最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「未ル わたしのみらい」 5→5 ふつーに5話で終わりよったな。なんかこぅ、無理くり1クールにするために後半戦にさらに5本用意するみたいなサプライズが無いかとちょっと期待してたんだけど、もちろんそんなことなかった。悩ましいのは、今作を「春クール終了作品」にカウントするべきなのかどうなのか。他の作品が終わるまでまだ2ヶ月あるんだが……。 まぁ、とにかく短期決戦のトリッキーなプロジェクト。1話目時点で何も知らずにだいぶパニクったが、趣旨を理解してしまえば「そーゆーコンペ」だと思って見られるのでそこまでびっくりするようなものでもないし、5つのテイストの違うエピソードの中に、特に目を惹くような突飛なものは入ってなかった。やっぱり「地球を守るヤンマーの重機メカ、MIRU!」っていうコンセプトありきで物語を作ろうとしても、そんなにバリエーションは広がらんよな。 一応感想で触れた3話目だけは、そうした下地からきっちり個性を発揮してくれた作品だったのであえて順位をつけるならこれがトップ。4話も筋立てとしてはちょっと捻ったプロットを採用していたので興味は引いたが、30分では大した大ネタもできないためにやや肩透かし(あとアニメーションにあんまり魅力を感じなかった)。2話、5話は「災害救援」のスタンダードなプロットだったためにあんまし刺さる部分もなく、「結局MIRUってなんだったんやろな」という(割とどうでもいい)気になりポイントだけを残して終わってしまった。残念ながら、プロジェクトとしてはそこまで記憶に残るものにはならなかったようだ。 とはいえ、こうして名の知れた大企業がアニメ企画に金を出してみたという試み自体は面白かったとは思うし、それこそ5話だけで終わっちゃう大胆な枠の使い方など、今後の時代に即したアニメーションのビジネスモデルを考えるとっかかりにはなっているかもしれない。このプロジェクト単体で業界に大きなインパクトを与えるってこともないだろうが、こうした試みの積み重ねが、明日のアニメを作る……のかもしれない。できれば、もうちょいユーザーに寄り添って欲しいとは思うが。いや、重機のユーザーではなくてね。
PR サトリナだぁ! 好きだ! 結婚してくれ! 私は声優ガチ恋勢とかにはならないように細心の注意を払っているんですが(?)、唯一「結婚してくれ!」と思ったのが佐藤利奈その人です。ここまでの文章でキモいと思った人はそっ閉じしましょう。今回はキモさがマシマシです。そう、何を隠そう私はサトリナボイス大好きオタク。そして数多の声優の中で人柄に一番惹かれたのはサトリナで、私の「結婚したい声優ランキング」不動の1位なのだ。いや、既婚者だけどさ。いいじゃんそういうのは。ちなみに序列をつける意味はあまりないが、私が純粋に「好きな声優をあげろ」と言われた時にあげるトップファイブのうち1人がサトリナである。うえしゃまの項で言及した「5本の指」のうち1本はサトリナでした。ということで、2柱の神、うえしゃま、サトリナで4本埋まりました。残る1人は……この先、割とすぐ登場します。
毎度引きのエグさがすんごい、第4話。今回は実に良い最終回だったし、流石にハッピーエンドやろ、と思ったらあれだもんな。思わず「Ave Mujicaかよ」とか突っ込んでしまう。 まじで、序盤の流れからすると「こういう最終回だろ」と思ってたことをわずか4話目でやっちゃうという狂気のシナリオライン。絶えず刺激を提供し続けるそのエンタメ精神は鬼気迫るものがあり、現代の「ウケる」ドラマ作りってのはこうして刺激の連続でひたすらに視聴者を惹きつけるのが正攻法になりつつあるみたいだ。ある意味でMujicaもこの路線だったわけでね。もしかしたらこれが中国人気質に合うのかしら? いや、でも日本人にとってもおもしれぇもんな。 今回のお話を観るにあたって確認しなければいけなかったのは「この世界におけるヒーローの力の源はなんなのか」という部分。ぶっちゃけここ2、3話の間も「なんで主人公は偽物のはずなのに飛行とか超パワーとか、ナイスの力がそのまま使えてるんだっけ? これも事務所が与えてるものなのか?」とかよく分からない状態で、「1話目で説明あったかもしれないけど忘れちまったわ」ってんですっとぼけて観ていたのだが、どうやら「ファンの声援が力を与える」が文字通りの意味になる登録者システムになっているようだ。