忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1153] [1154] [1155] [1156] [1157] [1158] [1159] [1160] [1161] [1162] [1163]
 黒単コントロール

 

土地(23)

沼×23

 

クリーチャー(14)

恐血鬼(ZEN)×4

ナントゥーコの影(M11)×4

吸血鬼の呪詛術士(ZEN)×2

リリアナの死霊(M11)×4

 

その他(23)

コジレックの審問(ROE)×4

脅迫(M11)×4

血の署名(M11)×4

破滅の刃(M11)×4

肉体と精神の剣(ROM)×1

記憶殺し(SOM)×3

ソリン・マルコフ(ZEN)×1

堕落(M11)×2

 

サイドボード(15)

死の印(M11)×3

見栄え損ない×3

黒騎士(M11)×4

吸血鬼の夜鷲(ZEN)×3

弱者の消耗(ROE)×2

拍手

PR
 普通のハーレムもの、第6話。考えてみりゃ、グダグダと小難しい感情に揺れることが多い昨今のアニメでは、6話時点でヒロイン2人がはっきりと告白してる作品ってけっこう珍しいかもしれない。メインヒロイン(予定)が完全に空気扱いされているのはどうかと思いますけど。

 宗朗のリサーチにより徳川慶彦への疑惑は確信へと変わり、千姫と宗朗は徳川家別荘にあるというメインサーバへの調査を決意。国家への反逆をも意味するその行動には他の連中は巻き込めないというので、こっそり夜逃げまがいの逃避行を企てるも、幸村にはあっさり見破られ、結局いつもの面子で珍道中。海だ! 水着だ! 触手プレイだ! な、お約束展開へと転がり込むが、諜報員としての才能が欠片もない兼続が慶彦の存在をあっという間に暴露し、さらに宗朗の渇と覚醒十兵衛の的確なフォローにより、千姫と幸村という犬猿の仲のコンビにようやく和平条約が結ばれることになった。めでたしめでたし。

 

 ふむ、これ以上無いくらいに普通の萌えもの展開でしたよ。積極的にアプローチをかける幸村と千姫の存在は、墨汁にまみれたこの世界をピンク色に染めるのに充分であり、「バカンス」という言葉が漏れるのも当然の成り行き。普段から充分にエロい格好なのであまりサービスになっていない気もするが、変態としか思えない十兵衛と千姫の水着姿と、対抗して勝ち組気取りの幸村のスク水姿など、確実にどのアニメでも確認出来る、お約束の絵面である。ただ、不思議なことにこの作品はそうした部分に全くエロが感じられず、積極的な誘致要因にはなりそうもない。この絵柄で萌えものっていうのが、ちょっとそぐわないのかねぇ。一応後半の触手プレイなんかもかなり露骨にそっち方面だし、男湯での兼続妄想シーンは頑張っている部分だと思うのだが、作品のテイストのせいか、サービスシーンではなくて単なるギャグにしかみえないんだな。ま、個人的にはそれで楽しいからいいんですけど。

 シナリオ上のポイントとしては、まずは千姫が慶彦への対抗姿勢を明示したことが1つ。宗朗のリサーチ報告で文政だのといった江戸の年号が飛び交うのに、その直後に千姫が提案したのが「メインサーバへのアクセス」ってんだから訳が分からない。この時代設定の無茶苦茶さは、何回見てもちょっと笑ってしまう。

 そして、もう1つのポイントとしては、これまで険悪な関係だった幸村と千姫の和解がある。十兵衛が二人に協力を仰いで共同作業として敵を撃破したのはかなり無理矢理感が否めず、「大して強くもなさそうな妖魔なら、マスターサムライ3人がかりはやり過ぎだろうに」とも思うのだが、何とか軍師を作戦の中枢に組み込むためには、こうした和平エピソードも必要だったのだろう。恋のライバルでもある2人の関係性を考えると、たまたま今回共闘したくらいでは根本的な解決にはなっていない気がするのだが、一応共通目標が「人助け」だったというのは二人にとっても悪くない要素だろうから、何となく仲良くなれそうな雰囲気は無くもない。……いや、やっぱ微妙。半蔵も気が気じゃないだろうなぁ。

