最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ギャグの後のシリアスは必要以上に重たく見える第6話。どっちもやりたいのは分かるんだけど、視聴者はついていくのが大変だぞ。
既に微妙な空気が漂い始めていたタクト・ワコ・スガタの三角関係。今回はそこに少しだけにじり寄る内容になっている。島から抜け出せないという共通した戒めを受けるワコとスガタ。ワコは巫女であるという理由で脱出を許されておらず、スガタは受け継いだ“王”のサイバディがあまりに強力であるがために、事実上の幽閉措置をとられているという。実際は壊れていて機能しないらしいそのサイバディは、現実世界で起動する「第1フェーズ」においてすら、史上最強であるのだ。 誕生日を快く思わないスガタとは距離を置いて2人で「デート」するワコとタクト。しかし、ワコの頭には、ずっとスガタのことがあった。祝うことの出来ない誕生日を、タクトを利用することで何とか祝福したいと思ったのだが、実際にはうまくいかなかった。ワコの悩みを聞いたタクトは、一計を案じて2人の仲を取り持ちつつ、偶然訪れた自分の誕生日もワコの歌で祝福する。 しかし、そんな2人の逢い引きを快く思わなかった人間が一人。綺羅星十字団・ブーゲンビリアの一員、ヤノマミである。彼女はタクトと交流を深めることでワコが巫女の力を失うことを恐れており、自らの第1フェーズ能力「マーメイドール」を用いて、2人を急襲する。一時は奇妙なエネルギー体を打倒したタクトだったが、ドールはヤノの意識を離れて暴走。大群でもってワコとタクトの命を奪おうとする。 間一髪のところで駆け付けたのは、一人自宅で思索に耽っていたスガタ。多勢に無勢の絶望的な状況に、スガタは迷わず「王の柱」を起動する。ドールは殲滅され、後に残ったのは瓦礫にまみれた焦土と、倒れ伏すスガタだった。 未だにワコの心境っていうのがよく分からないのでやきもきする部分が多いのだが、現時点では「ワコはやはりスガタの許嫁であって、よそ者のタクトには好奇心も混じった奇妙な好感をもっているが、確定的ではない」「タクトは、そんなワコの心境を理解しつつも、スガタとワコの仲を取り持とうとしている」という理解でいいのだろうか。4話をみるとタクトとワコの関係はかなり進んだような気もするのだが、今回冒頭の教室のシーンでは、ワコが「デートしよう」というまでに奇妙な間があった。やはり、彼女が第一に考えているのはスガタのことであろう。 タクトも、そんなワコの気持ちは理解しているし、惚れたはれたを気にするような状態にはないように見える。精神的にちょっと子供な部分があるせいかもしれないが、「ワコはスガタの許嫁である」という一番最初に与えられた情報を何となく信じている状態だろうか。 分からないのはスガタの気持ちだ。基本的に控えめなスガタは、「許嫁」の話も「親が勝手に言っていること」と繰り返していたし、タクトとワコの関係性にも特にちょっかいを出していない。唯一、4話のラストに少し二人の関係を気にしているような描写があったくらいだろうか。トータルで見ると、やっぱりよく分からないのである。次回を見れば少しは進展するのだろうか。 そんな三角関係以外では、サイバディに関するあれこれが少し進展した。特に今回の敵キャラオンディーヌは、初めてゼロ時間以外の空間で攻勢に出たキャラクターであり、「第1フェーズ能力」がゼロ時間やサイバディを介さずとも使用できることを表している(エロ人妻もそんなことを言っている)。直接現実世界に影響を与えることが出来るこれらの能力は、今まで冗談めかして戦ってきたこの作品世界を、少しずつシリアスに寄せる要因となりそうである。 実際、ゼロ時間では無敵を誇ったタクト(タウバーン)も、現実世界では一方的になぶられるだけ。二刀流で「十文字切り」を披露するなど、一応タウバーンに近い挙動も見せているが、おそらくまだ雑魚であろうと思われる一構成員に力負けしてしまっている時点で、タウバーンはまだ「第1フェーズ」での戦いには参加出来ていないようだ。今後どのように成長を見せていくことになるのだろうか。 