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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「綺麗にしてもらえますか。」 6

 このアニメを観て、最初に抱く感想はみんな一緒ですよね。そう、「鈴代紗弓フィーバーがとどまるところしらねぇな」。キャラのレンジも順調に広がってるよね。

 ちょっと悩んだが、周りにある他作品との雰囲気の差別化が図れていることに期待も込めてちょい加点。個人的にはこの雰囲気の果てにたどり着いたエンディングが清浦夏実だったのがとても評価が高い。ジャンルに名前をつけるのが難しいが「お仕事日常もの」とでもいうべきカテゴリだろうか。ただゆったりとした空気の中で街の日常が通り過ぎていく様子を描いており、古き良き日本の人情物語を予感させる。まぁ、主人公がおっぱいばっつんなおねーちゃんなのは逆に勿体無い感はあるのだが、その辺は「原作がはっとりみつるならしょうがないか」くらいの印象。振り返ればはっとりみつるって「ウミショー」「さんかれあ」に続いてこれで3作目のアニメ化なのか。地味だけど結構なヒットメーカーだよな。

 原作についてはさっぱり知らなかったが、掲載誌は「ヤングガンガン」。すでに連載は終了してコミックが全11巻で完結しているとのことで、アニメ1クールでどうこうなるものではないだろうが、何かしらの着地点を見出すことはできそうなので先行きの不安は少ない。その上ではっとりみつるのストーリーテリングはそれなりに信用してもいる。まぁ、「さんかれあ」の場合はどっちかというと畠山守という稀代の映像作家に巡り会えた衝撃の方がデカかった気はするが。とにかく、大崩れはしないんじゃないかというイメージはある。

 あとはもう、「クリーニング店」というテーマ選びがどの程度刺激につながるかですよね。正直、1話目時点ではそこはちょい不安要素ではあるんですよ。だって我々素人はクリーニング店の特殊技術についてなんて何も知らんからね。そして、それをいかにアニメで表現しようとも、結局は「ほら、汚れが落ちました」だけじゃ画面へのインパクトは足りない。そう考えるとこの業種自体が持つ「絵的な」旨みというのはかなり薄いとは思う。ただ、ドラマ作りという点で見れば、我々が「そういやクリーニング店の日常なんて何も知らんし、どういう人たちが何を持って訪れるかもあんまり気にしたことなかったよな」ってのは「日常風景の盲点」みたいなところがあり、ここからうまいこと膨らませてちょっとした刺激を含んだヒューマンドラマに繋げられそうな期待はある。

 今期はこういう「今まで触れてこなかった文化」への接触を促すアニメが多く出てきてるのは興味深い。アニメ業界、責任を持って「埋もれた原作探し」をしてくれてるんでしょうかね。

 
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○「地獄先生ぬ〜べ〜(第2クール)」 ー

 1クール休んで、すぐに再開された第2期目。これくらいの休憩なら前の話も忘れないので分割2クールでもセーフだが……まぁ、この作品の場合は「前に何してたか」はあんまり関係ないのよね。古い作品のくせして、昨今放送しているリバイバル作品の中ではいうほど古典でもないというのが現代アニメ業界の歪みを体現しているかのようである。

 1期目がどうにもピンとこなかったシリーズなので、再開したところであまり心躍るものではない。スタジオKAIによる映像が、変なところでシャープな線になるのがあんまり作品の雰囲気とマッチしていない部分もあるし、根本的にどこかデザインが歪んでいるように見えることも多々ある。再開したこの「1話目(14話目)」については、よりによって「大人になったif郷子たち」というモチーフだったもんで、いつも以上にどういう線を拾えば正しいデザインなのかが分からずにふわふわした印象になってしまっている。いや、でも多分この線で描くなら小学生郷子よりもくたびれOL郷子の方がしっくり来る気はするけど。

