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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 正式に告げられた仲間との別れ、第44話。ジョジョはこれまでのシリーズを通じてたくさんの「仲間との別れ」を経験してきた物語であるが、3部に入ってからの仲間は付き合ってきた時間が長いだけに、別れにはまた格別の寂寥感があるものだ。イギーの回想パートは不覚にもちょっとウルッと来てしまった。

 初の「その3」ということで、存分に悪辣さと強靱さを見せつけてくれたヴァニラアイス。今回はその「後片付け」だけであるが、ただでさえ壊れていた人格が、更に極まって完全にイカれてしまった後の猛々しさが強烈な後味を残す。ボロボロになっているのはポルナレフ側も同じなのだが、片やイギーとの別れでどんどん冷静に、正しい方向へ視線を向けているのに対し、血気冷めぬヴァニラアイスの方は、どんどんヒートアップして人ならざるものへと突き進む。穴だらけのヴァニラがうなり声を上げながら突っ込んでくるシーンは圧巻で、普段のように冷静沈着を旨とする速水キャラでは絶対聞くことの出来ない獣のようなうなり声、呼吸音は必聴。ポルナレフのいう通りに既に「人間をやめてしまっている」者の哀れな姿が、余すところ無く映し出されている。こうしてヴァニラアイスの存在感がいや増すに従い、対比的に描かれたイギーとの静かな別れのシーンも引き立つようになっている。イギーの「魂」云々についてはアニメオリジナルでモノローグを入れてもらっているが、別に説明がなくとも、イギーの生き様は充分に伝わってくるし、ポルナレフとの別れの切なさも充分に出ていたのではないだろうか。さりげない中にも確固たる演出意図の光る名シーンとなった。

 そこからは大きく2つのエピソードに繋がる。1つは、原作では1話分になる日本でのスージーQのお話。ホント、スージーQはチャーミングな女性であることがよく分かるお話ですよね。普段は単なる陽気なイタリアンばあちゃんなんだけど、締める所をビシッと締められるのはやっぱり年の功。ローゼスが年甲斐もなくオロオロしてるのとの対比で彼女の凛々しさがまた際だつのです。この1話のことまでちゃんと考えてスージーQに小島幸子をキャスティングしたのだとしたら、実に見事なセッティング。良い仕事見せてくれます。しかし、こんだけスージーQが信頼を置いている相手がジョセフってのがな。いや、確かにジョセフはいい男には違いないんだが……「絶対に期待を裏切らない」って言われてるけども……この数年後に修羅場のような夫婦喧嘩をすることになるんだよなぁ……。まぁ、「ジョセフならしょうがない」っていう意味では「期待は裏切ってない」と言えるのかもしれないけども。まぁ、数十年前にジョセフの墓石作らせちゃったコトに対するお返しだと思えば、ね。

 そしてもう一本は、ここでちょいと息抜きの意味があるのか、ヌケサクさんの大活躍のお話である。……こうしてみると、何で荒木先生がここでヌケサクを挟んだのかっていうのはよく分からないのだが……やっぱり「ザ・ワールド」の片鱗を承太郎たちに見せつけるための餌としての役割なのかねぇ。ヌケサクがいなかったらあそこで誰か犠牲になってたかもしれんわけだし(どう考えてもDIO様は遊んでるんだけどさ)。そういう意味ではヌケサクも割と大事な役割ではあるよな。あと、シリーズ中でもかなり貴重な、「複数の敵スタンド使いが一堂に会しているシーン」が描かれたワンカットもヌケサクの手柄か。ヌケサクを馬鹿にしているのはダービー・ケニーG、そしてヴァニラアイス。この3人が集まってる時点ですげぇ違和感。あと、原作絵でもそうだったんだけど、ケニーGってこのカットだと割と背が高い(というか普通のスタイル)なんだよね。一撃でやられたシーンだとアラビアファッツみたいなイメージだったけど、ダービーとかと大して変わらない身長なので、本当は割とスマートだったのかも。ちゃんと台詞ももらえたので、柳本淳一さんはめでたく2回分のギャラが貰えました。良かった良かった。ちなみに、ヌケサク役は「妖怪ウォッチ見てると色んなところから聞こえてくる声」でお馴染みの奈良徹。この人も声質が特徴的なのでなかなか主人公とかには抜擢されないけども、いわゆる「名脇役」タイプの人である。笑わせてもらったわ。ちなみに裏側の顔はCV山村響。つまり、ヌケサクは裏返すとプリキュア、表側だと(スイート)プリキュアの敵ってことになりますね。うん、どうでもいい。

 今回のゲストキャラの人たちは、アフレコ現場で生のあのポルナレフが聞けたのかなぁ。だとしたら羨ましいなぁ。あ、次回は更に大事なポルナレフが。今週わざわざ「階段を登って」なんて余計なフラグ立ててゾッとする気満々ですわ。

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 神・回・確・定、第4話。うおぉぉぉお! アツいぜイカすぜデスマスク! 自分で貶めた蟹座の地位、たたき直して引っ張り上げるのは、やっぱりあんたの仕事だよ!

