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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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あけましておめでとうございます。

 アニメ特番で年越しイベント。これは現代日本人には非常にマッチした素晴らしい企画である。そしてそれがかの「化物語」シリーズの新作エピソードというのだからなおさらだ。「ココロコネクト」の特番でみたされ、立て続けに新作アニメが楽しめる。「年末年始はアニメが無いから辛い」なんて言っていたのも今は昔だ。ビバ日本。

 こんなテンションで幕を開けてみたが、実際は、私の中で「物語」シリーズの羽川の立ち位置って、そんなに重要じゃないんですよ。何故かというと、やっぱりファーストシーズンでの「つばさキャット」が配信エピソードだったせいだと思う。地上波エピソードはちゃんと録画した上で何回か観ることが出来たんだが、「つばさキャット」だけは一回こっきりの視聴だったのであんまり印象に残ってない。配信時期も途切れ途切れだったからまとまりのあるエピソードとしてもあんまり記憶してないし。おかげで羽川さんの印象というと、「化物語」の作中によく出てくるサブキャラどまりで、他のヒロイン勢に比べるとちょっと弱い部分があった。そんなわけで、今回の特別編「猫物語」がわざわざ放送されるのもどうなんだろうな、と思っていた部分があったのですよ。

 しかし、こうしてみると、なるほど、羽川さんである。久しぶりにシャフト風味強めの新作が観られるというだけでも割と満足だが、普通は散漫になってなんだかだまくらかされているような気がしてくる西尾維新のお話の中でも、今回のエピソードは割とまっすぐ冒険して、ラブしていたような気がする。こうしてみると阿良々木さんは割と素直な少年漫画主人公気質なんだよな。変態であるところも含めて。そんな彼の初恋(?)エピソードがたっぷり2時間(CMの入り方がかなりえげつなかったけど)。これは良いものである。羽川さんも、ブラック羽川さんも情感たっぷりで非常に魅力的な作画で描かれていたし、日本古来の叡智が必死に一年分の煩悩を洗い流そうとしている時間帯に、次々と新たな煩悩を産みだし続ける生産性の高さに感服した。

 今作の監督は「偽物語」の時と同じ板村さん。「偽」の場合は本当に話の中身が大したことのないものだったので「水増し紙芝居」みたいな印象が強かったのだが、今回のお話はメインプロットの時間配分が丁度良い案配だったおかげで、力の入った画作りが隅から隅まで楽しめる。もちろん「シャフト演出」なので省エネに見える部分もあるし、ふざけているとしか思えない部分も多いのだが、そうした部分も含めてのお楽しみだしね。「化物語」1期の尾石演出ほど徹底したディープさも無いし、分かりやすいお話をくみ取りながら、それなりのシャフト分を補充するには最適なバランスであった。作画リソースでは時折不満もでるシャフト勢であるが、今作はかなりの人員が割かれており、文句の出ようもない完成度だ。まぁ、尾石さん率いる「傷物語」が一体どうなってしまっているのか、というのは気になるところではあるが……。

 お話の中身については、羽川翼というキャラクターの掘りさげがメインであり、その目的ではほぼ完璧な筋書き。西尾維新は捻くれた作家なのは間違いないが、話作りの方策は実は素直なところがある。「化物語」ヒロイン勢に科された「捻り」は、最終的にエピソードの中で築き上げた各ヒロインについて、もっとも強く表れた特徴を裏返し、「見えない部分」をそのキャラの中心に持ってくることでどんでん返しを起こすことで統一されている。「ひたぎクラブ」では鉄の女だと思われた戦場ヶ原さんの「弱さ」が描かれ、「まよいマイマイ」では天真爛漫少女と思われた八九時の「悲しみ」をメインに据えた。「するがモンキー」では竹を割ったような性格の神原の「暗さ」が際だち、「なでこスネイク」では純朴少女千石の「陰湿さ」が描かれた。こうして並べればすぐに分かるが、当然、「正しくて正しすぎる生徒会長」である羽川翼の物語は、「悪辣な暴虐」であるべきだったわけだ。「なんでも知っている」羽川は、怪異に取り付かれた後にも全てを知り、全てを活かしながらも悪辣であった。普段の生徒会長羽川翼の人間性と、裏返ったブラック羽川の悪辣さ、淫蕩さのギャップはキャラ立てとしては最高のもの。途中で「にゃん語」が混乱して人格が入り交じる様子なんかもたまらないし、「委員長羽川」として阿良々木をぶった切るシーンなんかもごつい。そしてなんと言っても、尻がエロい。

