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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんで人類はゆに様の頑張りを見ると泣きそうになってしまうん、第32話。いや、毎週言ってることなんだけどさ……本当にあの健気さを見るだけで涙腺が緩んでしまってな……最後のシーンで半端な輪飾りだけ持ってオロオロしてるゆに様がすごく可愛い。

 定期報告は以上ですが、今回のタイトルはもう、確実にスケジュールのズレが分かっちゃう奴になっている。確認したらまさに今年の1115日が放送曜日(日曜日)で、スケジュールが守れていたら3週前に放送されるはずだったということなのだろう。このままのペースだと、多分クリスマス回とかお正月回もズレ込んじゃうんだろうなぁ。適当なエピソードをカットして帳尻合わせるのかと思ったけど、それも無理っぽいよなぁ。毎回ネタは小出しにしてクライマックスに向かってるっぽいし、そんな急ごしらえで1本2本削れるような性質のものでもないということなのだろう。

 この手の女児向け作品でそんな緻密な構成なんてどんだけあるもんか、と思う部分もないではないが、今作の場合は本当に伏線の張り方がな……正直、「朝陽と杉山先輩の誕生日が同じ」も何かの伏線なんじゃねぇかっていう下衆の勘繰りが沸き起こってるレベルなんですよ。だって、かたや悪夢の女王様から仕事を任される「王子」で、かたやお空の上の女王様(とれい君)から直接「王子なんだ」と言われている朝陽。この2人の誕生日が同じってのは偶然で片付けていいものなのだろうか。加えて、杉山先輩の家にいるんだかいないんだかよくわからない「弟」の存在も加味すると……あれ? 変なシナリオが浮かんでこない? 大丈夫? どう見ても杉山家も南川家も本当に平和で幸せそうなご家庭なので、そこに波風立てるようなことは勘弁してほしい。まぁ、今作はそういうところで直接的な鬱要素なんて出るはずがないって信じてるけども。

 さらに気になるのは百合先輩の動向……より、ごめん、正直一番気になるのは杉山ふぁんくら部の連中だよ。久しぶりにフルスペックの活動を見たが、こんなやばい集団だったか……杉山先輩も、彼女たちを止めるタイミングが1年も2年も遅いよ。中3になったこのタイミングで声かけるのもおかしいし、「いつもの活動に感謝している」もおかしい。総じて杉山周りの事象は全部おかしい。「いつから夢の話じゃないと錯覚していた?」とか言われそうで怖い。いくらでもアナザーストーリーが出てきそうな恐ろしい作品世界である。ちなみにすっかりふぁんくら部に染まってしまっている森村さんの存在も不憫といえば不憫。「南川くんに続いて杉山先輩にまで……」って、今作で2回も振られてるかわいそキャラは彼女だけやぞ。

 相変わらず目まぐるしすぎるために、他にもいっぱい拾わなきゃいけない要素があったはずなのに追いきれない……とりあえず、女の子の私服がみんなして可愛いのはサンリオ作品の意地なんでしょうかね。そりゃゆめちゃんの私服コンテストも開けるわ。

 

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 このタイミングで衣装コンテスト? 第31話。締め切りが12月中頃で、「受賞作の洋服は作中でゆめちゃんが着てくれるよ」とのことなので、製作スケジュールを考えると春頃がギリギリのはず。今作は1年4クールだと思われるのだが……果たしてどうなる??

