最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
2クール続けて盾をモチーフにした「ドルーシ」っていう名前の全然別なキャラが登場するという謎、第3話。心なしかビジュアルもなんか似てる気もする(ハゲてるだけやろがい)。 というわけで走攻守が揃った(?)勇者パーティー御一行は課題という適当な動機づけで謎の軍団に落とされたウルム城へ赴く。城が奪還できればそれで良しだし、戦闘の過程でヘルクが死亡すればそれはそれで良しというヴァミリオちゃんからすれば両天秤の作戦ではあるのだが、逆に言えばどっちに転んでも片方の目的は果たせないことになり、特にヘルクが無双してしまった場合にはその後マジでどうしたらいいかまでは頭が回っていない様子。でもまぁ、翼の兵士を打倒したなら、その時点でヘルクが魔族側についたと考えてもいいんだろうか……ヴァミリオちゃんのいう通りに謎が謎を呼ぶ展開なので、どこまで予断をもってことにあたっていいのかは難しいところ。そういう意味では臨機応変にいいとこ取りできるかもしれないというのは悪くない作戦だが……。 ヘンテコパーティーの道中は相変わらずギャグ混じりではあるが、流石にこれまでに比べてボケる割合は減少している。ヴァミリオちゃんの必死のツッコミが数少ない癒しに。また、この旅路でもって作中の「魔界」というのがどんな場所なのかも説明されており、魔族と人間の一筋縄ではいかぬ関係性が少しずつ匂わされている。最初に「魔界はどこもかしこも毒が吹き出してて普通は(魔族とて)暮らせはしない。街や集落は必ず毒から守る結界が張られているんだ」なんて言われた時は「魔族の暮らし、不憫すぎるやろ。それは人間を攻めてもしょうがないし、なんなら人間側も受け入れる体制を敷いてやれよ」と思ってしまった。そういや「まおゆう」あたりでもなんか似たような魔族の設定があったような。 しかし、その後さらに説明が追加され、魔族サイドが人間たちのためにある程度魔界を「管理して」いたかのような雰囲気も匂わされている。魔族がこの魔界の瘴気を抑えていたからこそ人間は平和だった的なニュアンスが……え? それはまたどういうことなんだ? 魔族は人類に侵攻をかけていたわけじゃなく、単に棲み分けていただけだってことなんだろうか? だとするとヴァミリオちゃんのテンションがちょっと変な気もする。そして、そんなヴァミリオがついに「ヘルクは本当のことだけ言っているとは思えない」という言質も飛び出した。やはり、ヘルクは単なる脳筋キャラではなさそう。まぁ、これまでの展開で単なるバカだったら逆にすごいけどさ。翼の兵士の実力は本物。そしておそらく、ヘルクがこれと対抗する流れになるのも間違いないだろう。ここで人類側のスタンスがもうちょい明らかになるといいな。 PR 改めてタイトル書いて「そういや迷宮の中って設定だったんだっけ……」ということを思い出した、第4話。もう、その設定いらなかったよね? 毎度毎度「クッソしょうもなwww」という気持ちで気軽に見られるワンアイディアなろうアニメ。でもね、嫌いじゃないですよ。作者はすごく頑張ってるんだろうな、っていうのが感じられるから。作者が自販機マニアなのかどうかは分からないけど(多分違うんだろうけど)、おそらく本作を書くにあたって頑張って「自販機の歴史」とか「日本各地の珍しい自販機」だのを調べて、そこで見つけた珍品をなんとか活躍させようと、必死に小説のプロットを練ったのだろう。「異世界人が見たこともないものを出して問題を解決する」という、超制限がかかったドラえもんみたいな話なわけで、ひみつでもなんでもない道具を駆使して事態を解決するためには、事態の方を相当いじってやらないと成立しない。おかげでこないだのメントスコーラみたいな「これがなろうクオリティ……」というがっかり展開も出てきてしまうが、今回の酸素自販機とかは、一応頑張ってシチュエーションを考えて物語を成立させた例と見ていいんじゃなかろうか。