 いやぁ、色々エロかったですね。冒頭での月火ちゃんとのアホな会話も愉快だったし、その後の火憐ちゃんの阿漕過ぎるサービスシーンもヘヴィー級。ファイヤーシスターズ、なんか偽物語の時よりもスタイルが良くなってないか?今回は2時間枠なのにキャラが6人しか出てこないという非常に限られた関係性の物語だったのだが、ガハラさんも撫子も出てこない中で、3人のヒロインがよく頑張ってくれていた。こんだけの環境を乗り越えてきた阿良々木さんのガードを突破して惚れさせたガハラさんって、ひょっとしてものすごい人なのか。半裸の羽川さんをあれだけなめ回すように見ていた阿良々木さんが、ガハラさんの前だと童貞臭を隠さなかったのはどういう魅力によるものだったのか。いや、むしろ羽川さんとの関係性を考えると、やっぱり阿良々木さんは欲情するわけにいかないのかな。難儀な男や。

 さて、無事にワンエピソードが締められ、知らされたのは次なるシリーズ開幕の報。まぁ、来るんだろうな、とは思っていたが、年が変わる節目のタイミングでの発表ってのもなかなか気が利いてていいんじゃないでしょうか。劇的だった「化物語」に比べると密度の関係で今ひとつ盛り上がり切らなかった「偽物語」だったが、次なるシリーズでは再びヒロインが全員立ち上がることになる。一体どのような放送形態で、一体どのような物語が紡がれることになるのか。次の機会を楽しみに待ちたい。

 最後に1つ、神谷兄ぃ、本当にお疲れ。

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「神様はじめました」 5→5

 少女漫画2本目。こちらは当初予定していた通りのゴール、といった感じで、何度も話題に上ったり、取り立てて盛り上がるような作品でもなかったのだが、きちんと期待されたレベルの進行と着地が出来たかな、という印象。まぁ、大地丙太郎作品というだけでなんだかノスタルジックな気分になり、画面を見てるだけでも落ち着くっていうのはおっさんの思考なのかもしれませんけど。

 本当に昔ながらの少女漫画だなぁ、というのが結局一番分かりやすい感想で、奈々生の分かりやすい主人公気質とか、男性視聴者からするとどうにも現実感に欠けるような巴衛のよく分からない行動原理とか、あまり深く考えずに「まぁ、少女漫画の展開ならこうなるよね」という筋立てがてんこ盛り。惚れた腫れたは必要不可欠だが、結局奈々生が巴衛のどのあたりに引かれているのか、逆に巴衛が奈々生を無視出来なくなったのは何故なのか、といったあたりの恋愛感情のプロセスは割となあなあ。男性キャラは少しずつ回りに増えていくのだが、最終的に奈々生を認めるようになったプロセスがはっきり印象に残ったのって、瑞希だけだった気がする。でもまぁ、あんまり深く追究するようなもんでもないんだよね。基本はコメディ作品なんだし、ドタバタしてるうちに何となくくっつきそう、っていうだけで説明は不要なジャンルだろう。

 あとは、それを見せる構成演出の部分だけですよ。大地監督は放送前に「少女漫画は得意なジャンルなので」と嘯いていたし、本当に定番の、安心して観ていられる画面。奈々生の無闇に不幸な生い立ちとかは同じく大地監督がやっていた「フルーツバスケット」の透を思い出させたりもするが、あそこまで女神なキャラ設定でもないので、奈々生の場合は多少あざとかったりウザかったりするのも魅力になっていただろうか。他にも鞍馬のアホアイドル描写とか、龍王絡みの節操のないお話とか、「色んな男が出てくる話」なんだけど、最近の乙女ゲーアニメなんかとは違ってまだお話主体で入りやすい中身なので、そういうのと比較すれば、まだまだ少女漫画の方が理解が及ぶ範囲なんだな、としみじみ思った。あんまり大量にアニメ化されても追いつけないが、年に何本かのペースでちょろちょろと入っていてくれると、アニメジャンルも偏りが無くなって良いのではないでしょうか。

 中の人については、個人的に奈々生よりもそのお友達の猫田さんの方にばかり気が向いてしまうのは仕方ないところである。奈々生役の三森すずこは今期「BTOOOM」と並んで2本のメインヒロインを受け持っていたのだが、何故だろうか、どうもこの音域だとあんまり演技が乗ってこない気がする。地声に近いところなんだから本人もやりやすいはずなのだが、奈々生みたいなテンションがやや高い役だと、どうしても第一印象のシャロと比べてしまうのが悪いのかなぁ。甲高いところでかっ飛ばした方がキャラが活きている気がします。

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「武装神姫」 4→4

 なんか気付いたら終わってた。例によってあんまり真剣に観ていなかった枠の1つなのだが、最終話はそれなりにちゃんと観た結果、まぁ、そこまで真剣に観る必要もなかったんじゃないかと思っている。

