最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
というわけで、サブタイトルの通りに大忙しのフードファイト。作中での目的は明白で、新たなファミリー・クルミを家族として迎え入れるためのイニシエーション。そのために相変わらず訳のわからないイベントが開催されるあたり、今作で一番病巣が深いのは恋太郎でもその周りの女の子でもなく、それらを取り巻く街の環境にあるんじゃ無いかという気もする。ほんで街ぐるみで何かする時に便利な賑やかしとして存在するのがゴリラである。こいつら、一発限りの使い捨てモブじゃねぇのかよ……。まぁ、イベントのたびにいちいち別なモブ作ってたらコスパ悪いしな。ある程度どんな環境でも出てきて違和感がない(?)、ゴリラは便利なモブである。斉藤貴美子の仕事もなくならないわな。 そんなイカレた環境下でのイベント、クルミもあっけに取られていまいちペースが掴めていないのは、そもそも「すでに6人で形成している彼女コミュニティに加わる」とかいう文化が現代日本には無いため。モラル的におかしなことになってるし、すんなり受け入れるにはクセの強い連中が集まりすぎている。さらに問題は、そんなイカレた状況なのに、既存組の6人はすでに慣れきって説明も無しに全部納得していること。一見してアホに見えるハカリやクスリ先輩はまだいいとして、ナノさんあたりが平気な顔で受け入れてるあたり、知らない身からしたら恐怖である。まぁ、クルミさんも来週から同じポジションに移るわけだが……なんか、そういうタイプの妖怪に見えてきたな。 こうしてメンバーが増えていくと個々の構成員が個性を発揮するのがどんどん大変になっていくというのが問題だが、6人ぐらいならギリギリ全員参加のイベントでも耐えられたか。まー、その煽りをくらっての尺カットだったわけで、特にツッコミしかやることがなかったカラネあたりはかわいそうではあるが、今は画面に出ずっぱりでいられることを感謝するしかないだろう。今後の展開を考えるに、流石に20人、30人と増え続ければ全員集合自体が困難になるはずで、あとはキューレンジャーシステム(必要なエピソードに必要なメンバーだけ連れていく)になっていくはず。次回以降、画面がどのくらいの密度になっているかは気になるところだ。 また、無事に仲間に引き入れられたクルミさんであるが、正直これまでのメンバーに比べて単体での個性は弱いようにも見える。明確な特質が「くいしんぼ」だけであり、「食事してない時はカリカリしてて感じが悪い」はあんまり武器にならないだろう。今後は食事シーンだけで登場するワンポイントみたいな立ち位置になるのだろうか? まぁ、食べる姿が可愛らしい女の子ってのはそれだけでも個性ですけどね。ハカリがデブ(???)キャラを奪われてアイデンティティを喪失しないことを願おう。「脳内まっピンク」だけでも充分な個性ですかね? PR みにゃみである。こういう書き方はちょっと申し訳ないが、もしかしたら本企画に選出された100人の中では私の認識がまだ一番薄い人かもしれない。そこまで認識してるキャラ数は多くないし、ブログ内での言及も(他のラインナップに比べれば)少ない。それくらいに、ここ数年でガッと無視できない位置まで上り詰めてきた新たな一軍候補。そんな可能性を感じさせる位置をピックアップするのもまた一興。
悲報:双龍の鳴き声はSE、第13話。いや、そこに声当てるのが正解とも思わないが……なんか、よりあいつらが知性とか生命を感じない物体になってしまった……結局何だったんだあいつら。 前回触れ忘れてたんだけど、僕ぁ2期のオープニングの方が好き。やっぱ小洒落たフレーズよりは脳にズガンとくるシャウトの方が肉オープニングって感じがしますよ。串田アキラの跡を継ぐとして、それが遠藤正明なら納得もできるし。ただ、唯一気になるのは「やっぱり『キン肉マン GO FIGHT!』のフレーズを持ってくるなぁ」という部分。私は付き合いの長さからいっても「炎のキン肉マン」が好きなので、2期目ってんならそっちのオマージュがあってもよかったんじゃないかとは思うんですよ。まぁ、今後末長く続くシリーズになるなら、もっと後から出してくる可能性はあるけどね。でも良いオープニングだ(し、よいエンディングだ)。 