 いやぁ、今回は無闇に盛り上がりました。なんだろ、ワシひょっとしてデスマスクのこと大好きだったのかな。いや、絶対そんなはずないんだけどね。子供心に「最低やなコイツ」って思ってたのは間違いないし。ネタキャラとしていじられるのが定番になって笑えるようになったのって、ある程度ヒネた大人になってからよね。でも、今回のデスマスクはネタ抜きで格好良い。いや、ぶっちゃけ「今まで不良だったヤツが更生したら一般人よりも良く見える」理論なんだけども、それでもさ、彼のこれまでの人生を考えるとさ、今回の一件は色々と妄想が膨らむのですよ。あのおっさん顔にも、色々と苦労があったんだろうなぁ、ってさ。

 さて、ひとまず全体を確認しようか。まず、前回鳴り物入りで登場した黄金聖闘士最強の男(の一人)、サガ。ミロが死にかけた爆炎を手刀一閃で吹き飛ばし、そのまま特に説明も無しにいきなりのギャラクシアン・エクスプロージョンという身も蓋もない攻撃。すげぇ、この一切空気を読まない感じはまさにサガ。一切融通が利かないせいで自壊しちゃう悲しい男、サガ。しかし悲しいかな、銀河も砕くその一撃も今や「百分の一の力もでない」状態とのこと。まぁ、「銀河を砕く」力なら1%でも地球くらい壊せる気もするのだが、今回は神闘士が相手ということで、相手は「無傷だとッ」な元気モード。ついでにカミュも元気(ずるい)。相手は3人がかりで(しかも前回と同じように氷と炎を同時に放つというとても効率の悪い方法で)攻め立てるが、今度は改めて伝家の宝刀、アナザー・ディメンションを発動。「ヒャッハー! 次元の果てまで飛んでいけー!」と思いきや、なんとこれ、瞬間移動の手段として使った模様。すげぇ、そんな使い方もあるのかよ。便利すぎるな。いや、黄金聖闘士って元々光速で移動出来るはずだからあんまり必要ない気もするけども。私、未だに初期のアイオリアがギリシャ・日本間を移動した時の「黄金聖闘士は光速で動けるからな、ちょっと歩いて来たわ」っていうびっくり発言を忘れちゃいないからな(アニメオリジナルだったかな?)。

 まー、とにかく一時的とはいえミロも助かって良かったよ。でも、ミロさんはすぐに立ち上がって再びカミュのお仕置きに向かうという。ミロって情に厚い性格だったイメージはあるんだけど、こんなに熱しやすい性格だったっけ。基本的に他人を疑うってことを知らないピュアなヤツだから、「裏切ったよ」って言ってるカミュのことをすっかり信じて許せなくなってるんだろうなぁ。でもさ、確かにアイオリアも言っていたように、「復活した目的が分からないし、この場にアテナもいないから何をするにも個人の自由」っていう考え方は一理あるんだよね。アテナの聖闘士が「アテナ」っていう縛りを外されたら、何をしたって別に怒られるわけではないだろう。カミュはたまたま他のみんなとスタンスがずれちゃっただけなんだよね。

 そして、他にもスタンスが違うお二人さん。すっかり仲良しの雰囲気が出ている魚座・蟹座コンビである。水棲生物星座どうしで相性がいいのか、デスマスクも「意外と気が合うじゃねぇか」とまんざらでもない様子。主義信条だけを考えれば真逆みたいな2人なのに、こういう時の呼吸が合うのはそれだけで面白い。あ、でもアフロディーテは綺麗なものが大好きで、デスマスクも綺麗なおねーちゃんが大好きなんだから、そこだけでも意見は一致しているのか。「他人の死」をたくさん見てご満悦の人生を送ってきたデスマスクさんは、今やポーカーで相手の死相を見る単なる飲んだくれ。愉快な町で酒とギャンブルがあればいいや、ってんだから、確かに聖闘士としては最低の部類である。でもね、多分これ、彼の人生にとってはとても新鮮で、貴重な体験だったんだろうよ。生きるのに必死だった時代もあっただろうし、黄金聖闘士っていう肩書きが色々邪魔した時代もあっただろう。皮肉なことに、死んでしまって初めて、彼は素のままの「デスマスク」として人生を謳歌してたんだと思う。「死」ばかりを見せられていたからこそ、精一杯生きていたヘレナにあそこまで惹かれたんだと思うのよね。

 ヘレナの事件、あのマッドサイエンティスト・ファフナーによる誘拐事件。いち早くその危機を察知して現場に駆けつけたのはアフロディーテの方。彼も彼で「植物の専門家」という新しい属性を確立させており、「ユグドラシルだって植物なんだから、私にかかればまるっと全部お見通し」とのこと。一方的にファフナーを追い詰め、正義を謳いながら戦うアフロディーテは、ひょっとしたらシリーズ史上もっとも格好良いシーンだったのではなかろうか。アフロディーテがあんなに頼りになるヤツだと思ったのは初めてだよ。薔薇くわえて戦うなんてふざけたスタイルなのに、無闇に恰好よく見えるのが素晴らしい。3D劇場版の魚座の悲劇を払拭するために、元祖魚座も頑張って戦っている。

