最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「わたしの幸せな結婚(第2期)」 ―→6 だいぶずれ込んでしまったが、ようやくこれにて冬クールの最終感想が出揃った。毎度のことなので数字をまとめておくと、今期記録された最終評価は44本。前クールが39本でその前が43本。まぁ、だいたいこの辺の数字に落ち着いてくれれば穏当なところですかね。人間らしい健全な生活のためにはもう10本は削らなきゃいけないんだろうけど……引き続き努力目標ということで。 さておきわたこん。もう、エンディングはタイトルの通りだったのであんまり書くことはない。終盤はスケジュールのズレと新番期が重なったためにいちいち感想を書けなくなってしまったのだが、ラストの展開に関してはやはり「直さん、もうちょい頑張れ」ってのが素直な文句ですかね。あんだけ無敵の異能を振り翳し、歴代ジョジョのボスキャラもかくやというチートを誇っていたのに、負ける時はとってもあっさり。まー、結局はザ・ワールドの世界に承太郎が入ってきたせいで殺されたDIO同様、同様の異能覚醒により無敵になってしまった美世さんがさらに「愛の力」まで持ってたもんで勝てるわけがないんですけどね。今作で得られる教訓は「ぼっちはリア充には勝てない」なのだよ。 さらに新さんの諸々なども含めて、あまりにも安易な展開だったのでお話としては「ベタベタすぎるやろ」という気持ちはありつつ、少し冷静になると「まぁ、この作品に手に汗握るびっくり展開なんて一切期待してないしな」というのであんまり気にするほどのものでもなかった。キネマシトラスがまさかの放送遅延に至るとは思っていなかったが、調整の甲斐あって最初から最後まで作画のクオリティは文句無し。何よりも「美世さん可愛い」さえ貫き通せばいい作品だったのだから、そこで取りこぼさなければ事もなしである。 新作アニメ制作決定の報も入ったが、さて、この先まだ何か続けることがあるんだろうか。美世さん自身が「チートとか知りませんよ。あたしゃ結婚して家でぬくぬくしてたいんです」と幸せ満喫宣言をしてるのに、まだ戦場に駆り出したりしねぇよな。 PR 「凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜」 5→4 今期、正規のスケジュールで最後にゴールインしたのがこの作品(遅延したせいでもう1本残っている)。そしてせっかくのゴールだが評価は辛め。まー、2クールやり通しただけでもお疲れさんではあるのだが。 新番チェックの時点でも書いているのだが、わたしゃ麻雀漫画がそんなに好きじゃないし、麻雀漫画のアニメ化もそんなに好きじゃない。他人が麻雀してる様子をわざわざアニメにしてまで追いかけたいとは思わないからだ。何か大掛かりなトリックが用意されていていちいち真相解明が行われるような展開なら成立するし、「哲也」みたいな怪人大集合のファンタジー麻雀ならそれはそれで面白いが、ある程度現実路線で進行する麻雀漫画って、細かいテクニックは挟みつつ、結局は「流れがどうこう」とか「凄みがどうこう」とか、大事なとこで謎の精神論を持ち出してお茶を濁しがち。今作もご多分に漏れずそういう要素は多かったため、やはり好きにはなれなかった。 ただ、今作ならではの加点も当然あり、それは「アニメにする意味がありそうなくらいに酷い世界」である。ケイの周りは実に見事にクズばかりが揃っており、やることなすこといちいち外道。まぁ、スジもんの懐に自ら飛び込んでってんだから当たり前っちゃぁ当たり前なのだが、指詰めるなんて日常茶飯事、刺したり撃ったり、とりあえずタマ取る前提で話が進む殺伐ワールドを見ていると、「俺、絶対麻雀とか打たないよ!」といい子が誓えるくらいには阿鼻叫喚。この人間動物園みたいな地獄絵図を楽しむという、カイジの会長みたいなマインドがある人間であればそれなりに興を感じる部分はあっただろう。 そういう意味では制作意図は分かるし、伝えるべき要素は伝わったと思うのだが……そこからさらに作画でドンとマイナスである。