初の現実世界での戦闘は、相変わらず半端ねぇクオリティのバトル演出。マーメイドールとメイド2人の格闘戦は定番ながらも暑苦しい剣戟が迫力充分だし、ドールのメカニカルながらもどこか生々しい、奇妙な質感も独自のこだわりが見られる。スガタが登場してドールが崩れ落ちるシーンのタメや効果など、あまりに鮮烈で劇場作品と見紛うような画面であった。流石に一番大事なシーンは手を抜きません。 他にも、今回はデートという明るいイベントながらもワコの心中は複雑なものがあり、そうした表裏一体の奇妙な心境を刻んでいくコンテワークも面白い。神社の境内で会話する二人の顔の見せ方など、色々なバックボーンを想像させてくれるだけの受け皿があるのは、今後を見据えた場合に楽しみな部分であった。 伏線らしい部分としては、一番気になるのはタクトの時計のことだろうか。単に「自分の誕生日だから」という理由で直したのだとしたら、あの時計の送り主は誰だったのか。何故その日のうちに直す必要があったのか。今回初の「ゼロ時間外戦闘」に及んでいることから考えると、「時間が動き出した」ことのメタファーとも捉えられるが、さて。奇妙なリンクは、サカナちゃんの語る物語と現実の間にも見られる。「イカ大王」の血を飲み干して永遠の眠りについた王は、今回アブリボワゼして昏睡状態に陥った「王」であるスガタと重なる。サカナちゃんは、一体どのくらい現実世界を見ているというのか。 あとはまぁ、副部長の首がにゅっと生えた奇妙なマネキンとか、「用心棒」を握って突っ込んで「駄目か!」の一言で終わっちゃうタクトとか、どこまで本気なのか分からないギャグもいい味付けです。タクトはどこまでマジでやってんだろうね。 今回の敵キャラは、科学部部長の手下で、地元愛の強い女子高生。中の人は、千和。最初千和だって分からなかったよ。高校生役をやっただけで「わぁ、大人っぽい」って思っちゃうのはちょっと問題があるな。 また、今回はようやくミナミの巫女の歌唱が正式にお披露目。旋律を聴いていると、おそらくこれって最終的にキタの巫女の曲とかと合わさるんでしょうね。今から楽しみです。 PR
話題騒然、第5話。既に視聴前から各所での反響は見知っていたので、多少緊張しながらの視聴でした。……むぅ、これは……
あえてAパートから。シンディー初登場回。大体イメージ通りのキャラクターになったかな。「あそびにいくヨ!」の時もそうだったけど、宇宙人をオカルト的に信奉する人間って、やっぱりどこか怪しくなるもんなんだね。ナバはこういう怪しげなお色気キャラが多いのが謎だなぁ。洗脳シーンでの網羅台詞なんかを聞いていると、流石に年季が感じられます。他に細かいところでは、シンディーに引っ張られて抵抗する時に瞬間的に辺り一面に触手を伸ばして抵抗するイカ娘とか、エビカレーを目の前にしてうずうずしているイカ娘とかが可愛い。あんだけ豪勢なエビ(伊勢エビかなぁ)があっという間に出せる海の家ってどうなのよ。 Bパートは、普段見慣れない栄子の制服姿に違和感バリバリ。というか、栄子って女子高生だったんだ……ほとんどそういうパーソナリティを気にしてなかったせいで、何故かかってにフリーター的な海の家のお手伝いだと思っていた。おかしいな、早苗はちゃんと高校生だと認識してたのに。……やっぱりそれだけ学校が似合わないってことですよ。どこか新鮮な学校パートに、知識の偏りが半端じゃないイカ娘の挙動の違和感が、おかしいながらも癖になる。なんで夏休みの登校日なのに、科学室に怪しげな爆発するフラスコが置いてあるのかとか、突っ込んだら負け。あと、校長が案外萌えキャラ。イカ娘を見ても割と冷静だったからそういうタイプのキャラクターなのかと思ったら、後半けっこう普通に翻弄されてたし、よく分からないスタンスですわ。ま、この作品にあんなモブの設定とかはどうでもいいんでしょうけど。 そういえば、イカ娘を目撃するロケーションの関係だろうけど、栄子の机の位置が教室の右前方っていうのはけっこう珍しい気がする。アニメキャラって、何故か必ず後部(それも窓際)に座るからね。前の席に陣取ってたキャラっていうと、パッと思い浮かぶのはゆのと宮子くらいですわ。 