最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
キュア水銀燈は実現不可能だろうからキュア薔薇水晶の登場を心待ちにしたいと思います、第21話。しかし、キュア深紅……狙ってるとしか思えないセッティングはどこまで本気なのだろう? 最終回ラッシュで忙しいこの時期に、またプリキュアがいい回持ってきてくれやがりました。やっぱりプリプリは掛け値無しで面白い。もちろんご不満な点はあるんですよ。なんでトワイライトさんいなくなったやうんですか!? 孤高のプリンセスが消え去ってしまうなんて、どう考えても世界的損失である。ロックさんは「何かしらけちゃった」と言っていたが、そんなレベルじゃない。シャットさんの反応がよっぽど正常であり、「あのトワイライト様が単なる小娘に?!」っていう時点でもう終わってる。最悪だ! 救いなんてありゃしない! ……でもお話が盛り上がっているのは疑いようのない事実なのです。そりゃ誰でも分かる王道展開になっているわけだが、それを正面から描く構成のクオリティがやたらに高い。今回の演出は三塚雅人さんという人なのだが、実はトワイライト登場で抜群に盛り上がった13話と同じ人なのですよね。あんまりプリキュアを真剣に見てこなかった身であるが、過去の履歴を確認すると、実は印象的なエピソードを数多く担当している人。今後は要注目で追いかけて行きたいクリエイターですね。今回も1つ1つのシーンのカメラワークがいちいちキレており、戦闘シーンではとても女の子向けとは思えないような大胆かつアツい見せ方でどんどん引きこまれていく。特にはるか復活からの畳みかけのアクションは本当にお見事だった。 (ここ好き) また、「闇に飲まれた姫を救出する新たな姫」としてのはるかのスタンスも非常に明確かつ好感が持てるものになっており、力押しの決着のはずなのに、トワイライトが弱かったとか、主人公チームがチートだとか、そういう印象もない。「このプリキュアは三人でも勝てる」と思わせるとりまとめが非常にまっとうなのである。 そしてラストはカナタの自己犠牲へと繋がっていく。トワ姫はせっかく復帰出来たところなのにいきなり兄が犠牲になるというなかなかに追い込まれる展開になってしまっているが、カナタの立ち振る舞いも決して無茶なものになっておらず、イケメン度を維持しながらの粛々とした(一時)退場として模範的なもの。来週はトワさんがよっぽど苦しめられるのだろうが……それでもプリキュア参戦まで悩みに悩んだセイレーンとかと違って、1話で覚醒するんだからタフネス高いよな。ま、今回は「裏切りプリキュア」ではなくて「洗脳解除プリキュア」なので、過去の戦士達に比べれば懊悩は少ない方か。しかし、これまで3人で完璧な立ち回りを見せてきたチームの中で、新たな4人目がどのようにポジションを見つけていくのか……これ、トワイライトさんの性格まんまだったら面白いんだけどな。下手に殊勝な性格になっちゃうと残念。今後は執拗に「トワイライト様に戻って!」と嗚咽を漏らしながらストーキングを続けるシャットさんの顔面にパンチを入れていくことになるんだろうなぁ。そうなったらシャットさんを応援せざるをえない。 しかし、過去の話とはいえディスダークにあっさりと一国の姫を鹵獲されてる時点で、ホープキングダムに未来は無かったってことだよな。ガバガバすぎんだろ。 PR 「ローズ!」「アイス!」「ルナ!」ってきたら「トリガー!」って繋ぎたくなるよね、第13話。最終的にキーを組み合わせて「フローラ!トワイライト!」とかになると(絵的に)すげぇ格好良いんだけども。 今期は東映タイムが退屈しなくて本当によろしいことです。元々プリキュアはそんなに真剣に見ていない層だったのだが、プリプリ、掛け値無しに面白いので毎週楽しみ。流し見するのが勿体ない品質になってると思いますよ。デザイン・作画面が比較的安定しているのが精神衛生上大変よろしくて、今回もバイオリンショップの少し落ち着いたトーンの背景演出とか、毎度お馴染み拳と拳の語らいになる戦闘シーンのメリハリが良い。最初から最終形態みたいにゴテゴテしたコスチュームは、浮くのではなくてあくまで「アクションを見せるためのパーツ」として機能してるのもいかにもプリキュアらしい割り切り方。CGバンクについては賛否あるみたいだけど、バンクが入るタイミングで「ここから世界が切り替わります」みたいなメリハリの付け方も嫌いじゃないよ。ま、手描きだったらどうなっていたのかを見てみたい気もするけども。 シナリオ面でも常に退屈しないように色々とこれまでのお約束が覆されており、プリキュアでは珍しいギンガマンパターン(敵幹部が1人ずつ戦い、順番に退場していく形)を採用しているのが新鮮(今期はニンニンジャーもギンガマンパターンになりそう)。