 さておき、なんとストレートなデート回。そのくせ、今作始まって以来のドキドキスリリングでヒリついた空気が感じられるのはだいたい杉山のせい。いやぁ、薄皮を剥ぐように少しずつその生態に迫っている杉山先輩。ラスボスっぽさはありつつも、絶対にこの朝の時間を不愉快にしないようにってんで最大限に配慮した行動してるあたりがナチュラルジェントル。れい君や朝陽はやっぱり先輩を見本にしたらいいと思うよ。ゆに様に対する態度も毎度のことながら気配りがあるし、こんなおやびんなら確かにゆに様だって頑張れる。そして、これまで「杉山先輩の隣の部屋」という謎空間があり、両親の発言からほのめかされていた杉山先輩の兄弟の存在がいよいよ明言された。兄か弟かはこれまで不明だったが、正式に弟であることが判明。そして、おそらく「隣の開かずの部屋」はその弟さんがいる部屋なのだと思われる。確かご両親が「うちの子たちはみんな良い子」的な発言をしていたはずなので引きこもりなどの問題を抱えているとは思われないのだが、一体何が理由でここまでひた隠しにされているのだろうか。両親に後ろ暗いところがないのなら、別にどこかで登場してもおかしくはないだろうし、少なくとも幼馴染の百合先輩なら知ってるはずなのだが……。一番ありそうなのは、病気とかが理由で単に部屋から出られないってくらいかなぁ。でも、それで部屋に鍵かけてるのは意味がわからんなぁ……こんだけシリアスを避け続ける作品なので、闇が深かった場合が怖くてしょうがないのじゃ。

 まぁ、とりあえずそういう問題は先にとっといて、今回は素直に「おめかししたゆめちゃん、可愛くない?」という部分をクローズアップしたい。普段はいろんなところでポンコツなゆめちゃんであるが、考えてみりゃこんだけまっすぐで快活な女子中学生である。可愛くなろうと意識して可愛くならないはずがない。しかもバックアップにつくのはその道のプロであるまいら先生。こちらも珍しくモデルとしての本領発揮。いささかお節介すぎるきらいはある気がするが、ゆめちゃんは全てを感謝とともに受け入れているのでこれだけの過干渉でもベストの形か。ときわちゃんも「面白そうだから一緒に応援するぞ」だし、ことこ先輩はきっと「後学のために見てる」なのだろう。科学者キャラにありがちな世間とのズレみたいなものがなくて純然たる完璧超人なことこ先輩ずるいよな。

 おしゃれな衣装で着飾り、可愛くなったゆめちゃんがドギマギしながらも初デートでは気遣いを忘れず、秘密任務である百合先輩の依頼を果たそうと奮戦する様子も健気。のらりくらりとかわす杉山に対し、ゆめちゃんは何を思っただろうか。いや、絶対大したこと考えてないんだろうけど、ここまで肉薄したら、そろそろ杉山先輩のどこかがおかしいことには気づいてもいい頃かもしれない。問題は、それが悪夢の国と結びつくかどうかってことなんだが……多分、露見するとしたらゆに様からじゃないかなぁ……。

 常に向上心を忘れないゆに様は、前回の反省を元にきゅうちゃん対策を整えてのリベンジ。成功したかに思われたが……ダメだったつぎ……。いや、でもつぎはぎの薄さを利用すれば玄関のロックは乗り越えられるということがわかったのだから、あとはチャンスを見ての窃盗行為はいくらでも可能だよね。手っ取り早いのはゆめちゃんがきゅうちゃんの散歩に出たタイミングで寝室を襲うのがベストなのだろうが、果たしてゆに様はそれに気づくだろうか?(気づいちゃダメだよね)

 今週もどりーみーげきじょうがあったわけですが、やはり意味はわからずじまい……意味なんて、ないんや……。

 

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 青井先生、以前の一件で彼女と別れたまんまだったんか……第30話。そりゃま、復縁したって語られてないんだから自然と別れたことになるのだろうが、ブラックアビスのせいでとどめを刺されてたわけで、こんな形で人生に影響を与えるとは思わなかった。マジかわいそう。

 ことこ先輩無双回。いや、むしろメインにしちゃ大人しい方だったんだけど、相変わらずこの人には何をやらせてもいいっていう風潮が恐ろしい。クレバー高校っていうクレバーすぎる学校名くらい恐ろしい。あれかな、一応漢字表記で「暮羽高校」みたいな伝統ある学校だったりするのかな。ロボット工学で秀でてるくせに工業高校じゃなかったりするのかな。まぁ、残念ながらことこ先輩はそういう進路には興味ないみたいだけど。でも、彼女の性格からして、一番やりたいことがやれるところに行くだろうし、国内有数の有名高校の推薦を蹴ったってことは、やっぱり海外留学コースかなぁ。そりゃ余裕でノーベル賞とか取れるだろうしなぁ。ヨミーにしろムッキーにしろ、驚異の読み取り&処理システムが凄まじいのに、何故かことこ先輩はムッキーについて関節可動部のアドバイスをしてあげるっていうね。どう考えてもあの2つの開発で重要なのはそこじゃねぇよ(いや、そこもすごいのかもしれんが)。

