忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[812] [813] [814] [815] [816] [817] [818] [819] [820] [821] [822]

Kongou is My Lady! My Lady!

 


  あ゛〜〜〜 やっぱり本作ナンバーワンのメインヒロイン・コンゴウさんは容赦無く可愛いなぁ。きっちりコンゴウさんの色紙引き当てられたから大満足なんじゃぁ〜〜〜。出来れば来週も出向いてマヤも揃えてあげたいところであるが……流石にそうそう運は続かない気がするしなぁ。

 というわけで行ってきました劇場版。正直、「総集編なら見なくてもいいかもしれんなぁ」と思っていたので出不精な私は敬遠していたのだが、知り合いから悪くなかったと聞き、更にタイミング的にコンゴウさん色紙がもらえるチャンスとあって、せっかくなので行ってきました。そりゃま、初週にも行ってキリクマ色紙もゲット出来りゃ最高だったのですが、やっぱり混んでる劇場に行くのは抵抗があるので。今回も2週目特典配布の一発目に行ったので、劇場は7割方埋まってましたね。

 とりあえず先に一言感想をまとめておくと、「これ、思いの外良い」。単なる総集編ではないのね。これ観ておかないと秋の新作前の準備は出来ないゾ。

 

<以下、一応ネタバレ要素などあるので注意>

 

 


拍手

PR

 そういや自転車の二人乗りはアニメでもアカンみたいな風潮はどうしたんだろう、第16話。一昔前にそれで映像が自粛されてたアニメがあったはずだが……今作ではそのへん問題ないんですかね。野崎くんも安心の世界だ。

 やはり椿のお話は前回で一段落したらしい。次のステップは、公生の回りを囲む2人のヒロインによって回される。1人目は、前回嵐のようにやってきた謎の幼女、凪ちゃん。なかなかしたたかな性格の腹黒幼女(まぁ、中学生らしいけど)であり、公生に対して人一倍の敵愾心と不可思議な負い目を背負っていた。瀬戸さんのところに転がり込み、内部から公生の実情をリサーチ、あわよくばダメージを与えていこうと企んでいたようだが、公生自体が割と図太くてタフな性格であったこと、そして幼女の企みなど大人にはバレバレだったことなどから、単なる子供のワガママとして割と余裕でスルーされてしまった。空回り幼女もなかなか可愛い。「大切なものを取られてしまった」というのが公生への対抗心の理由だったことが判明した凪ちゃん。なんとその正体はあの相座武士の妹であった。あれ、前回違う名字名乗ってたような。こんなところで、咄嗟に素性がばれないように偽名を名乗ったのだとしたら、なるほどしたたかである。流石にこの狭い業界で、「相座」を名乗ったらバレバレだと思ったのだろうか。そして、武士といえば業界的には「有馬公生のライバル」の1人という認識であり、その妹が有馬と同門の師匠のところに転がり込むというのも体裁が悪い。そうした諸々をまるごと飲み込んだ上で、彼女は決死の覚悟で「打倒有馬」を掲げて乗り込んできたに違いない。健気である。

 しかし、単に「大事なお兄ちゃんを取られちゃったから」という理由だけで乗り込んできたものの、敵はやはり強大であった。業界の噂ではあの「ヒューマンメトロノーム」有馬公生は既に壊れてしまっているという話だし、兄もそろそろその呪縛から解き放たれる頃かもしれないという噂だったので、きっと大したもんじゃなかろうと思って乗り込んできたのだろう。凪ちゃんは学校ではあのバイオリンの三池君と並び立つ実力者であり、自分の腕前ならばしばらく現場を離れていた「過去の英雄」など問題にならないと思って来たのだろう。しかし、公生は既に出来上がっているのである。しかも指導者モードになると(これも血が騒ぐのか……)途端にスパルタになり、口調も普段の穏やかな公生とは打って変わって、幼女であろうとも手加減無しのコーチング。ひどい。生半可な気持ちで練習してる幼女だったら泣いて逃げ出すレベル。そして、実際泣いて逃げ出した。公生さん、あんた自分の母親との接し方から成長したんじゃなかったのか……。でもまぁ、トレーニングに情けは無用だからなぁ。なかなか出力の調整が利かず、フルスロットルで回しすぎた公生もちょっと反省したようであった。

 結局、夕ぐれの境内で二人は腹を割って話すことになり、公生は凪ちゃんの生い立ち、目標について、ちょっとだけ知るコトになる(肝心な部分は全部伏せられてたけど)。お互いのことを理解しながらの会話だったので公生の方も本音をポロリ。互いに多少弱い部分も見せあったことで、凪ちゃんの方からの歩み寄りもあったようだ。「大切なものを手に入れられない同士」ということで、凪ちゃんからみたら公生は「似たもの同士」。まぁ、公生の場合には単なる緩やかな三角関係であり、凪ちゃんの「近親者」とは決定的に違うけどね。ただ、凪ちゃんの場合は幼い子供が立派な兄に憧れる感情であり、別にリアルラブとは違うと思うけど。もう少し大きくなったら「お兄ちゃんなんて嫌い」って言い始める時期も……無いかもしれないけども。演奏家としての一枚看板である相座武士は、流石に目標としてはでかいよなぁ。