理屈は分からんがとにかくヒーローは民衆の「かくあるべし」という理想像からエネルギーをもらい、その通りのヒーロー像になっていく。そういやシャオユエチンも「ファンがそう望んだもんだからナイスのところにしかワープできなくなった」とか言ってたな。今回もファンが「あんなシャオユエチンは偽物に違いないのだからナイスは騙されて出てこないで」という声援によって軟禁状態にされていた。そこを打破するためには、一度「理想とされるナイス」を脱却する必要があり、主人公がリンリンに戻った時点で「ヒーローとしての束縛」が解除されていた。どこまで人為的に操作できる要素なのかはよく分からんな。 まぁ、とにかくそうしてヒーローが「像」に支えられているこの世界。つまりは無力化しようとしたらヒーロー本人を叩くより、それを支持する民衆をコントロールする方が確実だ。そしてそんな情報操作のプロフェッショナルが今回戦ったゴッドアイだったわけだ。こいつ、もっと能力をうまいこと使いこなしてれば少なくとも公的には最強の座にありつけらたと思うのだが……あぁ、でも単にライバルのゴシップをぶっこ抜くだけのパパラッチヒーローにはあんまり支援者もつかないか。だとしたらこいつ自身の能力も使えなくなるかもしれんな。今回の一件では最後まで情報解析力は使えていたわけで、それってゴシップを暴露した後でもゴッドアイ支援者はそれなりにいたってことなんでしょうかね。 細かい設定は結局よく分からんが、無事に主人公が「ナイスとして」ではなく「リンリンとして」世間から認められることになり、いよいよタイトル通りの「ヒーローへの道」が拓けた。まぁ、当人は別にヒーローになりたくてなってるわけじゃないのだが……ひとまずシャオユエチンさえ救えれば今回のミッションはクリアだった。……のだけど……。 シャオユエチン、毎回エンドで何かしら悲惨な目に遭ってるな。これで死ぬのは3回目だもんなぁ……今度こそ流石に死んだ気がするんだが、これで復活してきたらまじで不死身の能力者の可能性が出てくるな。 というわけで、難読苗字声優2人目は篠原侑でした。シノハラじゃなくてササハラだよ。これはほんとにトラップ。一応世間的には「さっさ」というあだ名がそこそこ定着してるが、私はそこまでじゃないので読みづらいけど「篠原」と書くしかない。当然「しのはら」と打って変換している。
そういや今期は2本同時に「さよなら人類」フィーチャーのアニメが放送されてますね、第3話。と、こないだの「九龍ジェネリックロマンス」の感想で書き忘れたのでここに書いておきます。人類が木星に、猫型宇宙人は地球に、ついでにタヌキ星人も地球に。 「猫型宇宙人」とは書いたが、今回の騒動で別にムームーたちが元から地球の猫に似た姿だったわけではないことが明かされたのでちょっと話が違う。どこぞのタヌキ星人は完全に地球のタヌキの性質を保持していたが、ムームーたちは単に初動捜査で「地球は猫が支配している星だ」と誤認したがために、万物の霊長たる猫を模した格好で降り立っただけらしい。言われてみりゃ、背中にファスナーついてるしいくらでも外見を「着替える」ことはできそうである。ただ、その割に四足歩行には慣れてる様子だったし、ちゅーるは美味しくいただけるようなので、猫のガワを被らなくてもやっぱり近い存在である気はしますが。さすがにそんなとこまで細かくコピーしてるとも思えないし。あのファスナーを下ろした時、中からどんなグロテスクな姿が出てくるのかはとても気になるところだが、多分気にしないほうがいいやつである。 前回「科学知識アニメ改め家電アニメ」と表現したのだが、今回はサブタイ通りに「自動ドア」からスタートしたのでやっぱり家電アニメではないのかもしれない。Bパートのコンセントの再接続工程なんかは家電というか「初級の電気工作」っぽいのでおうちの中のスケールでは収まっているのだが、今後も自動ドアのように家に中にとどまらない「仕組みの解説」が繰り広げられるなら、やっぱり科学知識アニメである。ちなみに余談だが、おっちゃんは小さい頃に自動ドアの仕組みを学習漫画とかで「人間が入り口前に来た時に足元の重量を計測してドアが開くよ」と学んだものだが、今の時代、重量感知型の自動ドアってもはや存在してないんでしょうかね。 自動ドアを巡ってムームーとバトルを繰り広げたのは同郷のライバル(?)デシマル。ムームーは語尾がムーだけどデシマルはマルだ。これも異星人の特徴なのだろうか。人間に対して否定的な視点に立ちながらもなぜか鶴見に対しては警戒心が薄く、飼い猫扱いさちゃってるという謎の立ち位置。