 あぁしかし、だがしかし、悲劇はそこに訪れる。なんと、圧倒するアフロディーテの前には最悪の敵、「ラスボス」アンドレアスが現れてしまった。流石にユグドラシルの結界がある状態でいきなりラスボス戦は勝ち目無し。しかし、そんな絶望的な状況でもアフロディーテは「美しいもの」、つまり女の子を助けるために命を投げ捨てる。嗚呼、アテナの聖闘士! くそぅ、完全に負け組ポジションを背負わされて損してるはずなのに、ちゃんと恰好よく見えたぞ。短い出番だったけどもお疲れ様、アフロディーテ。

 さぁ、そしてデスマスクである。「こんな俺と、もう一度一緒に戦ってくれるってのかよ! キャンサー!!」もう、この一言で充分でしたよ。「黄金魂」史上もっとも格好良い聖衣装着シーン。そして神聖衣への覚醒。もう、黄金最弱なんて言わせない。もう、彼は死の淵のどす黒い番人なんかじゃない。「生きるのを諦めるんじゃねぇ」。生きることを望み、生きる強さを学んだ今、彼は間違いなく、立派なアテナの聖闘士だ。それだけに、ヘレナの最期はどうしようもない悲しさがあったなぁ……あそこで救われないのがデスマスクの辛いところだよな……何とか積尸気まで出向いてヘレナを迎えて欲しいものです。そのためには、まずこのアスガルドの地でユグドラシルの呪縛から抜け出さないとね。

 さて、ついに12人のうち一柱が欠けてしまった黄金チーム。倒されたアフロディーテはアンドレアスに持ち帰られ、なんかよく分からない生け贄にされていた。これ、残りの11人でも続ける気なんだろうか。いや、そもそもアイオロスがどこにいるかも分からんけども。そういえば、7人の神闘士の中に1人正体不明のヤツがいたけど……あれ、誰なんだろう。流石にあの描写で全くの新キャラってことは無い気がするのだが……アスガルド編はほとんど覚えてないので、アニメ旧作絡みだとお手上げだなぁ。黄金聖闘士絡みでこのタイミングに暇そうな関係者って誰かいるかな……。

 あ、シュラさん、次回ようやくお出ましですね。これで大体全員揃った。ムウに言われたらそろそろシャカも重い腰を上げてくれる……かなぁ? やっぱり今まで殆ど描かれなかった「黄金どうしの対話シーン」を見てるだけで面白いのは色々ずるいわ。

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 結局ダークモンスターってなんなのさ、第8話。てっきりアイオーンさんがモンスター引き連れてシンガンの面々をボコボコにする下克上展開になるかと思ったのに、夕焼けの浜辺で殴り合って和解パターンじゃないですかー。いや、それでいいんだけども。それにしても、このアニメの主役バンドってどこなんでしょう。今回で「シンガン編」が終わったって認識でいいのかしら。

 というわけで、シンガンさんが無敵であることがよく分かるお話。前回は妖怪に取り憑くことで巨大化を果たすというなんだかよく分からないけどスゴイことをやらかしていたダークモンスターであるが、そのままアイオーンさんに取り憑き、とてもじゃないが悩みなんて無さそうだった彼から無理矢理に鬱を引っ張り出し、中二病が単なるコミュ障にまでレベルアップ(?)する効能をみせた。しかし、どうやら基本的にアホな彼らに対してはそれくらいが限界だったようで、ダークモンスターを生み出すことは叶わず、そのままクロウさんのワンパンくらったところで満足して浄化されてしまった。すげぇぞシンガン、モンスターなんかじゃ微動だにしないぜ。シアンのおかげで「ひょっとしてモンスターに取り憑かれているのでは?」っていうところまでは何とか気づけたのだが、最終的には「でもそんなの関係ねぇ!」ってぶっ飛ばしてたわけで、下手したらそのままモンスターの存在に気づかずに「単にアイオーンさんがちょっと拗ねただけ事件」として処理される可能性すらあったんだよな。流石シンガン。無敵のチームだぜ。でもまぁ、実際に今回はシンガンのアツい友情が確認出来たし、メンバーそれぞれに見せ場があったから良いのではないでしょうか。あ、狐は「ゆえに」って言ってればそれでいいので問題ないです。

 一応、ロム兄貴の過去の因縁とかもだいぶ匂い立つようになってきたし、ぼちぼち最終回に向けて全部のバンドのまとめにかかっている頃合いなんでしょうかね。ここまでないがしろにされてきたプラズマジカもようやく次週の対バンあたりから本番でしょう。クリクリとのガチ勝負でシアンも覚醒出来るだろうし、シアンの存在が大きくなればなるほど敵も本気になる。おそらく、最終的なボスキャラ戦はトライクロニカ乗っ取りからの最強バンド決戦になるんじゃないかしら。その場合に、因縁あるロム兄貴率いるシンガンがプラズマジカの手助けに回って2チームが力を合わせて巨悪を打倒するわけだね。多分、クリクリの面々も「実力で勝たなきゃ意味が無い」ってんでプラズマジカと結束、もちろんこれまで関わってきた全てのバンドが最終回では勢揃いするに違いない。というか、霧幻庵の3人に出てきてもらわないと私が寂しいのである。ところで、あの田舎の中学生たちは一体なにものなんですかね?