 さて、そんな中学生少女を相手にしているパートは賑々しくて良いのだが、問題はもう1人、メインヒロインの宮園かをりさんである。どうも、想像以上に症状が思わしくないようである。今回は一時的に病院を抜け出して遊ぶ時間もあったが、所々で体力の限界を感じさせたし、何よりも「時間がない」という切迫感がいちいち彼女を蝕んでいく様子が辛い。最初は、そんなに無理して遊ばなくても、と思って見ていたのだが、自転車の上での涙を見る限り、ひょっとしたらあまり彼女に残された時間は長くないのかもしれない。公生は、病床に伏した宮園を見ながら自分の母親の影を重ねてしまう。「似たもの同士」でないことを祈ってはみるが、彼女の様子はあまり良い予想を立てさせてくれない。そして最後の一言、「一緒に心中する?」という衝撃の発言。彼女の胸中では、今後の人生はどのように描かれているのだろうか。

 今回特に顕著だった疑問点として、結局、宮園は公生のことをどのように扱っているのだろう、という点が上げられる。相変わらず彼女は「渡の彼女」というスタンスは崩しておらず、病院を出て待ち構えていたのは渡だと言うし、公生もそれを信じているからこそ「あり得ない相手」だと認識している。しかし、彼女の様子を見ていると、やはり音楽で繋がった公生のことを特別大切にしている。待ち伏せしていた相手も、本当に渡だったのかどうか。一緒に学校に行きたかった相手は誰だったのか。なかなか胸の内を見せてくれないせいで、そのあたりの感情の実体が探りにくい。一応、「練習しろ!」と激昂する様子を見ていると「演奏家としての有馬公生」に特に目をかけており、自分に残された時間が少ないという負い目からことさらに彼を煽っているのは間違いないと思うのだが、それ以上の感情がなければ、あそこまでの行動には出ないだろう。普段から気丈な宮園かをりが、ついにたくさんの友達の前で取り乱してしまうシーンは非常にショッキングだ。公生はもちろんだが、渡は、椿は、柏木さんは、彼女の涙をどのように受け取ったのだろうか。もう隠し立て出来ないレベルになっていると思うのだが……。

拍手

 ごっつ普通やった、第3話。無事に1話完結のショートストーリー風に戻っては来たけど、なんかあんまりカタルシスが無いな。1話目が特殊すぎたか。

 「地獄少女」と同じように、今作も毎回やらなければならないお約束ごとというのがいくつか用意されている。お客さんの入場からゲームスタートまでのくだりだ。ただ、「地獄少女」ならば毎回違った導入から地獄コントを演じることが出来たし、お約束になっているのは藁人形受け渡しの儀くらいだった。今作の場合、毎回入場者が記憶を失っているので、どうしたって同じようなやりとりになってしまうのが辛そう。まだ実質2回目(デス・ビリヤードも合わせても3回目)なのでそこまでマンネリ化はしていないが、毎回毎回入店してくる男女の反応が同じだと流石にシリーズアニメとしては大変だ。その辺の「はしょれる部分をどうやって削って、自然な流れをみせるか」っていうのも今後の注目点となってくるだろう。

 もちろん、そうした部分については制作陣も意識しているのだろう。相変わらず緊張感のある画面は維持されており、特に退屈なシーンというのが無いのは偉い。今回は冒頭のシーンで「女性の方は全ての記憶が無い」という特異点が存在していることに加え、黒髪の瀬戸ちゃん(仮名)が合いの手を入れて説明を盛り上げてくれてたりするので、そっちの方に興味を引かれて退屈さを紛らせるように出来ている。前回のダーツ対決の時が初回見学だった瀬戸ちゃんだったが、今回は割と手慣れた様子でデキムの説明に付き合っていたので、あれから何度か場数を踏んで「裁定者」としても馴染んできたのだろう。そういう時間の流れをわざわざ説明せずにそぶりだけで伝えてくれるのはありがたい。

 そして今回のゲームはボウリング。ダーツのように直接的に互いにダメージを与え合う要素は一切無く、単に「心臓がモチーフの球だからお互いの心理状態が分かるよ」というのが今回唯一のギミック。正直、あまりそれが大事な話だったとも思わないし、結局2人して幸せのうちに転生ルートへと導かれているので、終わってみれば単にカップルがいちゃいちゃボウリングを楽しんで退場していっただけという、信じられない内容になっているのである。隠されていたネタばらしがあまりに大したものじゃなくて肩透かしをくらった感は否めないし、2回目にしてすでに「命を賭けたゲーム」っていう緊迫感は欠片も無い。元々死んでる連中にゲームをやってもらうわけで、そんなことを言っても記憶さえ戻っちゃえば何の意味もないんだけど……今回は男も女も2人して「命を賭けて」の部分を完全に忘れてボウリングデートしてただけだからな。なんか思ってたんと違う方向のお話作りである。当然一捻り加えられてはいるが、ぶっちゃけ、わずか30分のお話なので、女の正体がどっちだったところで大した問題ではない。一応「同じ風景を覚えていた者どうしだったけど、実はもう1人隠れていた第三者の方だったんだよ」というところがちょっとした叙述トリックみたいに組み込まれているのだが……これ、もう少し効果的に見せる方法はあったと思うんだけどね。

 まぁ、こうして安穏として山場が感じ取りにくい終わり方になったのは、今回の男側が非常に良い奴で、波風たてずに幸せな物語を選択してくれたおかげでもある。もし、万一記憶が戻った段階で「お前詐欺やないか! この嘘つき女め! 死んでしまえ!」ってなことになっていたら、多分男の方が虚無行きを命じられていたのでしょうね。どうやらこのクイーンデキムにやってくる来客ってのは本当に「とにかく死んだ奴」というくくりでしかなく、特に闇を抱えているとか、生前に問題のある行動をしていた奴ばかりが来る場所ではないようだ。それなら、こういう「普通の」お客さんも処理しなきゃね。このバーの「日常回」という風に理解しておけばいいのではないかしら。これからずっとこの調子だと流石にダレてしまう気がするけども。

