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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 出来すぎた手練手管、第27話。何かしらの「成功譚」を謳ってはいるものの、どうにも作り物めいた匂いの強いお話。ただそれだけに、裏に横たわっているものの不気味さも同時に匂わせるわけだが。

 問題発生から解決までをギュッと1話に押し込んだこともあり、ドラマの筋書きが綺麗すぎる、というのがどうにも気に掛かる点。「コスプレイヤー」というテーマを取り上げた上でそこに何かしら汚ねぇ業界のネタを入れ込んでスキャンダラスな持って行き方をしつつ、最終的にこの作品全体でどこにも喧嘩を売らずに穏便にまとめる、そういうデザインだ。

 それはまぁ、素直に見れば綺麗なまとめ方ではある。筋立てとして成立してるのよ。視聴してて意外だなぁと思ったのは漆原Dのキャラ造形で、前回までだったら本当に単なるクズのパワハラ&セクハラ野郎だったし、問題を起こしたところまでは「はいはいそうなるよね」で済んだのだが、その後の社内会議のシーンで彼の持論が展開されると、どうにも単なる悪者1人の構図とも言い切れないぞ、みたいな雰囲気が出てくる。いや、こいつがクズであることは変わりないし、後からどう弁明しようと許されるものではないのだが、後出しジャンケンのような「こっちにもこっちの事情がある」という言説に、いくらかの説得力も感じてしまった。これが私の老害としての現状からくる感情じゃないことを願うばかりだが……。

 社会派を気取っている今作のこと、全ての問題は「社会」という漠然としたものに押し付けられている。Dの悪さは「数十年前なら許されていた」という免罪符にもならない免罪符があり、時代の変化についていけず追い詰められた男の苦し紛れの言い訳がどこか物寂しくも見えてしまう。「テレビマンが必ずしも悪者というわけじゃない。現代のテレビメディアがこうなってしまったのは社会の変化によるところが大きいのだ」という弁明も、幼い頃からテレビで育った世代からすると同情的に見てしまう部分もあるのだ。そうして「なんか汚いけど綺麗な話」にまとめあげた今回のお話は、あまりにルートが決まりすぎていたもんで、「各方面に喧嘩売らずに見せるにはこのシナリオラインしかないのかなぁ」という消極的な納得感があるのだ。

 ただ、これが本当に「テレビメディアの苦悩」を描くだけの物語であるなら話はそれで終わりなのだが……今回のお話の中心はそこにない。視聴者目線でのもやもやが残るのはまさに最後のアクアの一言が全てで、「どこからがルビーの仕込みだったのか」という話になってくる。

 ルビーの目的は「自分の出世」である。短時間で業界のトップに上り詰めてアイの仇を探す、それがルビーの最終目標。そのために自身の露出を増やし、業界内での評判を上げて味方を増やす。そうして取り上げられることで爆速での出世街道を突き進みたいというのがルビーの動機。そのためには業界人とのつながりをどんどん作れというのが元社長からのアドバイスであり、ルビーは今回そんな「コネづくり」のために最善の動きをした。しかし、この「よく動くためのフィールド」のどこからが、ルビーの仕組んだものだったのか。

 最初にAD吉住に声をかけたところは「ADは将来のDだから」というアドバイスに従ってのものだろう。そして彼からコスプレ関係の企画が出ていることを聞き、自分の知り合い連中に声をかけて番組が成立できる方向に持っていった。ここまでは単なる「評判を上げるための行為」なので不思議なものではない。しかし、仮に今回の騒動が全て「仕込み」だったとするなら、渦中のコスプレイヤーであるメイヤを引き込み、Dのセクハラを誘発し、さらにそこにメイヤが反発して炎上するところまでを想定しなければいけない。メイヤとの関係性がどの程度のものだったのかはさっぱり分からないが、果たして読み切れるものなのだろうか。

 あくまでもプロバビリティの犯行だったというのがシンプルな考え方で、炎上が起こらないなら起こらないで、単にルビーには「番組成立の手伝いをした」という実績だけが残る。もしメイヤの怒りが強すぎてルビーごときの奇策で鎮火できないほどの大騒動になったとしても、ルビーは単に「ちょっと知り合いを紹介しただけ」で、責任が降りかかることはない。であれば、何をどうしようとルビーにマイナスはない。そういうプランだったのかもしれない。