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 ナバの野郎、イラスト描かずに逃げやがったな、第7話。まぁ、彼女の画力じゃしょうがないのだが……これ、チュウたんの中の人も同じ展開になる予感しかしない。

 まさかの総集編?! でも総集編とは思えない謎の達成感。これはスタッフGJである。確かに、本作はソフトのリリースが放送とほぼ同時というなかなかの強行日程であり、制作側の負担はかなり大きいのだろう。間に総集編を挟むというガス抜きは必須だったと思われる。しかし、「いち早くソフトをリリースするのが目的なのに、そのうち1話が総集編ってどういうつもりやねん」という文句は当然予想されるもの。そこで、「リソース的には負担の少ない総集編のようなセッティングにしておきながら、ちゃんとお話も進行する」という上手いバランスの取り方を考えたわけだ。まー、ぶっちゃけ「総集編は総集編やんけ」とお怒りのお客さんもいるかもしれないが、個人的には充分刺激が多かったし、楽しませてもらったので不満は無い。いや、むしろ楽しい。

 今回一番大きな収穫は、この「デミ総集編」とでもいうべき異形のエピソードのホスト役を担当することによって、干支神の中でも一際特異な立ち位置であるシャアたんの人となりが存分に際だったことである。確かに、彼女は積極的に他の干支娘に混ざってドタバタやるタイプではないし、かといって何かトラブルを起こしてにゃ〜たんと真剣勝負をするというキャラでもない。あくまでもまわりの環境から一歩引いた状態で、達観した人生訓を述べながらタケルを見守るのがしっくり来る。そんな彼女が「あまねく世界の理を閲覧できる」という総集編ワールドの案内者として、メタ発言をふんだんに盛り込んでナビゲートしてくれる様は、もうここしかないというハマリ方。ちゃんと1話分の「メイン回」を仰せつかっているわけだし、ある意味でキーたんイヌたんなんかよりもよっぽど恵まれたポジションであったといえる。

 そして総集編とはいうものの、これまで作中では登場しなかった要素についてもちゃんと触れられており、決してお為ごかしの話数にはなっていない。個人的に興味深かったのは、旅の冒頭「登場人物の社」で紹介された12人の干支神のお話。一応公式HPには掲載されている情報なのだが、干支神が個々に日本の地域を担当しているということが正式に発表された。どう考えてもメイたん・ピヨたん・シャアたん・ウマたんあたりが占有面積で他を圧倒している。「干支神最強」と言われるチュウたんの担当面積がやたら小さく、「ひょっとして人口比なのかな?」とかも思ったが、それでも沖縄1県だけのウリたんはどう考えても閑職であろう。この偏りは一体なんなんだろうな。沖縄は排他的経済水域も全部含めての担当ってことなんですかね?

 また、細かい身長体重スリーサイズのお話などもこっそり教えてもらったし、「えと娘は108人いたけども残りは全部チュウたんがぬっ殺してしまったよ」という情報も改めて確認。すげぇ雑な設定だけどな。残り107体って一体どんな子がいたんだろう。回想シーンで確認出来たのはタヌキっぽい子だったけども、107体もの動物の化身を考えるのは割と面倒である。オオサンショウウオたんとかカピバラたんとかもいるんだろうか。そして、そんな中でにゃ〜たんだけは他の11人の干支神の管理下でぬくぬくと庇護されているという事実。確実にえこひいきである。まー、2000年前のETM12で何か事件があったようなので、多分それ以前までの干支神のシェアでは猫のえと娘も重要な役割についていたのだろう。仮に、その時点で猫が干支の中に含まれていたのだとしたら、2000年前に猫を蹴落として新たに干支神入りしたのがネズミと考えられるわけで……そのあたりがクライマックスに関わってくる話になりそうね。

 結局、シャアたんについては何も分からずじまい、せいぜい「額のコブラが動く」というミスターカーメンの親戚みたいな設定が分かったくらいだけども、彼女はこれでいいんだと思います。シャアたん・チュウたんの干支神の中でもアダルティな絡みは好きよ(中の人についてもこの2人だけがやたらと年上)。ちなみに、公式ページの掲載されている「干支ランク」というランキングだと、何故かシャアたんは6位でそんなに高くない。純粋に子丑寅卯……の順番がランキングのようである。ウリたんはイヌたんにも負けているのですです? いや、何の実力なのかよく分かんないけどさ。モーたんの位置取りに激しい違和感がな。

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 Aパート締めのアイキャッチが実に官能的、第7話。まぁ、全く「パンチラ」ではないのだけど。

