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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ユルアニ?」 5→5

 これについてはコメントが難しいのだが……とりあえず半年間ずっと見続けて、何の不満もない、というか、不思議な癖になるこのヤらしさは本当にこのFROGMANの野郎め、という感想しか出てこない。これはこれで立派なモデルの一つになったような気もするし、大量生産アニメ社会の弊害として流れていったあだ花の一つにも見えるし……ま、いいや、なんだか終わるのが寂しいくらいには楽しかったです。一応一本ずつ。

○「シマコー」シリーズ
 ある意味、この作品シリーズが生み出した最大の遺産。最終回まで、徹底的に変な笑いが漏れ続ける野心作でしたね。この絶妙なメタ具合とか抜きまくったギャグの塩梅とか、こんなみみっちい枠でも充分ネタって回せるんだなぁ、というのが分かるのは収穫でした。

○「汐留ケーブルテレビ」
 一番シンプルなFROGMAN風味。それだけにネタも見慣れたものだったけど、安心して見られる作品ではありましたね。相沢舞は、今作と「日常」と、今期やたらシュールな作品に縁があった印象。

○「プーねこ」
 途中でダイナミックなスタイル変更があったのは何だったんだろうね。後半版では千和が無駄に小技を効かせた芸を披露してくれていたのが楽しかったです。

○「だぶるじぇい」
 マガジンから乱入してきた刺客。華の少年マガジンからのアニメ化だけどこの枠で良かったんだかどうか……でも、身の丈にあったネタだったねぇ。こんなフラッシュアニメでも、キャラの可愛らしさを押せばそれなりに形になっているように見えるのは不思議な発見。大橋歩夕がいると小見川が上手く聞こえる、という新発見があったのは革新的。

○「ほんとにあった!霊媒先生」
 居並ぶ異物群の中では割と普通の漫画だったせいか、ちょっと印象が薄くなってしまった作品。それだけに、最終回での暴虐っぷりはインパクトが出かかった。普段ならしょうもないように見えてしまう、「ブシロードのCMレベルか!」というアニメでも、普段があれだとものすごいことになるという、人間の慣れと経験を逆手に取った見事なトリックであった。

○「元気!!江古田ちゃん」
 他のアニメには絶対にない文化を持っていた、という意味では唯一無二の作品。まぁ、生活スタイルのせいでそこまで徹底的に楽しめる作品ってわけでもなかったのだが、これ以外の方策でアニメ化されたらどうなっていただろう、ということを想像すると、これで良かったんだろうな、という気もする。個人的には、岡本信彦のスタンスと、愛河里花子の持つあふれ出るパワーが楽しかったです。

○「ハトのお嫁さん」
 いや、感想とか言われても……

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「うさぎドロップ」 5→8

 もう、今期はこれで決まり、という作品。ほんとね、死にたくなることが多くてね、見ているだけで打ちのめされて、はっ倒されて、その上で癒しになってね……こんだけぎゅんぎゅん心が揺り動かされるアニメってのは、やはりものすごいパワーを持っていたんだと思います。

 原作が女性向け漫画誌であり、放送枠も「一般向け」を標榜する(実践できてるかどうかは置いとくとしてね)ノイタミナ枠ということで、設定や内容はいわゆる「アニメ的なもの」とは一線を画す。幼女が主人公ではあるものの、それが昨今の阿漕な「萌え文化」的なものとして現れるのではなく、純粋に「子供」という要素が作中に必要だから現れているだけ。どこぞの小学生が最高なアニメとは根本から違う。そして、ドラマというのは野望や諍い、強烈な事件などなくとも、人と人がふれあう中で起こっていくものだ。そこに登場するキャラクターだって、何かがおかしいとか、ものすごく個性があるってわけではない。みんな少しずつ違って、少しずつ自分が出したいだけ。そうした人と人との関わりの中で、なにかがすれ違い、なにかが混ざることによって起こるのが、日常の事件なのである。

 本作の中で、事件らしい事件といえば、りんの存在そのものであった。80過ぎたじいさんが養っていた隠し子の存在が発覚し、あれよあれよという間に30歳独身独居の大吉が引き取ることになる。このあたりの流れは流石にお話的ではあるのだが、それ以降の、大吉とりんの交流については、全てが「普通の」生活の一部でしかない。その中で、初めて子供と関わる人間に特有の苦労があり、驚きがあり、喜びがある。だからこそ、これを見たら「娘が欲しいな」という気分にさせてくれるのである。