 「感情を読み取れる機械」とかいう万能の願望器を作ってしまったにも関わらず、それが世界を変えることなく、ギャグの道具にしか使われないのがミュークル世界。でも、ムッキーのシステムがブラックスキーマを探すのに使えるっていうゆに様の発見は普通にアリな気がするので、今回のエピソードが最終決戦で悪夢サイドの使う武器に影響を与えたりしないもんだろうか。あー、でも今回の一件は杉山先輩が関与しなかったから無理かな。またユニ様勝手に動いちゃったしな。ほんと、失敗してもめげないし、ひたすらご主人のことを考えながらもなかなか苦労が実にならないゆに様かわいそ可愛い。ちゃんと手を振り返すことはしてあげる杉山先輩の生殺し感が実にやるせないなぁ。まぁ、今回はゆに様もそこまで不幸ではなかったので許してあげるか。

 その他、突如開幕する「みゅーくるげきじょう」は、「もしかしたら今回はぬいぐるみ側の出番が少なくて、そのための救済措置として幕間劇があるのかもしれないな」とか必死にその意味を解釈しようとしたのに、げきじょうが終わってすぐ次のカットで普通に登場してて崩れ落ちた。だめだ、いまだに今作について理屈で見ようとしている自分が本当にダメだ。そこにあるものだけを感じ取るしかないというのに。いや、でも感じ取ると理不尽しか押し寄せて来ないんだよな……。

 そしていよいよ杉山動く。奴の狙いはドリーミーストーンってことでいいのかしら。ここでゆめちゃんにほんとひどいことしたらそれはそれで驚きなのだが、今作で絶対にそういう展開は無いよな……。

 

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 このタイミングでハロウィン話ってことは、まだコロナによるスケジュールのズレって影響してるんだろうか、第29話。一応休んでたのが1ヶ月くらいで、今回のズレはせいぜい2週間程度であることを考えるとなんとなく帳尻は合わせてる気はするのだが……外せないエピソードなんかがあると、カレンダーの差は如何ともしがたいな。そのくせことこ先輩がアマビエだったりするのは、微妙に世相も取り入れてるあたりがさすがではあるが。

 前回のまいらエピソードはやたら刺さるお話だったが、一転して割とどうでもいい話になっている。いや、どうなんだろ、今作の場合に何が大事で何がいらん要素かもよくわからんからな……。例えば、いつものぺったん弓矢を使って謎のケーブルカーを形成してれい君がゆめちゃんの部屋に移動できるようになっている。よくわからん技術開発である。打ち込まれた方向を見ると朝陽が射出しているので、おそらくれい君をみゅーたちに預ける形でパスした結果なのだろう。ケーブルカーのゴンドラ部分は打ち込まれた側が保管しといて再利用するんだろうか。ほんと仲いいなこいつら。

 そして「ハロウィン」という特別なイベントを利用して動き出すドリーミーメイトたち。「そのまま出歩いても大丈夫じゃね?」という女王様の適当な提案にはなんとかブレーキがかかったが、そこにことこ先輩の謎ロボットを絡めていよいよメイトたちも大手を振って外を歩けるようになった。まぁ、ことこ先輩のロボットが許されるなら、別にオールシーズンあの状態でもいいと思うけど。しかし、ハロウィンを活用したのは当然みゅーたちばかりではなく、ゆに様だってこの機に乗じてイベントを満喫。ゆに様、普段は「リア充爆発するにゅい」みたいなテンションのくせに、イベントごとがあると割と楽しんじゃうことあるよね。さらに、単にお菓子をもらうだけではなく「トリックオアトリート」の文法を、「誰もいない家は絶対お菓子くれないからいたずらしてもOK」というアクロバティックな論理展開で、いよいよダイレクトにゆめちゃん宅に侵入しドリーミーストーンの窃盗を試みる。ゆに様、それは普通に犯罪だな。ダメなやつだな。そりゃ杉山先輩だって「勝手に動くな」って言いたくもなるよ。まぁ、ゆに様としてはご主人の役に立とうと必死でやってるだけなのだが……うまいこと仲良くしてくれればいいんだけどなぁ。