というか、私は4話目にしてついに知らない自販機が出てきたのでそれだけでも楽しかったですけどね。おそらく今作が読者に提供できる楽しさは「クッソしょうもなwww」以外だと「へぇ、そんな変な自販機もあるんだ〜」というトリビア方向なので、そっちで真価が発揮できれば、なろうアニメの中でも独自性を発揮できるはずだ。 そして個人的に思わず「なつかしっ!」って叫んでしまったのがエロ本自販機である。まぁ、こちらは作中での使い方がメントスコーラ寄りだったのでそこは目を瞑るとして……あの自販機、現存してるんだろうか……マジで数十年ぶりに思い出させてもらったが、私はクソ田舎の生まれだったもんで、私の幼少期に、田舎も田舎の萬屋みたいなボロボロの商店の前に、エロ本自販機が1台存在してたんですよ。そして、多分小学校高学年くらいの時でしょうかね、そりゃもう興味があって興味があって……なんとかそこから本が買えないものかと必死に策を巡らせたんです。 しかし、中学にも上がらないような子供に、その自販機は大きなハードルでした。第1に、くそ田舎の野良道とはいえ、一応は公道に面している。家の近所というには遠いが、小学生の足でいける程度の距離ではあったのでそこまで遠方でもない。誰に見られているかも分からぬ状況で(店の中に店員もいただろうし)、速やかに自販機に金を投入し、お宝を手にいれる流れを作れるかどうか。そして第2に、そもそも投入するお金をどこから工面するか……。確かエロ本自販機、1冊1000円は超えてたと思うんだよな。小学生のお小遣いじゃぁ、博打をかけるにリスキーすぎる金額で、下手したら親から用途を詰められる恐れすらある。そんな状況での自販機チャレンジは、本当に大冒険だったんですよ。 「だったんですよ」という書き方から分かる通り、買えました。確か、万全の準備をし、発揮できる最大速度でもって、自販機のボタンを適当に押して、僕少年は18禁の本を18歳未満で手にしたのです。ただ…………あんまり、その、求めてるものじゃなかったような記憶もあるんですよね……そもそも小学生がエロ本に何を求めているかもよく分からんのだが、多分、自販機に入ってるエロ本って、内容も「自販機向け」というか、あんまりその……華々しいものではなかったような……。そして僕少年は、「この、冒険の果てに得られたどす黒く濁ったお宝を、家に持ち帰ってどこに保管したらいいのか」と途方にもくれました。小学生がさ、自宅で何かを隠せる場所なんて、たかがしれてるでしょ。しかもうちの家族、兄弟が多かったもんで……なんかもう、買ってこっそり読んだあとの絶望感の方が記憶に鮮明に残ってるんですよ。その後、あの本をどうしたんだったか……よく覚えてません。もしかしたらその辺に放置して逃げてきたのかもしれん。その後、「エロい漫画雑誌なら18禁マークがついてなくて買えるやつもある」という事実に気づき、僕が2次元に少しずつ傾倒していくのは、中学も2年生を過ぎたあたりの話なのでした。 ……これ、アニメの感想記事ですよ? ラッミスかわいい(感想)。
こんな風俗の待ち合いは嫌だ、第3話。いや、どんな場所だろうと変な仮面が混ざってる場所は嫌だろうけど……今週は主人公が風俗に行くアニメを立て続けに見てるんですがどういうことなんでしょうか。片や本番前に召集され、片や中折れで鬱状態。そりゃま、全年齢向けアニメでそっから先は無理だけどさぁ。 なんて下世話な話もありつつ、ロボットものにはお約束(?)な謎仮面の登場で不覚にも爆笑してしまった。なんやあいつ、いい奴やんけ。毎回1チームずつドリフターを追加する感じでキャラがどんどん増えていく形式になっていくのだが、今のところダレてる感じもなく、きちんと興味を引っ張りながらこのヘンテコロボワールドを展開できている。