さて、中身については原作との差分を見ていくというのが毎度の流れなのだが、今回は割と「実況のカット」が多かった印象。というのも、これまでずっと「原作3話分を1話で」という尺を守ってきた今作だったが、今回は4話をまるっとひとまとめにして1話分にしているのだ。まぁ、試合シーンは台詞量が減って詰めやすくもなりそうだし、試聴中も別にあくせくした感じはなかったので全然問題なく、すっきりテンポ良く観られるなら一向に構わない。やはりこの第2クールは前期よりもギュッと締める必要があるということなのだろう。もしくは「ブロッケンJr.だけで1話使うのもな……」みたいな忖度があった可能性も微レ存。いや無いか。 今回のお話を見ていて、冷静に考えると原作時点のブロッケンって確かに「未完の大器」だったんだなぁ、ということを再確認。我々読者からすると、どうしても「2世」の印象があるもんで「結構出番も多かったし大物扱いのやつ」みたいな印象も(原作のこの時点だと)残ってたんだよね。実際の戦績で言えば勝利判定が明確なのってニンジャ戦だけなんだな(あとウォッチマン)。オープニングの映像もさ、ラーメンマンの九龍城落地とかが明確な「勝利シーン」でインサートされてんのに、ブロッケンは「カーメンにベル赤」っていう微妙なシーンだけ切り出されてて、「フィニッシュホールドがレッグラリアートの試合をピックアップされても」みたいな気持ちになったんだが、それ以外に明確な活躍シーンだと見せるの難しいのね。ニンジャ戦のラストなんて誰が勝ってるかも分からんし。まぁ、そんな「未完」っぷりだったからこそここまでクローズアップしてもらえたし、この後の活躍っぷりにつながるのだと思えばファンも文句は言いますまい。 個人的に「相変わらずアニメスタッフはいい仕事しやがる」と思ったのは、ラーメンマンに説得されて出てきた回想シーンに、原作では出てこなかった「一緒にブロッケンマンの墓参り」のシーンがチラッと出てきたとこ。あれ、サイドストーリーのシーンだから原作には入ってなかったんよね。心憎い演出である。あと改変といえば、クラッシュマンの最期がちょっとグロさを増した感がある。原作だと体内で心臓を握りつぶす描写なんだけど、アニメだと見やすくするためか、わざわざ外に引っ張り出してぐちゃってやるのよ。ほんでロボ超人だから吹き出すのが真っ赤な血じゃなくてちょっとオイルっぽい茶色がかった液体なのは放送コードの関係なのかどうか。いや、その直前に「これがベルリンの赤い雨だー!」ってめっちゃ降らせてましたけどね。「ロボ超人の心臓ってこんな感じかーーーー……あ、知ってたわ。めっちゃみたことあったわ」ってなりました。 さて、この後は第2陣の中では割と「いいとこなし」で終わってしまうマーベラスさんですが……今回は尺の都合でラーメンマンの台詞がいくらかカットされた関係上、やたら勝手に喚き散らす口数の多いやつみたいになってましたね。まぁ、実際よく喋るんですが。アイキャッチの解説には「完璧超人だけど正々堂々がモットーできっちりしてる」みたいなフォローが入ってたので許してあげてね。まぁ、肩にあんなもん背負ってる時点で正々堂々もクソも無い気はするが、それを言い出したら大半の超人がレギュレーション違反になるのでしょうがない。ちなみに、修行シーンの思い出を確認すると、マーベラスの肩に双龍が生えたのはまさに拳法の修行中である(若い時にまだ龍が乗ってない描写がある)。……極意書以外にもやべぇもの色々取り扱ってるんでしょうかね。ほんとイカレた流派だよ。 キャストロール見たら「女子D」役が小林ゆうだったんだが? 第3話。ふつーに考えたらスケジュールは全話押さえでスタジオに入ってもらってて、まだ出番が無いからモブで参加、とかだと思うんだけど、今後レギュラーで登場したりするんでしょうかね。 さて、順当に面白いし、順当に変なアニメである。「アニメ制作」をモチーフにした作画的なネタ回しは一旦落ち着いたが、それでも今作の目玉になっていることに変わりはないし、毎回きちんと違う「作画の妙味」みたいな部分で見せてくれているので決してマンネリ化するということもない。1話の「巨大生物」、2話の「空中戦」、3話の「肉弾格闘」とそれぞれ「作画が頑張ってたら気持ちいいシーン」が繰り広げられているわけだが、さて、後はどういう切り込み方があるでしょうかね。 