まぁ、ムームーたちは人間の力を借りないとこの星では生きてくだけでも大変そうだからな。いや、割と自立的に動いてたとは思いますが。猫型どうしでのバトルだったくせに多様な関節技でせめぎ合うのなんなの。 Bパート、早朝5時過ぎから住宅街をアナウンスしながら回る迷惑極まりないサークルのお話。こちらの部長である天空橋(すごい名前だな)はだ〜いぶ変人らしいが、少なくとも家電周りの知識は確かなようなのでその辺は信頼して大丈夫だろう。いっそムームーはこいつについてしまったほうが問題解決の糸口は掴めそうなのだが……やっぱ抵抗はあるんでしょうかね。まぁ、地球人レベルの知識では桜子だろうがオタクだろうが五十歩百歩ということかもしれません。 天空橋たちの指導の下、ついに桜子が初めての電気工作。無事にコンセントをつなげることができた。まぁ、これくらいは流石にね。でも日常生活の中では銅線のビニール剥く機会すらほとんどないからなぁ。これでも桜子にとっては大事な一歩なんでしょう。そしてムームーにとっても。最新鋭の宇宙船の故障原因が「断線」という……。どちらの星も電気を基盤エネルギーとして使用しているってのは都合のいい重なりなのか、それともこの宇宙において効率的にエネルギーを引き出そうとしたら電気の形を通るのが一般的なのか。そして宇宙船のコンセント(プラグ)は偶然地球と同じものだったのか。謎は多いが、これらは多分解決されないんでしょうね。 本日誕生日を迎えた声優を2人紹介しますが、奇しくも「名前を誤読される王」2人が並んでいますね。「生天目」とか元から「読めない」パターンの名前も多いんですが、何故か今日の2人は「読めそうなのにフェイントかけてくる」タイプ。改めてイシミマナカではなくイワミマナカでございます。まだ若手なので呼び方はあんまり決まってないけど、とりあえず「石見ちゃん」にしておく。
レコーダーに記録されてたサブタイトルだけ見て「ハァ!? この早さで万策尽きてまた声優出演の特番でお茶濁したんか!?」と思ったのは秘密、第3話。でも、ありそうだよね、こういうの。 究極の自作自演、我々視聴者が「ゆるキャンと似たような作品だよな……」と思ってることなど百も承知。似たような世界観の似たような作品なら、もういっそ堂々と重ね合わせてしまえという開き直りはむしろ清々しい。手塚治虫の昔から漫画のクロスオーバーなんて定番中の定番なのだから、臆面もなくぬけぬけと自作を重ね合わせてしまえばいいのである。まぁ、この作品世界がゆるキャン世界線とどういう関係なのかははっきりはしていないわけだが……「ゆるキャンのコミックが存在し、そのアニメが放送される直前」という事象と「ふつーにしまリンたちが生活している山梨」というのは矛盾する事象な気がするが、まぁ、そこは単なるファンサなので素直に喜んでおこうじゃないか。ちなみに私は大垣が出てきたところで初めて「おるんかい!」ということに気がついたので、視聴後に「あれ? しまリンどこにいたんだ?」と思ってもう1回見直しました。なんでこいつら広範囲に散り散りになってんだよ。 まぁ、ゆるキャンファンには嬉しいサービスではあるが、単に「キャラが出てきたよ」だけじゃなくて「ゆるキャンの聖地巡礼を作者本人がもっかいやるよ」というのがとんでもない発想。これ、1回の取材でまとめた素材で2本分の漫画が作れてるんだからめっちゃコスパいいよな。しかも「実際のしまリンハウスや各務原家は存在しません、地元の住民に迷惑がかからないようにマナーを守って巡礼しましょう」というワーニングの役割も果たしているので一石二鳥。そんできっちり「あぁ、ゆるキャンのあのシーンの」ということを想起させる映像になってるのが偉いんだよな。ぶっちゃけ、ゆるキャンなんてキャンプして回ってるだけだから毎回似たような景色、似たような展開になってるはずなのに、今回のツアーを見てるとちゃんと「あぁ、あの時のやつか」って思い出せるんだよ。まー、風景が完全にトレスされてるおかげで分かりやすいってのもあるだろうけど。 そう、背景素材なんですよ。今作はエイトビットから分かれた新興の分社だってのは新番チェックでも触れたことなんだけど、新興スタジオとは思えないくらい画作りがちゃんとしてる。「ゆるキャン」にしろ「ヤマノススメ」にしろ、風景描写が見せ場の作品って実写取り込みからの処理が甘いとどうしてもアニメキャラとのギャップが出て「浮いてる」感じになってしまうじゃないですか。本作の場合はそうした「浮き」加減すらもネタというか、味わいとして取り込んでいるかのような綺麗なまとまりになっていて、一番見せたい「風景」がちゃんと切り取れてるんですよ。