忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1240] [1241] [1242] [1243] [1244] [1245] [1246] [1247] [1248] [1249]

 相変わらずの1人と1匹の関係にもきもきさせられる第2話。登場人物も増え始め、「商取引作品」としての軸も少しずつ回り始めている。

 1期の時からそうなのだが、基本的にこの作品の商取引関係の話というのは、そこまで面白い物でもない。いや、小説で丁寧に読めば面白い部分もあるのだが、やはり絶対的にアニメ向きな題材ではない。それなのにこのアニメが良作に見えるのは、ひたすらにその空気感の構築のうまさに依ると言えるだろう。

 今回も相変わらずのホロとロレンスの関係性に終始にやけっぱなしにさせられる。ホロを気遣って年代記作家のところへ1人で出向こうとするロレンスと、その気遣いを悟ってさりげなく挑発と我が儘を交えながらも従ってみせるホロ。若いツバメにホロを持って行かれる危険性をわずかながらも抱えつつ、そんなことはないと高をくくり、それなのにどこか気がかりなロレンス。「商取引もの」というよりもどちらかというと「いちゃいちゃしてる2人の微妙な関係交渉もの」としてのおもしろさが際だっており、おだてて、なだめて、すかして、誘って、からかって、妬んで、感情の上下でとことんロレンスを揺さぶってくるホロが可愛くて仕方がない。本質的には神なので絶対的に上にいるはずなのだが、時折みせる本音の愛らしさは、ツンデレとは全く別の奇妙な感情の二面性。敢えてカテゴライズするなら「神デレ」? よく分からん。使いっ走りの小僧が部屋に来たときにとっさにシーツにくるまっていらんシーンを演出してみせる悪戯心など、腹を立てていいやら可愛がっていいやら。今週も尻尾は元気だったし、まだまだホロにはもてあそばれそうである。

 そして今回は新キャラとしてあけのんボイスの魔女が登場。このあたりの「空想」と「現実」の境目の描き方も実に見事なもので、視聴者からすれば「賢狼ホロ」がいる時点でどんなファンタジーでも許容できる「何でもあり」の世界のはずなのだが、地に足の付いた背景描写のおかげで、年代史に残る「月を喰らう熊」や「錬金術」「魔女」といった様々な存在が、「現実」と「空想」の境を隔てて絶妙なバランスで配される。このあたりのさじ加減は、安易なファンタジーや「ハイスクルールパンク(笑)」なんかではまねできないセールスポイントであろう。

 あけのんがストレートに女性的な役やってるの久しぶりに聞いた気がする。いい女なのにね。

拍手

PR

 物の見事な女の子投げ。普通の野球物なら一番盛り上がるはずのピッチャーの選定に全く頓着していない第2話。

 野球漫画の常として、やはりナインを集めていく課程というのは無闇にワクワクさせられる。事前情報として公式ページでナインの顔は見知ってしまったが、それでもなんやかんやと理由を付けて集まってくれる個性豊かな面々を見ると、どんな打順でどんなシフトを組んでやろうかと想像するだけで2時間はつぶせそうだ。途中からメンバーの集まり方が適当だった気もするが、シリーズ全体の長さを考えるなら、すぱっと2話で集まってくれたのは有難い。

 ただ、こうして集まったメンバーは総じて女の子投げの婦女子ばかり。ここからどのような特訓が待ち構えているんだろうか。物になりそうなのは隆顕さま(違う)とタマちゃんくらいなもんか。寄せ集めナインは眼鏡っ娘を除けばルールすら分からない状態で、最終目標を達成するまでにどれくらいかかるやら。眼鏡っ娘は「もう覚えた」と承太郎ばりの台詞を吐いていたが、野球のルールって覚えただけじゃほとんど使えないんだよね。後はどれくらい定石を詰め込むかだけど……この当時の野球のテクニックってどれくらい進んでたのかなぁ。色々気になるけど楽しみなのは間違いない。