 ただ、その場合には最悪、メイヤは大きく傷ついて今後の活動に大きな影響を被る可能性があり、さらに吉住は直接的に責任が降りかかって追い込まれていた可能性も高い。今回「たまたま」うまくいったから美談になったものの、どこかでちょっとでも歯車がずれていれば、関係者全員が不幸になって終わりだった可能性も決して低くない。それをルビーはどの程度考えていたのか。騒動の中にみなみを巻き込んだのも気になるところで、友人に累が及ぶことはどこまで想定していたのだろう。自分の目的のために、どこまで犠牲にできるのだろう。

 このルビーの才は、果たして「星野の血」なのだろうか。黒い星は、何か取り返しのつかない罪禍の象徴なのかもしれない。

 

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 共感は出来ずとも、理解は出来る、第4話。共感は自然発生、理解は意識を向けての活動。大変だからこそ、通じ合う意味がある。

 ちょっとずつ馴染んできた感がある朝と槙生。それでも互いにこれまで全く違う人生を歩んできたことに変わりはなく、少しずつすり合わせを続けなければいけない。旧友たちとの飲み会で現状を吐露する槙生は、自分の言葉でもまだ朝との関係性をまとめきれていない様子だった。あの理屈バカの槙生が飲み込めていないこの環境。そりゃまぁ、複雑なわけで。肩書きだけならいくらも名乗れるだろうが、まだ2人の関係に明確な名前は付いていない。

 醍醐に続き、槙生宅を訪れた次なる「大人」は笠町だった。朝ちゃんは大人にちょっと憧れる女の子センサーが働いたのか、ダイレクトに「付き合ってんの?」と聞いてみるが、笠町からしたらそれも色々と複雑なようで。「初対面」も焦がしちゃうくらいにテンパって、2人の距離は一気に縮まった。「今はもう付き合ってない。今日と明日ではまた違う」との返答に首を傾げる朝。大人どうしの関係性は謎だらけだ、とでも思っただろうか。多分、笠町目線でも、槙生から見ても、自分たちと朝で精神的な差などそんなになかろうに。笠町の方が、槙生という人間の人となりをちょっとだけ知ってるというだけのお話。

 晴れて入学式。無事にえみりちゃんとの関係を修復した朝からしたら改めてスタートを切る記念すべき日だが、そこに槙生を伴う理由はない。「親が死んじゃった」は今のところは「目立つ武器」くらいにしか考えてないし、槙生が保護者としてついてくる必要なんて全く無いと思っている。だって、2人の間の関係性はまだ名前のないものだから。えみりちゃんの親御さんはそこに異を唱えて「ちゃんとした環境にいるのか?」と心配するそぶりを見せたが、卒業式の日のようにそれで朝がスネて「違国」を発現させたりはしなかった。ここは多分、本当に「槙生ちゃんはしょせん他人なんだからわざわざ呼びつける意味なんてないじゃん」くらいにしか考えてなかったのだろう。

 しかし、2人の関係性を今一度問い直す必要が出てきた。きっかけは朝が新しいクラスメイトとの会話で「滑った」こと。自己紹介にちょうどよかろうと思って引っ張り出したエピソードトークだったのに、周りはちょい引いて失敗の気配。「この話は通じないか」が違国として現れてしまうのは、流石に朝の判断ミスだとは思うんですけどね。朝ちゃん、槙生のことを散々「変な人」扱いはしてるけど、自分もだいぶズレた人間だってことは気づいてるんでしょうかね。

 「失敗しちゃったなぁ」というトークを槙生に伝えた朝だったが、そこから返ってきたレスは想定よりもずっとそっけないもの。「何で想定とズレたんだ?」と悩んだ朝は、自分が未だに母親の面影に囚われていたことを気付かされる。目の前にいる槙生に、母と同じレスポンスを想起してしまったのだ。でもしょうがない、朝にとっての「大人」の代表は、亡き母だったのだから。その上で「姉妹」である槙生も似たリアクションを示すかと思ったら全くの肩透かし。そして槙生なりに展開される持論。また「別な人」だ。朝はこの「違い」の理由が知りたくて一歩踏み込むが、残念ながら槙生はこのラインだけははっきりと拒絶する。親戚だからとて、同居人だからとて踏み込むべきではないと、新たなコミュニケーションのあり方を諭す。槙生がここであまり強く出なかったのは、一応これでも「朝にとっては母なのだから」という自制はあったはずだ。しかしそれでもやはり、朝に与える影響は大きかったようだ。

