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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「元日」などといったたいそうな看板を掲げちゃいるが、1月1日だって「1日」であることに違いはない。それが意味することはなんだろう。そう、ファーストデイだから映画が安いのである(まぁ、今や安いといっても一昔前の定価くらいになっちゃってるが……)。というわけで、どうせ家にいてもゴロゴロしてるだけのおっさんは一念発起、劇場に足を運んで映画を観ることにした。ぶっちゃけ、観る作品はてきとーに決めた。正直に言うと「ズートピア2」をまだ見ていないのでこれを観るのが一番正しいのだが、なんとまぁ、元日でもそこそこの人の入りでございまして。「

空いてる劇場でゆっくり観たい」勢からすると人気作品はまだまだ様子見なのである。

 というわけで割とマジにダイス振って決めたくらいの適当な作品チョイス。おかげで事前情報すらほとんど入れず、なんとなくの視聴という私としては珍しい状況である。そんな中での感想を折り返し前に一言で言うと……「体調が悪くなりました」。

 いや、思い返せば劇場に出かける前に頭痛があって薬飲んでから出てるし、単にデフォで体調が悪かった可能性はあるのだが……なんか、すんごいしんどかったです。「体調が悪かったから映画がしんどく見えた」のか、「映画がしんどかったから体調が悪くなった」のか。もはや鶏と卵のデットヒートにゴールはありません。

 

<無責任なことを書き殴りつつ以下ネタバレ注意>

 


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「キミと越えて恋になる」 5→5

 「ただひたすら甘々な青春カップルを見守る」の6本目。いや、甘々というには、少々刺激が多すぎた気はするが……。ギリ放送コードからはみ出ずに済んでよかったですね。

 「6本目」とはいいつつ、今作は甘々要素の周りに配置された要素が一番殺伐としている。スタート地点が「異種族間の摩擦」というテーマ設定からなのでどうしたって話はシビアになるし、そのシビアさの設定がちょっと安易というか、「獣人が出てきたからってこんなに差別的な社会になるんか?」という部分については未だに飲み込めていない。ラブロマンスを盛り上げるためには色んな障壁を用意してそれを2人で乗り越えさせる必要があるわけだが、その障壁の準備の仕方がだいぶインスタントというか、「そこで理不尽ないじめがあるのはただ純粋に胸糞悪くない?」みたいな感情がよぎってしまったので大きく加点するには至らなかった。同じような「立場の違い」を切り取った作品に直近では「薫る花は凛と咲く」があったが、あっちはちゃんと「差別」についても色々と葛藤があってのコミュニケーションが続けられたが、今作はずっと「壁? しらねぇ!(ドン!)」という流れを続けるだけなので、山の作り方のバリエーションでちょいと水をあけられた形。理不尽な世界を、ただ純粋に理不尽に描くことは別に悪いことではないのだけれど。

 今作で他作品と差別化を図る要素があるとするなら、やはり「獣」をテーマにしたもんだから出てきちゃったエロ要素だろう。文字通りの「獣欲」について、まだろくに付き合ってもいない初期段階から強制的に向き合わされた結果、「獣が本能に従うのはしょうがないのです」は分かるが、そこからさらに「その本能を抑える練習もしつつ、ほどよくエロい関係性を作っていこうぜ!」という譲歩案でガンガン進んでいくのはちょっと新鮮。レディコミとかはエロについて容赦ないなんて話を聞きますが、今作も似たようなフィールドで展開されているということなんでしょうかね。どうせやるなら寸止めは勘弁してくれ、と思っちゃうタイプなのでこういう放送コードギリギリみたいな濡れ場要素はあんまりプラスに取る気はないのだが、そこで描きたい要素はちゃんと信念をもってやってるんだろうな、という覚悟は感じられた。あとはケモ業界のプロの人たちに受け入れられるかどうかだよな(プロってなんだろう)。

 映像部分に関しては、普段の視聴では制作がミルパンセだという事実は割と忘れがち。それくらいに、スタジオのアクを抜いていい具合の作画を維持してくれていた。線の細さが武器になるのはやはり女の子を描く時なのだが、特にキサラちゃんのデザインはよかったですね。「猫むすめ」っていう題材はリアルに寄せるとちょっと怖くなっちゃう部分があるのだが、キサラちゃんのデザインはギリで猫の可愛らしさも残しつつも等身高めのデザインが実現できててよかったです(あと加隈ボイスが可愛かったです)。犬獣人とのハーフがどこかで生まれるそばで、猫獣人のハーフも生まれてくれるといいですね。

 
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「ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん」 5→7

 大挙する「ただひたすら甘々な青春カップルを見守る」作品の……何本目だ? 5本目?