 ところで、ノーナさんどこいった。

拍手

 珍しいくらいに完勝出来たゲームなんだが、普段は同じくらいの点差での完敗も割と多いので、ようやく一矢報いた程度。

 

Round1・「ししし」

1.(乗算の解より)六十四。転じて、数の多いさま。

2.古墳時代から飛鳥時代に勢力を持っていた九州地方の有力豪族。大和朝廷の九州遠征で滅ぼされる。

3.(幼児語)子供の放尿を急かすときに用いる語。

4.ぜい肉の多い体型。

5.子思の学説とされるものを集めた書。 

 しょっぱなから魅力的なお題である。わずか3文字でもここまで色々な回答が出てくるあたりに知性の欠片しか感じない。

 

Round2・「どくいんしー」

1.ギリシャの画家。野生派を自称し、モノトーンの中に赤を印象的に用いる作風で有名。作「野」「忍ぶ根」。

2.フランスの画家。フランス革命期に活躍。作「斬首」「サンキュロットの怒り」等。

3.ラオコーンの戯曲。ルイ15世の一生を描く。

4.イギリスの批評家・随筆家。代表作「阿片常用者の告白」など。

5.ソラマメ科インシー目の群葉植物。苦みのある葉は無毒で食用。

 

Round3・「かんくちょう」

1.→九官鳥。

2.区域の長を姦すること。

3.官公庁の慣用読み。

4.インドの雪山にすむという想像上の鳥。夜は寒さに苦しみ「夜が明くれば巣を造らん」と鳴くが、朝日を浴びると寒苦を忘れ「無情の身を何がために労せん」とて、巣を造らずに日々を送るという。

5.江戸時代の堺の町人の住所目録。

 検索すると手塚治虫の「ブッダ」もヒットするのだが、こんなん読んだ記憶ないわ。

 

Round4・「いものかみ」

1.大阪城御台所の芋番。米不足の時に芋で民の飢えを満たす。

2.神格の一。保存食を司るとされ、豊穣に加え、厳冬の蓄えを必要とする地域で多く祀られる。

3.民話の一形態。失せ物が井戸の中から見つかるという筋書きを基本とする。

4.→妹の君。

5.天然痘を流行させると考えられていた神。

 こちらが答えになります。

 

Final Round・「とられんぼう」

1.中国より渡来した人の語を解する虎と少年蓮坊が同居し、隣人に騒ぎたてられ、京都を追われる身となった巷説。

2.遊里で、遊女にだまされて金品をとられる客。

3.狂言。荷を盗られた酒屋の主人が金判を拾ってかえって利を得た話を聞いた酒屋の丁稚が自らも荷を盗られようと苦心するが全く盗られない。

4.妻が他の男と通じた夫。寝取られ男。

5.泥棒を防ぐため戸にかけるつっかえ棒。

 はらめんぼう、あるへいぼう、たれんぼうに続くぼうシリーズ第4弾。

拍手

 もうガンプラじゃないじゃん(ないじゃん)……第17話。あれ、こんなこと先週も言ってた気がするぞ。そして世界中の視聴者全員が同時に突っ込んだことだとは思うが、明らかに体積がおかしいな。どっからパーツ持ってきたらああなるんだ。

 本作では非常に珍しい、戦闘での2話またぎとなった今回。そんなに色々とやることがあったのかと振り返ってみると、特に何かが詰まっていたというわけではない。むしろ、やってることだけで見たらこれまでのエピソードのみっちり感と比べれば緩いくらいの密度である。Aパートではシアを巡ってチーム「セカイの子守り」が一丸となって戦う姿が描かれ、「セカイの野郎、あんな朴念仁の阿呆のくせに、なんでこんなに女性受けがいいんだ……」とギリギリ歯がみすることに。おかしいだろ、なんで年中道着でいるような奴に3人もの女性が群がってるんだよ。まー、フミナ先輩以外は「強いから好き」っていう単純な理由なわけだが……おかしいなぁ、1期の時はレイジやセイはそこまでウハウハしてたイメージはないのだが……このアニメ、最終的に登場人物全員がリア充になるんだよなぁ。はたしてシアちゃんとかが最終回で誰とどういう関係になっているものか、今から気になってしょうがない。

 まぁ、群がってる当人たちはみんな大真面目にセカイ争奪戦を繰り広げてるわけなんだけどね。一番身近にいるおかげで、どうにも積極的にアプローチがしかけられずに大木の陰から星明子しがちなフミナ先輩。だからさ、結局先輩はいつからセカイのことをそういう目で見るようになったのさ。ひょっとして、あんな乙女な反応してる割に、実は「チームメイトが敵チームメンバーに籠絡されるとまずい」っていう戦術的な理由から焦っている、っていう可能性が。いや、無いけど。そして、より素直な形で今回は奇声ばっかり張り上げてたのがギャン子。彼女のストレートさは素晴らしいね。そして、やっぱり誰と並んでもでかいね。お兄さんと全然似てないよな(顔と声以外は)。このままギャン子がシアと野試合する流れだったら面白そう、って思ったけど、その場合にギャン子がボロ雑巾にされるだけだからやっぱやめた方がいいな。シアもシアでギャン子相手に「変な名前!」と誰もが思っていることをズバッと言ってしまったり、見せつけるようにセカイにくっついてみたり、色々と火種の多い子である。統立学園との口げんかでも、割と感情を露わにして怒ってたしな。あんな一瞬の出会いだったのに、ここまでセカイに肩入れ出来るのもすごい。やっぱりニュータイプどうしの出会いってこんなもんなんかね。