ナツ子のバンクシーンもほどほどに、今作は一発ネタで終わらないようにシナリオラインもそれなりに興味を惹くように作られているのはありがたいところ。ベースとなるなろう的異世界転移に、悪役令嬢系でお馴染みの「既存の2次元作品の転移」の要素を混ぜ合わせているわけだが、いっつも疑問に思っていた「主人公が筋立てに関与した時点で未来なんて書き変わるやんけ(だから破滅フラグとか意味ないやんけ)」については、当然今作では織り込み済み。1話目、2話目とナツ子が立て続けに大問題を解決し、死ぬはずだったキャラを救済、滅ぶはずだった街も救援しており、すでに3話目時点でナツ子が見てきたアニメ映画とは随分中身が変わっているはず。ナツ子もそのことを認識しており、どうやら「もっと先で起こるはずの事件」が先出しされているらしいという変化が確認された。よくある設定で言えば「世界の復元力」みたいな力だろうか。滅びの未来が確定している世界であるという前提なら、「滅びるためのトリガー」がどんどん押し寄せてきて次第にナツ子の想定を超えていくというのはありそうな話。もちろん、この世界が「アニメ映画の世界」を逸脱した時点で何者の思惑も超えた「ただ純然たる世界」として立脚している可能性もあり、その場合は「ボイドという敵対勢力が対策を講じられたために攻め方を変えてきた」と考えることもできるだろう。どちらにしろ、ナツ子の「未来を知っている」というアドバンテージは少しずつ削られていくことになるはずだ。 また、パーティーのエルフ娘の動向にも注目が集まっている。こちらはどうにもボイドの潜入を手引きしていたような節があり、ナインソルジャーの中で裏切り者ポジションに入ってしまう可能性がある(もしくは何か個人的な理由からの独断専行か)。ただ、その場合にはナツ子が何らかの事前情報を知っている可能性が高く、今後「パーティーの不破」という面倒なミッションにも挑まなきゃいけないかもしれない。まぁ、ナツ子が最初からメメルンを裏切り者だと知っていたなら出会ったときのあの反応にはならないと思うので、もしかしたら「実はそういう裏設定があってね」みたいなことを製作陣が語っていた、みたいな展開があるのかも。まぁ、「ナイン」ソルジャーって言ってるのに人数が全然足りてないし、まだまだこの先の展開は読めないのだけども。……元々の劇場アニメは何分の作品だったんでしょうね。 今回ナツ子が髪をあげた状態で動いてる時間がそこそこあったが、いい女なのかもしれんけど顔が見えてると個性が死ぬな。やっぱけうけげんみたいな状態で動いてる方が楽しいや。 フツーに良きスポ根、第3話。やっぱ色んなとこが丁寧ですね。コミカルなパートの作画の崩し方なんかも愉快なんだけど、今回はコンテがナベシンだったわ。まぁ、それだけが理由でもないだろうけどね。 さて、3話目ということで各アニメもそろそろ基盤が見え始める時期だが、今作は1話目の印象をずっと維持できる程度には高品質である。スケーティングモーションをCGで処理する部分が上手いことハマってるおかげだろうか、画面の見えが自然に出来ていて、それ以外のシーンで大きく動かす部分もシームレスにつながっている。素人目線なので何も分からん状態で感じたことを書くと、もしかしたらENGIのバリッとした画面デザインが「氷上の表現」と相性が良かった部分はあるのかもしれない。これまでの作品を見るとどうしてもライティングが強いというか、原色強めでシャキシャキしたラインを強調するENGIのデザイン性はどこか浮いてしまう部分もあったのだが、これが「キラキラ光る氷上のダンス」であったり「スポットが当たる花形の舞台」だったりするとライティングに理由ができるおかげで自然に見えることになる。その上でキャラクターの表情なんかのディティールまで描き込まれているおかげで真剣な表情芝居も、コミカルな顔芸も自在に乗せられるのがありがたい。多分原作コミックのいのりちゃんも可愛いんだろうなぁ。 というわけでアニメとしての出来は万全。その上でストーリー的にもダレるところがなく、まっすぐなスポ根展開ながらもワクワクするシーンが続いている。2人目のライバル(?)となるだいぶ変な子・ミケちゃんも登場して色んな意味で賑やかである。