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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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まるで少年漫画みたいだな。気付けば既に10話目、そしてラスト1話が今回も1期と同じくオリジナルの話数になることが判明しているため、事実上あと1回か2回で完結ですわ。一応今回のエピソードが、善吉とめだかちゃんが初めて対決するお話なので、この「めだかボックス」という作品を形作る上では重要なファクターであるのは間違いないだろう。

 今回は原作3話分の中身。しかし、ここまでの圧縮方式に比べると、そこまでキツめに押し込められていた印象はない。原作でも大ゴマを使ったり、アクションに重きを置いていたパートだったため、台詞の総量がそこまで多くなかったおかげだろう。名瀬ちゃんの時のように、明らかにアニメではこのパートに力を注いでいることが分かり、コンテは監督自ら担当しているし、いつもよりもアクションパートでの作画の質が高いようにも見える。何故かめだかちゃんに締め上げられている時の善吉の口元の動きなんかが丁寧に描き込まれていて面白かった。

 こういうお話を見ていて思い出すのは、「この作品の主人公は、結局善吉なのか、めだかちゃんなのか」という命題である。単純に考えるなら、タイトルが「めだかボックス」なんだから主人公はめだかちゃんである。安心院さんに「主人公だから」と太鼓判を押されて白旗を揚げられるなど、彼女が主人公であることは疑いようがない。しかし、ここでいう「主人公体質」っていうのは、あくまで西尾維新がひねて書いたネタの1つであることは気をつけなければいけない。「めだかちゃんを主人公にしためだかボックスっていう作品があるんだよ」という世界を、安心院さんが例の精神患いのせいで作り上げた結果、めだかちゃんはそうした「典型的なヒーローもの漫画」の主人公たりえるだけであって、結局ジャンプ漫画「めだかボックス」の主人公は、善吉なんじゃないかと思う。もっと正確に書くなら、善吉じゃなきゃいけないんだと思う。だって「少年」ジャンプだから。結局、ジャンプって過去を遡っても「女性が主人公の漫画」ってほとんど無いんだよね。熱血少年が主人公でないと、やっぱりジャンプ漫画として成立しない。

 そういう妙な視点から見て、1つの結論が出ているのが、こうして「主人公」善吉が「ラスボス」めだかちゃんと戦っているシーンだ。めだかちゃんはラスボスでありながらも「メインヒロイン」でもあるために、善吉は主人公として彼女と戦いながら、彼女のことを守るためにも戦う。そんな歪んだ構図が、一つの形でようやく落ち着くことが出来たこの作品の1つ目のゴールが、今回のエピソードだったんじゃなかろうか。だから、この後に控えた王土との対決なんて、おまけみたいなもん。今回のエピソードに力を注ぐのは、非常に正しいディレクションなんじゃないかと思う。やっぱり「友情・努力・勝利」なのだ。ちなみに余談だが、この後マイナス編を経てノットイコール編に突入することで、善吉は再びめだかちゃんと相対することになるわけだが、そこで安心院さんの力を借りてようやく彼が「主人公」としての地位を確立させる。その後の漆黒宴編では立派に主人公を勤め上げるが、現在進行中の不知火不知編では、めだかちゃんが「普通の少年漫画の主人公っぽい」活躍を見せているのがどこか歪んでいて面白い。めだかちゃんの非常に扱いづらいメタ的「主人公ポジション」についても、作者は色々といじりながら楽しんでるってことだろう。

 なんかアニメと関係無い話になったが、アニメの方は「ちゃんと原作通りにやってました」といえばそれで片付くから。一応、いくつかアニメでプラスされた要素を補足しておくと、たとえば原作ではこの時点で描きようがなかった「黒神家の内幕」について、いくらか詳しく(絵が)描き込まれている。めだかちゃんの実母(鶴喰鳩さん)はあまり具体的なシルエットが無かったが、実父(舵樹さん)はトレードマークのアホ毛などがちょっとだけ描き込まれていた。この時のめだかちゃんの独白には「母親はまるで、私を産むために生まれてきたような存在ではないか」という一文があるのだが、原作で明らかにされた鶴喰博士の野望のことを考えると、この説明は嫌というほどに的を射ていたことになるのがちょっと恐ろしい。

