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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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5月11日 ドラフト模様(AVR×3)
ピック順 【Thraxi】→【Sangriter】→【Metallica】→【Serra】→【Mei】→【Alessi】→
 アヴァシンが帰ってきて2回目のドラフト。今回は様々な謀略があったり無かったりして、最終的にメンバー全員が集まるという、ある意味アクシデントもあったりしたけど、それでも僕は悪くない。
 前回は終了時に「地味」「おもんない」と様々な文句が飛び交ったわけですが、当然のことながら2回目をやるにあたって文句が出るとか言うこともないし、みなそれぞれに目標を持って、まだ歩き慣れない世界でのピックに挑んでいたようだ。その結果が面白いものになったのかどうか定かじゃないけど……まぁ、あんまり不平は出てなかったみたいだし、多分、それなりに堪能出来てるんじゃないかしら。そう願いたいものだ。

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プールすげぇ、第6話。なるほど、前回で「深すぎるだろ!」って突っ込んだけど、ああいうギミックで水深や水量を調整出来るのかー、納得納得……って、あんなギミックいらんだろ! 一体何の目的で使うんだよ!

 さて、今回は新キャラも登場せずに進んだエピソードなので、特に書くべきことも無い話数だが、プールのギミックのときの仰々しい稼働シーンと、一応アニメオリジナル要素となる、めだかちゃんの水面四足歩行のモーションなんかがかなり押し出されてきていたので、やたらめったらエヴァを連想する回になっている。ひょっとしたらそのあたりのコンセプトは狙ってやってるのかもしれない。原作ではあっさりともがなちゃんを押し倒したわけだが、アニメでは流石に「ヘルパー1つに直立してそこから襲いかかる」っていうアクションが不自然すぎると感じたのか、ヘルパーの数を増やし、一度伏せた体勢から飛びかかるという風に変更されており、台詞を言っている時にも屋久島・種子島の両名を踏んづけて踏み込む、という段階を経ている。つまり、2人の先輩はとんだとばっちりだ。まぁ、こちらの画の方がいくらか説得力もあるし、一応「それらしい」追加だったので悪くはないと思う。

 あとはちょっとした変更としては、うなぎつかみ取りの時に何故かめだかちゃんが着ぐるみを着ていた。本当にどうでもいい改変だが、一応2話目のときのリベンジってことでウナギと心を通わそうとした結果なんだろうな。ずーっと小声で「にゅるっ、……にょろ?」みたいなことをつぶやいているのがなかなか可愛い。そして可愛いといえば当然半袖なわけだが、先週今週は阿蘇先輩とのタッグだったので、2話限りのなかなか可愛らしい声の共演が実現していた。中の人的には加藤英美里・門脇舞以という、「ゲーム好き純正廃人系声優」つながり。えみりんも舞太に続いて眼鏡声優としても売り込める人材なのだがなぁ。

 とにかく、今回で生徒会メンバーも無事4人目。もがなちゃんは声も含めて充分過ぎるぐらいに可愛いので、次回の善吉とのふれあいエピソードへの期待も高まる。あのお話は原作でも大のお気に入りなんですよ。一気にもがなちゃんのファンになりましたからね。期待して待ちましょう。

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サブタイトルはそういう意味だったのか、第6話。前回は不思議現象が発生しなかったのだが、今回はきっちり起こりましたね。コピーロボットも不思議話の伝統芸であることは藤子先生も証明済みよ。

 シナリオラインを見れば、今回も単に「良い話」である。個人的には夏海の弟の大樹君は本当に良くできた小学生だなぁ、っていうのばかりに目がいってましたけど。あのくらいの歳の男の子できちんと家の手伝いが出来るし、少し年の離れたねーちゃん相手に、適当に反抗しながらも素直にいうこと聞いてるんだから、多分まっすぐな子供ですよ。家の中をバスタオル1枚でばたばたしてる女子中学生がいるっていうのもうらやましい話だ!(肉親です) 「大樹! あたしの着替えどこにやったのよ!」って、マジで疑われたら家族会議ものの事態じゃないですか。