 作中の登場人物がみんな「良い人」であるというのも、この作品の長所を大きく伸ばす要因になっていた。大吉にとって、唯一正子だけはあまり得意とは言えず、主義主張でもぶつかり合う存在でこそあったが、それでも、どちらが悪いという話ではなく、あくまで思いが違い、その結果たどり着いた人生の到着点がずれていただけ。大吉がりんに対して持つ愛情は、ちゃんと正子にもあったし、正子はどれだけ自分の母性を捨て去ろうとしていても、どこか未練のように残っているものがあり、視聴者の目から見ても「悪い母親」というだけで終わらないだけの内面性がある。子供を前にすれば大人は皆同じ気持ちになる。そうした万人に共通した幸せな感情を描き上げることが、この作品の至上命題であり、最もうまくいった点だったのではなかろうか。この作品を作るにあたって、脚本家の岸本卓氏という人が起用されたのは、なんでも「子育て真っ最中で気持ちがよく分かると思われたため」らしい。そういう「気持ちの入り方」は、見事に結果として表れていた。

 独特の絵柄をそのまま描き起こすアニメーションの手心の加え方も職人技で、ふわっとしたどこか懐かしい絵柄の雰囲気が、そのまま「幼い子供」や「不慣れな保護者」のたどたどしい世界を作り上げるのに一役買っていた。エンディング画面にはまさかのイヌカレーまでが採用されていたが、どこか現実離れした絵柄が、不思議と「大吉とりん」という不格好な2人の関係を上手く表しているようで、最初から終わりまで、どこを切り取っても「うさぎドロップ」ワールドになっていたのが素晴らしい。子供の持つ、大人には絶対得られないような新鮮な目線、世界の見方が、こういう形で画面に落とし込まれるというのは、なかなか見られない演出だったのではなかろうか。

 最後はやっぱり、中の人の話。この作品においては、キャラクターといえばもう、りんと大吉しかいないわけで。大吉役の土田大については、木訥としながらもしっかりと芯を持ち、他人に対して最大限の心配りが出来る大吉の実直さがじわっと伝わってくるのが良かった。そしてりん役の松浦愛弓ちゃん。なんだろう、他の子役とは違う不思議な存在感が、普段なら「子供のキャラクターだからってリアル餓鬼にやらせてどうすんだよ! 声優は子供でも老人でもなんでも出来るからすごいんやんけ! 本職起用しろ本職!」とがなっている私も、文句を挟むことが出来なかった。彼女の舞台勘というか、役を作ることに対するプロ意識みたいなものは、既にこの年齢で本物の風格が感じられる。是非とも今後も声優業を営んでいるところを見てみたいものだが……まぁ声のバリエーションを出せるような状態じゃないしなぁ。出来れば役者業を続けて色んな刺激、経験を積んでもらって、もし良かったら声優業も思い出して帰ってきてもらいたい、かな。

 あとはまぁ、コウキママことゆかりさんですよ。もう、ゆかりさんなんですよ。慈母です、聖母です、マザーオブジイヤーです。「ノイタミナの母」です。日本の母親像は、この先大原さやかが支えていく。異論は認めない。

 何はともあれ、素晴らしい作品をありがとうございました。

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「No.6」 4→4

 最後まで何だかうやむやで終わった作品、というのがストレートな感想。盛り上がらなかったかと言われれば「それなりにクライマックスがあったような気もする」ぐらいは答えられるが、改めて1からものの因果を問われると、さて、この世界は何が起こっていたのだろうか。

 視聴中にずっとなにかに似ていると思っていたのだが、一番近いのは「シャングリ・ラ」だった気がする。No.6がそのままアトラスに対応し、西ブロックの存在がアトラスの外であるメタル・エイジと繋がる。外の世界からのクーデターで中の腐った部分を断ち切る、という基本理念もそのままだし、どこか歪んだNo.6の内情も、定番といえばそうだけど、見たことがある感が半端じゃない。ただ、「シャングリ・ラ」とこの作品が決定的に違うのは、「シャングリ・ラ」の方はその設定に付加させて色々と(無茶な方向にも)お話は広がりをみせたが、この作品は、どのキャラクターもただひたすらに「No.6はおかしなところだ!」と叫ぶことに必死で、それ以外に話を持っていく場所が無かったことである。紫苑とネズミは敵対心を燃やし、西ブロックの連中もそれに同調する。中の住人達は守ろうとしたり、壊そうとしたりの差はあるものの、とにかくNo.6を信用しているか、恨みを抱いているかのどっちかである。そして「あれはおかしいから壊してやる」「壊したら大変なことになる」の押し問答が延々続いていただけ。最終的には壊れたような、そうでもないような、何だか不思議な落としどころにまとまったわけだが、結局紫苑たちの大望は果たされたと言えるのかどうか。よく分かりません。

 シリーズ構成を見ていくと、紫苑がNo.6から飛び出して外の世界に触れ、あの蜂の存在を知るところまではまだ話の流れもあった。お坊ちゃん育ちの紫苑、アウトローのネズミという組み合わせもシンプルで分かりやすく、「この2人の友情物語なんだろう」と思って観ていればついていくことは出来た。しかし、結局ネズミが何を最大の目標としているのかが最後まで見えず、タフガイを気取って紫苑を支えるスタンスのはずなのに、いつの間にか紫苑の尻にくっついて後片付けをやるだけの役割に見えてきてしまう。最終回でイヌカシが「お前は守るものができて弱くなった」と憎まれ口を叩いていたが、確かに、そんな感じなのだ。ネズミは、紫苑に会う以前にはどのような思想を持って生きてきたのだろう。そして、あの台風の一夜が、何故そこまでネズミの気持ちを動かすことになったのだろう。全体的に冗長な感じのある作品なのに、肝心の友情物語の部分は、どこか必要なパーツがかけているような印象があった。

