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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
終焉が近いか、第20話。先週まで大暴れしていた3体の三木眞一郎が打倒され、最後に平穏無事なパパミキシンだけが残されたのです……。 どうやら「ミズハ騒動」は完全に集結したようである。まぁ、現実社会では責任の所在をめぐってゴタゴタはしているし、下手したら前途ある若者たちが前科ある若者たちになっていた可能性もあったのだが……あんだけ必死に対策を練っていたのに最終的にナレーションの「ボンと財団の力でなんとかしました」の一言で終わっちゃうの草。 結局、今作の「現代編」を象徴していたのはずっとユーキだった気がする。今回サブタイトルにもなっている「共存」の精神。元々ノッカーが掲げた野望であり、フシはそれをなかなか認められずにやきもきしていたわけだが、オカルト脳のユーキはその辺りの柔軟性が常軌を逸しており、敵だろうが余裕でシェイクハンズで友達になっちゃおうという博愛すぎるマインドの持ち主。それが一番発揮されたのが前回の「綺麗な水」であり、遠因的にミズハノッカーを打ち負かす要因にもなった。ノッカーが目指す「共存」の形が個体によって違ったりするのでなかなか完璧な和平案とまではいかなかったが、結局一番ノッカーに(そしてミズハに)寄り添ってフシとの間を取り持ってくれたのがユーキだったのだ。今回はそんな彼の理念が結実し、また夢に一歩近づいた展開といえるのではなかろうか。 ミズハ一家はようやく手に入れた団欒の中にある。イズミさんもイツキもどうやら「元の人格」がちゃんと帰ってきたようで、長らく抱えてきた血筋の問題にもきちんと向き合う決意をしたらしい。まぁ、夫婦関係が幸せな形にまとまるかどうかは分からないが……少なくとも親子関係は良好である。振り返ってみれば、純正イズミさんの心からの笑顔って作品内で初めて登場したのでは。 守護団がらみの問題も解決し、フシもユーキやミチとの交流を通じて「共存」へ多少なりとも前向きな姿勢を示す。ここからの数百年はノッカーと共に生きる新たな時代になる……と思っていた矢先に、いよいよ最後の課題が提示される。「くろいの」ことサトルくんから明かされた衝撃(でもない)のラストプラン。それは引退したサトルに替わって、フシがこの世界の全てと繋がり、観察・管理をしていくというものであった。まぁ、くろいのが生まれた経緯を考えれば、そうしてフシを後任にしたかったというのも納得といえば納得か。そのためにわざわざこんな遠回りな「フシ育成プロジェクト」を続けていたとしたらちょっと迷惑すぎる気もするが……残念ながらその辺の感覚は人間と違うのでしょうがない。文字通りに地球規模、何万年規模の話である。どうしたらよかったなんてたらればで語れるような問題でもないのだろう。 全ての権限を委任する、と言われても、フシは困ってしまう。これまでだってだいぶ能力を持て余し気味ではあったのだ。これ以上仕事が増えて心配事が増えたら、ただでさえ不安定なフシのメンタルではやっていけそうもない。だからこそ周りのみんなも基本的には反対の姿勢。ただ、そうして「フシが次のステージに行く」ことを悪く思わない人間もいる。ボンはサポーターの中でも一番大局的にものを見られる人間。そしてユーキは物事を決してネガティブに受け取らない人間。このあたりの連中が「やってもいいんじゃね?」と言っているのだから、フシもまだ考える余地は残っているのかもしれない。 あんだけ色んな人間が集まってるけど、最後にフシの背中を押して当座の決断を下したのがマーチの一言っていうのがいかにもな話よね。困った時はママに相談すればいいのよ。 PR 総力戦! 第11話。ちゃんと懲罰勇者部隊が「部隊」っぽくなってるのをみると感慨深いものがありますね。いや、過去にもこうして実績残してたのかもしれないけど……ここまでチグハグ具合しかフォーカスされてなかったからな……。 いや、考えてみりゃ今回もツァーヴが来てないからまだ部隊としては完全じゃねぇんだな。でもまぁ、ある程度はザイロの思い通りに作戦は動いたんじゃなかろうか。民草へ侵攻してきたフェアリーについては都度対策部隊を置くことで処理。