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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 タイトルが無駄に恐ろしい第11話。確かにジョーイたちにはとんでもない災難が降りかかっているが……タイトルと「横暴な姉」というファクターから、何故か「PSYREN」を思い出しました。アゲハとジョーイは流石に被りません。

 前回流れでリナからデートのお誘いを受けたジョーイ。朴念仁のようにも見えていたのだが、いざ誘われたらそわそわするのはきちんと男の子。普段のようにリナに振り回されっぱなしではまずかろうと、プランを練ってみたり、財政状況を危惧してみたり。しかし、男をあげようと苦心しているジョーイに降りかかった「メナス」は、5年前に別れた放蕩娘、姉のホリーとの再会だった。

 ……いやぁ、いいキャラですよ、ホリー姉さん。例によって「ものすごくテンプレ臭いアメリカ人像の1つ」ではあるのだが、言動が一貫していて、しかもジョーイの回りにはあまりいなかったタイプの豪放磊落、明快な意志が表出してくれるネジのはずれた性格。パンクなファッションも素敵で、ライトパープルを基調とした衣装は、常に半ケツはみだした腰履きパンツが実にセクシー。ジョーイ君、いい兄弟をお持ちで。

 そして、そんなホリーに振り回される展開がメインなので、今回はやたらめったらカットの繋ぎが気持ちいい。エージェントヒューズの朝の様子とクロスオーバーして緊迫感を煽る登場シーンもそうだし、玄関、風呂、私室と暴れ回る様子もポンポンと小気味良く、ジョーイの苦労が伝わってくる。そして何故か、本来なら新キャラの見せ場になるはずのシーンなのに、白濁液を浴びたりシャワーシーンを披露したりと視聴者サービスに余念がないジョーイきゅんがどうにもやるせない。いやいや、女性の新キャラが出てますから!

 そんなジョーイのご家庭のドタバタと関係ないところで確実にストーリーを進めてくるのが、虎視眈々と地位向上を狙うDr.ミナミと、そのドクターにあっさりと接触を果たしたエージェント、ヒューズ。このあたりの展開の速さは流石としか言いようがないが、ヒューズは「Mr.ゴースト」ことヒーローマンとの初顔合わせまで果たし、そしてDr.ミナミがセントラルシティーで復興作業に従事していることに何か裏があるという。曲者2人のあいだの密約は、ヒーローマンたちにどのような影響をもたらすのだろうか。余談だが、2人が笑顔でわかれる際にお互いに「タヌキめ!」と毒づいているのだが、英語だとこの場合タヌキじゃなくてキツネなんだよね。いや、どうでもいいですけど。

 そして、今回よく分からないクライマックスとして用意されていたのが、なんとホリーの演奏シーンである。「昨今のアニメならばギター少女くらい描かなくてどうする!」という妙な気概でもあったのだろうか。普段の破天荒な言動からはちょっと想像出来ないようなメロウナンバーでしっとり聞かせてくれるホリー姉さんにはホレてしまいそうですよ。演奏シーン自体も実によくかけていて、弦の揺れからチョーキングの手の動きまで、他の並み居る「音楽もの」に負けないくらいの説得力に仕上がっていました。質素な感じではるのだが、個人的にはどこぞのデッドモンスターの演奏シーンよりもこちらの方が好きですね。

 次回、いよいよリナとのデートに出発! 今週登場できなかった分、リナが大活躍する! ……予定。水着姿を披露するリナ、思ってたほど胸がでかくなかった!

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 カズターノ! カズターノじゃないか! な22話。あんな怪しげな外国人(?)を警備員でやとって大丈夫なんでしょうか、あのビル。

 追い詰められた園原さんを救い出そうと立ち上がったのは、これまでの鬱憤が溜まっていたダラーズのメンバーたち。帝人からのGOサインを契機に、過去の栄光に立ち返り、「色が無いこと」を武器として一致団結して杏里救出作戦を決行する。今回のAパートはカズターノやらスケッチブックのおねーさんなんかが結託して園原を逃がすことに時間を割いているのだが、どれだけ逃げても逃げても法螺田たちは振り切れない。「これだけ応援してもらってるんだから逃げ切れそうなもんだが……」と不思議に思っていたのだが、途中で、「逃げられないこと」自体が園原の心理状態をそのまま表していることに気がついた。そもそも、最初に法螺田に絡まれた時点でも、園原は相変わらずの「客観視」を崩しておらず、顔色一つ変えなかった。様々な見知らぬ人(ウサギ含む)の助力を得たとて、それが客観的に見たら「不可解な現状」であることは変わらないし、何よりも「自分は逃げていいのか」という迷いが、彼女に状況判断をさせないようにしている。

 そして、そんな葛藤が極限に達して前半のクライマックスとなるのが、紀田と遭遇して雨にうたれるシーンである。「紀田が黄巾族の将軍で、町中でダラーズを痛めつけている悪の親玉である」ことは事実であるし、「園原が黄巾族を探るため侵入した異分子であり、目下敵勢力であると思われる首無しライダーと繋がっている」のも事実。都合の悪い事実だけは、お互いに伝わってしまっている最悪の状況。そして、紀田にだけ追加された余計な情報が、「帝人はダラーズのトップである」というもの。紀田にとって、一時は「全てをなげうって守るべき対象」であったはずの園原杏里が、現実と過去の悪夢を繋ぐ「黄巾族」の闘争の渦の中に巻き込まれてしまっている状態だ。帝人が信用できず、それならば杏里も信用できない。紀田は、勝手に袋小路に迷い込み、園原の前でも決定的に間違った言葉が口をつく。