そして、問題のCパート、「飼わなイカ?」ですね。もう、言葉もありません。瓶詰めの小動物。個人的には5回2アウト2塁の場面で西岡を三振に切って取ったチェンのストレートくらいの球威がありました。この構成にしてここにこれを持ってきたというのも、本当にものすごいシリーズだと思います。「イカ娘が可愛いな!」だけが主な感想であるこの作品において、ただひたすらそのエッセンスだけを煮詰めて完成させたエピソードが、破壊力を持たないはずがないのである。ただただ感服。 聞けばこのエピソード、原作ではコミックスのおまけ漫画が元ネタらしいじゃないですか。それを拾い上げて、わざわざCパートに持ってきて締めに使うあたり、水島監督のエグさが如実に出ている気がします。ユーザーが何を求めているかを理解した上で、120%の力で叩きつける職人魂、いや、商魂かもしれない。これは……勝てる。無声劇の趣の中、ゲショゲショときっちりキャラを作り上げた金元寿子もいい仕事をしました。 誰かミニイカ娘トークンとか作って販売してくれないだろうか。1/1島渡りくらいで。イカ娘本体は3/1で島渡りね。ホマリッドを食べるとパワーがあがる能力つき。
初めての持ち込みを描く、第6話。このアニメはずっと見てるんですけど、わざわざ感想書く程でもないくらいのポジションのもの。まぁ、原作を知っている作品だとえてしてそうなってしまうもんなんですけど。
ただ、今回は観ている間、不思議と引き込まれる部分が多かったです。なんといっても初めての持ち込みという一大イベントを描く回だし、「漫画の編集者」なんて人種はあんまりアニメで描かれるもんでもないので、なかなか新鮮でしたよ。異質なはずなのに、やってることが王道の少年漫画っぽくも見えるし、いかにもNHK教育でやる作品のようにも見える。不思議なスタンスです。服部さんが原稿に目を通してからアドバイスをするまでの緊迫感と、硬軟織り交ぜた「子供」との接し方とか、実に好感が持てました。これを見て集英社への持ち込みが増えたりしてんでしょうかね。 そして、なんといっても今回は「ふたつの地球」である。二人の主人公が初めて完成させた原稿だが、これが作中では実に丁寧に描かれ、そのキャスティングが無駄に豪華。ぶっちゃけ、本編より作中作の方が迫力があるくらいだ。これをアニメ化したものが見たいわ。ナレーションに屋良さんっての反則だろうに。「超ヒーロー伝説」もそうだったけど、このアニメは作中作の扱いが実に丁寧。そういう部分から作品世界の厚みを増そうっていう狙いなんだろうけど、どうしても画面に変化が作りにくい作品だけに、この方針はなかなかうまく機能している気がする。他の作家陣が登場した後にどういう描かれ方になるのかが楽しみです。
ようやくキャラが増えた第5話。この手の作品なんてヒロインを詰め込んでナンボみたいなトコがあるのに、この作品は案外キャラの数が少ないんですよね。
幸村の実体験によって次第に明らかになる宗朗の秘めたる能力。十兵衛の時とは違い、幸村は一度の覚醒後は自由に変身できるようになり、その際に宗朗に制限もかからない。あらゆる人間をマスターサムライ化させてはたまらないという理由をつけて、幸村は宗朗にキス禁止令を出す。 そんな折に千姫の屋敷を急襲したのが、徳川慶彦によって使わされた密偵、直江兼続。過去に幸村にからかわれた恨みがある兼続は、密偵という役割もそこそこに宗朗たちに無茶な勝負を挑むも、覚醒した幸村に一蹴されてしまう。 アホな兼続など適当にあしらい、揺れ動くのは幸村と千姫の宗朗に対する気持ち。幸村の懊悩をわずかながらも理解して罪を濯ごうとする宗朗は、一方的に兼続になぶられる。とどめを刺さんとする兼続だったが、すんでのところで千姫が止めに入る。宗朗の能力についてはまだまだ消化仕切れない部分もある千姫だったが、宗朗の人間性については最も信頼を置いている。宗朗支持を明示するようにして千姫は宗朗と唇を重ね、3人目の覚醒へと到った。 シナリオラインは本当に適当な作品。特に幸村が宗朗に気があったり、兼続がどうでもいいのに宗朗に義憤を感じたり、それを見て千姫が宗朗を庇ったり、女性陣の心の揺れ方が分かりにくい。