 そして、めだかちゃんの回想シーンということで、ついに、ついにあの球磨川禊が初台詞である。今回はショタバージョンの球磨川だったが、予想通りの緒方ボイスを披露し、短いシーンながらも圧倒的な存在感を見せつけている。この調子だと、今期は球磨川が本当に顔見せしただけで終わっちゃうんだなぁ。マイナス編(3期目)はアニメ化されるのかなぁ……売り上げがなぁ……。球磨川が「括弧付けないで」喋り始めるマイナス編クライマックスは本当に恰好いいので、あのあたりは是非ともアニメでも見てみたいのだけれども。

 あと、すげぇどうでもいい突っ込みだが、「1歳で黒神家にあった蔵書を全て読破して知識を蓄えた」はずのめだかちゃんは、何故「野球部が何をする部活か」なんてことを知らなかったんだろう。黒神家の書庫には「タッチ」とかは置いてないんだな。

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12月14日 ドラフト模様(RTR×3)
ピック順 【Alessi】→【Mei】→【Serra】→【Sangriter】→【Metallica】→【Thraxi】→
 
 ここ2回、上手いことデッキが組めていない鬱憤を晴らすため、試合後に使い道が無くなった「アヴァシンの帰還」パックをただ無為に剥くという自傷行為に至る私。8パック残っており、「タミヨウ」さんとかが飛び出して来るんじゃないかと一縷の望みを抱いた自暴自棄。8パックから2枚もの神話レアが出るというサプライズがあったのだが、残念ながら「霧虚ろのグリフィン」と「狂気堕ち」だったよ……。まさか最後に絶望カウンターを乗せて行くとは……アヴァシン、恐ろしい子!

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 久方ぶりの外道劇場が帰ってきたよ! 冬コミに向けての先行放送、「ギリギリコンプライアンス」の第5回目である。本当に安定感のある名古屋・福岡コンビによる茶番ラジオは、47匹もキャラがいる作品のはずなのにこの2匹に対する理解ばかりが深まって困ってしまう。ちなみに名古屋がいうには「ご好評にお応えして」の放送らしいぞ! どのあたりに好評だったんだろうな! ラジオイラストでは名古屋の尻尾がちょろっと見えて可愛いぞ!
 
 基本的には、何度となく繰り返してきたやりとりのおかげで、「福岡が気持ち悪い」→「名古屋の罵倒」→「とにかく罵倒」→「愛情が欠片も感じられない罵倒」というのが安定の流れになった。1件目のメールは、他犬の暴露話について、①「福岡はエロ本をフィギュアケースに隠している」。何故名古屋がこれを知っているのか謎。あのきたねぇ福岡の部屋を家捜しでもしたのだろうか(名古屋ならやりかねないが)。それにフィギュアケースは夏に「お兄ちゃん香川犬」で全て処分されていたはずだが、結局あれから取り返したのか。もしくはあれから全部買い直したんだろうか。充実してるなー、福岡の野郎。②「福岡はこないだ1日中鏡の前でなんかうっとりしていた」。…………まぁ、福岡ならやりかねない。暇だろうし。ちなみに、名古屋が何故それを知っているかといえば、窓が開いていたのでその様子を1日中見守っていたかららしい。「怖かー!」とのことですが、確かに若干ヤンデレ気味です。名古屋もたいがい暇じゃねぇかよ。実は前から「実は名古屋が福岡のことを好きなんじゃないか疑惑」っていうのがあるんだけど、普段の接し方を見てるとそれはありえないんだよなぁ。どう考えても合うタイプじゃないだろうしなぁ。「一日中鏡の前でポーズを取っている福岡と、それをじっと無表情で眺め続けている名古屋」っていう絵は容易に想像出来てちょっと楽しい。
 