クローズさん、すごく良いキャラだったのに消滅してしまったのは残念だけど、きっちり節目節目で中ボス戦だと分かる試合が入ってくると引き締めやすいからね。メンバーが3人だけなので1人1人にスポットを当てる話数も多く、キャラが掘りさげやすいのも現時点では非常に良い方向に働いている。元々「きららちゃんが性的過ぎる」というのが一番の誘致要因だったのだけど、今週なんかを見てたらはるはるの人たらしっぷりも負けちゃいないし、みなみさんの適切なタイミングでのポンコツ片鱗も阿漕でよろしい。そしてきららちゃんは性的過ぎる(2回目)。 さて、そんな刺激の多いプリキュアであるが、更にドラマは混迷を深める方向へと向かった。新キャラ・プリンセストワイライトの登場で今後の展開は全く読めなくなった。当然、視聴者の最大の興味は「はたして4人目は誰なのか?!」というところだろう。これまでの中では当然ルームメイトのゆいちゃんあたりが4人目候補として上がっていたわけだが、どうも、正体バレからサポーターへ回る流れを見るに、彼女はプリキュアの器ではないようだ。今回もミスシャムールのレッスンを客席で眺めていたが、あそこからステージ上へ上がって活躍するようになるキャラには見えない。もし彼女が4人目になるのだとしたら、ここまででそういうことを匂わせる伏線くらいあってもよさそうなのに、演出意図は真逆にあるように見えるのである。まぁ、それも含めてのどんでん返し狙いという可能性もなきにしもあらずだが、今作のテーマは「プリンセス」であり、最終的にパンピー代表のはるはるがプリンセスとして成長するまでを描くことが目標である。そうなると、最後にはるはるが「大成した」ことを示すためには、その脇にもう1人パンピーを置いておく方が分かりやすいのである。多分ゆいちゃんはそうした尺度の表示装置として機能するポジションなのではなかろうか。 その他、先週のドーナツアイドルがワンチャン? とか色々妄想は捗ったわけだが、今回1クール終了の節目で満を持して登場したのが、敵方の姫、プリンセストワイライトである。迫力充分、どこか小物臭の漂うディスダーク三銃士とは違い、いかにも「幹部クラス」の威厳を持つ。そりゃもう中の人の影響が大きいって話もあるが、一切顔を隠す気が無かった仮面の形状とか、シャットさんの心をこじ開ける際の優雅な所作とか、1つ1つが大物じみていて「今後はこいつとの戦いが困難を極めそうだぜ」というのが良く伝わってくる。敵方ヒロインとの対決といえばダークプリキュア、セイレーン、レジーナさんといった面々が思い出されるが、どのキャラも実に良い仕事をしてくれるプリキュア界の花形なのである。 そして問題になるのは、「はたしてトワイライトは4人目のプリキュアであるのか?」という問題。過去にはイース、セイレーンという「寝返りプリキュア」も存在しているので期待は高まるが、正直、現状では全く分からない。彼女がプリンセスという立ち位置にあるのは、「下賤の者がどれだけ頑張っても生まれもってのノーブルブラッドに敵うはずなどなく、プリンセスなど夢のまた夢である」というスタンスがはるはるの「プリンセスになる」という夢と真っ向から対峙するため。つまり、トワイライトがプリキュアに膝をついた時点で、はるはるは夢を成就させてゴールインすることの換言となる。すると、時間的に考えてトワイライトが仲間として活動する時間を取るのはちょっと難しいかもしれない。彼女が説き伏せられ、力ではなく情で打倒されてしまうと、それはつまり「プリンセスというのは血ではない」ということの証明になり、現時点で何の後ろ盾もなくただ「王族だから」というので地位を確立しているカナタの存在意義までもを否定してしまう可能性があるのだ。もちろん、そうした部分にフォローを入れていくドラマの展開はいくらでも可能なので、今後はカナタ・トワイライトの対峙を中心として「地位」の問題ではなく「正邪」の対立を中心に描いていくことになるとは思うのだが。ぶっちゃけると、「元々あんだけ黒い衣装の人はプリキュアにイメージチェンジしにくいんじゃないか」っていう懸念が先立ってるんだけどね。まぁ、過去にイースさんっていう大先輩がいるからどうとでもなるのは間違いないのだが、あくまで敵幹部の1人だったイースと、「王族の娘」であるトワイライトでは寝返りのハードルがだいぶ違う気がするんだよね。もし彼女が寝返っちゃうと、その後に誰と戦うかって「母親」しかいないわけでねぇ……それもどうなのか、って話。 ただ、逆に改心フラグと見られるものも散見されるのは事実で、特に出会いのシーンではるはるが彼女のバイオリンを「美しい」と認識したのは、普通に考えればトワイライトの中に邪悪以外の要素が含まれていることの証左とも取れる。これでダークプリキュアのように最後の最後まで悪を貫き通して死んでいったら、「はるかは見る目がなかったんやな」という非常に残念な結末になってしまい、彼女の華々しいプリンセス遍歴に傷をつけることになってしまう。