まとめると純粋にショボ作画だったから減点と、それだけの作品。なんかどっかで「麻雀の牌譜とか、矛盾がないようにちゃんと作り込みました」みたいなアニメスタッフのインタビューを見た気がするのだが、そこじゃないんよ。いや、そこを取りこぼすと文句を言う層がいるのも理解できるが……普通の視聴者は、ちゃんとした顔でちゃんと動くキャラが見たいんだよ。それができないせいで「命懸け麻雀」の凄みまでオミットされてしまっては、やっぱ「なんでアニメ化したん?」と思われてもしょうがない。 まぁ、中の人たちが頑張ってたのでそこはよかったと思っておきましょう。この作品で一番格好いいし実力があるのって、高津組長だよね?(中の人が麻雀強そうすぎる) 「天久鷹央の推理カルテ」 5→3 一時が万事。放送中、一番面白かったのが佐倉さんの人間ドックだったのはマジでどうかと思う。 ミステリとしての瑕疵については新番チェックの時点で述べた通り。「医療ミステリ」というと聞こえはいいが、結局は「あんまり一般人が知らないような医薬マメ知識でひとネタ語ります」というだけの話。もちろん世の中には「医療漫画」もいっぱいあるのだから「ミステリ」と関係ないところで面白みを生み出す方法はいくらでもあるのだが、本作はそこまでに至っていない。まぁ、これは原作小説がどうこうという問題ではなく、結局どこまで行っても「アニメとミステリの相性悪い」問題が根幹にある気がする。事実関係を説明しなきゃいけないというデザインが、画で見せることを命題としたアニメーションという媒体と相性が悪すぎるのである。コナンや金田一などのどこかファンタジー寄りの要素を含む劇的ミステリならアニメでのこけおどしにも意味は見出せるだろうが、「薬剤打ったらこうなりました」が基本の今作はどこをどうひっくり返しても画がプラスに寄与しない。アニメ化自体が無理な勝負だったのだ。 それに加えて、まさかの映像クオリティがダメさに拍車をかける。なんで初回1時間放送したんだよ。そこで頑張るなら特番挟まず普通に放送するくらいの頑張りは見せろよ。佐倉さん楽しすぎやろ。そして放送分にしても今期トップクラスのダメダメ映像が絶望を叩きつけてくる。昨今の「作画崩壊」ものの中でも伝説になった11話はしばらく語り継がれるんじゃなかろうか。マジでどうしてこうなった。 R.I.P. 「グリザイア:ファントムトリガー」 5→5 かっこよかったですよ(小並感)。 まー、ほんとに雰囲気でしか観てなかったのでマジでそれくらいの感想しか残せないんですよ。事前に心優しい先輩から「バックグラウンドを理解するためのOVAが公開されてるからそれ観ろよ」というアドバイスをいただいたけど、右から来たアニメを左に受け流すだけの視聴体制なのでいちいちチェックもいれず。結果的には「なんかスタイリッシュな奴らがスタイリッシュに殺し合いしてる様子を見守るアニメ」になった。だから感想は「かっこよかったですよ」。 でもまぁ、最低限の人間関係が理解できる程度の描写ではあったので、このコンパクトな1クールだけの世界でも一応飲み込める要素は多い。「殺し屋養成学校」の大前提だけでも飲み込んじゃえば、その狭い世界の中で生きる人々の悲喜交々をそれなりのクオリティのアニメーションで見ているだけでも割と楽しい。オタクくんは銃と刀のバトルアニメ好きだろ? という原初的欲求を満たしてくれているし、やっぱり渡辺明夫デザインのキャラがDNAレベルで好きなんですよね。元がおっきなタイトルだということでキャスティングも実に賑やかだし、2世代に跨った仲良し集団のドタバタを見て、聞いてるだけでも満たされる要素はいろいろある。個人的にはいつも通りのキャラでブレないムラサキの中の人がやっぱりよかったですね。あそこの姉妹の設定の無茶苦茶さはツッコミ要素も盛り沢山だし。あとは敵役だけどブレない信念の凄みを感じさせるくまちゃんも良かったし、センターに陣取って久しぶりに存在感を見せつけてくれたウィング氏もいい仕事ぶり。 昨今のオタクは情報を食うだけの化け物だと言われたりしますが、こうして表層的な情報だけで満足してしまう視聴も、あながち悪ではないのかもしれません。