 どうしても夏海メインだと事件自体は地味になってしまうのだが、今回は分身という見た目にも派手な事件だったし、メインがテニスの試合だったこともあり、画面のクオリティは多分これまでで一番高い。どこぞのテニヌアニメなんかよりもよほどしっかりとテニスの描写が出来ていたし、きびきび動く夏海の活動力もよく出ていた。作画の質も安定していて、なんだかようやくこの作品がやりたかったことを十全に出来たエピソード、という気がする。脚本が高橋龍也、コンテ演出は五十嵐紫樟。しっかり集めればスタッフいるんじゃん。

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なんかよく分からんテンション、第5話。この、舞台が変わるとなんだかギクシャクもやっとする感じ、確かにエウレカな気がする。

 相思相愛でゲネラシオンブルに招かれたかと思われたアオだったが、その立ち位置はなんだか不思議なものに。ひとつの都市に匹敵するとまで言われるゲネラシオンブル本部は、そりゃまぁ、小さな島暮らしをしていた少年にとっては魅力的なもの。イビチャは割とよく扱ってくれるし、身体検査も異常なし。コンプレックスだった髪の色だって「個性だ」とはっきり前向きに捉えるように言ってくれたのは、アオがこれまでの人生でずっと望んできた「受け入れられること」の表れだろう。この環境ならきっと上手くやっていけると、アオは思ったに違いない。

 しかし、集団が大きいということは、それだけ事情も色々あるってことで。まず、仲良くなったと思っていたパイドパイパーの2人が案外そうでもなかったという。出会った直後は割と優しかったのに基地に着いたら突然素っ気なくなってしまったフレアと、一体いつの時代から現れたのかよく分からないアニメオタクのエレナ。唯一の男の子であるアオには理解しがたい生態系。居住IDももらえずに「なにをしにここに来たの」とか聞かれても、「いや、まずいったん落ち着かせてよ」と言いたくなるのもしょうがないんじゃなかろうか。そして、新たに現れた2つ目のチームゴルディロックス。こちらも女の子だらけで非常に華やかなチームであるが、やっぱり女の園じゃぁアオは外様。そしてその隊長には「帰った方が良い」と意味深な忠告すら受けてしまう。見た感じ悪い人じゃなさそうなので、アオを疎んだり排斥しようとしたりしてるわけじゃないんだろうが、それだけの一言の忠告が重い。イビチャもそうだが、どうやら上の人間たちはアオの出生や存在について、色々と含むものがあるようだ。果たして、心通わせる存在がナマケモノ一匹だけのこの世界で、アオは上手くやっていけるのかどうか。

 でもなぁ、最後のワンシーンではちゃんとユニフォームの用意をしてくれてたり、そこまで扱いが悪いって感じでもないんだよね。事情が何一つ分からないままに振り回されてるアオはちょっと不憫なんだけど、主人公としての存在感が皆無なのがもやもやするのである。運び屋連中もどさくさに紛れて一枚噛んできたし、このまま空気のような存在にならないことを祈りたい。また、せっかく「サービスサービス」言ってるんだから、バスタオルくらいははずしてもらいたい。

 そして今回注目なのは、新たに登場した割には未確認の敵キャラに瞬殺されて不幸満載なチームゴルディロックスの面々。隙あらばどこにでも現れる軍人気質声を持つ藤村歩に加え、なんとロリっ子役にはあの松浦愛弓ちゃんが起用された。りんちゃんが今度は軍人さんである。流石に、ナチュラル幼女を演じれば良かった「うさぎドロップ」の時と比べてしまうと「軍人役」ってことでおぼつかない部分が目立ってしまうが、やっぱりナチュラルロリっ子が最低限のレベルで声を当てている、という事実が素敵だ。今作で化けろ、なんて贅沢は言わないので、精一杯声優業を満喫して、その上でこの道を志してくれると喜ばしい。最近の若手声優は、基本的に子役上がりが多いのだが、やっぱり若い頃から下積みしてると圧倒的に有利なんですよ。

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やっぱすげぇぞこの番組、第6話。グリズリーさんが初登場ですが、はっちゃけすぎです。中の人も込みで。

 流石に6話も見てりゃこの作品の空気にも慣れてきて、ちょっとやそっとじゃ動じないようになってきた。前半のダイエットエピソードだって、福山潤を利用したミラクルなパンダ君変身妄想なんかは軽く笑って済ませるレベル。そして、ある程度軽く流せるようになれば、そんなに大した作品じゃない。