 そんなわけで、後半になると中心線が見えなくなってしまい、シンプルな冒険もの、サスペンスものとしても消化不良な状態に。個々のキャラクターの小憎らしい言い回しなんかは面白いと思わせる部分もあったのだが、全体像が見えない状態では、そうした小手先芸だけで見せ続けるにも限度がある。ボンズ謹製のくっきりして見やすい映像がなかったら、途中の視聴も危うかったかもしれないレベルだ。最終回までくっついてみても、「別にこれ、フラクタルと大して違わないような」という感想がせいぜいであった。

 勝手な想像だが、これってひょっとしたら、あまりアニメ向きではなかった作品、少なくとも1クールでアニメ化しちゃいけない作品だったんじゃなかろうか。最後のシーンに引きずられて紫苑とネズミのBL要素が強いのか、とも思ってしまうのだが、どうも原作者の意図はそうした部分にはなさそうだし、現代アニメに求められる「くどくて分かりやすいセールスポイント」が足りていなかったような気がする。もちろん、そんなものが無い良作だってたくさんあるだろうが、こと個性的な作品の多いノイタミナ枠であるから、こういった「毒にも薬にも」なスタイルでは良さが発揮出来なかったのだと思われる。勿体無い。

 この作品については中の人トークもあまり盛り上がらないのであるが……最終的に一番美味しい立ち位置にいたのは、メインヒロイン(?)の沙布を差し置いて、イヌカシだった気がします。中の人は真藤圭だったんですねぇ。この子も地味ながら着実にキャリアを伸ばしてきている、面白い役者さんですよ。

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 L字と速報の乱舞、最終話。うーむ、せっかくの記念すべき話数だというのにこの台風……仕方ないこととはいえ、やるせない気分である。でも、その程度で揺らぐような作品ではございません。この日常は、ちょっとやそっとじゃ揺るがないですから。

 ゆかりさんの風邪は、結局そこまで大したもんでも無かったようで。大吉とりんは玄関先まで見舞っておいとまする程度に留まった。コウキは相変わらずどこまでもフリーダムではあったが、「しっかり面倒をみろ」と大吉に言われたら良いお返事。男の子だねぇ。りんも、ちゃんと看病してくれたゆかりさんへの恩義を果たすために見舞いの品を送り、ゆかりさんもそれに対して誠意ある返事をする。ほんと、この2つの家族の関係性は素敵です。

 そして、歯の生え替わりやら縄跳び大会やらのイベントを経て、大吉はりんが確実に成長していることを感じると共に、些細な出来事で右往左往する自分の生活に多少の疑問を覚える。こんなに小さなことで大騒ぎしていては、自分の時間なんかあったもんじゃない。この先の人生、これでずっとやっていけるのだろうか、と。奇しくも実家に帰ると大吉の妹さんも結婚が決まり、子供が出来た後の自分の人生について不安を抱えていた。結婚すること、子供と共に生きること。それがはたして、良い人生となるのかどうか。

 だが、そんな疑問に対するパパとも軍団やゆかりさんの答えは至って簡単なもの。「それが普通のことだから」。そう、世の中には父親と母親、子供を持つ人間で溢れているのだ。たとえ大吉のように奇妙な縁に結ばれていたとしても、子供と一緒の生活、子供と成長する生活は、人類普遍の「普通の風景」。損得だとか、苦楽で判断するようなものじゃない。いつの間にかそこにあり、善し悪しで判断するのではなく、自然に受け入れていくもの。だからこそ、そこにあることが平穏に繋がる。

 大吉は、多分それを知っていた。知っていた上で、一度は確認する必要があることだったのだ。当たり前のことは、当たり前だと認識することで幸せにもなろう。これからの大吉とりんは、ずっとこの「当たり前」を受け入れて、幸せに続いて行くに違いない。まさに、ハッピーエンドである。もう、何も言うことはないです。

 今回も素敵ポイントは多数あったのですが、なんと言ってもクライマックスで大吉が振り返った回想がじんと来ましたね。わずか1年足らずのりんとの共同生活の中でも、いっぱいの想い出が詰まっていることがほんのわずかな時間でぎゅっと表されていて、こちらまで想い出を共有しているみたいでした。他にも、少しずつ大きくなっていくりんの勇姿が素敵。後ろとびでトップの回数って、りんちゃんは将来は運動系の部活にでも進むんでしょうかね。歯が抜けちゃったあとの間抜けな表情まで可愛いんだから、きっと将来も絶世の美人さんだしね。