 例によってどのように印象が変わったのかと思って新番チェックの文面を確認してみたのだが、まだ1話目の時の方が期待して観るポイントがあった気がする。話数が進むにつれ、どんどんどうでもいい話が増えていったような。いや、単に飽きが来ただけかな。少しずつキャラクターが増えていくんだけど、各々の神姫について細かく触れるわけでもなくて単に使い捨ての脇キャラになるだけだし、そもそも神姫って「同じデザインの個体が複数存在する」っていう設定があるから、あんまり「区別しよう」と思っても無駄骨になったりするし。ハイジャック事件の時に大量の阿澄神姫が出てきたところとか、ラストエピソードではヒナと同型の神姫と対峙したりとか、画面としてはなんか笑えるコンセプトなのだが、実際には単にキャラの区別がつきにくくてややこしくなるデメリットの方が大きくて、あんまりオリジナルコンセプトがプラス方向に働いていない気がした。

 一応セールスポイントとしては2つあって、1つは「神姫が小さい」という設定そのもの。ガンバとかトムとジェリーとか(ハム太郎とか)、「小さいキャラが日常風景の中でも大冒険」みたいな設定っていうのはそれだけでも面白くて、小人世界の設定が愉快な画になればそれだけでも見た目にプラスだ。今作でも神姫がよってたかって料理をしたりレースをしたり、とにかく「小さい身体の大きな世界」を見せるシーンが多い。ただ、そうした設定もそこまで見栄えに繋がっていたかと言われると疑問で、どうもキャラデザインがもっさりしているせいで、上手いこと外部世界とのギャップが見えにくい。最低限やることはやっていると思うのだが、唯一無二の世界、ってほどでもなく、「まぁ、この設定なら、こういう描写が入るよね」というお約束程度に収まってしまったのは残念。そして2つ目のポイントは、神姫が武装したあとのCGバリバリのバトル。こちらは最終話でも確認出来る相変わらずのエイトビットらしいモーションが素晴らしいのだが、結局「小ささ」を売りにしていたものが「大きな動き」を伴うというギャップは活かしきれていない。結局「IS」なんかと同じような画面処理になってしまうので、質は高いのだが、作品世界とマッチしていたかというとそうは思えないのだ。単に「ここからここまで迫力のあるバトルシーンをやるよ」という切り売りにしか見えず、こちらも作品に唯一無二のもの、という売り込みは成功したとは言い難いだろう。

 総じてみると、やっぱり「なんでこの作品でアニメにしようとしたんだ?」という感じで中心が見えず、萌えものとしても、ギャグとしても、ロボとしてもバトルとしても、どこか中途半端で煮え切らない結果になってしまった。随分前から企画があった作品だと思うのだが、古参のファンはこのアニメをどういう風に観ていたのだろうか。ちょっと気になるところですね。ちなみに私は、「最大のミズハス分補充作品」として観ていました。

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 年の瀬に重たい! 未放送話数。「ココロコネクト」は1話単位で観ても色々と考えるべき部分が多いヘヴィな作品なのに、それをワンエピソードとはいえ一気に4話。処理しきれずにパンクする。理想的には1話ずつじっくりやりたかったよ。でも、怒濤の展開で一気に観るのも、それはそれで強烈で良いのかも。

 流石に内容が多すぎるので一気にまとめることは断念して、もう、気になった要素をピックアップしていくだけにとどめておく。まず、シナリオラインのメインとなったのは、文研部でもっとも深い闇、伊織のお話。本放送でラストを飾った「カコランダム」でも最後は伊織の話で、あのときには母親との関係性に焦点が当てられていたわけだが、今回はそれよりも根源に立ち返り、彼女の人間性そのものを突き詰めることになる。「二人目」を退けて舞い戻ったふうせんかずらの手によって起こった現象は「感情伝導」。ランダムに思考がだだ漏れる上に、漏れた相手までがきちんと分かってしまうという、実に嫌らしいセッティング。これでエロいことが起こって大変だー、と思っていたら、伊織の場合にはこれまでずっと抱え込んできたキャラとのギャップという面でどつぼにはまっていくことになる。

 ぶっちゃけ、「自己抑制の利かない本音の吐露」という意味では「キズランダム」の時に起こっていた欲望解放とリスクは大差ない。むしろ今回はメンバー以外の人間に影響することがない分だけ易しいともいえるのだが、こと伊織に関しては、発生頻度が高い上にリアルタイムで解決されるために言い訳がきかない今回の現象の方が致命傷になったようである。次第に崩れていく「永瀬伊織」の人格と、それをどこかピントのずれた視点で修復しようと試みる他の4人の関係が何とも痛々しい。15話の時点では本当に救いようがなくて、一体どうやったらここから持ち直せるんだろう、と胃がキリキリする思いだった。だが、実際にはこういうときには外部から茶々がはいることで何とかなってしまうもの。今回華々しく乱入者としてデビューした瀬戸内さんの暴走のおかげで、捨て鉢になっていた伊織は強引に4人の下へと引き戻され、最終的には「永瀬伊織復活!」宣言にまで一気になだれ込む。まぁ、最終話の不良達の行動とか、その後の暴れ方なんかはどう考えてもお話として盛り過ぎだし、ご都合主義以外のなにものでもないのだが、今作は「カコランダム」あたりからシナリオラインの拙さは割と露呈してきていたので、このくらいのぬるさでざっくり処理されるのが無難な落としどころだろう。「どないやねん」と突っ込まれるような脚本でも、今作の最大の見どころである青臭くて生臭い感情部分をしっかり見せることが出来れば、アニメとしての際だちは充分楽しめる。