今回もその人徳の深さを見せつけてくれた陛下は相変わらずの活躍っぷり(本人は指示出してただけだけど)だし、しょーじき不安要素でしかなかったライノーも、言動こそ怪しかったが一応一般人への被害は出さずにことをおさめられたようだ。「倫理観の問題かな?」って分かってやってるのは本当にタチが悪いのだが。こうして並べると勇者部隊って中・長距離戦闘が得意なやつが多い気がするのだが……そんな中で1人奮戦したのがタツヤ。もう、近接戦闘は彼1人置いとけばなんとかなるんじゃないかな。今回は雷杖まで使いこなせることが判明し、気づけば部隊の中では一番計算しやすい安定の戦力ということに。 期待の大型戦力として投入されたジェイスだったが、竜騎兵対策として相手にも「砲兵」が投入された。「追尾弾」などという便利極まりないアイテムを持ち出され、「魔法があると近代兵器さえ超えるんじゃねぇか」と長距離砲の便利さをしみじみ感じることになる。でもまぁ、乱戦になれば精鋭の数で上回った勇者側に軍配が上がった。特攻をかけた女神&我が騎士の前に立ちはだかるのは再び見えたシジバウさん。フェアリーのサポートも得て一瞬だけザイロを撃ち倒せそうだったが、砲兵のサポートをこちらに回してしまったせいで対空防備が手薄になり、その隙をついたジェイスが地上への爆撃を強行。これでシジバウさんがロストしてしまう。さらに砲兵の目を近くに向けたことで今度は砲兵VS砲兵のマッチングでもバランスが傾く。まぁ、そもそもライノーの「砲」の方がだいぶチートだったようだが……容赦ない絨毯爆撃であっさりと落ちる敵側砲兵のおっちゃん(名前知らん)。これにて、相手軍に残されたのは中ボスポジションのブージャムのみとなった。 勇者軍は全員生存、相手は1人ってんだから楽勝のようにも見えるが、遠距離兵ばかりという状況をうまいこと利用され、血煙&土煙の目眩しで長距離武器を無効化。ジェイス・ライノーが機能しない中、結局は一騎打ち(女神付き)を強いられるザイロ。武装して真の姿を現したブージャムさんはフィジカル面では圧倒的なスペックを発揮し、問答無用で女神コンビをぶっ殺しかける。さしものザイロさんも走馬灯が頭をよぎらずにはいられない。しかし、そうしたことで過去の悔恨が魂をたぎらせ、最終的には「テオリッタちゃん守るぞエネルギー」に変換されて最終奥義の聖剣へと繋がってしまう。まー、やっぱどう考えてもマッチメイク的にブージャムさんは分が悪かったですね。彼の立ち振る舞いから、「魔王現象と一括りにされる連中にもいろんな考え方があるんやな」という事実と、「あのお方」的ラスボスの存在がはっきりと認識できたところを収穫と受け取っておこう。 これにて都市での攻防戦は一旦人間側の勝利で終了。しかし、それじゃぁお話が終わらないってことがございまして……団長さん、おじさん何してたの? だいじょぶ? 「死亡遊戯で飯を食う。」 6→3 すまねぇ……受け止めきれなかったんだ……ここまで初期評価と最終評価が分かれた作品も久しぶりだよ。まぁ、最近は途中でついていけなくなったらリタイアするからな。 白状しちゃうと、2つ目のミッション(つまり3話目あたり)でだいぶついていけなくなっていた。多くの視聴者が同じ感想を持ったと信じたいが、あまりに観念的な描写が多すぎて内容が理解できなくなったためだ。1話目で思わせぶりに表示されてたカウントアップ、結局最後まで出しっぱなしだったし……あれも意味があったんだろうか。もし最後まで集中力を切らさずに見ていたら何かしらの答えが得られていたかもしれないが、残念ながら今作にはそこまで集中力を持続させられるほどの引力が無かった。 苦しみながらも一応最後まで視聴を続けていたのは、監督の上野壮大氏というクリエイターは何かすごいものを生み出せる人物だと思っているから。こんな点数をつけておいてなんだが、未だその評価は変わっていない。それくらいに「義妹生活」のインパクトが大きかったのだ。しかし、今回も「義妹生活」に似たラインの演出方向で見せていたことが決してプラスには働かなかった。適材適所、作品内容と演出の噛み合わせ。そこへの配慮は正直足りていなかったと思う。この人がこういう演出一本でしか作品が展開できないとしたら……まぁ、何かうまいこと噛み合う原作を見つけるか、オリジナルを展開するしかないだろうね。でも、かつてクセつよ監督の代表と言われていた新房昭之だって、周りをねじ伏せてストロングスタイルで傑作を何本も世に出しているわけで、決して噛み合わない武器ではないと思っているよ。 