 今期は大々的に評価している作品はそこまで多くないのだが、そんな中で最も我を通して「好き」を貫き通す評価をさせてもらいたいのがこちらの作品。ただただ、スキ。

 ご存知の方も多いかと思うが、私は丸っこくてぷにぷにしたマスコットが大好きである。「47都道府犬」あたりのキモかわ系も受容器官はあるが、よりシンプルな可愛い系を無条件に受け入れてしまう。「デフォルメされた可愛らしさ」への言及が多いのはそのせいであろう。そして今作は、そんなぷにかわ業界に革命を起こした作品である。個別感想でもすでに言及しているが、本作のメインヒロイン・月菜はぷにかわと純正美少女的な「美しさ」を自由に行き来できるという「公式設定」を得たキャラである。一粒で「beautifulpretty」と「cuteadorable」を同時に成立させられるキャラである。この設定が、とにかくどストライクだった。

 ここまで「可愛い」という要素だけで気に入った作品も珍しい。ただ石川さんが周りの友達と触れ合っているだけで幸福度数がどんどん上がっていき、彼女の笑顔が増えるだけ満足を得られる。そして、大鳥を筆頭に周りに配置されたお友達は全てが「笑顔増幅装置」としての100点の動きをしてくれる。世に「癒し系」という看板のアニメは数あれど、今作ほどセロトニンがどばどば出るアニメは今まで無かったのではなかろうか。殺伐とした話題の多い世の中、アニメにそれを求めてしまうのは致し方ないことなのである。

 こうしてオールラウンドLOVE & PEACEを生み出すことに成功したのは、原作の優しさもあるのだろうが、アニメスタッフの丁寧な作劇がきちんと貢献できている。これまた別な話題から引き続きだが、今作もまた「女性クリエイターによる作品構築」の成果の1つ。監督の山井紗也香氏はこれが3作目の監督作品なのだが、なんと「バ美肉」「ダンジョンの中のひと」と、3作全てでヒットを出しているという快挙である。クセつよなわけではないのでどの辺りが「良さ」につながっているのかはさっぱり分かっていないのだが、これだけ結果を伴ってくれているのだから、次回以降は「山井作品とはなんぞ」と言うことを考えながら、お付き合いできたらと思っている。ちなみにシリーズ構成綾奈ゆにこも女性クリエイターだ。やっぱり、ちゃんとキャラの情感に寄り添ってくれる脚本があればこそですよ。

 そして毎度のことなのでやはり触れておくが、最後にあげるべき名前は月菜役の田中美海ということになるだろう。美少女石川さんぷにもちルナちゃんの自在の接続。この表裏一体でもなんでもない二面性の扱いが抜群で、やはりアイドルとしての基盤が強くできていることで月菜を一回りも二回りも「可愛く」仕上げてくれた。1年遅れてれば「声優名鑑」の田中美海の項目には間違いなく月菜の名前が刻まれていたことだろう。

 改めて、素敵空間をありがとう。来週以降、ちょっとロスになりそう。

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 タイトルドンで大団円! 最終話! まぁ、別に大団円らしいことは特にやってないけどね。たとえ締め切りはきつくても、明るい未来が待っている。

 Aパート、突然嫁入り宣言みたいなことを始める佐藤さん。この人、基本的にはしごデキウーマンのくせして、時たま変なところで素っ頓狂なところがあるんだよな。まぁ、今回のお宅訪問だって、別に担当編集として変なことしてるわけではないのだが……いちいちワードセンスが尖っているせいで、そりゃ双見だって身構えちゃうし、親族の方々にも誤解を与えかねない。ご家族は娘さんが現代的な恋愛を育んでいるように見えたのでしょうか、どうでしょうか。見えてもいいけど。