 他にも、キス1つであれだけ大騒ぎしていた連中のはずが、今回あっさりと覚醒十兵衛の召喚を受け入れているのもなんか妙な感じ。もう、そのへんの話は気にしなくなったんですかね。十兵衛のキャラクターもいまいち固まっていないし、お遊び要素ばかりが先行してメインとなるキャラの掘り下げが徹底していないのは気がかりです。

 ただ、個人的には今回も大活躍してくれていた兼続のキャラがガンガン立ってきていたのは嬉しかった部分。ありがちな「へたれた雑魚キャラ」ポジションなんだけど、行動理念が「慶彦のため」と「淫魔を誅殺する」の2つで成り立っているので、どこかちぐはぐな行動に出ているのがいかにも馬鹿っぽくて面白い。豊崎愛生のキャラ作りもコミカルで上手いし、ひょっとしたらヒロイン勢の中で一番好きなのは兼続かもしれない。いや、決して豊崎の喘ぎ声が聞けたからとか、そういう理由ではなくてね。

 今回は「白い墨汁」という訳の分からない存在が初披露。加えてバトルシーン長めだったので、剣戟やダメージなど、いつも以上に墨汁が頑張ってくれていました。やっぱり飛び散る墨汁が無いとこの作品は物足りないからね。中盤のシーンあたりはカットの切り替えが少し速くて独特のリズムが気持ちよかったのだが、今回はコンテが木村真一郎だった。やっぱりこういう作品だと活き活きしてるなぁ。

拍手

 この内容で「あ、普通」と思えるありがたい第6話。いや、でも正直言って今期の話数では一番「どうでもよかった」回じゃないですか?

 アストレアがあまりにお馬鹿で、その流れで転校までしちゃったし、お馬鹿決定戦を全校をあげてやろうということにまでなった。何故かいつもの面子が参加者で、どうにも片寄ったクイズの内容のおかげで、智樹が栄冠を勝ち取りかけたけど、唯一にして最大のプライドが邪魔をして、結果的にはいつも通りの急転直下。世間的にはめでたしめでたし、というのがAパート。そして、その後アストレアとの関係性は「暗殺者とターゲット」から「馬鹿を競うライバル」へと変化し、気が付けば「戦いが終われば戦友と書いてトモだ」みたいな流れ。元々大して危険因子とも見られていなかったアストレアだが、今回のエピソードをもって、イカロス、ニンフに続いてめでたく桜井軍団の仲間入りを果たしたようである。

 Aパートはいつも通りの馬鹿イベント展開。ただ、今回は裏に会長の黒い意志もあまり感じられなかったし、イベント事態の「意味のわからなさ」が、いつものように病的な馬鹿に起因したものではなく、単に「なんかやっつけくさい」もの。一応床下のトラップで最低限のエロをおさえ、出題傾向を片寄らせたり、最後に智樹に踏み絵をさせることによってエロ馬鹿のお約束は果たしているのだが、オチも弱めだったし、あんまり印象に残らないものになってしまっている。ま、そんなに毎回毎回病気じみたことばかりやられてもつまらないとは思うのだが……ちょっと拍子抜け。会長が素で天才なのか馬鹿なのかよく分からないのも気になるところです。そもそも中学校の授業で道徳って……

 で、そんなAパートよりも見やすいのが、Bパートのアストレアお友達への流れ。こちらもどぎついネタがあるわけではないので刺激には欠けるが、智樹が純粋な悪人というわけではなくて「単なるエロガキ」であることが分かるほのぼのとした決着が何となく気持ちいいし、最後にみんなで食卓を囲みながらの団欒シーンも、着地点としては理想的。この作品で最終的に収束すべきは「イカロスと智樹の関係性」であるべきだと思うのだが、その事前事象として、アストレアにも「家族愛」みたいなものが伝わって、少しずつ溶け込んでいく様子が見えるのは何となく嬉しい。命を狙っていた暗殺者ですら家族扱いになれるのだから、感情に乏しいエンジェロイドだって、きっと家族になれるはずなのだ。優しくアストレアの頭を撫でるイカロスに、そうした「芽生えた感情」の大切さを感じることが出来る。