 そんな紀田を理解してやれるほどの余裕は、今の園原も持ち合わせていない。「自分は化け物である」という負い目、そして「親友にそれを隠している」という負い目もありつつ、それでも錯乱した紀田の言動には許せないものがあった。二の句を待たずに頬を張る園原。徹底した「客観」という彼女のパーソナリティが、ついにここにきて完全に決壊した。それが証拠に、再び法螺田に絡まれ、一時はその目に罪歌の赤を宿しかけたが、「他人の安否」という自分に深く関わるファクターを臭わされたところで、「罪歌への依存」を解除してしまっている。もう、彼女は「無関心な人間」ではないのだ。

 このまま最悪の方向へ流れる可能性もあったのだが、臨也にとって唯一のイレギュラーである静雄のファインプレーにより、園原は何とか窮地を脱する。借宿としたのは、全ての事情を知るセルティと、そのパートナーである新羅の家。そこで園原も、最後のパーツである「帝人の真実」を手に入れた。もう、彼女も止まることは出来ないのだろう。

 そして、未だ持ち合わせる情報が最も少ないのが、「数と連繋」を武器としていたはずの帝人だったというのも皮肉な部分。園原の無事だけは確認出来たが、彼女が窮地に陥ったのは黄巾族とダラーズの抗争のせいであるとしか思えない。彼が仲間を守るために採れる唯一の手段が、「ダラーズの解散」だった。苦しい判断であるが、既に自分の手を離れてしまったダラーズの因縁を消し去るには、もう、こうするしかない。「知らない」からこそ、彼も悩み続けている。

 ダラーズが帝の手を離れ、それに呼応するかのように、黄巾族も完全に紀田の手を離れる。法螺田の主導の下で過激派たちが動きだし、遂に最大の武力である静雄が狙撃された。もう、洒落や若気の至りでは済まされない、臨也の望んだ「闘争」の形。3人の少年少女たちは、この状況を打開する術を持ち合わせているのだろうか。もう、今から次週が気になってしかたないです。

 今週も、相変わらず「色の陰影」がきれいな画面構成に惚れ惚れする。序盤は積極的に動く園原と、それを追う黄巾族を象徴する黄色と赤のせめぎ合い。夕方の町並みをバックに続いた鬼ごっこは、最終的に園原の目の赤に収束し、消えた。後半はずっと雨に濡れる薄闇の中。赤は潰え、黄色は離れ、無色すら無くなってしまった。見えるのは、不穏な青ばかり。

 そして、今回は久し振りにセルティと新羅の掛け合いががっつり見られたのも眼福。セルティ、ゲーム弱いんですね。怒るとすぐに謎の暗黒物質の中に放り込む彼女がお茶目。お茶を飲みながらの園原との対談は、池袋を代表するセクシー美女2人の夢の共演。これも眼福。園原さんは「布団の中で目が醒める」シーンがやたら多い気がします。

 今週の一言。「寿司ネタにするよ」。怖い。 

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<無色>

 

Bladed Sentinel 刃の歩哨 (4)

アーティファクトクリーチャー・構築物

2/4

(W):〜はターン終了時まで警戒を得る。

 今回もサイクルで登場しました、「特定の色マナを払うとちょっとお得なアーティファクトクリーチャー」サイクル。白の場合、先輩の「きらめく鷹の偶像」はビートの中で非常に重要な役割を果たしただけにその後輩たるこいつにも期待がかかるわけだが、残念ながら先輩ほどの前のめりな姿勢は感じられない。2/4という古式ゆかしい白のステータスに加えて、得られる能力もがっちりディフェンスの警戒である。名前が勇ましいのは看板詐欺な気もするし、白マナが出るなら後のことを考えて「ガルマの保護者」の方がありがたいのは間違いなさそうだ。とはいえ、無色のカードで4マナ2/4はステータスとしては案外優秀。警戒は得られなくてもそんなに悔しくないし、クリーチャーが集まりきらなかった時の穴埋めかつ金属術補強くらいにはなってくれるんじゃなかろうか。ま、しばらくは1パック目にこいつを引くことになるんで後になって慌てても手遅れなんですけどね。

 

Blightsteel Colossus 荒廃鋼の巨像 (12) M

アーティファクトクリーチャー・ゴーレム

11/11 トランプル 感染

〜は破壊されない。

〜がいずれかの領域から墓地に置かれるとき、それを公開し、オーナーのライブラリに加えて切り直す。

 さぁ、このエキスパンションの目玉、破壊されない巨像だ。リミテッドでプレイ出来る重さではないが、構築戦なら、マナ・コストを払わずに場に出すことが出来る。場に出れば、ダークスティールの11/11トランプル・クリーチャー。ゲーム・エンド・カード。ついでにライブラリーに戻る能力もあるので、もしかしたらかつての「セラのアバター(USG)」みたいな使い方もあるかもしれない    ←ここまでが「ダークスティール公式ハンドブック」の「ダークスティールの巨像(DKS)」の文章である。もちろん最初の一文は、全てのダークスティールカードに共通するコピペだ。鶴田慶之フォーマットは何年経っても色あせることがなくて見事だなぁ。大体あってるからね! そりゃ、なんも言ってないのと同じ文章だからな! ……まぁ、このカードならこれでいいんじゃないでしょうか。レッツ「集団変身」。今なら「新たな造形」でももれなくプレゼント中。

 

Bonehoard 骨溜め (4) R

アーティファクト・装備品

生体武器

装備されたクリーチャーは、+X/+Xの修正を受ける。Xは、全ての墓地にあるクリーチャーカードの数である。

装備・(2)