 が、やはり容赦なし。グリズリーが初登場し、画面には灰色熊・白熊・白黒熊と、やたら熊類ばかりが並ぶという謎の作品に。そして、中村悠一が我が意を得たりとばかりに聞いたことのないところから声を出し、ただでさえとんでもないキャスト陣に花を添える(火に油を注ぐ、ともいう)。挙げ句の果てに、なんと番組初のオリジナルエンディングだ。シロクマさんだってエンディングで歌われたことなど無いというのに、初登場の新キャラがエンディングを喰ってしまうとは……これ、他にもペンギンさんやラマさんバージョンは用意されてないもんだろうか。歌詞が秀逸すぎるのだが。「冬は寝てるからお歳暮なんて関係ねぇぜ」って、そういう問題じゃない。あんた、北米をハーレーで爆走とかしてたら、確実に射殺されるだろ。

 そして、今回のエピソードにおいて、ほわほわしたこの世界の動物群の中にも、どうやら捕食関係は残っていそうなことが臭わされた。ワニに迫られるパンダという、一体どこの地方なら実現するのか分からないような生存競争が繰り広げられたわけだが、冷静に考えるとパンダって食物連鎖のヒエラルキーで本気出せば相当上の方なのでは……ワニだったら割といい勝負な気がするぞ。

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御前+メガブルーな第5話。この2人が仲良し役なのがたまたま2作品同時という。今回は兄妹役ってことで、似たものどうしな雰囲気があるんでしょうかね。どっか軽い、っていう。

 そんなわけでヘクマティアルの兄妹が登場して、彼女たちの家庭事情でも紡いでいくのかと思ったら、そっちじゃなくて今回はヨナの「出荷前」の状態のお話でした。元々軍事訓練、というかキリングマシーンとしての調教を受けていたらしいヨナであるが、それが大嫌いな武器商人とつるむという数奇な運命に至るまでのなれそめが描かれている。まぁ、こんな血なまぐさい作品なので残念ながらあまりハッピーな出会いの物語とはならなかったが、少なくともココとキャスパーの2人が「徹底的な悪人」とまでいかなくて一安心ではある。いや、キャスパーはかなりひどい奴には違いないが……おそらく彼はヨナとの約束はきちんと守って子供たちを日本に送り届けたのは確かだろう。あくまでも武器商人としての「汚さ」はあるだろうが、商売相手、交渉相手に対してはそこそこ誠意はあるみたいだ。まぁ、だからこそ敵対したら最悪なんだろうが……ココも基本的には同じ性質だよね。ヨナとの相性だけが決定的に違うけど。こればっかりは性別の違いもあるしねぇ。

 相変わらずドンパチやらかすシーンだと元気に動く今作。今回はキャスパーに切りかかるヨナや、たった1人で軍事基地を壊滅させてしまったヨナの腕白さなどはなかなかの迫力。相変わらず主人公補正で色々と便利な現象も起こっているけど、それを気にし始めたらこんなアニメ見られないしねぇ。キャスパーの無体な人柄と、それを受けて大きくなっていくヨナの成長物語を温かい目で見守っていきましょう。

 まぁ、このアニメの主な楽しみ方はココの百面相なんだけどね。動かしにくそうな造形なのに、本当にコロコロと表情を変える娘さんである。こりゃぁバルメさんじゃなくても気になりますって。バルメさんの年中ピンク色感も好きですけど。次回はアフリカ云々でバルメメインになるのかしら。期待。

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 副題だけ見るとすごくMagicのカードっぽくみえる第5話。「定員過剰の墓地/Oversold Cemetery(ONS)」みたいな黒のリアニ系エンチャントだろうな。

 さておき、本当にこの作品は話の進み方がゆっくりである。今回なんて何が起こったかといえば、「礼弥が目を覚ましてわんこを襲った」でほとんど全部。あとは千紘がジジイから何か手がかりを得られそう、っていうのもちょっと進展した部分なのかな? おかげでこれまでのようなずっと続く緊張感はなくなったものの、きちんとクライマックスとなる礼弥覚醒シーンは見せるものを見せてくれている。まだまだ重たい要素が多いので気は抜けないが、可愛らしい女の子ゾンビがムチムチ生身の女子高生を襲う展開なんて、実にまっすぐなエロセッティングじゃないですか。今後もこの方向でエロ部分は強化されていくのでしょうかね。刮目して見ていきましょうね。礼弥は礼弥で綺麗な身体なわけだが(死体だけど)、やっぱり生身だったらわんこのエロさは圧倒的。執拗に生足だけを追いかけるアングルなんかは実に阿漕だし、短すぎるホットパンツの着こなしも見事なもの。乳がでかいのも売りなはずだけど、このアニメの場合、何故か足の方にばっかり目がいくように作られてますな。良いことです。