 小ネタとしては他にも久し振りの智子が登場したり、何故か会長がレスラーとしてちゃっかり活動をしていたり、各々のキャラクターを見て楽しむ部分はそこそこ。智樹が「そはらに負けず劣らず良い胸だ」みたいなことをいいながらアストレアをいじっていたが、やっぱり智樹はそはらの胸を揉みたいと思っているんだろうか。そこんところの感情だけがイマイチ分かりませんね。

 そして、問題となるのはCパート。これまでちょいちょい登場していた天界の第2勢力、ダイダロスが正式に登場。ニンフたちの「マスター」との対抗姿勢が明らかとなった。彼女のコントロールによってアストレアがああいう行動に出ていたのだとすれば、「シナプスはどこまでマジで智樹を殺そうとしているんだよ?」というこれまでの疑問も、少しは説明がつきそうだ。そして気になる「第2世代」とは? 封印されていたイカロスの正体は?? ……まぁ、正直そこまでこの作品にシリアスは求めちゃいないんですが、一応、気にはなります。

拍手

 というわけで、日曜日にラジオ公録イベントに行ってきました。久し振りの声優イベントだったので、なんか訳もなく緊張して怖じ気づいておりました。基本的にこういうイベントに行くのが全部一人だからねー……寂しいねー。

 タイトルは「聡美と羽衣のR@DIO ONCE 大阪公録」です。そこまで聴取者数が多くないギャルゲーラジオですね。ぶっちゃけると、ラジオのテーマになっているゲームは興味がありません(スミマセン)。だってPSPもPS3も持ってないから出来ねぇもの。かてて加えて、パーソナリティの1人である宮崎羽衣にもあんまり興味がありません。元々ラムズ嫌いだし。このイベントもラジオもラムズ主催なので「ラムズに金を落とすのは何か癪だ」と思ってたんですが、だがしかしだがしかし、行かぬ訳にもいくまいよ。もう一人のパーソナリティを観るためにはさ。もちろん、最低限のマナーとしてちゃんとバックナンバーも全部聞いた上で参加はしてますよ。

 

 11/7(日)の大阪。会場はなんば駅前の複合ビル5階、スポーツバーという訳の分からないロケーション。普段は野球とかサッカーの試合なんかを大画面で流しながらのバーってことなんだろうか。今回はそんな会場を適当に区切って、まるで記者会見の会場のごとく簡素なステージを作り、その前にパイプ椅子やらなんやら、雑多な椅子を並べて置いてあるだけという、随分質素なセッティング。ま、観客規模が200とかいうレベルだったので、これでも特に問題は無かったんですけど。むしろ、より観客の自主性に依存した形になっていて、マナーの悪い客なんかもほとんどいなかったので割と好印象でした。まぁ、必死で前の席を取りに行くような必死のイベントでもなかったしなぁ。開演まで席の上に荷物放置してダラダラしてたくらいだし。

 しいて難点を上げるなら、椅子の高さがどのラインもほとんど同じだったおかげでうしろの方が観にくかったことくらい。実際、私は一番視野の狭い真ん中あたりの席についてしまったので、パーソナリティーがしゃべっている顔があんまり見えない状態でイベントを見学してました。普通ならここで不満たらたらになりそうなものなんだけど、前のお客の隙間から運良く一人の顔だけは終始見えていたので無問題。だって、その一人を見に行ったわけですから。

 というわけで、人生初の生しゅが美ですよ。もうね、最高ですね。やっぱり生だとオーラが違う。ちゃかちゃか動いてコロコロ笑ってバタバタ暴れるしゅがを観られただけでも、もう満足なのです。っつうか、もうそれしか覚えてないのです。

 声優イベントの醍醐味って、生だと声量が半端じゃないことがよく分かる部分なのだが、今回の公録は、特にしゅがの声の破壊力が如実に表れる舞台でした。もちろんマイクを通してしゃべってるんだけど、それでも飛んでくる生音声。やっぱり物が違う。

 そして、生だからこそ分かる、ラジオ収録における「舞台作り」の腕。低血圧なテンションでしゃべるウイちゃんと、ゲストなので控えめなトークに留まった平山さんという2人の相方をものの見事にコントロールしてラジオを切り盛りする姿は、まさにプロのものでした。ほんと、キャリアからは信じられないくらいにイベントの回し方がうまいの。流石にこんなところまでは養成所や事務所で教えてくれないだろうし、これまでの経験で培ってきた本当の意味での「腕」なんだろうなぁ。絶対この番組、しゅががおらんかったら成り立たないからな。炭酸も罰ゲームにならないしね!