 エピソードとしてのボリュームは今回くらいのお話だとちょうどいい。興味深いもので、原作連載時には毎回同じページ数で展開されたであろうエピソードの数々も、アニメにして30分の放送枠にあてはめると間延びしてしまったり、詰め込み過ぎだったりと密度が異なるもの。今回のお話は「パラレルワールドに飛ばされる」という突飛な設定にもかかわらず、肝心の妖怪退治はあっさりしたものだからうまいことバランスは取れている。また、別世界に飛んだ郷子からこれまでのぬ〜べ〜の活躍を回想してもらうことでやんわりと1期の復習になっているというのも構成上は悪くないチョイス。こういう細やかな心遣いが行き届けば、全体的なシリーズのクオリティもちょっとは押し上げられるのかも。

 メインシナリオはこの2クール目で全部やっちゃうんでしょうか。どうまとめ上げるかは気になるところですな。

 
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○「29歳独身中堅冒険者の日常」 5

 全くもってそそられないタイトルになろう味を感じるが、実際は「別冊マガジン」連載の漫画作品だそうで。むしろなろうだったらこんだけそっけないタイトルにはならないのかしら。

 今作における「29歳」はいったい何の指標なのだろうか。これで「おっさん」の基準がアラサーだと言われたショックすぎるのだが、作中ではそこまで「おっさん」扱いされてないし、純粋に主人公・ハジメの身の上を表すだけの言葉だと信じたい。そしてそんなおっさんに片足突っ込んだ状態の地味な冒険者がその日暮らしでゼニこ稼ぐ様子なんて見てても全く面白くないってんで、なろう的お約束「1話目で女の子を拾う」を展開。さらにその女の子は夜になると急成長しておっぱいがでかくなるサキュバスだったなんて露骨すぎる要素も加わっており、普通に考えたら「ハイハイいつものだね、グッドラック」でおしまいである。ただ、今作においてはそれだけあけすけな設定を開陳しつつも、一応は次週以降に繋がりそうな要素で徳俵いっぱい、ギリギリ踏ん張っている気はする。その要素をちょっとずつ見ていこう。

 まずは映像部分、制作はHORNETSという聞いたことのないスタジオで、もともとSynergySPからの分派とのこと。1話目時点でキャラ絵などが若干怪しい部分もあり、決して恵まれたスタートにはなっていないのだが、限られた作画リソースに自覚的なのだろうか、要所で思い切ってキャラのどアップを描き込むことで印象的な表情芝居を実現しており、デフォルメとのテンポの良い入れ替わりも含めて、決して不快な画面にはなっていない。まぁ、ここからスタミナ切れを起こしてしまう残念パターンも大いにあり得るのだが、少なくとも出だしで減点する必要はなさそう。

 そしてお話の部分。「タイトルがどう見ても地味」ということは、当然その中身も地味。今のところ主人公にはチートも何も与えられておらず、持っているのは辛かった過去の記憶と、そんな生い立ちからくる生来のおせっかい体質のみ。そこに余計な設定などは加えられておらず、「こういう世界にはこういう奴もおるやろな」くらいで納得できる造形である。ロリっこ・リルイに関しても(サキュバス設定は余計だが)何も考えてないアホの子としてのキャラ、そしてハジメ同様に食えるか食えないかで彷徨っているギリギリの状況を子供目線で見た時の生存戦術など、それなりに納得いく部分は多い。唯一「こんなアホがこの村に来るまでどうやって生き延びてたんだよ」という部分は気に掛かるが、もしかしたらその辺の秘密も今後明かされるのかもしれないしね。あと、純正ロリの鈴代ボイスも珍しくて良い。

 トータルすると、「面白くなるかと言われたら多分ならないけど、不快感がない間は見てもいいんじゃない?」くらいの着地点。今期は何本くらい視聴することになるか次第だろうな。