脚本が面白くなるなら、これだけのクオリティのアニメは自然と評価が上がってくるわね。とりあえず退屈させないってことが一番大事よ。 今回登場した変態仮面(クレジットは「黒仮面」)は、一見すると「おっ、ガンダムでお約束の敵キャラやな」と思わせといて、その実単なるいいやつといういきなりぶっ放すギャップが挨拶がわりのジャブ。まぁ、流石に今後の諸々で敵対関係にはなってきそうだが、連携をとるメイガスとのコンビネーションも立っているし、マシンワークも様になっている。「戦闘シーンになったらただ強い」とかじゃなく、戦闘スタイルも馬鹿っぽさを残しつつ、それを飲み込んだ上でさらに一枚上を行く強さを発揮してくれてるのが良い。お供のシュネーさんがどこまで本気でアホっぽいマスターに忠誠を誓っているかも気になる部分ではあるが……まだメイガスってのがどこまで脳死で命令に従う機械人形なのかがよくわかってないのよね。エリーとアンジェのバディを見てると、もう完全に人間だしなぁ。あと今回何もしなかったトキオんとこのジジイが「まだ若いもんには負けん」みたいなこと言ってたけど、メイガスって歳取るの? その辺の設定はまだまだ掘り下げる余地がありそうだ。 あとは敵対存在がなんぼでも無茶なデザインを出していけるってのも興味を惹かれる部分かな。エイリアン的なやつに無茶苦茶な造形を付与するってのは割といろんなアニメでやっていることではあるんだけど、今作はフルCGでゴリゴリの幾何学模様でも許される戦闘デザインになっているので、大仰なギミックもあまり違和感なく見せることができる。デザインの方向性として一番近いのは「ストパン」シリーズのネウロイかな、という気がしているけど、戦うのが生身の人間じゃなくてちょこまか動くロボなので、戦闘シーンがフルCG処理でも自然になるのよね。1話で出てきた車輪みたいなやつも面白かったが、この調子でどんどんヘンテコデザインが出てきたらいいな。まぁ、「異形の敵性存在」っていうと、エヴァが30年前にやりきっちゃってる感はあるんだけどさ……。
この次元の上田麗奈はタコ! 第15話。あ、ごめんなさい、ほんとそれだけなんですけど……。 この世界も実はとても声の良い世界であることは有名なところですね。毎週毎週ただひたすらに真野あゆみワールドに浸れるというだけでもだいぶご褒美なんですが、ところによりいのすけが挟まってくるし、カフ役の倉持若菜もいい具合。ゲストも割と豪華な印象があります(今回の変な幽霊はちーさまでした)。 そして、番組も2期目に入って多少煮詰まってきた感があり、最大の焦点となる魔女の呪いにもいよいよメスが入る段階になった。ここで登場した重要キャラが、「呪いが解けるタコ」ことアメリアさんだったわけですね。これまたいいキャラでしたね……何せタコだからね、触手がうねってるし、何より半裸ですよ。まぁ、下半身がアレだから半裸もクソもねぇんだが……いやいや、でもその衣装でも下乳見えるのはエロくない? アリスが常時上乳解放みたいなもんだから、2人合わせればトータルで全乳解放なわけです。俺は何を言ってるんだ? 残念ながらというか、予想通りというか、自信満々で呪いを時にやってきたアメリアだったが、残念ながら魔女の呪いは想像以上に強力で、流石に今週でクリアというわけにはいかなかった。しかし小出しにされてきた手がかりがいよいよ収束しつつあるようで、魔女の正体がダレスの血縁者であることが判明。どうにも想像以上に狭い範囲での因縁が絡み合っている様子。アメリアさんは「しゃべりすぎちゃった?」と慌てた様子だったが、もう、全部が全部吐いちゃえばいいいのに。そして今後ともちょいちょい屋敷に訪れて水族館を披露してほしいですね。どこぞのぼっちちゃんみたいなメンダコも可愛かったし。