 今回伊織がどんどん落ちていく様は、非常に共感が持てるし、絶望的なまでのすれ違いぶりは心苦しくなる。「誰も本当の自分を分かってくれない」なんていうのはいかにも思春期に抱えていそうな悩み事であるのだが、こと伊織の場合、「他人に合わせて生き続ける」という自分のスタンスに対してはチクチクと悩み続けていたことだったし、太一と出会って以来、そんな自分に嫌悪感を持っていたのも事実。更に、信頼出来ると思っていた仲間達にまで「キャラと違う」という文句を繰り返されてしまっては、参ってしまうのは仕方ない。本来ならばそんな伊織の心情を察して姫子あたりが素早く渇を入れるべきなのだろうが、今回は現象が現象なだけにみんな戸惑っていたのだろうか、ギリギリになるまで、太一も姫子も「そんなの伊織のキャラじゃない」「昔の伊織に戻ってくれ」と、一番言ってはいけないことを再三言い続けてしまった。「キャラつくってんじゃねーよ」という瀬戸内さんグループの台詞の方が、まだ彼女にとっては救いの手に見えた可能性すらある。いざ問題が片付いてみれば、結局は太一と姫子が「もうどっちでもいいじゃん」と投げっぱなしにしたことが最大のきっかけになったようだが、直前に唯が言っていたことと、最後に太一が言っていたことは実質的に何も変わっていないのに、太一の台詞にだけ伊織が反応するのはなんかずるい気がした。直前の姫子の赤っ恥劇場のおかげなのかな。

 とりあえず、今回の最大の功労者は瀬戸内さんということでファイナルアンサー。今後は不良グループと連んでいる良い子の瀬戸内さんや、彼女の企みで捉えられた伊織、姫子らの薄い本が厚くなることが確定している。もしくは、瀬戸内さんが長い茶髪の先にミョルニルハンマーを装着して振り回す話かもしれない(中の人繋がり)。

 その他のサブキャラとしては、今回も藤島さんが遠慮無用の大活躍。あの子は単なる女子高生ではないな。将来何かでかいことをやる奴なのかもしれない。世界平和のためのロケット打ち上げたり(中の人繋がり)。ただ、出来れば距離をちょっと置いてお付き合いしたいタイプ。そして、今回一番笑ったシーンはごっさんがサックスを演奏してたシーンだったりもする。

 メインのメンバーでは、野郎2人は置いとくとして、相変わらず3人ともキレキレの活躍。「感情伝導」なんて能力がツンデレ2人を擁した文研部に導入されたら、そりゃ盛り上がらざるをえない。唯の非常にシンプルなツンデレっぷりは容赦無く可愛らしい。次第に男嫌いを克服していっているようで、割と自然に外部と接触できるようになっていたり、本気の空手で暴漢を打ちのめしたり、5人の中で一番まっすぐ成長してるのって唯なんだろうな。また、今回の主人公、伊織はクライマックスの感情爆発のシーンが見どころ。仲間を傷つけられてブチ切れた暴走モードの時のドスの利いた声や、全てをぶちまけて泣きわめくシーンなんかがたまりません。久しぶりに良い豊崎劇場が楽しめました。

 そして、豊崎に真っ向から対抗する沢城みゆき大女優。もう、姫子さんがね。いなばんがね、デレばんがね。なんだあれ、なんだみゆきち。なんだ姫子! 姫子さんのおかげで心残りなく年が越せそうです!

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「K」 5→5

 えぇとね、結局どう判断していいのか分からない作品になったよ。毎週感想を書いていたのだから個人的には好きなのは間違いなかったんだけど、テンション上げて感想書いてる時は、ずっと2クール以上だと信じてたからなぁ…………。

 たとえるなら、ものすごく手を尽くしていい食材を集め始め、丹精込めて育てた野菜や肉をずらっと並べるのに10週間かけて、さて、これで一体何を作るんだろう! って期待してたら残り3週で卵かけご飯が出てきたみたいな。いや、美味しいんだよ、卵かけご飯も別に嫌いじゃないし、ご飯も卵も良い物を取り寄せたんだな、って思うよ。でもさ、そうじゃないだろ。もっとその脇にあるものを使おうよ。こちとらずっとお腹すかせて待ってたんだから、もう少しボリュームのあるものたべさせてくれよ。「メインディッシュはこれから作る予定です」って言われても、いつ出てくるかも分からないものを待ち続けるのはキツいよ。しかも、次にちゃんと肉料理が出てくるかどうかも分からないし。なんかねぇ、そういうもやもやはねぇ、どうしようもないことでしたわ。