 結局、槙生も大人としてまだまだ成熟していない部分はあるってことなのですよ。それが如実にわかるのが親友・えみりちゃんへの接し方で、ただでさえ「家に人がいる」という状況がキツかったという槙生からすれば、さらに友達まで呼ばれちゃ、だいぶメンタルをやられてしまう。当たり障りのない会話は難しい。朝への気遣い以上に、それより遠い人と接するのは難しい。コーヒーフィルタからポタポタと垂れた黒い染みは槙生の荒んだ心象風景。必死に布巾で拭って誤魔化そうとしたが、槙生自身が、抱えてしまった感情の不甲斐なさを一番痛感しているはずだ。

 夜も更けて、ひとりぼっちのリビングでは色々極まっちゃって泣く朝の声が漏れている。悲しくなってから悲しめばいいと言ってしまった手前、槙生もこれを放っておくわけにはいかない。朝に「不幸なく」生きてほしいというのは本心からの願いだ。たとえこれ以上面倒が増えようとも、出来るところまでは付き合わなければいけない。果たして、実の母の死を受け入れてもらうのが幸せなのか、「忘れさせてやる」ことが幸せなのか。槙生にだってそんなことは分からない。ただ、自分に出来ることは、「聞いてやる」ことくらいなのだ。あの人の娘との共感は難しい。そして、分からないからこそ聞くしかない。聞いて「理解」できれば、そこには通じる言葉があるかもしれないのだから。

 
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 リアルゴールドが飲みたくなるアニメ、第3話。こういうのも飯テロっていうんだろうか? ……汁テロ?

 相変わらずにやにやが止まらないアニメでして、これを見ながらしみじみと思うのは、まさに鈴代ヒロインが花盛りだということ。新番チェックでも触れちゃったけど、各作品スタートからしばらく経って、メインヒロインの波状攻撃がほんと強烈でして。改めて並べておくと、「真夜中ハートチューン」のVTuberはあんま刺さってないから置いとくとして、一番クレバーなのが「エリスの聖杯」のスカーレットさんで、そこに優しさとエロさをふんだんに混ぜ込んだ金目さん、そして今作の鈴木を間に挟んで、逆の位相にはリルイちゃんがいるという。並居るヒロイン勢の中で一番バランスよくいろんな味が楽しめるのが鈴木さんなのだ。

 という妄言を垂れ流しつつAパート、ここで一気に新キャラ2人を追加(前にもクラスのシーンにはいたのかもしれないが)。1人目は鈴木側の友人・東さん。クズ男にしか惚れられないという壊滅的な嗜好の持ち主で、世界には鑑別所のことを「かんべ」と略する業界もあるということを教えてくれた。ややダウナー系で、いい具合にツッコミやら破滅型のボケやらを振り撒いてくれそうなクラスメイト。ちなみにCVは島袋美由利である。

 そしてもう1人が今回の中心、どうにもひねた性格の持ち主、平。最初は凄まじい偏見を持って鈴木と谷の関係性をくさしていたもんだから今作で初の「単にヤな奴」かと思ったが(いや、実際ヤな奴ではあるんだが)、その後の鈴木&谷カップルのピュアっピュアな関係性を見せつけられ、「余計なしがらみに囚われていたのはむしろ自分の方だった」と出口の無い内省へ。そこで最終的に他責にせず自分の思考を反省できるなら、多分そこまで悪い奴ではない。作品的には「ある程度否定的にメインカップルに評価を下し、結果的にさらなるバフをかけてやる」という面白い役回りであった。まぁ、クラスにいたらあんま友達にはなりたくないが、多分、俺の場合は俺が平をジャッジするなんてチャンスはなく、俺が周りから平みたく見られてたのであろう。

 Bパートは鈴木の口癖である「かわいい」を発端として、谷が「コミュニケーションとは」「これまでとの自身の変化とは」を問うお話。寝坊しちゃった日のお話なもんで、最後まで鈴木がおだんごを作らずに違う髪型で過ごしているレアな回である(そういうとこ固定せずに見せてくれる気遣いがいいよね)。谷はこれまであまり積極的に人との関わりを持たなかったため、言語によるコミュニケーションに若干のアスペ味がある様子。「言外のコミュニケーションって難しくない?」ということに高校生になってようやく気づくというのはだ〜いぶ情操教育が足りてなかった感があるが、何事も学ぶに遅いはない。鈴木が強引にこじ開けた谷の新しい世界、それを人は「社会性」と呼ぶ。