 そんなわけで因縁をきっちり作ってからの2回戦。そういや事前にラルさんと1回戦のビデオを見ながら作戦練ってたんだけど、その映像が先週流れた奴と全く同じわけさ。その映像、誰がどこで撮ってるんだ? ものすごく限定的なカメラワークで、どう考えても試合会場(つまりヴァーチャル空間内部の、ものすごく狙いの良い絶好のポジション)にカメラが置かれていることになるのだが、あのフィールド、撮影機能まで自由自在なのか。すげぇ技術力だ。まぁ、とにかくお互いに学習はきっちりしており、統立学園については「トラップとか使われると面倒」ということだけ学習した。ってことは、試合フィールドが「宇宙」とか「海」とかだと割と楽そう、ってことだ。うん、あんまり作戦会議とか意味の無いチームだな。

 しかし、そう言うときに限って相手に合わせたフィールドを用意するのが大会運営側の意地の悪いところで、会場は史上初のお目見えとなる「亡霊城」。もう、このために作られたとしか思えないオリジナルフィールドである。いや、でも開始位置は割と城から遠いところだったよな。セカイたちも、わざわざ城に乗り込まずに外でずっと待ってれば相手の罠に飛び込まずに済んだ気がするんだけど。お互いに牽制しあって動かなければドローだろうし。例によってどういうレギュレーションになっているのかは謎。でもまぁ、やっぱり飛び込まないと話が進まないし、ユウマはこんなところでますます株を下げることが出来る才能の持ち主だってことも分かるので、せっかくなので入城。案の定のフルボッコである。

 アブソーブシステムは、セイが開発、運用したのが7年前の技術だってのに、これまでの大会ではどのチームも全然使ってこなかったよな。別にそこまで難しい技術でもなかろうし、どっかのチームが運用してても不思議じゃないと思うんだけど。実はあんまり強くないのか? まぁ、ビーム兵器オンリーで対策するシステムだから、相手次第なところはもちろんあるけども。そして、統立学園のすげぇところはそのシステムを強化して、なんと一気にプラフスキー粒子の全撤廃までを可能にし、相手を問答無用の行動不能レベルに陥れることが出来るところ。いや、もうそこまでやっちゃったらガンプラバトル成立しないやん。これもレギュレーション上OKなのか。すげぇ大会だな。まぁ、これだけだと流石にチート過ぎるので、その他の部分では手心を加えてくれてますよ。例えば、殆どの爆弾は手動のスイッチで動かしてたのに、何故かフミナ先輩にとどめを刺す爆弾だけは時限装置だったり。いやいや、そこも手で押せや。そしたら勝ってたんだから。

 先輩が久しぶりの見せ場を作ってなんとか打開したアブソーブシステム。おそらく効果範囲は限られているので、3人の敵を同時に相手にするのには向いていない作戦だったのだろう。プランAが失敗したとみるや、すぐさま作戦をスイッチしての三神合体。その名もスナイバル・ドラゴ・ギラ。……クロスアンジュなら「ださっ」ってクリスちゃんがつぶやくレベル。でもまぁ、フォルムは禍々しくて良い。先週、同様の禍々しいMAがシアちゃん1人に滅多切りにされていたことさえ思い出さなければそれなりに強そうな機体である。問題は、わざわざ罠をしこたま用意して洞窟内部という閉鎖空間を用意したことで、どう考えても図体のでかい合体マシンの方が不利なシチュエーションにしか見えないことくらいかな。……色々とザルだな、この作戦。

拍手

 銀子たちがもってるスパゲティが「ク・マー」なのでやたら笑ってしまった第5話。確かに字面的にはかなり似てる(元は「マ・マー」ね)。でも変な世界だよな。熊に襲われてるっつってんのに熊イメージの商品多すぎだろ。あと百合イメージの商品もいっぱいあって、「百合牛」とか生産性が低そうで大変である。こうして画面をひたすら統一されたイメージで埋め尽くしているのも、中毒性が上がる一要因なんだろうなぁ。

 だいぶ構図がまとまって見やすくなって参りました。流石に5話目ともなると自然と馴染める部分も多くなってくるのだけど、そこできちっと物語的にストレートな刺激をぶつけてくれるあたり、構成にそつが無いわね。この作品で「すごく普通の意味の」衝撃の展開があるというのは、これはこれで意外である。まー、こんだけ人やら熊やらが死んでいる(?)のだからその魔の手が主人公に襲い掛かってもなんら不思議ではないのだが。

 前回の「レキシ」のおかげで、るるが何故銀子に付き従っているのかはおよそ判明した。今回はその次のステップ、いよいよ今作のメインとなる、銀子と紅羽の関係性である。行ってしまえば非常にありきたりな「過去の恩義」が彼女達の間には存在していた。11年前の「レキシ」を振り返ると、銀子が戦場のようなところに倒れ伏しているのを見つけた紅羽が、彼女を救って「友達」になっていたことが判明する。その関係性は紅羽の母親である澪愛にも及んでおり、おそらく、あの戦場で銀子を拾った紅羽は、家に連れて帰って治療と療養を施し、母子二人と一匹の熊は固い友情と愛情で結ばれた。その証拠として、紅羽のフォトスタンドの写真の下部に隠された秘密があったわけだし、更に澪愛は銀子にペンダントを託してもいる。銀子は一度は何らかの理由で壁の向こうへと戻らなければならなかったが、そうした恩義を忘れず、改めて椿輝家に「本当の好き」を伝えるために舞い戻ってきたわけだ。残念ながら母親の澪愛は他界していたが、愛娘であり、恩人である紅羽は生きていて、しかも学園では透明な嵐に巻き込まれて窮地に立っているという。銀子の目的は、そんな中から紅羽を救い出し、自分の「好き」を成就させること。今回のユリ裁判ではその感情がエゴではないかという審査がなされていたが、「それでも好きを諦めない」といういつものキャッチコピーがことさらに物を言い、無事にそのユリは承認されている。