CVが当然のように木野日菜ちゃんなので「ロリの饗宴」みたいな趣があるな。この子がまたコミカルなシーンで映えるのだが、「大人」との関係性が微妙なようで、今後シリアス展開になってどういうふうにいのりちゃんとの差異が掘り下げられるかは気になるところ。 そして、そんな「大人」代表の我らが司先生が「まっすぐなスポ根」を支える重要な屋台骨。今作が見ていて気持ちいいのは、司がいのりのことを「子供扱いしない」からだ。子供の指導ってのはなかなか難しいもんで、「子供扱いしない」と簡単にはいうものの、だからって無理難題を押し付ければいいというもんでもない。発展途上のお子さんには大人とは違う部分が(肉体的にも精神的にも)あるわけで、そこはきちんと分別ある大人がコントロールしてやる必要はある。そういう意味で「子供として扱う」必要はあるが、司は持って生まれた気質なのか、子供だろうが動物だろうがまっすぐに向き合うタイプ。いのりのこともきちんと「1人の人間」として接しており、その姿勢が子供にもきちんと届くのである。その上でコーチとしてのスキルも充分に備わってるってんだから実に憎らしい。まぁ、こういうまっすぐなヒーローがいてこそのスポ根ですわね。 1話の導入とかを考えると、もしかしたら今後は司自身も身の上に悩む展開とかが来たりするんだろうか。どう見ても指導者としての資質はありそうだし、このままコーチ職に骨を埋めても文句は言われなそうだけどね。
長き旅路の果て、今期もようやく新番チェックがゴールイン(2週間後にすぐプリキュアがくるが)。今期執筆された新番チェックの数は49。これに前クールからの引き継ぎを加えた約10本に2月から再開するリゼロを加え、トータル60本が今期視聴するアニメの本数……なわけがない。無理である。冬クールでこの本数はかなりえげつないぞ……。新番チェックの数だけで言えば10月が59だったのでまだマシなようにも見えるが、そこから秋クールは「N話切り」が13本と史上最多を記録し、視聴本数だけでいえば50程度だった。今期もまぁ、最低でもそのへんまでは落とす予定だし、現状すでに何本かは切っている。そして何が悲しいかって、最後に書いてるこの作品もそんなN話切りの筆頭というところが……。 先に書いておくと、「杖と剣のウィストリア」と同じBNPicturesなので映像部分は悪くない。まー特段魅力も感じないが、決して崩れてたり、手を抜いてたりはしない出来で、アニメスタッフは与えられた素材をなんとか面白く見せようと必死に頑張ってくれている。 だが無理だ。今期は特に拒絶反応が明確に出るなろうが多かったなぁ……。今作はお手本のような追放からスタートした上で「ちょっと経験者になったおっさんが若い女の子に経験マウントとって気持ちよくなる」という、もし配信者のコメント欄でやってたら確実にお気持ち返しされるムーブであり、なんかもう、あらゆる部分が気持ち悪くて受け付けられない。そして相変わらず、この世界の仕組みが全く見えてこないのがもやもやもやもやもやもやする。 今作は他のなろうに比べるとちょっとオリジナル要素を出している部分があり、それが「社会全体の技術水準が現代社会に近い」こと。「配信」なんて言葉がそれを端的に表しており、テレビ的なものやタブレット的なものまで、科学か魔法か錬金術かは知らんが、何かしら「剣と魔法のファンタジー」だけでは終わらないニューナーロッパを舞台にしている。まぁ、そこは何かしらのこだわりがあったのだろう。その部分をうまく他作品との差別化に活用しているのであれば、評価を上げても良いポイントである。 しかし、残念ながら今作ではその部分がむしろいびつさに繋がっている。「現代社会に近い程度の技術力」がある世界であるなら、当然経済にしろ法にしろ、社会的なシステムだってもっと現代的になっているはずなのだ。確実に貨幣経済は成熟しているだろうし、これだけ通信が発達した社会において社会通念は相当に一般化しているはずだ。そんな世界で、なぜ「冒険者」が冒険者のままなのだろう。ダンジョンのシステムが一切説明されていないのでそこに全部の責任を押し付けてしまえる可能性はあるが、例えば今回主人公パーティが取りに行った魔法石的なものに資産的価値があるなら、ダンジョンを整備し、恒常的に採掘できるシステムを構築した方がよっぽど安定するはず。