最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
久しぶりの劇場アニメ。突発的に何でこの作品を観に行ったかというと……「なんかやたらCMやってたから」です。はい、理由なんてそんなもんです。少なくとも我が家においては、未だテレビCMというものが一定の効果を持っているということがわかる訳ですね。古い人間なので。一応CMの中で「CV種﨑敦美」の文字列が見えたっていうのが一番の理由かもしれません。
ネタバレ防止の折り返し前にざっくりと総評だけ置いとくと……「難しい」です。何の参考にもならんですまんな。しかし、正直評価が難しい。爪痕を残そうとしている作品なのでアニメ史を考えた時には何かしらの指標になってもおかしくないくらいのインパクトはあるし、刺さる人は刺さる作品なのだとは思うのだが、私の場合はいいとこまでは刺さってない。ただ、この「刺さらなかった」原因が「私の察しの悪さ」にある気がして、作品に責任を押し付けるのも良くない気がしている。きちんと評価するなら2回目を観た方がいい作品なのは間違いないのだが、ほとんどのアニメ視聴者は劇場作品なんて1回しか観ないわけで、「1回目の時の評価」も大事といえば大事。……ほら、ここまでの記述で気になったなら、まず観に行けばいいじゃない。責任は取らんが。
<というわけで折り返し。以降、重大なネタバレを含む可能性が高いです>
PR サブタイトルの通りだと思います、第17話。ただし恋太郎ファミリーの場合は、基本みんなしてドMではあると思います。こんだけおかしな状態に自ら率先して身を置いてるわけだからな。 順当に次のお話。2クール目に入ってきっちり2話・2話でクルミ・メイのお話を処理しているので、おそらく今回登場した須藤育(イク)も次回を含めた2話で処理されるものと思われる。9人目の彼女ってことで野球キャラってのは事前に考えてたものなのでしょうか。ここまで8人並んでほとんどが文化系のキャラだったので、純正体育会系は初めての属性。それだけでもそこそこキャラが立っているので、2期目組の中では扱いやすい存在なのではなかろうか(何度も言ってることだが、どうにもクルミの扱いづらさが目立ってしまう)。 そして、単なる熱血スポ根キャラというだけでは恋太郎ファミリーに埋もれてしまうということで、そこにドMというシンプルかつ効果的な属性も付与。ファミリーの中で色ボケ担当は基本的に花園母娘の役割だが、また別方向からエロいシチュエーションに振り切ることができるようになった。しかも花園家と違ってイクの場合は別に本人がエロいことしようと思わずにエロくなる設定なので、ちゃんと差別化を図りながらあさっての方向へと導くことが可能。飛び道具ばかりの世界に更なる飛び道具が加わることとなる。 やはりこのイクというキャラクターがCV高橋李依というのがナイス判断だ。振り切れたドM設定については当然「めぐみんのくせにダクネスみたいな声出しやがって」と思うわけだが、多分これまで散々同じアフレコ現場で見届けてきた茅野愛衣によるダクネス地獄はどっかで参考にしてる部分はあるんじゃないだろうか。変態は最高に変態らしく。それが出来るのが良い声優なのです。りえりーはひょいひょい声が裏返っても自然に繋ぐことができるのが強いよね。 というわけで新キャラ・イクについてはあんまり心配していないのだが、画面がだいぶ狭くなってきた他のメンバーについては大丈夫だろうか(いっつもそんな心配しかしてないが)。まぁ、大丈夫ですね。毎回しっかり全員出てきて最低1シーンは見せ場を作ってくれてるバランス感がすごい。心配しているクルミの挙動についても、カラネが強めかつ致命的なツッコミを担当しているために「軽くて常識的なツッコミ」を担当する程よい緩衝材だと思えば悪くない立ち位置なのかもしれない。ハハリやクスリ先輩のようなボケ散らかすキャラが一定数いるのでどうしてもツッコミは持ち回りで担当する必要があるのだが、カラネ・クルミを中心に、ナノもそこそこ分析役に回れるし、ハハリの奇行に対してのみ特化したハカリのツッコミもある。案外バランスのいい連中なのかもしれない。 