最近の子は霊障でもシステムメタで乗り越えようとする……第3話。攻略wiki調べたら載ってそうな対策で危険な悪霊を乗り越える幼女、まさに現代っ子だ。 というわけで今週も夜宵ちゃん無双……ではあるのだが、相応に弱さも見せるお話だった。ここまでの2話でとにかく胆力が図太いということ、そしてストッキング地蔵やポン刀ずんばらりなどの芸当を披露していたことからフィジカルもやたらつえぇように思われた夜宵ちゃんだったが、流石に小学生でそこまで無茶な設定になっているわけではないようで、基本的な身体能力はそこまで飛び抜けたものではないらしい(まぁ、それでもあのナリにしちゃぁよく動く方だとは思うが)。今回は単身でオカルトスポットに乗り込み、いつも通りにゴリ押しで打開できるかと思ったところに、相手が想定外の物量をぶつけてきたもんだから一転劣勢へ。物理で詰めきられるとキツいのは魔法系のキャラの避けられぬ課題ではあるのだが……言うほど魔法系かという疑問もあるな。 駆けつけた螢多朗のサポートもあってなんとか危機を乗り越えた夜宵ちゃん。帰りの道すがら、色々と説明不足だった部分を螢多朗にフォローし、改めて「霊を引き寄せるルアー」としての螢多朗、そして寄ってきたところをぶん殴る夜宵ちゃんというフォーメーションを確認、これにて「ダーク」を「ギャザリング」するコンビが一応は成立したと見ていいのだろうか。まぁ、螢多朗の方は未だ振り回されっぱなしな感じはあるけども……そりゃなぁ、いくら霊媒体質でこれまで散々悩まされてきたとはいえ、そんな訳のわからんものに強引なルールブレイクで対抗できるやつがいるなんてすぐには飲み込めない状況だろうよ。 夜宵ちゃんが説明した「霊対策」システムが本当に成立しているのかどうかはまだよく分からない。ここまでの経緯を見るだけでもなんか危うそうにも見えるのだが、ちょっと考えただけでは一応穴はなさそうにも見える。というか、依り代の作り方がかなりお手軽で、「体組織の一部を入れておけばいい」という制限がかなりお手軽なのが霊側からしたらチート級にズルいということなのかもしれない。やろうと思えば片っ端から依り代を量産して霊に対して無敵になることも不可能ではないのでは……あぁ、でも今回の夜宵ちゃんみたいに物理で拘束されると厳しい可能性もあるのか。その辺の霊とのせめぎ合いは一筋縄ではいかないようだ。まぁ、あの夜宵ちゃんルームが機能している間はしばらく死にはしないだろうけど(プロジェクト発足時に序盤の数体の霊をどうやって集めてきたのかが気になるな)。 そして、そんなシステムを構築した夜宵ちゃんと一緒に暮らす詠子が、実は螢多朗と同じ呪いを共有しているという新たな事実も判明。あの手袋はやっぱりそういう意味だったのか。でも、螢多朗は右手だけだけど詠子は両手に手袋してるんだよな……もしかして、実は詠子の方が被害がでかかったとかいう話もある? なんにせよ、これでようやく基本設定は出揃った感じもあるし、次回からのゴーストバスターズがどれくらい盛り上がるかでゴールのハードルも変わってきそう。
シャディク・ゼネリ、日5で2度目の改心、第3話。後半、どことなく髪型までシャディクさんに寄せてたように見えなくもなくもなくもない。いや、見えない。 というわけで最近の古川慎の大活躍ぶりは凄まじいわけですが、それはさておいて男キャラの追加である。前回あれだけ鳴り物入りで登場したヒロインはどこ行ってしまったんや、という気がしないでもないが、まぁ出会い方は「もう2度と会わないで」みたいな流れだったのだから自然と言えば自然。おかげでゾンビ以外の女性キャラが登場しないという残念な結果になってしまったわけだが、今回の放送で無事に「オープニングは前回の復習をやるぞ」ということが確認できたので、一応そっちで顔だけは見せてくれているな。まぁ、エンディングの映像とかを見れば今後どこかで合流することは確実だろうけど……この世界、いったいどれくらいの人間が都心で生存してるもんだろうね? で、そんな世界で紡がれるお話の大筋だが……今回のエピソードでなんとなく作品の目指している方向性は理解できたような気がする。