っつうか、例によって「宗朗はモテるからとにかく女性は宗朗の味方になります」っていうだけのストーリーだからな。こうなってくると、頑なに宗朗を敵視する半蔵さんが愛おしく思えますね。 そんなあまりそそられないシナリオラインに花を添えてくれるのは、馬鹿馬鹿しくも賑やかな新キャラ、直江兼続である。なんでこの手の作品の兼続は基本的に馬鹿キャラになってしまうんだろうね。最近だと「無双」シリーズでは「義」っていう言葉しか知らないみたいな正義馬鹿だし(おかげで馬超と手を組んだ時の親和性が半端無いのがちょっと好きだけど)、「BASARA」シリーズの兼続も完全に馬鹿。やっぱり、あの愛一文字の甲冑が馬鹿っぽいのかなぁ。史実上は単なる有能な政治家でしかないはずなんだけど。 で、そんなお馬鹿に声を当てるのは、ポンコツキャラに定評がある豊崎愛生である。普段のほわほわなノリとは違ってトバし気味の馬鹿なので、いつもとはちょっと違った豊崎キャラがなかなか面白い仕上がり。ミミズエピソードはやっぱり女性キャラでやっちゃ駄目な気がしますが、幼少期の兼続のずうずう弁がやたら可愛い。徳島県民にしちゃぁ上手かったです。でも、米沢だったら方言はあんなもんじゃないけどな。あと、幸村(の中の人)に胸の話はしちゃ駄目。まぁ、釘キャラはどんな作品でも同じようなことを言われてますけどね……「見たところ背丈も胸もわたくしの圧勝のようですけど」。豊崎が釘に言っているのを想像すると、辛い。背丈については、逆の意味でも。 今回はあんまり墨汁が活躍しなかったのでちょっと物足りなかったけど、一応千姫の変身シークエンスが見られたのでそこだけは良しとしますか。でも、この作品の変身シーンはあんまりキャラクターで差が無いんだよなぁ。
振れ幅のあまりの大きさに、構成が云々言うのも馬鹿馬鹿しくなってくる第5話。もう、このアニメのAパートとBパートは別の作品だよ!
1話で侵入した「智樹の夢」が気になっていた英四郎。アストレアからの情報収集で機は熟したと判断したのか、ニンフの転送システムの力を借り、いよいよ敵陣へと乗り込むことに。エンジェロイド達の生まれ故郷にして「製造元」であるシナプスは、やはり空見町上空の磁場に存在していたのだ。そはらと2人でシナプスを探索した英四郎は、メインシステムとおぼしきラボの中で一時的に奇妙な幻想に襲われ、同時に2体のハーピーに捕らえられた。敵ののど元まで迫れたことを確信した英四郎は、ニンフの力を得て、捨て台詞を残してその場は一時帰還する。声を聞いた天界の「マスター」は、それを聞いてほくそ笑むだけであった。 というシリアス以外の何物でもないAパート。1期から続くダウナーとシナプスの複雑な関係性を少しずつ進めるお話ではあるが、英四郎の決断があまりに超人的なため、ちょっとついていけない状態になっている。ニンフに転送された「あの場所」からグライダーで飛ぼうっていう神経がまず理解出来ないし(一体上空何千メートルくらいなのだろうか)、明らかにオーバーテクノロジーを所持していると思われる敵の中枢に、不安なニンフとの時限転移だけを頼みに乗り込む意味も分からない。何も知らないそはらを引き連れて歩くなど、言語道断である。 結果的には何もかもがうまくいったようであるが、次もうまくいくとは限らないだろうし、今回の行動により、英四郎がシナプスを意識しているということがおおっぴらになったわけだ。今後もアストレアみたいなネタ要員だけが攻めてくるような甘い処置はとられなくなる可能性も高く、最終的には、シナプスとのリンクを持つ智樹の命を危険にさらしているのである。あまり賢い判断とは言えないだろう。ま、結局「マスター」がどこまで本気なのか、ってところが全てだと思うのだが……英四郎は、我々視聴者の知らない何かを握っているというのだろうか。なかなかシリアス面を中心には見にくい作品なのだが、2期のクライマックスがどこにあるのか、少しずつ意識してはいきたいところだ。 で、そんな緊張感を維持したままでBパートである。もう、突っ込みどころが多すぎて何がなんだか分からない状態。