 いくつかの疑問をピックアップしていくと、1つはやはり、「紅羽は幼い日に出会った熊のことを覚えているのかどうか」。もちろん、目の前にいるのは熊ではなくて不可解な引っ越しでおそばを分けてくれる迷惑な転校生である。紅羽の中で1人と1匹が繋がっていなくても無理はないだろうが、銀子は「あの日の熊だ」ということを紅羽に伝えずに、新しい友情を育むつもりなのだろうか。今回明かされたルールの1つとして、「熊はその正体がばれてはならぬ」というものがあったので、銀子は「あの日の熊です、おぼえていますか」と紅羽に接近することが出来ないようだ。多少不器用でも、また新しい「好き」を作るしかないようだが、紅羽はこの11年の間に、純花という大きな「好き」を得てしまっているため、なかなか障害は大きそうである。

 そしてもう1つ、紅羽を元気づけようとしていたこの学校唯一の(?)教師、箱仲ユリーカ先生について。彼女も「ユリ」であるが、その関係性は紅羽とではなく、澪愛との間に形成されたもの。親友の娘を手厚く扱うのは当然かもしれないが、執拗に「人間が熊になった」という紅羽の訴えを取り扱わないのは、一体どんな理由からだろうか。今までのパターンからすると、これだけ手厚い愛情を注いでくれるキャラは総じて……ねぇ。そして、そんなユリーカ先生が澪愛に「友情の証として」渡したはずのペンダントなのだが、何故か澪愛の下から銀子へと渡っている。もし澪愛が本当に大切にしていたものなら、流石に行きずりの熊にあげたりはしない気がするのだが……。ユリーカ先生、なんだかラスボスっぽいぞ。

 そうそう、過去の話で言えば純花の態度も気になるところ。彼女は誕生日を前にして紅羽に手紙を託し、まるで自分がいなくなることを理解しているような口ぶりだったが……一体どういうポジションなのだろう。今回、彼女が手紙を渡すシーンは、「カイソウ」ではなくて「レキシ」だったんだよな。流石に無意味にそんなことを分けるとも思えないので、純花の作る「レキシ」とそこから繋がる未来の話もちょっと気になるところ。

 とにかく、そんなこんなで銀子は「紅羽をヒトリジメにしたい」。るるはそんな彼女の気持ちを理解しながらも応援しているわけだが、ユリ裁判ではそのあたりが審議の焦点となった。そして、今回ようやく気付いたのだが、今までこの裁判が何か変だと思っていたのって、「裁判」じゃなくて「審査」だからなんだな。るると銀子は「被告」というクレジットになっているが、この裁判では決して罪に対する裁定は下されていない。現時点で行われるのは「判決」ではなく「承認」である。つまり、「被告」というよりもどっちかっていうと「申請者」である。そのあたりの齟齬のおかげで、裁判としてはどこかちぐはぐに見えたんだ。あくまでライフセクシーは「承認」を行い、銀子たちは許可をもらって人を食べる。それが認められるまでは、2人も人間には手を出さないんだろうね。そういえばるるが「私たちは透明な人間以外を食べちゃ駄目」って言ってたけども、変身や「人食い」のルールは全部裁判がつかさどっているのかしらね。……まぁ、普通にソバ食ってたけどな。

 とにかく、銀子は紅羽を守るために邪魔者を排除すべく、自分を罪熊に貶めながらも人を食う。今回のターゲットは、これまで登場した百合園蜜子や鬼山江梨子と比べるとだいぶ分かりやすい小物、針島薫。急に紅羽に擦り寄ってきたと思ったら、やっぱりそれはいつも通りの排除の一環。透明になった彼女達には、もう紅羽と同じステージに立って本当の好きを探求することなど求めるべくもないのだろう。純花との思い出の花壇も問答無用でつぶしちゃうし、その後で「これも泉乃さんのためだから!」なんていかにも偽善的なことを言っちゃうタイプ。まー、まさかそれで紅羽が丸め込まれるとは思わなかったけども。さっさと食って次のステージか、と思いきや、なんとついに銀子が人間側の魔の手にかかってしまった。流石に学園側も、同じようにして何人もの女生徒が犠牲になってりゃ学習もするか。ダイナミック・熊・トラップにより、銀子大ピンチ。さて、ここで紅羽がどう動く? 気になる次回。

 あー、でも今回は銀子の可愛い妄想が多かったおかげで百合成分が実に捗った。塩辛ナポリタンは勘弁してほしいが、裸エプロンコンビによるご奉仕精神は粛々と受け止めたい所存。あと、お風呂場の熊2頭の愛らしさも大切。やっぱり何をさせても可愛いなぁ。

拍手

 看護婦その2が宮森だったよ、第28話。原作では登場してないとこでちょいちょい女性キャラ増やしてくるよね。病院は女の子が多くていいよね。「1人では行動するなと言っただろう!」とポルナレフには怒鳴るのに、典明君は1人で放置していくジョセフ、鬼畜。

