最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ここで水着回である、最終話。ぼんばじゃないけど、想像を絶する巨乳に出会うと、どうしてもガン見しちゃうよね。先日信号待ちしてたら横断歩道の隣にスイカ2個抱えたみたいな壮絶爆乳のおねーさんに並ばれて、そのまま思わず後をついていきそうになってしまったボクです。 最終話ということで、これまでの構成から一転、1話まるまるワンエピソードというスペシャルな構成。ただ、おかげでこれまでみたいなテンポの良い展開が無くなった上に家うまるの登場シーンが減るという……。かてて加えて、オープニングが無かったから「あー、これ絶対最後にオープニングで締めるパターンですわー」と思ったらそれも無くってちょっとしょんぼり。こういうアニメで綺麗に最後を終わらせるのって難しいよね……。 しかしまぁ、最後にこのエピソードを持ってきた理由は何となく分かる。何しろサブタイトル通りに「みんな」がまとめて出てくるお話ですからね。シルフィンはおまけ感が拭えなかったが、シルフィン兄に至っては台詞が「フッ」だけだからね。あれでギャランティが発生してるカッキーずるい。全員集合ということは、当然これまで溜めに溜めてきた「錯誤」が一気に交錯するカオスが訪れるわけだが、そのあたりは原作もまだ続いてるってことで割とうやむやになってしまった。1つだけ解消されたのは「切絵ちゃんがぼんばの妹」っていう認識がうまる側に出来たこと(そして切絵ちゃんがぼんばとタイヘイの関係を認識したこと)くらいか。あの状況で自分の妹の存在に気付かないというぼんばの神がかった鈍感力のおかげで、本場家に最悪の事態が訪れることだけは回避出来た。いやー、でもあそこでぼんばが切絵ちゃんに気付いててもそんなに問題無かったのかな。 それにしても、あれだけややこしい錯誤が発生していたことは知っていたはずなのに、片っ端から知り合いを呼んじゃう土間家の兄妹にも問題あるよな。「海老名ちゃんにはこまるの存在を知られてはならない」「本場兄妹はこまる状態のうまるしかしらない」という完全な矛盾を孕んでいるのに、それを気にせずに集めちゃったら成立するはずがない。もっとドタバタ風味の強いギャグ漫画だったらうまるが1人で必死に変身を繰り返して2チームをごまかす、っていう方向になるんだろうけど、本作はそこまでこの部分が重要ではないようで、切絵ちゃんとぼんばには「こまるは来られない」の一言で片付けてしまった。どう見ても小学生以下のこまるが「急用で来られない」のも変な気もするんだけども、切絵ちゃんがあまり細かいことを気にしないタイプで助かった。 問題は、うまるの方からそういう誤解を解く意志はないのか、という部分。ぼんばはどうでもいいとしても、切絵ちゃん相手に「妹がね」と言い続けるのは、傍から見ているととても不誠実な印象だ。しかし、これをばらすと「完璧JKうまる」が実は「こまる」であることをカミングアウトしなければいけないわけで、うまるからしたら死活問題である。一度は勢い任せで告白する流れだったにも関わらず、ぼんばの余計なちょっかいのせいでそのチャンスは潰えてしまい、結局うまるは「穏当にごまかし続ける」ことに決めたようだ。まー、切絵ちゃんサイドからしてもこれで困ることはないので構わないのかもしれないが……なんか釈然としないものは残る。うまるが真実を話すときが来るとして、海老名ちゃんと切絵ちゃんのどちらに先に教えるかなぁ。 というわけで、結局「大きな進展などなかったよ」という夏休みイベントでフィニッシュです。今回お兄ちゃんにあんまり出番が無かったけども、うまるのために自家用車をポンと買ってしまおうと思えるお兄ちゃんの年収が気になります。でも300万の新車だと厳しいくらい。まー、まだ二十代中盤だし、車を買うとしたら駐車場も探さなきゃいけないから月々の払いもけっこうでかくなるしなぁ。あんな適当な妹の一言で買えるわけがないよな。そして、買い物に行った先でも「営業って大変だ」などと社会のシステムにばかり気が行ってしまうお兄ちゃん。……どんだけ苦労性なんだろうなぁ。せめて女子高生の水着姿でも堪能してリフレッシュして下さい。まぁ、お兄ちゃんがそういう部分で精神的満足感を得ている描写は1つもないのだけど。全部ぼんばに吸われてるのかしら。 PR 「青春×機関銃」 5→5 当初思ってたよりも随分楽しめる作品になっていた。みかこし元気でショタが良い(今作はショタではないが)。 