 岩手の双見家はとても温かい家庭だった。双見が姉・兄を持つ末っ子ってのはなんとなく納得だし、ご家族からも愛情を持って育てられた結果が今の状態なのだろう。ややコミュ障気味でちょい人付き合いが苦手なのは、下の子あるあるだと思ってます(個人の感想です)。多分お兄ちゃんお姉ちゃんは社会人としてなんの問題もなく活動してるだろうしね。まぁ、双見だって結果だけを見れば完璧な成人女性ではあるんですが(というか、稼ぎで言うたら多分兄弟の中でもトップだろうが)。

 そんな双見の家を覗き、現在の「将棋」と「漫画」のルーツを知ってちょっと微笑ましく思う佐藤さん。別に「双見の全部が知りたい」とか思ってたわけじゃないだろうけど、こうして担当作家との関係性が深まるのは悪いことではないだろう。多分、「そういう」関係になっちゃう因子があるとしたら、双見側よりもやや佐藤さんにそのケは強くあると思うし。ま、今後は家族公認になったわけですので、ゆっくりとパートナーシップを育んでいけばいいと思うよ。笑顔の絶えないご実家でした。

 そしてラストエピソードとなるBパート。お高い中華料理屋に連れて来られた双見。中華料理ってある程度値段上がっても出てくる料理がだいたい同じ感じになるのはなんなんでしょうね。まぁ、みたこともないような謎の高級中華を描写されても視聴者が分からなくて困るだけだけど。回転テーブルを間に挟み、双見からしたら関係者に囲まれての公開処刑の場。こういうところでネガティブな方にしか発想がいかないあたりは相変わらずの双見。ここで編集長直々の打ち切り宣言が入ると想定しちゃうってことは、まだまだ佐藤さんへの信頼は足りないみたいだな(佐藤さんがそういうことやりかねないってことは連絡忘れの前科もあるから同意ではあるが)。そして当然この作品は悪い告知など出るはずもなく、持ち回りとはいえ大役を任されることになった双見。そうかぁ、連載作家ってそういう仕事もあるんやねぇ。ほんと、通常業務の合間に追加で仕事が生えてくるのは大変だこりゃ。こんだけ強制的に働かされて「個人事業主」扱いってんだから、佐藤さんがその辺に神経質になっちゃうにも分からんではないな。

 でもまぁ、はーさんも言ってた通りにめでたい話なのは間違いない。締め切りは容赦なくやってくるが、それを任されるだけの地盤が整ったのだとポジティブに考えよう。自然と仕事場に集まってくる人の輪。(梨田はなんでまだいるかよく分からんが)間違いなく双見がこれまでの仕事で培ってきた「財産」なのだ。一期一会の出会いを重ねて、「職場」は大きくなっていく。

 いいお話でした。引き続き、毎日お疲れ、ご苦労様。

 

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「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」 6→6

 いつの時代からだろうか、「暴力ヒロイン」というのが忌み嫌われる看板になってしまったのは。これも男女同権の世の中の変化なのか。かつて昭和の時代は女性が強く、力を持つこと自体に価値があり、男に対しても気丈に振る舞い、張り合えるヒロインがどこか特別に見えたのかもしれない。それがいつしか「同権」が特別ではなくなり、女性だろうが男性だろうが暴力を振るうことは良くないことと認識されるようになった。そんな時代の要請があったかどうかは知らないが……。

 それなら、ただひたすら「暴力」だけを突き詰めるヒロインはどうだろう? そんな馬鹿馬鹿しくもストイックな、一発勝負で戦い抜く拳闘ヒロインが最後の最後までその拳を下ろさずに戦い続けた結果である。そりゃまぁ、なろう媒体なのでチートは山盛りだ。「結局神の力じゃねぇか」と言われたらほんとそれまでだし、男だろうが女だろうが、チートを笠に着てドヤ顔する主人公は結局暴力だろうが暴力じゃなかろうが忌み嫌われる可能性は大いにある。本作のスカーレットを見て「ヤレヤレ、またくだらないなろう作品の自己満ヒロインじゃないか」と愛想を尽かした人も少なくなかろう。そして、私はその評価も別に間違っちゃいないと思う。