数が増えるとその分絡みのパターンも指数関数的に増えていくわけだが、今回は野球の練習シーンで珍しくシズカがナノ以外と組んでいたり、ちょっと新鮮な組み合わせも楽しむことが出来る。まぁ、野球回でシズカが活躍できるかどうかは怪しいところがあるが……。 次回、対戦相手がどんなチームかが気になるところですね。またゴリラが出てきたらどうしよう。 かっこいいじゃん、第6話。ナツ子がでしゃばらない方ががっつりファンタジーらしい王道バトルでアニメ映えするというのもなんとも皮肉なもんだが。 前回が初めての敗北を覚えるお話。当然下げたら上げる必要があり、下げる期間は短めに、しっかりと持ち上げてスカッと解決で達成感を演出している。ナツ子とその他の面々の関係性が「変化」したことを示しているわけだが、今回のヴォイドのおかげでもあり、ジャスティスのおかげでもあり、また、これまで仲間たちと培ってきた時間の賜物でもあり。まぁ、自分がチート勇者だと思い込んでる異世界人に何言っても響かないのはそりゃそうだろう。いっぺん手痛い失敗をして「この世界も自分の世界と同じかぁ」と実感してしまえば、ナツ子とて馬鹿ではない。ちゃんと最善の結果が出るように仲間たちの話は聞くのである。そのために、ジャスティスというある程度第三者視点から見てサポートしてくれる仲間が必須だったわけだね。まぁ、メメルンも割と客観的に見てくれる子だとは思うけど。実は今回の影の立役者ってメメルンだしな。 そして、今回はルーク・ジャスティスの関係性に触れるにあたり、ようやく本格的に(?)ナインソルジャーの過去の姿を確認することができた。当たり前の話だが、ちゃんと9人いたんだな。一応ディティールも見えて、明らかにゴーレムなやつが1体と、こないだ地図に描かれてた謎の存在「チンゴスマン」で1体、そしてマーマン風の海棲種族の女性が1体(CV大原さやか)、あとはなんか分かんないけど小さいのが1体。この4人がすでに故人であり墓標を立てて弔われているという形。……そうか、あの役立たずの土偶もやっぱりナインソルジャーなのか……まぁ、今回ちょっとだけ役に立ってたけど。だいぶ戦力のバランスが悪そうな9人だったんだな。 そんな9人にしか分からない過去の傷というのも色々とあるだろうが、メメルンが言っていた通り、ジャスティスにしてもルークにしても、みんな「これ以上仲間を失いたくない」という気持ちは同じ。ナツ子だって、そんな「仲間を失った後のルーク」を嫌というほど見ているわけで、自分がどう行動したらいいかを考えた時に真っ先に「仲間と協力する」という結論に辿り着くのも当たり前。その脳裏には現世での独りよがりな映画制作の光景もフラッシュバックしてしまうが、少なくとも今自分の周りにいるのは「頼れない同業者」ではなく、「憧れてきたヒーロー(の一部)」ではあるのだ。実際、今回の戦闘ではジャスティスも含めて5人が5人ともしっかり活躍してくれたのだし、ナツ子はひたすらにサポートに回ることで役割分担が出来ていた。新たなナインソルジャー、テンスソルジャーが、今後どのように関係性を深めていくかは要注目。 まぁ、サポートに回り始めるとナツ子の持ち味が殺される気もするし、そもそもタップが呼びかけるタイミングが気まぐれだから役に立てるかどうかも運次第みたいなところがあるけど……今回ナツ子のオリジナルデザインの召喚候補が描かれていたが、この子、ほんとに名作の監督として世に出てたのかと不安に思うくらいにセンスがなかったぞ。虫籠マンは多分キン肉マンの募集超人としても採用されないレベル。もうちょい、なんとかしてほしい。もしかして、これが実は「現世のナツ子はたった1作で名監督として祭り上げられたが、実際は旧作のコピーに長けただけで創作のセンスはない人物だった」っていうことを示していて、「そんな監督の作ったアニメがウケたってことは、現代のアニメユーザーは模造品でありがたがる奴らばっかりだ」っていう皮肉だったらヤだな。