サバゲアニメという謎の鬼門、そんな中に飛び込んでいく3つ目の作品。これまでのヘンテコサバゲアニメに比べると、今作が最もまともにサバゲをプレイしていたし、サバゲの楽しさが伝わってくるシナリオになっている。いや、ホントにこれまでの2本がおかしかっただけなのだが。まぁ、スポ根ものなんかの定石ではあるのだが、「何も知らないけどどこか突出した才能がある新人が、そのスポーツの楽しさを先輩に教えられてチームで成長していく」というフォーマットのお話である。ただ、サバゲの場合には野球やサッカーのゲームメイクと異なり、「何がどう上手くなればいいのか」がよく分からないので、あまり「競技としての成長劇」は作れない。結局作中で描かれた性能って、立花がやたらと身体能力が高いけどひたすらノーコンっていうことだけだったし、武器の性能差とか、作戦の機微とかもVSホシシロ戦でちょっとやっただけだったし。基本的には、サバゲを通じてキャラクターの人間関係を描くの主な目的。 そうしてみたときに、トイガンガンの3人の関係性はなかなか面白い。3人が3人とも積極的に個性を主張してくるし、どれもこれも「よくあるキャラ」で終わらないだけの魅力もある。まぁ、松岡だけはシナリオの展開上「なんかウジウジした奴」という残念なレッテルを貼られがちではあるのだが、別に悪人として描かれてるわけではないしな。立花の無鉄砲な性格は実に主人公向けで、色々と見当違いの悩みを抱えながらも真っ直ぐに生きているのが分かりやすいから印象は良いし、雪村のキャラも、いわゆるテンプレ的な「オタクキャラ」から逸脱して不思議な愛嬌がある。そして、そこに「立花は実は女なんですが」という今作最大の眼目が関わって面白い人間関係になるわけだ。まぁ、まとめると「雪村→松岡」が純正ホモ、「松岡→立花」が精神的ホモ、というくくりになるわけだが。その辺がホモにまとめられるのは時代の流れだからしゃーない(そうか?)。結局アニメでは作中で女性カミングアウト出来なかったけども、原作ではあの後ちゃんと打ち明けることが出来たんでしょうかね。あの直後に打ち明けてたら松岡のメンタルが色々大変なことになってたと思うけども……いや、むしろ安心するかな。「良かった、男に惚れた訳じゃないんだ」って。 大抵こういう「性別誤認」はなんだかやりきれないドロドロが付きまとうものだが、今作は立花が馬鹿なのでそういう心配もあまりない。男2,女1のセッティングながら、雪村がホモなので(??)余計な三角関係にならずに済みそうだし。そういう意味で、今後の3者の関係性も気になるので続きが見てみたい作品ではあるな。敵対するホシシロについても、最終的には「嫌な奴だけど悪人ではない」という結論に落ち着き、立花がスキルを上げて改めて直接対決になれば、案外すっきりさわやかなバトルが展開出来るかもしれない。まぁ、何にせよ「遊びなんだから気楽にやればええやんけ」の一言で終わるわけだけどねー。 というわけで、割と楽しんで観られた良い作品でしたよ。やっぱり「みかこし元気でショタが良い」だよな。今作はエンディング歌唱、挿入歌歌唱なんかで色々と活躍し、マルチな才能を披露してくれている。ホントに器用なスタンスである。あと雪村役の松岡禎丞。個人的に、あんまり松岡君に対しては面白味を感じたことはないのだが、たまにこうして飛び道具みたいな役が出てくると「やっぱり一線張ってる役者は色々持ってるもんだなぁ」と感心させられる。良いキャラでしたよ。 今回2人して連打してた魔法の中に1つくらいMagicのカードないかなー、ってずっと探してたけど見つからなかった、第12話。すげぇそれっぽい名前ばっかりなのに、絶妙にぴったり来るカード名がないな。「Wall of Bone/骨の壁」はあるけど「Wall of Skeleton」だと無い、みたいな感じで。 どうでもいい話はさておき、予想以上にガチでシャルティアさんとのタイマン勝負。てっきり操られた状態でレイプ眼のままのシャルティアと戦うものだとばっかり思っていたが、完全に意識を取り戻し、理性のある状態で巧みにモモンガ様の弱点を攻め立てるシャルティアさん。なるほど、ステゴロ最強の前評判は伊達ではない。コキュートスさんの「3:7」という見立てもあながち間違いでは無かったようだ。しかし、何でシャルティアちゃんがあんな状態になっているのかが未だによく分からないという……。ワールドアイテムが使われているのは間違いないらしいのだが、その使用者の意図が不明、さらに効果も現時点では未確定。