 とはいえ、宮崎羽衣という危険因子のすごさも今回改めて理解しました。頭脳ゲームのコーナーとか、天然というのは生ぬるすぎるマイペースさは、確かに他の役者には無いものかもしれない。ラジオだとどこまでが編集か分からなかったので「演出だろ」と思ってたんだけど、生で聞いていたら「おい、こいつどうやらマジだぞ」ということが分かり、戦々恐々としました。これはこれで素晴らしい才能。今後はラムズだからという色眼鏡は少し取っ払って、彼女の挙動にも注目したいと思います。

 公録の後は、お約束のライブイベントや抽選会。ライブは相変わらず勝手が分からないのでぽかんとしてた人間ですが、隣の人間が生粋のファンだったらしく、突如リュームを振りだしたのはちょっと驚きました(会場で一人だけだった)。オタ芸という奴も、間近で(つか隣で)初めて見ることが出来ました。前から不思議だったんだけど、あれをやっている人って、自分の立ち位置とか、回りとの関係性っていうものは一切気にしないんだな。完全に自分ワールドだった。ま、今回はスタンディングも出来なくて、ちょっとライブのノリが物足りないような気がするくらいだったので、はっちゃけてくれた親衛隊の人たちがいてくれて助かりましたけど。迷惑をかけない程度なら、盛り上げてくれるのもありだと思います。今回のお客に限ってはみんな本当にマナーが良かったから、特に嫌なイメージは抱きませんでした。

 面白かったのは会場後方で行われていた物販。「2500円以上の購入で握手会参加券」とのことで、もし何かあれば買ってみようかとも思ったのだけど、上記の通り、私はゲームに一切興味がなかったので、オフィシャルグッズしか選択肢がない中では散財する気も起こらずにスルー。そもそも握手会ってあんまり得意じゃないし(過去にものすごくキョドって自己嫌悪に陥ったことがある)。で、そんな物販で必死に営業の人が呼び込みしてるんだけど、「2500円で1枚、つまり5000円以上なら2枚、7500円で3枚、15000円なら6枚だよ!」ってなことを叫んでる。いやぁ……そりゃそうだろうけど、流石にそこまでつぎ込む人は……いるのかな……そもそも今回の会場、商品を全種類買っても5000円くらいだったろうに。商売って大変ですね。

 

 とにかく、生しゅが、生ウイ、そして生伊福部さん(アレ?)などを堪能できた至福の時間でした。機会があったらまたこれくらいの気軽に参加出来るイベントを狙ってみたいもんです。伊福部さん、構成作家の顔だとやっぱり普通に仕事が出来る業界人にしか見えねぇなぁ。

 最後に、イベントの話と全然関係無いけどお約束↓。近所でも案外減ってて焦ったわ。

拍手

  「こんな中身」でも「あれ、割とまともじゃん」と思えてしまう病巣根深い第6話。ここまでやっておいて、あげくアニメシリーズとしてもきちんとメインラインを作ろうなんて、ちょっと虫がよすぎやしませんか?