 それでは、なぜ私は今作を最終回まで楽しんで見てしまったのか。端的に答えを導くならば、「私がドMだから」に他ならないのではないか。めんどくさい女に振り回されてみたい、なんなら殴り飛ばされたり踏みつけられたりしてもいいかもしれない。そりゃ現実でそんなことやられたらブチギレる可能性も充分にあるが、フィクションの世界でくらい、強くてドSでゴミを見るような目が美しいご令嬢にボコボコに殴ってほしい夜もあるんですよ。「麗しの銀髪、真紅のドレスを身にまとい、その拳には指貫きグローブ」のデザインが完成した時点で、今作の、スカーレットの勝ちなのだ。

 ほんとに最後までしっかりと「ぶん殴りヒロイン」を貫き通してくれたし、お相手のジュリアスとのラブロマンスも最後の最後まで易きに流れずに面倒臭いままだった。なろう主人公のチートに嫌気がさしているなら、その隣にもっとチートな奴を置いてコロコロと転がしてもらうだけでも随分印象が変わるものだ。暴力ヒロインの圧倒的な「暴」が全てを飲み込まんとするこの世界で、それでも届かない不可侵の領域がある。この1点のスパイスだけで、だいぶ見え方は変わるものである。

 あとはまぁ、とにかくキャラ作画が好みだっていうのが一番でかいかもしれない。スカーレットが美人なんですよ。ほんと、なんなら全部取っ払ってそれだけで評価したと思われてもいいや。クールビューティーなスカーレットさんが、顔面を血まみれにして猟奇的に笑う。その氷の微笑だけで文句はないんです。その口から容姿からは想像もできない物騒な文句がこぼれ出れば役満ですよ。ほんと、いいキャラを作ってくれたもんだ。ほんでCVが瀬戸ちゃんでしょぉ。「瀬戸ちゃんはそんなこと言わない」の極みですよ。多分、どっかで「瀬戸ちゃんにもゴミを見るような目で蔑みながらボコボコに殴ってほしい」という欲求があるのかもしれません。

 今日はもう遅い、帰りな坊主。こっからは大人の世界なんだ。

 
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 ハートウォーミング最終話! こういうのでいいんだよ。こういうのがいいんだよ!

 サプライズに失敗してしまった分を埋め合わせるかのように、気合い入りまくりで前代未聞の規模で繰り広げられる大鳥バースデイの準備。単なるパーティーでは終わらず、会場の手配からイベント内容、招待客の数まで、まるで結婚披露宴のごとき様相。大鳥のバースデイというだけでなんでこんなに人が集まるねん、と思うが、どうやら「大鳥が血を吸わせているおかげで石川さんがどんどんフレンドリーになって、活動範囲が広がった!」というので、「月菜に血をあげてありがとう大鳥ママ」という感謝の念が強いようである。大鳥がいなければ月菜の今もなかったし、逆もまた然りということなのだろう。まぁ、周りの友達連中はいい奴ばかりだから、そんな利害関係がなくてもいいパーティーにはなったと思うけどね。

 色々なサプライズが仕込まれていた誕生日。規模がデカすぎるのでもはやちょっとやそっとじゃ驚かないが、ケーキのサイズが桁違いなのはギャグじゃなくてマジだったんだろうか。どう足掻いてもあの人数じゃ食い切れない量だったが……それこそウェディングケーキとかって外側は本物で中がハリボテの場合もあるらしいが、今回は全部月菜たちの手作りだし、偽物要素ゼロだよな……すごい話だ。

 大鳥と石川家を繋ぐ一番重要なピースとなったのは「絵」だった。今回も文化祭の時の絵が大鳥に送られ、思い出の記録装置としての役割を果たしている。実は、前々回時点で「石川家お抱え絵師」みたいなのが登場していっせいに描き始めたのを見て「なんだぁ、別に大鳥がいなくても石川家には絵で記録を残す文化があったんじゃないかぁ」とちょっとがっかりしていたのだが、今回ママンのお話を聞くと、あの絵描き隊も大鳥の成果を見てから思いついたものとのこと。今回ご両親が語った「大鳥の功績」については忖度無しで本当の感謝だったのだろう。なるほどそれならこの規模の感謝祭も頷ける。