見た感じだと「完全に思考をリセットし、敵対行為を行ったものを全力で排除する」という行動パターンをインプットする魔具のようだが……少なくともモモンガ様が知らなかったってことは、ユグドラシル時代には存在しなかったか、あまりにレアで知られていなかったかのどちらかということだよね。だとすると、この呪いは「今の世界」のオリジナルと考えるのが自然なのだが……1つ分からないのは、この道具は「この世界」においてはどういう文脈の兵器なのかということ。ゲーム世界だったら「NPCの思考パターンを狂わせて操る」で説明が付くのだが、この世界に住んでいる純然たる「人間」たちから見たら「NPC」などという概念は無い。つまり、「他人を操る絶対遵守の力」ということになる。シャルティアを倒しに来たパーティーは、そのあたりのことを全部分かった上でアイテムを使用したんだろうか。どうなることを期待していたんだろうか。謎である。 そして、敵対行動を起こしてしまったからには戦わなければいけないモモンガ様。彼はこれまで圧倒的なレベル差を利用して相手を一方的に屠ってばかりだったが、そこに至るまでにはちゃんとテストプレイを重ねる慎重さを忘れていなかった。「この世界の強者がユグドラシルのレベルでいうとどれくらい」っていうのをちゃんとチェックして、慎重に相手からのダメージをくらって、「大丈夫、死なない」って分かってからやりたい放題するようになったのだ。それもこれも全て「死なない」ため。今回本人が言っていたが、もし「死んで」しまった場合、ゲームと同じように復活出来る保証はなく、リアルの死である可能性は否定出来ない。訳の分からないうちに、そんなリスクを背負うことは出来ないのだ。しかし、今回のシャルティア戦では、心配するアルベドを置いてまで単身で乗り込み、正面からそのリスクに向き合っている。その理由は何かと自問した結果、あくまで「わがまま」であると結論づけている。ギルドのために自分が前線に身を置いているこの瞬間がたまらなく嬉しい、そして自分たちが作った創造物たるNPCたちが同士討ちしているのは絶対に見たくない。そんな「わがまま」が彼を突き動かし、シャルティアとのギリギリバトルを実現させたのである。 試合前にバフスキルを連打してるシーンは流石に笑った。あまりにもえげつない連打、呪文唱えてる日野さんが噛みそうなレベルでひたすら重ねがけ、重ねがけ。スクルトスクルトスクルト。フバーハ。もう、そこまでやったら絶対大丈夫やろ、と思ったけどもそうでもないのがシャルティアさんらしい。しっかりと自我を持ったシャルティアさん、動機は自分でもよく分かっていないという呪縛状態からでも的確にガイコツに効きそうな攻撃ばかりを連打する。どうやらモモンガ様にも秘密だった隠しスキルも多いらしく、制作者のペロロンチーノさんがかなりの実力者だったことを窺わせる。そりゃそうだよな、各人が1体ずつとかで階層守護者作ったのだったら、モモンガ様が全部知ってるって保証は無いよな。事前にアルベドさんみたいにステータス表示を全部調べておければまた違ったのかもしれないが……。結局、全貌が割れているモモンガ様は全ての攻撃をかわしきることが出来ずに虫の息。このままだと勝負は決まるが? というところで……さて、次が最終回か。 今回笑ったのは、他所から配下たちがパブリックビューイングしてたところ。デミウルゴスさんの忠誠心に対してアルベドさんが「女心」を理由に突っぱねてたあたりがなかなか可愛いなぁ、って思ったけども、何故かコキュートスさんはアルベドさんの味方するんだよね。あんななりだけど女心に理解のある人なんだろうか。そして、3人して「初手から攻めるわー」とか「HP削れるかなー」とか、完全に外野ムード。こいつら、ちゃんとHPとかMPとかいうステータスの概念まで理解してるんだよな。NPCって、本当に自分たちの存在をどういう風に認識してるんだろうなぁ。……考え始めるとそこそこ哲学の領域。 最近、配信期限ギリギリでやっと視聴してる気がするよ、第12話。なんかスケジュールが狂うというか、単にここまできちゃうと予定調和以外に無いから視聴モチベーションがあまりあがらないというか……ネット配信番組は怖いね! あ、でも前回に引き続いて作画状態は良好。アイオリア・アイオロスの濃い顔がたっぷりと描かれ、さらに2人して駆け回るシーンなんかも多かったので、兄弟ファンには嬉しい映像が多かったのではなかろうか(走り方は相変わらずだ)。ただ、最後の最後、黄金聖闘士大集合のあたりでやっぱり適当な絵も出てきたけどな。