それでは、今作でなぜその「武器」がはまらなかったかということを漠然とではあるが考えてみると、「義妹生活」との大きな違いは「リアリティラインの差」である。いや、別に義妹との恋愛ドラマがそこまでリアルだとは思わないが、「妹がいる」「他者との愛情について考える」、ひいては「恋愛をする」は広く人類が理解できる通念なわけで、そこに前提条件はいらない。誰もが皆、どこかで自分も経験したかもしれないあれやこれやなので読み込みを深くすることが可能で、多分に観念的であったり、抽象度を上げたとしても、それを汲み取るだけの受容器官が備わっている。あまりに普遍的すぎるので普通にやったら「ベタ」になるかもしれない題材を、斬新な演出でもって真に迫ってみせるスタイルがハマったのだ。 対して今作はどうだろう。原作を読んだことがないのであまり断定的なことは言えないのだが、やはり「デスゲームもの」はどこかアホっぽくはある。当然リアリティなんて置き去りランナウェイだろうし、多分今作の「デスゲーム」は過去の類似作品と比較してもかなりアホ寄りというか、適当なものだったようには思う。ルールも分からんし世界観も見えない。ましてそんなゲームに参加している少女たちの心情など、普通の人間はいくらも引き寄せて理解することはできないだろう。そこにさらに理解を困難にするような演出・ギミックを混ぜ込まれては、そりゃ「分からんもの」にしかならないのではないか。 映像部分にしても、止め絵のインパクトの強さが初期配点の要素でもあったのだが、流石に「殺し殺されデスゲーム」の画面としては静的すぎる。多用された遠景の固定カメラからの長回しは切迫感を生み出せないし、カット割りのぶつ切り加減も緊迫感を寸断することになってしまう。監督が描きたかったのは狂った状況に身を置く1人1人の少女の内情なのだということは理解しつつも、それを追うために必要となる前提、「まず何が起こっているのか」を伝えるための情報が足りなすぎた。毎度毎度何か大切なものをすっ飛ばして偏執的な撮り方をされるのは、なんだかラーメンのうまさが知りたいのに延々メンマの断面だけ映されてるような、そんな違和感があるのだ。 うーむ、強い作家性というのは評価したいし拾えるものなら拾いたいとは思うのだが……今作については、本当に題材との噛み合わせが悪すぎた。次作は仕切り直して頑張っていただきたい。 ジャイアントもレッサーもどっちも可愛いじゃん、第34話。かなはどう見ても愛嬌でいえばレッサーの方が近い気がするけども。ちなみに声優業界でパンダといえば井口裕香です。(個人の認識です) さぁ、一気に映画制作が加速する。主演女優を決める「個人間オーディション」は試みとしてもだいぶ無茶だし、その内実もだいぶエグい。不知火フリルはルビーの実情も、なんならあかねとアクアの地獄の関係性すらもろくに認識せず、ほんとに個人的な興味と都合からこの2人を呼びつけたものだと思われる。役者としては優秀な人物なのだろうし、ルビーたちの「友達」としてもそれなりの配慮はしてくれているだろうが、それでもなお、このキャスティングでかかる負担は彼女の想像の埒外。まぁ、もし全てを理解していたとしても、そんな状況で役を受けられたかどうかは微妙だが。 ルビーは何も知らずにオーディションに加わったので、最初の演技については本当に「嘘つき」と言われて思うがままに出てきたものを表現したのだろう。しかし、その状況ですらあれが「滲み出て」しまう時点で彼女は役者としては大きなビハインドを抱えている。いや、役者としてはむしろ武器になりうるのかもしれないが……何かを演じるたびに精神がゴリゴリ削れていく彼女の生い立ちは、やはり役者ではなくアイドルとしての分かりやすい「嘘」をかぶっていた方がマシだったのではなかろうか。 そして間の悪いことに、あかねは持ち前の洞察力(と事前のアクア情報)によってフリルの企みを看破。演じるべきが星野アイであることを突きつけ、フリルの真意を引き出す。あかねの目的はあくまでもアクアに対してアクションをかけること。彼とよりを戻そうとまでは思っていないかもしれないが、一時は「代わりに泥を被ろう」とすら思っていた関係なのだし、何か取り返しのつかないことをやろうとしているならなんとか止めようというのは後でアクアにも告げた通りの本心だろう。