えぇ、言い訳です。 「戦隊レッド 異世界で冒険者になる」 5→6 シルバーの加入が17話っていうのもセオリー通りですね……。劇中殉職の追加戦士、実はそんなに数は多くないので珍しい方の事例。数え方にもよるかもしれないが歴代だと4人だけ? キズナシルバーは5人目の殉職者だ。 などという最終回感想もまとめてだが、こうしてきちんとスーパー戦隊シリーズそのものへの意識が向く時点で、しっかりとオマージュができていることの表れ。思いつきだけで「異世界+戦隊」の足し算をしてるんだったらファン目線で辛口にもなるが、これくらいちゃんと「原作」愛も感じられるし、その上で単なるおんぶにだっこじゃなくて独自の「異世界冒険譚」にも繋げようとしているのは素直に好感が持てる。色々と楽しませてもらった上に続きも気になるので文句なしに「面白かった」と言ってしまっていいだろう。 しいて惜しかった点をあげるなら、アニメーション自体はやや低調だったこと。作画が悪いとまではいわないが、ド派手なバトルなんかにも期待できる設定だけに、もっとアニメとしてバシバシ魅せられる可能性もあったんじゃないかと思うと、「それなり」止まりのクオリティだったのはちょい悔しい。サテライトは同時期に余計なアクエリオンを作らなかったらもっとリソースが割けたかもしれないのに……まぁ、スタジオの性格を考えると、こっちに全力を傾けてアクエリオンを作らないってわけにもいかないだろうからなぁ……アクエリオンも出てたけどなぁ……。まぁまぁ、ないものねだりしてもしょうがない。 作画リソースなどはやや割りを食った形だが、足りない部分を工夫で補おうという意欲も見られた。パロディ作品はお手のものの川口監督の采配だろうか、キャスティングを中心にアニメならではのオマージュ要素も数多く見受けられ、予想外のところから面白要素が飛び出したのは作者も嬉しかったんじゃなかろうか。その分刺さる層がよりニッチになってしまったのは良し悪しだが、まぁ、元ネタの時点でオタクにしか刺さらないのだからそこは振り切れてくれて助かった。 残念ながら現状では2期の報せは入っていない。どれくらいストックがあるかも分からないが、まだまだ謎が多い状態で放置されている現状、できたら続きもアニメで追いかけたいもんですね。
「メダリスト」 6→7 とりあえず2期おめでとうございます。まぁ、この作品は作るでしょう。作ってくれなきゃ嘘だよ。 作品の本質から外れたとこからスタートするが、個人的には本作が「ENGIというスタジオがようやく正解に辿り着けた」作品としてとても印象深い。数年前から存在感を示し始めた新興スタジオであるENGI。割と初期の頃からそのデザインワークにえもいわれぬ個性があり、最初にその片鱗が見えたのは「フルダイブRPG」の時。そこから立て続けに「たんもし」でも映像美術でガツンと殴りつけるような画面を繰り広げて注目を集めたが、残念ながらアニメそのものがあんまおもんないということで突き抜けられなかった。そこからも繰り返しインパクト強めの作品も発表し続けていたが、そのアートがついに結実したのがこちらの作品。CGを活用したモーション処理がフィギュアスケートという競技にがっつりハマり、持ち前のシャープな画風も煌びやかさに繋げることができた。まずはそれがめでたい話。 そして作品自体も至極真っ当なスポ根でありながら、主人公を「師匠側」に(も)配置することでコーチと教え子の二人三脚の成長物語になっているところが新鮮。どうしたってフィギュアのような「個人競技」だと1人のキャラにフォーカスを当てた時の世界の広がりを生み出すのが大変だが、いのり・司のダブル主人公体制と考えると、それぞれの視点から自在に世界が広がっていく。さらにフィギュアの技術に関しても小学生のいのりちゃんメインではどうしたって「小学生レベル」で落ち着いてしまうことになりそうだが、そこに大人の事情も噛み合わせることでがっつりトップレベルの演技も結びつけることができる。ことにアニメ化した際には、ばしばしすごい技が見られるとなればやはり恩恵は大きかっただろう。 あとはもう、ただそのままスポ根を味わうだけですかね。