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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 勝手に戦え! 第3話。主人公パーティがエリア死だけ警戒してダラダラしてたら、傍にいる「そこそこメインキャラ」クラスが頑張った結果の死屍累々。FPSはこれがあるからね。

 原作を読んでないのでこの先の展開は知らないが、なんとなく「ははーん、SJ3は実はそんなに長いイベントじゃなくてせいぜい6話で終わるな?」という感覚はある。それくらいにサクサク話が進んでいく。まぁ、1期もおよそ2部構成みたいなもんだったし、今回も似たような構成になってるんじゃなかろうか。まぁ、このままサブキャラがばったばったと倒れていくとレンたちの圧勝になってしまう気もするが……アマゾネスさんたちが頑張ってくれるのかしらね。

 そんなわけで、今回はレンちゃんたちの出番はほとんどなく、「変態みかこし」ことクラレンス、そして「お前誰だっけ」ことシャーリーの2人にスポットが当たる。……すまん、マジで覚えてないわ。回想シーンからすると前回大会でピトに一矢報いたような、そうでもないような人ってことかしら。変態みかこしの方は新番チェックで書いた理由(カラオケの映像に映ってる)で覚えてるんだけどなぁ……まぁ、レンちゃんたちとは違うスナイパータイプの強敵ってことだったんだろう。

 レンちゃん包囲網を敷く敵軍勢、普通に考えたらエリアが狭まる間ずっと睨みを効かせてれば詰み盤面だった可能性があるのだが、連合を形成したところでそれが全てじゃないってのがバトルロイヤルの面倒なところで。同盟組んだと思った中に変態が混ざってたらそれだけで作戦は瓦解。よりによって享楽主義者のクラレンスを迎え入れてしまったら、そりゃダメだろって話で。そこにさらに優勝のために策を練ったスナイパーのシャーリーまでが絡み、貨物車両の周りだけでも大混乱。こんなに綺麗な漁夫り方があるだろうか。

 結局わずか1話とほとんど活躍の時間が与えられなかった2キャラは可哀想といえばかわいそうだが、サブタイトルまでもらってスポットが当たったんだからよしとすべきなのだろうか。特にクラレンスの方は大したことやってねぇのに「うん、ちゃんと変態だったな」って分からせた上で死んでいったので本人は満足だろう。このゲームの死亡判定、相変わらずよくわかんねぇな。他方、スナイパー娘のシャーリーちゃんは単なる偶然から変態と絡んでしまったのが運の尽き。目的も半ばに不慮の事故みたいな死に方で最後までピトの顔を拝むことすらできなかった。こんな偶然に振り回されたチームメイトの人らも可哀想だが、まぁ、シャーリーが死んで1人しか生き残ってなかった時点で結果はお察しだったから別にええか。

 さて、エリアもだいぶ狭まってきたでしょうし、レンちゃんたちもそろそろ動かなきゃいけないとは思うが……残る強敵って、アマゾネス軍団以外に誰かいたっけ?

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 先週の感想で「カッターの声は犬というより牛っぽさがある」とのネタを書きましたが、うっかり失念してたんですが牛よりも馬、いや、ウマっぽさもありますね、第3話。いきなり関係ないことから導入しますが、基本的に中の人ネタでワイワイしてるだけで満足な身体なのでしょうがない。

 ということで今週も「ワァ、なんかメイドっぽい服きた美人転校生ユキさんがやってきたぁ」とアニマルタウン絡みの話をしようかと思ったんですが、日に2回もわんぷりの話題を出すのもどうかと思ったので自粛します(自粛とは)。今回の展開はわんぷりではなく、むしろ直近の「僕の妻は感情がない」ですね。てかマジでかなり被ってる。まー、この手の「押しかけもの」の定番展開なのかしらねぇ。