そのために、映画の中になんらかの役で食い込んでおきたいとは思っているが、それは別に主役のアイじゃなくてもいいとのこと。 そうして利害が一致したからこそ「個人間」のオーディションではルビーが選出されたわけだが、後から考えれば、ここであかねが何としても止めてくれていた方がよかったような気もする。ただでさえ「嘘」をつき続けなければいけないルビーが、まさかのアイ役で色々なものを背負い込みすぎることでこれまで以上の摩耗を強いられる。あかね目線ならこのルビーのピンチにも気づいて止められたかも、と思うのは流石に買い被りすぎだろうか。結局、アクアから三行半を叩きつけられてしまったことで、あかねという有用な人材が活かしきれない「異分子」になってしまったことは各所に与える影響がでかい。 ルビーはアクアの「復讐」の突端をつかみ、再び揺れている。アイを私利私欲で利用したと思っていた兄だったが、どうやら根幹は自分と同じでずっとブレていない。そして残念ながら、ルビーの目からはアクアの企みの奥底まで見通すことはできない。どのような形で関わったらいいのかを決めかねる状態では、「役者として」「娘として」「妹として」最善を尽くすしかない。何より、ルビーの立場であれば半端な「星野アイ」を作り上げることは許されないだろう。 しかし、その結果どんどん自我がぐちゃぐちゃになるルビー。自分は星野ルビーなのか、星野アイなのか、はたまた天童寺さりななのか。「母」の面影がミックスされ、幼少期の記憶は「自分」なのか「役」なのかもあやふやな状態に。果たして、この状態のルビーにアイ役を受け止めるだけの余裕があるのだろうか。そして、まさかのスポンサーで登場した人物の名前は「天童寺」……。まだまだ波乱は続きそうだ。
冬来りなば? 第11話。考えすぎて損はない。考えて考えた先に未来は待っている。それが明るいか暗いかなんて、誰にも分からないけど。 今回は珍しく「心が押し潰されて泣きたい」みたいなシーンが少ない、明るい寄りのお話。いや、引き続きしんどい思いはしてるんだけどね。ただ、サブタイトルが「彷徨う」とか「縛る」とかじゃなくて「解き放つ」なのでね、ようやく朝ちゃんもこれまで迷ったことへのご褒美が与えられてもいい頃合いなんじゃなかろうか。 学校生活、そこには生徒の数だけ人生があり、違う世界がある。朝がショックを受けた優等生の森本さんの一言。そんなあからさまな怒りを世間に向けた彼女の存在自体も驚きだったし、自分が日常だと思っていた世界の一部に、そんな激しい感情が潜んでいたというのもびっくりだっただろう。そしてそんな森本さんは不登校になってしまっているという。何が彼女をそうさせたのか、朝には分からない。けれど、自分と違って「目立って」いた人たちの行動には、やはり何か考えさせられるものがある。 朝と同じ高校生だって、それぞれの世界で「目立たずに」生きたり「目立って」生きたりしている人がいる。野球部の誰かは、自分の人生を思って部活を辞める決心をしていた。それは前を向いているのか、後ろを向いているのか。気づかないところで、付き合っている高校生カップルがいた。高校時代の恋人なんて「目立つ」存在だが、朝と彼女たちの違いはなんなのか。そしていつも隣にいるえみりちゃんだって、朝には話していない何かがある。自分をカメラの中心に置いたドラマは、どこにあるのだろう。 朝が考えたい時のヒントは、いつだって大人たちだ。「目立つ」代表選手といえばもちろん槙生という格好の素材があるので、朝はとりあえず「槙生の悪口ノート」をつけてみることにした。以前「語彙がなぁ」と言われたことを気にしてもいるのだろうか。こまめに辞書を引いて作家の語彙力を吸収しようとするその姿勢は素晴らしい。たとえそれが罵詈雑言だけだったとしても。ただ、槙生が使いこなしているさまざまな言葉も、まだ朝にとっては実感を伴わないものも多いようだ。「空虚」を思い浮かべた時に想起されたのは亡き父と母の家庭のワンシーン……。確かにそのやりとりにはどこか虚ろさを伴っているようにも見えるのが「実際は籍を入れていなかった」という夫婦関係によるものかどうかは分からないが、それでも確かに目の前にいたのは「父」と「母」であった。失ったことを噛み締めて振り返るその記憶は、おそらく虚ろなものではなかったのだろう。 考えることが苦手な朝と、考えすぎの槙生。