人数が増えると途端に力尽きるの勘弁して下さい。せっかくの大集合シーンだったのに画面奥でちょこっとしか映ってなかったアフロディーテさんがマジ不憫。 基本的に、ストーリーについて触れるべきことはほとんどない。何しろ(毎度のこととはいえ)サブタイトルでほぼ全部言ってしまってるし、今回は「オーディンローブをまとったアイオリアがロキを押し返すよ!」→「勝てそうだったけどギリギリでグングニルが間に合ったよ!」→「ボコボコに返り討ちにあったよ!」→「でもなんか祈ったら奇跡で復活したよ!」→「あとは黄金聖闘士勢揃いだよ!」まで全部予定調和。ちょっと面白かったところといえば、「どうせおまえらは俺が蘇らせた死人なんだから、さっさと眠れやー!」って息巻いてたロキに対して「いや、蘇らせたの私だし」とリフィアが出てきたところくらいだろうか。ロキは誰が蘇らせたかなんて分からない状態で好き放題やってたのか。蘇生術ってそういうものなんですかね。とりあえず、死人だ死人だと思っていたアイオリアは「生身の人間と同じやで」という身も蓋もない一言で元気溌剌となり、オーディンの力を受けてこれまでの鬱憤を晴らすかのようなワンサイドゲーム。でも、何故かとどめのライトニングプラズマで必ずロキを槍の方に吹き飛ばしてしまうっていう。この辺りの伝統芸なぁ。 結局、史上最強最悪の神器であるグングニルが復活(ここまでグングニルが悪く言われてるのは初めて聞いたな)。一振りでみんな消し飛ぶ。でも、祈れば大丈夫。すぐに全員復活出来るから。今週の見どころの1つとして、「突然色んな黄金聖闘士攻撃を受けるロキ」のシーンがある。エクスカリバーの斬撃をかわしたところに氷が襲い掛かり、逃げたと思ったら異次元に接続、それを切り伏せたら曼荼羅が見えるという、何というカオスフィールド。こういう形で黄金聖闘士が共闘してるシーンってのはなかなか観られないので、個性豊かな面々が好き放題やってるのは貴重なシーンである。そして、全員が颯爽と還ってきた黄金聖闘士達。「どうせご都合主義だから帰ってくることは知ってましたわ。ほんまに適当な話や」と思ったら、実は「アフロディーテは植物毒に強いから生きてたのさ! あとは彼が全員を死なないように守ってくれていたぜ!」という衝撃の展開。なんと、理由あったんだ! 単なる無駄死にじゃなかったんだ! きちんと自分の個性を活かして、アフロディーテは一番大事な場所で彼なりの戦いを演じていたという。ごめんアフロディーテ、最初に死んだから雑魚だと思ってて! あんた派手好きのくせにそんな縁の下の力持ちみたいなことも出来たんやな! 本日一番のドヤ顔頂きました。これで無事に黄金全員がきちんと見せ場を作りましたな。 さぁ、次回は12人でよってたかってロキを袋叩きにするだけです。簡単なお仕事。しかし、12人全員が「肉体を持って蘇った」とすると、歴史的に随分大変な事態になりますが……改めて全員でハーデス倒しに行く? 見てきました、ここさけ。なるべく早く見ようとは思ってたんだけど、流石に封切り直後は混むやろ、ってんでシルバーウィークは外すようにして。平日だろうがなんだろうが観に行ける人間の特権やな。なるべく早く観たいと思っていた理由は当然、これが長井龍雪作品だから。世間的には「あの花のスタッフ」って言われてるけど、きちんと「長井龍雪の新作」って言えばいいのに、って思う。まぁ、「あの花のスタッフ」には「岡田麿里の新作」っていう意味も込められてるのかもしれないけども。
(一応、ネタバレ注意? まぁ、ネタとかあんまり無いけど、以下は視聴した人間を前提に文章を書きます)
「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」 5→5 思っていたよりも無難に片付いた作品。とりあえず、「東京はすげぇ怖いところだから近づかない方が良い」ってことはよく分かった。その辺の旅館で四カ国入り乱れての銃撃戦が起こるとか勘弁して下さい。 設定の時点で刺激が多く、安保関連で賑わっている現代とはタイムリーに繋がりそうな、そうでもなさそうな作品。いや、つながらねぇな。結局はファンタジーにおける設定の1つとして「自衛隊」というイメージしやすい素材が使われているだけであって、今作で集団的自衛権がどうこう議論するような目的も余地もないだろう。もし、真面目にそういう議論がやりたい人のところに「とりあえず齢数百歳のロリババア連れていこうぜ!」とか言ったらマジでキレられるわ。