 今回はこれまでのようにお下劣なメインテーマがあるわけではなく、初の30分1本構成をまとめるプロットは「ライバル登場」。2話の時点で学園の女王がライバルっぽかった気もするんだけど、あいつは瞬殺されてしまったので、今回改めて学園に転校生として新キャラが現れた。表の顔は市長の娘姉妹、才色兼備で、パンティたちがぶち壊した学園を規律で締め直した才女。容姿、家柄、学力に視力聴力まで、パンティたちは何一つかなうところがないという。そしてその実体は、この世に遣わされた悪魔姉妹。どこをとってもパンティたちとは正反対のスキャンティ&ニーソックスが、ついに最大の敵として立ち上がる……

 

 というわけで、いかにもシリーズアニメなら6話目くらいで出てきそうな流れ。あらゆる要素を単純にメインヒロインの裏返しにした敵キャラ2人は、冷静に考えればすげぇ適当なキャラ設定のはずなのに、パンティたちのキャラクターが固まった後に登場したおかげで、視聴者は勝手に読み込んでしまうというずるい設定だ。どうせなら本当に全部正反対にしちゃえばいいのに、「なんか下品」っていう部分だけはそのままなのがこの作品のひどいところであるな。

 「パンティたちの凋落→地下からの復興→復讐成功」という流れは分かりやすくて、これまでのようにヒネた下ネタや露骨なパロディなんかは控えめで、とにかく悪魔姉妹の悪辣さが綺麗に出て、それに対する天使姉妹の苛立ちを徹底的に描くことで、これまでのシリーズでも屈指のスピード感とコッテコテの乱雑さが凄まじい。正直、1回観ただけじゃ何が起こっているのか分からないくらいに乱雑で、ベースとなる下品さと相まって本当に「ひどい」ものに仕上がっている。もう、1回目の感想で書いた通り、「確かに作ってる側は楽しかろうよ」としか言いようのない画面である。リアル描写の変身シーンにも気合いが入っているし、いきなりパンティが多用した様々な銃変形のシークェンス、ストッキングの双剣の付けはずしを多用したアクションも見栄えがする。対するスキャンティたちも同じような激しいアクションを見せるので、一瞬たりとも休みがない、へとへとの画面だ。これがこの作品の真骨頂なんだろうなぁ。

 ま、終わってみりゃ「いつも通りだったな」という感想しか出てこないのがナニではあるが、いつも通りっていうのは、この作品に対しては最大級の褒め言葉になっている気がする。

 キャストも全力投球です。藤村歩がどれだけ便利な役者か、これを見ても分かるでしょう。時節柄、「ミルキィホームズ」のへんてこ怪盗姉妹とキャラが被って見えたのはご愛敬。そして雑魚ゴーストには「下品なギャグならいない方がおかしい」愛河里花子。無事に夫婦揃っての出演達成。そしてダテンシティの市長、ラスボスに陣取るのは千葉繁。ただじゃ済まない臭いしかしねぇ……

拍手

 11月5日 ドラフト模様(SOM×3)

ピック順 【Sangriter】→【Serra】→【Thraxi】→【Alessi】→【Newcomer】

 ミラディン環境4回目。だんだん馴染んできたこの環境ですが、思いの外ピックやデッキ構築の難度が高い状態であることが分かってきました。少なくとも、以前のミラディン世界みたいなやる気をそがれるリミテッドにはならなくて良かった。せっかくなので色んなデッキタイプを試してみたいもんだけど、どうしても面子が同じだと、パックの流れが似通ってしまうね……

 で、今回はちょっと通信執筆が遅れてしまったのですが、理由はドラフト終了後に襲ってきた「偏頭痛/Megrim(M10)」です。実はまだ完治してないくらいなんですが、今回は偏頭痛について詳しく書きます。理由は、ムカつくからです。

 私と偏頭痛の付き合いは中学生の頃くらいからなのですが、特別身体が弱いわけでもない身にとって、唯一の持病といえるものです。そして、これがまたひどい。長年の付き合いでレベルを以下のように分けました。【レベル1】単にダルい。気圧が下がるとほぼこの状態で、雨の日の朝はものすごく起きにくい。ただ、しばらく活動していると直る。【レベル2】慢性的なズキズキ。疲れが溜まると起きやすい。日常生活は送れるが、視覚情報が苦痛なのでテレビやPCが見にくく、集中力が維持出来ないので執筆などの活動が困難。【レベル3】前兆現象を伴う、本格的な頭痛。前兆については「片頭痛のwiki」に詳しくある。視覚に影響が出て、ほぼ前が見えなくなる。【レベル4】全ての五感刺激が痛覚に変換される。嘔吐を伴い、のたうち回る激痛に襲われる。【レベル5】手足が麻痺し、活動すらままならなくなる。そのくせ頭痛が起こる部分だけは意識が鮮明でどうしようもない。世界を滅ぼしたくなる。