要するに、今作で一番やりたいのは「ゾンビもの」ではなく、「人間讃歌」ということだ。いやまぁ、世のゾンビものの何割かは最終的に人間讃歌な気もするが、「ゾンビを描くことが主目的ではなく、ゾンビはあくまでも主人公・輝が新しい世界に一歩踏みだすためのきっかけ」でしかないということ。本当に描きたいのは、そうして極限状態を乗り越え、社会という名のしがらみを脱ぎ捨てた後に、キャラクターたちがどんな関係性を築いていくかという部分なのだろう。「あの花」で例えるなら(なんで?)、あの作品は幼馴染5人の関係性を掘り下げるために「めんまの幽霊が5人にだけ見える」という事象が発生した。今作ではそれが「世界がゾンビで埋め尽くされる」になったというだけの話である(ずいぶん違うが)。 ただ、こうしてトリガーの規模がでかくなってしまったことで全体の構造がどこか歪になってしまっている感があるのは事実。例えば「会社を辞めてまず何がやりたい?」という状況を与えられたドラマとしては、割と面白いところをついていると思う。例えば「暇になったから髭を伸ばしてみようかな」なんてのは、なるほどあるあるというか、ちょっと思いつく「新しいこと」の例としては面白いし、そういう考え方が出そうなのは妙なリアリティがある。 ただ、そうして細かい「人生の新しいステージ」を描くのが主目的だとすると、やはり「ゾンビ・パンデミック」は話がデカすぎるのである。今回はかつての親友を救出することで「ブラック企業から脱却できた下っ端リーマン」が「一流企業で自分を偽って偉ぶっていたエリートサラリーマン」の心を溶かすという物語になっているが、そこにいたるまでに「ゾンビ退治」をしなくちゃいけないわけで、正直、「ゾンビ退治」のくだりがくっそ雑なのである。クラクションにラグビーボールをくくりつけてゾンビを一網打尽にしたあのシーン、一応何がやりたかったのかはなんとなく察することはできるのだが、新宿という人口密集地で屋内に監禁された人間1人を救出する作戦としては流石に適当すぎる。あれで一定の効果があるとするならゾンビも大したことないな、と思ってしまうが、同時に描かれたホストの死闘などを見るに、とてもそんなチンケな規模とも思えないのだ。「ゾンビクライシス」の描写にムラができると、どうしてもそこの設定が気になってヒューマンドラマの方にのめり込めないというリスクがある。まぁ、この辺りはもしかしたら「ゾンビもの」のお約束としてある程度飲み込まなきゃいけないのかもしれないが……。 できれば、次回以降はもういっそゾンビ要素をどんどん希釈してもいいので、やりたい内容に集中できる展開になってくれるといいな。
めんどくせー女しかいないバンド、第6話。いや、そりゃバンドリシリーズと言えばただひたすらに関係性を掘り下げるお話なのでだいたいのバンドには面倒ごとしか転がっていないのだが……ここまで問題児揃いのバンド、流石に類を見ない。 いや、でも後から追加されたバンドは1人1人がエグいくらいに問題児揃いなのかな。モニカとか……あ、でもつくしちゃんは単なるいい子か。RASにもレイっていうお利口さんがいるから全員が全員おかしいってわけではない(暗に他の8人はおかしいと言っている)。しかし、MyGO!!!!!の場合には5人が5人とも……なぁ。 まずは対人関係なんて気にするな! これと決めたら周りは見えない愛されちやほやボーカル、高松燈だ! ……でも彼女の場合、どっちかってぇと問題は本人じゃなくて、勝手に神輿を担ぎ上げてはぶんぶん振り回して勝手に散り散りになっちゃう他のメンバー連中な気もする。でも、あのタイミングで海のお友達シリーズが溢れ出してくるスピリットはやはりどっかダメなのは間違いないと思うよ……それで愛されてるからって、いつまでも他人任せで済むと思うなよ。