さて、今年もこの季節ですね。ということは声優アワードも間も無くなのだな。このブログではもはやこの差分チェックとアワード絡みでしか使わなくなってしまった「声優・雑記」というカテゴリがあるんだよな。若い頃はイベントとかもちょいちょい行ってたんだけどねぇ。このカテゴリを生き残らせるためにも、せいぜい年1回の更新くらいはしておきましょ。ただまぁ、かつては「誰もやってねぇなら俺自身が調べてやる」ってモチベで行ってたこの差分チェックだが、最近はもう、声グラの発売前にニュース速報で「今年は○人増!」みたいな情報が流れるようになったし、そろそろやらんでもいいのではという気がしている。毎年言ってる通り、この記事があるせいで声グラ買わない人が出てきたらそれはそれで問題だし。年々立派になっていく声優名鑑、ぜひ押さえておきましょうね。
やっぱスプリングマンかわええ〜、第16話! いいねぇ、バネボディの胡散臭い動きもかなり頑張って表現してくれてる。何より、中の人のよっちんがほんと楽しそう。 今回は2クール目に入って初めて、アニメ1話で原作4話分が消化しきれなかった。1期と違って3話分は超えたので、だいたい3.5話分くらいの半端なところで引きになっており、原作の切れ目とアニメの切れ目が異なるのは多分これが初。なんでそうなってるかというと、多分シングルマッチ→タッグマッチの変更の行程がどうにも面倒くさかったからじゃなかろうか。あの辺、無茶苦茶な話してるんだけど成り行きが意味不明すぎるからなんとか説明するために切れる要素がほとんどないのよ。ネームの必要なところを拾っただけでも結構尺を使うもんで、今までと同じ密度では詰めきれなかったんだと思われる。まぁ、その分丁寧な説明も増えて、なんでか分かんないけど「ロビンをおちょくるネメシス」というちょっとしたサービスが追加されました。また、このタイミングでバッファローマンとスプリングマンの紹介映像も導入。バッファローマンは設定も活躍シーンも多いのでいろんなところが切り取られてて良かったですね。アニメの画面上では一応乱入コンビが初登場だぞ。あと、スプリングマンの紹介導入の時に額の「S」のマークから入る演出もちょっとかっこいいぞ。ごめん、正直「あ、こんなとこにSついてたっけ」って初めて認識したわ。額に文字は優秀な超人のステータスよね。 そうそう、初登場といえば、スプリングマンがステカセとの友情を想起する必要上、なんとここでスニゲ師匠も初登場。台詞もあるので悪魔騎士ではアシュラマンに続けてのキャスト決定。宮内敦士氏という方はあまりアニメ本業の人じゃないのだが、どっかで聞いたことある名前だと思ったらジョジョ5部でチョコラータやった人だった。指導者役が向いてるってことですね(????)。とにかくそんなスニゲ師匠の下で修行に勤しむおもちゃ超人たち。スプリングマン渾身の「あいつと俺はなぁ」のカットがバッチリ決まったのでスプリングファンも大満足。まぁ、冷静に振り返るとあの回想でなんでスプリングマンがステカセのことを特別視してるかはさっぱり分からないんだけど。あいつがいじめられてた時にお前呑気にりんご食ってたじゃん。 まぁ、ステカセへの想いは来週に任せるとして、そんなスプリングマンのトリッキーバトルの様子が実に愉快に描かれる。ありえないフォルムにきちんと説得力を与えるバネの動き、いい感じ。多分あの滑らかさはCGの処理が入ってると思うんだけど、全然違和感なく画面に溶け込んでるんだよね。もしかしたらスプリング作画班とかいるんだろうか。そして、対戦相手のジョンドウズも負けてはいない。「なんでターボメンの頭に乗ったらニャガさんが高速回転するねん」という当然の疑問にも(実況でなんとなく)説明をつけてくれたぞ。まぁ、その後の展開で別にターボメン無しでもイグニシォンドレスは出せることが判明するんだけどさ(ジョンドウズアロウの存在を考えると、ドレスが燃えるのもニャガさん固有の力である)。あと細かいとこなんだけど、原作だとまだキャラが定まってなかったニャガさんが「ホホホ」って笑ってたセリフも全部「ニャガ」に置き換えてある。しばらく頭と頭をこっつんこしながら喋ってる2人がだいぶ可愛い。ターボメンってロボ超人だからなのか、急造チームの割に大人しくニャガさんのいうこと聞いて戦ってくれるよね。アロウにセットされて大人しく弾丸役で待機してるターボメンが割とシュール。 そして、いかにもゆでワールドらしい最大のカオス、「ただでさえぶっ壊れてるはずの壁面をもう1回ぶっ壊して階段を作る」のシーンはアニメではもうちょい理知的に改変。