 さらに、出し物の1つとして行われた写真のスライドショーでは1枚たりとも映っていない月菜がその場で等身大ポップの役割を果たし、直接思い出に溶け込むという形でショーを演出。これもまた、吸血鬼なりの思い出の残し方の1つの方策。「影が映り込まないので本当にはめ込みみたい」というコメントも出ており、これまで月菜を悩ませていた吸血鬼の特性も、使い方次第では立派なコミュニケーションツールになるということが示されたのである。地味ではあるが、新たな時代の吸血鬼像の1つ。

 そうした大鳥の功績を陰から見守っていたのが月菜のパパン、龍三郎であった。やっぱ吸血鬼真祖様といえばCVはジョージですね(どこぞの最弱スナァ吸血鬼参照)。前回のイメージとは真逆で、なんとデフォルメフォームでしか登場しないというお茶目さんだった。実に話のわかるパパン。ママンもあの調子なので、将来的に大鳥とは末永いお付き合いとなることだろう。ここまで来て邪魔するような野暮なご両親じゃござんせん。

 というわけで、ファーストバイトも終えた2人はいよいよハネムーン。どこぞのよふかしな吸血鬼さんカップル同様、2人は仲良くお姫様抱っこからの空の旅。空から見ればよふかしさんの夜景も美しかったが、月菜たちの目に映る夕焼けの情景もまた美しく。燃える夕日に血の色を思い出すかもしれないが、2人にとって「血のつながり」は痛みも恐怖も因縁も意味しない、ただただ温かいだけの、ぽかぽかの色なのである。

 Ever After

 
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「デブとラブと過ちと!」 5→4

 いやいやいや、To Be Continued? じゃないが。ちゃんと結論だしてよ。何よそれ。

 まぁ原作未完らしいのでアニメで結論が出ないのはしょうがないといえばしょうがないのだが……こちとらメインの事件に決着がつくと思って見てんねん。せめてそこだけでもなんとかしてくれよ。ここまで試聴してきた意味ないじゃん。

 ……というわけで不満たらたらですが、メインの事件の話を抜きにした「おおらかデブによるハイパーポジティブラブコメ」の部分だけを取り出してみれば、まぁ、やりたいことはやれてる作品なのかな、という気はする。事前の実写ドラマとの連携で放送された特番を見れば「夢子の底抜けハッピーキャラに元気もらいました!」という層がターゲットのようだし、そうした人たちに明日を生きる勇気が与えられるならそれでいいという見切り発車状態のアニメだったのだろう。……でも、やっぱそういう人らは実写で満足してしまってる気もするのだが……なんでアニメ化したんだろうね?

 映像部分に関してもほんとに必要最低限といった印象で、お世辞にも「人気作の満を持してのアニメ化!」という雰囲気には見えなかった。なんだろ、「知名度があるから適当な画面でも話がわかれば文句ないだろ」くらいの目標ラインだったんでしょうかね。ますますアニメ化する意味分かんないよね。一応個人的には「声がつくから」という唯一にして最大の解釈が可能で、相変わらず遠藤綾の怪演……といっていいのかよく分からないまっすぐなキャラ作りは感心しながら観ていた。あとは梨香子役の麻里奈ですかね。麻里奈に「女の情念」みたいな役をやらせると怖くなりすぎるのでとても良い。オススメのこじれキャラは「3月のライオン」の香子さん。

 
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「ワンパンマン(第3期)」 ―→3

 いったい何が起こってしまったのだろうか。腐ってもJ.C.STAFF、今期だって他作品では作画品質で一定の成果を出し続けている老舗の大御所。それがよりにもよって、こうしたシリーズ作品の途中で醜態を晒してしまうとは。