 
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○「アルネの事件簿」 5

 このアニメで一番良かったところはどこかと問われたら、そりゃ当然「ぬっ殺された悪役の声」って答えますよね。1話目で無惨に殺されるのに最適な声です。

 ということで誘致要因が1個減ってしまったことは残念至極だが……まぁ、様子見はできそうな1話目。制作はSILVER LINKだが、映像部分はそこまで悪くない。特にオープニング映像についてはなかなかセンスもよく、これから始まるシリーズに期待が持てる映像に仕上がっていた。元々この手の「モンスター大集合」ものは決して嫌いじゃないし、うまいことミステリ要素とホラー要素を混ぜ込んで独自の世界観を確立してもらえると嬉しい。

 ただ、当然そこに「ミステリ要素」という言葉が出てくると懸念点もあるわけで……毎度お馴染み「アニメとミステリ、相性が悪い説」である。ただ、今作に関してはもはやミステリをメインで描こうという意識はなさそうなのよね。「父親を殺した犯人探し」という非常に重たいテーマだったにも関わらず、事件の推理や捜査過程は本当にいい加減なもので、結局は「現実の向こう側」が見えるかどうかだけの勝負になっちゃうからね。あんだけ「俺は探偵としてやっていくんだ!」って息巻いてたルイス君がさ、数ヶ月間根を詰めて捜査してたにも関わらず、最終的に得られた手がかりが「大柄な男が殺されてるんだから犯人も相応にフィジカル強いはず」だけだったのはどう考えてもポンコツなんよ。数ヶ月何してたんだよ。ほんでハンカチを見てそこでようやく何かに思い至るというきっかけもどうにもパンチが弱く、アルネたち御一行はルイスに「現実じゃ捉えきれない世界があるかもよ」とヒントを与えたわけでもない。つまりアルネは純粋に自分の発想を飛躍させて犯人に辿り着いただけで、シナジーはないのである(あと論理的な限定の納得感も無い)。

 とはいえ、その辺については「まぁ雰囲気で見てくださいよ。今作の骨子はモンスターフェスティバルの方なんで」と言われたらそれはそれで納得できる。伝統的な「吸血鬼・フランケン・狼男」の組み合わせにプラスアルファなパーティ構成、ここから珍道中が始まるといいね。

 
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○「拷問バイトくんの日常」 4

 相変わらずタイトルから中身が読めてなくて、「拷問みたいなバイトをやらされてる社畜のバイトバージョンみたいなやつ」のアニメかと思ったら全然違った。まぁ、この語形だと確かにそうはならんか。

 というわけで拷問するバイトの日常を描いた作品なので看板に偽りはない。そして、そんなまっさらな看板を堂々とかかげられたところで、何をどう評したものかもよく分からず、1話目時点での感想は「よく分からない」で終わりである。うん、なんだこれ。

 基本的にはマイナススタートなんですよ。一番あかんのは、「日常」要素が強すぎて「これ、なんでバイトの内容が拷問の必要があるん?」っていうところ。具体的な拷問シーンなんかは(描かれてはいるが)極力カメラを向けずにただひたすら「拷問してま〜す」という雰囲気だけで回しており、克明に描かれるのはそんなバイトに務める男連中の日常的な会話のみ。つまり、コンビニバイト君だろうが警備員バイト君だろうが葬儀屋バイト君だろうが中身が大して変わらないのである。

 もちろん、そうして「日常」要素を強めに出すこと自体が「拷問」という血生臭い行為とのギャップを生み出し、そこに笑いの要素を見出そうという狙いは分かる。確かに淡々と拷問をこなしていくバイトたちの様子はどこかシュールではあるし、「なんて狂った世界なんだ」と思わんでもない。ただ、それにしたって出オチすぎるんですよね。こっから先で「拷問」の方にスポットを寄せていかないと、「バイトくんの日常」要素だけで1クールを走りきるのは流石に無理がある。でも、実際にはそのアニメが制作されているわけで、何かしらの「内容」が今後展開されるはずで、それがどんなものになるのか、1話目で全く読めないのだ。だから「分からない」になるのだが……うーむ、劇的な面白アニメになる気はあんまりしないけどなぁ。