瓦礫で階段を作るのではなく、「バッファローマンがまだ遺跡の奥底に眠っていた儀式用の神殿を発掘した」という設定に変更された。……いや、だとしてもよく分からんがな。まぁ、バッファロー一族って元々学者筋の家系だし、多分考古学的見識も深かったんだよ、きっと。よりによってバッファローマンが「親が身体だけは頑丈に産んでくれた!」ってフィジカルだけ評価してたけど。いや、でも現時点での原作の展開を考えると、バッファロー血族の謎をここで少し匂わせていたと考えることもできるか? どこからがゆでで、どこまでがゆでなんだぁ?! そして炸裂、デビルトムボーイ。「なんで避けられないんだ」という長年の疑問について、原作では「なんかブレる」という説明だったが、アニメではさらに精密な計算ができるロボ超人ターボメンですら軌道が読めないという余計なまでの演出が追加。流石にそこで「ERROR」はダメじゃね? そんなにカオスな動きなん? 今度ウォーズマンで試してみてくれ。ターボメンは螺旋壊体絞りでオイルっぽい何かを吹き出しグロ展開へ。……まぁ、多分来週もっとグロくなるけど。頑張れバネクズ。アニメの新規視聴者に一番説明しなきゃいけなかった「ネコジャラシという奇策」は一切説明が無かったけど大丈夫か。 そうそう、前回入れる隙間がなかったせいか、今回アイキャッチのTIPSがジャックチーだったんだけど、完全死亡の後に何言われても煽りにしか見えない上に「悪趣味なやつだ!」とかdisられてて可哀想すぎる。作画で恵まれなかったマーベラス、そして扱いが悪すぎるジャックチー。完璧超人も楽じゃない。 寿司が美味そうなアニメだな……第6話。試聴する時間次第で盛大な飯テロになるので要注意だ。シャリ残す民族、世界にほんとにいるのか? 今回は試合展開などほぼ無しで幕間的なお話。とはいえ、がっつり司の過去を振り返るのは初めてのことなので人物紹介としては重要なエピソードだし、それを聞いたことでいのりちゃんのモチベに繋がったり、師弟の絆がより強固になったりと副次効果もデカい(多分)。まぁ、最終的に一番よくわかったのは「フィギュアスケートはとにかく金がかかる」ってことだけど。……たいていのプロスポーツは本気で選手になろうとしたらだいたいは金がかかるもんだよな。 しかし、改めて「明浦路司が出来るまで」を見せてもらったわけだが、視聴者目線でも知らない話がバンバン出てくるし、結構予想外のお話もあった。一番のびっくりポイントは、司のスケートキャリアがいのりちゃんなんてどうでもよくなるくらいに遅咲きだったということ。いのりちゃんが小学5年生で「遅すぎる」とか言われてんのに、司の場合は中学でもまだ始めてない。どの程度のハンデになるかは分からないが、少なくとも作中の空気から察するに無理無理無理の無理だったのだろう。「アイスダンスの相手役」がどのくらいのポジションかも分かんないけど、それでギリギリ表彰台に届かなかったくらいってんなら司は相当才能はあったんじゃなかろうか。そりゃぁ、そんな過去があったんならいのりちゃんの頑張りを応援したくなるのも頷けるというもの。 そして、そんな遅咲きギリギリスケート人生を生きてきた司について、とにかく周りにいい人が多すぎるというのは羨ましい限り。いや、司本人が他人から好かれるだけの人徳を持ってるからこその人の和なのだろうが、それにしたってパトロン役の加護さんはいい人すぎやしませんかね。どれくらいの規模の会社を経営してるかも分かんないけど、半分居候みたいにして苦学生(苦スケート生)に出資してやれるなんて、現代日本では相当なセレブでもない限りもてない趣味だろう。病床の奥さんが望んだことだったのだろうが、逆に「病気の奥さんまでいて家計だって楽じゃなかろうに……」という状態での無条件サポート。そんなんされたら、そりゃ頑張らなきゃ、って思うよね。ただ、司も流石にそんな施しはやりすぎだっていう意識がどこかにあったからこそ、今回の意固地な拒否反応に繋がったのだろう。落ちてきたものをただ拾ってるだけの人生じゃダメだという意識はあるはずだ。 ただ、最終的にはそうした加護さんの援助は司にとって大きな意味があったし、今後の活動に際しても影響が出てきそう。