 あと、やっぱりゆかりさんね。優しそうなゆかりさんが不安げな女の子に向かって「さやかちゃんは……」って言ってるのが面白くて仕方なかったです。中の人的に。

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9月16日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM)
ピック順 【Metallica】→【Mei】→【Serra】→【Alessi】→【Thraxi】→【Sangriter】
 
 更新まで随分時間がかかってしまいました、僕です。今回のドラフトは、すったもんだありましたが、この環境では最後のドラフト、ということになりました。最後のお祝いをする、さぞかし盛大なゲームになるかと思われたが……結果は散々。なんかもう、みんなパック弱い、レアひどい、色かぶる、迷走する。混沌の地であるミラディンのラストを締めくくるにふさわしい、泥仕合となりました。まぁ、こういう不自由な状態でもどれだけ戦えるか、っていうので真のタフネスが問われるわけですよ。皆さん、騒がしい環境の中、お疲れ様でした。
 以下事務連絡ですが、今週はドラフトがありません。そして、次週、9月30日のイベントは、予告通りに「ミラディン世界オールカードロチェスター」を行いたいと思います。当日場所がキープ出来るか分からないですが、ある程度省スペースでも出来る方策は用意しておきます。確認のために、以下に要項を掲載しておきます。
 
・「ミラディンの傷跡」から「新たなるファイレクシア」までの全てのカードが1枚ずつのプールからのロチェスター戦。コモン・アンコモンも1枚ずつである(カード総数は、基本土地を抜いた539枚)。ピックは、各プレイヤーに48枚のカードが行き渡るまで行われる(6人で一回り、12枚が1セットになるため)。つまり539枚中288枚をピックすることになる(6人戦の場合)。
 
 ロチェスターについては、一応全員が経験済みのはずだけど、雰囲気がつかみたい人は、過去に公式ページでレポートされたものを参考にして下さい。「ミラディンの傷跡」だけのオールカードロチェスターの模様はレポート記事になっています(こないだ1引きが「ワームとぐろエンジン」だったと言いましたが、大嘘でした。ごめんなさい)。まぁ、ワンセットだけだし、アンコ・コモンが2枚ある状態なので、参考程度にね。

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 まるで最終回、第25話。あらゆるものが煮詰まって、それが物語を完成へと導いていく。ドラマすなぁ。

 「今までの喜翠荘」と「これからの喜翠荘」の戦いは、ぼんぼり祭り本番を前にして既に臨界状態。あまりの忙しさに次第に当初の目的を忘れてしまう従業員一同は、精神的に追い詰められ、普段の自分たちを見失ってしまう。喜翠荘が好きで、喜翠荘を失いたくない一心で身を削っているというのに、そのために戦わねばならない相手は、四十万スイではなく「喜翠荘」そのものであると錯覚してしまう。変革をもたらして旧体制を打開することが、そのまま新体勢の存在であると錯覚してしまう。壊した後には、新たに作り上げる必要があるというのに。

 そんな奇妙なズレに真っ先に気づいたのは、何よりも精神性を重んじ、考えるよりも感情で行動することを優先させる女、緒花だった。ぼんぼり祭りのサポートに回されたおかげでカリカリした他の面々とはメンタル面で差が生じたというのもあるだろうが、彼女にとっての「喜翠荘」は最も理想化され、「輝く場所」になっていたため、次第にその輝きが失われ、変容していくことについては、冷静な反応をすることが出来たのだろう。「みんな頑張っているけれど、ボンボってはいない」。全く意味が分からないはずのこの言葉も、彼女が自分の周囲の状況を精一杯分析して発した言葉なのだ。やっぱりよく分からないけれど、彼女の言いたいことはどこか伝わってくるようである。

 これまでのサービスを変え、何とか与えられたミッションをこなしていく従業員たち。しかし、無理の生じたままでは、次第に現実との差は広がっていくばかり。巴の怪我をきっかけにして、必死で積み上げた縁の牙城は、脆くも崩れ去った。彼の作り上げようとしていた「新しい喜翠荘」は、次郎丸の言葉を借りれば「幻の城」でしかなかったのだ。先代が何十年もかけて積み上げてきた歴史の集大成を、ほんの数ヶ月で塗り替え、越えていくことなど、並大抵のことではない。ことここに至って、ようやく全員が、何かおかしくなっていたことに気づく。

 そんな窮状を救ったのは、やはり女将であった。彼女も彼女なりに、自分の目指した「喜翠荘の終わり」がどうやら正しい姿ではなかったことを、どこかで理解していた。緒花が訴え、菜子が嘆き、彼女は喜翠荘が自分一人のものでないことに気づいた。「四十万スイの喜翠荘」を、次なる姿に生まれ変わらせるために、彼女は別な角度からの助け船を出すことにしたのだ。それが、中居としての四十万スイ。これにより、「これまでの喜翠荘」は「これからの喜翠荘」の中に溶け、新たな姿を現すことになる。