 思いっきり体調崩して頭がボーッとしてる状態なので、ややこしいループものの設定回収回はなかなか頭に入ってこないれす。なんか色々と間違って解釈してそう。とりあえず発覚した設定だけをまとめておくと、①パンチラと隕石落下の因果関係は「パンチラ2回で幽体が消滅、そして遊太が死ぬと歴史改変のキーパーツが無くなり自動的にバッドエンド」というものだった。これまで幾度か「遊太が2回目のパンツを見た瞬間にあぼん」みたいな描写があったが、正確にはその間に大晦日までの時間が経過して、改めて人類滅亡という流れだったようだ。②ループ後の遊太は、チラ之助の許可なしに歴史改変をしてはならない。この設定が一番謎なので、後述。そして③グリチョコパインの3人は幼少期にそれぞれ幽体離脱し、各々が入れ替わった状態で成長している。これもかねてから不思議な状態にあった要素だが、今回のことで綺麗に説明がつくようになった。ただでさえ施設孤児トリオは設定がややこしいのだが、更にこれにもう一捻り加わったことになる。現時点において、3人の入れ替わりに大きな意味は提示されていないので、今後は「入れ替わったからこそ」の何かが起きることはほぼ確実である。キーとなるのは未だ未登場のパインの存在ってことになるんだろうか。これでなんも関係無くて「単に幽体離脱するっていう遊太の特性の下敷き」とかだったらどうしよう。徒にややこしくするだけの状態は勘弁してくれ。

 さて、以上のような設定が、今回追加された新事実である。このうち、やはり一番悩ましいのは②「チラ之助の許可」云々だろう。ループものの大前提として遊太には「歴史改変を目論見、かつての経験を基にして悪戦苦闘する」ことが求められているわけだが、何故かチラ之助は「歴史を改変するな」と命じる。その理由は「古来館でのきずなが問題解決には不可欠であり、歴史の流れにそってある程度は友情イベントをこなし、関係性を深める必要があるため」と説明されている。うーむ、分かるような分からないような。つまり、メインの遊太が歩んだルート(メイカ、みかたんの正体やムヒの存在発覚、それを引き起こすための友田の襲来、グリーゼの来訪など)は、「必須イベント」だったと考えて良いのだろうか。1つ前の遊太(宮賢)も、今回と同じようにチラ之助に散々蹴られ続けながら、不承不承でそうした「時代の流れ」を解決していたということか。

 それはそれで良いのだが、問題となるのは「チラ之助はどの程度成功の見込みがあるのか」という問題と、それに伴う「チラ之助の知識保有状況」である。見返していないので定かではないが、どうもチラ之助は1つの時間軸に1体しか存在していないように見える。つまり、「次の遊太」とメインの遊太が対話しているチラ之助(同様に宮賢が対話していたチラ之助)は同一個体と考えられる。このチラ之助は「メイン遊太の経験した時間軸」の知識を持っている。つまり、遊太同様に「更新」されているわけだ。だとすると、次の遊太と接しているチラ之助はバージョンアップしたものということになり、望みとあらば「次の遊太」にも歴史改変のサポートを依頼することも可能。というか、普通に考えるならば、どの時間軸でも「2人の遊太」は協力体制を敷いて万全の知識状態で歴史改変に挑む方が効率が良いのである。しかし、チラ之助は「歴史改変はNG」という錦の御旗の下でこれを頑なに拒否し、結界を張って2人の遊太の接触を拒んだ。遊太自身も、そうした行為に及ぼうという考えは一切無い。これは一体どうしたことなのだろうか。

 そして、チラ之助は裏を返せば「許可を出せば歴史改変しても良い」と言っているわけだが、はたして一体どんな状況ならばOKが出るのだろうか。チラ之助の視点からみれば、いわばあらゆる分岐が可能な覚えゲーにおいて、六十数億体の遊太というプレイヤーキャラを殺しながら、あれも駄目、これも駄目、と1つずつのパターンを試している状態。それだけ試して駄目だったということは、チラ之助自身も「大晦日より先」の未来には干渉出来ておらず、正解は分からないはずなのだ。そうすると、この六重数億回目の「メインの遊太」も本人の言っている通りに「単なる数十億のデータの1つ」でしかなく、気楽に使い潰してしまう可能性もある。彼の言う「許可」は、どれだけ信じられるものなのか。ただ、現時点においても、既に遊太は様々な単独行動によって自身の経験した「過去」からはたくさんのファクターを改変してしまっている。チラ之助がこの辺を認めている(黙認している)のは、次の遊太の相手で忙しかったからなのか、それとも「ある程度はノイズが混じった方が良い」と考えているからなのか。「歴史を変えるな」という禁止事項の拘束力がいまいちはっきりしないので、視聴者側としてはもやもやしてしまう部分である。

 多分、細かい部分ではループものならではのこだわりの描写がいくつも転がっているのだろうが、なかなかきちんと見直してまで細部を確認する余裕が無いのがなぁ。あと、現在の時間軸にしても、不法侵入されてキレたイトが、次の日には何事も無かったかのように遊太と会話していたり、1つ1つの事態がぶつ切りになってる感じが気になる。「どの要素がどうやって歴史改変に関わったのか」っていうのが最終的にちゃんと分かるような描写になればいいんだけどなぁ。

