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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「光が死んだ夏」 6→6 個人的に一番嬉しかったのは、ホラーとは言うてたけどそこまで「怖い」に振り切れずに済んだところですね。どんなに傑作になったとしても、怖すぎると観られなくなっちゃうチキンハートなもので。 まぁ、ホラーといっても見せ方、広げ方には色々あるよね、ということが分かるお話。普段おっかなくてホラーに全く触れない私からすると、たまに触れるこういう作品でバリエーションが楽しめるのはありがたい話である。もちろん、「さっぱり怖くもない」というマイナス印象というわけではなくて、ホラーで描きたいものが即物的な怖さだけじゃなく、「そういう下地で描けるヒューマンドラマもたくさんある」ということ。いや、これってすんげぇ当たり前のことなんだけどね。元々「怪談話」って人を驚かせるためだけにあるわけじゃないしね。そんなことは以前熱心に落語を聞いていた俺は知ってたはずなんだけど……すっかり忘れてた感覚。恐怖をベースにしたストーリーラインの奥底に、どうしようもない人の情動が見える、そうして描きたいものがちゃんと出ている作品であれば、「怖さ」を怖がらずに観ることができるのです(よく分かんねぇな)。 「因習村」をベースに今作で描かれるメインテーマはとにかくヨシキとヒカルの間の、友情と言えるかどうかも分からないなんとも奇妙な繋がりである。人ならざるものとの交わりというのはある種の「異種間コミュニケーション」ではあるが、ヨシキの心中には「人であってほしい」という願いも間違いなく存在しているし、すでに亡き者となった本物のヒカルへの執着もある。そんな中で「自己とは何か」を問い続ける不安定な怪異存在との関係性がちょっとずつ積み重なり、新しい「友情」の正しさに思い悩むようになる。中心となる要素がとにかくガチガチに固められているため、これだけの尺でもじわじわと前に進んでいる要素を固唾を飲んで見守るしかない。そりゃ2期が決定してほっとしましたよ。ここで終わっていい作品じゃないからね。 ジャパニーズホラーというと、おどろおどろしさ、どこかはっきりしない茫とした雰囲気で怖さを出すことがも多いが、今作を制作するCygamesPicturesはバリバリに現代アニメ技術を使いこなしたシャープな映像を生み出してくる。線のはっきりした映像は一見すると「村」の景色とは食い合わせが悪いようにも見えるが、「意味の分からないもの」をしっかりと意味が分からないままに表現できるのはCG技術の先鋭化の成果。実写取り込みまで多用して作られる「リアルな」村の情景に、ゴリゴリのCGで展開される怪異のビジュアルは、次第に境界性を失って画面のこちらに侵食してくるかのような錯覚を覚える。それでいてどこまでも嘘くさいところもあって、その現実感と非現実感はやはりアニメの強みだと思える唯一無二の画面だ。こういう使い方もあるものなのかと感心させられましたわ。まだまだ世界は収束する気配がなく、2期以降ではこの情景がどんなふうに様変わりしていくのか、今から楽しみである。 PR 「おそ松さん(第4期)」 ―→3 もう……いいんじゃないかな……。 確認しておくが、私は今作1期は大好きだった勢だ。よくもまぁこんなネタを、と感心もしたし、大胆なリメイクに踏み切った度胸も評価していた。キャラものとして古代の文明を掘り起こし、大成功を生み出した功績は本当に素晴らしかったと思っている。ただな、やっぱりそれって劇薬ではあってな。あんまり続けて接種するもんじゃないし、あれだけの異様なエネルギーをさ、3期も4期も維持できるわけがないんだよ。 「飽きてしまった」と言ってしまえば話は早いのだが、正直言って「今期放送されたエピソードは1期の頃にやられたとしても面白くはなかったのでは……」と思っている。脚本家は変わってないのだからおかしな話だが、おそ松ギャグの真骨頂は今まで誰も踏み込んだことがないような危険な領域にずけずけと踏み込むフロンティアスピリットにあった。自らの足でどんどん開拓していったら、そりゃもう未踏の領域なんてほぼ残らない。