2人の認識のずれはまだまだ大きいが、朝がいちいち言葉を飲み込んで槙生に最後まで突っ込めないのは、自分の方が「下」にいるような引け目の感覚が大きかったのだろう。社会不適合にしか見えない槙生でも、自分を養って生活を維持できている。過去を振り返れば恋人だっていた。なんだかんだえ友人関係もそれなりに豊富だ。挙句サイン会にまで出ていき、「達者な」スピーチもこなせるそうな。なんだこの「目立つ」人種は。違いばかりを気にしてどんどん行き詰まっていく朝。しかし、そんな彼女の「キャラ自認」は槙生の友人・もつさんから一生に付されてしまう。「ほんとつまらないことで悩んでるのがいかにも若者らしい」と。悩める青少年にかける言葉としては割と最低の部類だ。 しかし、そんなあけすけな言葉こそが、難しいことが苦手な朝にはスカッと刺さる一言でもあったらしい。キャラを気にしなくていい。やりたいことがあるならやればいい。他人からのお仕着せじゃない、それはきっと朝が本当にやりたかったこと。そう言われて、喉の奥にずっと引っかかっていたような言葉も、ポロポロと出てくるようになった。とりあえず歌ってみた。いや、それはどうかと思うが……人それぞれに「解き放ち」方にはいろいろあるんだろう。朝は、歌ったら解き放てたのである。 人生は難しいことばかりだけど、人生はそんなに難しいもんじゃない。ケセラセラの精神でもって、ようやく朝も、ちょっとだけ生きやすいやり方が見えてきた。
「グノーシア」 6→8 ちょいと下駄をはかせすぎじゃない? とは思うが、まぁ、私は人狼大好き民なので、その分の補正がかかっていると思っていただきたい。いや、でも純粋にシーズン中の興奮度合いで言えばトップクラスだったと思いますよ。 評価ポイントは大きく2点、細かくするなら3点。まず1つ目はなんといってもその構成の妙である。元々番組がスタートした時に何も知らなかった私は「人狼ゲームってドラマのシナリオに落とし込むの難しいんだよな」とやや不安を示していたが、今作の向かうところはそんなちゃちな心配をするような場所ではなかった。いや、確かに1回1回の人狼ゲームとして区切った場合にはしょうもない回……というか凡ゲームすぎることも多々あったんだよ。「その進行はおかしいやろ」とか「素人考えにしても単純すぎるやろ」とかね。ただ、それだって人狼をあまり知らない人に見せるアニメだと考えれば親切なチュートリアルみたいなもんだし、どこまでいっても「普通の人狼ゲームとグノーシア探しは訳が違うんや!」という話なので、「純正人狼ゲームとして」楽しむなんて視点は早々にオミットされるべき。 その上で、「人狼を繰り返すことによって周りの子と仲良くなるコミュニケーションゲーム」という身も蓋も無いゲーム構造がちゃんと魅力的に映るような筋運びになっていたというのが最大の評価点なわけだ。最初の数回は愚直に人狼を繰り返して主要メンバーとの交流を図りながら、「こいつらはどんな人間なのかな?」という興味を惹き、それ以上に「ユーリ君は何を考えてループを繰り返す人物なのだろう?」にも目を向けさせる。少しずつフラグを立てながら進んでいく多重世界を追いかける我々視聴者は、あたかも自身が鍵になったかのように、ちょっとつず蓄えられていく知識(情報)に一喜一憂。その変化を楽しむことができる。30分区切りという大きな制約を持つ地上波アニメで、毎回の緊張感をきちんと持たせた上で大局の物語を勧めていく手管は非常に計算高い。 さらには合間に声優特番を挟むところまでもが構造の一部になっているというふざけたしたたかさ。いや、ゲームをやってる人からしたらバレバレだったのかもしれないが……私は素直に「なんじゃその構成!?」って驚いたもんね。そうして1週間引っ張られた怒涛のエピローグ3本がまさに真骨頂。一気にいろんなものを回収していくカタルシスは多幸感に溢れるものだった。 そうしてお話自体がお見事だったことが大きな1点目で、それを支えるアニメーション映像の素晴らしさが大きな2点目である。ドメリカの作画は正直期待してなかっただけに、2クールの長きにわたって大きな崩れもなく、この個性的なキャラクターたちを動かしきったのは非常に大きな功績。まぁ「人狼アニメ」なのでそこまでモーション作画のカロリーが高くないってのはあるだろうが……それでも、これだけ細かいキャラ作画を選択した時点で1枚1枚のシーンを組むだけでも結構な責任を伴うはず。