ラノベはあくまでラノベ的に、自衛隊という題材で面白おかしく遊べればそれでいいのだ。当方ノンポリ、あまりきな臭いことを言って無駄に敵は増やしたくないですので。 で、そういう「なんちゃって自衛隊ファンタジー」だと思って観れば、やりたいことはそれなりに出来ていたのではなかろうか。流石に戦車や機関銃が「あっち側」の世界の人間を惨殺していく様子を見せ続けたのはどうやねん、とは思ったが、逆におちゃらけ仕事ばかりを描いていても自衛隊を馬鹿にしているように見えてしまうので、シリアスとのバランス調整はなかなか難しい。その分、ちゃんと巨大火竜との対決なんていう心躍るシーンも描いてるわけで、「まぁ、武装してるならこういう目にも遭うよね」という程度の認識で。あとは基本的に「超ツエー主人公が超ツエーから何とかなってる」話だしな。どこまでいってもテンプレからは抜けて出ませんよ。正直、一行が日本に戻ってきて国会招致されてるあたりのくだりは退屈だった。仮想敵国とか、仮想反対派の弁論は通り一遍で面白味がなく、政治的な策略が渦巻いているんだ、っていうどす黒いイメージはあまり上手く出せてない。何しろ、他所の国も腹芸でなくてさっさと実働部隊を送り込んで来ちゃってるしね。流石に、あの国もその国も、そこまで単細胞ではないと思うのだが……その辺はラノベ的に分かりやすい「お話」なので仕方ない。ただ、だからといって「異世界で不思議な生活をする面々」の新鮮さが売りかというとそうでもなく、結局「異世界らしいこと」ってあんまりやってないんだよね。エルフのおねーちゃんを見つけてテンション上がってるあたりがピークで、序盤にあれだけアピールしていたカルチャーギャップも、さっさと言語的な壁を乗り越え、どちらの人間も割とあっさり順応しちゃってる。もう少し「異界な感じ」が前面に出てくれば自衛隊の存在感と合わせて個性が際だった気もするんだけどね。結局、最終的にどの側面を一番描きたかったのかが見えにくく、色々「何となく楽しそうな要素」に視点が散ってしまった印象。 それでも、毎週退屈することなく観られたので大きな不満はないのだけどね。映像は良かったし、ヒロイン勢は可愛かったし。2期目になったら日笠キャラにももっと出番が増えますかね。あと、正直言うと種ちゃんのロリババアがちょっと微妙。声を甘ったるく作りすぎてて違和感が。いつも通りの配役なら、エルフ娘役のひーちゃんと逆でも良かった気がする。 「モンスター娘のいる日常」 6→6 良かった。実に良かった。何にも目覚めてはいないが、心の国境はなくなりますね。いや、元から無かった気もする。 今期は(今期も?)エロが売りの作品はたくさん並んだわけだが、「下セカ」はエロというよりはまさに「シモ」の作品、「To LOVEる」はエロというより伝統芸能による安心感。そして今作は、登場直後には変化球だと思われていたが、描写そのものはド直球。キャラクターの生態がちょっと普通の人間とずれているだけで、見せるものはあくまでもまっとうな「エロ」の極みである。そして、「人間じゃねぇんだからこのくらいやってもかまへん」という謎の免罪符を手に入れたもんだから、その直球の速度がかなり高いという。なるほど、噂ではポルノを規制されまくった他所の国ではどんどんレベルの高い萌え文化が発達していると聞くが、お上の命じた規制を乗り越えれば、新しい次元というのは見えてくるものだ。そうした「次の世界へ」のゲートとして、非常に優秀な作品でしたね。 俺? 俺はほら、まぁ、全部のヒロインが満遍なく良かったかな。うん、いや、そうだね、パピだね。ごめんなさい、別にロリコンじゃないよ。ホントだよ。だって同時にセントレアも好きだもん。ラク姉さんもいいと思うし、マナコだっていいと思ってるもん。こんなにも歪んだ「みんな違ってみんないい」も珍しいよな。短い尺の中で個々のキャラクターを売り出すことのみを目的としているために、他の要素はことごとく排除する思い切りのよさは英断であり、日替わりで出てくる「次の商品はこちらです」的展開はスームズに自分好みのキャラを探せるインスタントなおいしさ。1人2人くらい「流石にこれは分からねぇ……」という限界があっても、そこをスルーすれば次の瞬間には新たな扉が用意されている。原作からこういう作風なんだろうけど、それがアニメでもテンポ良く進んだのは良いことです。続編あるのかなぁ。 中の人の売り方も割と面白くて、今作はセントレア・スー・ラク姉さんなどの中の人がほぼ新人。そしてそのどれをとってもハズレが無い。