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 京阪電車のあのシートが好き、第7話。良いデザインだと思う。ところで、何で下校中に「葉月が降りた駅」で塚本が「乗ってくる」んだろう。塚本は友達の家で練習してたのかな。でも、下校するタイミング一緒だと思うんだけど。

 今回も粛々とお話は進んでいく。ものすごく感覚的な話なので多分あんまり共感してくれる人はいない気がするんだけど、京アニの中でも武本さんってすごく「理性的な」画を作る人だと思ってるのよ。もちろん京アニのメイン張る人たちはほとんどがデザイナーとしてもクリエイターとしても一線級なんだけども、私の大好きな石原さんとか、あとは石立さんとか山田さんなんかは「情に訴える」形のドラマ作りの「何かをひっかける方法」が突出してて、武本さんは画の情報の効率化とか、シンプルに「伝える」ことに重きを置いているというか。よく言えばクール、悪く言えばあんまり画にあそびが出来ない。今回のお話もそんな武本コンテの性格が出てる気がするんだよね。「芋」から「芋」に繋ぐシーンまたぎなんかは分かりやすく場面を繋ぐ役割を果たしているのだけど、それって外延的な面白さで、キャラの心情に関係無い部分なんだ。今回クライマックスとなった葵ちゃんの出ていくシーン、そして久美子が部長先輩に突っかかられてたじろぐシーンなんかも、シーン自体のエグさに比して、理解しやすさが先に立つ印象。まぁ、あそこをマジでドロドロと処理されると本当に胃が痛くてしょうがなくなるだろうけど。適材適所ってことだろうね。

 そんなわけで、今回は非常にお話の意図が見えやすいエピソードである。中心となるのは当然(待ちに待った)「葵ちゃんの退部」であるが、その事件を中心に、吹奏楽部に眠っている過去をえぐり出し、3年生チームの関係性を描くことを目的としている。葵ちゃんについては先週までで大体のパーソナリティが描かれていたので予定調和の進行であるが、ついに爆発した部長先輩の弱気は、久美子を理不尽に巻き込んでなかなかの迷惑。あそこで後輩に突っかかってしまうあたり、相当フラストレーションがたまっていたのだろう。普段お利口さんな人がああいう面倒臭い絡み方をしてくると、本当にどうしようもない。いや、久美子のレスもとんでもなく無責任だし、あいつはあいつで悪い奴だとは思うのだが、まー、あの状態で部長先輩に何を言っても納得はしてくれないだろう。「女性の怒りに必要なのは説得でなく共感」という言論が広まっているが、あの状況じゃぁ説得はもちろん、共感してもアウトという泥沼状態なのだ。ただでさえ立場の弱い1年生にそれをクリア出来るはずがない。そんな愚痴をへし折るには、副部長先輩のような傲岸不遜な「更なる理不尽」で対抗するしかないのである。この3年生チームの関係性って、すげぇヘンテコだし成立するかどうかも怪しいのに、「部長が優しい」「副部長が人外過ぎる」という2つの特異点によって成立してるんだよなぁ。非常に興味深い人間関係だ。

 その他、メンバー全員の緩衝材として働くのが同じくトランペットの中世古先輩(CVみのりん)。「部活のマドンナ」という(エラく時代遅れな)言葉にも一切動じずに受け入れる胆力を持つ陰の強者。昔から「マドンナにはいも」と決まっているのですよ(ソースは藤子不二雄)。彼女のおふくろのような包容力と、天然とも取れる空気の読めなさ(読まなさ?)によって、ギスギスしていた3年生チームの関係性は何とか修復。最終形には葵ちゃんの居場所はなくなっていたが、それも仕方ないこと。強引にこの形で修復出来ただけでも立派なものだ。副部長は相変わらずゴーイングマイウェイだが、彼女がびくともせずに部の中心で拠り所となっているおかげで、今の吹部の危うい状態も維持出来ていると考えられる。普通ならばステージの中心に立つべき「俺ツエー」キャラが、こうして問題児としても浮き上がってくるのが今作の面白いところだろう。

 そして、個人的に一番驚いたのは、中川先輩のポジションシフトである。てっきり葵ちゃんたち同様にリタイア組に入るんだろうとばかり思っていたのだが、なんと、先週辺りから着実に方向性を変え、今回見事に「真面目組」に路線変更を完了させた。「私ですらちょっと本気になってる」などという上から目線な気もする恥ずかしい発言をしており、今までの窓際無気力族設定は全てリセットしてみせた。そして、「不真面目だったけど更生したよ!」というキャラ設定は、1年前の吹部の事件を語る語り部としてもとても便利なポジションである。彼女は「滝センによる吹部の革新」を表現するもっとも分かりやすいサンプルであり、更に久美子たちを3年生の事件、はては「真面目な部活とは何か」という問題の答えにまで導く、便利な接続役として見事にアイデンティティを獲得した。いや、そりゃ中間の学年なんだから当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど。中川先輩のポニテが可憐に揺れるだけでも、この世界は盛り上がるのです。不真面目でだるそうだった彼女が重たいユーフォ担いで帰ってる様子を想像するだけでもキュンキュンしますよね。