 他にも「まいらのネタが大衆の前でスベる」「作画の関係で着替える必要があったことがマニュアルに書いてある」「ときわちゃんが素手で熱々のほうとう鍋を持ち歩いている」など、いつも通りといえばいつも通りなのかもしれん。次回はことこ先輩メイン回か? この時期なので、そろそろ先輩の進路についての話も固めていく段階なのかな……切ないにゅい。

 

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 すみません、ガチ泣きしました……第28話。なんかさ、最近アニメでお母さんの没後の話しすぎじゃね? ついこないだ「神様になった日」があったし、「GREAT PRETENDER」も含めると、いろんなお母さんが亡くなっている。……親孝行しないとなぁ(母親ものには本当に弱い)。

 で、他作品と比べるととても暖かくて、優しい家族のお話なのだ。まいらがまっすぐ育っていることは視聴者が一番よくわかっているし、普段から特に話題にのぼらなかったのは、本当にただ、まいらが周りの人間を気遣ってのこと。父娘ともども、メソメソポタポタは終わらせてちゃんと母親の「ロス」はクリアしている状態なのだから、今回のエピソードにも悲しいことは何もない。でも、そうして悲しみを乗り越えて元気に生きる少女を見ている方が、なんだか露骨な「泣かせ」よりも胸にくるものがある。本当に良い家庭で育てられたことがよくわかるのだ。将来、自分が娘を持つことになるならば、まいらちゃんのように育ってほしい(出来ればもうちょい勉強はしてほしいけど)。

 そんなわけで、今までなんとなくぼかしてきた「まいらファミリー」のお話。以前もちょろっとだけ伏線は張られていたはずだが、改めて両親をまとめて登場させての紹介だ。ちなみにまいら(の中の人)が作中設定通りに京都出身だが、父親は神戸、母親は大阪民である。ハイブリッド三都物語家族。加えて言えば、ぺこはんが奈良県、みゅーちゃんは徳島県、すうちゃんは岡山県の出身。……意外とこの周辺は関西近辺の血が濃い集団なんだな。終始関西テイストで話は進み、「世界一アニメに登場する駅」として名高い(?)京都駅からのハイスピード京都旅行。ゆめちゃんたちが住んでるのががどのへんの地方なのかは謎だが、新幹線で富士山を超えてることを考えればやはり東京近郊だろう。日帰りでの京都旅行は結構大変なのだが(朝陽のお母さん(の中の人)は割とやるが)、その日程で渡月橋に行き(右京区)、さらにお笑いライブを見ているってことはたぶん祇園の花月(東山区)にも行ってる。結構な弾丸スケジュールである。父娘揃ってタフな親子だ。

 今回はゆに様サイドに一切いいところはなかったが、彼らが夢に入る手段が割と無茶でもいけることがわかったり、初めて本場のお笑いが視聴できたり、色々と収穫もあった。ゆに様、京都までの尾行はUFO使ってるはずなのだが、新幹線クラスの速度が出るんだろうか。超すごいな。

 小ネタとしては、ときわちゃんにタックル決めるねねちゃんあたりはいつも通りに意味がわからなくて楽しいし、ことこ先輩が完全にメタ読みしつつストーリーを進めてくれているのも相変わらず。そういや、パソコン部の部室の張り紙にやたらシュールなイラストでことこ先輩が書かれてたんだけど、あれってもしかして本人の自筆?(コトコトが書いた可能性がある)。

 