いつかお前にも、改めて人生の選択が迫られる時が来るだろう。それがバンドの中心・ボーカルとしてのけじめだ。とりあえず、燈を中心とした話はこのアニメのクライマックスになるだろうから、それまではせいぜい大人しくしとけ。 先週まで最大の問題児だった愛音については、あらかた膿を出し切ったおかげで追加の問題点は無くなった。一応メンバーとの関係性も成立はしているし、何より燈のやつが何故か愛音には懐いていて校内ではだいたい行動を共にしている。燈のコントロールパネルとしては重宝する人材。そして一応バンド活動に前向きにはなったので、残る課題は「テク」だけである。……まぁ、普通に考えたらそれを改善するのが一番難しいはずなのだが……この世界は楽器を練習すればみんな超人的な習得力で本番までには形にしてくれるから大丈夫。 「野良猫」こと要楽奈については、もう問題児とかいうレベルじゃないので今はまだ触れることすらままならない。何がしたいのか分からんし、何を言ったらいいのかもまだ分からん。とりあえず燈に対する興味があるようなのでうまいことその辺の感覚がシェアできれば燈のお守り親衛隊とは意思疎通も可能かもしれないが……本人に改善の意思が見られないのが最大の問題。こいつが同じ目線で「メンバー」と通じ合う日がこれから先訪れるのだろうか? そして今回最も焦点が当たったのは、イライラ系ドラマー、ヒステリック立希。1人で勝手に突っ走り、あげく過去の亡霊としてCRYCHIC、というか祥子の幻影に縛られてしまっているのでタチが悪い。「昔の女がよかったんでしょォ!」とか叫んだって燈は振り向いてくれないぞ。その祥子への想いも、燈への執着も全てが独りよがりなものなので、いざ前がかりになって暴走を始めちゃうと、誰も止めることができないというのが超面倒。ただ、こういう「全部抱え込んだ上で周りが見えなくなって突っ走っちゃう」系のトラブルはバンドリ世界のお家芸みたいなもんで……どこぞの赤メッシュ、つぐりすぎ生徒会長、ちょままま副会長、元天才子役、歌うこと(と猫)しか興味がない歌姫、悩める双子の姉、天才お子様DJ、そのおつきのキーボードメイド etc.みんなして勝手に暴走しては周りの連中に宥められて「誰かに頼ればいいのか……」と気付かされた連中ばかりだ。立希についてもそうした責任感暴走の素養があったようで、残念ながら今回はブレーキが効かなかったが、ちょっとだけ息継ぎできた愛音のおかげでなんとか踏みとどまれた。まぁ、反省はできる子だと思うし、次回までには立て直っていることでしょう。 となると、実は一番問題だったのは、ダークホース・長崎そよだったのかもしれない。これまでは「お母さんだから」みたいな泰然とした雰囲気で誤魔化してきたが、「全部分かってるよ〜受け止めるよ〜」みたいな顔して、その実あんまり動いてなかったということが次第に明るみに。一応過去のCRYCHICメンバーと連絡を取ったり、何かしらやりたいことはあったみたいだが、残念ながら現状は足踏み状態。焦りの募る立希からすれば、口ばっかりでなんもしてくれない典型的な日和見主義者。多分、そよ自身も自分がそういうポジションになってしまっている自覚はあるだろう。かつてどこぞのバンドのベーシストも、「なんか耳触りのいいことばっか言って、そもそもお前の実力が一番下なんだが?」と(一番の幼馴染に)言われてショックを受けたこともあった。その時には気合いと根性と真実の愛で乗り越えてみせたが、さて、長崎そよにはそこまでの根性があるだろうか? このままだと愛音以上の戦犯扱いにされかねない。ここぞというタイミングで、年長者(???)の意地を見せてほしいものである。 という面倒と面倒と面倒と面倒と面倒の五十苦に苛まれるMyGO!!!!!の結成物語はいよいよ次回が1つの節目になりそうだが、その陰では……ヲイ、メインボーカルのアイドル、立希のクラスにおったんかい。だからベースの子と繋がるんかい。狭い街だなぁ……2バンドが正式に立ち上げられたら、立希の立ち位置がこれまた訳のわからんことになりそう。「うちのクラスにドロリスとティモリスがいるんだが?」って、地獄みてぇな配置だな。