 今回は、前兆発症時に調子に乗って麻雀とかしてたもんだから、久し振りにレベル4まで行きました。目を酷使したせいか眼圧上昇が半端じゃなく、目玉が文字通り破裂しそうになっていました。せっかくの土曜日に一人便器に向かって嘔吐していると本当に情けない気持ちになります。メグリムジャーで人が死ぬのって本当ですよ。

 で、なんで長々とこんなことを書いたかというと、「1日そんだけ苦しんでたんだから、ドラフトのこととか忘れてもしょうがないよね」ということである。なーんかうろ覚え。


拍手

  ギャグの後のシリアスは必要以上に重たく見える第6話。どっちもやりたいのは分かるんだけど、視聴者はついていくのが大変だぞ。

 既に微妙な空気が漂い始めていたタクト・ワコ・スガタの三角関係。今回はそこに少しだけにじり寄る内容になっている。島から抜け出せないという共通した戒めを受けるワコとスガタ。ワコは巫女であるという理由で脱出を許されておらず、スガタは受け継いだ“王”のサイバディがあまりに強力であるがために、事実上の幽閉措置をとられているという。実際は壊れていて機能しないらしいそのサイバディは、現実世界で起動する「第1フェーズ」においてすら、史上最強であるのだ。

 誕生日を快く思わないスガタとは距離を置いて2人で「デート」するワコとタクト。しかし、ワコの頭には、ずっとスガタのことがあった。祝うことの出来ない誕生日を、タクトを利用することで何とか祝福したいと思ったのだが、実際にはうまくいかなかった。ワコの悩みを聞いたタクトは、一計を案じて2人の仲を取り持ちつつ、偶然訪れた自分の誕生日もワコの歌で祝福する。

 しかし、そんな2人の逢い引きを快く思わなかった人間が一人。綺羅星十字団・ブーゲンビリアの一員、ヤノマミである。彼女はタクトと交流を深めることでワコが巫女の力を失うことを恐れており、自らの第1フェーズ能力「マーメイドール」を用いて、2人を急襲する。一時は奇妙なエネルギー体を打倒したタクトだったが、ドールはヤノの意識を離れて暴走。大群でもってワコとタクトの命を奪おうとする。

 間一髪のところで駆け付けたのは、一人自宅で思索に耽っていたスガタ。多勢に無勢の絶望的な状況に、スガタは迷わず「王の柱」を起動する。ドールは殲滅され、後に残ったのは瓦礫にまみれた焦土と、倒れ伏すスガタだった。

 

 未だにワコの心境っていうのがよく分からないのでやきもきする部分が多いのだが、現時点では「ワコはやはりスガタの許嫁であって、よそ者のタクトには好奇心も混じった奇妙な好感をもっているが、確定的ではない」「タクトは、そんなワコの心境を理解しつつも、スガタとワコの仲を取り持とうとしている」という理解でいいのだろうか。4話をみるとタクトとワコの関係はかなり進んだような気もするのだが、今回冒頭の教室のシーンでは、ワコが「デートしよう」というまでに奇妙な間があった。やはり、彼女が第一に考えているのはスガタのことであろう。

 タクトも、そんなワコの気持ちは理解しているし、惚れたはれたを気にするような状態にはないように見える。精神的にちょっと子供な部分があるせいかもしれないが、「ワコはスガタの許嫁である」という一番最初に与えられた情報を何となく信じている状態だろうか。

 分からないのはスガタの気持ちだ。基本的に控えめなスガタは、「許嫁」の話も「親が勝手に言っていること」と繰り返していたし、タクトとワコの関係性にも特にちょっかいを出していない。唯一、4話のラストに少し二人の関係を気にしているような描写があったくらいだろうか。トータルで見ると、やっぱりよく分からないのである。次回を見れば少しは進展するのだろうか。