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 凄まじく鋭利な刃物で首元の薄皮を削がれていくような感覚、第27話。もう、ほんとになんなのよ。どこへ行くのよ。しれっととんでもないことをノリだけでやっちゃうくせに、それと全く同じ比重で、しれっと張った伏線をシカトして終わってしまう。精神が不安定な時期なら過呼吸になるような作品やぞ(個人の感想です)。

 「えっ? お空の上の国に!?」って先週の次回予告の時点で驚いたわけだが、一体なぜ、どうやって行くのかというと、「山の上から女王様が突然引っ張り込んだ」が答え。知らんがな。そんな簡単に夢以外の方法でアクセス出来んのかよ。そんで女王様はいっつもゆめちゃんたちのこと監視してんのかよ。こえぇよ。そんで、女王様が呼んだ理由がいちご山の頂上の謎の遺跡ってのが一番こえぇよ。なんだよカッパドキア。女王様が警戒してるってことは確実に悪夢サイドの関連施設(遺跡)ってことなんだろうけど、町を臨む近場の山に悪夢関係者と思しきものの居城があるって、すげぇ怖くない? つまり、この地は神代の時代から悪夢VSお空の渦中にあったということ? いや、でもそう考えると、この街に住む一介の中学生である杉山先輩が悪夢の女王様と結託していることも理解できるかもしれない。そう、杉山一族は、悪夢の血を引く生き残り…………うぅん、ご近所まぞくものとかの設定じゃないですか? 大丈夫ですか?

 まぁ、とにかくそんなこんなでお空の国に簡単転移(ゆに様含む)。お空の国は夢でみたまんまのファンタジーなわけだが、実は雲に穴が空いててゆに様サイズなら落ちてしまうかもしれないというかなりの危険設計。業者がサボりすぎだろ。らくちんユーフォーがなければ死んでいた。そして、あらゆるセキュリティがドリーミーステッキに依存している。おかげで貴重な貴重な3人のステッキシーンが初披露。多分最初で最後の披露なんじゃなかろうか。まいらはビシッと決められて、ときわちゃんはお願いマッスル。そして永久保存版となったことこ先輩の貴重な魔法シーン……。ことこ先輩の衣装、ガチで青キュア感が尋常じゃない。ちょっと最近まで地球のお手当してたと言われたら信じられるレベル。さらにドリーミーステッキの分解を目論んだり、帰宅後に「お城のギミックは色々と参考になった」と不穏なことをいい出したり、この人、本当にどこに向かっているのだろう。ちなみに彼女の目に妖精さんたちがどう映ったのかも気になるところ。かなり何かが衰退した感じの妖精さんだったが、キャスト的にはこれでポピパ・アフロに続いてハロハピもいちご山にやってきたことになるな。

 今回はゆに様かわいそうシーンが少なかったのでそこまで精神にダメージは負わずに済んだが、この「不穏なものをさらっと出して特に触れない」というデザインは本当に怖い。しかも、来週特に振り返らずに、まいらメインの回になるんでしょ? いや、それはそれで嬉しいけどさ。ぺこはん頑張って。

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 数年後に、今の視聴者である幼女たちが一斉に歴史のテストでメソメソポタポタ文明と書いて失点する未来が来るかもしれない、第26話。その際には、是非ともあぽ〜んも日本語として定着してるといいですね。

 もうさ、毎週ゆに様を見て泣いてる俺がちょっと情緒的にやばい気がするのね。でも、こんな関係性ってさぁ……杉山先輩、どんどんいろんなところが不安定になってきてて、悪役としての基盤を固めつつあるのね。お試し感覚で百合先輩は不幸になりそうだし、そのつらみの全てがゆに様にかかってきたらどうしたらいいんだろう。そのくせ、邪険に扱うかと思わせてちゃんとご飯は食べさせてあげたりしてて、杉山先輩らしい気遣いが残ってるのもかえって怖いし……ねぇ、隣の部屋は何が隠されているの??? 杉山家の両親ががっつり登場したのは初めてだと思うんだけど、両親はなにも後ろ暗いところがなさそうなのよね。唯一気になるのは両親の会話で「うちの子はみんな」って言ってた部分なんだけど、杉山先輩って兄弟いるのかしら……。