特にスー役の野村真悠華は色々と芸達者なところを見せてくれたので今後どういう風に出てくるのか楽しみですね。 スポイラ書くのが思いの外早く終わったので、久しぶりに俯瞰記事もセットで。というのも、今回のセットは、これまでのセットと比較してもかなり異質なエキスパンションになっているためだ。毎回手を変え品を変え様々な環境を生み出してくるMagicであるが、なんだかんだ言ってある程度セオリーは共通する。しかし、今回のセットはこれまでの常識とはかなりの食い違いがあり、何も知らないままでリミテッド環境に突入すると、ひょっとしたら手酷い失敗をしてしまうかもしれない。そのためにも、セット全体を俯瞰してその概要を掴んでおくのは非常に重要なことなのだ。そこで、個別カード評でもちょいちょい触れている部分ではあるのだが、今回は改めてまとめ記事として俯瞰したものを掲載する。今回の記事はあくまでもカードリストをじっと眺めた上でのことなので相変わらず的外れな見方になるかもしれないが、新たな次元に足を踏み入れる一助になれば幸いである。 なお、以前まではこの俯瞰記事ではリミテッドと構築をある程度分けて見ることにしていたが、ぶっちゃけ構築環境からは離れて久しいので、今回は構築関係の影響については一切扱わず、リミテッドに限定してみていく。つまり、レア・神話レアについても基本的には無視するということであるから、そのあたりはご理解頂きたい。 Bane of Bala Ged バーラ・ゲドを滅ぼすもの (7) U クリーチャー・エルドラージ 7/5 〜が攻撃するたび、防御側プレイヤーは自分のコントロールするパーマネントを2つ追放する。 マロー曰く、「滅殺能力が戻ってこないことは確定してたよ。あれは分かりやすく強すぎた、どうしようもない状況をさらにどうしようもなくするつまらない能力だったからね」。何 故 な の か。……まぁ、1体くらい以前のエルドラージの雰囲気が残ってるクリーチャーがいてもいいってことでしょうね。一応タフネスが若干低めに設定されてるから対処しきれないってほどでもないだろうし。こうして見るとやっぱり「ウラモグの破壊者(ROE)」って壊れてたんだな。一回殴れば大抵元は取れる。高速召喚から相手をハメてしまいたいエルドラージランキング第1位。
Ruin Processor 破滅の昇華者 (7) C クリーチャー・エルドラージ、昇華者 7/8 〜が戦場に出たとき、あなたは対戦相手がオーナーである追放領域のカードを1枚そのプレイヤーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、あなたは5点のライフを得る。 その名に「昇華者/Processor」の名を持つ、そのまんまなコモン昇華者。追放領域を餌にする昇華者のポジションはエルドラージ全体でもそこまで数が多いわけではなく、リミテッドベースで見るためにコモンだけに絞るとわずか4体しかいない。分布は無色1,青2,黒1となっている。餌を食べるデッキを作る時の参考程度に。この昇華者の特徴は、「別に餌を与えなくても充分強い」というところ。そりゃ5点のライフはかなりのご褒美であるが、単なるバニラファッティとしてもサイズは充分。無理に昇華用のデッキメイクせずとも、(エルドラージを出すマナの用意さえすれば)コモンで手軽に使える。また、ライフゲインは今回黒に大量に用意された「ライフを得たら」系クリーチャーの燃料にもなるので、黒のデッキによりフィットするデザイン。適材適所で。
Ulamog’s Despoiler ウラモグの強奪者 (6) U クリーチャー・エルドラージ、昇華者 5/5 〜が戦場に出るに際し、あなたは対戦相手がオーナーである追放領域のカードを2枚そのプレイヤーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、〜は+1/+1カウンターが4つ置かれた状態で戦場に出る。 アンコ昇華者。その方向性はエルドラージらしく徹底的にサイズ志向。普通に出すと6マナ5/5という冴えないコモンどまりであり、こいつを使うならば餌の準備は必須。食べる量が2枚とそこそこ多いのできちんと準備したデッキでないと6マナ圏までに食卓が整わない場合も多いと思われる。バニラっぽいのに案外デッキを選ぶのだ。そして、きちんと用意が整っていれば6マナ9/9の理不尽モンスターが爆誕。丁寧にもてなした甲斐があるってもんだ。嚥下デッキの1つの目標地点になるカードである。今回のブロックはこうした脳筋エルドラージをたっぷり堪能してもらうためなのか、白にありがちなタッパーは1枚もいないし、黒にお約束の再生クリーチャーもいない。さらに青に「アンタップしない」系オーラも無いし、白コモンに「平和な心」系もない。とにかくデカブツが止まらない環境になっているのだ。堪能しよう、そのナイスバディ。