 確認していくと、「1人ぐらしの主人公のところになんか変な女がくる」というのがスタート地点ですね。まぁ、厳密にいうと家電ロボ妻は押しかけではなく主人公が意志をもって購入してるから差はあるのだが、とにかく「なんか人間から逸脱してるけど、とりあえず可愛くて役にたつ女の子(?)が家にいる」というのは共通の状態。外を出歩くとオーバーヒートする家電か、それとも外を出歩くと強盗を狙撃するメイドかという違いだけだ(だいぶ違う)。そしてそこに、何も知らない妹が訪ねてきて「妻」と邂逅するという展開。なんと奇しくもどちらもアニメ3話での展開なのである。マジで大筋が被ってんな。さらにさらに、別居してる割には主人公と妹の関係は別に悪いわけではなく、多少エネルギッシュすぎる妹に振り回されつつも仲の良い兄妹というのも2作品共通だし、その妹が「押しかけてきた対象」へ偏愛を示すというのもさらに一緒。家電ロボとの禁断の愛を応援する妹はガチでやばかったが、ストレートに「綺麗な女の人が好きなんだ」と言われる妹もそれはそれで。お姫様抱っこで目をハートにしてたのは、ガチ百合志望なのか、ユキに王子様っぽさを感じたが故の憧れか。今後も妹ちゃんの登場シーンが増えればその辺の感情も明らかになるかもしれないが……メイドは学校へと進出したので、残念ながら(?)次回以降は家電とメイドでははっきり差が出ることでしょう。

 しかし、長年職業アサシンをやってた人間がしれっと日本に定住して高校への転入まで滞りなくこなせるのはどうかと思うけどな。一応「図書館に行っていた」という情報が出てきたのでそこで行政手続きを諸々調べて転入まで漕ぎ着けたってことなんだろうけど、そもそもユキは戸籍とかあるんでしょうかね。サポートした妹ちゃんがめちゃ優秀だったのかしら。だとしたらますます「僕の妻」と似た展開ではあるな……。

 このアニメの最大の欠点は、「無性にソース味が食べたくなる」という局所的すぎる飯テロ。ラーメンとか寿司での飯テロだったら諦めもつくのだが、ソースだったら別に舐めようと思えばいつでも舐められるからな。別に単品で舐めまくりたいもんでもないぞ。

 
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○「青のミブロ」 5

 とりあえず長きにわたる今期新番チェックも一段落。厳密にはまだ11月スタートの作品が2本残っているらしいのだが、ちょっと間が空きすぎるのでここで一旦の区切りとさせていただく。今期執筆された新番チェックは57本。前クールの47本に比べると大幅増で、久しぶりに新番期がしんどかった。これでも「すでに切った作品の続編」などはすでに視野に入れていないため、昔ながらの全フォロー体制だと60は超えていただろうことを考えると、やはり人間は賢く生きるべきだとしみじみ実感。とりあえず今期はこの57本に加えて前期から引き継ぎの5本を加えた62本が正式な試聴本数となる……と言いたいところだが、当然そんな本数を1週間でみてたらパンクしてしまうので、容赦無く切り捨ては始まっている。これを書いている時点ではすでに7本切り上げており、現状は55本。これでもまだ多いのでここから2〜3週間でどれくらい切り捨てられるかの勝負になるだろう。ここ最近目標としている週40本にはまだまだ遠い。

 閑話休題、そんな最後の1本となったこちらの作品、「アオのハコ」「青の祓魔師」「ブルーロック」に続く4本目の青い作品でもある。なんでここまで青いのが好きなんでしょうかね。まぁ、それでも異世界よりは少ないわけだが。

 原作は知らんけどこれってマガジン作品なのね。作者は「Days」の人ってことで、私の勝手なイメージかもしれないけどマガジン作家って何故か2作目とかで歴史物やチャンバラに行きがちじゃないですか? そんなことない? 確か「アクマゲーム」の人とかも侍もの書いてた気がする。まぁ、こちらは侍は侍でも新撰組フィーチャーなので、どっちかというと同時放送中の「るろ剣」と比べるのが正しいのかも(正しさとは)。そして当然のように新撰組フィーチャーだと一番前に出てくるのは沖田である。たまには別なとこ描いたらいいのに、とは思うけど、それだと引きが弱いんだろうか。

 「新撰組に加わったもう1人の人物が主人公」ということでさらに「薄桜鬼」との比較も可能かもしれない。あちらは女性主人公の乙女ゲー設定だったが、こちらは野郎しか出てこない模様。おかげで(?)あんまり心踊らないが、1話目の印象は可もなく不可もない。なんか主人公の心情の推移がやたら突飛な気がして置いてけぼりくらってしまったが、これくらいに思い切った情動で動かしてやらないと人殺し集団についていく判断にはなかなかならんだろうからしょうがないか。ここから歴史ファンタジーとしてどういう方向にオリジナリティを出していくかは要注目。