 それ以外の部分でも着実に事態は進行してるんだけど、れい君との邂逅のおかげで朝陽もおおっぴらにパートナートークに参加できるようになっちゃったので、ただでさえガバガバだった「ぬいぐるみ設定」がますます勢い任せになってきている。今回ドリームゲートオープンした時に絶対に杉山先輩は近くで見てたよね。もう、どこで何しても問題なしか。そして前回パワーアップした必殺技についても、「ストーンの個々の能力とかには特に言及しないから別に変わってないように見える」「展開時にいちいち全てのパートナーがござの上に石を並べて相談会をしなきゃいけない」と思わせといてのキャンセルで「女王様セレクションで適当に決める」。こんなにも適当な必殺技が過去に存在しただろうか(まぁ、魔法少女ものだと案外存在したかもしれん)。

 この調子で杉山先輩がダーク路線を強固にしていくと、対比構造として朝陽のヒーロー度合いが高まっていきそうな予感。朝陽さん、それなりに成績もいいし、女の子だらけのメイトチームにもちゃんと帯同したり、やたら女子への理解があってジェントル。お母様の教育がよかったのでしょうかね。むしろこんな状態でヒーローとして育ちつつある朝陽の足引っ張ってんのがれい君なんじゃねぇのか疑惑もあるんだが、次回は全員が生身でお空のお城に向かってたし、もう強引に朝陽を王子様ポジションに担ぎ上げる準備はできているのかもしれない。悪夢サイドの動きも活発になっている今、お空の上の女王様も積極的に動くことになる……のかもしれんが、あの人、どこまで考えてるんだろうな……。

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 マジでゆに様パート見てると、別に悲しくないはずなのに涙が止まらない、第25話。だってさぁ、健気すぎるんだよ……しかも、別に間違ったこと言ってないんだよ……。悪夢通販でわざわざ買ったハウツー本で人付き合いのお勉強。そして彼は本に書いてあったことをきちんと実践していて、そこに何も間違いはないのだ。それなのに、どうしたって杉山先輩との関係性には今後暗雲が立ち込めるであろうことが予測できてしまう……今作がどれだけはちゃめちゃな展開であっても構わないとは思っているが、最終回時点でゆに様が笑顔になっていない場合には、俺はスタッフを絶対に許さない。

 さておき、そんなゆに様をめぐる状況も含めて、グルグルと思い切り局面が動いたお話。「そんなあっさり行くんかい!」というツッコミすら許さないのが今作の持つベクトルの大きさ。れい君とみゅーの出会いをお空の国にセッティングするというのはちょっと意外ではあったが、言われてみれば朝陽たちの接点をそこに作るのは何の問題もなかったのだ。たまたま悪夢サイドが動き出した結果ゆめちゃんがパワーアップを迫られ、その解決策として夢を見たらそこで話が進むってのは、ある意味で実に見事な展開の回し方なのかもしれない。まぁ、そんなところも「何となく勢いで」みたいに見せているのはこの作品の矜持なのだろうが。

 そして、新必殺技を編み出すときにも徹頭徹尾「どないやねん」を叩きつける貪欲な姿勢。あらゆる必殺技の行程が最初からマニュアルに書かれているとか、プリキュアだったら絶対にあり得ない展開である。今回は特にゆに様の涙ぐましい努力によってとりせつにスポットが当たっており、みゅーのマニュアル、れい君のマニュアルなど、実は最初からメイト側の運命は全てが提示されていたというわけだ。その上でお空の上の女王様は「思ったより悪い方向に進んでいる」と言っているのだから、ゆに様はこれまで失敗ばかりしているように見えていたが、それなりに成果は出せていたってことなんじゃなかろうか。そう思わないとやるせないもの。ゆに様頑張ってる。ゆに様可愛い。ゆに様なでなでしたい。