ここまで真っ直ぐに、純粋に成長を志して実現していく主人公、今の時代には珍しいんじゃないですかね。そしていのりちゃんのキャラはそれが嫌味じゃないのも偉い。普通、「スポーツでのしあがる主人公」ってどうしたって我の強さを見せなきゃいけないからわがまま勝手で勝気なところが出てくるものなんだけど、いのりちゃんの場合は「わがまま」をちょっと滲ませることがあってもほとんどのシーンでお利口さん。こんな素直な子に、さらに輪をかけたような真っ直ぐキャラの司が重なって、なぜこんなにドラマが膨らんだのか。ほんとに不思議なもんです。 いやぁ、でもこの段階で「ドラマが膨らんだ」とかいうのは時期尚早かもしれませんね。まだまだ原作は続いているようだし、2期も楽しみに待たせてもらいましょう。それまで、いのりちゃんが可愛い女子小学生であり続けますように(大丈夫だろ)。 「もめんたりー・リリィ」 5→4 闇鍋みたいなアニメだったな。もはや完成形など度外視で、思いついた材料を全部ぶっ込んで煮込んだような。もちろん、世の闇鍋の大半は失敗作になるわけで……ねぇ。 GoHands特有の描きすぎアニメーションの是非については、もう触れなくてもいいかもしれない。正直、今作では長短あって必ずしもネガティブな印象だけでなかったということだけはお伝えしておこうかな。基本的に私はGoHands流が好きではないのだが、ごちゃごちゃサイバーに徹底的に詰め込むだけでなく、アニメ的な(戯画的な)「遊び」を含むようなデザインに広がっているのは直近の「メガネ&デキ猫」の時になんらかのブレイクスルーがあった気はする。個人的にはやっぱりマイナスの方が多い気はしているが、少なくともこの画でしか描けない対象はありそうだし、独りよがりな自己満足に堕しているわけではなさそうなので将来的な知財は蓄えている段階か。 ただ、そうしてわざわざ「クセの強い画」を使うならば描く対象は相当吟味する必要があるのだが……冒頭の一文の如き有様である。なんかマジで、企画会議で思いついたものを全部ぶっ込んだ結果、調理すら疎かにして生煮え状態の素材をギトギトに叩きつけられているような感じだ。「オタクは女の子がデカい武器振り回して戦うバトルが好きだよな!」からスタートして、「個性的な口調のキャラが人気!」「荒廃世界は基本!」「世界創造の物語と意外な自己言及も必須!」「無惨にキャラを殺せば話題性満載!」「そう言えばグルメものも定番ですよね!」みたいな、ブレインストームのホワイトボードに付箋貼ってる段階がそのまま突き進んでいる。もちろん、それを合わせて煮込む時間がなければ個々の素材を吟味する時間もなかったのだろう。雑すぎるキャラ設定は馬鹿にしてるとしか思えないし、ラストで明かされる世界の真実も「だからどやねん、見たことあるわい」というN番煎じ。今作の画を見てかっぽーグルメを実食してみようというモチベもそうそう起こらないだろう。どの要素を取るにしても半端すぎて、1クールのアニメとしてシナリオを咀嚼する意義を感じなかった。 まー、ここまで節操がないと、逆に「ここでしか見られない」図式にはなっているのだが……そこで「逆に」はダメだよなぁ。まずは「物語」を作るところから吟味していただきたい。 (最後の最後まで久野ちゃんの古事成語ギャルは受け付けなかったなぁ……) 「Übel Blatt〜ユーベルブラット〜」 5→4 最後まで観ていました。観てはいたんだけど……びっくりするくらい印象に残ってないんですよ。なんでなんだろう。 取り立てて酷い要素があるとも思わないんだけど、あらゆる要素が「やや下」くらいにあった気がする作品。例えば映像部分にしても笑っちゃうような作画崩壊があるわけじゃないのに、一瞬でも「おっ」と目を引くような画面が出てくるわけでもない。キャラクターデザインは格好良さ、可愛らしさが足りないというわけでもないはずなのに、視聴中にほとんど脳裏に残らず、名前を覚えることすら難しいくらいに印象がない。まぁ、名前に関しては覚えづらさは間違いなくあるだろうけど。設定がね、なんか多そうなのよ(「多い」と断言できないくらいに適当にしか観てない)。