 唯一懸念点があるとするなら、制作を担当しているのがよりによってMAHO FILMであるという点。マガジン作品との関係性でいえば「100万の命の上に俺は立っている」以来ということで、あちらも映像的には「やや難」くらいのレベルだったはず。そこからの打率の低さを考えると、今作もあんまり映像的な部分には期待できない気がする。読売系列のこの枠、「ヒロアカの間を埋める時期の作品は適当でええねん」みたいな印象があるんだよなぁ。

 

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 全部が全部想定内の展開、なのだけど、第38話。前回予告された時点でこういう話になるなんてことは視聴者は100%分かってるわけですよ。でもそれでいい、それがいい物語。ハートフルでわんだふる。

 基本設定から確認しなきゃいけなかったんだけど、こむぎって今何歳くらいだって話ですよ。そっかぁ、言われてみりゃ「子犬の時に拾った」という認識だけで具体的にいくつくらいなのかってあんまりイメージなかったんだよな。今回のお話を経ても詳細な年齢は分からないけど、以前の記憶がほとんどなかったことを考えると、拾われた時に1、2歳くらいだったと考えるのが妥当かな? だとするとそこから2年経って3〜4歳くらいか。「こむぎが犬飼家に来てまだ2年」ってのが結構な驚きでしたけどね。ちなみにせっかくなので猫組にも意識を向けておくと、似たような境遇での出会いだったまゆとユキだが、こちらは出会ったタイミングでのまゆがかなりロリだったことから、多分1、2年レベルではなく前な気がする。今Wikiで確認したら「小学4年生の冬」らしいので4年前か。その当時がまだ子猫だったことを考えると……あれ、こむぎとあんま変わんないかな。「多分ユキの方がこむぎよりお姉さん」くらいのざっくりした認識でいいのかしらね。

 というわけでこむぎの「過去話」である。まぁ、野良犬を拾っちゃった時点でこういう話になる可能性はあったわけで、さらに近年は保護犬の飼育などがペット業界のスタンダードになりつつあることからも、今後ペットを飼いたいと思っている人はいつ遭遇してもおかしくないシチュエーションである(まぁ、迷子犬の保護の場合だけなのでレアケースには違いないが)。ただ、今回のお話の場合は「迷子犬」というか、元の飼い主との仲介業者の不手際でこむぎを管理できてなかっただけの話なので、原因を考えるとずさんな管理体制だったボランティアのおばちゃんのせいということになってしまうのだが。当時のこむぎさんの心情を考えるとさ、元の飼い主の栗原さんに会いたい一心でケージを自力で脱出したわけじゃない。そこから必死に外を出歩くも、子犬一匹の力ではどうしようもなくて力尽きてたところをいろはに保護されたわけでしょ? そんであまりの疲労やショックで記憶まで失ってるわけで。一歩間違えばのたれ死んでたことを考えるとかなりハードな状況に追い込まれていたわけだ。ほんで栗原さんの入ってる施設が電車で向かった山奥だったことを考えると、普通は栗原さんちもそこからそう遠くない場所にあるわけで、こむぎが当時どれだけの距離を移動してアニマルタウンに行き着いたのかを考えると切なくもなる。今が幸せだからいいようなものの……。

 ということで「ペットの管理はしっかりしろよ」が今回の教訓だ。いや、違うけども。今回実際に試練に立たされたのはこむぎではなくいろはの方。こむぎを飼い始めた時の両親との約束、そして栗原さん側の心情。それを考えたら「返還」もやむなしというのが理屈の上での答え。しかし、多感な中学生がそんな結論を受け入れられるはずもないし、こむぎとの絆を思えばイヤダイヤダと駄々をこねて暴れることだって出来ただろう。しかし、我らがいろはさんはしっかりと現実を受け止め、最大限の道理を通しながら、最後にはきちんと自分の思いを貫いている。ここまで礼節を守った行動ができる中学2年生もなかなかいないだろう。誰1人不幸にしない振る舞いができる、今回のMVPは間違いなくいろはである。まぁ、栗原さんが優しい人でよかったというだけの話でもあるんだけどさ。最後に本人(本犬)から訴えられちゃ、犬好きは断れませんよ。この世界の住人、動物の人間化に寛容すぎる気もするんだけど、そもそも日本人は割とその辺を受け入れやすい土壌があるのかもしれない。私だって常々「猫が恩返しにこないかなぁ」とか思ってたし。