 今回は冒頭を含めていくらかオリジナルシーンが追加されている。例えばポルナレフがパピルス売りつけられる前までのところ、イギー追っかけるところなんかは、「なんであのタイミングでポルナレフが単独行動を取っていたんだろう」っていう原作の不明確な部分を補足したものだが、一番最初のシーンなんかは、原作通りに進行したのではあまりに出番が少ないイギーの登場シーンを増やすためだろう。確かに考えてみると、イギーってンドゥール戦が終わっちゃうとあとはペットショップ戦まで出番無いんだよな。流石にそれだけじゃ「6人目の仲間」として加わった意味が薄いんで、アニメではこうして「イギーもちゃんといるよ!」っていうことを示してくれているんだろう。そうしないと福圓先生にもギャラが発生しませんし……。特にポルナレフとの絡みが多くなっているのは、「バカ犬」イギーを際だたせるにはお騒がせポルナレフとぶつけるのが一番やりやすいってのもあるだろうが、やっぱりこの2人の関係性を深めておくことで、最後のヴァニラアイス戦への伏線を張っておくのが目的なんだろうね。確かに、あそこまでの展開でイギーが「一緒に旅した仲間」っていうイメージを植え付けとかなきゃいけないんだものね。ま、ペットショップ戦のあとだから原作でもそのあたりに違和感は無かったのだが、こうしてアニメでちゃんと「イギーとの日常」を描いておくと、今後の関係性もより明確に示せるってもんだ。また、アヌビス神を警戒しているのイギーだけ、っていう状況もアニメオリジナル。これは「切れ者」としてのイギーのイメージの補足かな。

 さて、そんなこんなでアヌビス神である。改めてアニメでじっくりと振り返ってみると、連載当時に読んでいたリアルタイムの感情が蘇ってきた。実はこのアヌビス神、めっちゃ強い。しかも、「強さ」として表れる要素は非常にストレートに「剣がめっちゃ速い」「なんでも切れる」というシンプルなものなので子供にも分かりやすいのに、そこまで積み重ねる過程は「妖刀」がモチーフとなっているので非常におどろおどろしく、つかみ所のない恐怖も兼ね備えている。当時、まだ正しい年齢層の少年読者だった私は、もしかしたらこのアヌビス神との戦いが一番絶望したバトルだったかもしれない。まず、「刀の存在に気付かないと絶対倒せない」「上限無しでどんどん強くなる」「しまいにはポルナレフまで……」と、絶望的な要素がこれでもかと盛り込まれているのだ。ンドゥールのような正攻法の脅威も見応えがあるが、そうした「どうしようもなさ」がジワジワと迫ってくる恐ろしさが、このアヌビス神にはある。今回放送されたシーンでも、例えばポルナレフが刀を抜こうとしてクラクラしてるとこなんかは「ポルポルー!後ろ後ろ!」と子供ながらに念じていたし、来週放送されるであろう、「ポルナレフが刀抜いちゃうシーン」の絶望感は半端じゃなかった。「あのポルナレフが!」ってなった。スタープラチナなんて結局無敵やんけ、って思ってたお子さんに対して、「じゃぁ、スタープラチナより速いわ」という単純明快な回答もインパクト抜群だったし。いやぁ、先週のトト神戦といい、ジョースター御一行は本当によく勝てたもんだな。

 そんな懐かしい絶望感が、アニメでも丁寧に再現されている。初めてチャカが刀を拾うシーン、チャカがスラリと刀を解き放つコマはとても印象的。そして、何故か憑依が完了すると緑色になる唇。うーん、荒木テイスト。ただ、コム・オンボでの「ゴゴゴゴゴゴゴ」だけはどうにかならんかったかな。あれ、無くてもええやんけ。今まであそこまでクドい演出はしてこなかったはずなのに、なんで今回だけあんな変な形にしたのか、謎。それだけチャカとアヌビス神の有無を言わさぬ迫力を表現したかったのかしら。いや、別に書き文字なくてもあれだけ書き込んでれば伝わるからさ。

 そして、やっぱり何度見てもヘンテコなチャリオッツの剣針。奥の手として取っておいたとのことなのだが、そんな大した技じゃねぇ。射程は1m数十㎝って言ってるけど、多分アヴドゥル戦の時はもうちょっと遠隔操縦出来てたやろ。あとラバーズ戦でも(まぁ、あれは一応射程内ではあるが)。剣針を飛ばしての攻撃は「距離を伸ばす」意味はあるのだが、「柱の陰のチャカを狙い撃つ」ことが出来た理由は謎である。剣士としてのカンなんですかね。まー、どうせこの後剣針飛ばすシーンなんてないし、チャリオツさんは割と適当なスタンドです。そういやアヴドゥル戦で見せた甲冑脱ぎも1回しか使ってないんだよな。何故、旧格ゲーは1回しか使ってない技をそれぞれスパコンにしたのでしょう(答え・それしか特徴が出せなかったから)。