どんだけいのりちゃんが頑張ったとしても、司がヘロヘロになっちゃぁ意味がないからな。やっぱあんな専属コーチのみたいな仕事一本じゃ食っていけないくらいには苦しかったようだし。ヤバい色の封筒が届く家計はほんとにヤバいから気をつけろ。ちなみに俺はうっかりして黄色まで行ったことがあるぞ。 そして、そんな神のような加護家の存在のおかげで忘れがちだが、司がしっかりスケートで実績を残せた(残せそうだった)ところまで行ったことについては、瞳先生の存在も忘れてはいけない。今現在こうして司がいのりちゃんの相手をして(ギリとはいえ)食っていけてるのも瞳先生のおかげだが、それ以上に司を支えてくれていた時代が間違いなくあったはずだ。今後彼女の人徳に迫るお話も見てみたいですね。 しかし、ここまで全て司の遍歴を開陳されても、最終的には「結果残せてないんだけどね」という事実は覆らない。先週垣間見えたコーチ対決みたいな状況では確かに分が悪い。でもまぁ、名選手が必ずしも名匠になるとは限らないのだし、逆もまた然り。指導者としての適性が上手いことハマれば、いのりちゃんももっと先へ行けるかも。改めて、頑張れ司。ちなみに加護さんとこの娘さんも「ヨウさん」って呼んでたから、司がいのりちゃんのことを「いのりさん」って呼ぶのは職業病とかじゃなくて単なる性格だったんだな。 ちゃんとシステムが更新されていく感、第5話。原作ゲームはやってないけど、なんかこぅ、ゲーム的に「次のステージはこの要素が追加されるよ」みたいなニュアンスはちゃんと伝わってくるシナリオ。同制作者の別ゲームの記憶だけど、なんか証拠品を発見した時の「てれーん」っていうSEは多分ゲームからそのまま採用されてるよね。 今回も、お話自体はそこまで大したもんじゃない。というか、30分で1本(多分原作ゲームでもそこまで長くかからない程度で1本)のシナリオを消化する都合上、どうしたって要素は切り貼りみたいな状態になっちゃうのでなかなかアニメとしての情感を込めるのは難しいが、そのあたりはドライに処理させてもらって、ちゃんと「ゲーム的な次のステップ」に進んでいる。例えば今回一番特徴的だったのは、ホテルのシステムとして真っ先に紹介されていた「ここを訪れた客は象徴的なアイコンに変換され、名前を思い出せば顔が取り戻せる」というルールが、ギミックに関わっていたこと。まぁ、最初に音子ちゃんが「あれ、顔は?」みたいなリアクションしちゃってるのでどんだけニブい人間でもあのタイミングで真相に気づいてしまうというのは勿体無い気もするが、きちんと「このホテルならではのエピソード」になっているというのは考えられている部分だろう。今後のエピソードでこうした要素をもっと複合的に活用して難度の高いステージがあると最高なのだが……まぁ、あんまり高難度や質の高い謎を求めるような作品でもないか。 きちんと「顔と名前の秘密」を成立させるためのエピソードとして破綻なく描かれているし、出てくる手がかりのバランスも程よい。お手本のような「お手軽ソシャゲ」の展開になっているんじゃなかろうか。今回はそれに加えて「切子の望遠鏡」という新アイテムが登場。これによって不可能だった「現世の視認」が可能になってさらに行動範囲が広がるだろうし、やれることが増えれば音子の現世、阿鳥の現世の解明という大謎の答えにも近づけるだろう。また、個人的に一番気になるのは「なんで切子がそんな便利な望遠鏡を持ってるんだよ」という部分で、前回今回と立て続けに「切子は少なくとも音子たち一般客とは違う存在だよ」ということが強調されている。しかも「あんまり善人ではないっぽいよ」ということも。ホテル従業員の支配人や瑪瑙ちゃんが割といい人として描かれているので、「バーの客」である切子がいったい何者なのかは気になるところだ。 そして、そんな切子とよくつるんでいる問題児・大外。こいつを野放しにしてるのがこのホテルの一番の問題なのだが……支配人たちがそれを容認しているということは、別にホテルで荒事が起こって死人が出たとしてもそこまで問題じゃないという判断をしているということ。さて、このホテルの目的はいったい何なんだろう。まぁ、そこまで言及されるかどうかも分からないけど……想像するだけなら自由ですからね。いい具合に、「気になる要素」が持続してる良い展開だと思ってます。あとどこまでも平熱でサクサク処理してくれる音子ちゃんやっぱ可愛い。