 というわけで無事にこむぎのオリジンも分かったし、飼い主とペットの絆に不安要素は無くなった(流石にユキさんの「元の飼い主」は出てこないだろう)。残りの不安要素は……ニコさん、なんでどさくさで人間態になってたんでしょうね? 次回で久しぶりにガオウが動き出すみたいなので、そのための臨戦体制でしょうか。次回予告がアレな感じになってたけど……もうここまで来たらわんぷりは「追加戦士なし」を公式設定にしてニコ様はアディッショナルで処理してほしい。いくらなんでも40話で参戦する追加キュアなんていねぇだろ、と思ったが、ムーンライトが33話だそうで……うーん。

 他にも気になるトピックとして、今回はザクロさんがお休みでトラメきゅんが初の連戦。てっきり深い意味はない当番制だと思っていたので、順番がズレたのはちょっと意外。そして今回もユキさんが人間態オンリーだったため、なんと猫姿のユキは2週連続で登場せずという事態に。猫組がサブの話が続いているのでしょうがないのだが、そろそろお姿を拝見したい。まー、ユキさん自身は今回もこむぎを相手にいい仕事してくれているので文句はないんだけど。代わりに動物態で頑張ってくれているのが大福さんで、今回もワンポイントの出演ながら良い働きをしてくれていましたね。今回のいろはにとって重めのタスクを、きちんと「彼氏ができたあと」に回してくれるあたりはスタッフの優しさだよな。悟がブレなければいろはも心強いしね。その割に、今回ガオガオーンの正体解説をトラメきゅんがしちゃってたけどな。「高速移動のせいで分身して見える」相手を音で見破るという全く分からない理屈で打倒したのも、きっと悟のサポートがなかったせいなのだろう。勝てばよかろうなのだ。

 
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 ワシかてミミちゃんの胸の中で咽び泣きたい時はあるんやで……第53話。殺伐とした世界の中で、ミミちゃんの変な声は癒されるなぁ……。もちろん中の人の胸の中でも可。未だこのツイートを超える幸福を見たことがない。

 さぁ、今回も中の人トークがしたいだけで記事を書いているが、通常だったら「クール終盤にやたらボスキャラとかどんでん返しで湧いてくる」ことが有名な石田彰ボイスが、今期は純度1億%で2作品も並び立っているという、精神衛生上非常に良くない状況。どちらも頭がイカれている(いつも通り)、どちらもヴァイオレンスがすぎる(まぁいつも通り?)、両方とも相手のことを1ミリも考えない理不尽婚活をしている(?!)という嫌すぎる共通点を持つ2人の石田彰のうち1人は、めでたく魔女教大罪司教となった。ほんとに大罪司教ってすげぇよな。ペテルギウス1体であれだけやりたい放題やり散らかしていたのに、それと同じ濃度のやつが一気に4人も。いや、「同じ濃度」かどうかはまだ分かんないけどね。少なくとも憤怒と強欲の2人はここまでの登場シーンだけで充分インパクトは残してくれたよ。何が起きても「石田彰ならしょうがない」だし、何をやっても「ちかぺが酔っ払ってんだろうな」だし。憤怒のシリウスにいたっては、前回までで匂わせてたペテルギウスとの関係性すら単なる妄言ストーカー行為だったことが判明し、「なんであんなヤバいやつにストーカーするもっとヤバいやつがいるんだよ」ってんで絶望に絶望が追加される。まぁ、絶望のミルフィーユ構造こそがリゼロの真骨頂ですからね。いや、何もそんな最悪な方向に重ねなくても。

 ベア子との共闘もあって、スバルにとっては最悪の事態、「命を長らえる」展開で時間が進んでしまった。まぁあの様子ならエミリアはしばらく殺されたりはしないだろうが、どうせ石田彰なので次の瞬間には興味ゼロになってなんの躊躇いもなく殺される可能性だってある。ほんとのほんとに大罪司教連中がスタンドアローンで動いていたなら、その行動など読めるはずもないのでほぼ詰みだっただろう。しかし、どうやらこのヘンテコな水の街を舞台に、大罪司教たちはなんと「共同戦線」を張っている様子。いや、シリウスとレグルスの関係を見るに、あんまり積極的に協力してるようにも見えないが……少なくとも「4同時」にこの街に出現して制圧行動を行っているのは偶然ではないはず。つまりここから、ペテルギウスクラスの鬼畜難敵4体を同時に対処しなければならないというお話。まぁ、こちらも味方サイドとして王選候補者が集ってるので、さながら最大トーナメントの様相ですよ。王選候補者連中にエミリアを助けるモチベがあるかどうかは知らんが。少なくとも街を守る大義名分はあるからね。