もし残っていたとしても、それは「わざわざ足を踏み入れたくない場所」であり、打っても響かぬ残念な顛末が待っているだけである。 もちろん、当たるかどうかは打ってみなけりゃ分からない。だからこそこうして発信し続けることで得られるものも絶対にあるはずだが、流石に期待値が下がり過ぎている。おそらく作り手側もそのことは薄々分かっているからこそ、合間に挟まる「あたしンち」みたいな当たり障りのないエピソードも増えており、「このくらいのぬるま湯でずっとコンテンツを延命して……」みたいな方向性も見え隠れしている。ただ、残念ながらそれではこの作品を生きながらえさせる意味がないのだ。ほんで、生きながらえさせたいならせめて最終話は間に合わせろ。 本当に「なんでやってるか分からない」お話の量が増えてきて、今期はむしろ見てて辛くなった。ネタの密度も維持できないのだろう、テンポが悪くてスカスカの回も多かった。3週に1回くらいクスリと笑える時もあったが、おそらくそれを望んでいるファンは数少ないだろう。役目を終えたのだ、そう思ってあげてほしい。 「気絶勇者と暗殺姫」 5→5 出オチじゃねぇかと思ったけど案外頑張ったシリーズ。いや、別に当初予想された方向性から何かがずれることはなかったのだけれど。 1話目時点で「せいぜい女の子3人のきゃっきゃうふふな殺伐冒険ライフになってくれればそれでいいや」と言ってたら本当にそうなったので「予想も期待もそこそこ裏切らず」というライン。終わってみれば、ガワは全然似てないけど構造的には「帝乃三姉妹」が意外と近かったりする。舞台装置となる無体な設定の野郎キャラを中心に、全然性格が違う3人の女の子たちがくっついたり離れたりでいいように気持ちを揺さぶられるというお話である。一番の違いは帝乃さんちは中心にいる男が「出来ないことが個性」だったのに対し、こちらの勇者は「出来すぎることが個性」であるという部分。とはいえ、お互いに「自覚せずにタラシ属性を見せる」という性質はおんなじなので、結局は舞台装置としてシナリオをさくさく回してくれればそれでOK。そういう意味で勇者トトはこれ以上ないくらいの「装置」っぷりであった。 そして、どちらかというとお話の筋だけで見ればこっちの作品の方が好みかもしれない(作画のレベル差で点数的にはトントン)。3人のヒロインの気持ちの昂りと、それぞれのふれあい方はこの作品の方が刺激が多くて楽しかったからね。比較するとアネモネは損してるポジションな気はするが、シエルちゃんの魔族話は別なテーマにまで橋渡しできそうな、単体でいじりがいのあるエピソードだったし、「ラスボス」を担当したゴアさんのめんどくさいメンタリティが最終的に愛嬌に繋がるのも想定通りに。ここで俺たたして終わる短編シリーズとしてはこれで不満はない。ただまぁ、原作は未完ってことで、この後どうにかして落とし前をつけなきゃいけないわけだが……誰か特定の1人とくっついて終わり、という選択が義務化されてないので色々やりようはありそうだよね。 さぁ、「話しちゃう姫」「死んでる勇者」「ドS催眠嬢」の中で、最初に戻ってくるファンタジー白石晴香は誰になるでしょうね。 「異世界黙示録マイノグーラ」 4→5 なろう作品に歩み寄るための発展的加点。品質としてはギリのところはあったが、印象がプラス方向に向いたことも考慮してここで様子をみよう。いや、続きがアニメ化されるかどうかは分からんが。 先にダメなところから確認しておくと、アニメとしてはそりゃぁダメである。安心のMAHO FILMなので追加説明も必要なかろうが、グダグダの作画にヘロヘロの動画。本人たちは真面目にバトルしてるかもしれないシーンでもギャグに見えてしまったり、典型的な「ハズレなろう」の見た目。今期は(今期も)なろう作品はことごとく切ってきたが、これよりも低空飛行の作品はそこまで多くなかったと信じたいものである。 しかし、そんだけダメダメな様子を確認しておきながら、今作は最後まで視聴するモチベーションが維持されていた。正直、3話か4話あたりで「もう切ってしまおうか……」と何度か思った気がするが、その度に「でも一応シナリオラインで気になることはあるから……」というので継続。そのおかげで最終的には作品の全体像を把握することができたし、この「耐え」については自分を褒めてあげてもいいと思う。その他の耐えられなかったなろう作品の墓前に供えておこう。 