 そして、わんこ1人に負けちゃならねぇ、ってんで、礼弥も色々とサービス過多。動かなくなった年頃の女の子を担ぎあげて好きにしていいっていうだけでも色々と問題だというのに、そこからキマシ展開に持って行ったり、熱烈ハグからのキスシーンへのつなぎなど、扇情的過ぎてどうしようもない。まぁ、ただ1点「死体だけど」ということさえ忘れればなんだけど……いやぁ、シチュエーションだけ見ればこんなに猟奇的な状態もないんだけどね。千紘は悪戦苦闘しながら必死に「自室にある死体を隠そうとしている」だけで、吉良吉影なみにたちが悪いともいえるわけで。押し入れに放り込んだ腐乱しかかった死体に気付いちゃったわんこは不幸以外のなにものでもない。そしてゾンビなどのホラーもののお約束である「いないと思ったら上!」パターンなどもこなし、「飢餓状態のゾンビ」からのテンプレっぽい緊迫感もある。色々と贅沢なアニメなのだ。今回のコンテはピンドラで助監督を務めた山崎みつえさんという方。よく分からんけど、この作品のスタッフってやたら気合い入れて集めてる気がしますね。

 あとはもう、ばーぶだ。今回もしつこいくらいに挟まれたばーぶの描写だが、愛らしさ、憎らしさ、ふてぶてしさを演出するマスコットキャラとしての働きは存分にこなしながらも、ついでに礼弥の状態と対比させることで「ゾンビ状態の得体の知れなさ」を醸し出すのにも一役買ってくれているのが上手い。そして、謎の鳴き声がどこから出てくるのかさっぱり分からない小憎らしさが上手い。福圓先生が実に楽しそうで何よりである。台本には一体なんて書かれているんだろうなぁ。

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 「もしかして光牙って馬鹿なの?!」 第6話。いやお嬢さん、そろそろつきあいも長いんだから気付きましょうよ。基本的にペガサスは馬鹿だよ。でも、パライストラにいる奴は大体馬鹿だと思うけどな。

 相変わらず「属性」って言葉が出てくるだけで腰砕ける気がする作品。「属性の授業」ってなぁ。あんなロンリーウルフなオーラを出してくれてるエデン君も、あれだけ下馬評が高いってことは、授業には真面目に出てるんだろうね。その割には前回山頂で結果発表された時に周りの連中がやたら驚いてた気もするけど……一応、仲間になった後は一輝ポジションになるんだろうなぁ。

 そして、少年漫画のお約束だけをひたすら積み重ねることを良しとするこの作品は、今回も本当に恐ろしいくらいに安易にベタを重ねていく。ただ、あまりに「その要素」ばかりを積み重ね続けているせいで、なんかもう、筋書きとかもめちゃめちゃなんだよね。原作もめちゃくちゃだからいいじゃない、と言われればそれまでなんだけども。展開が速いんだか遅いんだかよく分からないこのぬるっとした感触は、「朝の子供向けアニメだから」で納得してしまっていいものかどうか。蒼摩が試合に出て行って帰ってくるまでの流れとか、マジで笑ってしまったよ。「ヤムチャか!」って思ったら一応勝ってるっていうね。

 そんな扱いの悪い(?)蒼摩と比べたら、一応主人公の光牙は試合時間もたっぷり取ってもらっている。そして相手は実に見事な噛ませ臭を漂わせるコンパス座という微妙すぎる星座を持つ男。俺がもし聖闘士見習いで「あなたの守護星座はコンパス座です」って言われたら多分キレてると思うので、大人しく修行に励んでいたフックさんは多分良い人。中の人がタイムレンジャーのタックなので、油断すると緊急出動要請してタイムロボが出てきそうでちょっと怖い。一応「コンパス」っていう特徴を出すために最初の一回だけはぐるっと円を描いてから能力発動させてたけど、その後は単に錬金術師ばりのアクションだけで地属性発動させてたね。っつうか、属性が同じキャラって全部攻撃手段一緒じゃねぇか。