最後に行った展望台のシーンとか、劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデンかよ、って思いましたもんね。 画面が綺麗でなんとなく見てるだけでも満たされるアニメ、これって、もしかして久しぶりに我々が待ち望んでいた「きららアニメ」のイデアが表れているのでは? 謎が謎呼び第4話。前から書いてる通り、今作は原作が未完なので多分アニメでも何も明かされずに終わるんだろうな……という恐怖心はあるのだが、どうしても観てしまう妙な吸引力がある。 「懐かしさ」と「怪しさ」のミックス、特に「怪しさ」を醸し出す方に九龍という猥雑なシチュエーションが機能している。なんか近しい感覚を味わったことがあるな、と思って思い出したのは、知ってる人がどれくらいいるかは分からないが「GARAGE(ガラージュ)」というゲーム作品。何年か前にアプリでプレイしてたアドベンチャーゲームなのだが、とにかく不条理で意味不明な世界の中に、なんとも奇妙な懐かしさとか、抒情的なものを感じさせる不思議な味わいがクセになる世界観だった。本作はそこまでエキセントリックな世界ではないが、絶えずついて回る不安感とか、蒸気でむせかえるような空気感がどこか共通しているように思える。あと多分劇伴の不安定さの影響も大きいのかも。 とはいえ、本当に依って立つところがなければ単なる白昼夢になってしまいかねないので、少しずつ明かされる要素も出てきてはいる。まず、当たり前のこと(?)だがどうやらクローンは実在するらしい。クーロンのクローンとかいうダジャレにもならないような概念だが、多分上層部(?)に近い存在であろう蛇沼院長は一番詳しく知っているようだし、鯨井Bとの関わりを明確にもつ工藤ももちろん何かを知っている。ただ、知らぬは鯨井ばかりかと言われるとそうでもなくて、周りの友達らも別に「クローンは当然いるよ」とかいうスタンスにはなっておらず、現状では謎の存在である「ジェネテラ」の影響下で現実世界と大差ない生活がある中で、工藤だけが「鯨井の過去」と密接に関わり、もっと大きな枠組みで「クローンをなんやかやする計画」に噛んでいそうなのが蛇沼ということになるんだろうか。でも、蛇沼もよく分からずにタオ・グエンと2人して色々と探ってるんだよな。誰が悪いとかいう犯人探しの話にはなりそうにないが……。 そうなると今のところ作中で握ってる情報量が一番多いのは工藤ということになりそうだが、彼が「全部教えたろか」と提案したのを鯨井は「なんか聞くとやばそう」というので蹴ってしまった。視聴者目線では生殺し状態なのでたまったもんじゃないが、そうして「鯨井Bの情報」とのつながりが鯨井ちゃん本人の中にも眠っているということが、確かに「世界が揺らぐ原因」を匂わせているようにも見える。クローンがどういう存在なのかは分からないが、これだけ足元がおぼつかない現状では、余計な情報を入れてさらにアイデンティティを揺るがすのはリスキーだということなのだろう。実際、クローンとの関係性については、「同じ場所に存在すると消える」みたいなヤな設定も示唆されているわけで……どこから不幸が降って湧くか分かったもんじゃない。とはいえここから自力で調べられることがあるわけでもなく……本当に開き直って「新しい鯨井でいきますので、前のは忘れてください」とかいうしかなさそうだが。そんなんでいいんだろうか。 ちなみにクローンとして「抹消された」可能性が高い鯨井BのCVが山口由里子(代表役が赤木リツコ博士)というのは狙っての配役なのだろうか。だとしたらなかなかに悪趣味である。
というわけで、昨日は東京からの移動日だったためにリアタイできなかったDAY2については1日遅れのアーカイブ視聴させてもらおう。このために極力Twitterに触れないようにしてセトリとか見ない状態で視聴開始。最初は全編通して視聴してから文字にしようと思っていたが、せっかく「遅れてアーカイブ視聴」という普段と違う状況なので、今回は節目で再生をストップさせてまとまりごとに気になったことを書いていくスタイルにしてみる。先日は遠すぎて拾えなかったあれこれを、改めて近距離映像でたっぷり見せてもらうぜ。
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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