何故それをわざわざフリーランスの「冒険者」などというシステムを維持して(場合によっては人命に危険が及ぶリスクまで孕みながら)続けているのか。主人公が「5年前に初めて入ったのもここ」と言っていたということは、少なくとも5年間で相当な数の冒険者が探索に潜っており、「フロアボス」などの概念が浸透しているということはもはやそれ専用のマニュアルがあるレベル。「トラップがある」だの「モンスターが沸く」だのという状態は、何故5年間も放置されているのだろう。 あと、面白いのは主人公が「高難度のクエストは赤字」とか言ってた部分。ほなら受けるなよ。なんでクエスト報酬がその値段で設定されてんだよ。配信されてるからって背伸びしてでもクリアしたかったん? 仲間から搾取されてたなら、事前に見積もり出して「赤が出ない範囲でやります」って言っておけば良かっただけでは? 何で見栄張った? 名誉欲の塊なん? もう、それがモチベだったとしたら追放した幼馴染のこと悪く言うなよ。お前が好きでやっとったんやろ。そんで「Dランクの依頼だったらコスパが見合う」とかいうなら、一生Dランクでええやん。上のランク目指す意味ないやん。 多分、世界の仕組みは相変わらずガタガタなのだろうと思われるので、いちいちそういうところにイライラしながら視聴するのは苦痛でしかない気がする。映像部分を理由に来週も観るかどうか……。小野勝巳は今期「妖怪学校」も同時並行で監督してて、そっちはバカが振り切れてて割と味のあるアニメになってるし、もう、そっちだけでいいじゃん。なろうにリソース持ってかれるの勘弁してくれ。
そういやこの人も明確な呼び方決まってないな。ブログで言及する時も「井上麻里奈」ってフルネームだし。まぁ、そういう距離感の役者を改めて取り上げる機会だと思えば良いことなのかもしれない。ちなみに彼女が生まれた1985年を私は「黄金世代」と呼んでおり、古い順に75年、80年(度)、85年、91年を黄金世代に認定。それ以降の時代はまだ定めてないけど、現状94,95年あたりは強そう。
エッッッッッッ、第14話。そのおっぱいは余計ですなぁ。いや、あって困るもんじゃぁないんだ。OK、話し合おう。 さぁ、順当に新キャラが溢れ出してきよる。今回もどこが中心なのかなんてさっぱり分からないストーリー展開になっているが、一応「災厄」というフレーズがそこかしこに飛び交っており、1話目で女の子を飲み込んでいた超ハリケーンみたいなやつが黄都に迫っているというのが一応はおっきなタスクなのかしら。まぁ、だからとてかき集められてる曲者連中が国を守るためにあれをどうにかするビジョンも見えないのだが……もしくは「世界詞」でちょいとがんばればそれだけで終わっちゃうんじゃないか疑惑とかもあるけど、まぁ、何かしらの制約はあるのだろう。 リチアの争乱こそ終わったが、その爪痕はそこいらに残っているらしく、一応今回の観測者(前回のユノポジションなんだろうか?)に位置しているのはどこかキルアみたいな雰囲気(?)の少年、名を戒心のクウロという。どうやらリチアだけでなく黄都に敵対するところはあるようで、「旧王国」とやらと繋がっている勢力を探っている様子。まぁ、ぶっちゃけこの辺の関係性はここからおとなしく見守っていく他ないだろう。 今作の楽しさについて、前回「Magicのレジェンド紹介記事みたい」と書いたわけだが、今回の流れで改めてその類似点を思い出す。そうそう、全部のキャラクターに二つ名がついていることに加えて、「職種・種族」っていうクレジットもつくんだよね。Magicとは逆順だが、前回の小山キャラが「射手・巨人」。絶対到達持ってる奴だ。そして今回登場した奈央坊キャラは「斥候・(吸)血鬼」だそうで。前回がローウィンっぽかったのに一気にイニストラードまでやってきた感じ。実際、オリヴィアヴォルダーレンみたいな妖艶さもありつつ、絶対的なレジェンド感を醸し出して強さを見せつけている様子は、「こんなんどうやって倒せばええねん」といういつも通りの諦観を与えてくれる。まぁ、1期ではそう思ってた奴らがいっぱい殺されてるんだけどさ。今回のリナリスさんは精神操作系だからとっかかりがあればそこまで対処は難しくないのかしら。 それにしても美麗である。