 元々そこまで入れ込んで観ていた作品でもないので間が空いてしまったこの3期で内容はすっかり忘れてるし、どうせ話はマンネリズムの極致みたいなもんだろうから爽快で痛快なアクション作画でもって見せてもらおうと思っていたのに、その部分が瓦解してしまったのでは腰砕けもいいとこである。ほんとに一番大事な部分が欠けてしまった、失望の塊みたいなシーズンになってしまった。

 今作に関しては世間でもちょこちょこ話題になるレベルの作画崩壊を起こしており、ことに海外にはこういうアクションアニメのコアファンも多いことから、海外では悪い意味でのバズりも起こっていると聞く。海外ニキの妙なこだわりはたまに「知らんがな」と思ってしまうこともあるが、今作においては「お怒りごもっとも」と納得せざるを得ない。奇しくも同じ時期に最高品質で叩き込まれた「ヒロアカ」が放送されていたことでその扱いの差が歴然としてしまったのも悲しいところである。同じようなジャンプ系列の作品でもここまで命運が分かれてしまうと流石に可哀想。

 お話的には「雑多なヒーローがひたすら雑多な怪人と個別戦闘を繰り返していく」というパートが主だったので、「作画がちゃんとしてたらめっちゃおもしろ作品になったんかい」と問われたら保証の限りではないのだが、それだけ戦闘シーンが続く展開なのだから、やはり作画クオリティで評価は2段くらい変わったはず。もう、今作についてはそれ以外に言えることないや。

 次は再来年まで持ち越しらしいですが……今回の反響を受けて、制作側も相当考えないとマズいとは思うぞ。

 
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「ケンガンアシュラ Season2 Part2」 ―→5

 とりあえず、長期作品の感想お疲れ様。いや、ほんとはネトフリ配信だから去年の時点で終わってるんですけどね。テレビ放送では全4クール、まぁ、一気に放送してたらプリキュアとかと同じ尺だと考えれば納得できる長さではあるよね。原作が全27巻なので、だいたい2話で1巻分。バランスの良い構成になってたんじゃないでしょうか。

 総括してみても、「お疲れ様」以上の言葉が出てきにくいのは申し訳ないところ。映像の性質が特殊なもんで、あんまりアニメのクオリティ自体を褒めるのは正当じゃない気もするんですよね。CGデザインでうまいことコントロールしていたので日本製CGアニメとしては先駆け的な仕事も成し遂げてくれていたと思うし、合間に挟まる紙芝居パートの演出もうまいこと「そうなる理由」をつけて省エネと高クオリティのバランスが取れていたと思う。最初から長期シリーズになることが分かっている制作体制だっただろうし、無理のない範囲でできることをきちんとこなしていたのは評価すべきだろう。でもまぁ、視聴者側はそんな制作側の台所事情を気にする必要もないわけで……「ド迫力バトルアニメとして、もっともっと上のクオリティを目指す方向性もあったよな」と思えば、このアニメ化で満足できないファンもいるかもしれない。作品規模を考えれば、決して無いものねだりではない気もするし。「もっと上があったかも」という贅沢な要求が出てきてしまうので評価は据え置きとしておく。あとはまぁ、配信開始が6年前ということで、この6年でCGアニメの水準もまた1つ上がった気もするのでね。1つの時代の水準点として、何かしらの足跡を残したことに満足しよう。

 あとはまぁ、キャラが多いので中の人の話題も尽きません。「たっつんのやらかしとか、この作品が始まった後だったんだなぁ」なんてこともしみじみするし、最初はけーじくんもご存命だったこととか。そして直近では、大事な声を当ててくれていた土師孝也氏の逝去もあった。土師さんボイスは本当に唯一無二であり、正直かなりショックだったのでここで改めて弔意を表したい。今作が私にとっては土師さんの遺作となってしまったのである。

 色んな意味で1つの歴史のゴール地点。しかし、作品単体で見ればこの先に「ケンガンオメガ」もある。そっちがアニメ化されるかどうかは分からないが……すでにあっちは「アシュラ」よりも長くなっちゃってるし、キャラの数がとんでもねぇことになってるのでアニメ化はかなり難行になりそうだよな……。ネトフリ、動いてるんでしょうかね。

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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