「気になる」要素は、前半では端的に言えば「シミュレーションゲームっていう設定にこだわってるよなぁ」という部分であった。確か新番チェックの時には「オバロと設定被りすぎだし、オバロの下位互換にしかならんだろ」と思っていたわけだが、むしろオバロでもやらねぇよ、というぐらいにあけすけに「これはゲーム世界なんですよー」という要素を強調してくる展開。チープなコマンドウィンドウや、どないやねんな選択肢とその反映。むしろそのチープさはわざと強調しているようには見えていたので、「そこから何かやろうとはしてるのかもしれん」というモチベに繋がった。 そうしてたどり着いた「多重ゲーム世界」という設定。これもまぁ、別に本作のとっておきオリジナルって設定ではないと思うが、少なくともアニメ化されたなろうの中では新機軸である。シミュレーションゲームの達人プレイヤーがゲーム世界へ転生し、「これまで培った技術と知識で無双できるぞ!」なアホ設定だと思っていたら、実はこの世界の「シミュレーション」パートは一部でしかなかったという。世界が混ざり合い、まず仕掛けてきたのはRPG陣営。うむ、意味の分からん設定だ。さらに最終話ではイカレ本渡ちゃんが「TRPG」陣営であることも判明し、ここから更なるカオスも予想される。この設定はなるほどちょっと気になる。 また、お約束のように「暗黒」サイドに陣取って厨二病気取っていた主人公(とアトゥちゃん)だったが、そのダークな要素は一応展開にも反映されており、「カマキリの化け物だけどおねーちゃんボイスだからママみ最大」という意味の分からんサブキャラをロストさせることで、視聴者サイドからはどう受け取っていいか分からん状況もそれなりのドラマとして立たせることができた。なるほど「シミュレーションゲームでユニットをあれこれいじってたらそりゃロストもするよな」という納得感もありつつ、そこから「チートだと思っていた要素は決してチートではなかった」という現実の表示にもなる。ここからは、本当に「多重ゲーム」という世界設定をいかに処理していくかの「テンプレ外」の展開になっていくはず。これ以降が面白いなら、もしかしたらこの作品は面白いのかもしれません。 2期があったら当然見てしまうだろうが……なんとか制作スタジオを変える方法とかないですかね? 「CITY THE ANIMATION」 6→5 結論としてはぐぬぬ。評価すべき対象が目の前に転がっているのに、心から評価できない自分がいる。すまねぇ京アニ。俺の心に余裕がないばっかりに……。 おそらく、小難しいことを考えずとも世間一般の評価傾向はなんとなく分かっている。「映像はそりゃもうすごい、だって京アニだもん」という絶対無敵の真実がある。そしてそこに立ちはだかる「その画で描かれたネタは面白かったのか」というギャグアニメとしての勝負の分かれ目。かつて「日常」では私はこれを「トータルで余裕のプラスじゃん。面白かったじゃん」だった。今作も同じ評価になるだろうと思っていたのだが……何が変わったのだろう。全力で受け止めきれなかった。ネタとしての面白みは享受できなかった。 すごい部分は改めて言わずとも、である。ことに今作は「日常」以上に群像劇としての性格が強く、そのタイトルが表す通りに「街」全体が1つのネタ。街全体が1つの生命体であるかの如く、あらゆるキャラクターの動きが繋がって1つの模様を描いていく。あらゐけいいちは持ち前のこちゃこちゃした絵柄でもって、画面の端から端まで油断できないモザイク画のようなネタ回しを展開したのである。そして、およそアニメとしては再現不可能であろうこのネタ回しを、あろうことか京アニは真正面からパワーでぶち抜いてきた。普通に考えたらそんな画作りは思いついても実行できないものだが、いかんせん京アニにはそれを実現させるだけの力があった。おかげで信じられない枚数の動画を費やし、ひたすらに細かい部分まで動かし続けて「群像劇」の「群像」をそのまま画面に再現できてしまったのである。 できてしまったこと、これが皮肉にも評価の分かれ目になってしまった気がして、どうにも不本意である。何が問題だったのか、それは「緩急」の感覚。いや、「弛緩の大切さ」みたいなものだろうか。原作は、どこをどう見ても「ユルい」のである。それが京アニ作品になることで、皮肉にも特大カロリーの映像の暴力に姿を変えた。