 細かい見所としては、まずはどんなに激しい運動をするといわれても和装とセーラーを脱がない女学生。ひょっとして試合ではスカートでワインドアップとかスカートでスライディングとかしてくれるんだろうか。アンナ先生はタイトスカートでワインドアップだったけどなー。他にもずっとほっぺに赤丸付けっぱなしの小梅とか、お嬢キャラに似合わずすぐに飛び跳ねて喜びを表す晶子とか、細かいところがいちいち可愛い。

 そして今回終始苦笑いだったのが、上でもちょっといじったキャストの話。月映姉妹はやたらと地声の低い双子だが、巴の方はどう見ても石馬隆顕さまにしか見えない。武道、勘違い、そして百合。どうして甲斐田裕子はこんな役回りばっかりなんだろう。生粋の宝塚声ってことなんだろうけど。まぁ、甲斐田キャラの中ではかなり自然に女の子な部類ではあるんだけどさ。

 そして最後の1人となったのが、広橋涼演じる「タマちゃん」。黒髪おかっぱで口べたなちびっ子で名前が「環」って、絶対野球よりも剣道の方が向いてる。でっかい偶然です。

 

 

拍手

 サブタイトルがどうしても「邪気眼」に見えてしまう、那須先生イメージの強い第2話。1話ではカナンの大立ち回りのアクションシーンなどで見せてくれた作品だったが、この手の「1話目でとにかく派手に動かした」作品ってのは2話目で筋を追い始めると急にトーンダウンしてしまうケースも少なくない。作品のコンセプトが割と幼稚な物であるために、この作品についてもその危惧は少なからずあった。

 しかし、この予想はいい意味で裏切られた。1話に勝るとも劣らない軽快なアクションシーンと無茶苦茶なキャラクターだらけのお祭り騒ぎなカーチェイスは、引き続き視聴意欲をかき立てる仕上がりになっていた。今回も監督自らがコンテを切っているが、画面にメリハリが付くように奥行きをうまく活用してカメラアングルを意識させるコンテワークはなかなかのもの。「バスカッシュ」のようなCG押しの作品の場合にはあまりに細かく、あまりに煩雑に動くと画面が非常に見にくくなることがあるのだが、背景や大型機械以外を手描きで構成しているこの作品の場合、きちんと見せるべき部分がクローズアップされるのでその流れも鮮やかだ。マシンガンの乱射を鉄パイプ一本でかわし続けるカナンのけれん味あふれる立ち回りなど、いかにもアニメらしい面白い演出だ。

 正直ストーリーの方は相変わらず何が何だかよく分からないまま進んでいるのだが、中華料理屋の脳天気娘やドSでBB弾な社長秘書、マシンガン乱射じじいに限界に迫り続けるタクシーの運ちゃんなど、濃いめのキャラクターがうまいこと味になっている。一番影が薄いのが主人公のカナンなのはご愛敬だ。

 このままの勢いが持続できるなら、厨二というよりも単なるバカ作品として楽しめるかもしれない。

 

拍手

 1話目で興味を引かれた純正萌え作品だったが、2話目では少しくどい部分が目につき始めた印象か。

 主人公のカナは真面目なのだろうが間の抜け方がちょっとおかしすぎるし、レズッ子に痴女などが全力全開で自分のパーソナリティを発揮してくれるので、そっち関係に耐性のない人間には単に気持ち悪いキャラに見えてしまう可能性もある。今回は特に盛ったレズっ子が公衆トイレに相方を連れ込むシーンなんかがあまりにもそのままで、いかにも4コマ風のライトな絵柄とのギャップがすごい。今の4コマ雑誌はこんな作品であふれかえっているのだろうか……個人的には「GA」くらいで充分なんだけどなぁ。

 そして番組後半には満を持しての釘登場。あまりにもくぎゅ過ぎるキャラなので苦笑いしか出てこない。こういうテンプレート通りのキャラクターってオーディションで決めてるんだろうか? 釘だって「ツンデレしかできない」みたいな世間のいわれのない(?)下馬評は知ってるだろうし、もう少し別な役がやりたいと思う気がするのだが。まぁ、安心して聞いてしまう消費者にも問題はあるんだろうけどさ。