 結局、光牙はちょっとした慢心を反省したおかげであっさり勝利。まぁ、一回戦にふさわしい手頃な成長イベントではある。次ですぐにベスト8っていうあたりは初代の聖衣争奪戦の時と同じくらいのテンポ。当然、こんだけ出場者が少ないと二回戦でお友達対決もやむなしだ。他の連中の組み合わせがどうなってるのかは知らんが、龍峰たちはこの早さで解説キャラとして定着してるのだが、お前らはそれでいいのかと思う。緊張感がなさ過ぎるだろ。龍峰って連戦が確定してるトーナメント形式は体力的に不利だよなぁ。真面目にやる気あんのかなぁ。

 次週、ゲキ先生が星矢との戦いの思い出話をしてくれるらしいぞ。「俺はあの頃、鯖折りくらいしか技がない単なる雑魚でなぁ」みたいな話を聞かせてくれるんだろうか。そんな話よりも邪武や那智が今どこで何してるのかが知りたいな。

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 親殺しなのに別に驚きもしねぇ、第18話。人が死んでなんぼの作品。普通に見たらあり得ないくらいに凄惨なエピソードのはずが、もう先週までの流れに慣れてしまっていれば大したダメージはございません。

 というわけで、後の世に島編として語り継がれることになる(ことはないであろう)切嗣の過去エピソード。そういえば予備知識が全然無かったので切嗣の少年時代なんて考えもしなかったのだが、士郎と違ってこの人の場合はちゃんと実の親と一緒に育ってたんだなー……と思ったら、割とそうでもなかったという。おっかないね、魔術師の家系っていうのは。妄信的な探求欲は研究者としては見上げたものであるが、親としては当然最低の部類だし、人としては言わずもがな。あの親を見たからこそ、切嗣の人生は良くも悪くも定まってしまったということなのだろう。でも、しゃべり方や頑固一徹で周りの動静に微動だにしない様子なんかを見ていると、やっぱり親子なんじゃねぇか、と思う部分も多かったりする。

 今回はオープニング無しでエンディングも変則仕様。前回の次回予告からも分かっていた通りに、完全にイレギュラーなエピソードとなっており、他の話数との比較が難しい。描かれていた内容についても、あらすじだけを見れば非常に分かりやすい「パニックものの悲劇」を踏襲しており、筋書き自体に思うところも特にない。相変わらず映像面の完成度が高くて、村を焼く炎の様子なんかはもう実写と比べていいんじゃないかと思えるレベルである。よく「CGアニメだとまだまだ日本のアニメ業界は海外スタジオには負ける」みたいな話を聞くけど、こういうのを見せられると「やれるけどやってないだけ」っていう気がしてくる。世界のufotableに不可能は無いのだ。もちろん、Kalafinaの紡ぐエンディングにのせた次回への引きも見事なもので、作品全体への統一感も失わずに挿話を引き込んでいる点も見逃せない。次週も過去編ということになりそうだが、果たしてどんなひどいお話が飛び出すのだろうか。

 そして、今回嬉しかったのは、ゲストヒロインのシャーレイ役に高垣彩陽が起用されていたことだ。これだけの映像クオリティでなおかつ彩陽の声が聞こえてくると一瞬ufotableなのかP.A.Worksなのか分からなくなってくるが、相変わらず、パッと出のキャラにも関わらず仕事をガツッとこなしてくれた。末期の絶叫や絶望の嗚咽など、本当に彩陽の声は心臓を抉ってくるのである。また、切嗣の過去を作った魔術師・ナタリア役の渡辺明乃も久しぶりに登場。短いエピソードながらも、彩陽・明乃とありがたい声の共演が聞けただけでも感謝感謝ですわ。癖のある声の2人が活き活きとしゃべっているのを聞くだけでも楽しくて仕方ないんです。あけのんは年齢を重ねてどんどん「低めの良いところ」が増している。替えの聞かない役者だから、今後とも息の長い活動をお願いしたい。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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