 そんな三角関係以外では、サイバディに関するあれこれが少し進展した。特に今回の敵キャラオンディーヌは、初めてゼロ時間以外の空間で攻勢に出たキャラクターであり、「第1フェーズ能力」がゼロ時間やサイバディを介さずとも使用できることを表している(エロ人妻もそんなことを言っている)。直接現実世界に影響を与えることが出来るこれらの能力は、今まで冗談めかして戦ってきたこの作品世界を、少しずつシリアスに寄せる要因となりそうである。

 実際、ゼロ時間では無敵を誇ったタクト(タウバーン)も、現実世界では一方的になぶられるだけ。二刀流で「十文字切り」を披露するなど、一応タウバーンに近い挙動も見せているが、おそらくまだ雑魚であろうと思われる一構成員に力負けしてしまっている時点で、タウバーンはまだ「第1フェーズ」での戦いには参加出来ていないようだ。今後どのように成長を見せていくことになるのだろうか。

 初の現実世界での戦闘は、相変わらず半端ねぇクオリティのバトル演出。マーメイドールとメイド2人の格闘戦は定番ながらも暑苦しい剣戟が迫力充分だし、ドールのメカニカルながらもどこか生々しい、奇妙な質感も独自のこだわりが見られる。スガタが登場してドールが崩れ落ちるシーンのタメや効果など、あまりに鮮烈で劇場作品と見紛うような画面であった。流石に一番大事なシーンは手を抜きません。

 他にも、今回はデートという明るいイベントながらもワコの心中は複雑なものがあり、そうした表裏一体の奇妙な心境を刻んでいくコンテワークも面白い。神社の境内で会話する二人の顔の見せ方など、色々なバックボーンを想像させてくれるだけの受け皿があるのは、今後を見据えた場合に楽しみな部分であった。

 伏線らしい部分としては、一番気になるのはタクトの時計のことだろうか。単に「自分の誕生日だから」という理由で直したのだとしたら、あの時計の送り主は誰だったのか。何故その日のうちに直す必要があったのか。今回初の「ゼロ時間外戦闘」に及んでいることから考えると、「時間が動き出した」ことのメタファーとも捉えられるが、さて。奇妙なリンクは、サカナちゃんの語る物語と現実の間にも見られる。「イカ大王」の血を飲み干して永遠の眠りについた王は、今回アブリボワゼして昏睡状態に陥った「王」であるスガタと重なる。サカナちゃんは、一体どのくらい現実世界を見ているというのか。

 あとはまぁ、副部長の首がにゅっと生えた奇妙なマネキンとか、「用心棒」を握って突っ込んで「駄目か!」の一言で終わっちゃうタクトとか、どこまで本気なのか分からないギャグもいい味付けです。タクトはどこまでマジでやってんだろうね。

 今回の敵キャラは、科学部部長の手下で、地元愛の強い女子高生。中の人は、千和。最初千和だって分からなかったよ。高校生役をやっただけで「わぁ、大人っぽい」って思っちゃうのはちょっと問題があるな。

 また、今回はようやくミナミの巫女の歌唱が正式にお披露目。旋律を聴いていると、おそらくこれって最終的にキタの巫女の曲とかと合わさるんでしょうね。今から楽しみです。

拍手

 話題騒然、第5話。既に視聴前から各所での反響は見知っていたので、多少緊張しながらの視聴でした。……むぅ、これは……

 あえてAパートから。シンディー初登場回。大体イメージ通りのキャラクターになったかな。「あそびにいくヨ!」の時もそうだったけど、宇宙人をオカルト的に信奉する人間って、やっぱりどこか怪しくなるもんなんだね。ナバはこういう怪しげなお色気キャラが多いのが謎だなぁ。洗脳シーンでの網羅台詞なんかを聞いていると、流石に年季が感じられます。他に細かいところでは、シンディーに引っ張られて抵抗する時に瞬間的に辺り一面に触手を伸ばして抵抗するイカ娘とか、エビカレーを目の前にしてうずうずしているイカ娘とかが可愛い。あんだけ豪勢なエビ(伊勢エビかなぁ)があっという間に出せる海の家ってどうなのよ。