グノ顔のテンション感なども含め、きちんとこのふざけた世界観に没入できるだけの画面を作ってくれたことの恩恵は大きい。 そうした作画部分の良さの下位分類にはなるかもしれないが、描かれるキャラクターたちの魅力が一番大事な屋台骨。ジリジリと真相に迫っていくドラマ脚本とキャラの個性に極振りしたキャラデザという両輪があって初めて、今作の15人はここまで「気になる」存在になったのだろう。いや、そりゃまぁ「結局しげみちってなんだったんだよ」「それ以上に夕里子はなんだったんだよ」などの疑問は残りますが、別に「その場にしげみちたちがいること」に何の違和感もなくなっていたし、登場した時にちょっと嬉しくなったりもしたでしょう。15キャラを描くのに2クール弱ってのは決して余裕がある尺ではないと思うのだが、配置のバランスも含め、「キャラゲー」としての魅力をしっかり伝えてくれていた。ま、やっぱり僕はラキオニキを推しますけどね!(女の子だったら断然SQちゃん) 改めて「原作ゲームもやってみたいなぁ」と思えるだけのアニメでした。ゲーム原作でここまでハマっちゃったアニメは案外久しぶりかも。この先も、人狼文化に幸多からんことを。
アニメ登場回数ダントツ1位(俺調べ)の駅、京都駅が記録を更新! 第10話。しかも今回は普通アニメに使われる特徴的な正面の駅ビル風景じゃなくて(タワーだけ映ってたけど)裏手の八条口の風景が見られるというレアな描写である。実際、修学旅行生が使う貸切バスなんかは八条口のターミナルから発着するので、その辺もちゃんとリアルに作られているのだ! というわけでストレートで「けいおん!」と同じサブタイトルの今回。日常でもいちいちおもしれー連中なので、修学旅行なんてイベントが面白くならないわけがない。こないだキスして別れた鈴木と谷はちょっとドギマギ状態からスタートしたけど、「鈴木もちゃんと緊張してくれたんだぁ」ってことに谷が気づけて不和解消。あとはずっとイチャイチャである。 と、その前に今回は久しぶりの西・山田カップルのお話が進行。まぁ、山田がいつも通りに無双してるだけなのだが、脇で観察してるホンちゃん(本田さん)のリアクションがいちいち全部面白いので退屈しない。彼女特有の「くちびるを内側に巻き込んで耐える」表情なんなの。西さんが引き続きいい子すぎてこの2人の関係性はたまに心配になるんだけど、西さんがホンちゃんに全幅の信頼を置いてるし、多分大丈夫なんだろう。 さらに、名前的にも西さんと「正反対」な東さんを中心とした挿話もあり、個人的にはこの話の東のメンタリティがとても共感が持てるものでよかった。今作は本当に1人1人のキャラが色んなことを考えながら青春を生きてるのがいいよね。中学時代から浮き名を流していた(?)「雰囲気いい女」な東。以前も「なんとなく合わせてただけなんだよなー」ってんで殺伐としていたが、今回は修学旅行の班分けというダイレクトな問題に直面し、和気藹々とした現在のクラスの雰囲気の中で自分の立ち位置がどうなっているかを今更自問自答することになった。「中学時代も、1年生の時も本当の意味での友達なんて少なかった」という事実について、原因を究明しようとする東。「なぜ人付き合いがこうも緊張を強いられるのだろう」という疑問を巡らせ、「もしかしたら自分の考え方は色々余計だったのかも」と思い至る。最終的には鈴木を介してできた2人の「友達」ともお買い物に行けたし、東まわりの人間関係も変わってくるのかもしれない。 さぁ、レッツ修学旅行。初日の鈴木は谷と一緒にお菓子作り体験で、偶然西・本田ペアと遭遇。本田さんからしたら未確認生物だった鈴木の初接触・初観測だったが、まぁ、変な奴だということは伝わったようである。谷との漫才が西さんに刺さってる様子もなんとなく受け入れているが、多分先日のお笑い動画のように、本田さんからしたら「何が面白いかは分からん」のかもしれん。いや、でも鈴木の私服のセンスだいぶおもろいやろ(そこかい)。ちなみに2日目の旅程はイラストからして「金閣→銀閣→清水寺」だと思われるが、その旅程だと京都市をほぼ一周ぐるっと回ることになるので公共交通機関だとかなりのタイムロスを覚悟する必要があるゾ。 そして旅館では女子の部屋での恋バナ集中砲火が鈴木に浴びせられる。なるほど、「公然の付き合いだと思ってたけど、近しくないクラスメイトからしたら案外分からない」も真理よな。