この暴力的なまでの「動画」は、視聴者に緊張を強いる。ちゃんと見ることを迫る。1秒でも目を離したら取りこぼしてしまう要素が出てくるかもしれないという、全力での注意を求めてくる。そして、本来この作品はそこまで緊張感を持って見るネタではない。そのせいで本来のあらゐけいいちの持ち味であるシュールギャグを「正面から受け止めるしかない」という大混乱が巻き起こるのである。 もはや、これは京アニというスタジオの業である。受け持った時点で、ここまでやり切るしかないし、やらなかったら「京アニなのに」と言われてしまう。結果的には、作品を受け持った時点で割と袋小路気味だったという結論になる。ここに何かもう一段上の革命があったかもしれないし、それを京アニに望むのも高望みだとは思えないくらいの信頼はあるんだが……今回に限っていえば、突き抜ける方向性が最適解ではなかったという話である。 いや、でもこれ以上点数は下げられないよ。イカレた映像、ほんとになんでここまで……まぁ、京アニとしては今後の更なる進化のための実験場だったと思えば、サンプルは色々ととれたんじゃなかろうか。決してこの作品はむげにせず、引き続きチャレンジ精神を持って次なる地平を切り拓いてほしい。 「ホテル・インヒューマンズ」 5→4 これも2期あるんか……そんなでかいプロジェクトには見えなかったのだが……原作がコミック12巻で完結してるようなので、2クールで全部やるプランとかなんだろうか。いや、現時点で何巻分放送したか知らんが。 えっとね、やりたいことは分かるしある程度その主旨を評価しようという気もある。ホテルという人生交差点を舞台とした作劇はここ最近アニメでは不思議な連環があり、「誰ソ彼ホテル」「アポカリプスホテル」に続く奇跡のホテル三部作(勝手に命名)のトリを務めた今作も設定の意図は共通するものがあっただろう。ただ、残念ながら有終の美を飾るにはちょいとカロリー不足だった。それはお話的にも、アニメ的にも。 まずお話的な部分。やろうとしているのはインヒューマンを冠してるくせしてヒューマンドラマ。てっとり早く「ドラマティック」を演出する素材として「人の生き死に」があり、殺し屋をテーマに設定すればそんな素材にダイレクトにアクセスできるという設定の意味は分かる。また、そうして作られた個々のドラマについても、大きな不備があったとも思わない。毎回手を変え品を変え、いろんな関係性を切り出していくデザインは整っていた。実際、個人的には(寿美菜子の名鑑で取り上げたが)2、3話目のエピソードあたりは嫌いじゃない。 ただ、そうして展開される話が今作の独自性を発揮していたかと言われたら疑問が残り、「わざわざ殺し屋ホテルを舞台にしなくても」みたいな印象もちょこちょこある。展開としては必ず「殺し」か「死」の影はちらついてはいるのだが、「殺し屋だけのホテル」というピーキーな舞台を設定してまで展開するお話としてはややパンチが弱い。 ドラマの密度が薄く感じられる要素は筋立てだけではなくアニメ自体にも悩ましいところがあり、端的に言えば「時間的薄さ」である。尺の間延び、演出のぼんやりとした印象。命のやり取りにしちゃぁどこか牧歌的な雰囲気すら漂うのはもしかしたら狙ったテイストなのかもしれないが、それでは舞台が霞む。なんだあ間延びしているのはおそらく分割(?)2クールという全体尺に合わせる必要性からきているものだろうが、流石にラストエピソード「アナザー・スカイ」は(エピローグを含むとはいえ)アニメ4話もかけてやるような話ではなかっただろう。別に百合百合な内容は嫌いではないが、ぼーっと毎週観ていたら4週間は保たない。 「これがやりたいならもっと見せ方はあったんじゃ?」と思う部分が多く、トータルとしては残念なアニメ化という判断にさせていただく。2期に何かおっきな流れを取っといてる可能性はあるが……期待を持って続きを待ち望めないのは残念至極。 「青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない」 ―→6 そうな(シリーズ放送が終わ)れば、そうな(劇場版告知が出)るやろ。そういうもんや。 というわけで、処理の都合上、最終回感想を総評に替えて。まぁ、こちらもまだまだ途上の作品ですのでここで区切る意味もあんまり無いわけですが。