 何で期待して盛り上がったかっていうと、そりゃもう、ラジオのせいなんですわ。正直、導入部分のワカラナイ感は誰でも皆同じレベルだったと思うんですよ。訳の分からない世界設定がずらっと出てくるし、キャラクターが多いから個々の絡みを理解しようにも描写の絶対量が少ない。実は演出面はそつがないので時間配分の割に内容は描き込めていたと思うのだが、それでも、やっぱり「これは面白そうな世界だぞ」と思わせるにはちょっと足りなかったんじゃなかろうか。世間的には「単なるホモアニメ」とかいう感想もあるわけで、そういう人たちは序盤の展開とかで「もう少し中をのぞいてみようか」と思えなかった人たちだと思うんだ。そして、実際に興味を引かせるためには誘致要因がやや弱かったのは事実だと思う。ガッと捕まれた人間の多くは、あのとんちきなラジオから入った人が多いんじゃないかな。もうね、破壊力がでかすぎてね、絶対電車の中で聞けないラジオだった。杉田や宮野、浪川あたりの破壊力も周知の通りなのだが、本作の場合は津田さんがね、ツダケンがね。あのおっさん、すげぇな。声優業界に「適当キャラ」って結構多いと思うんだけど、あそこまで脊髄反射で意味のないことを口走れる才能はなかなか無い。生まれ変わったら津田健次郎になりたい。それくらいに、津田さんが頑張ったアニメだった。なんかもう、声オタとしてはそれだけで充分なのです。

 まぁ、それでも「とにかく贅沢なものを色々取りそろえた」という期待感は尊重したいと思う。続編制作は決定してるわけだし、この度並べた様々な道具立てで、この「K」の世界が少しずつ広がっていけば見どころも出てくるんじゃないかな、と期待したい。幸いまだ未登場の王が2人もいるしな。次のシリーズで今回と全然関係無いことをやっても文句ないわけだし、アイディア次第では勝負出来るコンテンツだと思いますよ。あ、でも菊理ちゃんは出して下さい。何を差し置いても菊理ちゃんだけは活躍させて下さい。むしろ彼女が主人公で2期目をスタートさせるといいと思います。

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12月28日 ドラフト模様(RTR×3)
ピック順 【Alessi】→【Thraxi】→【Sangriter】→【Serra】→【Mei】→【Metallica】→
 
 今年も1年間お疲れ様でした。今年最後のドラフトどっかん。今年のドラフトは46回ってことで、まぁ、大体毎週やってるわなぁ。頑張ったなぁ。終わり良ければ全て良し、終わり悪しけりゃ全て駄目? いやいや、良いお年を。来年は一週空けて、1月11日より再開予定です。

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クマーっと参上、特別編。アニメシリーズ最終話にして、番外編にして、ある意味クライマックス。こうしてみると、本当に球磨川は愛されてるなぁ。

 1期同様にシリーズラストは原作者西尾維新書き下ろしのオリジナルエピソード。しかも今回はめだかのめの字も無い、完全球磨川エピソードである。そりゃ力も入るだろう。冒頭ではいきなり安心院さんが初登場。CV水樹奈々はやや軽めの印象があるので最初はどうかな、と思ったが、ま、安定感はあるから悪いというほどでもないか。個人的には、原作で球磨川が負け、動き始めた後の悪そうな安心院さんはもっとエグいイメージだから、低音は低音でももう少しアクの強い声を期待してたんだけどね。「ざらっと」した質感が欲しいかな。

 で、そんな安心院さんがいきなりのメタ視点で視聴者に挨拶してくれるところから始まるのはいかにも人を食った脚本である。わざわざテレビ大阪名義で挨拶してくれたってことは、これって放送局ごとに違うバージョンで収録されてるってことだよな。来週のAT−Xでどうなってるか、今度確認してみよう。これ、製品版だと全バージョン収録されたりするのかね。さておき、とにかく安心院さんのナビゲーションで話が進む。彼女の手元には今回のお話の脚本、設定資料、監督によるコンテまでが全て届けられており、どうやら彼女主体で制作されたエピソードであるらしい。流石のガイナックスも安心院さんには勝てなかったようだ。しかし、わざわざ「グッドルーザー球磨川」の新作エピソードアニメを作ってくれるなんて、安心院さんもよほど球磨川が好きらしい。