今期アニメの見解をトータルすると、「基本的に人類は滅ぼした方がいい」になりそうな気がする、第3話。まぁ、どんなフィクションでもだいたい一番恐ろしいのは人間ですからね……。 ということで、「人類を裏切り魔王に与する」(?)勇者作品が2本同時進行している謎クールとなった今期。「Helck」の方が「シリアス? ギャグ?」という狭間で揺れている分、こちらの作品はのんびり日常系ギャグに終始するものと思っていたが……なんだかこっちも「シリアス? ギャグ?」のバランスの難しそうな流れになってきたな。いや、基本はギャグで行きたいんだろうけど、途中で僧侶の野郎が言ってた「魔族なんてものは以前何百匹と殺した連中だろうが」みたいなことを思い出させられると、魔王様とのほのぼのワンルームギャグも今ひとつ笑えないものになってしまうのは困りものだ。 勇者パーティーは思いの外綺麗に離散していたようで、マックスはご覧の通りの自堕落一直線。女性関係にだらしなかったというのが一番表面的な原因ではあるが、今回もちょっと言及されていた通り、魔王がいなくなって平和な世界になってしまった今、「戦争兵器」としての側面が強すぎる勇者が世間で思うように動けないのは致し方ないところなのかもしれない。そりゃな、今更一般職に就こうとしても力を持て余す部分はあるしな。せっかく持った天賦の才を抑え込んで一般人と一緒に仕事するのは本人にも周りにも妙な遠慮がありそうだし……そう考えるとマックスが自堕落になってしまったのは、彼なりの配慮の成れの果てと言えるのかもしれない。 残りのパーティーはそれぞれに力を活用しながら今でも表舞台に立っているようだが、現時点ではまだ魔法使いの女の所在は全くわかっていない。というか、エンディングの映像とかを見るとどうも野郎3人と違ってこの魔法使いにはあまりスポットが当たらないような気がする。せっかくCV小清水なのに勿体無い。とりあえず、今回メインとなったのはサブタイトルの通りに僧侶のフレッドである。元々ペテン師上がりの僧侶。魔王討伐後も勇者のように隠遁するなんて思想はなかったようで、持ち合わせた商才(?)も活かして国の要職に上り詰めた。しかし、人間の常として外敵がいなくなったら他の敵を作ってしまうもので、よりにもよって現在の脅威は元パーティーの戦士だという。そりゃ魔王様だってそんな話聞かされたらしょんぼりしちゃうよな。それなりに全力でぶつかった結果の敗北だったはずなのに、自分たちを淘汰した人類が繁栄を築きながらも結局は諍いの種を燻らせ続けているのだ。人間だろうが魔族だろうが、結局完全な意味での平和なんてものは手に入れられないのかもしれない。 そんな世の中だからこそ、フレッドもせいぜいできることをやろうとマックスに働きかけるわけだが、上述の通り、マックスは自分の力を持て余している部分もあるのだろう。今のところこれ以上戦争に加担する気は無い。魔王と出会ったことでますます「あー、魔族の心配とか、もう金輪際ないんだろうなー」って思っちゃったのも大きなブレーキになってしまったかもね。そんな状況で、魔族が云々と言われてもマックスにはどうしようもない……。 で、あの押し入れの人は結局誰なん? フレッドの様子を見る限り、あれは「魔族」ではない別なものなんだよね。それでもマックス(と魔王)に認識できずにフレッドだけ感知したってことは一応「僧侶が扱うべきジャンルの何か」ではあるはずなのだが……でも稀代の大物僧侶がどうしようもなく、魔族がいると思って開けた押し入れに入ってたら心折られるような存在だという。「魔」と「霊」が異なる概念なんでしょうけど……めんどくせぇな。今後もあの人はずっとこの作品のジョーカーであり続けるんだろうか。まぁ、CVが画伯だしなぁ(そこ?)。