智樹の「よく分からないけど……何かエロいものだといいなぁ」という台詞がまずすごい。「アレ」を見て「エロいかもしれない」という発想は、常人では到底到達出来ない領域だろう。そりゃ学校の女子が一周回って憧れてもおかしくはない(?!)。そして、何を思ったのか1期の頃の遺物であるパンツロボのパーツにその「謎の物体」を組み込み、見事なロボットを再構築。最終的にイカロスのカードを使っているのでどのあたりの技術までが智樹のオリジナルなのかは定かでないが、見た感じではかなりディティールまで構想を実現させているよう。このスキルをどこか他のところに向けられれば、この男は大物なのかもしれないのだが…… 結局、新生パンツロボがやっていることは普段の智樹と何も変わらず、乗り物としての機能も、思わず「チャリかよ!」と突っ込んでしまう完成度。いや、中学生はバイクに乗っちゃいけませんけどね。最終的にはお約束のそはらチョップによって「粉みじんになって死んだ」わけだが、解体後のパーツを見ると純正の「パンツ」に戻っているのも恐ろしい。あ、あれって布だったんだ…… パンツが飛ぶ、エロ本が踊る。既にこの作品では何が起こっても驚かないくらいの準備は出来ているのだが、怪しげなロボがしおらしい姿でそはらの前に正座している絵面はやはりおかしい。夕暮れ、茶の間、ロボ、正座。メトロン星人もかくやという異物感。そしてそはらチョップが炸裂する際の無駄な臨場感。駄目だ……やっぱりこの作品は馬鹿だ! 極めつけは末期に残したパンツロボの声。わざわざこのために石田彰呼んだんかい! 確かに友達っぽいけども! すごく智樹と親友っぽくなるけども! その関係性は駄目です! コズミックイラがちらついて仕方ないから! あー、馬鹿だった。そうそう、馬鹿といえばアストレアだが、なんだか腹ぺこキャラが定着してきましたね。近接戦闘用エンジェロイドのはずなのにああも完璧に智樹に胸をもみしだかれるのはどうかと思います。少しずつ可愛く見えてきました。可愛いといえばイカロスもそうですけどね。最近影が薄いし、まさか智樹をパンツロボに寝取られるとは思ってなかったろうけど、河原でいつものようにポテポテとチョウチョを追いかけている姿を見ると、なんだか和みます。
流石に5回もやれば、なんだか権威も出てくるんじゃね? でお馴染み、声優アワードの季節がやってまいりました。様々な懐疑と非難がない交ぜになったこの賞ですが、個人的には、「とにかく声優が集まって何となく賑やかになる催し物」なので嫌いじゃないんですよ。予定調和? 出来レース? いいじゃない、人気商売だもの。ただ、やっぱりもう少しリアルに即した賞にして欲しいとは思うけどね。選出基準が明確でないのが最大のネックで、もっと表に出して選評してくれればいいと常々思っているのだが。
でもまぁ、かたいことは抜きにして、今年1年を振り返った声優ファン投票に参加しましょう。もちろん、今年も予想記事と合わせてお届け。昨年分は「予想記事」と「結果寸評」を参照のこと。
またもビッグネームの訃報です。仕方ないことであるとはいえ、やはり聞く度にどこかぽっかりと穴が空いたようなどうしようもない気持ちになります。
野沢那智。近年のアニメについては出演作も多くないので直接的に声を聞く機会はあまり多くはなかったが、やはりこの人の本領は吹き替え作品の多さだった。両親が洋画好きだったわが家では、気付けばすっかり耳に定着した声になっていました。芯の通った声音と、どこか飄々としたキャラクター性。一時代を作った日本を代表する役者。かわり映えのしない言葉で申し訳ないですが、やはり「代えの効かない」人だったのだと痛感します。 我々現代の声優ファンからすると、「ベテランと呼ばれる役者たちのそのまた上」の存在。声優という職業が今の時代にこうして存在していることは、この世代の方々の努力を抜きには存在しなかったものでしょう。その遺志が、今後も後進の世代に伝わり、声優が「役者」であり続けることを願ってやみません。 改めて、ご冥福をお祈りいたします。
今回の主役が夏目だったことに気付く特別編2本目。乃莉なずななんかよりも夏目の方がよっぽどひだまりメンバーっぽいわ。