 ちなみに今週の無駄にツボだったポイントはイケメンオーラを放ち続けるぺこですかね。多分あれ、中の人は「適当に繋いでアドリブで」って言われてると思うんだけど、エフェクトがかかるところと声がぴったり一致してたので、多分アフレコ時点でキラキラはついてたんだと思うんだよね(もしかしたら後から撮影スタッフでエフェクト合わせた可能性もあるが)。相変わらず後ろでガヤをやってるぬいぐるみ軍団がウルセェので、本当に退屈する暇が一切ないのである。今回のコンテ、大地丙太郎&今千秋っていうわけのわからない布陣になってるんだよなぁ。もう、日本のアニメのある部分の粋が集まりきってる作品である。

 あと、個人的には先生コンビのあれこれも好き。スザンヌ先生の中の人、あれだけの高音で喋り続ける役やってるの見たことないぞ。

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 なんか露骨に終わりに向けての導線引かれてるみたいですごく寂しい……第24話。最終的に何話で終わるんだろ。終わらないでいいのに。やろうと思えばこんなん2年でも3年でも出来るタイプの作品じゃないの? って思ったんだけど、まぁ、毎週このカロリーでやってたら製作陣から死人が出るか。でも「ヘボット」が1年やったんだからせめてそれくらいは……。

 というわけで各方面に事態が動いているお話。ついに牙をむいた杉山先輩はもちろんだが、そのあおりで「初の浄化失敗」というこの手の作品には珍しい展開になっており、これまでのゆに様との戦いがどれだけ適当だったかがよく分かる。折しもプリキュアの方もなんかやたら重たい展開になっており、ニチアサの女児たちのメンタルが心配になってくる時間帯。いや、ちょっと失敗した程度ならいいんだけどさ。ゆめちゃんが失敗したあとのテンションが割とガチめで深刻な状態だったもんだから……実際、ブラックアビスを抱えたままの青井先生は割と深刻だよね。これまでの罹患者の被害を考えると、ブラックアビス状態で1日放置されるだけでも今後の人生に致命傷を与えかねない展開が待ってると思うんだけど。青井先生の抱えていたもやもやも無駄に現実的な問題だったあたりも恐ろしくて、あんだけテンションで乗り切るキャラのくせに、「ちゃんと学外では付き合ってる真っ当な女性がいた」→「でも振られた」→「振られた原因が、教師としての活動に熱意を持ちすぎたせいで時間が作れなかったため」って、マジで救われない奴じゃん。早く浄化してあげてよ……。

 こうして「闇サイドの王子」とでもいうべき杉山先輩が本格始動したことで、ドリーミーパートナーサイドも本格的な対応に乗り出す必要性に迫られている。やはりれい君がお空の上の女王様から言い渡されてたのは対闇戦闘のことだったという解釈でいいんだろうか。闇の王子が杉山先輩であるなら、こっちの対抗は朝陽をぶつけると。ただ、それだけだと「朝陽もれい君と同じように選ばれたものだ」っていう以前の匂わせまで説明は出来てないんだよね。単なる「お隣さんの幼馴染」が選ばれた理由が他にあるんだろうか。そして、朝陽が今後ゆめちゃんを助けるナイトの役割を果たすとなると、彼も夢の中に入る必要があると思うのだが、れい君はユメシンクロの能力を持ってるんだろうか。杉山先輩が夢の中に介入できたってことは、もっと同じ能力を持つものが現れてもおかしくはないよね。

 その他、相変わらず気になるのはことこ先輩の動向で、おっそろしく現実的かつ革新的な発明品で、マジでソニーとかグーグルあたりが展開しそうな新商品を発表。それが開発サイドの目に留まったので、どうやらことこ先輩も来年以降の進路を考える局面に来ているようだ。生徒会の引き継ぎが終わり、いやでも意識は「来年」に向かざるを得ない時期。どうやらミュークル世界は現実世界と大体時間がリンクしているようなので、コロナの影響で夏の時間が短くなったことがダイレクトに口惜しさにつながっているのである。

 何とかこのめくるめく脳内麻薬を続けて摂取し続ける方法を模索しなければ。

 

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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