映像が綺麗なのはスタッフの頑張りだけど、1つ1つの所作というか、じっとりとした映像美が実に好みなんですよね。リナリスだって「エッロっ」とは思ったけど、別に露出度の高い格好してるとかじゃなくて、ちょっと一瞬だけおっぱいのデカさを見せつけただけですからね。その後の「絶対遵守のギアス」のせいでそういうプレイに見えてるだけであって。 できることならこういうキャラが生き残って最後まで魅惑を振りまいてほしいところではあるが、リナリスさんは下僕を増やすのがメインの能力なもんで、闇乃武の出来損ないみたいな変な軍団を引き連れて出てきちゃったところがちょっと気になるんだよな。あんなもん、この世界においては噛ませ以外の何ものでもないと思うのだが。陰獣よりも登場シーン少なかったらどうしよう。 これは……良いアニメですね、第2話。なんかね、1話より2話の方が今作の強みをグッと感じられた気がする。多分好きな作品になるわ。 まぁ、そもそも声優オタクの人間は「声の表現」である朗読・放送部の活動に興味が持てるのは当たり前なのだけど、先週書いた通りに「声の仕事の良さ」をアニメで(というか声優の演技で)副次的に表現するのは結構大変。我々視聴者は声優の仕事を聞いて「いい仕事するなぁ」と思ってしまうわけで、そこにさらにもう1階層挟んで「このキャラはいい仕事をしてるんだなぁ」と、言い換えれば「この声優はいい仕事をしてる仕事をしてるなぁ」と感じるってのはかなりの難行なのである。そして、今作は一定の水準でそのハードルをクリア出来ていると思う。 2話目は個性的な放送部の面子を紹介するお話。前回時点で主人公の花奈ちゃんと部長の薄頼瑞希に関しては紹介されていたが、そこから追加の新入生3人+先輩2人のトータル5名を追加して一気に導入するってのは情報量がやや多い。しかも全員が「放送部にくるなんらかの理由がある」奴らということで、個性はあるけどそれを動きとして表現しづらいというおまけ付き。改めて武田綾乃もめんどくせぇ題材を選んだもんだとは思うが、アニメになるに際し、最大の強みである「声のお仕事」はしっかり機能している。 今回の殊勲賞は2人。まず1人目はもちろん、あからさまなツンデレツインテという出来すぎキャラの新入生・夏江杏。つっけんどんな態度はほわほわヒロイン花奈と分かりやすい対比になっているが、「とっつきにくいけど別に悪いやつじゃないんだろうな」という印象を与えつつ、中学時代から貪欲に上を目指し続けた「放送部での勝ち負け」にこだわる姿勢と、その精神に裏打ちされた確かな実力も感じさせてくれる。CV担当はここ最近飛ぶ鳥を落とす勢いの和泉風花。それこそ花奈みたいなもっとぽやぽやしたイメージだったのだが、こうまでカチリと切り替えられる「声の仕事」をこなせるとは。まぁ、みんなして職業声優なんだから「トレーニングした高校生」の役ができるのは当たり前といえば当たり前なのだが……実際に「アナウンス原稿」を読む時の声の張りや音の立て方など、確実に「声優志望の若者が必死に積み上げてきた努力の結果」で生み出されているものだ。「声質は最大の才能だ」ということを作中でも繰り返し強調されていたわけだが、和泉風花のボイスなら向き不向きなんて吹き飛ばしてどこにでも照準を当てられそうである。 今回は男子部員は音響志望の冬賀が性根の良さをアピールできた程度でまだあまり前面には出てきていない関係上、もう1人の注目キャラは部長の瑞希。「声の表現」の研鑽場である放送部を仕切る事実上のトップを任されたのは、泣く子も黙る島袋美由利。まぁ、そりゃ一声でどうとでもできるでしょう。奔放な部長に合わせるおとなしめの副部長に安野希世乃という配置も心憎い。もう、こんな放送部なら全国優勝待ったなしやんけ。 と思ったところに突然ぶっ込む遊佐浩二。全部持ってく遊佐浩二。そうかー、演劇部かー。そういう展開になるのね。これ、作品が進んで上のレベルになるともっとエグい声の持ち主とかが現れるんだろうか。石田彰とか(石田彰が高校生の大会に出ていいわけないだろ)。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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