何よりもまず、1年間お疲れ様でした。戦隊シリーズは点数はつけずにざっくりとランク分けで評価してるんですが、最終的に今作は「A」まで行っていいかな、と思っている。キングオージャーが「Sにいくかどうか悩んだがギリA」だったのに対してこっちは「Bをつけるのは流石に勿体無いのでA」くらいの差分をつけているが、個人的な事情でちょっと試聴がなおざりになった部分があったことをさっぴいて、やっぱちゃんと面白い戦隊だったと思うわ。ちなみに「個人的事情」は、①ここ数年、面白い戦隊が続きすぎて贅沢になってる ②ニチアサのエネルギーの大半をプリキュアに吸われていた というブンブンジャー自体に何の責任も無いものなので。 さて、そうして最終的に評価が上がった理由は、「思いの外重くてクドいとこにぶっこんだ」ことですかね。シリーズ当初の感想を確認してたら「キングオージャーがどシリアスだったし、多少ご陽気愉快な戦隊になればいいんじゃね? 過去の車モチーフ戦隊ってだいたいご陽気だったし」という導入で、実際に「バクアゲ」なんて言ってる連中はパリピ属性持ちのはずなのだが、これがなんと戦隊史の中ではむしろ社会派でスマート&シリアス寄りの構造だったっていう。まぁ、最終回間際の展開が特にそうだったもんだから印象が強く残っているだけって可能性もあるが、こんだけ作中でメンバーが脱入隊を繰り返した戦隊ってのも珍しいんじゃなかろうか。サキトが加わるまでそこそこあって、その後間も無くゲンバが脱退。オープニングでもぽっかり穴が空いた状態がしばらく進み、ゲンバが戻ってきて「よかったよかった」と思ったらラストの展開でずっとシャーシロが抜けっぱなしっていう。この類を見ない構造も、1つの戦隊として括られているけどみんな個別に「仕事」を持っているっていうブンブンジャーならではの個性を発揮したものなので、きちんと事前にシナリオラインに統制が取れてたってことよね。 やっぱり1年と長丁場のスーパー戦隊は、メンバーの個性をいかに引き立てるかってのが一番の評価ポイント。キングオージャーはそれをこれ以上ない形で実現させていたわけだが(ドンブラ? やればいいってもんちゃうぞ)、今作も「調達屋」やら「始末屋」やらの肩書きが単なる名前だけに終わらず、個人のパーソナリティに言及してしっかりシナリオに絡んでいたのが高評価。終わってみて最後に振り返ると、世界全体の「正義」の姿を体現し続けたせいで主人公のタイヤが相対的に一番個性が薄く見えたまである。そんだけ隅々まで気を遣ってくれていたってことよね。 そうして貪欲に色んな要素をぶっ込んだもんで情報量が渋滞して消化不良で終わってしまった、という感想もあるにはあるが、たとえばすでに情報が出ているVシネのストーリーに繋がったり、「これから先の彼らの進路」が想像できる余白があるってのも悪くないと思うんですよね。その名の通りに走り続ける戦隊だし、未来の可能性や無限の広がりを勝手に想像できる形で終わったのはむしろ良かったんじゃないかと。これから先、なんぼでもスピンオフさせりゃいいんだしね。 そう言う意味では、色んな要素を飲み込んだ悪役サイドの活躍も正義サイドと同じウェイトで考えてしまって良かったのかもしれない。サンシーターの活躍ぶりは言わずもがなだし、各隊長格の存在も、「1人ずつ出てくるギンガマン方式はあんまり好きじゃないんだけどなぁ」とは思ってたんだけど、マッドレックスを中心に後からもガンガン隊長どうしでの絡みがあって、終わってみれば理想的な「わちゃわちゃしてる敵勢力」になっていた。スピンドー本人も一筋縄では行かない「悪」のデザインがいかにも現代的でスマートだったし、ハシリヤンの皆さんも「もう1つの主人公サイド」として充分に魅力を発揮できていたんじゃなかろうか。 個人的に強いて不満点を挙げるなら……装備のデザイン面かな。チャンピオンフォームさぁ、面白いと言えば面白いんだけど、やっぱ戦隊としては違うと思うんだよなー。1枚羽織ってパワーアップって言われてもさー。そりゃレーシングチームとしては成立するんだろうけど、戦隊としてはもうちょいさー。