Angel of Renewal 回生の天使 (5)(W) U クリーチャー・天使、同盟者 4/4 飛行 〜が戦場に出たとき、あなたのコントロールするクリーチャー1体につき1点のライフを得る。 回生? 何回生ッスかね? 「1回生の天使」とかだと途端に雑魚っぽくみえるけど、「7回生の天使」だとそれはそれで弱そう。学年を「N年生」ではなく「N回生」と呼称するのは関西特有の文化だと聞いたことがありますが、ひょっとしたらゼンディカー民も関西人である可能性が?? さておき、そんな怪しげな天使は「何となくライフあげるよ」系天使。規準になるのは「慈悲の天使(10ED)」の5マナ3/3・3ライフゲインあたりだろうから、クリーチャーが3〜4体も並んでればそこそこ満足いくライフが得られるだろうか。ライフゲインは今回の白黒の緩やかなデッキタイプとして構成されているので、白黒ならさらにちょい加点。6マナ域ともなると既にエルドラージが活動を開始するマナ域なので悠長なライフゲインとかいらないからもっと前のめりになってくれ、と思わないではないが、実は、今回のエルドラージには割と分かりやすい弱点がある。実は、飛行に滅法弱いのだ。以前のエルドラージは滅殺持ちだったので出されたら堪えるのが厳しかったが、今回はエルドラージ軍だけでみると愚直に殴るだけの奴が多く、その割に頭上にまで目を向けているデカブツはいない。つまり、「地上をチャンプブロックで堪えて空から殴り切る」は充分有効。この天使の持つ4/4飛行ボディは、それだけで充分エルドラージ対策になるのである。ライフゲイン=なんかショボそうという先入観に騙されがちだが、実は骨太で頼りになる回生なのである。
Angelic Gift 天使の贈り物 (1)(W) C エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) 〜が戦場に出たとき、カードを1枚引く。 エンチャントされたクリーチャーは飛行を持つ。 というわけで、そんなありがたい天使が飛行をくれる素敵な贈り物。ご丁寧にゼンディカー仕様の多重羽なので、めっちゃ飛べそうだし、むしろ羽が重すぎて飛べなくなりそうな気すらする。キャントリップなので無駄にならず、手軽にダメージクロックを空に押し上げることが可能。今回のセットはエンチャント対策なんて言葉はほとんど存在してないようなものなので、クリーチャー除去以外で落ちる心配もほとんどない。つければつけただけ得だと思って問題無い。あとは、これを張って美味しい土台を探すことだけが課題。いっそ覚醒した平地に張って「空飛ぶ平地」という謎生物を生み出したりするとゼンディカーらしさ満点で素敵かもしれない。全くイメージが湧かないのが難点だが。
Cliffside Lookout 絶壁の見張り (W) C クリーチャー・コー、スカウト、同盟者 1/1 (4)(W):あなたのコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。 マナフラッドを回避するためのボーナスを与えられた小兵。1マナ1/1ながら、一応同盟者と書いてあるので結集トリガーオンに一役買ってくれる他、マナがあまりはじめたら全体増強での万歳アタックにも貢献出来る。数を頼みに突っ込む場合は、末裔トークンとのタッグを積極的に狙いたい。「並べてドーン」は今回も白緑に与えられた特性なので、そっち方面のデッキを意識しつつ同盟者の方もフォローしていけば、それなりに出番はあるのかも。ただ、「序盤使えて、終盤にも意味があるカード」というよりは、「序盤はおまけで、終盤ちょっとだけ使えるかもしれない」程度のカードなので、あんまり数を集める必要も無い。やっぱりピック優先度は低そう。
Courier Griffin グリフィンの急使 (3)(W) C クリーチャー・グリフィン 2/3 飛行 〜が戦場に出たとき、2点のライフを得る。 4マナ2/3フライヤーというそこそこのボディを満たしながら、特定デッキのキーになるライフゲインを持っている器用なグリフィン。かつてのエルドラージでも「マキンディのグリフィン(ROE)」が中盤で重宝したし、この世界のグリフィンは案外頼りになる。貴重な飛行戦力なのでそれだけでも充分一線級。さらにコモンでライフゲイン出来る選択肢は実はそこまで多くない(単純な数だけだと白3,黒1)ので、白黒狙いならばなるべく数を確保しておきたい優等生。一般次元なら地味に見えるけど、ここは常識の通じない次元、ゼンディカー。グリフィンの導きに従っておきなさい。