 また、これで鈴木が単なるギャルだったりすると「ギャルが新しい世界を教えてくれた」というすげぇベタで非現実の極みみたいな妄想で終わってしまうのだが、鈴木さんは決して「ギャルキャラ」ではない、「微ギャル」という面白い配置になっている。谷とのコミュニケーションでもしっかりと「空気読み」の性格を発揮しており、谷の直接的な物言いに色々と考えてしまってちょっとした(ほんとよくあるレベルの)すれ違いが生まれる。ここで鈴木が一方的に教えるでもなし、谷が諭すでもなし、ちゃんと2人して「あれ、今のコミュニケーションはちょっと間違ったかもしれないぞ」ってんでお互いを尊重し合いながら考えてくれる流れがとても尊いものである。なるほど、「お付き合い」ってこういうことなのだ……(非社会的な人間並の感想)。

 最後までちゃんと鈴木が可愛い安心設計。今作で不満があるとするなら、家ネコが言うほど可愛くないことくらいである。なんでCVが加藤渉なんだよ。

 
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「キミとアイドルプリキュア♪」 5→6

 終わりよければ事も無し。正直に白状すると、1年前に書いた通りに私の中では「わんぷりを終わらせた存在」である今作。逆恨みにすらなっていない言いがかりなのだが、そんな心情面から普段よりやや心は離れ気味の接し方になっていた気もするのだが、最終回を視聴して胸に去来するこの寂しさ。いわゆる「プリキュアロス」が思ったよりも大きく、なんだかんだで大切な存在になっていたな、ということを実感させられた。明るく元気に、ニチアサにあってしかるべきプリキュアであった。

 途中なおざりな視聴になっていたために要素を十全に拾えたとは言い難いのだが、それでも評価すべき点はいくつかある。個人的に一番のお気に入りは、これは戦隊シリーズの評価でよく取り上げる要素なのだが「わちゃわちゃしてる敵組織」である。端的に言えばチョッキリーヌ様、あとダークイーネ様。チョッキリ団の3人はそれぞれに個性的で敵だった時にも魅力があったし、光落ちした後の強火ファンとしての存在感もばっちり。ことに私は最近佐藤せつじ氏のファンになっているため、普段の氏のお仕事では絶対に聞けない裏声ぷりちー妖精役なんてのは楽しくてしょうがなかった。チョッキリーヌ様の最期(?)については今作における唯一の「闇深」案件で多少飲み込むのに手間がかかるが、その辺の要素についてはダークイーネ様の中の人、我らが佐藤利奈が自分なりの考えをTwitterで綴ってくれており、それでなんか納得してしまった。ざっくりまとめるとチョッキリーヌ様の親愛と責任感こそがダークイーネに自我を与え、話し合いの場に引き摺り出す最大要因となったという考え方で、いわばチョッキリーヌ様が此度の事件の最大の功労者だったという話。そのあたりの話も含めて、たった4人(+追加面子1人)の小規模な構成ながら、しっかりといい仕事をしてくれていたと思う。

 また、そんなダークイーネ様がらみでのもう1点として、本作タイトルにある「キミ」という言葉の重要性も注目したい。新番チェックの際に、私は「このキミって何なんだろね。テレビの前の大友たちも含んじゃうとインタラクションを強要されるけど、それって作品全体を通じて維持できるような概念なのか?」と首を傾げていたのだが、最終回のうたちゃんがことさらに「キミ」という言葉を強調していたためにこの問題も解決。あくまで私の中での考え方だが、「キミ」という二人称を持ち出して強調することは「観測者としての顧客を想起する」のではなく、あくまで「1と2」、つまり対等な関係にある「アイドルと対になるもの」を想起させるためのフレーズだ。

 昨今のアイドル活動といえば「推し活」なんて言葉が常に取り沙汰されるが、ここに「推し活なんて言葉使ってるけど、要するに搾取する側とされる側なわけだろ。推してるとか言ってる奴は実質何も生み出してない、単なる消費者だ」みたいな言説が付き纏う。プリキュアを「アイドル」に祭り上げた際、周りのみんなは、そしてテレビの前の視聴者は単なる消費者・搾取される側に回ってしまうのではないかというのは、一抹の不安としてあったのかもしれない。そこで「キミ」だ。アイドルたちは目の前のファンを「キミ」と定め、面と向かって対話すべき「二人称」を与える。これによってファン目線でも自覚的な活動が促され、アイドル側も常に支えてくれる人、伝えたいターゲットのことを考えていることが明示される。