 装備したクリーチャーに「ルアゴイフ(8ED)」と同じ能力を付与する「ゴイフアーマー」こと「外骨格の鎧(JDG)」の生体武器。細菌トークンに付けられた状態で登場すれば、まさに装備品版のルアゴイフになるわけだ。「ルアゴイフ」自体はそこまで飛び抜けた性能のカードではなく、よほどのコンセプトデッキでない限り、コストパフォーマンスが特別良いわけではないが、とりあえず入れておける安心感は格別である。そして、これが好きなクリーチャーにはれるとなると色々ときな臭くなってきて、「外骨格の鎧」は当時のリミテッドではフライヤーや渡りクリーチャーに付いて壮絶ないじめを繰り出すこともしばしばであった(「葉の踊り手(ODY)」につけられて悶絶した記憶がある)。そして、このカードは装備品である。キャスティングコストは「ルアゴイフ」同様に4マナだが、装備コストはわずかに2。フライヤー、渡りクリーチャー、そして感染クリーチャーなど、適切な土台に張られたゴイフアーマーは、リミテッドにおいてまた新たな不幸を生み出すことになるのだろうか。そして、現在は青黒コンとの対立構図から環境にはクリーチャーデッキも数多い。ひょっとしてなにかがかみ合ってしまった場合、構築も無くはないカードである。

 

Brass Squire 真鍮の従者 (3) U

アーティファクトクリーチャー・マイア

1/3

(T):対象の、あなたのコントロールする装備品1つを、対象のあなたのコントロールするクリーチャー1体につける。

 最近は「白単アーマー」でそこそこ活躍中の「コーの装具役」と同じような能力をもった中堅マイア。ステータスはお飾り程度のものだが、この環境においては装備コストの踏み倒しは馬鹿に出来ない効果といえるので、リミテッドでも白などで多めの装備品が集まればそこそこの期待は持てるだろうか。でもまぁ、リミテッドなら「シルヴォクの生命杖」や「逆棘の戦具」など、結局装備コストはそこまで重たくないものが重宝されるからなぁ。後のパックで「アージェンタムの鎧」などのクソ重い装備品が引けた時のフォロー役くらいを考えるべきだろう。一応能力を見れば「コーの装具役」同様に「白単アーマー」で使えそうに見えるが、あのデッキの特徴はブン回りしたときの圧倒的なスピードである。3マナで出して、さらに召喚酔いが解けるのを待つ必要があるようなカードにお呼びはかからないだろう。

 

Copper Carapase 銅の甲殻 (1)

アーティファクト・装備品

装備したクリーチャーは、+2/+2の修正を受けるとともにブロックに参加出来ない。

装備・(3)

 ゴブリンの略奪者(9ED)」が乗り移るかのようなアーティファクト。攻撃しか出来なくなるので劣勢時に使えないという悩みはあるものの、+2の装備品の強さは「ヴァルショクの鉄球(9ED)」や「生体融合外骨格」の例を見ずとも自明。装備コストの重さは気になるところだが、ある程度ビート出来るデッキならばちゃんとそれに見合った活躍をしてくれるはずだ。また、設置コスト1マナというのがこの環境では注目すべき部分。「シルヴォクの生命杖」「調和者隊の盾」に続く、コモンでは貴重な「粗石の魔道士」でサーチ出来るカードである。感染のお供、白ビートの補強、「血まなこの練習生」起動装置など、様々なニーズがあることだろう。

 

Core Prowler核をうろつくもの (4) U

アーティファクトクリーチャー・ホラー

2/2 感染

〜が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、増殖を行う。

 感染と増殖。切っても切れないけど意外と切れる大切なキーワードをコンパクトにパッケージ。「伝染病の屍賊」に1マナ足したら、自動増殖装置を1個おまけしてもらえた形だ。このパッケージは存外馬鹿にならないもので、戦闘ダメージと増殖を使えばタフネス3までは相打ちに持ち込めるし、そのついでに他所のカウンターを増やしていけるのはかなり使いやすい。「屍百足」と同じ感覚で使うと除去されたときにちょっとショボンとしてしまう場合もあるが、こういう小手先芸をいかに上手く使いこなすかが、増殖デッキの勝利の第一歩である。是非「死体の野犬」でぐるぐる回してやりたいカードだ。

 

Darksteel Plate ダークスティールの板金鎧 (3) R

アーティファクト・装備品

〜は破壊されない。

装備しているクリーチャーは破壊されない。

装備・(2)

 カルドラの盾(DKS)」が設置・装備コストともに軽量化に成功した。もちろんカルドラトークンを爆誕させたりは出来ないが、どう考えてもこっちの方が強い。一度張ってしまえば感染のようなマイナス修正やバウンス以外に処理方法がなくなるし、除去という除去が無駄カードになる可能性があるため、リミテッドならばやはり強い。これまで「ダークスティールの歩哨」に泣かされてきたビートがどれくらいあるかを思えば、それが最強のクリーチャーに付与されるのは鬼畜である。一応感染があるからこそ作られたカードなのだろうが、対策があるからって何をしてもいいわけじゃないよな。でもま、地味。

 

Decimator Web 大量破壊の網 (4)

アーティファクト

(4)(T):対象の対戦相手1人は2点のライフを失い、毒カウンターを1つ得て、その後自分のライブラリを上から6枚墓地に置く。

 リミテッドではしばしば発生する「ライフ30点」状態。感染に寄せきれずに普通のダメージでもビートを始めちゃうと、最初の感染ダメージが全く無駄になり、あたかも相手のライフが最初から30点あったかのように見える現象だ。自分のデッキでこれが起きると、デッキメイクが失敗したことが露呈するので無闇に恥ずかしい。だが、このカードが来ればもう安心だ。何しろ、現在環境で起こりそうな勝ち方を全て同時に進行させてくれる。2点のライフと1点の毒、そして6枚のライブラリ。全て初期設定の1/10の値をご丁寧にゆっくりと削ってくれるのだ(ライブラリだけはドロー分だけ早く尽きるが)。いや、そんな手広さはいらないからどこか一点に絞れよ。せめてライフルーズ3点でもいいからさ。なにその真綿で首を絞めたいがために真綿を探すみたいな迂遠さは。……アホやなぁ。でもま、リミテッドなら毎ターン2点とか毎ターン毒1個も強力だし、40枚デッキから6枚削るのはかなりの鬼効率。リミテッドでは英雄扱いになる可能性もあるカードだ。構築だと……6枚削れば相手のジェイスの効果がちょっと下がるかも……ね。

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・「Ajani Goldmane/黄金のたてがみのアジャニ(M10)」 M

 流石に多色アジャニは入れない模様。

 

・「Armored Ascension/鎧をまとった上昇(M10)」 U

 M10では「基本土地参照サイクル」の一環として収録されていたが、今回は青にだけ基本土地を参照するカードが無い。なんでだろ?