 そうそう、あともう1つ意外だったのは、葵ちゃん退部に対する滝センの反応である。今作の特徴として「滝→葵」や「副部長→部長」といった「容赦無い正論による暴力」があげられ、今回滝センが行った葵ちゃん一人つるし上げ行為も全くの正義であるわけだが、それでついにドロップアウトに至ってしまった葵ちゃんを見て、滝センはなんだか悔しそうだった(正確には、彼女の退部届を見て口惜しそうにしていた)。彼の信念からすると、大して練習もせず、ハードなトレーニングに文句を言っていなくなる人間を追う理由も無いし、ノイズが無くなればせいせいするくらいのものだと思っていたのだが、実際には、彼は「部員が辞める」という事態に思うところがあるらしい。やっぱり、実は良い人なの……かなぁ。彼のメンタリティはまだはっきりと見えてきませんね。

 この先、葵ちゃんがどうなるかは五分五分だろうか。彼女のいなくなった吹部は滞りなく進んでいるし、これが新しい姿だと言われれば、もう彼女が帰ってくる場所はない。でも、ドラマとしては戻ってきた方が綺麗ではあるんだよね。葵ちゃんは気付いていないようだが、彼女が退部した動機は、実は大きな欺瞞がある。彼女曰く、「去年辞めていった人を引き止められなかった私は、今の部活をだらだらと続ける権利などない」とのことであるが、同じく彼女は「高校は受験に失敗したので、大学はそれが許されない」とも言っている。そりゃ人生において受験の方が何倍も影響力がでかいのだから比べること自体がおかしいのだが、それでも彼女は、「一度失敗したことに対して、次こそは願いを叶える」ということを最大の理由にしてしまっている。ということは、部活動の在り方にだって同じことが言えるのだ。一度は犯してしまった過ちを、今こそ取り返すチャンス。ここで自分たちが必死の練習に耐え、改めて当時辞めていった部員たちに捧げることこそが、彼女の償いの方法であるはずだ。はたして、葵ちゃんはそのことに気付いているのだろうか。

 そして、久美子はこの半端な立ち位置からどこへ行くことになるのか……過去のトラウマ話を匂わせながら、先輩に振り回され、高坂さんに威嚇され、更に葉月には恋愛話で勘ぐられ……なんだこの主人公。

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 イギーのしっぽ! 第43話。やっぱりイギーはオリジナル描写で恵まれておる。

 ヴァニラ決戦のメイン。全編通じて画が濃いし芝居が濃いし、もう何もかもがぎっちぎちである。ヴァニラ戦ってそれなりに長いイメージがあったのだけども、こうしてみるとやってることは割とシンプルなんだよな。1話で収められる部分も割とあって、ポルナレフの解説がいちいち忙しそうではあるんだけど、何とかこの尺にまとめきることが出来た。アヴドゥルの死からポルナレフの絶対絶命まで、ものすごい勢いで転がっていくので、もう死んだアヴドゥルを悲しんでいる暇も無いのである。

 その上でしっかりと演出されているのが、何と言ってもヴァニラアイスという強烈なキャラクターである。速水ヴォイスのおかげで騙されそうになるが、DIO様の臣下の中ではトップレベルのイカレ野郎であり、善とか悪とかいう次元を超越した、純粋な「敵」なのだ。これまでのキャラクターたちは多かれ少なかれ「自分のこと」を考えており、アレッシーとかホルホースみたいにそのイデオロギーが分かりやすいやつから、一見するとヴァニラアイスと同様にDIOに心酔しているように見えるンドゥールまで幅広い。しかし、そんなンドゥールの場合でも、「DIOは強いよ、心酔しちゃうんだよ、だって俺はそれが幸せだからね」という「個人」が見えていたのに、ヴァニラの場合、もう「DIOへの忠誠」以外の何もかもがかき消えてしまう。「忠誠」の高さゆえににじみ出てしまう「どす黒いクレヴァス」の描写が強烈で、今までで一番濃いデザインでのブチギレヴァニラさんは初見だったらトラウマもの。おかげでイギーに対する「ド畜生がッ」もやたらと長いこと続いてSAN値がガリガリ削られてしまう。イギー、あんだけやられてよく生きてたな……小型犬とは思えない生命力だが、ひょっとしたらスタンド使いになった時点で、精神エネルギーは普通の「イヌ」のそれを超越していたのかもしれません。もしくは「仲間を守るための根性」なのかな……。