 2件目のメール(こんなとこにもRNクリリンがおる)は、なんと「宝くじで一億円が当たったらどうする?」というもの。この設問は、記念すべき「47都道府犬」第1話で静岡が名古屋に対してしていた質問である。「宝くじで一億円が当たったらどうするら?」と。静岡は確かチュパカブラの何かを買うと言っていたが、そう言えば名古屋の答えは聞いていなかった。彼女の回答は「洋服(油まみれ)をいっぱい買って、47犬全員で世界旅行に行く」とのこと。流石に名古屋らしい豪儀な使い方。本当にそんなことをするかどうかは分からないが、実際にこれをやろうとすると、鹿児島がどうやって飛行機に乗るのか、というのが最大の焦点になるだろう。あと鳥取も。ちなみに福岡は「一億円で自主制作アニメを作ってもらう」という回答。オタクの鑑だが、名古屋に「一億円でアニメとか作れるのか?」問われて不安になり、キャンセルして全額貯金になった。まぁ、今の福岡の生活を考えれば、貯金が一番いいと思う。どうせあぶく銭ですぐ使い切っちゃうだろうし。ちなみに一億あれば流石にアニメ一本なら企画から始めて制作は可能だ。シリーズになるとちょっと無理だが。それこそ「47都道府犬」の新作を作りたい、というなら、一億あれば充分過ぎます。誰か宝くじを当ててチャレンジしてみて欲しい。
 
 3件目、「他の犬になれるとしたら誰になって何がしたいか」。福岡の1つ目の答え、「愛媛になって一日中鏡の前で(略)」はすごく予想通りの展開。もうこの答えでいいんじゃないかと思ったが、見事な名古屋の腹パンによってこれは却下。そして問題となる2つ目の回答は、「秋田になって大分やら山形やらを無意味に追いかけ回す」。…………あきませんやん。福岡さん、それ完全にアウトな人の発想ですやん。よりによって包丁持って幼女ばかりを追いかけ回すとは…………なんでそんな案が出てくるのか。恐ろしすぎる。名古屋さんの冷静な殴打がなければエラいことになるところだったぜ。結局「滋賀になって忍術を使う」という無難な案を押しつけられた。おかげで、「私がイチバンだがね!」という名古屋の傲岸不遜な回答が恰好良く見えるという結末。なるほど、名古屋が福岡とラジオをやりたい、というのはこういうことがあるからなんだな…………最終的にはよく分からないテンションで幕。頑張って生きろよ、福岡!
 
 
○「ギリギリ! ドジっ子メイド愛知犬」
 
 いつも通りのおまけコーナー。そしていつも通りの破滅的名古屋。ただでさえ音域の高い名古屋の声音だが、萌えっ子メイドを演じているせいで更に高音になっており、戸松の最高音域じゃねぇかと思えるような状態でどんどんテンションがあがっていく。「てへぺろ!」のとことか、もう超音波みたいになってるわ。しかし、なんでこんなに楽しそうに仕事出来るんだろう……恐ろしい娘! 15万9000円になりますだがね! メイド服似合うな!

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憑依菊理ちゃん可愛かったな! 第11話。可愛い女の子が顔を歪めて汚い言葉を吐くというシチュエーションだけでもカタい。声が可愛ければなおさらである。次回予告にもひどい顔した菊理ちゃんが再登場しているので、次回も期待大だな。

 そんな菊理ちゃんも巻き込まれてしまった王どうしのすったもんだは、この期に及んでなんだか分からない方向へ。青VS赤は非常に分かりやすいのでこちらは問題無い。本来ならば「学園を占拠した吠舞羅」と「それを包囲したセプター4」という構図は、人質を確保した状態だったので膠着するはずだったのだが、学園島内部で暗躍する怪しげ思念体(狐面)の爆破工作により、セプター4が無理矢理動かされた形に。宗像は周防のことが気になって張り付いていないといけないため、淡島さん指揮の下、久しぶりの全軍抜刀からいよいよ開戦である。猿比古の抜刀は相変わらず間を持たせすぎて気持ち悪いな。あれ、同僚から評判悪そう。「せっかくみんなリズム合わせてんだから空気読めよ」みたいな。

 当然、これに呼応する吠舞羅メンバーも、ようやく「No blood No bone No ash」という例のキャッチフレーズを聴くことができ、こちらもやる気満々。基本的にどちらも集団もトップ以外はモブだらけなのでそんなに迫力のあるバトルになるわけじゃないのだが、淡島VS八田とか、そういうマッチメークはそれなりのものだ。これで草薙も前線に出てくれば多少形になったと思うんだけどね。今までの繋がりからいったら八田VS猿比古、草薙VS淡島っていうのが一番素直な組み合わせだろうし。