拍手

「GA」という名前の由来を尋ねることからスタートした2話。

 今回も、やはりその構成に疑問が残るのが残念な部分。Aパートはトモカネの夢の世界を中心に進んだのだが、原作を知らないアニメ視聴者にしてみれば、まだ本来のキャラ設定も固まっていない時点で番外編のような夢の話をされてもいまいち面白くないのではなかろうか。しかもあーさん達上級生に至っては今回の夢の中が初登場。どんなキャラかも分からない状態であんなことをされても……ねぇ。勿体ない。また、原作でもキサラギの夢の中の話があるので、コンセプトが被るのも残念(今回のアニメでやるかどうかは分からないけど)。あのシュールレアリズムの話はすごく好きで、画的にもアニメ向きの面白い題材だと思うんだけど……

 とまぁ、原作ファンなりの小うるさい不満はあるものの、少しずつ雰囲気にも馴染み始めている。鉛筆のエピソードはキサラギの人となりがよく分かる話なので、早めにやっておくのは正解だろう(入学試験のエピソードでもあるし)。まぁ、どうせ早い時期の話をするなら、キサラギがぶちさんに案内される話も見ておきたかったけどな。あれがないと今回から活躍しているおとり様の意味が分からない気がする。アテレコしてるキョージュが面白かったからオールオーケーだけどさ。

 あとは特徴的だったのは、複数の箇所で音声を多重構造にしてネタを同時進行させてる部分とか、わざわざ1人の台詞をかぶせて擬音(ニヨニヨ、とかヒソヒソとか)もキャストの声で表現してるところ。書き文字の音声化はティッシュに止まったハエを「ぶ」で表してたところにも共通するかな? いまいち意図が見えない演出だが、音(書き文字)がたくさん飛び交うのは原作のごちゃごちゃと賑やかな感じが伝わってきて面白い部分か。

 そしてうれしいのはエンディングテーマ。1話でトモカネの1人歌唱だったので各キャラ分の曲が用意されてるんだろうってのは予想が付いたが、同じ曲で、のせる歌詞を替えてアレンジやテンポをいじることで全く別な印象になるのは非常に面白い。今回も戸松がキャラの雰囲気をそのままに歌い上げてくれたし、次は誰の、どんな歌が出てくるのかが今から楽しみだ。こうしてみると、メインの5人(+あーさんとぶちさんも)全員がそれなりに歌唱力のある面子なんだなぁ。なんか美術のアニメなのに音響面にばっかり評価が偏ってる気がする。

 

拍手

 世間ではいまいちいい評判が聞こえてこない作品だが、「いいとき」のこの作品はすこぶる良い。原作・脚本の発想はなかなか独創的で興味を引かれるものだし、それを構成するだけの自力のあるスタッフも多いのだと思う。主人公視点がばらけるためにいくらか散漫な作りになってはいるが、むしろそこは群像劇として様々な角度から1つの世界を見る楽しさにもつながるだろう。そしてなんと言ってもそのグラフィック面。村田蓮爾のキャラクターデザインは非常に細やかでアニメに再現するのは困難であるが、これを絶妙なバランスでアニメーション用に解題しているし、緑に覆われた東京の姿などの背景美術の勇壮さも見応えがある。オープニングアニメの出来なら、文句なしで今年の上半期トップの仕上がりだと信じている。

 ただ、これが「いいとき」限定というのが悩ましくもある。村田絵の再現は難度が高いらしく、今回のように「これ、DVDで修正なかったらどうかと思う」という画がちらほら出てくる。売りの1つであるアクションシーンも同様で、13話のような気合いの入った作画ならば口笛の1つも吹きたくなるが、今回のようにただ消化するのが目的ではなかなか客は付かない。このあたりのクオリティの差が本当に悔やまれる作品である。これが現在のGONZOの限界だとしたら、もう3年、いや5年早く作ってくれれば、と思わずにいられない。