そしてこないだ一歩進んだんだけどまだまだ物足りない鈴木の悶々。青春だなァ。そこからお風呂シーンへと突入して一応はサービス回の様相だが、残念ながら今作はそういうサービスは特に求めてないから気にしなくていいぞ(いやでも東さんはなかなかセクシーではある)。ゆでダコ状態の鈴木はここで新たに「進展」を言葉にしている。「いい女風でどうでもいい女」な東さんからしたらウルセェ馬鹿野郎案件だ。 女子どうしの絡みだと、修学旅行で「初めてすっぴん見る〜」なんて楽しみがあるのはちょっと驚き。そうか、そういうもんなのか。男どうしじゃそんなん絶対ないからな……せいぜい一緒に風呂入って「初めてちんこ見る〜」くらいだろうか。盛り上がる話題じゃねぇわ。しかし風呂上がりの鈴木さんは髪質的にはバフもかかっているらしく、数分間のシンデレラタイムに谷を見つけて突撃。お風呂上がりの初心者カップルなんて、それだけでだいぶ煩悩まみれですよねぇ。「谷って欲求あんの?」の答えはもちろんYESなわけだし。ま、それを発揮するのがここじゃないってだけですわ。ちなみに髪質サラサラの鈴木さん、ほんとに持続時間は数分だけらしく、谷と話してドギマギしてるうちにどんどん癖っ毛がぴこぴこし始めるの、すごく芸が細かいし面白かった。 色んな関係性が、2日目に進展するのかしらねぇ。あらあらうふふ。 祝! グレイちゃん初登場!! 第11話! もっと、もっと時計塔を見せるんだ! などという戯言はさておき、こちらの作品もデトックス期間に前回の感想をサボってしまったため、展開が動きすぎておっかけるのが大変な状態。別に「観る」だけなら同じはずなんだけど、視聴後に記憶を呼び起こしながら記事を立てるとやっぱ理解度が違うんだよな。軽く前回の展開を振り返っておくと、ギルさんとセイバーのバトルが決着すると同時になんか変なのが介入してきてギルさんが死亡(瀕死?)。こちらは「イシュタル」という人物なんですが、名前は聞いたことがあるけどどんな存在かは全く知らない。名前を聞いたことがあるのも多分FGO関係のネタとかでちらほら「聞いた」だけだと思う。つまりFate界隈を履修してる人はそれなりに馴染みがあるんだろうが、私はよく分からんのである。しょうがないので簡単に調べてみたんだが、とりあえず「ギルさん及びエルキドゥさんの同時代に存在した関係者で、なんやかんやあってこの2人と敵対している」くらいの認識でいいのかしら。「なんで英霊でもねぇのにそんな奴がスノーフィールドにいるんだよ」という疑問に関しては、今回ご本人の回答で一旦納得するしかなさそう。要約すると「あの2人が再会した時に私が再起動するようにプログラムを仕込んでたのさ!」みたいなことだと解釈している。まぁ、とにかくギルさんは瀕死、エルキドゥは積極的に命を助けたりはしないが、多分マスターのティーネちゃんが悪い奴じゃないと分かれば、何かしらの協力関係は構築できそう、くらいの状況か。 前回動いたもう1つの局面が真アーチャーVSバーサーカーの対戦で、一度は宝具を奪われ完敗したと思われたジャックさんだったが、現れたのは正義執行警官隊のサポーターであるキャスターさん。彼は武器のクラフトを専門として他の陣営にもサポートを施すことができるようで、打つてなしの状態だったバーサーカー陣営に対し、「でもお前、マスターとしてすげぇ才能持ってるじゃん」ってんで何がしかのフォローを展開。その結果「マスターとサーヴァントの力が一時的に融合してフュージョン状態に」というチートが発生し、警官隊との協力もあり、一時的に真アーチャーの撃退に成功。バーサーカーはまだ退場せずに済んだ。 というところまでが前回だったわけだが……このどさくさで謎の存在だったライダーが結界を発動。付近にいた大量の陣営を巻き込んで固有領域に封じ込めてしまったという。飲み込まれたのはセイバー陣営&警官隊チーム、バーサーカー陣営と教会の面々、そしてシグマくんとアサシンのおねーさんの3チームである。このうち、シグマくんたちは直接マスターである繰丘椿と対面、ライダーの姿も目撃しているが、マジでなんなのか分かんなくて手をこまねいている。結界で切り離されてしまったせいでウォッチャーの力は使えないようだ。 フラットくんは結界に捕まってもいつも通りな感じで、うまいこと「本当の世界」でエルキドゥが展開してくれた何かとアンテナを接続することに成功し、ウェイバーくんとの連絡も繋がった。