 で、配下が頑張っているうちに、例の狐面の策略で宗像が刺されたりもしたわけだが、関係無いところでついに社たちご一行を発見したのが周防さんである。先日直接狐面と対決した経験を持つ周防さん。彼は元々十束殺しの犯人を追ってここまで無茶苦茶やっていたわけだが、その因縁の相手にようやく巡り会えたのである。ただ、ここで微妙なのは、彼が「ようやく見つけた」といったのは、十束殺しの犯人として顔が出回っていた社の方だったのだろうか、ということ。ことここに及んで、流石の周防も馬鹿じゃなかろうから、これまでのごたごたが1つの悪意によってなされたものであることは理解しているのだろう。となると、彼が「ようやく見つけた」と言ったのは、この時点で既に菊理に憑依していたと思われる狐面の方だったんじゃないか、という気もする。

 そう、結局、あの怪しげな霊魂が全ての発端であり、原因だったわけだ。すったもんだの末、社は今回覚醒してダモクレスを現出させた。そして、それだけに留まらずに記憶を蘇らせ、自分が「白銀の王、ヴァイスマンである」と名乗ったのだ。これまで散々記憶をいじられてきた人間のいうことなのでここで素直に信じるのもどうかと思うが、今回の演出で嘘ってことは流石にないだろう。となると、シロ=白銀の王はどうやら確定であるらしい。しかし、そうなるとこれまで「白銀」だと思われていたのは一体誰だったのか、ということになるが、これは狐面が憑依した時点の社が名乗っていることから、「無色の王」であったと考えるのが自然だろう。飛行船の上のヴァイスマンが一体どんな状態にあったのかは定かでないが、社も飛行船から落ちてきたことを考えれば、事件直前、あの飛行船には「ヴァイスマンの可能性がある者」が2人おり、そのうち1人が転落して社となり、もう1人は狐面を取り込んだ状態で飛行船に残った。だとすると、狐面が経由したルートとしては、「社に取り付いて十束を殺害」→「飛行船に登って社から分離してヴァイスマン(仮)に憑依」という順番が正しいのだろう。そして、あの霊魂そのものが「無色の王」であると。

 無色の王の目的意識は明らかで、とにかく王たちの統制をかき回すことにある。十束殺しは当然周防を焚き付けるためのものであり、それを本来の「白銀の王」である社を使って行うことで王どうしの衝突を誘発した。それは、今回吠舞羅の下っ端に乗り移って宗像を刺したことからも確認出来る。本当ならば、「白銀の王」を飛行船から突き落として成り代わることで白銀の座+無色の王という立場をぶんどろうとしたのかもしれないが、その目論見は宗像が飛行船に特攻した時点で失敗し、仕方なく新しい身体と新しい居場所を求めて動き始めたのではなかろうか。ま、そうなると元ヴァイスマンが一体何者なのか、っていうのがよくわからんのだが。ヴァイスマン能力も身体から身体へと移動する思念体みたいなものなのかなぁ。

 なんかよく分からなくなってきたが、とりあえず周防さんと宗像さんが仲良くしてたので、そこだけ見て良しとしておきましょう。あと、淡島さんがバトルしてるとどうしても「その胸の部分はどう考えても邪魔だよね」っていうことにしか目がいかなくて困る。あれがなければ彼女はもっと強かったんだろうにな。

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<以下の文章は、放送当時に執筆されたものである>
 
○第23話「日暮れ坂」
 脚本・根本歳三  絵コンテ・藤原良二  演出・高村雄太  作画監督・胡陽樹

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 天下無双のあんこう踊り、第9話。まさか作中でも炸裂するとはおもわなんだ。美佳子が実写で実演したことで話題を呼んでいるあんこう踊り。まぁ、現代声優文化勃興期にアイドル活動を始めた元祖汚れ系声優のぱよ子にしてみれば、あの程度の仕事は造作もないことですよ。まだまだ若い者には負けてないな。ちなみに、監督は「次は誰だ?」と挑発行為を繰り返している模様。メンバーの中でああいうことを実写でやる機会と期待に恵まれているのは当然麻子の中の人なわけだが……井口は年の割に動きにキレがないことで有名だからなぁ。よし、ここはデカピンクに踊ってもらうのはどうだろう。