 そして、今回はそんな二項構造に「光と闇」というテーマが重なった。実は今作の骨子はとてもよく似た作品があって、それが「烈車戦隊トッキュウジャー」である。あっちは「レインボーとシャドー」だったが、最終的に主人公が「闇」を取り込み、「闇も並んだレールを一緒に走っていいんだ!」という答えを導き出す。彼らのイマジネーションはいわば「キラッキランラン」なのである。ちなみにこの「光と闇の共存」を象徴するキャラクターとして、追加戦士枠にトッキュウ6号・虹野明がおり、彼は元々シャドーラインのいち兵卒だったところを、光堕ちする設定である。今作においても、厳密には「光堕ち」には該当しないが、文句なしで特大の闇を抱え、「黒」をシンボルカラーとしたキュアキッス・メロロンが非常に近しい役割を果たしたことは明白であろう。初代以来となる「黒と白」の組み合わせをここで持ち出したことが、「光と闇」「ワタシとキミ」を体現するための設定だったことが分かると、本作のシナリオラインが非常に端正なものだったと理解できるというものだ。

 ま、いうて私はこころちゃんが推しだったんですけどね……いやぁ、でも5人全員ちゃんと役割があってよかったな。やっぱり1年間の尺がある作品なので、全てのキャラの掘り下げがきちんと行われるのは強みですよ。是非とも、このプリキュア文化は絶やさずに続けて欲しいと思います。ねぇ、東映さん……(どうやら何かを恨んでいる様子)。

 さ、来週からは探偵だよ! すでに今週時点で矢野茜デザインのキャラのクドさが画面から浮いてて笑ってしまった。キュアっと解決!

 
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 案の定キャラ数が多すぎる……第4話。まぁ、覚悟はしてましたけどね。とりあえず今回も状況のまとめに終始する。

 未だよくわかってないのは今回の聖杯戦争を主導している「合衆国」のお偉いさん達の陣容。具体的には、警察署長オーランドのモチベーションと、それを振り回す謎の存在フランチェスカ(たそ)の関係性。フランチェスカが露骨に悪そうでイカれたやつなのは分かりやすく描いてくれているが、「身体が純正じゃない化け物」「すでにサーヴァントは召喚済み」などまだまだ説明されていない要素が多くて大変。被害者側のオーランドは多分「治安維持」が一番の目標で、相棒であるキャスターも基本的にはそこに協力してくれているのだろうが、そんなモチベの奴が(真だの偽だのという違いは置いといて)聖杯戦争に参加する意味もよく分からない。こっちのキャスターはあんまり大望みたいなものは持ち合わせてないってことなのかしら? 

 ちなみに公式ページの相関図では一応フランチェスカ・オーランドの陣営が「協力関係」と表示されており、さらにその枠の中には混乱の中でアサシンの召喚に成功したらしいファルデウス(榎木淳弥)の陣営も含まれている。表記は「真アサシン」となっているため、先週のジェスターたちの陣営は「偽」の方のアサシンということになるか。とにかく、指揮側の向いている方向が定かじゃないせいで色々と見通しが悪くなっているのはおっかないところだ。

 他方、そんな危うげな策謀とは無縁すぎるドッカンバトルが開催されたというのが今回の本筋。いきなりの襲撃を受けたギルさん達が火元に向かうと、そこにいたのはギルと立ち会っても一歩も引かない超マッスルな「真アーチャー」。ちなみにアヴェンジャーというクラスについては私はよく分かってないのでそっちは放っておいて「真アーチャー」で一旦固定ね。あっさりと真名を名乗ったようだが、名前を聞いてもピンと来なかったので(おかげで覚えてないので)「真アーチャー」と表記するしかない。途中でヘラクレスがどうのこうのみたいなことは言ってたけど、まぁ、その辺の人物なのだろう。こういう部分については神話関係の知識がないとどうしようもないな……。

 そんな真アーチャーはギルさんと直接面識があったのかどうかよく分からんのだが、とにかく強そうな奴をとりあえず狙撃したのだろうか。クラスが一応アーチャーどうしなので何か思うところもあったのかもしれない。互いにひたすら武器を叩き込むだけのストロングスタイルなのでバトルはわかりやすいが、お互いに「俺が強い」「いや、俺の方が強い」ってひたすらマウントをとりに行こうとするだけなので強さの差はよく分からない。