 現時点で気になるのは、「憤怒と強欲がやべーのは分かったけど、やっつけくさい登場だったの残りの2匹はどうだろう?」という部分。一番地味な登場だった「暴食」。CVはこれまたキチピー役には定評もある河西健吾。どんな特性があるだろう。そして最後に登場した「色欲」は台詞の中身だけ聞くとどこぞの幼女軍人を思い出させるCV悠木碧な変人。こちらも顔を見せただけなので実力の程は完全に未知数。いくらなんでも濃いキャラが4体も同時に暴れたら互いに潰し合いそうなもんだが……どうなりますかね。展開としてはジャンプ漫画キッズには心躍るものだけどね。

 ほんでこの展開なのにサブタイトルがゴージャスタイガーっていうね。ぶっちゃけガーフを中心に置いていい事件規模じゃない気がするのだが……まぁ、やる気がある仲間が多いのは良いことだ。

 
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○「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 season2」 ―

 正直に白状します、1話目の録画ミスって見られてません。流石に50本を超える新番組を地上波だのBSだのと必死に追いかけているのでミスの1つや2つはどうしても発生してしまうのですよ。どーでもいい作品なら大したダメージじゃないんだけど、本作は1期がそこそこ楽しかったので、久しぶりの再開1回目が観られなかったのはちょっと悔しい。確か1期はAT-Xで放送してたはずなのに、今期はBSでしかキャッチできなかったもんでリピートもなかったのが辛いわ。わずか2年の間にどういう取り決めがあったんだろう。

 でもまぁ、15分アニメなので被害は軽微だと思っておこう。思い出すための復習パートとかあったら押さえときたかったんだけどね。相変わらずのぷにっと丸っこいデザインと無体な筋運びは数多あるなろう作品の中でも出色の出来。これを作ってるのが日本じゃなくて中国だってのは喜ぶべきなのか、嘆くべきなのか。未だその底が知れぬ中国アニメ業界だが、こちらの作品はかなり「既存の日本アニメ」に近いものが表現できてるし、このレベルでの大量生産が可能になったら日本だとか中国だとかいうくくりにこだわらずにアニメを堪能したいところですね。

 
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 この1週間でエンディングの映像を無限リピートしてたことだけは報告しておきますね、第2話。なんの因果か今作がどうにも気になるポジションまで上り詰めている謎。

 何が悪いって、1話目のインパクトの強さ、そして中の人への興味から公式で配信してるラジオ、そしてそこで繰り広げられる1話のオーディオコメンタリーを聞いてしまったことなんですよね。そんなことしたら愛着とまで言わずとも関心は高まるわけで、また中の人がどうにも今作への熱情を迸らせてましてな。まぁ、そりゃここまでキレッキレのメインヒロイン任されたらテンションが上がるのもやむなしではあるのだが。おかげで内容に関しての余計な情報がいろいろ増えてしまい、「30秒くらいで収めるはずだった変身バンクが気づいたら70秒超えてた」とかいう馬鹿馬鹿しい頑張りに裏打ちされたアニメだってことを考えながら観ちゃうわけよ。興味を持ったアニメは注意して観るのでより興味が湧くし、序盤でなおざりに処理しちゃったアニメは興味が薄れてフェードアウトしがち。そう考えると序盤の1、2話ってやっぱり生命線よな。

 てなわけでこの馬鹿馬鹿しくもクレイジーなアニメは楽しく観られる側の作品となりました。まー、毎週感想を残すに値するかどうかはまだ定かじゃないが、2話ではいきなり核弾頭のような雲母先輩というカードを切ってきたために勢いは衰えず。ギャグとホラーって紙一重で、これ、マジで子供が見たら泣くまであるぞ。1人1人のキャラの細部にまでギャグ漫画としての爪痕を残そうという制作理念はお見事。南波のキャラの意味の分からん統一感というか、ぶれない信念みたいなものも変な見応えがあり、ひたすらポーズを維持するためにプルプルしてんのに誰も突っ込まない、みたいな無駄すぎるネタ回しは好き。あと「母性溢れすぎる異常者」が「精神年齢低すぎる異常者」とマッチングして仲良くしてるなんて設定もさらっと出してくるにはエグすぎるんだけど妙にハマってんのもナイス。ほんでツッコミに回らなきゃいけないコタローも常識人のふりしてどっか壊れてるしね。良いバランス感覚だよほんとに。