 はかったようなタイミングで現れた皐月も加え、親子三代、夢のコラボレーションが実現。四十万スイ、松前皐月、松前緒花の3人は、この時に初めて、同じ方向を向いていた。「喜翠荘を守る」「喜翠荘をぶっ壊す」。2つの全く異なるベクトルが、奇妙にねじ曲がりながら、ようやく1つになった。そこには新たに「四十万」崇子も加わり、喜翠荘は、新たなステージに踏み出すことになる。

 もう、ラストの親子3代が中居姿で並んで歩くシーンだけでも感無量。これまで半年の間見守り続けてきたこの喜翠荘の風景の中で、この情景が見られるとは思ってもみなかった。すれ違いはあるし、主義主張には曲げられないものもある。それでも、家族の絆は固く、喜翠荘を巡っての仲間達の結束は揺るがない。夢を追い続けてぼんぼった女達の、何と凛々しく美しいことか。素晴らしい最終回でした。

 あ、終わってない? まだある? そういや孝ちゃんほったらかしだったからな。次週は「女将のお部屋にお泊まり孝ちゃん」が見られるのか?! 気づけばこの作品も25回の放送を続けてるんですよねぇ。今回のエピソードだけでも、例えば緒花の「輝きたい」という発言や、中居仕事をする一連のカットなんかは、これまでのシーンを思い起こさせるために意図的に演出を重ねてきている。他にも、緒花がデコピンされるシーンでは、緒花が喜翠荘に来て真っ先に浴びた洗礼が女将のビンタだったことを思い出させてくれて、時の流れを感じさせる。こういうシンプルな「成長物語」って、やっぱりグッとくるものがあるんですよ。

 さて、泣いても笑っても次週でラスト。孝ちゃんは幸せになれるのか? そして、老舗旅館の食卓にホビロンが並ぶ日は来るのか? 

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「セイクリッドセブン」 4→3

 うーむ、「TIGER&BUNNY」と時間が連続しており、制作がサンライズというところも一緒の作品なのだが、こちらは残念ながら私の中では空振りである。先にぶっちゃけると、何故かこれ、2クールあるもんだとばっかり思ってたんですよ。「だから」っていうのは言い訳にもならんのですが、ちょっと視聴時に気を抜きすぎていて、途中あんまり真剣に見てなかった部分が追い切れていない。だから評価を下げるのは不当な判断だという気もする。ただ、視聴のモチベーションが維持できなかったのも、この作品の問題の1つだとは思いませんかね。2クールあると(勝手に)思わせちゃうようなつかみ所のないお話が問題だったとは、いえませんかね。

 1話視聴後の感想を見てみると、その時点で「学園青春+異能+ロボ的バトルで、売れそうな要素のごった煮作品」という印象が残されているのだが、結局この作品は、この初見の印象をそのまま引きずり、しかも煮込み加減が実に浅く、単に美味しそうな材料をぶっ込むだけぶっ込んで、調理を放棄したかのような印象だった。お話が終わってみればメインとなるのがアルマとルリの絆の物語であったことは分かるのだが、それ意外にも、例えばナイトの存在は回を増すごとに大きくなっていったし、学園パートにいる石部の連中だって無視できない。同じサンライズの「コードギアス」を比較に取るなら、あの作品も恐ろしい数のキャラクターが出てきたが、最終的にはミレイ会長も、シャーリーも、コーネリアも、C.C.も、ちゃんと自分たちの役割を演じていた。それがシナリオに関わっていた。しかし、この作品にはそれが無く、とにかくアルマの回りに思いつく限りのキャラクターを並べ立て、必要になったら必要な部分だけを動かす。他の要素はただそこにあるだけなので、視聴者としてはどこが力点なのかが計れない。あれだけの手間をかけて用意したメイド戦闘部隊なんて、本当に何のためにいたのかもよく分からないし、ルリが念願としてずっと守り続けてきたアオイなんて、いつの間にかちゃっかり復活して、そのままちょろっと絡んだだけ。ラスボスである研美についても、テンプレ通りの「マッドなサイエンティスト」のガイドラインをなぞっただけで、彼の奥底にあるドロドロとした醜さが感じ取りにくい。どうにも無駄なパーツが多い。

 バトル設定なんかにしても、この作品で最も注目が集まるのは「石」と「意志」を引っかけた宝石群だったはずなのに、意志によって得られる力、というものが何だかよく分からない。たくさんの「チカラ」を選択肢ながら戦うというアルマのスタイルは仮面ライダーみたいな使い方があって、それだけでも戦闘シーンにバリエーションがでるはずなのに、この作品のバトルはものの見事に力業オンリーなのである。何のためのバトルスーツ、何のための変身設定。これでは、せっかくのサンライズクオリティアクションも無駄遣いという他ないだろう。唯一面白かったのはアシのデザインくらいで、それだって訳も分からないうちに壊されちゃ浮かばれまいて。