今週もバイノーラル音声で堪能したい、第3話。ちなみに「上田麗奈 バイノーラル」でググったらほぼ一番上にまとめNoteがヒットしてくれました。便利な世の中になったもんです。……1作品くらい買ってみてもいいのかもしれんな……。 今週も、世界中が全力でヒロイン・美世ちゃんを甘やかしていくだけの簡単な世界。どのシーンをみても特大の書き文字で「ちや」「ほや」と書かれているようで、ある意味で実になろうらしい、全力age文化である。でも不思議、「また俺なんかやっちゃいました?」とか言ってる黒衣のやれやれ陰キャがちやほやされている図は吐き気がするほど嫌いだが、「私なんかが申し訳ありません」と謝り続けている地味ルックのなよなよ陰キャがちやほやされているのは別に気にならない。どう考えても美世さんの人となりなんぞ知らないはずの呉服屋のババアまでが「先物買いですよ。今のうちから大事にして、成長が楽しめる物件ですぜ」とか言ってるのはやりすぎな気もするのに、世界中が手放しで美世さんを褒めるのはしょうがない気がする。昔(でもない)の人はいいことを言った。「可愛いは正義」。あと「可愛い声は正義」とも言ったし、多分「上田麗奈ウィスパーは正義」という事実もヒエログリフに彫られている(3週連続)。 もう、旦那様もすっかりメロメロになってしまっているので、ぼちぼち「虐げられていた悲運のヒロインが……」みたいなアングルも通用しなくなってきている状況。いまだに不幸を背負ってると思ってるのは本人ただ1人。しかし、流石のキングオブペシミスト・美世さんも旦那のわかりやすいちやほや攻撃には「私、今だけは愛されてるっぽい……」と現状を認識してはいる。……ただ、その上でさらに「でも私に異能がないってバレたら捨てられる……」なんて見当違いのことを考えてしまっている。そして当然、すでに異能については裏で余計なまでに伏線(伏せられてすらいないが)が張られており、実はすげぇ力を持っているだろうことはほぼ明かされたも同然。神から与えられたチートでないことがかろうじてなろうラインからずらされてはいるが、選ばれし血を引きし末裔なので単にジャンプ漫画の主人公だな。結局、血統が全てなのよ……。まぁいいじゃない、考えてみりゃ明治・大正期の日本がモチーフなら、「血筋が全て」もあながち間違いじゃないんだし(少しずつ身分制度の解体は進んでいるんだろうが)。そう考えると、別に血統関係なしに出世できた元祖シンデレラってすげぇな。 裏で偉い人たちがすでに美世さんの選ばれし血統争奪戦を開始しているようで、知らぬは捨てた元の家族ばかりなり。作中でイライラしてるの佐倉さんだけなんだけど、彼女に振り回されるNTR旦那の方がさらに不幸ではあるんだよね。あの家、そのうちドス黒い何かに飲み込まれて家ごと異世界に沈んでいきそうで怖いわ。佐倉さん改心ルートとか……ないだろうなぁ。 ちなみに美世さんの阿漕なかわいさばかりに目を取られると見逃しがちですが、この世界で一番のキュートはゆり江さんだったりします。いい年のおばちゃんがお茶目にきゃっきゃしてるの可愛い。その実何をやっても許される作中最強のポジションになってるわけで、清霞の野郎がゆり江さんだけはおそば付きとしておいてるのって、もしかして彼女に弱み握られてるからじゃなかろうな。この作品が20巻くらい続いた後で最終的にゆり江さんがラスボスとして立ちはだかる壮大な展開になったら最高に盛り上がるだろうな(誰がそんなん書くねん)。
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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