてしょうがない。いっそどこかの雑誌でウェディング企画とかやってくれないかなぁ。真綾の白無垢はすごく似合いそうだから是非見てみたい。

 さぁ、これを契機に、黄金世代もボチボチ片付いていく頃合いではないでしょうか。ただ、それより前にもっと片付いておきたい人もいっぱいいますけどね。34歳で出産予定だった生天目さん。いちいち力ちゃんにいじられて怒髪天をつく田中理恵様。そして、まつらいさん……鈴村さんが片付いちゃったら、お仲間のまつらいさんが更にプレッシャーを受けることになっちゃうじゃない……みんな、声優さんの結婚邪魔しちゃ駄目だぞ。おぢさんとの約束だ!

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ククリもいつも以上に喜んでるぅ〜! 第6話。不思議なもんですね、初見の時は「何このこけし、もしくはQBまがいのトーテムポール」と思ってた案山子も、あっという間になんだか可愛らしいものに見えてくるんだから。ただ、この奇妙な愛着については、テレビ版の次回予告の投げっぱなしの勢いあってこそだとは思うんだけどね。あの次回予告スタイルを考えた人間には、特別報酬を出してあげるべきだと思う。

 今回はバトル無しで、詩緒たちの故郷である空守村を回る。そこで出会うのは器師と呼ばれる案山子メンテナンスの専門家だ。なんかもう、あまりに普通に玖吼理が修理されているから、その普通っぽさがやたら面白かった。靄子が説明してくれた通り、案山子のボディ自体にはすごく謎めいたオーバーテクノロジーが使われているわけだけど、削ったり干したり、やってることはまさに日本の伝統工芸品そのものである。「あ、それで空飛べるんだ……」というのは、うやむやのまま納得すべきポイントなのか、「いやいや、おかしいやん」と突っ込むべきところなのか。……まぁ、前者でしょうけどね。そうかー、じいちゃんがいれば空飛ぶこけしくらい朝飯前かー。すげぇ村だなー。

 そして、そんな非常識がまかり通る村に現れた人々も、なかなかの外れっぷり。特に今回インパクトがあったのは、じいちゃんの声を代弁するために一切の羞恥心を無くした女、靄子であろう。言ってしまえば単に「さばさばした女」なのだが、テンションの上がり方が尋常じゃないうえ、「別に恥ずかしい台詞も自分がいってるわけじゃないから何やってもいいや」みたいな吹っ切れ方が男前過ぎる。っつうか、じいちゃんは孫娘が通訳になるって分かっててあれだけの台詞を吐いてるのだから、なかなかひどい関係である。靄子の方も多分そんな生活を続けるうちに慣れちゃったんだろうね。なんか最近、「声が小さすぎて誰かに助けてもらわないと聞き取れない」っていうキャラクターが増えた気がするな。斉藤さんとか、メルクとか。

 他にも露子の妹が出てきたり、桐生の方がこっそり日向の家に引き取られてちょっとした団欒を満喫していたりと、色々と変化はあるのだが、それらが全て詩緒(もしくは桐生)の愛らしさを画面に押し出すために機能しているのが良い。かいぐりかいぐりされてあたふたする詩緒が可愛いし、周りの大人によってたかっておもちゃにされてグルグルしている姿を見ると、とてもじゃないが隻がみんなから尊敬される存在だとは思えない扱いである。でも、それがいいんだ。詩緒ちゃんはいじられて輝くタイプだから。そして、そんな詩緒と同じ顔を持つ桐生の方は、打って変わって心優しいおもてなしを受けることでこちらも頬を赤らめている。なんか、同じ顔のキャラクターで違ういじり方をすることで、美味しさ2倍、みたいな感じですよ。

 そして、そんな詩緒に負けちゃならねぇ、とばかりに日々乃おねーさんもエロサービスで対抗。まさかあのでかい乳がストッパーになって命を長らえるとはね。流石だ。ロケット乳は命を守ってくれるということが、これで証明されたわけだ。ん? 乳の部分は通過してたか? ……まぁいいや、エロいし。……いいのかこの作品。そんな方向に輝かせるお話じゃないと思うのだが……前回の壮絶バトルとのギャップが激しいなぁ。まぁ、バトルやってるときも、今日みたいなほのぼの展開の時も、それなりに楽しめるのはありがたいことだと思います。今後更に広がるなら、いっそ次回予告の時間延長を希望したい。いっそDVD特典とかにならないかな。

 そうそう、最後に触れておかなきゃいけないのは、靄子の中の人ね。最近仕事で安定して声を聞く機会が少ないから忘れかけてたけど、やっぱり彩陽の柔軟性は良いなぁ。もっと彩陽とみゆきちの絡みがみたいの。「Phantom」くらいにコテコテの奴が。

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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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