 一応、2つの側面からフォローしておくと、映像部分についてはあっさりながらも丁寧な仕上がり。監督が追崎さん、制作がディオメディアという布陣に関しても大崩れはなさそうなので、シナリオさえ膨らむならアニメとして面白くなる可能性はある。そしてもう1つ、「そういやちょっと前に面白くならんと思ってたらちょっと面白くなった野球場お仕事ものがあったよな……」という記憶。そう、「ボールパークでつかまえて!」も今作同様に1話目では「何をどう楽しんだらええねん」みたいなスタートだったが、終わってみれば存外ドラマが膨らんで楽しい作品になった。今作も、そうして何かしらの要素が付加されて盛り上がる可能性はあるだろう。まぁ、初っ端から野郎4人が雁首揃えてるだけなのであんまり華やかにならない気もするのだが……。

 できればもっと精緻な拷問作品に……って、観たいかそれ?

 
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○「真鎧伝サムライトルーパー」 5

 化石掘り起こしプロジェクトの中でも「そんなまさか!?」な作品がこちら。ほんとに今のアニメ業界ってどういう力が働いているのだろう。

 まず最初に「私とサムライトルーパー」について触れておくと、なんかちょっと、知ってる。世代は外れてしまっているのだが、私には姉がおり、その姉がおっかけていたのだ(姉はそういう人だ)。おかげでなんとなく画面は見たことがあるし、私の中で「サムライハート」と言ったらこのアニメのオープニングテーマであり、昨今、似たタイトルで全然違う曲が流れてくるのを聞いてもやっとしていたものだ(やっと言えたね!)。でもまぁ、別にアニメを追っかけてた履歴もないし、どんな作品なのかはよく知らない。幼い頃の微かな記憶に「主人公の赤が、なんか白い鎧で呪われて苦しんでるのが怖い」っていうヤなトラウマがちょっと残っている程度。

 でもまぁ、放送が88年ってんだから当たり前ではあるよな……。ちなみに近いところでいえば「らんま」のアニメ第1作が89年らしいので同じくらいの時代感で同じくらい話題になってもおかしくないはずだが、流石に知名度が違いすぎるので今作を売り出していくのはなかなか難しそう。当時追いかけてたコアなファン層に再び見てもらうというのはだいぶ絶望的な気がするし、かといって新規の客層を拡大しようにも、我々としても「30年以上前の作品の焼き直し」という情報だけは知ってるわけで、「知らんアニメの続編とか見なくてよくね?」という判断が第一だろう。今作が結果を出すには、なんとしても現代のアニメ視聴者に見てもらい、「新作」として傷跡を残す必要がある。一応現代は海外ニーズという魔法の言葉があるので、ガッチガチに固めた「Yoroi」「Samurai」文化がどっかに刺さる可能性は僅かに存在するが……1話目を見る限り、そういう方向性に振り切ろうっていう弾けたタイトルでもない気がするんだよね。

 まぁ、幸いにして「さっぱり興味湧かないわー」という切り捨てごめんな1話にはなっておらず、「サムライトルーパーだと思ったか? ただの雑魚モブだよ!」という一捻りが加えられ、一応2話目以降への興味を持続する工夫はなされている。制作は引き続きサンライズということである程度作画の品質保証もされているし、監督が藤田さんなので何かしらのフックは残してくれそうな可能性もある。まぁ、私の中で藤田さんってギャグメイカーなので、シリアスベースの作品にハマるかどうかは分からんけど。

 追伸:昔カラオケにいって、うろ覚えで「サムライハート」を歌ってみたら幼少期のおぼろげな記憶だったはずなのに意外と歌えてちょっとびっくりした。子供の頃の記憶ってすごいよね。

 
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○「異世界の沙汰は社畜次第」 4

 【連絡】インフルに罹りました。しかも割とキツめの。この更新量が増えるタイミングでの体調不良は結構しんどいのだが……まぁしょうがない。更新頻度を一旦低下し、ちょっとずつでも消化するように努めます。