 

・「Baneslayer Angel/悪斬の天使(M10)」 M

 ……新規で印刷されたら、少し値段も下がるかなぁ。強いデッキにお金がかかるのは仕方ないです。既存のプレイヤーなら、大体数を揃えてるだろうから再録の方が助かるんだろうけど……

 

・「Blinding Mage/目潰しの魔道士(M10)」 C

 タッパー今昔。こいつは今。

 

・「Celestial Purge/天界の粛清(M10)」 U

 色対策の雄、続投決定。でも血魔女だけは勘弁な!

 

・「Condemn/糾弾(10ED)」 U

 ディフェンスに定評がある良スペル。「流刑への道」が落ちてからが本当の勝負。

 

・「Day of Judgement/審判の日(ZEN)」 R

 ですよねー。

 

・「Elite Vanguard/先兵の精鋭(M10)」 U

 M10を華々しく彩った、アンコモン版の「サバンナ・ライオン(9ED)」。結局、話題になったのは発表直後だけだったけどな。

 

・「Excommunicate/破門(M10)」 C

 リミテッドだと白の屋台骨とすら言われる疑似バウンス。強い。

 

・「Goldenglow Moth/黄金光の蛾(SHM)」 C

 シャドウムーア生まれのダル昆虫が何故かここで再録。当時は「薬剤師の信徒(SHM)」や「光り輝く導師(SHM)」と結託してダルダルさせてたなぁ。フレーバーテキストはドミナリア風になっているので、多分ドミナリアにも生息してるんだろうな。

 

Holy Strength(M10)/聖なる力」 C

 刺身を買うとついてくるバランみたいなもの。

 

・「Honor of the Pure/清浄の名誉(M10)」 R

 今日もどこかで誰かが白単ビート。

 

・「Infantry Veteran/歴戦の歩兵(9ED)」 C

 幽霊の管理人(10ED)」じゃ駄目だったんだろうか。

 

・「Pacifism/平和な心(M10)」 C

 今年も、健在ナベ。

 

・「Palace Guard/宮殿の護衛(M10)」 C

 地味でスミマセン。これでも一応M10の新規カードなんです。

 

・「Safe Passage/安全な道(M10)」 C

 抜群の守備力を誇る軽減スペルの雄。まだまだターボフォグは戦える! 「吠え猛る鉱山(M10)」は落ちたけどね!

 

・「Serra Angel/セラの天使(M10)」 U

 アンコモンっぷりも板についてきましたね。

 

・「Siege Mastodon/包囲マストドン(M10)」 C

 地味で()

 

・「Silence/静寂(M10)」 R

 そこそこ話題になったけど、結局あんまり活躍してないなぁ。

 

・「Silvercoat Lion/銀毛のライオン(M10)」 C

 「栄光の探求者」との不毛な殴り合いに期待。

 

・「Solemn Offering/真面目な捧げ物(M10)」 C

 結局白も平気でアーティファクト壊すんだよなぁ。

 

・「Stormfront Pegasus/嵐前線のペガサス(M10)」 C

 普通とはいえ優秀なフライヤー。白のリミテッドの基盤となる。

 

・「White Knight/白騎士(M10)」 U

 黒好きとしては複雑な心境です。「ヴェクの聖騎士(10ED)」でないだけマシか。

 

・「Wild Griffin/野生のグリフィン(10ED)」 C

 何故かM10を避けて、10版からの再録。「グリフィンの歩哨(M10)」とは何だったのか。

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・「Alluring Siren/魅惑するセイレーン(M10)」 U

 せっかくセイレーンなんて珍しい種族が出てきたのに、全く見かけないな。

 

・「Azure Drake/蒼穹のドレイク(9ED)」 C

 コモンになってた! さようなら「噛み付きドレイク」。

 

・「Cancel/取り消し(M10)」 C

 コモンに良カウンター2枚という環境。

 

・「Clone/クローン(M10)」 R

 粘りに粘ってはや6年目。

 

・「Cloud Elemental/雲の精霊(10ED)」 C

 角海亀(M10)」が退場したので、地上防御がちょっと不安に。

 

・「Flashfreeze/瞬間凍結(M10)」 U

 サイドボードを考えるのが楽でいいです。

 

・「Foresee/予感(FUT)」 C

 占術が基本セット入りしたことを記念しての再録。今思えば純粋なコントロール力はかなり高いな。ただ、「ジェイス」と同じ4マナというのが……

 

・「Ice Cage/氷の檻(M10)」 C

 続投決定。登場時はこんなに頼りになる奴だとは思ってませんでした。

 

・「Jace Beleren/ジェイス・ベレレン(M10)」 M

 愛称は「安い方」。

 

・「Mana Leak/マナ漏出(9ED)」 C

 3年の時を経て復帰した2マナカウンターの雄。代わりに「本質の散乱(M10)」が1年で退場であるが、また時代は青に流れてきているのか。このままあと4年粘れば「対抗呪文」まで戻れるかも知れないぞ!