 そして、マウントバトルにさらに追加される闖入者(CV関根明良)。こちらは明確に真アーチャーと生前に因縁があった人らしく、クラスは「真ライダー」。名前はヒポ何とかと言っていたが、こちらも詳細は知らん。まぁ、同じような神話関係の人物ということか。ライダーはどうにも地味なポジションに回されがちで、今回も一応お馬さんには乗っていたがそこで何か存在感が強まるわけでもなく、戦い方もシンプルでメインウェポンが弓矢だったもんで「3人目のアーチャーやんけ」くらいのキャラの被りっぷり。さらに「生前は真アーチャーに殺された」ってんでちゃっちゃと格下扱いを受けてしまったため、今後の下剋上は結構大変そう。一応、この2騎についてはマスターの情報がゼロなので、その辺から逆転の布石は打てるのだろうか。でもすでにノープランで最前線に出ちゃったしなぁ……あんまり腹芸とか得意なタイプには見えない。

 そういう意味では、一番曲者なのは最後に乱入した謎の声だろう。フランチェスカが契約したサーヴァントとのことで、名前も姿もクラスも(あとキャストも)全部不明ときている。まぁ、やってることからすれば普通に考えたら「真キャスター」っぽくはあるが。とにかくこれで「真」側が4騎追加。セイバーが別枠とすると、まだ「真ランサー」や「真バーサーカー」が残ってるということに。……多いな……。ほんと、収拾つくのかしら……。

 
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 やはり最大の敵はラキオだったか……第15話。流石に人狼テーマのゲーム、この局面でとんでもねぇ盤面作ってきやがったぞ。

 というわけで今回はファンタスティックすぎる人狼要素がメインなので、前回の復習も兼ねて流れを列挙。

 

・第18卓(1415話)15人3狼1狂 ユーリ:占

夕里子釣(共有柱)→オトメ噛→しげみち釣→ジナ噛→コメット釣→

GJ→ラキオ釣→ククルシカ噛→レムナン釣

初日 共有の夕里子が柱提案

2日目 ユーリ・ジョナスが占CO ユーリ→ククルシカ○ ジョナス→セツ○

    ククルシカがユーリにのみ騎士CO

3日目 レムナン・ラキオが霊CO どちらもしげみち○

    ユーリ→コメット● ジョナス→コメット●

4日目 ククルシカがユーリでGJ

    霊結果はコメット確● ユーリ→ラキオ● ジョナス→ユーリ○

5日目 霊結果はラキオ● ユーリ→レムナン●(シピ○) ジョナス→レムナン●

人狼:コメット、ラキオ、レムナン

占:ユーリ 霊媒:ジナ 騎士:ククルシカ 勝敗○

 

 シンプルな2−2盤面かと思いきや、なんとまさかの真狂狼狼の霊媒両偽盤面。そりゃ見かけないだろうよ。初日の霊媒COが無いのはそこまでおかしな話ではないが、今回は確白の夕里子が柱提案したせいで2日目も霊媒が潜伏。その結果3日目にゲゲゲというとんでもない展開になり、世にも珍しい3日目狼が霊2COという作戦が成立した。もちろんそんな展開は狼側でも分かるはずがないので、咄嗟の判断で騙りに出たレムナンを見てラキオが超速で合わせた形になる。いや、合わせたっちゅうかなんちゅうか。

 なるほど、これで前回の違和感がある程度は解消された。なんでことごとく霊結果がかぶるんだろうというのはほんとに違和感だらけだったが、両狼で差をつけないためというなら納得。さらに前回ユーリが霊媒占いなんて凡手に出て顰蹙を買ったが、これも今回の盤面を生み出すための下拵えだったと言われたらお話的には納得だ(ゲーム的には納得しないけどな!)。ついでにラキオさんがコールドスリープ前に遠慮無しに正体を明かしてて(あの場にユーリとククルシカしかいなかったのかもしれないが)、「お前、まだ偽確盤面じゃないのに堂々とCOしてええんか?」とか思ってたが、なるほどあそこでラキオは出来るだけ黒く死ぬことでラス狼を守る動きをしようと思ったわけね。まぁ、喋りすぎたせいでユーリの疑心暗鬼を産んでまさかの盤面を看過されてしまったのだから結局は余計なことしてるのだが……全ての言動がちゃんとこの盤面が成立するように調整されているのはお見事だ。

 ただ……これさ、本筋とは関係ないからほんとにどうでもいいんだけど、このゲームって勝利が宣告された時点でもまだジョナスとユーリってどっちが狂人かわからないんだよね。結果的にどっちも真結果しか出してないから。まぁ、心情的には残りのクルーからしたらユーリ真でいいんだろうけど……あの後、生き残っちゃったAC主義者のジョナスは船内でめちゃめちゃ肩身狭いよなぁ、って思ったらちょっとかわいそうになって。「いや、私じゃなくユーリがAC主義者の可能性もあるのだよ」ってちゃんと議論で詰めてほしい。

 さて、ラキオさんの才能が遺憾無く発揮されて無事に「最終問題」が終わったそうですが……この後次のループの夕里子さんと再び相見えることになるんでしょうか。このお話、どこに収束するんだ?