 

 閑話休題、こちらの作品。タイトルの語呂の悪さがむしろ清々しい。上も下も音数合わせようとしないフレージングはすごいな。

 綺麗ななろうタイトルといえばそれまでだが、どうにも様子がおかしい部分が色々あり、興味を惹かれた要素もないではない。そのために点数は下げずとも良いかとも思ったのだが、ラストに流れたオープニング(エンディング?)があまりにもホモォすぎたためにちょっときつそうな予感もあってやっぱり下げめ。その上でWikiを確認しに行ったら案の定、一番上にデカデカと「ジャンル:ボーイズラブ」と書かれていた。……あの主人公と騎士団長のBL、だいぶ斜め上の展開なのだが……。ついでに、Wikiの冒頭を読むと「『小説家になろう』の姉妹サイト『ムーンライトノベルズ』」などというみたことのない媒体名も登場し、このサイトが「女性向けR18小説サイト」であることも判明した。世の中には知らない世界がまだまだあるものだ。本格的にノーサンキューな気がしてきた。

 制作はBLものにも安定の実績があるDEEN。監督は最近本当に仕事えらばねぇな、石平信司。座組みだけで言えば決して悪いと断言はできないのだが、媒体が媒体なもんで負の先入観が止まらない。そして実際に始まった画面を見ても、まぁあんまり心惹かれる要素はない。例えば「この聖女、どんだけアホやねん、全然可愛くないぞ……」とかいうマイナスポイントがあったりするわけだが、「いや、でもBL作品だから……」と言われたら「ほなしゃーないか」となったり。「主人公に何一つ共感できない設定で怖いんだけど」という文句にも「BLの受け役の控えめ男子なので」と言われたら「……そういう嗜好もあるかもしれんね?」とあまり深入りできない状況。いや、でもどんだけ言い訳をしたところで「事務処理だけで進む異世界労働譚」が面白くなるとは思えないんだよな……。ひたすらデスクワークて。なんやそれ。ほんでこっからいきなり冒険活劇になってドラゴン退治とかされてもそれはそれで困るし。

 なんか、1話目時点でだいぶ未来の可能性を閉ざされた感はある。まぁ、「見たことないもの」なのは間違いないので、どっかで変なスイッチが入ってでっかいブレイクスルーが起きることを期待するかぁ。

 
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○「ダーウィン事変」 5

 「世界に唯一生み出されてしまったヒューマンジー」の声をどうしたらいいかという悩みに、ジョーカーを切って対応する業界、ずるい。

 意外にも原作はそこそこ既読。例によって漫画喫茶パターンであるが、これまたお馴染みの「途中でどう読んだもんか迷って放置」というパターンになりつつある(扱いがはっきりしてないのは、自分でもよく覚えてないせいだ)。今作は出てきた当初に割と話題になっており、なんか一気に露出が増えたあたりのタイミングで「まぁ、試しに読んでみよか」ってんで読み始め、その後も続刊が出るとそれなりに追うという形だったのだが、途中でなんかモチベが下がって、どこからかは覚えてないけどコミックに手をつけなくなってしまった。このパターンがあまりに多いと追うシステムそのものに問題があることになってしまうな……ちょっと漫喫の使い方も考えなきゃならんのかもしれん。

 とりあえず原作を読んでた時点での印象は「なんかおもてたんと違う」だった。いや、2〜3巻くらいまでは別に良かったんだろうが、色々とセンセーショナルだった出だしの設定から、その後続く物語はそこまで新規性を感じるものではなかったのだよな。なんか「アフタヌーンだったらこれくらいのサスペンスはふつーにあるよな」みたいな「理解の範疇」のSFドラマになってしまったような。そうなると、別に最初からそこまで漫画そのものに惹かれたわけではない身としては当然モチベは下がるわけで。今確認したら原作もまだ未完みたいだし、ずっとダラダラ続けるような中身になってしまったのだろうか。