今期も1クールで4ヒロインとギッチギチの処理手順で大変でした。考えてみりゃアニメ1期も4人分(花楓までいれると5人分)処理してたわけで、多分原作ファンからしたらアニメって相当な巻き展開なんだろうなぁ、とは思う。でも、万能梓川相談センターの機能に全幅の信頼を置いてるもんだから、これだけ急ピッチの処理でもそこまで違和感は感じないのだけど。 とはいえ、岩見沢寧々の処理はだいぶ荒療治。一晩で北海道まで行って戻ってという、大泉洋もかくやのハードスケジュールはアニメの尺とかじゃなくてもだいぶ詰め込んだ。まぁ、人類皆「イカれた上田麗奈の対処」のためには手間暇惜しんでられませんからね。一発で記憶を取り戻せた福山くんのラブパワーにより、自己肯定感サゲサゲガールの岩見沢さんもなんとかブレイクスルー。一応、咲太目線では「過去に経験したことがある症例だから対処しやすかった」というのはあるかもしれないが……その影に隠れて実は立役者だったと言えるのが赤城である。……なんで今回赤城は咲太につきっきりでマネジメントしてくれてたんだろうな。そりゃまぁ、咲太に恩義はあるだろうし「霧島透子に気をつけろ」は自分でネタ振りした部分もあるので見届けたい部分もあったのだろうが、大学1年生が思いつきで北海道までの往復の旅費出すのは結構しんどそう。みんな、計画的に貯蓄してんのかなぁ。俺が大学1年の時なんてマジで通帳の残高3桁とかだったけどな。 岩見沢の対処には成功したものの、懸念されていた「霧島透子の影響を受けた有象無象」の対処がまだ残されており、なんと個々人の恨みつらみや執着ではなく、事件が起きたのは単に「数が多すぎたから」という。存在消失事件、100人規模で起こるともはやホラーである。おかげで咲太さんが負傷し、その結果として……咲太ヒロインズ大集合であった。赤城・双葉のレアなツーショット(ところにより国見)はまだ距離感から分からんではないが、古賀・姫路のコンビはマジでついでに出てきただけ。わざわざ卯月たちも挨拶に来てくれる丁寧さ。これで牧之原さんが来てくれればコンプリートだったのだがそうもいかないのは残念である。 というわけで……残された名前付きヒロインは美東ということになってしまった。……そうだね、先週まであんまり意識してなかったけど、次の劇場作品は「ディアフレンド」ですか……誰のことなんだか分からないけど、「残ったヒロイン=美東」「解決してない問題=霧島透子」ということは……そういうことなのかしら? どうなのかしら? 劇場まで答え合わせにいかなきゃ。 「週刊ラノベアニメ」 ?→3 新たな時代を、切り拓けたのだろうか。何事もはじめの一歩は大事。大事なのだけど……。 コレジャナイ感は強かったねぇ。個人的に一番の不満点は「いや終わらんのかい」ですね。映像部分を切り捨てた商品展開をしている時点で、視聴者の興味はシナリオにしかない。いっそオーディオドラマにしてもらった方が楽なくらい、画面ではなく中身に興味があった。それなのに1本たりともストーリーが完結せずに「気になったらWebで見てね」というのは、「はじめの一歩」どころか「はじめの半歩」であり、現時点で評価を下すことすらできないものになった。そういう意味では今回の1クールだけで点数をつける意味は全くないのだが、少なくともここまで信じて観続けてきた視聴者に対して不誠実な結果だったと謗られても文句は言えないだろう。 「未完」という要素を一旦置いておくと、おそらく本作を論じる中心的な視点は「AIゴリゴリのやる気ゼロの作画部分をどう評価するか」だと思われ、これに肯定的なアニメ視聴者はそうそういないと思われる。もちろん私もこれを肯定する気は全く無いが、新番チェックでも書いた通り、これはどんなニーズに応えるかの違いである。現代社会大きく揺れ動いているエンタメの摂取形態、摂取目的。数多のショート動画、映像は全く意味を持たず、合成音声でただまとめただけの動画が一定数のニーズを誇る現代において、「何かしらストーリーのようなもの」をなんでもいいから映像をつけて流したら欲しがる人がいるかもしれない、という発想の起点自体は否定されるものではない。私のような年寄りはそれを「アニメ」と称するだけでも嫌悪感を抱きかねないが、これこそが時代の変化である。 