教会の面々も含め、とりあえずの目標はライダーをどうこうするというよりもとにかく脱出が最優先の模様。そしてウェイバーくんから告げられたのが……。 ということで今回中心にいたのはセイバー陣営である。気絶中の白昼夢でセイバーの過去と接続したアヤカ。彼女がセイバーを気遣い、セイバーは警官隊のことを気遣い、その結果みんなして椿ちゃんのことを気遣わなきゃ、という変な状況。まぁ、一番正義感あふれるチームなので、最終的に「ライダーは打倒しなきゃダメだけど、多分マスターの幼女に罪はないだろうからうまいこと助けてあげようねぇ」という結論に落ち着く。 ただ、そんな中でどうにもアヤカの様子がおかしい。変な記憶の喚起、何故か響いてくるプレラーティの声。そしてウェイバーくんが告げた、「そのアヤカ偽物やで」という衝撃の事実。何から何までFakeだらけのこの世界、視聴者も翻弄されっぱなしですわ。 いい……最終回だった……最終話!! ほんとに全部の構造が綺麗よね。アニメスタッフはこの21話(+特番)の組み方をほんとに真剣に考えてくれたんだろうなぁ。 よりによって前回分がデトックス期間だったため感想書いてないんだけど、前回分も色々あってふつーに面白い回でしたよね。特にループ再開したユーリきゅんが色んなループでやりたい放題やってるダイジェストカット。「このループもたっぷりみたーい!」っていう気持ちになるのが多くてさ。特にラキオと2人してグノーシアやる回。めっちゃユーリが楽しそうなのよねぇ。他にも「なんかループの比率的にユーリ子ちゃん回多くね?」ってのは気になったんですが……まぁ、仕様でしょうねぇ……。 ってなこってループを「前回の10倍」繰り返したユーリは無事に目的を達成してセツの待つ宇宙に到達。決まったルートだったのか神の配剤か、なんとそこは最初に目覚めたのと同じ(もしくはめちゃそっくりな)世界線。初期メンが顔を連ねて5人だけで密度の濃い議論とわちゃわちゃを楽しむことができた。特にラキオさんといっぱい絡めたのはユーリにとっても感無量に違いない。まぁ、泥棒扱いされただけだけど。こんな状況でも理解が早いラキオ・リアクションが薄いジナ・諸悪の根源SQちゃんという座組みなのでとんでもねぇ事態になってもなんとなくついてきてくれるの助かるね。 鍵をパスしたりパスされたりでややこしかった世界。「最終的になぁなぁで終わるんやろなぁ」と思っていたのだが、最後の最後でこの世界の謎を解き明かしたのはセツさん。おそらくユーリと同じようにこの宇宙で必死に情報集めをしたのだろう。ククルシカ暴動にも相当悩まされたのだろう。そこにユーリから「あれ、でも俺らの宇宙にククルシカおらんかったやで」という情報が入り、真相に辿り着いた(まぁ、あまりにパラドキシカルなのでよく思いついたとは思うが)。面白かったのは、SQちゃんがグノーシア化した時だけマナンになってるという種明かし。これ多分、過去ログ漁ったらSQちゃん狼回は全部一人称が違うってことよね。全部じゃなくても最悪1話目は「私」だったんだろう。ちゃんとそうやって拾える伏線用意してることと、そんなマナンの情報はユーリも独自に入手して答えに到達できるようになっているところがニクい。さらに「人格移せるならこの精巧な人形にも入れられるやろ」ってことで、なんとまさかのククルシカ爆誕。作品世界屈指の問題児であるマナンがぶち込まれた人形は元の宇宙に戻ったら多分レムナンくんを無意味に怯えさせたり、宇宙船ぶっ壊して悦に入ったり、色々な人生を謳歌しているに違いない。なるほど、あの時のククルシカも「どうせ死んでもループできるし」で無茶苦茶やってたってのは全部納得。まさかのネタバラシに拍手でございます。 きっちり終わらせたことも偉いし、ラストはなんかよく分からないけど「ユーリくんも幸せになれるんだよ」という匂わせエンドになってるのもここまできたら当然の配慮だろう。巡り巡る宇宙の中で、とても良いものを見せてもらいました。これ、アニメ視聴者も「周回プレイ」が求められてるよね…………お互いにお疲れ様です。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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