 とはいえ、動きの少ない香凛がらみのシーンは今回も充分面白い。個人的には國子じゃなくて香凛が主人公でいいんじゃないかってくらい香凛押しなので、得意のフィールドで仲間の裏切りを受けて猛ったり、抗ったり、打ちのめされたりする香凛が見られるだけでも満足。貧乏なクラリスとの金の亡者コンビの掛け合いも微笑ましく、幼女のあどけなさが恐ろしくもあり、悲しくもあり。ばぁちゃんが絡み、涼子が絡み、いよいよ全てのパートが1つに結集しようとしている感がある。今後迎えるであろうクライマックスには、今回のような作画がこないことを祈るばかりだ。

 ところで、武彦の慟哭のシーンの意味が全く分からなかったのだが、誰か説明してください。

拍手

 話の流れも何もあったもんじゃない第2話。今回からオープニングが入るようになったが、これがなんと主演の千和の歌唱。千和の1人歌唱は「ネコミモモード」以来じゃないのか? 当人もしょっちゅう「歌の仕事なんて他人に任せたい」と言っている通りに、歌唱力はお世辞にも高いとは言えないはずだったのだが、今回のオープニングはきちんとキャラを維持しながらそれなりのクオリティになっている。いつも通りのオープニングアニメとも相まって、不思議とポップな感じにまとまっているのが愉快だ。

 そして2話目にしてふんだんにサービスの回(?)。ひたぎがほぼ全裸or下着のままAパートが進行し、それを阿良々木が童貞力爆発で恥ずかしがるという羞恥プレイ。これも、阿良々木の中の人がひたぎの中の人に対して「おまえと風呂に入っても何も感じやしない」と宣言していることを考えながら見るとそれだけで面白い。「いい身体してる」と褒めるのもなんだか微妙。もちろん、作中のひたぎは実に見事な裸体を披露しているわけだが。下着を履くカットとか、これはこれでアウトなんじゃないかと。

 ただ、そんな素敵なシーンのはずが、周りを埋め尽くす新聞記事の文字の羅列が相変わらず異様な雰囲気を醸し出している。今回は、1話の中で描かれるのがひたぎの部屋と祈祷所(と最後の阿良々木の家)だけという、非常にシーンの少ない展開。前回にも増して画面に変化が無く、Aパートで延々続く2人の掛け合いに、何とかメリハリを付けるように「虚飾」であれこれ仕込んでいるのが面白い。やたらとカメラワークに凝ってひたぎに接写したりするのも、阿漕ではあるがつい見入ってしまう演出。会話のテンポ自体がいいこともあるが、このシャフト色100%の奇妙な画面構成が、今回の見所の1つだろう。

 そしてBパートはひたぎの生い立ちが明らかになる祈祷所のシーン。こちらも非常に静的な進行だが、「蟹」の出現で空気が一変し、それまでの鬱憤を晴らすかのようにハードな展開に。ぐるぐると「蟹」の文字が渦を巻く怪異の描写はちょっとくどい気もするが、不可視のあやかしに身体を打ち付けられるひたぎと、それを軽く投げ飛ばす忍野のギャップ。そしてそれまでの軽口が嘘のように粛々と謝罪を述べるひたぎ。このあたりの作劇は、やはり「女優」斎藤千和の真骨頂。普段が普段だけに、どうしたらここまで役に入れるのか、不思議でしょうがない。

 2話も総じて「千和が持って行った」形になるか。実写が盛り込まれたりと流石に「この画面はどないやねん」みたいな部分が少なくないのだが、まだまだ興味の尽きない展開です。

拍手

 ○「狼と香辛料Ⅱ」 6

 昨年放送された同タイトルの続編。1期目は短いながらもラノベとは思えないような設定と丁寧な進行に好感の持てた良作であった。これに続いて「とらドラ!」を見たおかげで「ラノベも捨てたもんではないな」と考えを改めた次第である。

 今回は高橋監督がそのまま続投し、スタッフもほぼ継続しての2期目だが、制作がIMAGINからブレインズ・ベースに変更になっている。どういう成り行きだったのかは分からないが、結果的には安定感が増したと見ていいだろう。