 なかなか強烈なキャラだったチャカを退治し、いよいよアヌビス屈指の名シーン、カーンの営業する床屋へ。やっぱり床屋に立ち寄る流れが突飛な気もするが、まぁ、ポルナレフはオシャレさんだから。あの髪の毛は維持するのも大変だろうし。カーンも突然あんな変な外人に店に来られて焦っただろうな。「おい、コイツの髪のどこをどういじればいいんだよ」って。なんか上の方だけ適当にちょきちょきしてたけどさ。そして格ゲーに狂っていた人間ならば全てそらんじることが出来るであろうカーンの名言の数々。「顎の、下ですね」「俺だよ間抜け! アヌビスの暗示のスタンドさぁ」。ちなみに、これらの台詞は全てアヌビス神に乗っ取られた後のものなので、実際のカーンはほとんど台詞がありません。原作で、カーン本人が発したと思われる台詞はポルナレフに文句を言われた後の「ソースカ、スンマセン」のみ。ただ、アニメではそこも微調整が入っており、この台詞を言ってカミソリを磨いでいる時点で既にアヌビス神になっているようだ。確かに、カーンは「刀を移動させてくれ」って頼まれた時にしか触っていないわけで、あのときに乗っ取られたと考えるのが自然である。だとしたら、「ソースカ、スンマセン」の時には既にカーンじゃなくてアヌビス神になってるんだよな。細かい修正である(いや、誰も気にしないと思うが)。しかし、世界中どこを探しても「単なるエジプトの床屋の親父と命を取り合う漫画」なんてジョジョくらいのもんだろうなぁ。カーンがまた無駄にマッチョなのが笑える。ゲームだとやたら猫背であんまり大きく見えなかった(立ってる状態で赤石があたらない)けど、アニメだとちゃんとガタイが良く見えるな。チャカも割とマッチョだったし、エジプト人ってみんな強いわ。まぁ、アヴドゥルが桁違いにでかいが。

 さて、敵キャラは1人なのに、一気に3人ものキャストが追加されるという賑やかな回。アヌビス神本人には、きちんと威厳のある声を当てるってことで松本保典が担当。何もいうこたぁございません。来週のおふざけモードも楽しみである。そして、チャカは「憑依前」「憑依後」のギャップが楽しい曲者キャラだが、ここになんと勝杏里。この人もなかなか捉えどころのない役者でねぇ。面白い仕事をしてくれました。カーンの方はまだ本領発揮ではないが、こちらには名バイプレイヤー、宇垣秀成氏。このアニメは本当に安定してかちっとハマるキャストを当ててくれるから本当に安心して見られるよなぁ。

拍手

 サブタイトルはつまりこういうこと、第17話。もしくはこう。まー、そもそもこの作品のサブタイトルが「天使と竜の輪舞」ですからね。天使ってヴィルキスのこと? 天使要素ないやんけ。

 今週は割と笑いどころの少ない回。その理由の1つはおそらく「すごく珍しいことだが、なんと作画があまり崩れてない」というのがある気がするが、作画がそこそこまともだと驚かれる作品ってのもひどい話だな。ま、一応キメにいかなきゃいけない大事なターニングポイントの回ですので、それなりにリソースは割いてもらわないとね。いや、毎回急展開してるアニメだけども。ほら、今回は特に……えーと、ちんこ噛み千切るところとかめっちゃ重要じゃないですか。

 アンジュの帰還。あれだけ大仰に転移したにも関わらず、「あ、帰れるからそろそろ帰る?」ってんですぐにゲートを開いて移動しちゃうあたりはこのアニメのすごいところ。結局、転移ゲート(特異点)ってのはドラゴン側の意志で自由に開閉できるものだったのだろうか。だとしたら、アンジュがアルゼナルに勤務するまでの間、ず〜〜〜っとアルゼナルが機能していたのはなんでなんだろう。一応「これまではアウラの場所が分からなかったから探っていた」っていう理由付けは出来なくもないのだろうが、大体都市部がどこにあるかくらいは分かってるわけで、いちいち海の上に出てご丁寧にアルゼナルに狩られる必要は無かったと思うんだけどね。適当な町中に転移して暴れ回った方がエンブリヲに対して意趣返ししてる気分にもなれるわけだし……ドラゴンの皆さんはそんな無益な殺生はしたくない人たちなのかな。ひょっとしたらリザなんとかさんみたいなドラゴン・スパイは各国に多数送り込まれていたのかもしれない。ってことは、これまでアルゼナルがハントしてきたドラゴンを送り込んでいたゲートの開閉って、全部エンブリヲさんの差し金だったのか。どこまでも神様である。

 そんなこんなでやってきた新地球。アンジュにとっては懐かしの故郷なわけだが、お出迎えしてくれたのがサブタイトルにもある「黒の破壊天使」ことブラック・ヴィルキス軍団である。「たったの5機」とのことだったのだけど、サリア・エルシャ・クリス以外の2人は誰だったんだろう。とにかく、エンブリヲさんもそろそろドラゴン側が乗り込んでくることくらいは想定済みだったようで(そりゃまぁ、自分からちょっかい出しにいったしな)、最大兵器を適当に量産した上で、更にリザなんとかさんを逆利用することでサラたちを返り討ちにしてしまった。あんだけの制圧力を誇っていたヴィルキスが一気に5体って、インフレってレベルじゃねぇぞ。こんなことが簡単に出来る時点で、エンブリヲさんに対抗する方法なんて無い気がするんだが……一応、ヴィルキスはノーマにしか使えないっぽいのが救いかねぇ。

 そう、結局、数話前にエンブリヲさんが多重影分身を駆使してやっていた謎の慈善活動の目的はこれだったようだ。最初にサリアが敵として現れた時には「おっ、アンジュを迎え撃つために世界が全て裏切ってるぞ」って期待したんだけど、よく見ると、敵対してエンブリヲ側についたのは、あのときピンチを救われた3人だけだった。一度は死にかけたけどあっさり治癒しちゃったクリス、大切な仲間の窮地を救ってもらっちゃったエルシャ、そして「下半身デブ」というあり得ない断末魔の叫びを上げながら海に落下したサリア。3人とも、あのときの恩義でエンブリヲに従っちゃってる感じだ。いや、サリアさんだけは、どこをどう見ても心酔しきってるようだけども。あれ、でもわざわざエンブリヲさんが助け出したってことは、サリアはあのとき命の危機だったってことなんだろうか。あーあ、アンジュに悪口なんか言ったもんだからあわや殺されかけてたんだ……。