 Bパートは、普段見慣れない栄子の制服姿に違和感バリバリ。というか、栄子って女子高生だったんだ……ほとんどそういうパーソナリティを気にしてなかったせいで、何故かかってにフリーター的な海の家のお手伝いだと思っていた。おかしいな、早苗はちゃんと高校生だと認識してたのに。……やっぱりそれだけ学校が似合わないってことですよ。どこか新鮮な学校パートに、知識の偏りが半端じゃないイカ娘の挙動の違和感が、おかしいながらも癖になる。なんで夏休みの登校日なのに、科学室に怪しげな爆発するフラスコが置いてあるのかとか、突っ込んだら負け。あと、校長が案外萌えキャラ。イカ娘を見ても割と冷静だったからそういうタイプのキャラクターなのかと思ったら、後半けっこう普通に翻弄されてたし、よく分からないスタンスですわ。ま、この作品にあんなモブの設定とかはどうでもいいんでしょうけど。

 そういえば、イカ娘を目撃するロケーションの関係だろうけど、栄子の机の位置が教室の右前方っていうのはけっこう珍しい気がする。アニメキャラって、何故か必ず後部(それも窓際)に座るからね。前の席に陣取ってたキャラっていうと、パッと思い浮かぶのはゆのと宮子くらいですわ。

 そして、問題のCパート、「飼わなイカ?」ですね。もう、言葉もありません。瓶詰めの小動物。個人的には5回2アウト2塁の場面で西岡を三振に切って取ったチェンのストレートくらいの球威がありました。この構成にしてここにこれを持ってきたというのも、本当にものすごいシリーズだと思います。「イカ娘が可愛いな!」だけが主な感想であるこの作品において、ただひたすらそのエッセンスだけを煮詰めて完成させたエピソードが、破壊力を持たないはずがないのである。ただただ感服。

 聞けばこのエピソード、原作ではコミックスのおまけ漫画が元ネタらしいじゃないですか。それを拾い上げて、わざわざCパートに持ってきて締めに使うあたり、水島監督のエグさが如実に出ている気がします。ユーザーが何を求めているかを理解した上で、120%の力で叩きつける職人魂、いや、商魂かもしれない。これは……勝てる。無声劇の趣の中、ゲショゲショときっちりキャラを作り上げた金元寿子もいい仕事をしました。

 誰かミニイカ娘トークンとか作って販売してくれないだろうか。1/1島渡りくらいで。イカ娘本体は3/1で島渡りね。ホマリッドを食べるとパワーがあがる能力つき。

拍手

 初めての持ち込みを描く、第6話。このアニメはずっと見てるんですけど、わざわざ感想書く程でもないくらいのポジションのもの。まぁ、原作を知っている作品だとえてしてそうなってしまうもんなんですけど。

 ただ、今回は観ている間、不思議と引き込まれる部分が多かったです。なんといっても初めての持ち込みという一大イベントを描く回だし、「漫画の編集者」なんて人種はあんまりアニメで描かれるもんでもないので、なかなか新鮮でしたよ。異質なはずなのに、やってることが王道の少年漫画っぽくも見えるし、いかにもNHK教育でやる作品のようにも見える。不思議なスタンスです。服部さんが原稿に目を通してからアドバイスをするまでの緊迫感と、硬軟織り交ぜた「子供」との接し方とか、実に好感が持てました。これを見て集英社への持ち込みが増えたりしてんでしょうかね。

 そして、なんといっても今回は「ふたつの地球」である。二人の主人公が初めて完成させた原稿だが、これが作中では実に丁寧に描かれ、そのキャスティングが無駄に豪華。ぶっちゃけ、本編より作中作の方が迫力があるくらいだ。これをアニメ化したものが見たいわ。ナレーションに屋良さんっての反則だろうに。「超ヒーロー伝説」もそうだったけど、このアニメは作中作の扱いが実に丁寧。そういう部分から作品世界の厚みを増そうっていう狙いなんだろうけど、どうしても画面に変化が作りにくい作品だけに、この方針はなかなかうまく機能している気がする。他の作家陣が登場した後にどういう描かれ方になるのかが楽しみです。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/23 NONAME]
[04/20 seachicken]
[04/14 DRAKE]
[04/14 とみしの]
[04/14 とみしの]
バーコード