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○「メダリスト Season2」 ー

 さて、この辺りで一旦今期新番チェックも一区切り。厳密にはまだ2本残っているが(1本が来週のプリキュア、もう1本はさらに翌週にスタートする予定)、ちょっと間が空きすぎるのでひとまず数字をまとめておく。今期執筆された新番チェックは52本で、ここに2本を追加する予定。これに前クールからの引き継ぎ作品6本を含めて全60本が今期視聴アニメの本数となる。前クールの58本からは微増だが、まぁ、これくらいならまだ常識の範囲内。とはいえ流石に全部観ることは能わず、最近はN話切りも調子がよく、現時点ですでに8本を切っている。まだ候補作は結構あるので、トータルで50以内には抑えられるんじゃなかろうか。

 閑話休題、こちらの作品についてだが、まぁ2期目だし安定のスタートなのでぶっちゃけ書くべきことはあまりない。模範的な分割クールできっちり1年のスパンで2期を仕上げてきているし、当然スタッフやスタジオはほぼそのままのために1期のクオリティが高い作品であれば2期だってそりゃ期待大ということになる。1期が終わった後も「2期あるんだぁ」ってんで原作コミックには触れないという判断をしたので、是非ともアニメで楽しませてくれると嬉しい。

 とはいえ、1期は本当に導入というか「立志編」みたいなところがあり、いのりちゃんと司先生の関係性の構築に多く筆を割いた。ここからさらにスポ根としての性格は色濃くなってくると思われ、2期のスタートは天王山となる激アツの試合からいきなりのスタートである。おかげで見たことないキャラが一気に押し寄せ、オープニングはさながらロリの品評会のごとく。みんなして可愛らしいのは当たり前なのだが……なんか複眼ついてる子いませんでした? なんであの子だけやたらとキャラデザがクドかったんだろう。まぁ、1期の頃からゲストキャラとなる脇役もいい具合にキャラは立っていたので大会でのばちばち模様も盛り上がってもらえれば嬉しいが。ただまぁ、一気に出てきて一気に退場となると描き込みの量は限られるだろうが……どのくらいのウェイトで絞り込んでいくかですね。

 ついでにロリに混ざって日本代表選手軍団も登場。周りがちびっこだらけなもんでやたら大人に見えたが、この子らも18歳とかでふつーに若い子なのよね。なんかやたらと迫力ある子がいたけど。ほんで安定のかやのんボイスのママキャラなんかも。キャストの賑やかさは今から色々楽しみですね。夏吉&とのぴーとかが並んでおり、ましゅましゅファン的には無視できない座組みですな(こないだ久しぶりに新曲MVが出ましたよ)。

 
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 なに年期の終わり、第15話。葛藤を超えて、ようやくフシも次のステージへ。こうしてみると、もちろんグーグーやトナリ、ボンあたりが貢献者なんだけど、メサールのつっけんどんな感じも案外いい影響は与えてるよね。

 ボンさんの解説による丁寧な回想。マーチの決断は実に衝撃的で、それほどまでに自分の「前世」での選択がみんなに強い影響を与えていたのだと改めて知らされたフシ。フシ自身は自分の復活を知っているし、自分が戻ってきたあかつきには残ってるみんなを再び結集させるところまでは決まっていたはず。そういう意味では一時の別れでしかなかったのだろうが、それでもみんなに「別れ」を強要したのは事実であるし、その後にはそれぞれの人生で皆が1度は死を経験している。それぞれに全うした人生があり、フシの気遣いなどステージ2、追加ステージにすぎないのだ。

 もちろんフシ目線ではそんなことは分からないので「今が大事」になるわけだが、それをやんわりとでも察してくれよ、というのがボンの主張。短いなら貴重な1回1回を大切に、長いなら、今にこだわる必要もない。どちらにせよ、「次」を考えて悲観する意味などない。みんな、未来には希望しかないのだから。理屈はなんとなく分かっても心情では受け入れられないフシを説得したのはまさかの「子ガメ」。自分で産んだ(?!)子供たちが必死に「外」へと向かうその純粋な本能を見て、フシも色々と察したのだろう。亀たちの前にはカニだの鳥だの、望まざる障壁が大量に立ちはだかっているが、だからとて「籠の中の亀」で終わりたくない。そんな純粋な亀たちも目を見て、フシはついに察するのである。いや、それにしたって図ったように砂浜に立ちはだかる鳥カニ軍団はちょっと笑っちゃったけども。もはや比喩というか風刺だわ。