 いつの世にも話題になるのは、ヴァニラアイスのグルグル戦術についてのお話である。そもそもクリームの性能ってのは現時点でも謎の部分が多く、「顔を出さないと視界が確認出来ない」という弱点があるらしいのだが、それ以前に「クリームの中に入ったヴァニラはどうなっているのか」っていうのも謎だし、「消えた瞬間は存在が無くなるのに、何故消えたままで物体を亜空間に送り込めるのか」っていうのも謎である。例えばポルナレフが斬り刻もうとして襲い掛かるシーンなんかで、クリームに飲み込まれたヴァニラはしゅるしゅると小さくなって消えていく。この「小さい状態」での「存在の無さ」はアヴドゥル戦で証明した通りだし、「足の下の溝」云々の時にも、一切まわりのものを飲み込む様子はなかった。つまり、意図的に存在を消そうと思えば本当に消してしまえるのは間違いない。しかし、その「見えない状態」のままで外界にちょっかいを出すコトができるのも間違いないわけで、この状態がいわゆる「無敵状態」である。おまけに空も飛べるみたいなので、移動にも不自由しない。マジで外界の様子が分からず、飛行可能だと重力の影響すら無視できそうなので、亜空間の中のヴァニラさんがどうやって方向を決めているのかは全くの謎だ。きっと自宅で何度も練習をしてコツを掴んで……って、練習繰り返すだけで世界がぶっ壊れる能力だよな。うっかり間違って地表の奥底とかに突っ込んで行ったらどうなってしまうのだろうか。

 まー、そんな謎な能力なので、ポルナレフの熱闘も苦戦する一方。あっという間に重傷を負い、死の間際ではあの有名な三択問題が出題されるに到る。建物の下ではYESとNOの二択、建物の上では理不尽かつ自分勝手な三択。変なところで連帯感の強い連中である。まぁ、答えは「③」なんですけども。ラストシーン、ヴァニラアイスが突っ込んできて「あばよ」するポルナレフのカットが無闇に盛り上がっていて「アニメ化してよかったなぁ」と思わせるだけの画になっています。まぁ、個人的にはやっぱり尻尾がピン! なんだけども。そこに到るまでの道程ではイギーが必死に逃げようとしていた、ってのはアニメオリジナルの解釈ではあるんだが(原作ではポルナレフの独白ばかりでイギーはほとんど注目されてないからね)、なかなか面白い演出になった。ここでポルナレフとイギーの友情は完成したんだなぁ。なんか改めてしみじみするわ。

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 こないだ「原稿料は払いますからたほいや譜を書いてくださいよ」って言われたけど、原稿料受け取るの忘れたわ。

 

Round1・「しゅぺるう゛ぃえる」

1.(ドイツ語)バターを加えた煮汁で似た料理。グラッセ。

2.フランスの作家。神話的な宇宙感を表現。詩集「オロロン=サント=マリー」、小説「ノアの方舟」など。

3.ドイツの作詞家。作「ファランカス」「タンネンベルクの勇者」。

4.(独)山小屋。ヴィラより大きくヒュッテより小さいものを特に言う。

5.禁じられた遊び。

 

Round2・「とめぶろ」

1.バランス釜を用いた内湯。

2.(遠目から風呂を覗くように)得たいものがなかなか得られず、やきもきすること。

3.車止めブロック。

4.自分だけで入浴して他人には入らせない風呂。

5.→報道禁止。

 「頭の良さそうな解答とは何か」という議論が巻き起こった。なお「頭の良い答えを書いた」と満足げな人物の出した解答は5番。自分は0票だったにも関わらず③に2票入ったコトに「理解しかねる」と不服を申し立てた。これがたほいや脳の症状です。

 

Round3・「ぜんらなんどう」

1.仏教における修法の一。一糸まとわぬ姿で修文を繰り広げるもの。

2.北九州の正月行事。服を脱いだ少年が寺から海へと駆ける。

3.南ローマへ通じる道。

4.チョルラ-ナムド。

5.近代医学で小腸のこと。古くはナット状の溝にそって消化物が移動するとされたが、ラナン体(柔毛)の蠕動運動と新解釈された。

 漢字で書くと全羅南道。そう考えれば③だって正解と言えなくもない(言えない)。

 

Round4・「しまにんにく」

1.セイロンニンニクに同じ。

2.紫磨金の仏身に柔軟の相あること。

3.ビゼーの小説。痘痕の少年モランコがにんにく型の鼻を馬鹿にされ周囲を憎悪する様を、善悪を縞で表し著した。

4.狂言。墨で色づけされた縞模様の葫(にんにく)を珍品として売りつけられた商人吾仁が人々に自慢するも、にわか雨のせいでただの葫だとばれる。

5.→セロリ。

 普通に沖縄の名産やないか。まーた広辞苑の野郎適当なこと書きやがって。まぁ、一応ありますけども。

 

Final Round・「ぱなまっくす」

1.パナマ運河を通過できる最大限の大きさの船舶のこと。

2.独立戦争の際、パナマ運河防衛戦で用いられた大戦斧。

3.ローマ神話における緑色の巨人。パロス山の巨岩を担ぎ上げ、噴火させて神の座を脅かした。

4.(基)聖三位一体。

5.(英語)全知全能。

 みんなして解答考えてる時に適当に言ったヤツが実は正解という、一番やるせないパターン。ちなみにWikiを読むと「日本の戦艦大和も、アメリカが対抗しうる大きさの戦艦を建造した場合パナマ運河を通航出来ないデメリットが大きいことを計算に入れて建造された」なんてどうでもいい知識が手に入る。超パナマックス級。超パ級。

 

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