 もちろんそれもこれも中心にいるぷにるのキャラのおかげなわけで、多分今期はずっとこの「かわいいぼく」を追い続けることになるのだろう。Wiki見にいったらぷにるの変身後のバリエーションが全部リスト化されててワロタ。なんのこだわりだよ。ほんでワルイプニルの「影を用いて他者の悪心を促す」っていうパルテノンみたいな能力なんなんだよ。デザインが絶妙に格好いいぞコンチクショー。

 
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○「ありふれた職業で世界最強 3rd Season」 ―

 3期ですってよ。長きにわたる蓄積は、1話目から出てくるハーレムヒロインの数でよく分かるネ。

 正直に白状します。切ります。2期の時点でろくすっぽ真面目に観てなかった作品なので、大量の女の子の蓄積に一切の意味を見出せず、誰が誰なのかもさっぱり分かってないのでこれ以上観る価値も権利もないと判断します。2期の時点でN話切りシステムが確立してれば多分切ってた作品だろうから、その判断が2年ちょっと遅れたというだけですよ。

 ちなみに、2年のブランクの果てに「制作スタジオがアスリードに一本化した」という変化があるのだが、アスリードって気づいたらこの作品の専用スタジオみたいになっとる(ここ5年でほぼこれしか作ってない)。おかげで作画クオリティは実は良い方なのだけどね。全ては蓄積するなろう遺産を支えきれない俺の脆弱な記憶力と意志力のせいだ。

 
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○「さよなら竜生、こんにちは人生」 5

 オープニングで表示されるタイトルの英字が「Goodbye Dragon Life」だけなのなんでだよ。ちゃんと「Welcome human life」まで責任もてよ。冗長だと思ってるなら日本語タイトルもシェイプアップしとけ。

 堂々たるなろうアニメ。特に理由なき転生、そして当然のように「竜種の力」とやらを使いこなしてしまう主人公。その理屈でチートが身につくなら、主人公とおんなじような身の上のチート人間がそこらじゅうにいないとおかしい気がするんだが大丈夫か。

 まぁ、そんなとこにいちいち筆を割いてらんねぇよ、というのが現代なろう文化なのだからもう何も言うまい。ただ、文句からスタートしてみたが第一印象はそこまで悪くはない。そして決して良くもない。なんだろ、なろう独特の臭気というか、個人的に「憎らしいと感じる要素」は割と脱臭されており、上述の通りのチートのお披露目についても主人公があまりに淡々と偉ぶるでも悪ぶるでもなく開陳していくものだから、「まぁ、そういうもんなんやろな」くらいで終わってしまう。よく言えばクセがない。そして悪く言えば味もしない。そんなぼやっとした第1話である。

 そしてこの「味が薄い」感覚だけならマイナス評価で終わるのだが、唯一の見どころである蛇娘が可愛かった部分がややプラス。トータルでギリ標準点という判断である。そう、蛇っ子は普通に可愛かったと思う。まー「純朴巨乳婚活蛇娘」とかいう都合の良すぎる存在なのは相変わらずだが、登場シーンでの動きのコミカルさなんかは「そこだけ見せたいアニメかな?」と思うくらいにはアピールポイントになっている。また、1話目から発情しっぱなしというパーフェクトなろう展開はどう考えてもクソ要素だが、そこからまさかのお別れで、「いやハーレム展開ちゃうんかい!」というので一本取られた。まぁ、どうせこのあと戻ってきてハーレム要員になるのだから結果は一緒だろうけど(ソースは救いようがないオープニング)。いっそ、主人公が毎回違う女に出逢いながらも淡々と処理して誰にもフラグ立てない、みたいな変なアニメだったら面白かったかも。

 ま、多分来週の展開いかんで普通に切る候補にはなると思います。映像は並並&並だし、強く惹かれる要因はほんとに蛇娘だけなのよね。……ラミアに魅力を感じるのは「モンスター娘のお医者さん」以来人生2度目。

 
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