 1話目を見て一番印象的なのは、やはりその牧歌的な風景を微に入り細をうがち描いた背景美術。広大な草原の緑はもちろんのこと、薄暗い宿屋でも木の臭いがこちらまで漂ってきそうな空気感がある。近年は「けいおん!」やら「かなめも」やら、実際の舞台の丁寧なロケハンによって世界を写実的に再現する手法がよく用いられているが、1から全てを作り上げる必要がある状態での、この中世のような独特の世界構築は、一期の時から維持されている大きなセールスポイントといえる。

 また、メインとなるホロとロレンツの関係性というのも、細心の注意を払って描かれている大切なポイント。序盤の馬車の上ではお互いに相手を出し抜いてやろうと画策しながらもそれを楽しんでいる絶妙な信頼関係が演出されるし、後半のホロの故郷を巡る話では、現実を見ながらもホロのことを最大限に気遣うロレンツと、そんなロレンツに心を寄せながらも「神」であるために大きな隔たりを感じてしまうホロの2者の「ふとした亀裂」が実に微妙なさじ加減で伝わってくる。感情を耳やしっぽで伝達してくるホロが非常に愛らしく、猫派の私でも「あぁ、犬が飼いたい」と思ってしまう。しっぽモフモフだなぁ(二日酔い時を除く)。

 今回はまた色々と新キャラが出てきてややこしい商取引ストーリーに入っていくのだろうが、本筋をきちんと分かりやすく追いながら、こうした独自のセールスポイントをきちんと守ってくれればいいなぁ、とは期待している。

 キャストについては、やはり小清水ホロ。一期の銀貨事件で押しかけ女房としての地位が安定したせいか、ホロの口調もどこか大人びて落ち着いたように聞こえる。デビュー当時は高校生だったが……気付けば随分大人になったもんだよなぁ。

拍手

 ○「CANAAN」 5

 那須きのこが脚本、竹内崇のキャラ原という、微妙にアレな臭いのする作品。原作はそれなりにメジャー(?)なゲームとなった「428」とかなんとか。プレイしてないしいまいち興味もないので分からないが、とりあえずパッと見は嫌いじゃないです。まぁ、少女と銃火器っていう組み合わせが好きなだけなんですけどね。真下耕一信者なもので。

 そんなわけで大した予備知識も無しの1話目。本筋だけを追おうとすると、この1話は結構きつい。カナンのキャラクターこそそれなりに浮き出てはいるものの、人間関係がどのような構図になっているのか、何が正義で何が悪なのか、誰と誰が敵対関係にあり、誰と誰がメインキャラクターとなっているのか。散逸的な場面構成とキャラクターの顔の区別がいまいちうまくいってないことが原因で、初回に必要な情報は万全とは言い難い。画面が非常にきらびやかであるために、その煩雑さはより際だっているようだ。

 といっても、制作はあの「true tears」で知名度を上げたPAworks。グラフィックの魅力にはあらがいがたい。今回は上海の祭りの会場が主な舞台となったわけだが、その人いきれの様子、賑々しさに、下町の雑多なイメージなど、非常に緻密な描画は嘆息もの。カナンの大立ち回りの演出も見事なもので、しなやかな殺し屋のアクションと銃撃戦の勢いが実に印象的だ。カナンとマリアの2人の会話も言葉数こそ少ないものの、信頼関係の度合いが細かい仕草などから伺える。動画の質だけを見れば、今期でも指折りのクオリティと言っていいだろう。

 あとは脚本面での勝負。1話では正直顔見せ程度の内容だったので、2話目以降の広げ方次第で評判も分かれそうだ。

 まぁ、私の場合は個人的に中の人補正で見続けるとは思うんだけどね。マリア役の南條愛乃は全くマークしていなかったがなかなか印象的な声質。これをきっかけに覚えることが出来るだろうか。そして田中理恵vs沢城みゆきという、某薔薇乙女対決にも注目。ほんとにまぁ、みゆきちは恐ろしいとしかいいようがないね。今期の沢城キャラをまとめると、狙撃屋カナン、「Phantom」では殺し屋見習いのキャル、「GA」のトモカネに「絶望先生」のマ太郎。なんか飛び道具ばっかりですね。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
25
27 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/25 とみしの]
[04/23 NONAME]
[04/20 seachicken]
[04/14 DRAKE]
[04/14 とみしの]
バーコード