Emeria Shepherd エメリアの番人 (5)(W)(W) R クリーチャー・天使 4/4 飛行 上陸 - あなたは対象の、自分の墓地にある土地でないパーマネント・カードを手札に戻してもよい。その土地が平地であるなら、そのパーマネントを手札に戻す代わりに戦場に出してもよい。 大雑把上陸。旧ゼンディカーでいうなら「忠告の天使(WWK)」あたりのポジションだろうか。7マナ4/4とボディは頼りないが、何しろ土地を置いただけで無限のアドバンテージが。例えば墓地に落ちてるのが「桜族の長老(CHK)」だった場合、デッキの平地が一瞬で全部場に出ることになるし、「巨森の予言者、ニッサ」との相性もすこぶる良い。そんな小手先芸を弄さずとも、適当に墓地で一番でっかいクリーチャーを釣っていればそのうちゲームは終わるだろう。出せば(そして生き残れば)勝つタイプのレア。相手の除去をケアするならば土地が置ける状態でキャストしたいので実質8マナクリーチャーな気もするが、それでも充分元は取れそう。普段の環境よりも7マナの敷居が低いので、見た目よりも実用性が高そうだ。
Encircling Fissure 取り囲む地割れ (2)(W) U インスタント このターン、対象の対戦相手のコントロールするクリーチャーによって与えられる戦闘ダメージを全て軽減する。 覚醒2 - (4)(W) 相手だけ「濃霧」。白にはこの手の呪文の完成形ともいえる「安全な道(M13)」というとんでもないカードもあるので史上最強に偉いというほどでもないが、コンバット1つの結果を丸ごとひっくり返せる呪文なのだから弱いはずがない。攻撃・ブロックの差別もないので、攻守にわたって使えるのも良い。またブロック時限定ではあるが、覚醒を使ってブロッカーを1体増やして迎撃するというオプションもある。その場合には実質6マナ呪文ではあるが、選択肢が多いのは良いことだ。
Expedition Envoy 探検隊の特使 (W) U クリーチャー・人間、スカウト、同盟者 2/1 「先兵の精鋭(M12)」の同盟者版。1マナパワー2というシンプルなセールストークが、大艦巨砲主義のこの世界では独自の魅力になっている。何しろ今回のセットで1マナパワー2はこのクリーチャーただ1体のみ。他所の次元ではなんだかんだいってレアまで含めれば2,3体はいたものだが、エルドラージはそれが許されない。実に貴重な存在なのだ。1ターン目これ、2ターン目「天使の贈り物」での飛行プランは案外馬鹿にならない削り値になるかも。ただ、やっぱりそうしたケアが無いとしょせん1マナだからすぐ止まる。中盤以降に引いても意味があるのは同盟者トリガーが有効利用出来るデッキ。白が濃いなら自然にそっちに寄せやすくなるだろうから、先制攻撃なんかと合わせやすいボロス向けの尖った1枚。
Fortified Rampart 城塞化した塁壁 (1)(W) C クリーチャー・壁 0/6 防衛 壁。紛う事なき壁。スローダウンした環境といえば近年ダントツの「ドラゴンの迷路」における「つぶやく幻(DGM)」すらも凌駕する脅威のタフネス6。気になったので確認したが、2マナ以下でタフネス6を超え、防衛以外にデメリットがないクリーチャーというのは、過去の歴史においてわずか3体しか存在していない。まぁ、そのうち1枚が直近の先輩である「龍の眼の学者(KTK)」だって気付いちゃうと突然ありがたみが薄れる気もするが、あっちはアンコモンだし。とにかく固いので、耐えたいデッキ向けなのは疑いようが無い。白はどっちかっていうと早めにゲームを決めたい色なので選択肢は少ないが、青と組んで「空から殴って地上はがっちり」タイプのデザインにしたときには輝けるカードなのかもしれない。ちなみに、イラストには壁で立ち往生してるエルドラージの仔が。ここまで小さいとちょっと可愛い気もする。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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