 エピソードは当然、これまで制作された「グッドルーザー」のシリーズ同様、水槽学園での物語である。時系列的にはどこの段階かは分からないが、既に蛇籠さんは球磨川に敗北しているし、作中で一度須木奈佐木さんが球磨川の前であっちの人格を表にしている描写があったので、おそらくノベルス版よりも時代は後のお話だろう(ノベルス版では、球磨川は当然知っていただろうが、須木奈佐木さんは一応マスクモードでしか球磨川と対話していない)。ということは、既に安心院さんについては咲ちゃんも知っているだろうし、何人かのスキルホルダーが討伐済みの状態である。そこに、蛇籠さんといい関係だったらしい男の子、画図町君が復学する。「色を司るスキル」というのは一見大したことがないように見えるが、今回の使い方だとそこそこのものであるらしい。もちろん、アニメオリジナルってことで、漫画や小説では表現出来ないスキルをわざわざ用意してくるあたり、西尾維新のそつのなさが伺える。今回の顛末はアニメで描いてこそ真価を発揮するものであるし、球磨川の退廃的な思想を後味悪く残すのにはかなり効果的。「この時代のオールフィクションは『なかったことをなかったことに』出来ないんだから、色が無くなった世界はどうやってもどったんだよ」という突っ込みはあるものの、まぁ、多分安心院さんが何とかしたんだろう。ひょっとしたら「事実をアニメにするスキル」とかがあるんじゃないかな。

 安心院さんとのお戯れがあったので本編は本当に短いエピソードなのだが、球磨川がやるべきこと、そして咲ちゃんがやるべきことはほとんど全てやりきっているという、実に簡潔にまとまったお話。小説版の「グッドルーザー」は、西尾維新特有のあり得ないほど迂遠で鬱陶しい言い回しにいちいちイライラさせられるのだが、アニメの場合は鬱陶しいモノローグもなく、限られた台詞のみでずばずば話が進んでいくので、そこまでぶっ飛んだ話でなくとも、充分球磨川の嫌らしさが出ていて面白い。きちんと球磨川のマイナスの描写を意識しており、「起き上がるポーズまで気持ち悪い」とか、螺子の扱いが軽やかであるとか、アニメ独特のモーションの付け方も良いあんばい。これなら、3期アニメに突入してマイナス戦を展開しても充分楽しめそうだ(あるかどうか知らないけど)。パンツのくだりなんかもいかにも球磨川らしく、「女子のパンツが云々」言い始めた時には、おそらく原作ファンならば全員「いや、お前後々になって委員長軍団のパンツの種類まで指定して妄想してたやないか」と突っ込んだに違いない。健全な中学生男子だよ、球磨川君。

 また、そんな球磨川に突っ込みを入れる須木奈佐木さんのキャラも、アニメだと非常に映える。日笠陽子のキャスティングが見事にはまっていて、突っ込みの速度が気持ちいいし、表モードの可愛らしさと、裏モードの荒々しさのギャップも綺麗。理想を言うならエラーメッセージプレートを発動してるところも一回くらいは観てみたかったけどね。まぁ、アニメのみの視聴者からしたら「お前誰やねん」っていうキャラだからなぁ。咲ちゃんは後々のキヲテラエ時代のキャラも好きなので、是非そこまでアニメでやって下さい(4期か5期くらい必要かもしれないが)。

 そしてもう1つファンとして無視出来ない要素は、ほんのちょい役にも関わらず、水槽学園の旧生徒会メンバー全てがちゃんと台詞つきで登場したという部分である。しかも、なんだかキャスティングが豪華だ。悲運の女王蛇籠さんは、ここで使っちゃうのが勿体ない気もする中原麻衣。こりゃぁちゃんと球磨川との対決エピソードもアニメ化してもらわないと。その他、「退化論」の練兵さんは内山夕実、「四分の一の貴重」の花熟理さんは潘めぐみ、「賭博師の犬」の坂之上さんは高森奈津美、「下劣な大道芸」の般若寺さんは大久保留美である。ますますあのエピソードは制作して欲しい。やっぱり女の子が可愛い作品だなぁ、としみじみ思うのですよ。

 こうして全体を見ると、やっぱり球磨川の螺子アクションは非常にアニメ映えする。今回は球磨川中心ってことで特に螺子の回転をモチーフとした作劇が多くて楽しかったのだが、マイナスが絡んで来ると2期のアブノーマル戦みたいな真正面からの少年漫画対決だけでなく、精神性を孕んだいかにもこまっしゃくれた「めだかボックス」らしい内容も増えていくので、その都度どうやってアニメ画に落としていくのかを考えるのがとても楽しそうだ。是非とも3期でマイナス戦を実現させてほしいものである。もしくは、原作の方も含めて「リアルイーター半袖」っていうスピンオフを作るっていうのもあり。本編中ずっときゅぽきゅぽしてるだけでも不満は無い。スタッフさん、お願いします。

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 コミケも盛り上がっているとよ、配信版では最終回となる第7回。まぁ、最終回だからって何か変わるわけではなく、前回もそうだったけど、最終回の方が大人しい気すらするのがこのラジオの不思議なところ。キャララジオって数少なくて貴重だから、もっと続けて欲しいんだけどねぇ。続きはコミケの戦利品待ち。
 