1本目は帰省のお話。見ていての感想は、ただひたすらに「あー、こんな娘が欲しいわー」という1点のみ。一人娘がゆのって、本当に良い家庭だよなぁ。お父さんがベタ惚れなのもよく分かるし、それを見てるお母さんの視線も優しい。お父さんの仕事は多分普通のサラリーマンなんだろうけど、割と若々しいのにちゃんと持ち家があって、娘を私立の高校に通わせてるんだからそれなりの甲斐性もあるんだろう(まぁ、ゆのが高校2年生なんだから若く見積もっても30代半ばなわけだが)。こういう家庭でのんびり愛されて育ったからこそのゆのであるな。近所のおばちゃんからは「見るたびに綺麗になって」と言われており、視聴者からすると「いや、わからねぇよ」と言いたいところだが、試しに2期1話(受験の話)を見ると、確かに今よりちょっと幼い感じがする……気がする。こうして娘は育っていくのですよ。泣け。手料理の肉じゃがを食ってむせび泣け、父親よ。
そう言えば、確かアニメ設定ではゆのの出身は山梨県のはずなのだが、随分移動に労力を使っていたみたいだった。首都圏の交通網はよくわからんのだが、山梨に移動しようとすると下手に新幹線で移動するよりよっぽど時間がかかるというのは本当なんだろうか。それとも、単にひだまり荘があまりアクセスの良くないところにあるのか。前回の夏目エピソードからすると後者かな? そう考えると、わざわざ関門海峡を越えてやってきた宮子のパワーってやっぱり凄いな。
そして、ゆの家の名物と言えば、超天才ニャンコのニャン太であろう。でかい、ブサい、賢いと三拍子揃ったふてぶてしい同居人だが、ちょっと家を空けたくらいではゆののことは忘れていないようだ。私は、過去に1年近く実家を離れていたら飼い猫にちょっと警戒されて落ち込んだ経験があります。おかげで最近はこまめに帰って御機嫌を伺うよう、注意するようになりました。ただ、確か幼少期のゆのがニャン太にしがみついていたエピソードがあった気がするのだが、昔からずっとゆの家にいるとすると、ニャン太ももういいお歳であろう。せいぜい長生きして欲しいものだ。
2本目は、一転してにぎやかなひだまり荘に戻ってのバベキュなエピソード。何でも用意出来るひだまり荘の設備も大したもんだが、思い立ってすぐに行動出来るメンバーの付き合いの良さもかなりのもの。普通、暑苦しい夏休みの炎天下で飯を食おうって言ってもいやがる人間がいそうなもんだけど。気付けば買い出しや調理など、ちゃんと役割分担が出来ているのも阿吽の呼吸。このあたりは流石だ。メンバーによって干物やマシュマロなど、好みの食材は別れているが、基本的に肉にがっつく人間は1人しかいないのであまり喧嘩にならないのも安心。それどころかイレギュラーな追加メンバーが2人も増えても許容出来るだけの受け皿もあるのだ。一体何人分の食材を用意したんだろうか。
そう、実を言うと今回のメインは、冒頭に書いたように乱入したイレギュラーメンバーの方だ。他の友達との勉強会の帰りに立ち寄った夏目は、3年目の夏休みにして、初めて沙英と同じ釜の飯を食い、一緒に写真をとり、あげくメールアドレスの交換にも成功した。もう、ひだまり3期で最大の事件と言ってもいい事態である。ホントに良かったよ……原作の方でもまだ3年生の進路は決まっていないが、このまま離ればなれになってしまうんだろうか。気になるなぁ。
そして、もう1人の追加面子である吉野屋先生は、いつも通りに何となく参加して校長に怒られただけだが、個人的には中の人のせいでものを食べてるシーンがものすごく幸せそう。アスミスが「まつきさんは餌を与えておけば大人しくなる」と言っていたが、こんな30過ぎの独身女性で大丈夫なんだろうか。あ、いや、吉野屋先生の話ですよ。立て続けに「スタドラ」と感想を書いたら、今期はやたら30代独身女性教師がアツいシーズンになってしまった。ついでだからこの勢いで「とらドラ!」でも見直そうかしら。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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