 さておき、プラウダ戦である。毎度のことながらバトルの展開自体には全く中身は無いお話なので、「なんであの包囲網を敷いて置きながら袋の鼠を逃がすんだよ」とか、「正面から突っ込んできた生徒会チーム1つに翻弄されすぎだろ」とか、そういう部分を気にしたら負けだ。何故みほ達が戦えるかといえば、それは主人公だからである。それにしても、極寒のシベリア平原(?)のくせに今ひとつ緊張感が無い連中だ。あれだけ雪が降っている状態で素足のスカートは正気の沙汰ではないのに、そこをスルーしている時点であんまり説得力も無いわけだが、実は地味にしんどいのはバレー部連中だったりする。今時ブルマですよ。確実に凍え死ぬ。女の子なんだから腰回りは暖かくして! プラウダチームはたき火を囲んで暖かくしてたんだから、大洗チームもそれに合わせていかないと。……ロシア人って本当に盛り上がるとコサックダンス踊るのかな……あのたき火囲んでるタイミングで奇襲かけたら、ほとんどのメンバーが戦車に搭乗してなかったわけで、割とあっさり勝てた気もするが……うん、よくわからねぇな。

 とにかく、廃校を回避するために一致団結して戦うことを心に誓うチーム大洗。脱出の活路はここに来て能力解放した生徒会チームが受け持った。砲手を桃ちゃんから会長にシフトしたことにより、命中率は驚異的なアップを果たす。これまで一発たりとも敵に当てていなかった戦車が、突如打率10割を達成。今まで会長がサボっていたことが全ての原因だったんじゃないかって気すらしてくる。地味に柚子ちゃんの操縦技術も卓越しており、天才と謳われた麻子の技術にすら引けを取らない。どこぞの眼鏡さえいなければ最強なんじゃねーのか、あそこ。その他、未だに代々木体育館を目指すバレー部、八甲田山という言葉を何度となく口に出しそうな歴女チーム、相変わらず変な声の風紀委員チームなど、みほの作戦を少しずつ果たしながらも、仲間達は倒れていく。最後に残された作戦は、廃村の中で繰り広げられる局地戦。秋山殿を斥候に出し、一発逆転の砲弾を放つ。さて、来週の結果は?

 まぁ、正直何がどう作戦なのかはさっぱり分からない展開だったのだが、今回は監督自らのコンテ回ということで、ぎゃりぎゃりとキャタピラを回しながら疾走する大量の戦車隊の迫力がガツッと画面に出ている。雪上戦なので砲弾のエフェクトやキャタピラ痕の残し方など、戦車本体以外のパーツから動きを見せられる演出が多く、画的な満足度は高かった。途中、プラウダ側の一斉砲撃の時の砲弾がパトリオットみたいになってて流石に多すぎやろ、とは思ったけども。せいぜい戦車十数台しかいないのに、なんであんな雨あられと砲弾が飛んでくるんだよ。しかも当たる気配無いし。カチューシャちゃんはやっぱり駄目な子なんじゃなかろうか? 可愛いからいいんじゃなイカ?

 今回の殊勲賞って、どう考えても秋山殿だよね。あの砲弾の嵐の中、隊長命令だからって二つ返事で戦車から飛び出して偵察任務に出撃出来るって、神経がどうかしてるとしか思えない。確実に死を恐れない戦争機械やで。

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凸守ィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!! アカン、泣いた。久しぶりにボロボロ泣いた。もう、凸守の気持ちを思うと辛くて辛くて仕方ない。まさかこの作品でこんなにマジ泣きさせられるとは思ってなかった。やっぱ京アニには弱いなぁ……。

 「こういう形」になると分かると、全てのパーツが綺麗にはまる。最初に六花とキャラかぶりしてるんじゃないかと懸念された凸守の存在も、「中二病」というファクターを活かすのにどうかと思った重たい父親の設定も。全ては、六花が一度脱却するための楔としての「中二病」という、異質な因子を産みだすためのセッティングであった。彼女にはならなくても良い中二病の殻を作り出す必要があったことがサポートされることで、そこからの脱却を単なる「加齢による変化」ではなくて「成長」として明示する必要があった。そして、その変化の重さ、痛みを見せるために存在してたのが、凸守だった。おかげで今回、本来ならば辛いのは六花であるはずなのに、その全てを凸守が背負い込むことになってしまった。Aパートラストの絶叫、そして駅のホームでの苦闘。凸守は誰よりも六花を思って、一人で戦い続けた。しかし、そこには一足先に変わらなければいけなかった六花のもたらした、苦しさだけが残されていた。