ただ、そうして「試みとしては評価できる可能性もある」とは思いつつも、少なくともこの1クールではそうして歩み寄ろうとした手を思い切り払われたような失望感がある。結果を見せたいなら1本でいいから「完結」まで持っていくべきだった。無限に続く作品でもなかろうに、例えば枠を4本でなく2本にすれば完結できた作品もあったかもしれないし、もっとシンプルに1クールで終わる尺の作品を用意すればよかった。それをしなかったということは今回のテレビ放送は本当に「入り口」でしかなく、我々視聴者は評価する前に「ここからさらに中に入るか、見切るか」の選択を迫られている。であるなら、現時点で袖にされたと感じる相手に対し、わざわざ歩み寄る必要があるのかどうか。どうにも策を誤った感がある。 奇しくも、今期は同様に「短い尺で」「配信を目的とした」作品に「ミルキー☆サブウェイ」があり、あちらは全ての企画趣旨が理解できるものだったし、制作理念も首がもげるくらい賛同できる素晴らしいものだった。似たような媒体を使ってもこれだけ印象に差があるというのは、本当に「現代のアニメ像」を追求する上で興味深いところである。まぁ、結局は「いいものを提供してくれ」というだけの話であり、私としては今作が肯定的に見られる時代になるのであれば、それはそれでまた考える材料が増えるというだけの話であるが。個人的な嗜好として、アニメは映像よりも音声の方を気にしてしまうので、キャスト陣のお仕事だけでも評価したい気持ちはあるんだけどね。ほんとにオーディオドラマでいいんだよなぁ。 ……とりあえず「Jack the Reaper」だけでも完結したら教えてください。 「薫る花は凛と咲く」 6→6 王道の持つ強み。人類の歴史の中で何度も何度も繰り返し描かれる「王道」展開は、それだけ人が求めるものであるということだ。 典型的な「美女と野獣」。身分違いの恋を描いた作品なんて世界中にごまんとあり、今更見せられたところで大きな感動は無い。無いはずなのだが、これがどこか満足感につながっているという事実があり、マンネリズムというのは王道の持つ強みに加え、そこに独自性を混ぜ込むちょっとのセンスの勝負なのだろうな、と思い知らされる。今作においては「身分違いの恋」を描くための「名門女子校となりの底辺高」という設定だけは「どないやん」ポイントではあったが、その1点さえ受け入れて「そういう社会規範の世界で描かれる物語なのだ」と受け入れられれば、あとはオペラでも見るかのように、歴史と伝統に裏打ちされたフォーマットを堪能するだけである。 ここに「ちょっとしたセンス」が混ざり込むことで独自性を発揮できるというのが創作の醍醐味であり、今作においては和栗さんが単なる「美女」で終わらずにその裏にはむしろ凛太郎を守ってあげるくらいの強さを持った女性として描かれている部分が更なる刺激を産む。最終話の顛末はそれがはっきり分かる部分で、なんなら2人の関係に対する積極性で見れば和栗さんの方がずっと強く、見方次第では彼女の方が「肉食系」、獣に見えてもおかしくないくらい。古くから守られてばかりだった「美女」が、現代ではビーストテイマーとしての活躍を期待されている。他にもワンポイントの刺激としてほの百合テイストを混ぜ込んだ昴さんが大活躍してくれたり、1クールの尺でも中だるみを感じさせずに充実した時間を提供してくれた。 そしてやはり、本作の一番の売りはそのビジュアルである。今期CloverWorks作品の中でも突出して手の込んだ映像美は、同監督が作り上げた名作「明日ちゃんのセーラー服」を彷彿とさせる。青春とはかくも美しいものだと、ダイレクトに映像で伝えてくれるんだから全くもって話がはやい。「美女のお話だから綺麗な画で表現できれば魅力倍増だよね!」なんて、話としては単純だが実践しようと思えばこれまたとんでもない労力。それが出来てしまうスタジオの本気が、今作を一歩上の存在にしてみせた。 こないだ「きせこい」の感想で「推し活と恋愛」の話が出てきたが、結局は互いの良きところをリスペクトし合う関係を我々はただ見守りたいのである。これはもう、マンネリとか王道とかでもなく、ただの「営み」なのかもしれません。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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