 

・「Merfolk Sovereign/マーフォークの君主(M10)」 R

 プリーズカムバック「アトランティスの王(TSB)」。

 

・「Mind Control/精神の制御(M10)」 U

 現在も大人気のベーシックな誘拐オーラ。今後の環境でも「マラキールの血魔女」や「悪斬の天使」を容赦なく使役してくれ。

 

・「Negate/否認(M10)」 C

 ある意味安心、ある意味やきもき。プレインズウォーカーなにするものぞ。

 

・「Sleep/睡眠(M10)」 U

 M10で開発された、「結構使えそうに見えるのに結局使われない時間稼ぎスペル」。環境次第って気もする。

 

・「Tome Scour/秘本掃き(M10)」 C

 リミテッドだとこれを5枚以上集めるとなんとかなるという話もある。ただ、今回は「ジェイスの消去」というよく分からないライバルがコモンにいる。ひょっとしてリミテッドの基本戦術はライブラリアウト?

 

・「Traumatize/心の傷跡(M10)」 R

 特に出番もないけど、ロマンだけで生き残ってるよね。

 

・「Unsummon/送還(M10)」 C

 毎度毎度お仕事ご苦労様です。ところで相棒の「ブーメラン(10ED)」はどこだい?

 

・「Wall of Frost/霜の壁(M10)」 U

 抜群の高さと拘束力。もっと使われそうなカードなんだけどね。今はまだ「否定の壁」の時代か。

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・「Assassinate/暗殺(M10)」 C

 黒除去は結局あまり変化無しですな。

 

・「Black Knight/黒騎士(M10)」 U

 今日も手札の「忘却の輪」と「流刑への道」を投げ捨てる仕事が始まる。

 

・「Bloodthorne Vampire/血の座の吸血鬼(ROE)」 C

 直近再録。「吸血鬼の貴族(M10)」が引退ってことですね。

 

・「Bog Raiders/沼の略奪隊(USG)」 C

 皆勤賞を逃した「沼の悪霊(M10)」に替わって再録された沼渡り枠。まぁ、どっちでもいいですけどね。

 

・「Child of Night/夜の子(M10)」 C

 個人的にはかなり好きなカード。2マナパワー2の絆魂ってすごくない? いや、「メドウグレインの騎士(LRW)」とかと比べないでよ。

 

・「Corrupt/堕落(SHM)」 U

 イラストはシャドウムーア版。こいつがいるってことは「魂の消耗(M10)」は退場かな? 交代交代やな。

 

・「Deathmark/死の印(M10)」 U

 対抗色ヘイトは黒も続投。白・青・黒は鉄板だな。

 

・「Diabolic Tutor/魔性の教示者(M10)」 U

 これのおかげで、コンボスキーは常に黒が使いたくなる。

 

・「Disentomb/墓暴き(M10)」 C

 今気付いたが、「ディスエン」って略すとなんかエンチャントが割れそうな気がする。

 

・「Doom Blade/破滅の刃(M10)」 C

 M10で登場した新たな世界標準が続投。「終止」なんかが登場しても色あせない安定感には今後とも期待。

 

・「Duress/脅迫(M10)」 C

 人はそれを1マナの死神と呼ぶ。

 

・「Gravedigger/グレイブディガー(M10)」 C

 皆勤賞かと思ってたけど、5版にはいなかったんだな。

 

・「Haunting Echoes/消えないこだま(M10)」 R

 折角帰ってきたのに全然使われてない可哀想なカード。骨子は強いんだから一発ありそうなんだけどねぇ。

 

・「Howling Banshee/吠えたけるバンシー(M10)」 U

 リミテッドだと強い枠。黒にしちゃかなり優秀なカードなんだけどな。

 

・「Leyline of the Void/虚空の力線(GPT)」 R

 サイクルの中で1枚だけ再録なのは、これだけが強かったことの証である。だから手抜きとか言っちゃいけないぞ。

 

・「Liliana Vess/リリアナ・ヴェス(M10)」 M

 早く2バージョン目が見たいプレインズウォーカー第1位。

 

・「Mind Rot/精神腐敗(M10)」 C

 「ノーダメージブライトニング」とかいうな!

 

・「Nantuko Shade/ナントゥーコの影(TOR)」 R

 あのナンコツが帰ってきた! 盟友の「ラクァタスのチャンピオン(TOR)」や「陰謀団の貴重品室(TOR)」こそいないが、その質実剛健なボディで黒単再建を狙え!

 

・「Relentless Rats/執拗なネズミ(M10)」 U

 斬新なルールブレイカーカードなので、何故か収録され続けているが、使われてるのは見たことないな。

 

・「Rise from the Grave/墓場からの復活(M10)」 U

 リアニスペルも続投。ただこれ、重いんだよ。もう1マナ払えば「司令官の頌歌」が使えるわけでなぁ。

 

・「Royal Assassin/凄腕の暗殺者(M10)」 R

 「暗殺」ともどもすっかり定着した感。

 

・「Sign in Blood/血の署名(M10)」 C

 これがあるだけで黒は10年戦える気がする。

 

・「Unholy Strength/邪悪なる力(M10)」 C

 アニメ化されたコミックスを一気買いしたときについてくる、大量の同じ帯みたいなもの。

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・「Act of Treason/反逆の行動(M10)」 U

 すっかり赤の代名詞になりましたな。個人的には「脅しつけ(10ED)」っていう名前の方が好きだったんだけどね。

 

・「Berserkers of Blood Ridge/血の峠の狂戦士(M10)」 C

 仰々しい名前だが、その実「フォモーリの遊牧の民(FUT)」の下位互換なので大したカードではない。

 

・「Canyon Minotaur/峡谷のミノタウルス(M10)」 C

 これで「ラガークトカゲ」の再録だったら面白かったのにな。

 

・「Chandra Nallar/チャンドラ・ナラー(M10)」 M

 コミックスもよろしくね!

 

・「Demolish/破砕(ZEN)」 C

 良かった。一応土地は4マナで壊せるぞ……って、お前現役やないかい!