 凸守だって分かっている。分かった上で彼女は楽しかった日々を取り戻そうとしただけだ。六花には六花の事情があるが、凸守には凸守の事情がある。六花が中二病から脱却することは健全であるが、彼女自身の精神や知識が追いつかない状態での急すぎる変化は、彼女にも、周りの人間にも労苦をもたらしてしまう。そのことが分かっているのだから、誰かが「慌てるな」と言ってやればいい。「無理するな」と言ってやればいい。しかし、意気地無しの勇太はそれが言えない。「六花のため」という免罪符を振りかざし、彼女の願いを叶えてやれない。だからこそ、凸守が抗うしかないのだ。彼女が一番素直に六花を思ってやれているはずなのだ。理屈や常識だけでは片付かない、彼女たちだけの最善策が、あるはずなのだ。

 結局、勇太の言っていることは間違ってはいない。しかし、言うべき時が、言うべき向きが違っている。最後の最後、凸守に「そんなこと分かっているデス」だけは言わせてはいけなかった。彼女がそれを言ってしまったら、もう何も残らなくなってしまうんだから。「何も無いこと」「間違っていること」は、今凸守に押しつけるべきことじゃない。凸守はそれを一番分かった上で動いているのだから。

 「変化することの痛み」というのは、たびたびドラマの命題として現れるものだ。卒業の悲しみ、死別、形は色々あるが、今回六花が経験した「脱却」もその1つ。本当に、この「痛み」だけは何度見せられてもグサリと刺さる。こと、変化を恐れて怠惰な生活に溺れているとなおさらである。だからこそ、僕らは凸守を応援するのだ。次回、彼女にも幸せな結末が訪れんことを。

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有無を言わさぬ盛り上がりっぷり、第22話。気付けばもう今期も収束時期、各作品あの手この手でクライマックスへ向けての流れ作りだが、今作はそんな中でも堂々たる戦いぶりである。

 ココの目指す「ヨルムンガンド」に必要な最後のパーツ、ラビット・フット(レイラ)の捕獲作戦のため、嵐の中で強行作戦が行われた。前回のバブーリン博士誘拐の時と同じようにかなり強引な作戦だったようだが、見たところレイラの監視・護衛をしていたアメリカ軍は基本的に拘束のみがなされており、この作戦で死者は出ていないように見えた。その後の戦闘でも互いに犠牲者は出ておらず(ルツのケツを除く)、奇しくもヨルムンガンドの希求する「世界平和」が垣間見えた形になるだろうか。これまで何人ものライバルを打ち倒してきたレームやバルメにとっても想像を超えた効果により、最強ともいえる敵兵との戦いは、存外あっさりと幕引きがなされた。

 ココたちがパーツを揃えることを牽制していたのはアメリカ軍。しかし、その裏で手を回し、彼女に勝利をもたらしたのも、ブックマン率いる同志たち。次第に歪みつつある世界の中で、ココたちは着実に地固めを行ってきた。そして、ついにその口火を切らんとしたその俎上、ココの途方もない大演説が終わった時に、真っ先に反旗を翻したのはまさかのヨナであった。余人には想像も出来ない遠大すぎる計画。神をも超えるという彼女の野望は、回りにいる者全てが言葉を失ったが、その中でたった一人だけ冷静に自分の判断を信じることが出来たのが、もっとも理解があると思われていたヨナであったというのが意外である。もちろん、ココは神を超えるとのたまったが、実際に彼女は神ではないし、彼女の軍は宗教ではない。ルツはその圧倒的武力を体感させられることによって彼女に屈服したわけだが、どこまでもココとの関係性を大切にしているヨナであったからこそ、彼女の「過ち」を見過ごすわけにはいかなかった。悲痛な表情のヨナと、意外だった彼の行動に動揺を隠せないココ。メインヒロインと主人公の間の、避けて通れぬ確執(どっちがどっちかは定かじゃないが)。来週が待ちきれない、実に憎らしい引き方であった。