 髪の色を変えて生まれ変わるフシ。こいつのめんどくさいところは決めちゃった時に振り切れすぎるところだが、まぁ、今回の変心については周りのみんなも「フシなりに悩んだ結果だしなぁ」というのでずいぶん好意的には見てくれている。少しずつ広がっていくみんなの人生。もう、それを遮るものは何もない。グーグーにタクナハ行きを強引に勧めたところは相変わらずの「やりすぎ」感があってちょっと自分勝手なのだが、優しいグーグーの兄貴はちゃんとその意図を汲んで受け入れてくれるのだ。文字通り海の外へと広がっていく世界。そしてついにスマホを持って情報の海へと飛び出した。飛行機やスマホなど、新たな技術を学んだらフシの存在も次のステージへとレベルアップするんでしょうかね。

 「ご家庭」の問題が解決してこの時代・この世界にきちんと馴染むことができたフシ。これにて万事解決……なわけはなく、さぁ、残されたのは大ボスだけだ。相変わらずホラーテイストがお上手すぎるミズハさん。彼女はフシの新しいステージに何を思うのか……。

 
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 無限にバトルシーンしかないアニメ、第3話。初回が1時間だったので実質4話分やってるはずなのに、未だにこの世界がどういう構造になってるのかはよく分かってないという。

 いや、説明はしてくれてるんだけどね。偶然「勇者という呼称が単なるならず者を指すのに使われている」という作品が今期は2作重なってしまってるのも混乱を招く理由になっているだろうか(そんな悩みを抱えてる奴はほとんどおらんやろ)。一応「勇者のクズ」は「アウトロー」くらいの認識だが(人はあっさり殺すが)、こちらの世界では明確に「罪人」であり「極悪人」。そして、勇者になるような連中はそれぞれに理由があるもんやなぁ、と納得できるようなヤなキャラの濃さがあるのがこちらの作品だ。主人公のザイロはある意味で冤罪から汚名を着せられている状態なのでそこまで「悪人」要素はなく単なるぶっきらぼうな奴なだけだが、前回からパーティを組んでる2人の勇者は明らかな「異常者」であり、この世界で勇者の評判が悪いのも宜なるかな、という感じではある。

 しかし、そうして曲者揃いの勇者たちが、国に命じられて嫌々ながらも必死にモンスター討伐に奮戦する無理ゲー模様こそが本作の売り。そうでもなけりゃこんな無茶苦茶な構成で4話も作れないだろう。ほんと、作り込みを強いられているアニメスタッフさんたちには頭が下がりますわ。スタジオKAIはここに全力を注いじゃっているのか、「ぬ〜べ〜」の作画がほんとに適当になってるんが気になるが……。

 とりあえず、ひたすら主人公が剣を投げ続けるアニメを見ながら必死に世界の設定を追いかけにゃならん。勇者の設定については「クレイジーばっかりだからそりゃ忌み嫌われるのもしょうがないよ」でひとまず納得しておく。さて分からぬのは「女神」である。最初にテオリッタに刷り込みを行った時点で「まぁ、そのうちこの世界における女神のありようも説明されるか……」と思ったが、ザイロが過去に「殺し」ちゃった女神の話がちょろっと出たくらいで、結局「女神ってなぁに?」というのがよく分からない。テオリッタは無条件でザイロに触れてしまった理由はあるんだろうか? マジで単なるインプリンティングだったら罪作りだな。そしてこの世界の女神は国が管理しているっぽいのだが、今回もザイロがわざわざ置いてきて一時的に決別したのに、途中で「抜け出してきた」と言ってあっさり合流。前回だいぶ揉めたくだりはなんだったやら。国側、というか女騎士団長様も「女神は絶対ザイロのとこに連れてっちゃダメ」というほどしっかり管理してたわけでもないし、どの程度の距離感で見てるのかまだよく分からんのよな。

 まぁ、その辺りはまだまだ掘り下げる前、ということにしておこう。とりあえず今回は王様がかっこよかったのでそれでよしとする。単なる狂人でも突き詰めれば英雄にもなれるんだよなぁ。

 
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