 

・「Fiery Hellhound/焦熱のヘルハウンド(M10)」 C

 こいつがいるなら「炎のブレス(M10)」はいらないだろ、と思っていたら、マジで今回スタンダード落ちした。めでたしめでたし。

 

・「Fireball/火の玉(M10)」 U

 M10で帰ってきた時にはそれなりに嬉しかったのだが、今では色んな上位機種が出てきちゃったおかげであんまりありがたみが無いね。「彗星の嵐」はしばらく現役だしなぁ。

 

・「Fling/投げ飛ばし(STH)」 C

 マジで? ストロングホールドからの再録だとすると、実に10年以上ぶりの復帰である。さぁ、特大の「血の座の吸血鬼」や「オムナス」をどうぞ。

 

・「Goblin Balloon Brigade/ゴブリン気球部隊(9ED)」 C

 赤が頑張って空を飛ぶとこうなるという参考例。ちなみにマジックの世界で気球にのって飛ぶのはゴブリンとキスキンくらいのもの。

 

・「Goblin Chieftain/ゴブリンの酋長(M10)」 R

 ゴブリンロードは続投決定。この1年はあんまり出番がなかったけど、今後はどうだろう。どうでもいい話だが、このブログの開設直後半年くらいは、何故かこの「ゴブリンの酋長」が検索ワード断トツ1位だった。謎である。

 

・「Goblin Piker/ゴブリンの長槍使い(M10)」 C

 安心のゴブリンクオリティ。

 

・「Goblin Tunneler/ゴブリンのトンネル掘り(ROE)」 C

 だから、どうせ同じくらいの時期に落ちるセットなんだから被せてもしかたないだろうというのに。しかも、地味。

 

・「Lava Axe/溶岩の斧(M10)」 C

 そらよっ! とね。「稲妻の斧(TSP)」が再録とかならまだ盛り上がれるものを。

 

・「Lightning Bolt/稲妻(M10)」 C

 一安心。まぁ、今更「ショック」が戻ってきても非難囂々だしな。

 

・「Magma Phoenix/マグマのフェニックス(M10)」 R

 いっぺんこいつでカウンターフェニックスを組もうかと思ったけど、なんか駄目だった。再チャレンジしたいねぇ。

 

・「Prodigal Pyromancer/放蕩紅蓮術士」 U

 たとえ「狡猾な火花魔道士」がどれほど活躍しようと、彼の勇姿は色あせないよ。

 

・「Pyroclasm/紅蓮地獄(M10)」 U

 息の長い軽量リセット。「火山の流弾」が落ちてからが本番。

 

・「Shiv’s Embrace/シヴの抱擁(USG)」 U

 ウルザズサーガに収録されていた「抱擁」サイクルの赤が再録。これまで白の「セラの抱擁(10ED)」のみが基本セット収録されていたわけだが、今回はこれ1枚だ。

 

・「Vulshok Berserker/ヴァルショクの狂戦士(MRD)」 C

 ミラディンからの初収録カード。「ミラディンの傷跡」に入る前の顔見せだろうか。

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・「Acidic Slime/酸のスライム(M10)」 U

 いぶし銀の名脇役。安定感は抜群。

 

・「Awakener Druid/覚醒のドルイド(M10)」 U

 実質3マナで4/5が手に入るため、リミテッドでは人気の1枚。緑の性格を表す、なかなか良いバランスのカードです。

 

・「Bird of Paradise/極楽鳥(M10)

 流石の貫禄。次の大型セットに移れば「貴族の教主」の出番も終わるので、ボス・ナヤタイプのデッキが続けば、彼の天下は安泰だ。

 

・「Cudgel Troll/棍棒のトロール(M10)」 U

 リミテッド最強アンコモン。M10が実現したインフレの象徴みたいなカード。

 

・「Duskdale Wurm/夕暮れ谷のワーム(EVE)」 U

 ペラッカさんから2つの能力をむしり取ったら残ったカード。

 

・「Elvish Archidruid/エルフの大ドルイド(M10)」 R

 マナ出る、すると勝つ。

 

・「Fog/濃霧(M10)」 C

 一時は「聖なる日(10ED)」で白に移動してたのに、気付いたらまた緑に戻ってきてるね。

 

・「Giant Growth/巨大化(M10)」 C

 イラストは継続して熊でした。ネズミプリーズ。

 

・「Giant Spider/大蜘蛛(M10)」 C

 皆勤賞継続中。

 

・「Garruk Wildspeaker/野生語りのガラク」 M

 金澤尚子版5人組はガラクが一番可愛い。サルカンも可愛い。

 

・「Llanowar Elves/ラノワールのエルフ(M10)」 C

 何回書いても「ラノワール」のつづりはしっくり来ない。

 

・「Naturalize/帰化(M10)」 C

 1年で3回再録されるコモンって……

 

・「Nature’s Spiral/自然のらせん(M10)」 U

 青の「思い起こし」とはうまく棲み分けた印象。

 

・「Prized Unicorn/尊き一角獣(M10)」 U

 リミテッドだとどれくらいの手番で引いていいのか迷うんだよなぁ。

 

・「Protean Hydra/変幻のハイドラ(M10)」 R

 神話レアから降格命令。まぁ、神話って強さじゃないわな。

 

・「Runeclaw Bear/ルーン爪の熊(M10)」 C

 俺たちの知っている熊はこれじゃない。

 

・「Spined Wurm/針刺ワーム(10ED)」 C

 今期もワームは2体体勢で行きますよ。

 

・「Yavimaya Wurm/ヤヴィマヤのワーム(ULG)」 C

 5マナ、6マナ、7マナ、ワーム三兄弟の次男。

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<その他>

・「Angel’s Feather/天使の羽根(M10)」などラッキーチャーム5種。 U

 そろそろ引退してみてはどうかと小一時間。

 