 結局、「なんとなくサンライズ」というくらいの印象しか残らなかったこの作品。同じ時期に「タイバニ」と並んで放送され、かたや「見たことが無いものでお約束をやる」ことをめざし、かたや「見たことがあるものを寄せ集めて、何をやるか分からない」というので路頭に迷った。この差はどこから来たのか。制作者に聞いてみたいところである。

 一応中の人トークもしておくと、今作で一番目が行ったのは、ルリ役の中島愛。すっかり棒の気配も消えて、ルリのキャラクターは少しずつ「中島愛のフィールド」を作っていくきっかけになっていたように思う。もちろんまだまだ要精進、という段階ではあるものの、メインキャストの重責をいっぱしにこなせたので、今後のステップアップが期待出来る。あとは……ん−、あぁ、研美役のこにたんが楽しそうだったね。こういう役ものびのび出来るのを見てると、やっぱり定番になっている男性声優ってのは、それなりに理由があるもんだ、ということがよく分かります。

 あとは音楽が良かった、というのは1つ褒めておきたいところかな。途中でオープニングとエンディングが入れ替わる謎設定なんかもあったけど、色々と耳には楽しい作品でしたよ。

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「TIGER & BUNNY」 6→7

 終わってみたらこの位置に。はい、半年間お疲れ様でした。この作品がきちっと結実したことは、今後のアニメ業界の方向性にも一石を投じたことでしょうね。オリジナルで、しかもおっさんどうしの絡みがメインのサンライズヒーローものでここまでのヒットになるっていうのは、多分誰一人予期していなかった事態でしょう。柳の下にどじょうの豊漁を願うアニメ業界のこと、今後はこの路線からあらん限りの美味しい要素を抽出した作品作りが行われていくことが予想されます。

 さて、この作品は何が面白かったのだろうか。色々と難しい部分はあって、先に一番触れたくないし分からない部分をあげておくと、「婦女子の皆さんお疲れ様」ってのはあるんだろう。でも、この作品って主なカップリングはメインの2人組だけだよね。いや、いくらでも派生系はあるんだろうけど、それって副次的な要素だし、一大ジャンルになったのは虎鉄とバーナビーのいちゃいちゃを扱ったものだろう。だとすると、それって製作側の意図が綺麗に反映されただけ、ということに。だってこの作品のタイトルは「TIGER&BUNNY」ですからね。おっさん2人が半年かけて作り上げる友情物語というメインテーマが、そっち関係の人にはちょっと別な色に見えたっていう、それだけの話。

 その他の要素を見ると、まずは力の入ったヒーローの造形を含んだキャラクターの造形と、それを扱った脚本の方向性。スーツ姿はCGで処理するなどの技術的な対応力の向上もあるけど、それに加えてバラエティに富んだヒーロー像をずらりと並べて幕の内弁当的な味わいを出しつつ、そこに注力しすぎず、あくまで虎鉄中心のシナリオラインを維持し、他のヒーロー達は徹底的に「サブ」に回した。こうすることで、バリエーションの豊富な部分をアピールしながらも基本線となるベタな物語性は安定感が出て、シリーズとして無理なく離着陸が出来た。あれもこれもと贅沢に盛り込んだように見えて、実はかなりストイックな脚本だったのではないかと思う。

 あとは目先の目新しさだろうか。ヒーローたちが企業ロゴを背負って戦う妙な世界観は、胡散臭さが逆に消臭されてしまい、CGバリバリで描かれたバトルシーンも、そこによく見知った企業の名前が載っているだけで、なんだかご近所のお話のようにも見えるし、やっぱりあり得ない景色にも見える。「今までに無かったものを使って、今まで通りのものを」という基本コンセプトは、ちゃんと興味を引くだけの機能を果たしていたし、最終的にもそれが面白さに繋がっていた。あれだけの「胡散臭い」画面を「嘘格好良いヒーローもの」として成立させてしまったのだから、やはりヒーローの老舗サンライズの実力というのは未だに他社を寄せ付けないだけの蓄積があるということだろうか。最近サンライズはちょっと大人しすぎるぐらいだったので、ここでビッグネームの矜持が見せられたのは嬉しい限りだ。

 色々と刺激的な要素が多くて楽しみも多方面から抽出出来る今作だが、やはり最後はキャスト談義。今作の立役者といえば、なんと言ってもおっさん。特に虎鉄のキャラクターを丁寧に作り上げた平田さんの功績が大きい。バーナビー役は個人的にあまり好きじゃない森田成一なのだが、バニーちゃんはどっちかっていうとヒーローじゃなくてみんなから子供のように愛でられ、可哀想な目で見られる役だったので、ちょっと芯が通らない状態でもあまり気にならなかった。他にも楠大典、津田健次郎、遊佐浩二などの渋めの役どころ、マーベリック役の福田信昭氏に、ジェイク役藤原啓治などの悪の軍団も実に美味しい。女の子はそこまで多くない作品だったが、個人的に押せ押せな伊瀬茉莉也・日高里菜あたりの声が聴ければそれで満足でした(美奈子は正直あんまり萌えないんだよ)。とにかく、期待したら期待した通りのものが帰ってくる作品でした。ごちそうさまです。