できることならば最終的にトワイライトはプリキュアの軍門に下るが、それは末期の間際であるとか、下った後は大人しく深窓の令嬢を決め込んでバトルから身を引くなどの措置が望ましいと思われる。レジーナさんみたいに「人たらしの主人公にベタ惚れしてオチるけど、プリキュアにはならない」っていうくらいが落としどころなのではなかろうか。まぁ、そうなると「4人目は誰?」っていう問題は引き続き残ることになるのだが……いっそ、サンバルカンばりに最後まで3人でいけばいいと思うの。きららちゃんもライバルが少ない方が気兼ねなくはるはるとイチャイチャできるから(重要)。 しかしね……沢城ボイスの新プリキュアが見たい、っていう願望も根強く残っているのは事実でね……………………。いや、最後まで悪い方がいいのかな……みゆきちに「プリンセスってのは生まれもってのもんなんだよ、庶民は消えろ」って言われたら「はい」って返事するしかないやん(なお、実家は喫茶店の模様)。
とにかくすげぇ、第23話。あまりに素晴らしかったので思わず記事立て。日曜日の朝から恐ろしい目覚めになった。
そりゃまぁ、盛り上がるだろうことは予想出来ていた。新フォームのお目見え回、ピエーロ復活回と、3話つなぎの最終章にして前半戦のクライマックスなのだから、盛り上がらないはずがない。4幹部との直接対決がまるまる30分も描かれるとなれば、そりゃぁもう、「女の子がガチで殴り合うアニメ」の金字塔たるプリキュアなら、盛り上がらなきゃ嘘だ。しかしまぁ、ここまで見事なものが出てくるとはおもわなんだ。今回コンテを切っているのはディレクターの大塚隆史氏本人である。劇場作品のメガホンを取ったこともある人だし、今回の話数はそのまま劇場に持って行けるレベルの出来。こんだけのものが日常的に見られるなんて、今の幼女は幸せだなぁ。 展開としては、まず脳裏をよぎったのは何故か「まんま劇場版キン肉マンと同じ展開だ!」ということ。主人公ハッピーに「ここは俺たちに任せて先へ行け!」を発動させてのタイマンバトル5試合。マッチメイクもこれまでの展開を考えれば大納得。お互いにライバル宣言がなされるのが恰好いい。名台詞の連発である。「貴様の太陽を沈めてやるぜ!」ウルフルンさん、お好み焼きの件以来サニーにご執心。「泣き虫だけど根性はあるもん!」ピースは幹部の中でも一番優しいと評判のアカオーニさんとの心の交流。「直球勝負だ!」マーチは多分、未だに虫虫地獄を味わわせたマジョリーナへの恨みを忘れちゃいない。「面白いなぁ」とご満悦のジョーカーさん。軍団一の策士と、参謀役ビューティーのハイレベル対決は、流石に1対1だときついのでポップのディフェンスつきです。 アクション作画は、本当に全編神がかかりすぎていて、どこかをピックアップすることすらできない状態。本気を出した時のプリキュアの作画は、1つ1つのアクションの「重さ」が本当に良い。上手いと思うのは、バンク、というか定番カットの使い方。各人決め技のシーンでオープニングの見せカットを上手く使っている(ハッピーは溶岩を飛ぶ時の焦り顔のジャンプ)。 各人の見せ場を1つずつ見ていくと、サニーは岩持ち上げからのラッシュ。サニーファイヤーに繋げる前のウルフルンとの打ち合いが凄まじいモーションになっている。ウルフルンさんの本気モードの荒ぶり方も恰好いい。ピースは巨大化モードのアカオーニを止めた渾身の肘撃ちのモーション。普段なかなか打撃技で見せられないキャラなだけに、乾坤一擲が実に甲斐甲斐しい。マーチは言わずもがなのシュート連打。直球勝負ってレベルじゃない。ビューティーはジョーカーとの背後の取り合い。ポップとの連携で見せる速さの勝負はビューティーの名に恥じない。とにかくクライマックスにクライマックスを重ねる、恐ろしい密度であった。 そして、やっぱりインパクト絶大なのが、魂のこもったキャスト陣のお仕事。ピースがアカオーニにすがりつくシーンはそれだけで号泣もんなのだが、一番戦慄したのは復活時のハッピーの台詞、「かがやけぇ!」だろう。こういうのが聞けると、やっぱり福圓先生のすごさが再認識できる。そりゃぁ島本須美も目覚めるってもんだ。 めでたく新たな力を手に入れたプリキュアたち。日曜朝は、何故か2つのアニメでペガサス星座が天に輝くことになりました。なんでペガサスってそんなに優遇されるんだよ。大して明るい星座でもないくせに。 そして大団円を迎え、来週は……なんなんだろう。温度差が激しすぎるだろうに。そういえば次回あたりから後期に入るからエンディング変わっちゃうのかしら。今のエンディングが気に入ってるからちょっと残念。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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