・「Jinxed Idol/凶運の彫像(TMP)」 R

 愉快ななすりつけあいアーティファクトが突如復活。初心者はまずこういうへんてこカードでデッキを組んでみたくなるんだよね。

 

・「Juggernaut/巨大戦車(10ED)」 U

 1年休んで再録されたアーティファクト界の力持ち。壁にブロックされない能力が現環境にフィット……したら面白いのに。

 

・「Ornithopter/羽ばたき飛行機械(M10)」 U

 ウルザ・ミシュラ兄弟の功労は色あせることなく。

 

・「Platinum Angel/白金の天使(M10)」 M

 レアリティは変わってなかった。神話レアが過去の普通レアっていう基本セットの現状を何とかしてほしいとは思うが。

 

・「Triskelion/トリスケリオン(MRD)」 R

 初代分離砲台クリーチャー。まぁ、それなりに。

 

・「Whispersilk Cloak/囁き絹の外套(M10)」 U

 地味に3期連続再録。だんだん基本セットっぽく見えてきた。

 

・「Glacial Fortress/氷河の城砦(M10)」などのM10土地5種 R

 余計な土地に追加の資金投入をせずにすむので、多くのプレイヤーは一安心。ただ、俺はあんまり持ってない。

 

・「Terramorphic Expanse/広漠なる変幻地(M10)」 C

 安定性能のフェッチ。このくらいの強さがホッとするわ。

 

 

Brittle Effigy 脆い彫像 (1) R

アーティファクト

(4)(T)、〜を追放する:対象のクリーチャー1体を追放する。

 無色5マナでどんなクリーチャーでも追放できるようになる汎用型除去装置。無色なので当然コストパフォーマンスは良くないのだが、アンタッチャブルクリーチャーと「大祖始」を除けばほとんどのクリーチャーを対象に出来るので、致命的に相性の悪いクリーチャーが怖い場合などは、案外重宝するかもしれない。例えば白単が「マラキールの血魔女」にあたってしまったり、赤単が「コーの火歩き」に難渋するシーンなんかはよくあるわけで、ただ手をこまねいているくらいなら、こうやって事前の備えをしておくのは悪くない。また、リムーブ出来る除去というのは白以外には少ないため、様々な色で「恐血鬼」のようなクリーチャーを対策出来るのもありがたい。地味ではあるが、意外とサイドボードを考えているときには候補にあがるカードだ。

 

Crystal Ball 水晶球 (3) U

アーティファクト

(1)(T):占術(2)を行う。

 シンプルなネーミングで、その効果が非常に分かりやすい良いデザインのカード。3マナで設置して1マナで占術。手札が増えるわけではないので直接的なアドバンテージにはならないが、占術2は充分強力な効果なので、使い続けるうちにジワジワと差が出てくるはずだ。ボトムに送れる分、あの「師範の占い独楽(CHK)」すら凌駕する可能性がある。コンボデッキなどの特定のカードに極度に依存するデッキの場合、選択肢として一考することは出来るだろう。ジェイスとフェッチで充分とかいうブルジョアは、基本セットとか買わなきゃいいじゃない。

 

Elixir of Immortality 不死の霊薬 (1) U

アーティファクト

(2)(T):5点のライフを得る。〜とあなたの墓地をライブラリに加えて切り直す。

 3マナで5ライフを得る割とどうでもいいサポートに、一部のデッキに突き刺さるライブラリ修復機能をセット販売したアーティファクト。修復を専門にしていた「フェルドンの杖(TSB)」と比べると重たくなった感は否めないが、こいつ自身もライブラリに帰るので何度でも使用できる点と、特にライブラリ破壊が相手でなくとも一応使えるという点がプラス要素である。まぁ、何の事前予測もない状態でライブラリ破壊をメインから対策することなんてないだろうし、ライブラリ破壊が相手なら5点のライフなんて全く必要無いので、どうにも中途半端なのは間違いないのだが、この手の対策カードが環境に1枚でも用意されているというのは、セットデザインとしては至極まっとうである。

 

Gargoyle Sentry ガーゴイルの歩哨 (3) U

アーティファクトクリーチャー・ガーゴイル

3/3 防衛

(3):〜は、ターン終了時まで防衛を失い、飛行を得る。

 いかにもアーティファクトクリーチャーらしい、毒にも薬にもならない仕上がりの基本カード。1マナ重たいとはいえ素の状態で「オーガの歩哨」なので防御役としては充分だし、チャンスが生まれればアタッカーにもなる。しばらく基本セットに在籍してた「翼膜のゴーレム(7ED)」から考えたら信じられないスペックである。リミテッドではどんな色でも引ける手軽な防衛線として、サイズに不安のある青や飛行が苦手な緑あたりから人気が出そうだ。

 

Sorcerer’s Strongbox 魔術師の金庫 (4)

アーティファクト

(2)(T):コイン投げをする。あなたが勝った場合、〜を生け贄に捧げ、カードを3枚引く。

 「コインフリップに良カード無し」がマジックの基本。この言葉の真意は「不確定要素を持つカードはどれだけ魅力的に見えてもやっぱり戦術に組み入れられない」ということで、例えば「時の縫い合わせ(GPT)」や「スレイマンの壺(6ED)」といったカードはコストあたりの見返りは1/2の確率と見てもそれなりなのだが、やはり使いたいという人は現れなかった。そして、このカードの場合、コインフリップを含まずに考えても、合計6マナで3ドローではそこまで高効率とは言えないのである。多少面倒でも付加価値のある「夢石の面晶体」でも使った方がなんぼか安心だろう。

 

Steel overseer 鋼の監視者 (2) R

アーティファクトクリーチャー・構築物

1/1

(T):あなたのコントロールする各アーティファクト・クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。

 突如基本セットに降臨した、アーティファクトのロード的クリーチャーである。普通のロードは3マナくらいで登場して+1/+1を与えるものだが、こいつは器が違う。何せ+1/+1カウンターの形で毎ターン増強出来る。こいつが死んでも仕事をしたあとなら何の問題もないし、放っておくと「羽ばたき飛行機械」ですら人を殺せるレベルになる。アーティファクトクリーチャーと+1/+1カウンターの組み合わせというと、どうしても過去に禁止カードを連発した魔の環境を思い出してしまうので、心穏やかではいられません。さぁ、みんな「エーテリウムの彫刻家(ALA)」と「エーテリウムの達人(ALA)」の用意はいいかい?