そこだけ唯一ご不満。まぁ、これ以上ない個性にはなってたんだろうけど。 でもトータルで見たらやっぱり出来は良かった。ここ数年の異様なまでの戦隊の盛り上がりを冷めさせることなく記念作品に繋いだぞ。さぁ、出てこいゴジュウジャー。すでにゼンカイジャーで戦隊の振り返りイベントはやってるので、今回はもう「歴代戦隊モチーフ」とかは特に望んでないです(5年ごとにやられたら流石に飽きるだろ)。ジュウオウジャー同様、記念ではあるが堂々と、自分のスタイルで戦い抜いて欲しいですね。 でも、多分どこまで行っても「ナンバーワンより、俺こそオンリーワンだ」っていうクッソ余計なことする某レッドに水さされるんだろうなぁ。 「ステージの撮影は、言い伝えで禁止されています」、第2話。すげぇ世界観だ……。これさ、「撮影」っていう技術が言い伝えられるほど昔から存在してるってことは、多分キラキランドは現代と比較しても技術水準は抜きん出てるってことだよな。……そのうちキラキランドに侵略されるんじゃねぇか? ということで、設定周りが割とトンチキなのが楽しかった2話目。来週以降はいちいち感想書かない気はするんだけど、流石に私としては「祝・女王役の中の人プリキュア再出演」ということで今回ばかりは記事立てする動機とさせていただいた。大原さやかはどう足掻いてもプリキュア役で登場なんて不可能オブ不可能だが(いや、西村ちなみや久川綾だってプリキュアやったんだからワンチャンあるといえばあるか?)、そのポジションなら問題なくキャスティングされるのである。前回登場時は悪の総合商社のOLとしての登場だったが、今回めでたく光サイドで登場。ただ、君臨する女王としては若干お茶目要素ありと、なかなかいいキャラになっているのが喜ばしい限りである。こんな見た目がぷにっとした役やるチャンスなかなか無いからなー。 などと中の人の話に終始してしまいそうだが、2話目もぼちぼち良き感じで進行している。気がかりなのはやはりキャラ作画部分で、メリハリが強いもんでちょっとの崩れで大きくイメージが損なわれるハイリスクハイリターンなデザインだよなぁ、というのは1話から継続しての印象。特に今回登場した「2人目」であるななちゃんは「ウインク」になるということでこれまた「目」に特徴があるキャラなので、すでに「顔のバランス難しいよ〜」という苦労が見て取れる。今後訪れるであろう東映作画回でどれくらい踏ん張れるかに注目。 同じリスクはもちろん主人公のうたも抱えているのだが、少なくとも現時点では「アイドル」「ファンサ」に特化したキャラの見せ方は明快で狙い通りの効果が出ていると思われる。「正体バラしたらあかんよ」というルールも共有されて行動方針も明確だし、「プリキュアだけどアイドル」というよく分からない状況も飲み込める度量のでかさというか、天真爛漫さは今のところ魅力に繋がっているんじゃなかろうか。「アイドルという評判にかまけて慢心してしまう」なんて展開、普通ならもうちょいシリアスめに一旦落としてからあげるシナリオラインになりそうなもんだが、「落とす」深度はかなり浅めにして、「ちょっと打たれちゃったけど、反省して気ぃ引き締めます!」をわずか2〜3分で処理しちゃったのは潔い。まだ2話目だってのにアイドルが落ち込んでる姿を描くのはなんか違うからね。 そうして底抜けお気楽なうたに対し、2人目のななは素直な青キュアポジション。アイドルだったらキュートときたら次はクールがセオリーですからね。もう、全幅の信頼をおいて任せられるたかみなの安定感も盤石。アイドル業も手慣れたもんよなぁ。あとうたの親友役は村上奈津実が担当。こちらも蘇るかつてのニチアサ感が良い。……キャストの話ばっかりだけど、やっぱこうしてみるとあっちもこっちもアイドル経験者ばっかりなのは時代ですなぁ。 |
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HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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