 1件目のメールは「福岡がライバル視している犬とは?」。なかなか興味深い質問である。福岡の回答その1は京都犬。本編12話でもいじられていたわけだが、その後も彼女は福岡に会うたびにちょっかいを出している模様。流石に練り消し喰わせるのはどうかと思うのだが、気付かずに飲み込む福岡もたいがいである。ちなみに、作中において「きょうとけん」という不自然極まりない名称が台詞として出てきたのは実はこれが初。字面も充分変だけど、実際に口に出すと明らかにおかしいことがよく分かる。また、本編同様に福岡は京都のことを「クソババア」と呼んでいる。公式設定では「お姉様」とあるが、やはりある程度年上の女性なのは間違いないようだ。そして福岡の2人目のライバルは、本編で福岡の愛のこもったHDを物理的にクラッシュさせたことがある沖縄犬。一応彼の場合は善意からの行為だったけどね。福岡の毒牙にかかっておかしくならないことを祈りたい。しかし、名古屋のライバルは誰なんでしょうね。千葉とかかな。
 
 2件目のメール、「名古屋と福岡の経験した幸せエピソード」。しかし、視聴者の質問とは裏腹に、2人は不幸せエピソードで盛り上がる。福岡はアニメの録画ミス。うっかり通販番組が録れていたというあるあるネタ。悔しかったのでプロテインを買ったらしい。その結果があの筋肉なんだろうか。それに呼応した名古屋も不幸せエピソードを告白。サイズの合わなかったワンピースを返品しようとしたら、油まみれだったので断られたというお話。まぁ、例のあのエピソードと同じですわ。最初に愛媛のワンピースを強奪していた時には「お前、そんな服着られねーだろ」と突っ込んだものだが、その後の名古屋は実に様々な衣装を着こなしている。きっとそのワンピースも似合うと思って買ったものだったのだろう。オシャレ名古屋を見ることが出来なくて残念である。なお、2人とも幸せエピソードは特に無い模様。そりゃな、一日中鏡の前でポーズとってたり、そんな福岡を1日中見守ってるような生活じゃぁな。
 
 3件目、「都道府犬で戦隊を組むと、それぞれどんな色になる?」。これもなかなか興味深いテーマだ。そして、デフォルトで身体に色がついている都道府犬の場合にはイメージで色づけするのが難しい。福岡なんてリーダー性がかけらも無いのにどう見てもレッドだし。しかし、視聴者からのご意見では福岡はイエローとのこと。まぁ、確かに分からないではないが、戦隊を語る時に割と有名なのは、「イエローってそこまで大食いキャラでもないしドジキャラでもない」ということである。試しにググるとそれなりにまとまっているページなんかもあるので、興味のある人は調べて見ると面白いかも。そして名古屋はピンク……ではないよなぁ。「まーまーなーんてキレやすい海老だこと!」っていう福岡の突っ込みがなんか愉快。ちなみに、福岡がレッドになった戦隊のサブタイトルは、「第1話・世界滅亡」「第2話・最終回、責任の所在」とのこと。これはこれで観たい。「まぁまぁキレんな明太子!」。こいつら仲良いよな。ちなみに、メインキャラ5人で戦隊を組むとしたら、普通にレッドが名古屋になるだろうから、あとは男2,女2を振り分けていけばいいだけだろう。となると静岡グリーン、愛媛がイエローで山梨がピンクだろう。そうなると、残る福岡のカラーはブラックかブルー……ブラックの方がいいかな。
 
 以上、あっさり目の最終回でした。
 
 
○「ギリギリ! 英語教師愛知犬」
 ……………………………………………………戸松やん!!! 調子に乗った戸松そのものやん!!  「モットタァンデェンカラコエヲダァス!」。これ、絶対収録してるスタジオの音響さんとか大爆笑だったろうな。戸松のドヤ顔が容易に想像出来る。もう、やりたい放題だったよ! このテンションで叫ばれるとだんだん「ダガネ〜」が英語に聞こえてくる不思議。今回のシリーズで一番の核弾頭がラストで待ち構えてたな………………。

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「ガールズ&パンツァー」 5→5

 終わってないけど。全然終わってないけどね。終わってないことも含みで、現状はこの点数だよ。無事に3月に最終回まで放送されればその時点での評価も書きたい気もするのだが、似たような目に遭わされた「エウレカセブンAO」も結局ブランクの間にすっかり忘れてしまっていたために最終回は本当にピンと来なかった。入れ替わりの激しい昨今、この作品は3ヶ月もの間熱を保っていられるのだろうか。