 

Stone Golem 石のゴーレム (5) U

アーティファクトクリーチャー・ゴーレム

4/4

 ビバ、バニラ。アーティファクトでこのステータスが普通に実現できている時点で、インフレの影響は実感出来ますね。もともと無かったけど、「ゾンビの大巨人(M10)」の存在意義は完全否定されているわけだ。

 

Sword of Vengeance 執念の剣 (3)

アーティファクト・装備品

装備しているクリーチャーは、+2/+0の修正を受けるとともに、先制攻撃と警戒とトランプルと速攻を持つ。

装備・(3)

 突如レアに舞い降りた、来歴不明のへんてこ装備品。効果だけを見るならば、明らかに「そこそこアクローマの領域」といった風情。彼女が持っていた能力は全部で7つだが、そのうち4つをもらい、さらにパワーも上がるってんだから、これで3マナは格安とすら言えるだろう(まぁ、一番欲しい飛行やプロテクションがもらえない時点でちょっと残念だけど)。アクローマとはどんな関係があるんだろうと思って調べてみたら、どうやらフォルム的には彼女の持ち物と考えて間違いなさそうだ(検証画像)。ということは、彼女の能力の大半はこの剣によるもの、ということである。つまり、なんとか剣さえ奪えれば、奴も単なる「(2)(W)(W)(W)で4/6 飛行 プロテクション()(黒)の天使」に。……まだ強いな。そういえば、アクローマってイクシドール先生の妄想の産物だったはずなのだが、この剣はどこの誰が保管してたんだろう。ま、フレーバーを見る限りじゃ本物かどうかも怪しいんだけどさ。……カードの強さに全然触れてないな。まぁ、いいじゃない。強いよ。

 

Temple Bell 寺院の鐘 (3) R

アーティファクト

(T):各プレイヤーは、カードを1枚引く。

 長年基本セットで戦闘嫌いのデッキビルダー達を支え続けてくれたカードに「吠え猛る鉱山(M10)」がある。ターボフォグやオウリングマインなどの名作デッキを数多く生み出した、マジック界の立役者ともいえるカードだ。そんなベテランが、いよいよ世代交代を果たそうとしている。新たに登場したこのカードは、「鉱山」よりも1マナ重たい代わりに、起動型能力なのでやろうと思えば1ターンに複数回の起動も可能になった。そして何より、プレイしたターンから使えるようになったのはありがたい。「鉱山」はアップキープに起動するため、どうしても引き始めるのは相手からになってしまい、引き増した分で破壊されると純粋にアドバンテージロスに繋がったものだが、このカードならば、常に自分と相手は引くのが同時。損をする心配はない。まぁ、この手のカードを必要とするデッキでは2マナと3マナの差は致命的な場合もあるが、そこは素直に諦めて、このカードと一緒に、また新たなライブラリ破壊を目指そうではないか。

 

Warlord’s Axe 大将軍の斧 (3) U

アーティファクト・装備品

装備されたクリーチャーは、+3/+1の修正を受ける。

装備・(4)

 「ヴァルショクの戦具(MRD)」のタフネス修正を2つ下げ、さらに装備コストを1あげたパチモン。品質からして中国で発売日前に作られた感じだ。なんでこんな劣化が起こっているかというと、装備品は基本セットドラフトでは強すぎるから。公式ページでも語られていたが、確かに「蒼穹のドレイク」に「ヴァルショクの戦具」がついたら、それだけでゲームが終わって面白くないのだ。まぁ、だからって劣化品を使う理由もないのだが……現環境だと、単純にステータスアップを図るだけの装備品だと「ビヒモスの戦槌」に勝るものはないからなぁ。

 

Mystifying Maze 惑いの迷路 R

土地

(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。

(4)(T):対象の、対戦相手のコントロールする攻撃クリーチャー1体を追放する。次のエンドステップの開始時に、そのクリーチャーをタップ状態で戦場に戻す。

 「迷路/Maze」は、攻撃クリーチャーを無効化する土地に与えられる名前。過去の傑物には相手のアタックを無かったことに出来る「Maze of Ith(DRK)」があったし、マナを出せる代わりにシャドークリーチャー限定で迷わせる「シャドーの迷路(TMP)」も、シャドーに手も足も出ない色には必須のカードであった。で、今回の迷路は、イス様と同じようにどんなクリーチャーでも迷い込ませることが可能で、しかも「無かったことに」のレベルもあがり、へろへろになって脱出できたクリーチャーは、疲労のためにタップしてしまう。無駄にコストはかかってしまうが、効果のほどを考えれば致し方ないだろう。おまけでオーラがついていれば引っぺがせたり、Lvカウンターなどの余計なお土産も全部次元の彼方に置き忘れ。トークンならそもそも迷路から脱出すら出来ない。色々と使いがいのあるカードである。ただ、調子に乗って「若き群れのドラゴン」とか「ゼンディカーの報復者」なんかを迷い込ませちゃうと喜ばれるので注意が必要。うっかり迷路に迷い込んだあげく忠誠を減らして帰ってくるギデオン様とか、ちょっぴりお茶目。

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