次回予告のタイミングで用語解説コーナーも設けてくれているんだけど、説明するならそこじゃなくない? みたいな微妙な注釈が多くて、世界全体を捉えるのが難しい。 そして一番の焦点であるシナリオライン。「ダークファンタジー」を謳っており、確かにダークだしファンタジーなんだけどダーク要素がすごく普通。やっぱ俺の中では「ラグナクリムゾン」というハバネロパウダーみたいな作品がハードルを爆上げしてしまっている。あんなイカレた作品がそうそう出てくるはずもないのに。今期は全く別路線で「人間の鬱々とした関係性」を抉った作品があったことも足枷にはなった……のか? ファンタジー要素についても、失礼だけどその辺の十把一絡げのなろう作品と差別できる要素もそこまでなく……いや、設定の多さを考えれば、掘り下げることでちゃんと緻密な世界が見えてくるのかもしれないけど、少なくともこの1クールのアニメでそれが必要になることはなかったし、その恩恵を感じるような筋運びもなかった。結果的には「なんかベタな筋立てに、分かりにくいフレーズがいっぱいついてくる」みたいな足の引っ張り合いが起こってしまっている。多分、ちゃんと楽しむためのコスパが悪い作品なんじゃないかな。そして、「ちゃんと楽しみたいなら原作読め」から「原作読んでりゃいいんじゃね?」になりそうな気配。アニメだから得られた恩恵ってあったのかしら。 これ、まだ7英雄の2体分しか処理が終わってないのよね。続編あるのかなぁ。あったらあったでキツいんだけど、無かったら無かったで半端に終わっちゃった作者が可哀想な気も……。 「君のことが大大大大大好きな100人の彼女(第2期)」 ―→6 毎年何件かある「しょーもないのになんか好きになっちゃうギャグ枠」……とは別に考えたい、「しょーもなくない、ド級のエネルギーを持つギャグ枠」。ギャグ作品なので「ハマんない人にはさっぱりハマんないだろうな」という部分は一緒だが、こんだけのカロリーを持つアニメだと「ぜひいろんな人にハマってほしい」とは思う。 ハイカロリー作画でのハイカロリーネタの数々。「(頭が)おかしい」と「可愛い」のバランスが絶妙で、ギャグ作品というと作者の精神を疑うような危うい展開になることもしばしばだが、今作の場合はしっかりと作者が先まで見通して作品を組み上げてるんだろうな、という安心感と「それでもやっぱどっかネジ外れてないとこれは作れねぇだろ」という恐怖がないまぜになっている。 メタをフル活用したネタ回しは原作時点でも冴え渡っているのだろうが、アニメ化というメディアの横断を経てさらに強化されており、アニメだからこそ楽しめる要素も盛りだくさん。比較のために原作も読みたくなっちゃうのが実にズルい。そしてアニメ化に際して最大のご褒美要素である中の人ストリーム。今期参戦分も実にいい配置でしたよね。そして声の演出が使えると画面にヒロインを全員映さずともボイスオーバーで重ねまくるという荒技も使えるので、よりヒロイン密度が上げられるという。まぁ、台詞数が増えればその分脚本を組むのがますます難しくなるはずなのだが、多重ヒロイン同時展開の手管が上手いんだよなぁ。ボケとツッコミのバランスと言い換えてもいいかもしれないこの要素、やっぱりボケ倒しが基本のパワーギャグ作品の中で一際輝くのがカラネを筆頭にしたツッコミ側なのは半ば必然であり、今期最終話がカラネフィーチャーで彼女へのご褒美だったのもうなづけるし、その中でクルミが「第2のツッコミ」として労われるのもなんか納得。 そして、その実一番の功労者はやっぱり恋太郎であり、中の人の加藤渉だということも忘れてはいけない。こんな無茶苦茶な作品の主人公、よくも成立させられたもので。 当然3期希望なんですが、さて、どのように展開されるでしょうか。多分希望に応えてもらえるという予感はあるんですが、多少ブランクは空くかなぁ。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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