 シナリオラインの盛り上げ方は文句なし。確かにココのぶち上げた「ヨルムンガンド計画」は、あまりに途方もないものであり、およそ(現社会においては)実現不可能な絵空事である。しかしまぁ、そこはそれ、あくまでフィクションの世界であり、彼女の計画の肝である量子コンピュータについては、外野陣が「既に完成を見たのかもしれない」と証言しているのだから、実在しているものと認識した方が良いのだろう。となると、ココだけが他の陣営では太刀打ち出来ない「神の力」を手にしたこともあながち嘘ではないわけで、この作品世界内においては、彼女の計画は絵空事でも夢物語でもないのだろう。それを体験させるための今回の作戦だったわけだし、何よりもココの下で働き続けてきたヨナたちが、その可能性をもっともよく理解しているはずだ。そして、それが可能であるならば、ヨナは彼女と共に歩むわけにはいかないのだ。これは裏切りではなく、あくまで「ココが間違いそうになるのを止める」という大義名分がある。どれだけ時間を共有したとしても、「ココの正義」と「ヨナの正義」、「ココの平和」と「ヨナの平和」は決して同じものじゃない。これまで見過ごされてきた最後の「語らい」が、こういう形で訪れるというのも、なかなか気の利いた話ではないか。

 さて、これから一体どうなるのか。はっきり言ってしまえば、ココの力をもってすれば、突如暴れ始めた子ども一人を打ちのめすことなど造作もないことで、ヨナが一人欠けたところで作戦にも大きな支障は無いだろう。しかし、かつてアールが示した通りに、既にココにとってヨナは一兵卒以上の意味のある存在である。ヨナがいるからこそ彼女は神の力を持ってしても世界から外れずにすんでいるし、ここでヨナが失われることは、直前のバスタイムでヨナが言っていた「仲間を失う」未来が、もっとも辛い形で訪れることになってしまう。ココが珍しく狼狽の色を隠せなかったのも、そうしたショックがあったからだろう。ココにヨナは殺せない。だからといって、ヨナにもココは止められないだろう。一体どうしたらいいものやら。まぁ、残り話数を考えると、そんなに遠大な物語にはならないんだろうけども。

 最終的にきちんとメイン2人の物語に着地しているというのは、シリーズ全体のシナリオ構成を考えると非常に綺麗である。個人的には、今回展開されたココの大演説についてはもう少し大仰に見せてもらっても良かったんじゃないか、って気もしたのだが、あんなうら寂しい埠頭でいきなり核心に迫る大発表をしれっとやってしまうあたりがいかにもココさんらしい。この程度のことは大上段に構えずともやってしまえる、というのがココの強みなんだろう。Aパートのバトルシーンでも、彼女の悪さは極まっていた。実際の戦闘シーンが夜戦なのでどうしても見えにくくなってしまう分、「神の視点」で圧倒するココの姿が見えるのは対比構造として面白い部分だったろう。手を組んでるDr.ミナミとのコンビがいつも通りの空気感なのが何とも。そのくせ、その後で見せてくれた2週続けてのお風呂タイムはホントフリーダムだし。ヨナ坊うらやましい。ヨナ坊って今いくつなんだろう。裸のおねーさんに迫られて頬を赤らめる程度で済むもんだろうか。薄い本が(ry

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 思い切って留年! 第10話。もう一回、思い切って留年! まぁ、流石に高校生で留年はちょっと怖いかな。つまり、高校生じゃなければ留年なんて大した問題じゃないさ! 親御さんも出世払いでいいって言ってくれてるしな!

 さておき、ほぼ毎シリーズ冬に放送しているおかげで、案外珍しい「ひだまり荘と現実時間がリンクしている」という状況。今回の作中日付は12月2日と12月15日ということで、ほぼ放送日程と同じである。ただ、いくら寒いとは言ってもなかなか雪が積もっている場所は多くない。ひだまり荘は一応首都圏近郊にある設定だったはずだが、よくもまぁ、毎年毎年12月に雪が積もるものである。こういう設定って作者の生い立ちで左右される気もするんだけど、ウメスは別に雪の降る地域の出身ではないな。作中のキャラでも、アニメ版では一応ヒロさんが山形出身になってるくらいで、他はそんなに。まぁ、大体この手野漫画って雪が積もるもんなんだけどね。季節感が出しやすいから。