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 さっ、最終回だとぉぉぉぅ! 何故だ! この番組、一番面白いのがこのコーナーなんだから、終わったらどうしようもないじゃないか! ひょっとして番組自体が終わるのか? なら許す! でも、そんなそぶりはなかったし……この先の「SAY YOU SAY ME!」は一体どこへ行くのか、気になるような、そうでもないような……このまま延々ミルキィホームズが味噌を混ぜる番組になってしまったら……それはそれでいいかもしれぬ。
 
 
  最終回 「第四十七回東京兎花火大会」
  さて、どこから突っ込んだらいいものか……まぁ、まずは……犬じゃないんかい! 兎かい! そこだけ東京都の「都」と絡めてネタにすんのかい! だったら大阪と京都と北海道はなんやったん! そもそも一匹だけウサギだったら「47都道府犬」っていう番組タイトル自体が既に嘘やんけ! …………やはりこの作品には何を突っ込んでも空しいだけだなぁ。

 というわけで、最後のキャラクターは東京犬ではなく、東京兎。モチーフとなったのは雷門のシンボルである巨大提灯。なるほど、「東京」というと一体何を名物として扱っていいのか分からないが、いっそ日本の首都である東京を日本文化発信の中心地としてみて、日本文化、江戸文化の象徴とも言えるこの提灯を持ってくるというのは、言われてみれば「なるほど」というチョイスである。そして、その中の人を務めることになったのは、何と業界の大重鎮、野沢雅子御大。あー……これはもう、何も言えない。「東京は出身声優が多いから誰を選んでも遺恨は残るんじゃないか?」と思っていたが、ここまでの大物を連れてこられたら、誰も文句は出るまいて。ホント、この番組が金をかけるポイントは正しい方向におかしい。そしてまた、東京兎のしゃべるチャキチャキの江戸言葉ってのが、イメージにしっくり来るんだよね。最後の最後に登場したキャラクターのくせに、レギュラー陣同様に、ずっと前から知っているかのような存在感がある、それが東京兎。流石でございます。

 で、そんな東京兎のお仕事といえば、これまた「江戸の華」といえる花火を打ち上げること。アイキャッチ画面ではレギュラー全員集合で川岸の花火を見上げている図があり、おそらく国内最大規模のイベントである隅田川の花火大会のイメージなのだろう。ただ、これを見て東京兎が「花火職人」なのかというと、実はそうでもない。何しろ打ち上げ筒に入っているのは山梨、福岡、愛知の3人。別に誰かが花火を作ったわけではなく、東京兎は単に点火して打ち上げる役目を任されているだけである。

 そしてもちろん、ここで問題になってくるのは、「こいつら、どういう原理で打ち上がってるんだ?」ということ。もうこの世界の生き物たちに突っ込むのも野暮ってなもんだが、打ち上げ筒に入った3人は、特に嫌がるでもなく、嬉々として点火を受入れ、自分が打ち上げられるのを今か今かと待ち構えている。そして、火が付けば勝手に飛び上がり、夜空に大輪の自画像を描くのだ(その際には自分で「たまやかぎや」のかけ声もつけている)。もう面倒臭いので、「他人を花火にする能力」というのが東京兎に備わっているものだと認識してしまえば良いと思う。打ち上げられるのを嫌がらないのは、多分打ち上げられても生命に支障を来さない、という能力であるため。その証拠に、既にこのイベントは47回目を迎えているらしいし、トラブルが起こって筒が倒れ、発射口が地上を向いた愛知は涙目で暴れている。これは、自分の死ではなく、花火化した自分が爆破することによって目の前の静岡・愛媛の命を奪うことを恐れたからだ……そうに違いない。……そういうことでお願いします。

 こうして、華々しい一夜のショーをもって、この作品は無事に47の都道府県を制覇し、最終回を迎えることとなってしまいました。……そうだよなぁ、そもそもこんな地方局のマイナー番組、しかもユル過ぎて声優ファンでもあんまり見たくないような番組の1コーナー、そんなに長く続くはずがないよなぁ……もっと愛知や福岡の活躍が見たかったなぁ……
 

  EX01 「福岡犬の青春」
 と思っていたら、なんか知らんけど番組最後に怪しげなものが始まりました。EXて! 喜久子お姉ちゃんの朗読コーナーよりも後って! ……これはどういう扱いと見たらいいんだろう。私が期待しているような、これまで出てきた47のキャラクターたちが、特に制限無しに暴れる素敵空間がこれから毎週放送されるのだろうか。それとも、エクストラということは大して本数は用意されていないということなんだろうか。うまいこと番組自体が次クールも続くなら、このコーナーを終わらせるのは勿体無いだろうから、少し本数を重ねることは期待しても良さそうだ。だが、もし今期で番組自体が終わるなら……サァ、どっちが幸せなのかな? そして、今後続編が作られるとして、レギュラー以外のキャラクターは出てくるのかな?