 ここまで来て相変わらずよく分からんのはヴィルキスというマシンの性質である。一応今回の黒ヴィルキスは量産機ということで片付けられそうではあるが、ドラゴン族の人たちはヴィルキスに乗れるアンジュのことを「貴重だ」と言っていたし、突然歌い出したり、ハイメガ砲撃ったり、瞬間移動出来たりする能力は白ヴィルキス(とサラの赤ヴィルキス)の固有技能と見ていいのだろうか。特に白ヴィルキスはアンジュの「王家の指輪」と連動した能力もあるので、一応は唯一無二のオリジナル機体と見て良さそうだけど。結局、ミスルギの血ってのはなんなんだろう。エンブリヲさんの直系とかそういうことだとしたら、やっぱり逆立ちしてもエンブリヲさん本人には勝てない気がするんだけども。そもそも相手の開発した機体を頼みにして戦ってる時点で大して期待出来ねぇよな。

 ヴィヴィアンの恐れを知らぬ空中大ジャンプなどで、なんとかサリアの新必殺技「輝薔薇三連繋(シャイニングローズトライアングル)」を打ち破り、ほうほうの体で逃げ延びた3人。気合いを入れれば特殊能力が発動するという、ヴィルキスのご都合設定が相変わらず眩しいばかりだが、更に連れてこられたワープ先は元アルゼナルという完璧な配慮。もう、ヴィルキスさんに足向けて寝られませんわ。おかげで無事に海中のチーム・ジルさんに再会することに成功した。海上に上がってきたメンバーはモモカ・ヒルダ・そしてロザリーの3人。この3人がわざわざダイバースーツで何してたのかは謎である。ヒルダがリーダー、マナが使えるモモカはいいとして、ロザリーさんはまったく役に立たない気もするんですけどね。あ、でもあのエンブリヲ大決戦を生き延びることは出来たのか。ロザリー頑張った。さっさと相方のクリスちゃんを迎えに行こうな。この2人の関係性だと、友情に訴えかけて相手を改心させるっていう流れが出来そうにないのが難点だな……まぁ、力尽くでねじ伏せちゃえばいいよ(主にベッドに)。そうそう、ヒルダさんが思いっきり握ってましたけど……そろそろレズビアンにも飽きたんですかね。今週はタスクのちんこ大活躍だなぁ。

 あ、あと、なんで大巫女様が偉いか今週ようやく分かったぞ。あんだけ大量のキャストがいて、しかもほとんどが年上なのに、所帯もってるのって、大巫女様の中の人だけやねん……。

拍手

 たまにはき出さないと溜まる一方なので、久しぶりにストック分から。

 

Round1・「みんね」

1,旅行鳩の異称。

2.お眠りになる。

3.中世ドイツの宮廷生活において、騎士が身分の高い女性に対して抱く高潔で達成しない愛。

4.近畿地方で水害を表す言葉。

5.古典派のピアノ演奏法の一。

 Wiki見るとなんか現代小説とかのおしゃれな会話にも使えそうな単語であるが。「ドイツ宮廷で騎士の恋愛歌(ミンネザング)を歌った吟遊詩人はミンネゼンガーと呼ばれた」。みんねぜんがー。

 

Round2・「やみらみっちゃ」

1.大人の言うことを全く聞かない子供。

2.はっきり区別できないほどに混乱している。

3.どうしてもやめられない様。

4.ポーランドの家庭料理。羊肉に香草をつめて蒸したもの。

5.多数の女性と交際している人。艶福家。

 

Round3・「ぐろびげりな」

1.血中酵素の一種。は虫類の血中に多く含まれる。

2.中世の騎士が自決用に携帯していた針状の短剣。

3.有孔虫の一群。

4.キク科の多年草。七月から十月に紺色の花を咲かせる。

5.グリーンランド最高峰の山。

 

Round4・「うひじ」

1.隠居して悠々自適な生活を送ること。隠居。

2.泥。

3.トルクメニスタンの行政区画の一。古代より中央アジアの交易の要所として栄えた。

4.赤子が産まれて初めてする大便。

5.開拓されていない土地。ういじ。

 検索すると「ひじ」という答えも同時に出てきて混乱するが、意味は同じ。

 

Round5・「こくあんあん」

1.それまでの意見をはるかに上回るような優れた案。

2.時が非常にゆっくりと流れる様。

3.一面真っ暗な様。

4.室町時代の処刑法の一。両目を潰し磔にする。

5.中華民国の軍人。孫文の死後、山東に勢力を築くが張作霖によって殺害される。

 

Round6・「まるちょい」

1.上唇裂症。みつくち。

2.マルティプルチョイスの略。

3.隠岐地方の祭事。魚を象ったみこしを担いで浜を練り歩く。

4.Qのこと。

5.18世紀のベルギーの画家。風景画に優れる。

 だからせめてどこで使われてるかくらいは解説してくれ。

 

Round7・「ほこゆけ」

1.稲が豊かに実っている様。

2.矛をあやつって突きやること。

3.冷えた手足をいろりで暖める様。上越方言。

4.ほくろから生える太くて長い毛。

5.男性が女性に対して自身の教養をひけらかす様。

 

Round8・「しーちん」

1.ロシア南西部を流れる川。

2.アイヌ語でイカのこと。

3.多種の材料を集めてつくった中国料理。

4.(ロシア語)のどぶえ。

5.西安で生産された陶磁器。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[03/07 とみしの]
[02/28 とみしの]
[02/18 な]
[02/17 とみしの]
[02/16 NONAME]
バーコード