 毎週感想を書いていた作品なので細かいことは振り返る必要もないのだが、とにかくその設定が尖っており、一点突破をかけた作品だってことが分かるので実に潔い。ミリオタをどの程度取り込めたのかはよく分からないが、少なくとも萌え方向での売り出しには充分過ぎるくらいに成功したようで、今期アニメで言えば確実に勝ち組に入るムーブメントを巻き起こした。本当にしばしば不思議に思うのだが、「女の子が大挙するアニメ」なんて毎年毎クールわんさかあるのに、その中で盛り上がる作品とそうでもない作品に別れるのは一体どういう要因があるんだろうか。今作は画の安定感はあったが、個々のキャラクターにそこまで強い個性は無い。何度もつついているようにお話自体は本当にベタであり、なおかつ尺が無いせいで描き込みも不充分。シナリオラインだけを見たらかなり出来の悪い作品であると言ってもいい。にも関わらず、ひとたびヒロイン勢が脚光を浴びると、そこから芋づる式にキャラクター人気は繋がっていく。もちろん個々の要素に善し悪しがあるはずなので総合力の勝利といえばそれまでなのかもしれないが、売れる売れないは本当に紙一重なんだろうな、と思ってしまう。

 こういうところで「ステマ」とかそういう言葉を出すと思考放棄出来て便利なのだが、流石にそれは無責任が過ぎる。なにより、私自身この作品はかなり楽しんで見られたのだから、それは自分の意志でこの作品に価値を見いだしたものだと思いたい。となると、やっぱり「戦車道」の無茶設定が大きいのかな、と思う。あまりに馬鹿馬鹿しく説明する気も無いような設定の力でもって、女子高生+戦車というミスマッチを敢えて繋げようとせず、ミスマッチなままで作劇したところに面白さがあるのかもしれない。きちんと砲手、操縦手、通信手、装填手といった役割を分担してシステム面を整え、更に女の子の挙動などではなく、あくまで戦車のモーションや重量感を優先することで「戦車アニメ」という唯一無二のラベルに箔を付けた。これによって「このアニメを見る価値」が決まり、あとは「戦車がみたけりゃ女の子を見る」→「女の子を見てれば愛着も湧く」というプロセスでキャラクターの方にも目を引く流れになったのではないか。

 そうしてみると、やはり水島努は大した監督だ。10話が終わった時点で、実は未だにバレー部チームや1年生チームあたりは作中でほとんどキャラ付けが紹介されていない。にも関わらず、画面の端々にそうしたサブキャラが映る時には、「設定があるんです」ということを前面に押し出して描写を混ぜ込み、視聴者の興味を引くように作ってある。本当に作られているかどうかは問題ではなく、「そのキャラクターは作り込まれている」と思わせるだけで、引き込まれた視聴者は勝手に補完してくれるという寸法だ。あとはなおざりなシナリオラインでもなんでも、戦車と女の子が活躍出来る場所さえ用意しておけばどうとでなるのだ。実に憎たらしい売り込み方ではないか。ほんと、水島監督は弱点らしい弱点がない(まぁ、絵が下手、とかいうストレートな弱点はあるみたいだが)。表面だけをみれば有象無象の萌えアニメの一角でちょっと目立つことが出来た一本、という風にも見えるが、ひょっとしたら、今作が進めた方向性には、新たなセールスの可能性が隠されているのかもしれない。

 で、そうした諸々のファクターで基本的には楽しんで見ていた作品なので、本来なら加点したいところなのだが、やっぱり「俺たちの戦いはこれからだ!」ではイカんでしょ。スケジュールの遅延、制作の管理不徹底。どんだけクリエイターとして優れていたとしても、この不備は1つの製品を作る会社としてアウトである。1クール作品で間に合わずに総集編が2本ってのは流石に聞いたことがない。2000年代中期の粗製濫造期ならば本当にゴミみたいな品質で放送したり、しっちゃかめっちゃかになって監督が逃げたりした作品もあったので、それにくらべれば責任ある対応といえなくもないが、駄目なものは駄目だ。もちろんこれは水島さん個人が駄目だというわけではなく、制作を管理した諸々の責任である。こういう形で「良さそうな作品」にケチがついてしまったのは本当に残念ね。新番チェックの時に「アクタスって最近ほとんど実績もないけど、大丈夫なのかしら」って不安を書いていたけど、案の定の結末になってしまったのは残念至極。業界全体で今後の戒めとして頂きたいものである。

 最後は当然中の人の話だが、今作は本当にキャラが多くて大変だった。メインとなる渕上舞は最低限の仕事をしてくれていたし、回りを囲むいつもの面子もいつも通りの仕事で期待を裏切らない出来だったと思うが、せっかくなので今作から出てきた名前をチェックしておいた方が良いだろう。まず出てきたのは、秋山殿の良いキャラをまっすぐに作ってくれた中山育実。使いやすい声を持っているし、ガルパンは漫画版だと秋山殿が主人公らしいので、今後の展開にも期待出来そう。同様にメインを務めたのは華役の尾崎真実。こちらは華自身がそこまで強く前に出ないキャラだったので印象は強くないが、事実上これがデビューみたいなもんだし、次の一歩次第ではステップアップもあるかもしれない。そして、何度も触れているのはその声質が気になって仕方ない、そど子役の井澤詩織。この子の声は癖になるわ。一体どんな仕事がやってくるのか、楽しみで仕方ないぞ。

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