 ということで、今回は記念すべきEXエピソードの第1回目(クレジットがEX1ではなくEX01になっているということは、最低10話以上続くことを期待してもいいんだろうか)。そのタイトルには福岡が登場しており、やはりこの作品は福岡・愛知の2人によってなりたっていたということがよく分かる展開である。しかも、登場した福岡は例のあの、不気味モードになっているのだ。……なんでそこだけ伸びるんだよ。もう明太子でも何でもないよ。キャラの等身やスタイルに合わせて自転車の形変えるとか、そういう工夫はないのかよ。そもそも自分の意志で手足が伸ばせるなら、7話で夢想してたあの未来図は大して高い理想じゃなかったってことかよ。自転車の造形も微妙に古いよ。もう、何がどうなんだよ。

 とにかく、福岡は「ナイスな自転車」を手に入れたらしい。自慢ついでに、これでアキバまで買い出しに出かけるという。後部シートもついていたので、羨ましげな愛知をのせて2人乗り(犯罪です)でレッツサイクリング。しかし、そこに登場したのは福岡の憧れのあの子、愛媛犬。誘ってみたところ、愛媛もアキバに行きたいとのこと。福岡の決断は早く、愛知をさっさと下ろし、愛媛を後ろに乗せて愛のランデブーである。後ろに乗ってぎゅっとつかまってくる愛媛に福岡のテンションは急上昇。「うひょー!」と奇声を上げたあと、オタクの見本のごとく「デュフフwwwデュフフwww」と含み笑い。流石にキモ過ぎる上にいらだった愛知は、容赦無く自転車をぶっ倒したのでした。めでたしめでたし。

 まさか、福岡と愛媛の恋路の続きが展開するとは思わなかった。見たところ愛媛は(2話の頃からずっと)福岡のことを嫌っているというわけではないようで、福岡が一方的に彼女のことを見て一喜一憂しているだけみたい。まぁ、直前のエピソードでは静岡と愛媛は相変わらず仲睦まじく花火デートをしていたわけだが……(ただ、アイキャッチ時には福岡は愛媛の隣で花火を見上げており、静岡は東京を挟んだ向こうにいる。ちょっとだけ距離が縮まったのかもしれない)。

 愛知が福岡の自転車を「あ、どっこいしょー!」とぶっ倒したことで、ひょっとして愛知までもが福岡絡みで嫉妬に駆られているのかと思ったが、まぁ、彼女の性格から考えて、単に自分を無視して二人でいちゃつこうとしていた福岡が気に入らなかっただけなんだろう。となると愛媛はとばっちりで吹っ飛ばされたことになるわけだが、自分を乗せるために愛知をおろした福岡を見て平気で座ってくるあたり、あまり空気が読めていない感じもあり、ここは自業自得だろう。青春時代の人間関係ってのは、なかなか難しいものだ……ちなみにどうでもいいことだが、福岡の背中にしがみついてるときの愛知は妙な格好なので何だか可愛らしい。あと、愛知に話しかける時の福岡が露骨に緊張したり浮かれたりしてるのも何だか愛らしい。そういえば、結局シリーズを通じて愛知は一度たりとも正しく名前を呼ばれずに「名古屋」で通されてんだよなぁ。もう本人もめんどくさくて訂正してないしな。

 ラストシーンとなるアイキャッチ画面では、アキバに到着したと思しき3人の姿が描かれている(結局3人で仲良く歩いたんだろうか)。愛知は格闘ゲーム「Nice!! Fighter2」(以前福岡が大分とゲーセンで対戦していたゲーム)のストラップゲームを手にしており、彼女もあのゲームのプレイヤーであることを伺わせる。そして福岡はあのマジカルめんたい小町のフィギュアを手に愛媛にアピールしている。回りにはガチャガチャの空きカプセルが散乱しているが、サイズから見て彼が持っているのはカプセルフィギュアではなくてもう少しちゃんとしたもの。カプセルは愛知や愛媛が開けたものだろう(妙なタコのような生き物のキーホルダーが散らばっているので、それ目当てか)。小町ちゃんフィギュアは画面奥に完成品が展示されており、その脇には同じようなキャラクターデザインで緑色の和服キャラと、仮面をした怪しげな殿様キャラが確認出来る。また、商品のチラシから、今まで当ページでは「マジカルめんたい小町」と表記してきた作品の正式タイトルが「マジカル!明太小町」であることも判明した。今後はこれを使っていきますよ。

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