 そんな微妙な印象の漫画がアニメ化されたわけだが、1話目の印象はやはりどこか地味である。制作スタジオのベルノックスフィルムズというところは聞いたことがなかったが、これまた最近設立された新興らしく、その出自はDavid pro周り。今作の監督が津田尚克氏なのもそのつながりで納得。映像に落ち度はなさそうだが、1話目時点であまり売りにしたい要素が明確になっておらず、「とりあえず原作の絵を動かしてます」以上の印象があんまり出てこなかったのは残念。まぁ、なかなか鮮烈な印象のアニメにするのはムズい作品だろうし、これを画で魅せてみろってのはないものねだりなのかもしれないが。そう考えると、「じゃぁアニメ化する必要なくない?」にもなってしまい、どうにも悩ましい。

 決して減点要素があるわけではないし、幸か不幸か中身の記憶はずいぶんおぼろなので、改めて一から追いかけ直し、どっかで再読するきっかけになればなぁ、とは思ってますよ。ちなみに良い点をあげるなら、チャーリーのママン(育ての親ね)のCVが佐藤利奈であるという部分。さとりなのおばちゃんキャラは最近少しずつ増えてきているが、等身大の「母親像」にサトリナエッセンスが混ざってる具合がとてもよい。その1点を拠り所に、しばらく観ていくことになりそう。

 
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○「真夜中ハートチューン」 5

 今期マガジン系列のラブコメが2本同時展開なのかよ。まぁ、方向性はだいぶ違うから別にいいんだろうが……なんか変な流れ。

 結局ハーレムものの流れは変わらずだし、制作スタジオの月虹はそこまで信頼がおけるところでもない。トータルすればこれも残念枠には入ってしまいそうだが、少なくとも1話目時点では目立った作画の崩れはなく、一応演出の方向性も大きくブレるところはない。現時点で大きな減点は無しとしておく。

 その上で、やはり無視できない注目ポイントは今作最大のテーマが「声」であるということ。こちとら一端の声ヲタ自認があるわけで、そりゃま「声を頼りに女の子を探している」とかいう設定はそれなりに興味がある。まぁ、残念ながら私の耳でもアポロが誰の声なのかは分からなかったが、おそらくアポロの音源は主人公も言っていた通りにスマホから聞こえてくるという設定をいいことにそれなりの加工は加えられているっぽい。1話目でいきなり答えが分かってはつまらないのでその辺は気を遣ってくれているはず。まぁ、それでも少なくともみっくやるみるみの声には聞こえなかったが……(残りの2人、瀬戸桃子についてはまだベースとなるデータが少ないのでなんとも言えず、VTuber役の鈴代もボソボソ話す系でチューニングしているおかげでまだ聞き分けができなかった)。ダメ絶対音感の人には分かるもんでしょうかね。

 ただ、確認したら今作はすでにコミックが11巻も出ているらしく、その上で未完の作品とのこと。つまり、アニメを最後まで観たとて望む答えは得られないんじゃないかという気もする。しょうがないのでそれまでメインキャストの4人の声を素材にしてどんな「声ラブコメ」を描いていくのかというところを興味の中心において見守っていくしかないだろう。直前のアニメに「七色の声を持つ声優の卵をプロデュースするラブコメ(CV鈴代)」があったのでびみょーに被ってる感はあるが、そこは「4種の職業」というお題目でなんとかバリエーションを増やしてくれ。……どう考えても一番向きじゃない気がするみっくがアナウンサー志望なのはなんなんだろうね。

 一応希望的な要素をあげておくと、個人的には今作のような「極まった方向性の主人公」は嫌いじゃない。どうせギャグはふんだんに盛り込んでいかなきゃお話も続かないのだし、どうせなら吹っ切れたイカレ野郎の方がそれを取り巻く女の子たちの反応も新鮮で楽しいだろう。なんとかこのまま、多少ムカつくくらいでもいいからイタいキャラを崩さないでほしい。

 
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