 というわけでAパートはひだまり荘に2度目の雪が降ったお話。2年生コンビは去年からほとんど成長していないようなやりとりを繰り返しているが、去年「Peace」のつづりを間違っていた宮子が今年も雪をいじりながら英語のお勉強をしていたのは何か繋がりがあるんでしょうか。「ゆのからでまかせ」で産みだされた「学べる雪合戦」だが、想像以上にテキトーだったのでちょっと笑った。そもそも校長相手に咄嗟に嘘が出てしまう時点でなんかおかしいんだけど。ゆのっちはときたまこういう悪い子な面も見せるのが面白いところだけどね。しかし、そんな悪い子のゆのっちに対して、真面目であろうとしているのは一年生の乃莉すけである。作業を始めようとして気付いたらネット漬けってのはお約束の状態だが、先輩の誘いに対して「勉強するから断ります」っていうのはなかなかの英断。おかげで先輩2人にも結構なダメージが行った模様。なにしろゆのさんてば、基本的にあんまりお利口じゃないからね……成績でいうと、多分乃莉すけはあんな様子でも中の上くらいだろう。なずな氏は当然そこまで高くないだろうし、宮子はスペック高そうだけど気分屋だから秀才まではいかないくらいでフラフラしてそう。手堅いのは上2人だけやな。ヒロさんに至っては、2人で勉強してるはずなのにイヤホンするという冷徹さまで持ってるしな。

 そういえば今更気付いたのだが、これだけ寒い寒いと言われている時期でも、宮ちゃんの部屋って布団もベッドも無いからずっとハンモックのままなんだよな。あれ、めっちゃ寒そうだ。毎晩どんな恰好で寝てるんだろうか。宮ちゃんだって風邪ひかないわけじゃなかろうになぁ。今回ついでに沙英さんとこの布団も登場してたけど、部屋がだだっ広いからちょこんと布団だけ置いてあるとやけに寒々しく見えてしまうんだよな。ベッドがあるゆのっちは幸せである。

 Bパートは、毎回1度は必ず登場するという、謎の存在感を持つ智花の再登場。沙英家(変な言い方)の家庭事情がちょっとだけ垣間見えるエピソード。沙英さんの模試の結果から両親のメッセンジャーとして派遣された智花と対峙することになったわけだが、沙英さん、進路を決めるにあたって両親と相談してなかったってことなんだろうか。最低限、高三なんだから三者面談くらいやってそうなもんだけどな。一人暮らしで遠くの学校に通ってるから両親との相談とかは全部カットなんだろうか。娘が進学したい学校も知らないって、ご両親からしたらめっちゃ不安だろうに。長女の沙英に対してこれだけの放任ってことは、本当にお気楽なご家庭なのか、その分智花に手をかけているのか。高校時代から一人暮らし+私立の学費って言われると、それだけで随分面倒をかけているような気もするけどねぇ。

 色々と家族・姉妹で思うことはあったみたいだが、基本的には家族愛で全てカバー。智花ちゃんは本当に沙英の妹とは思えないくらいに出来た子である。ただ、「お姉ちゃんはやりたいことがあって結果も出しているから」とはいうものの、沙英さんって結局文学部に進むことになったわけで、美術の専門学校に通っていた経歴は無駄になっちゃうんだよね。そもそも職業作家が文学部に進んで何するんだよ、っていう話もあるけど。一応将来的には「自分の作品の挿絵を自分で描く」という野望があるらしいので、もし完成を見ればなかなか面白い形のクリエイターになるのかもしれないが、それだったらいっそのこと進学とかせずにさっさと専業になって自己鍛錬を積む方が良いような気もする。それとも、親が進学しか許さないとかいう状況なんだろうか。どうせ大学なんて行ったって遊ぶだけだよ。いっそのことヒロさんの新しい下宿に住み込んで書生暮らしでもしようよ(書生がするようなことを担当するのはヒロさんの方だけど)。

 気付けば、書けば書くほどリアルな進路の悩みが見えてきて、なんだかちょっと鬱になってきたぞ。月曜この時間枠は「さくら荘」とコレっていう、謎の進路調査アニメ枠になってしまっているな。「思い切って、留年!」

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Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
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